営業・お問い合わせにつきまして、
年末年始の休業を下記の通りとさせていただきます。
2022年12月27日(火)~2023年1月5日(木)
なお、休業期間中も「お問合せ」フォームよりご連絡いただけますが、
返信は1月6日(金)以降の対応となります。
お客さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
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#171「白菜」
日が当たる白菜の葉
地面の土は冷たく湿っている
風が枯れ木を揺らし
蕾は膨らみはじめている
乾いた風が頬をなでて
手紙は海をわたる
はじめて見る世界に
今日もまた降り立つ
外側で何が起きたとしても
柔らかい心で
純粋な魂で
愛を持ったまま
生きていくことができる
いつでもその選択は
正しい道に進んでいる
今年の白菜は過去最高の出来です。
毎年ナメクジが発生したり、虫に食べられ過ぎたりして収穫することが難しいです。
去年までと何が違うのか…分かりません。
苗の状態、植えるタイミング、その時々の環境で変わってきます。
法則性はあっても完全にはコントロールできない、自然とは本来そういうものだと感じます。
りえさんのリノベーション事例はこちら
こんにちは♪ 寒くて寒くて、一体何枚服を着ているのか分からなくなる毎日です。
今回はクリスマスや年末、慌ただしく過ぎる年の瀬にふっと目に入ると気持ちが上がるアイテムのご紹介です。
オートゥルノトゥルスさんは、海に流れてきた漂流物と真鍮を組み合わせたオブジェや壁掛けモチーフなどをご夫婦でつくられているブランド。先日、そのブランドの展示が開催されるという情報をInstagramで知り、初めてのギャラリーへ……
オートゥルノトゥルスさんの作品は、別のイベントや、CIBONEさんなどでも拝見した事があり、いつもその圧倒的な世界観に心を奪われていました。
存在感のあるオブジェなどが多い印象だったのですが、今回は特別に日常的に使えるプレートなどがあるという事でそちらをお目当てに!
公園の目の前にある、絶好のロケーションのギャラリー、その名もkoenmaegalleryさん。
普段はデザイン事務所として営業されているそうで、イベントは不定期に開催。
自然光が散々と差し込む中、作品が輝いておりました!
どれも微妙に形が違ったり、均一でない色と形が魅力的です。もう少し我が家の壁がスッキリしたら絶対お迎えしたい作品の数々。
石や珊瑚などの漂流物と真鍮の組み合わせがスタイリッシュ過ぎず、ナチュラル過ぎず、本当に素敵でした。
私は迷って、プレートを購入。
ちょうど他の作家さんも出店されており、私はこちらのギャラリーさんの定番商品だという、平野日奈子さんとおっしゃる陶芸家さんの金彩のイヤリングに一目惚れ。
たまらず一緒にレジへ……
ちょうどアクセサリーを置くトレーを探していたのでぴったり! 金彩のイヤリングも、シックながらも個性があり本当に素敵。
忙しい毎日を癒すのは、やっぱり好きなもの。好きな場所。来年もマイペースに素敵な物に巡り合う旅をしたいと思います。
○今回ご紹介した作家さん
○ 2018 – 21.9 連載インテリアトリップ一覧はこちら
甲冑キットの販売や甲冑・衣装・小物制作をしている「自作甲冑クラブしげ部」です。また、「たかせひとみ」という名前でイラスト、人形、オブジェ制作を手掛けています。甲冑や衣装もアートとして制作しています。
現在の活動をはじめた最初のきっかけは、あるとき、友人から「宮城で伊達 政宗に仕えた家臣の子孫が、甲冑づくりを教えている」と聞いたのがはじまりです。当初、甲冑には全く詳しくなかったのですが、伊達 政宗や伊達 成実といった歴史上の人物に惹かれていたことや、もともと物づくり全般が好きでおもしろそうだという想いからでした。
そこで用意していただいたのは男性サイズで、完成後に着てみると女性のわたしには大きいと感じました。それで、自分でサイズをカスタマイズしてみることにしました。
体にフィットするととても動きやすくなると気が付き、「女性も自分サイズの甲冑を着たいのではないか?」と思い、甲冑のことを調べはじめました。そうやって完成したのが、現在販売している甲冑キットです。
元来、防具としての役割を持つ甲冑ですが、現代にその役割はありません。お祭りやイベント、舞台パフォーマンスなどに利用されています。
今や、「甲冑という名の衣装」なのです。そのため「着るものである」という観点から、あらゆる人にフィットするサイズをつくれるようにしています。
キットのオンライン販売を始めたところ、次第に「陣羽織はつくれるか」、「袴はつくれるか」と、どんどん甲冑に必要な衣装の制作相談が増え、制作することにしました。すると今度はある女性から「流鏑馬(やぶさめ)で使う女性用の着物や袴は出来ないか」との相談を受け、制作しました。
今では、ご当地キャラの甲冑や、まつりの山車に使う4mほどの人形の流鏑馬衣装を依頼されるなど予想もしなかった大変面白い連鎖が起こっています。
このように自分が挑戦したことのないものでも、「一体これはどうやったらこの形になるんだろう」と、好奇心がわいて制作を引き受けています。総じてオーダーを依頼されるお客様からは、他に引受先がないと相談いただくことが多いのです。「ならば作りましょう!」と、みなさまに応えるのが楽しくて仕方ありません。
オーダーしてくださった方やキットを購入した方がその後、甲冑や衣装を着た写真を送ってくださるのがとても嬉しいです。
はじめての事はマニュアルもないなかで、完成のデザインを考えながら一つ一つを創造しています。今では、「他ではないもの」をつくるのが大事な仕事になりました。
今後は、海外でも製作を教えていきたいと考えています。
子どもから特大サイズまで甲冑を自宅でつくるキットを販売中です。甲冑教室は川崎市で随時開催中。教室の依頼があれば全国どこへでも講師として出張します。海外でもOKです。ご相談お待ちしています。
