子ども心を忘れない、自由なものづくりを

手織りを中心としたテキスタイル作品をつくっているudu textil(うづテキスタイル )です。

昔から美術やファッションといった表現の世界が好きで、憧れていていました。入学した学校ででは、なかなか良い評価が得られる表現がないなかで大学の選択授業で出会ったのが織物。初めて良い評価をいただけて、「これだ!続けてみたい!」という気持ちを抱けたことがきっかけです。

これまでつくったダブルコーデュロイという織りの組織(柄)で織った大機の作品。2枚おりましたが1枚は麻糸で大きなタペストリー『turbo』と、もう1枚はウールで織った大きなラグの『hukamidori』。異素材を使って織ると同じ組織でもこんなに表情が違って見えるということを示したくて作った作品です」と、これまで制作した作品の中でも思い入れ深いものを教えてくださいました。

ブランドネームにある【 udu 】という名前は子どもに教えてもらった言葉です。

「ラブ」と「うづ」の“文字のカタチ”が同じように見えることからつけられた造語です。いつまでも子ども心を忘れない、自由な発想のものづくりを目指しています。

私がインスピレーションを受けるのは、小さな子どもが描いた絵やスイスの画家 パウル・クレー(1879年-1940年)のハンドパペット。おもちゃ楽器や鳥笛が聴こえる音楽や、ハンデを持った方がつくる陶器も大好きだし、どこかの国で埃をかぶった民芸品も私にとってはスペシャルで宝物です。

まっすぐが美しいとされる世界も良いけれど、私がいつも惹かれるのはまっすぐではない少し曲がりくねった世界です。

私にとって制作は、今の自分の「好き」を確認する行為です。

織物が誰かの日常になるように

実は、織物ってもしかしたら編み物よりも簡単なのでは!? と思うぐらい、幼児の時期からできる手仕事です。ネックなのが“道具がないと楽しめないということ。

近年、ダンボールでも気軽にできる手法もありますが、学びって形から入ることはないでしょうか? 制作道具は、使用している最中も、使用していない時間でも、佇まいが可愛くて、あるだけで気持ちが上がるもの。

それが小さい子もお年を召した方も、世代を超えて楽しめるものだったら最高だなぁというものがつくりたく「ハンディ織り機oritori」開発しました。

写真中央が、「ハンディ織り機oritori」

「隙間時間に織物しよっと!と選んでくれる手仕事が織物である人が増えますように」

そんな思いを込めて、たくさんの場所でワークショップを開催し販売しています。

初めは織物やテキスタイルで自分を表現したいしたい! という我が強かったように思いますが、今は織物や手仕事の楽しさを共有しあえる環境づくりをすることに重きを置いています。そのための作品づくりと言っても過言ではありません。

今後は、oritoriを保育園や幼稚園などの教育機関や、老人ホームなどの福祉施設などで使っていただけないか思案中です。

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