リノベーションをしたいけれど、わからないことがたくさん……そんなみなさまに向け、entrieがリノベーションの基礎知識をお伝えするコーナー「リノベをマナブ」。 家づくりのことから住宅に関わる法律やお金のことまで、一緒に学んでいきましょう!
後悔しない間取りの考え方とは? – リノベをマナブ。 #57
リノベーションを行う時、まずはじめに考えるのが「間取り」の変更。お客さまと一緒に間取りを考えていく上で、すべての希望を叶えることはむずかしいケースが多くあります。
なぜむずしいか?
それは、特に東京など都心部においては住宅事情としては“広さが十分なお家というものがそもそも少ない”ことがあげられます。
限られたスペースに優先順位をつける
では、そんな限られたスペースでどう理想の家をつくっていくのかが私たちの真価が問われるとき。
エントリエのブランドマネージャー北島 一宏(きたじま・かずひろ)がプランニングする上では「取りたいところから取りたいだけ取っていく」とお伝えしています。
より満足度の高いリノベーションを成功させるために大切になってくるのは「強弱」をつけること。全ての部屋を平均点にするよりも、ご自身のご希望が強い部分に対してスペースやコストを使っていくことができるのがリノベーションなのです。
例えば、洗面所。お風呂場と隣接するような脱衣スペースはドアは欠かせません。しかし、そこに隣接することの多い洗面所に関しては廊下やホールに置き、スペースを融合させることで他に余裕が生まれます。
また、廊下をなくすということ。いろんな部屋にアクセスできるのが廊下の役割ですが、空間と空間そのものをくっつけることで本来廊下であったスペースを他に使うことができます。リビングと繋げていい空間としては、書斎や子ども部屋などがあげられます。
廊下を作らずに玄関ホールのドアを開けてすぐにリビングや寝室、洗面スペースにつづく扉がある。そんな日本従来の家づくりのイメージを払拭した間取りを取り入れるといった方法もひとつの手段です。
「いい」と思う間取りは、100人いれば100通り
「ここを大事にしたい」というお施主さまの希望がしっかりと入っている事例からは、その魅力が十分に伝わってきます。そして、間取り変更する際にはご自身の大切にしたいものをしっかりとイメージすること。またそれは、人や家族それぞれにあり、私たちがおすすめする間取りというものは存在しません。
「(あなたが)いいと思う間取りってなんでしょう?」
なんて突然聞かれてもなかなかイメージがわからないかもしれません。そんな方でもご安心ください。エントリエには、ふたつのモデルルームがあり、それぞれに「ふれあい」と「くつろぎ」といった異なるテーマを設けています。どちらに魅力を感じるか、ぜひ体感しに来てください。
今回の記事は動画でもご紹介させていただいています。ぜひ参考にしてみてください!