#170「りんご煮」
今となってはあの時の
あの出来事があったから
この陽だまりの中
分厚い靴下を履いて
ロッキングチェアに揺られている
私を刺したあの人々が
決して悪気があったわけではなく
彼らはただ
有り余る時間を
なんとか埋めようと
必死で火を灯していた
りんごの蜜を
腐っていると
勘違いしていた祖母は
何か重要なものを
この世に残し
無視され続ける
真冬のビニールハウスの前
消えそうなロウソクの火に
慈悲のかけらを探してる
【材料】りんご、砂糖、レモン汁
りんごはスライスして鍋の中へ。
砂糖をふりかけ1時間ほどおいて水分が出てきたらゆっくり煮る。
煮詰まってきたらレモン汁を入れて出来上がり。
ヨーグルトに入れたり、ホットケーキの生地に混ぜても美味しい。
新婚生活のスタートに伴い、リノベーションを決めたNさまご夫婦。人生の門出となる大切な住まいづくりのパートナーにエントリエを選んでくださいました。「ジャパンディスタイル」を取り入れたNさまご夫婦らしい素敵なお家が完成しました。
所在地 | 東京都品川区 |
建物種別 | 戸建て(築22年) |
費用 | 1400万円(解体費・各種工事費用・デザイン費用全て含む) |
リノベ面積 | 102㎡ |
時期 | 2022年 |
ご主人、奥さま
ご主人、奥さま
二見 奈々絵
奥さま:結婚後の新生活をはじめるにあたって、この中古物件を見つけました。築20年ほど経っていたので、せっかくなら綺麗にしてから暮らしをスタートしたいなと思って。インターネットでリノベーション紹介サイトを見たり、リノベ会社のホームページを見たりしていました。 エントリエはホームページが素敵だなと思い、目が止まったんですよね。
奥さま:3〜4社とお話をして、他社さんはヒアリングのなかで予算やどこを変えたいかなどのHOWの話が多い印象でした。でもエントリエは「どんな生活をしたいですか」という問いかけが初回のお打ち合わせであったんですね。私たちを知ることからはじまっていて、とてもユニークだなと感じたんです。
ご主人:そうそう。「何をしているときに幸せを感じるのか」といった質問もワクワクしましたね。趣味や理想のイメージなど自分たちの話をして、(家の間取りなど)具体的な話はあまりしなかったんです。それにも関わらず2回目の打ち合わせで見せていただいたプランには、自分たちのイメージが間取りや細部のつくりにしっかり落とし込まれてて「これは本物だ」って(笑)。
奥さま:最初に見せていただいたプランが住みやすそうだと感激していたのに、さらに「3つあるうちの1つ目です」といわれて。もう驚きの連続で(笑)。
もともと2×4(ツーバイフォー)工法で建てられていたようで、制約が多いというのは他社さんからのお話でもわかっていたんです。その点でも戸建の経験が豊富なエントリエの小林 めぐみさんと二見 奈々絵さんが担当してくれたことは安心でした。
ご主人:僕はこの物件を見たときに、リビングに壁や物がひしめき合っていて狭いなと思ったんです。だから、開放感のあるリビングにして欲しいという要望がありました。
奥さま:「自然に触れたい」ということも私が度々伝えていたのですが「お庭(*)と一体感ある感じにしたいですよね」といってくれたのも、嬉しかったですね。まだ、お庭が完成していませんがリビングの大きな窓から外を眺められるようになっています。
*エントリエではエクステリアのご依頼は受けていないため、他社さまにご依頼されました。
奥さま:3つのプランで迷ったときの決め手でもあった、リビングとキッチン、洗面を回遊できる動線があることです。両親にも間取りを見てもらったのですが「絶対これがいいよ」と。いざ住んでみると、もう良さがすごくわかります。
ご主人:ちょっと料理してる間に洗濯機回すとかもすぐできますし、隙間時間を全部有効的に使えるっていう。
ご主人:初回の打ち合わせで、好きな色やテイストだったりをざっくばらんに伝えたら、次のお打ち合わせで色やイメージ図を持ってきてくれて「こういう感じですか?」と聞いてくれたんですよね。
奥さま:いろいろ調べているうちに日本と北欧の要素をミックスしたインテリアスタイル「ジャパンディスタイル」が好みだということがわかったんですね。扉もタイルも全部二見さんが推してくださったものです。二見さんは北欧が好きだということもあって、私たちの好みがわかりすぎてて大船に乗ったつもりでいました(笑)。
奥さま:そうですね。自由に決めさせてもらいながらも、私が迷走すると止めてくれて(笑)。彼や二見さんのおかげですね。それに小林さんに二見さんもそれぞれ芯がある感じがして、すごく心強かったです。みんなの知恵が集まって最適なものを選んだ感じがしてよかったなって思っています。
奥さま:ドアやタイル、小さなサンプルから選んだので、大きな面積になったときのことが想像できない部分もあって。特にニュアンスカラーも多かったので、お家が形になったときが答え合わせのようで楽しかったですね。
ご主人:彼女のいうように頭の中にあった「こうなったらいいな」が現実にできあがってきたときですよね。「プランしていた以上のものになった」というのを見た瞬間に、一気に「ここで住めるんだ!」っていう高まりがすごかったですね。
ご主人:家に帰るのが楽しみです。これまではほとんど料理をすることもなかったんですけれど、はまっちゃって。キッチンも広いのでふたりで立っても余裕です。お味噌汁は僕がつくって、主菜は彼女というふうに。で、パッと料理を出して美味しく食べて、そのままソファにGO!って。このリビングでぐるぐる回ってるだけで幸せですね。毎日おうち最高だなって。
奥さま:感謝感謝ですね。
奥さま:そうですね。リノベーションを通じてわかったこともあるし、住み始めたら家事のこととかで喧嘩もすることがあるのかなって思っていたんですけれどそれもなくて。
ご主人:僕が実家を出るのは初めてです。結構怒られるかなと、覚悟してたんですけど(笑)。別になんかどっちが家事やることになっても、ストレスがないのはいいですよね。
