こんにちは! 少しずつ秋の気配を感じる朝晩。
夏の終わりは少し寂しくもありますが、我が家の家作りも佳境に入ってきております。
今回はその中でも「 和室」について。今回、和室をしっかり作ろう!と、オシャレ和室みたいなイメージでなく、昔ながらの渋めの和室にこだわりました。
なかでも、建具、壁、天井はなるべく現代風にせず、伝統的な日本の和室をイメージして作り込んでいます。
改めて向き合うと、和室の素材って何が使われているのか…何が正解なのか知識が乏しく、調べていく過程でなるほど〜と知る事が多々ありました。
特に天井。
一般的な民家で使われている竿縁(さおぶち)天井、近代以降多くなった目透かし天井などは、よく目にした事があるものでしたが、網代張り(あじろばり)天井、竹張り天井などは、初めて知る名称でした。
手前117.145が網代張り紙、奥124.125.130が竹張り天井の見本です。
職人さんが手作業で張っていくのでコストはもちろんかかりますが、仕上げの雰囲気がまるで有形文化財。。
我が家はこのどちらかを取り入れよう!と決めました。
また壁も砂壁のような珪藻土素材で塗装すると、より昔ながらの和室に近づくのでは、と採用。ただ色味が本当に決められず、いまだ決まっておりません。
209と215なんてほぼ同じです(笑)
ここはもう設計士さんにお任せしようかという案件です。
とこんな感じでまだまだ続く内装の打ち合わせ。特に和室については、選ぶ素材でガラっと雰囲気が変わるので、どんなイメージにしたいのか、リビングダイニングなどより明確な方向性が必要だなと感じました。
なんとなく脇役になりがちな和室ですが、伝統的な素材を選び、思い切り主役にするというのもまた新鮮です。