ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお聴きします。
イラストレーター / 山本麻央
アイデアに合う、いちばんの形で表現し探求すること
4月末から5月頭にかけ、陶芸作品を展示した「飛び出せ!レコードジャケット展」を行いました。
普段はイラストレーターをしていますが、平面にこだわらずひらめいたアイデアに一番合う表現方法で作品にしたい。今回は、旅先で手に入れたレコードジャケットを、自分の感覚で立体化するというもの。
立体作品をつくるときの感覚はイラストを描いているときと変わりません。ただ、立体でしかできない表現をしてみるなどはじめての試みもありました。
お腹が減ったことも忘れてしまうくらい没頭できる手仕事
デジタルだけではなく「手仕事」を増やしていきたいと好きなモチーフを紙粘土やはりこ教室でつくるなか、偶然通ったPANDA先生の陶芸教室をきっかけにはじめた陶芸。
粘土を触っている時間は単純にたのしい。土を触って制作をする時間は没頭してお腹も減らない……そういった時間も、手仕事ならではかもしれません。
普段の表現(イラスト)を陶芸に変えることで、素材について学び、焼いては割れてしまうという試行錯誤もあったけれど、手を動かしつくりたいものをつくるのは楽しい! 結果としてできあがったものも、ものとしての質量や落とすと割れてしまうかもしれないという貴重さ……見応えがあるのものになったと思います。
展示で出し尽くしてしまった感じもありますが今後も、自分のなかのアイデアを表現する方法にはこだわりませんが、見てもらった人にくすくすと笑ってもらえるような作品をつくっていければと思います。
● イラストレーター / 山本麻央
【Instagram】https://www.instagram.com/_yamamotomao/
【エイミーズトークインタビュー記事】https://entrie.net/amy/amys016/
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