奥さま:そう、家事にストレスがない。
奥さま:お友だちを呼びたいですね。すでにもう何人か来てくれたんですがお庭ができたら、もっとたくさん来てもらえたらなって。みんな驚いてくれて、みんなのリアクションが嬉しいです。
ピアスやイヤリング、イヤーカフの制作と作家さんの為のアクセサリー什器制作を制作している具具(ともぐ)です。
この活動をはじめるきっかけとなったのは、下の子の幼稚園時代。出会うママたちの年齢はさまざまでしたが、皆さん自分はコレといった力強い自分を持っている方がたくさんいらっしゃいました。私と言えば、「自分はどうしたい?」と自問自答が多い時期だったと思います。
その時期に出会ったパステルシャインアートのママ友先生。彼女に色の合わせ方の面白さ、そして感情そのものが絵に重なる不思議さを教えて頂き、自分の感情の変化が起こり始めました。 「何かを作りたい気持ち」が生まれたのはそれからです。
皆さん、人生それぞれ色んな背景があると思います。女性は特に、ふたつの人生を生きている感じがします。
「家庭での自分」と「女性としての自分」。何かを守りながら、何かに支えられながら自分の人生を生き抜く、全ての女性が凛とした強さを秘めています。
全ての女性が、具具のアクセサリーを身につける事で、「可愛い自分」や「綺麗な自分」が少しの自信となり凛とした強さを持つ女性になって欲しいと考えています。
具具のアクセサリーは、天然石を使ったものが多いのですが、デザインは違えど「ラピス」を使った作品が多いかもしれません。子どもの頃から好きだった天然石、中でもラピスは、昔の雑誌の隅に必ず「魔法の石」と書かれていて欲しくて欲しくてたまらない石でした。
願いが叶うといわれる天然石を身につける事で、何が良い事あるかも!って思えてしまう。もうそれだけで幸せな気持ちになれるんだから素敵ですよね。
「可愛いけど私はつけられないなあ」ではなく、「可愛い」「コレなら、私もつけられる」「つけたい」そんな「誰でも、身につけられる作品」であることを大事にしています。
物づくりをはじめた事で、もちろん、出会いも増えました。すごい方々の作品を見る機会も増え、自身の作品の未熟さを痛感し、自信をなくす事も沢山あります。ですが、その度に家族に力をもらい挑戦を続けてこれたと思います。小さな介護施設での販売から始まり憧れのショップさんからのお声かけも頂けるようになりました。今では、作品づくりは、自分を表現する場所です。
今後は、具具が、皆さんに認知されたら嬉しいです。具具のお客様は、本当に年齢層が幅広く10代〜80代のお客さまがいらっしゃいます。どんな方が身につけても、輝ける商品をつくり続けていけたら嬉しいです。
① 雑貨店 oltwax&gram(岡山)にて委託販売中!
販売期間:12月10日 – 1月15日
Instagram:@oltwaxgram
②1月、2月も店頭、委託出店等控えております。Instagramをチェックしてください。
リノベーションをしたいけれど、わからないことがたくさん……そんなみなさまに向け、entrieがリノベーションの基礎知識をお伝えするコーナー「リノベをマナブ」。 家づくりのことから住宅に関わる法律やお金のことまで、一緒に学んでいきましょう!
間取りや住宅機能・性能の向上の他、照明計画もいちから考えることができるのがリノベーションの魅力です。今回は、直接壁に取り付けるウォールランプについて。ウォールランプはブラケットライトともよばれ、部屋全体を明るくさせるというよりも間接明照の役割で使われます。
ウォールランプには大手照明メーカーから作家の1点ものなど選択肢も多く、デザインもマリンランプやシャンデリアタイプなどお部屋のテイストに合わせ選んでいただくことができます。エントリエのリノベーションでは、施主支給品(*)としてお施主さまに届けていただくといったケースが多くあります。
施主支給品とは……通常は施工会社が発注・支払いし(リノベ費用として請求に入る)取り付けまで行うのに対し、施主支給品は発注・支払いをお施主さまが行い、取り付けを施工会社が行うこと。
注意が必要なのは、一度取り付けてしまうと位置の変更やライト自体の交換がむずかしいこと。
例えば、エントリエではウォールランプを取り付けたい場合、工事前に照明計画のお話をしますがその際に商品のサイズ合わせた取り付け位置、照明のスイッチはどこにするか……などすべてを決めています。出っ張りができてしまう箇所にもなりますので、住まれる方の身長や周辺の建具とぶつからないかなど細かい点まで検討していく必要があります。
住み始めてから簡単に変えることができない箇所となりますので、ぜひ「これ!」といったお気に入りの照明を見つけてくださいね。取り付け位置など心配がある方は、お気軽にご相談ください。生活動線など合わせて、一緒にお話を進めていきましょう!
#169「大根」
外からは見えない土の中に
どのくらい根を張れるか
みずみずしい白に
ひげ根が光る
曲がっているもの
虫に食われているもの
ヒョロヒョロのもの
真っ直ぐで太いもの
外側ばかりを気にして
目に見えるところだけ
整えたところで
すぐに折れてしまう
愛されたという確信
揺るぎない信念
疑っては信じての
自己信頼までの道のり
大根の旬がやってきました。煮たり、焼いたり、漬けたり、優秀な野菜です。
葉っぱは茹でてみじん切りして、すりたての胡麻、醤油、砂糖で合えると美味しいです。
食べ切れない分は細長く切って乾燥させて切り干し大根にします
女性の身体と心を考えたお食事の提案やインテリアコーディネーター、コラムニストなど豊富な肩書きで活躍するりえさんによるコラム「りえさんのライフスタイルジャーニー」。暮らしのテンションがちょっぴり上がるような“なくても生きてはいけるけど、自分にとって必要なアイテム”をご紹介していただきます。明日の自分のご機嫌を取るために。モヤモヤしても、すぐ元気になるために。ご自身の本音と丁寧に向き合うりえさんのライフスタイルをのぞいてみましょう!
りえさんのリノベーション事例はこちら
こんにちは。12月に入り、街はクリスマス一色。
一年で私はこの時期の高揚感というか、みんなが浮き足立っている感じが大好きです。わが家のクリスマスは、毎年壁にツリーのタペストリーを飾り、そこにオーナメントを止めたり、壁に色々飾るスタイル。
今年は毎年の物に加えて、オーナメントを新しく購入しましたので、そちらも含めてご紹介です。
今年の様子です♪ 可愛くて個性的なオーナメントを沢山お迎えしたので、そちらをご紹介!
まずこちら。
新しく迎えたのは、1番上のメキシコの画家フリーダ・カーロのオーナメント。コンランショップで見つけて一目惚れ。最後の1点だったのも後押しになり購入。前に購入したハートやクロスの物もメキシコのものなので、相性もバッチリ。
そして、HPdecoさんで今年購入した新入り!
どれも本当にお気に入りです。ガラスなので、繊細なのですがプラスチック製品には出せない質感が感じられます。
マヨネーズとベーコンとスラッシュ(ガンズ.アンド.ローゼズのギタリスト)という組み合わせに。
他にも買い占めたいくらい可愛いオーナメントが沢山ありましたので、是非オンライン覗いてみて下さい!
個人的にはベーコンが大好きです。オーナメントって何でもありなのだな、と改めて。
来年からも少しずつ買い足したいと思っています。
普通のツリーにぶら下げるより、壁掛けにしている事により一つ一つが良く見えて大満足。オーナメントをより見せたい方は壁掛けのツリーもおすすめです。
クリスマスツリーを置いて、何かをぶら下げる事だけが正解でなく、壁を使ったり天井からぶら下げたり……
飾る事に決まりなんて無く、自宅の広さやライフスタイルに合わせて、自由に心地よく、自分だけのクリスマスを目一杯楽しむこと。
毎年そんなクリスマスになったらいいなと思っています。
○今回ご紹介したアイテム
○ 2018 – 21.9 連載インテリアトリップ一覧はこちら
・子宮美容協会ユニバーサル認定
「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケア
エクササイズ ティーチャートレーニングコース終了
ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。
#168「ミニバラ」
あの子の爪は小さくて
頼りない肩から
ずり落ちるスリップ
古い畳は窓辺だけ焼け
やかんの底は黒ずんでいる
小さな赤い椅子に
大きなギターを抱えて
モヘアのカーディガン姿
どこかで耳にしたような
ミニバラの歌
卵だけ入れたうどん
湯気が立つアルマイトの鍋
泡のように
消えていった
不確かな毎日
小さな子供の隣で
微笑むあの子は
あの時の歌を
今も覚えているだろうか
花色も豊富なミニバラは、コンパクトな株で環境が良ければ春から秋まで咲きます。プランターでも育てやすく、ドライにしても楽しめます。
ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。エントリエでは、こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお訊きします。
アクセサリー、文具、雑貨のデザインから制作、販売をしているdesiccoです。もともと絵を描くことが好きで、美術大学入学後もイラストを使い、紙ものの制作をしていました。学校祭ではじめてつくったものがきっかけでdesiccoとしての活動ははじまり。
そこから和菓子をたくさん研究する為に京都へと拠点を移し、さまざまなお店の和菓子を見て、食べて……そして少しだけ和菓子づくりのお手伝いをさせていただきながら、クオリティを上げていきました。
コンセプトは、「desicco アクセサリーを身につけて大和撫子のような女性に」。さりげなく日常でのファッションにもオシャレに使えるこぶりなサイズというのも心がけています。
最近ではdesiccoとして立体物ばかりをつくっていたので、息抜きにと、イラストを描いてSNSに投稿することに。そうすると、意外とフォローしてくださっている方々が喜んでくださったんです。「この表現も受け入れてくださるんだ!」と少し勇気をいただき、イラストを使ったステーショナリーを徐々に増やしていくことにしたんです。ここ数年で文具にハマったのも理由のひとつでもあります。
もうひとつ、私がつくっている「ア・ラ・カル堂」というブランドがあります。desiccoとして活動していく中で和菓子だけにとらわれずに自由な発想で制作したい、まざまなア・ラ・カルトメニューを楽しんでいただきたいという想いで立ち上げました(desiccoが和菓子専門店で、ア・ラ・カル堂はその他全般といったイメージで制作をしています)。
ほっこり美味しそうなイラストで、見て、そして使ってわくわくするような気持ちになっていただけたら嬉しいです。
制作は、自分自身がときめくものであるか、そして使うときの場面が想像できるかどうかを大切にしています。そして、わたしの仕事であり趣味であり、私の日常のほぼすべて。お散歩をしているときやご飯を食べているとき、お休み中も気がづけば常に頭の中には新しいアイディアを無意識的に考えていたりと、切っても切れない存在です。
イラストを本格的に描くようになってからまだ個展をしたことがないので、近い未来に開催できたらいいなと考えています。また、イラストのお仕事もこれから沢山お受けできたらなと思っておりますので、ぜひ!お仕事お待ちしております(笑)。
作家仲間であるOTO OTOのhoiさんが企画してくださった、イベント「Little Link Living ものづくり作家の小さな販売会」を通し、地域でさまざまなお客さまや作家さまと出会えたことは本当にかけがえのない素晴らしい思い出です! 感謝してもしきれません。いつもありがとうございます◎
desiccoさんの作品に出会えるイベントがエントリエ(恵比寿)にて開催されます!
2021年4月に恵比寿で始まったLLLイベント。今年は大阪・岡山・札幌・名古屋・福岡での開催も叶い、全国を旅して、12月に東京へ帰ってきます。記念すべき10回目となります。ご来場くださる皆様のおかげでこうしてイベントを続けることができています。ちょうどクリスマス前なので、誰かへの贈り物だったり自分へのご褒美を見つけに来ていただけると嬉しいです。詳細は、SNSにて #LLL_10 でお届けしていきますので、ぜひチェックしてみてください。
WEB STOREでは定期的に新作を入荷しておりますので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです◎
また、来年も店頭に立つイベントへ参加できたらと思っておりますので皆さまにお会いできるのを楽しみにしております!
リノベーションをしたいけれど、わからないことがたくさん……そんなみなさまに向け、entrieがリノベーションの基礎知識をお伝えするコーナー「リノベをマナブ」。 家づくりのことから住宅に関わる法律やお金のことまで、一緒に学んでいきましょう!
リノベーションのイメージを膨らませる中で、参考写真を見せていただきながら「棚のような、壁の凹みをつくりたいのですが」「壁をくぼませたような空間がほしい」とご相談いただくことがあります。
こういった壁面を利用した棚のような空間を建築業界でニッチといいます。ニッチ=nicheは、壁龕(がん)とも呼ばれ、もともとは西洋建築におてい像などを置くためにくぼみをつくったことがはじまり。
現在では、トイレや廊下、リビング、寝室、キッチンとさまざまな場所で取り入れる方がいらっしゃいます。用途としては、調味料やトイレットペーパーなどの収納場所、インターフォンなどの設置箇所といった実用的なものから、インテリアやディフューザーなどを置く場所としても使われています。
外壁に面した壁や柱のある場所にはつくれないといった制限はありますが、検討されている方は是非ご相談ください!
#167「ラディッシュ」
こんがらがった糸のように
この世界は複雑に見える
表と裏を兼ね備え
鍋の中は光と闇
信号はすぐに変わり
息切れする毎日で
何を作り出せるのか
ラディッシュの成長に
戸惑いながら
その生命力を口にする
命を食べることは
つながること
与え続けられてばかりで
何も返せないというあの子
その悲しみをも包み込む
この大きな世界
家庭菜園で人気のラデッシュ。20日ほどで収穫できるため、二十日大根とも呼ばれています。収穫したラデッシュはそのまま食べても、ピクルスにしても。プランターでも育てやすいのでおすすめです。
まちのミカタ、記念すべき20回目。エイミーズトークでもお話を伺った「降りない駅」の制作者である希戸塚 一示(きとづか・かずとき)さんと小坂 タイチ(こさか・たいち)さんをゲストにお迎えしました。「降りない駅」にちなんで「読めない駅」ということで、都電荒川線・庚申塚駅周辺をお散歩しました。
お散歩メンバー SABOTENS 藤田 泰実・村田 あやこ 『月刊 降りない駅』 希戸塚 一示・小坂タイチ entrie編集部 細野 由季恵(お散歩見守り役) ▷お散歩メンバーのプロフィールはこちら |
10月某日。降りない駅のお二人と待ち合わせたのは、都電荒川線の庚申塚駅。路面電車のこぢんまりとしたホームのすぐ脇にはお団子屋さんや居酒屋、お琴教室があり、ホームの向かいには大きな柿の木。のどかでレトロな雰囲気です。
細野:今日のテーマは「読めない駅」ですが、「庚申塚」は読めましたか?
藤田:読めちゃった……(笑)。庚申塚駅、はじめて降りたけどすごく素敵ですね。実は家の近くにも庚申神社っていう、道開きの神様・猿田彦大神が祀られた神社があって。そこにいくといいことがあるといわれているから、今日もいいことがあるかも。
小坂:僕たちも今日、猿田彦の話をしながら来ていました。希戸塚さんが歴史の先生(※)やから。
※降りない駅・希戸塚さんは、本業が学校の先生。
希戸塚:キャラが渋滞してるんですけど、実は僕、神主でもあるんですよ。
村田:ご実家が神社なんですか?
希戸塚:そうなんです。日本の神社って、外国からやってきた文化が混ざっちゃうことがあるんですが、日本の猿田彦は、中国から伝来した道教に由来するものらしいです。
小坂:庚申塚のモチーフは、猿が入っているものが結構多いんですよね。
藤田:あ、これは猿のマークだったんですね。
村田:このマーク、なんだろうと思ってました。
駅前にいるだけでさまざまな話題が飛び出し、あっという間に時間が過ぎてしまいます。これだけでも楽しいのですが、今日の目的はお散歩。ぼちぼち歩き始めることにしました。
村田:降りない駅のお二人は、いつも取材のときはどんな感じなんですか?
小坂:まさに今日みたいな感じです。
希戸塚:「あ、●●だ」って、目に留まった方にすすむというか。
駅周辺の商店街には、飲食店やふとん店、おでん屋台など、雰囲気ある小さなお店が軒を連ねています。
村田:わ、この布団屋さん、いいですね。ミッフィーの柄の布団がある。
藤田:お子さんへのお土産にいかがですか?
小坂:今日一日持ち歩くことになる(笑)。
商店街周辺には、閑静な住宅地と迷路みたいな路地。希戸塚さんが、ふと広いベランダがある建物に目を留めました。
希戸塚:あのベランダがほしい。
細野:ベランダだけもらうんですね(笑)。
村田:SABOTENSも散歩でいい雰囲気のおうちに出会うと、「この家ほしい」っていっちゃいます。
村田:建物の雰囲気もいいですね。……窓になにかいる。
小坂:アリス?
希戸塚:ああいう小窓、好きですね。
村田:外側から見えるようにディスプレイされているのがいいですね。
嗅覚の赴く方へと足を進めるお散歩。今日は降りない駅のお二人の視点も加わり、あちこちに目が留まってしまいます。
藤田:わ、ぶどうがたくさんなってる!
村田:本当だ! たわわに実っている。道行く人のぶどう食べ歩きスポットになっていたりして。
藤田:小学生だったら食べてしまうかも。
小坂:この車止めはなんだろう。
藤田:誰が置いたんだろう。
小坂:デザインされた石と、ありものっぽい石がありますね。
村田:倒れているのも。
村田:あ、風船だ! 誰かが風船で遊んだ跡。
藤田:風船がここで息絶えたんだね。
小坂:どこかで飛ばしたやつが落ちてきたんですかね。
村田:鮮やかできれいですね。
村田:鏡がある。
藤田:散歩の途中で、みんなこの鏡で身だしなみを整えるんじゃない。
小坂:鏡に引っ掛けられているのはシャンプーハット……? いや、自転車のサドルカバーか。
希戸塚:(アパート名を見ながら)「オティアス623」。なんだろう。
藤田:オティアス、いいですね。
村田:大家さんの名前にちなんでるんですかね。
希戸塚:「623」の意味がわからない。
村田:……むつみ?
希戸塚:おちあいむつみさんかも。
細野:おちあいむつみ……(笑)。
秘密の回廊のような細い路地を探検気分で歩いていきます。
藤田:楽しい〜! 通り抜けるだけで楽しいな。
村田:台湾の路地裏みたいな雰囲気だね。
しばらく歩いていると、広々した児童公園にたどり着きました。
公園の一角にはネットが張られた木。案内板を見ると、どうやらニホンミツバチの巣作りを守っているようです。
小坂:あ、ミツバチだ!
希戸塚:蜂の巣だ!
小坂:ふわふわしてかわいい。
村田:みつばちハッチの色ですね。
藤田:お尻ふりふりしてる!
村田:ふりふりしながらネットに入っていった!
藤田:柴犬みたいでかわいい。働いてる〜。
細野:ミツバチの専門家監修のもと、天敵であるスズメバチからミツバチを守るためのネットらしい。ちっちゃいね、ミツバチ。
藤田:守られてるんだ。頑張れ頑張れ!
小坂:こんなの、あまり見る機会ないですよね。
希戸塚:花粉を抱えすぎてネットに入れないやつがいる。
藤田:網目の大きさが、ミツバチしか入れないギリギリのサイズ。
村田:スズメバチが入れない、ちょうどいい密度のネットを選んだのかな。
小坂:公園のトイレもかわいいですね。
希戸塚:結構新しいですね。
村田:中もきれい!
細野:このトイレの前で集合写真を撮りましょう。
細野:シルバニアファミリーみたい……(笑)。
希戸塚:絶対買われない気がする。
小坂:「人形は付いていません」って書かないと。
お散歩しながら「植物が多いまちですね」とおっしゃっていた希戸塚さん。確かにいたるところで鉢植えの植物や庭木が大切そうに育てられているだけでなく、スキマの植物ものびのび自由奔放。
細野:うわ、見てこれ。自転車がすごいことになってる。
村田:わー、ヤブガラシに絡まれてる。
藤田:どのくらい放置されるんだろう。
希戸塚:植物でボリュームあるけど、剥がすと中身は意外に小さかったりして。
藤田:このまま運転したらどうなるんだろう……。
村田:「ブチブチブチ」ってヤブガラシがちぎれて散らばっていくのかな。
細野:やってみたい。
村田:うわ、すごい根っこ……! 今日イチの根っこかもしれないぞ……!
藤田・細野:すごい!
村田:プレッツェルみたい。
小坂:鉢を割って外に出てるんですね。
希戸塚:どうやって生きてるんだろう。
村田:地面の下に根が入り込んじゃってますね。
小坂:すごい生命力。
小坂:この木もすごいですね。
村田:ビワですね。
藤田:植えたんじゃないっぽいね。
村田:何かの拍子に、塀の隙間に種が落ちて生えたのかも。
希戸塚:これってなんですか?
村田:オシロイバナです。種の中におしろいみたいな白い粉が入ってて。
細野:たしかに、潰すと中に白いのが入ってる。
村田:小さい頃、つぶしてお化粧みたいに手につけて遊んだことがあるよ。
細野:植物すごいな。
書体や建物のデザインなど、どこかレトロで個性豊かな建物も物件も満載のこのエリア。建物目線でお散歩するのも楽しいまちです。
村田:あの建物、素敵ですね。
藤田:昔の建物なのかな。
村田:建物の角が丸みを帯びていてかわいいですね。看板の書体もいいな。
希戸塚:この建物もすごいですね、並行階段。
村田:ユニークなデザイン!
小坂:向こうにタワマンが見えるギャップがすごいです。
村田:いい建物がいっぱいあるまちですね。
希戸塚:実は上京した当初、このあたりに住もうとしたことがあったんです。
村田:なにか理由があったんですか?
希戸塚:実は僕、ベランダが好きで。ベランダがでかい家だけを探していたんです。
村田:そうなんですね! そうしたらこのあたりに行き着いた。
希戸塚:屋上につながる螺旋階段があって、屋上が全部使える家が見つかって。結局別のまちに住んだんですが、そこも8畳くらいのワンルームなのに3倍くらいの広さのベランダがある家でした。結婚したときも、ベランダが広い家を探していたら、今の家が見つかって。家を探すときの最優先の条件が、ベランダなんです。
村田:今日も、歩きながらベランダに目が留まっていらっしゃるなと思っていました。ベランダでの時間をどうやって楽しんでいるんですか?
希戸塚:でっかいビニールプールを置いて、暑いときは足水をして。あとは亀を買ったり、トロ箱で稲を育てたり、いろいろなことをしてきましたね。
藤田:最高ですね!
村田:満喫していますね。
希戸塚:冬はベランダにこたつを出して鍋したり。足はあったかいけど、背中は寒かったです(笑)。でもおもしろかったですね。
そろそろお腹が空いてきたので、お昼を食べられるお店を探しながら、駅へ戻ることにします。
藤田:うわ、見て、これなに!?
村田:怖い!
小坂:一気に釘を打てる銃みたいな機械がありますよね。それでやったのかな。
村田:最初、きのこがビッシリ生えてるのかと思いました……。サビてるからずっとこの状態なんでしょうか。
小坂:誰かがここに刺したのかな。
藤田:あ! 見て、秘密の鍵がある!
村田:カメレオンみたいに壁に溶け込んで見えなくなってる。
小坂:よく気が付きましたね。
村田:擬態してますよね。
細野:どこの鍵なんだろう。
村田:壁のどこかに秘密の鍵穴があるのかも。
細野:壁のどこかを押したら扉が開いたりして。
村田:向かいには「WACHING YOU」っていうステッカーが貼られてる。
藤田:怖い……!
細野:GLAYの曲で似たようなのが……「Missing you」だ。
村田:「Watching you」っていう曲だったら怖いね。
妄想しながら歩いていたら、スタート地点の庚申塚駅付近にたどり着きました。
藤田:あ、猿田彦をお祀りした神社がある!
細野:いってみましょう。
希戸塚:庚申塚という地名の由来になった神社ですね。
小坂:猿がいますね。
村田:見ざる、言わざる、聞かざるの三猿も。
藤田:気持ちいい神社だな。猿の笑顔も素敵。
ようやくたどり着いた定食屋さんでフライ定食をいただきながら、「降りない駅」のお二人の結成秘話を伺います。
細野:「降りない駅」のお二人は、地元が一緒だったりとシンクロ率が高いんですよね。(失敗を求めて旅に出る。『月刊降りない駅』希戸塚 一示さん 小坂タイチさん | エイミーズトーク #57参照)
村田:散歩の嗅覚も近いとは、まさに運命の出会いですね。
細野:SABOTENSの二人も、けっこうシンクロしてるよね。
村田:よっちゃんとは共通の友人を介して知り合ったんですけど、偶然同い年で、お互い道に落ちてるものと生えてるものを孤独に撮り続けていて。話してみると似たような思い出があったり家族構成も似ていたりと、降りない駅のお二人のように、不思議なシンクロが重なってます。
藤田:中学生時代にダンス&ボーカルグループの「SPEED」が流行っていたんですが、SPEEDをもじって「スペード」っていうグループを結成して、無理やりつくった創作ダンスを後輩に見せていたんです。そしたらあやちゃんは「西のスペード」として、地元の福岡で全く同じことをやっていたことがわかって。
村田:私も「スペード」っていう名前で、中学2年のときに同じようにSPEEDのマネして創作ダンスをしていました(笑)。
お腹も満たされたしそろそろお開きかな、と思ったところ、定食屋さんのすぐ近くにリサイクルショップを発見。リサイクルショップ好きなSABOTENSは、吸い寄せられるように店内へ入っていきます。
藤田:駄菓子があるよ。
村田:木彫りの熊もあるね。
藤田:こういうところから掘り出し物を見つけるのが楽しいな。
希戸塚:玉子豆腐器を見つけました。買おうかな。
藤田:いいですね!
希戸塚:奥さんに怒られる可能性があるな……。「もの増やさんといて」って。「小坂さんが買ってっていったから」って言い訳しよう。
それぞれ買い物を済ませて外に出ると、見守り役の細野さんと小坂さんが、ニヤニヤしながら待ち受けていました。外から見ると、学校帰りに駄菓子屋に寄る小学生みたいだったそうです。
村田:いつもこの企画では、お散歩したまちに住むなら一軒家かマンションなど、どんなおうちに住みたいか聞いてるんですが、お二人はいかがですか?
小坂:リノベーションして使ってみたい建物が多かったですね。
希戸塚:大きめの古いところを借りて、改装して住みたいですね。ベランダから屋上に行けるおもしろいデザインにしたりして。
村田:ベランダ好きな希戸塚さん、今日はベランダや屋上によく目が留まっていらっしゃいましたね。
希戸塚:屋上って、ずっと見てしまいます。前に飛行機で新島にいったときも、家族は放ったらかしでずっと窓から外を見て「うわー」っていってました。
細野:(笑)。お子さんと一緒にいるところも見てみたいです。
村田:楽しいでしょうね、こんなに目がキラキラしたお父さん。
細野:今日はありがとうございました!
藤田:またぜひご一緒させてください!
村田:ぜひ、違うまちで。
小坂 タイチ(写真左)
「月刊降りない駅」イラスト / デザイン担当。1977年 大阪府生まれ。デザイナー/イラストレーター。主な仕事は、雑誌・書籍、教科書、広告などのイラストレーションの制作とグラフィックデザイン全般。
希戸塚 一示(写真右)
「月刊降りない駅」文章担当。1977年 大阪府生まれ。『死神K ~あなたの夢を終わらせにきました~(めちゃコミックオリジナル)』『さくらのはなみち(ジャンル不問コミックサイト めづ)』原作。小説家。
「SABOTENSちゃんねる」では、過去の「まちのミカタ」の取材中に撮影した動画を少しずつアップしています。ぜひお暇な時にでもご覧ください!
●取材/SABOTENS
●執筆/村田 あやこ
●編集・お散歩見守り役/細野 由季恵
りえさんのリノベーション事例はこちら
こんにちは。
乾燥が気になる季節ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?(笑)
顔も手もパリパリです……
さて気を取り直して、今回は「手元のオシャレ」がキーワード。だって気づいてしまったんです。手元に色々付けてあげると、自分の、機嫌がいい事を! 私はネイルは大好きなんですが、ブレスやバングル、リングなど手元のアクセサリーにはあまり興味が無かったのですが、尊敬するファッションの先輩がお手伝いされるという事で、アクセサリーのpopupに行ったところ……
手元に何か付けるって、こんなに楽しいのだ! という事を知りました。
とても素敵なアクセサリーブランドは「CHIEKO +」さんというブランドで、カジュアルにつけられる物から、ラグジュアリーなダイヤのものまで多岐に渡るラインナップ。私は今回カジュアルにつけられる、でも品が良くファッションのポイントになる、そんなリングを購入させて頂きました。
こちらの3点。丸い粒のものはパールです! 見るより付けた方が何倍も素敵なアクセサリー。
重ねて付けても素敵で、華奢でないデザインが指を華奢に見せてくれる特典付き。スタッフの皆さんは多数重ねていらして、そちらもまた素敵でした。
そして……
今回はエントリエさんがご縁で繋がったBOU.nailの奈々子さんにネイルをお願いしました。奈々子さんのネイルの特徴は、なんといってもその人に合わせてデザインしてくれること。
良くある見本のチップを見ながら……みたいなのではなく、イメージや好きな色を伝えると↑こんな素敵にしてくれます。
やりたいネイルをInstagramで探したり、沢山の見本から選んだりするのがあまり好きでなく、お任せにしておしゃれな感じにしてくれないかなーってずっと思っていたので、本当に感動して、次回の予約すぐ入れました。
サロンも、ご自分で設計されて(!)いて、本当に素敵です。
こちらもまたテンションあがる要素が詰まってます。
とにかもかくにも、「手元!」大切です。ふと目に付くと、好きなネイルにアクセサリー。色々頑張ろうと、動くパワーになります。歳を重ねるほど、手元ってゴツゴツしてくるし、シミ、しわなど切ないですが、だからこそ!ケアもですが、何か飾ってあげることでネガティブな要素が吹き飛ぶなって思います。
○今回ご紹介したアイテム
CHIEKO +
https://chieko-plus.com/
BOU.nail
https://instagram.com/bou.nail
○ 2018 – 21.9 連載インテリアトリップ一覧はこちら
手織りを中心としたテキスタイル作品をつくっているudu textil(うづテキスタイル )です。
昔から美術やファッションといった表現の世界が好きで、憧れていていました。入学した学校ででは、なかなか良い評価が得られる表現がないなかで大学の選択授業で出会ったのが織物。初めて良い評価をいただけて、「これだ!続けてみたい!」という気持ちを抱けたことがきっかけです。
ブランドネームにある【 udu 】という名前は子どもに教えてもらった言葉です。
「ラブ」と「うづ」の“文字のカタチ”が同じように見えることからつけられた造語です。いつまでも子ども心を忘れない、自由な発想のものづくりを目指しています。
私がインスピレーションを受けるのは、小さな子どもが描いた絵やスイスの画家 パウル・クレー(1879年-1940年)のハンドパペット。おもちゃ楽器や鳥笛が聴こえる音楽や、ハンデを持った方がつくる陶器も大好きだし、どこかの国で埃をかぶった民芸品も私にとってはスペシャルで宝物です。
まっすぐが美しいとされる世界も良いけれど、私がいつも惹かれるのはまっすぐではない少し曲がりくねった世界です。
私にとって制作は、今の自分の「好き」を確認する行為です。
実は、織物ってもしかしたら編み物よりも簡単なのでは!? と思うぐらい、幼児の時期からできる手仕事です。ネックなのが“道具がないと楽しめないということ。
近年、ダンボールでも気軽にできる手法もありますが、学びって形から入ることはないでしょうか? 制作道具は、使用している最中も、使用していない時間でも、佇まいが可愛くて、あるだけで気持ちが上がるもの。
それが小さい子もお年を召した方も、世代を超えて楽しめるものだったら最高だなぁというものがつくりたく「ハンディ織り機oritori」開発しました。
「隙間時間に織物しよっと!と選んでくれる手仕事が織物である人が増えますように」
そんな思いを込めて、たくさんの場所でワークショップを開催し販売しています。
初めは織物やテキスタイルで自分を表現したいしたい! という我が強かったように思いますが、今は織物や手仕事の楽しさを共有しあえる環境づくりをすることに重きを置いています。そのための作品づくりと言っても過言ではありません。
今後は、oritoriを保育園や幼稚園などの教育機関や、老人ホームなどの福祉施設などで使っていただけないか思案中です。
リノベーションをしたいけれど、わからないことがたくさん……そんなみなさまに向け、entrieがリノベーションの基礎知識をお伝えするコーナー「リノベをマナブ」。 家づくりのことから住宅に関わる法律やお金のことまで、一緒に学んでいきましょう!
分譲住宅に対して、注文住宅・中古住宅リノベーションを選ぶことのメリットとして、みなさんならどのようにイメージされますか?
・間取りをライフタイルに応じて自由に設計できる。
・どこに費用をかけるかを、好みに応じて決めることができる。
・施工の工程をチェックできるので、施工品質に安心感がある。
例えば、上記のような項目があがるかもしれません。
本日お伝えしたい注文住宅・中古住宅リノベーションの最大のメリットは、躯体(くたい)性能=高気密・高断熱住宅にこだわることができるということなのではないかということです。
断熱性能を判断する基準のひとつが「UA値(外皮平均熱貫流率)」というものです。
これは、床や外壁などを通して住宅の内部から外部へ逃げる熱量を平均した値であり、値が小さいほど熱が逃げにくく省エネ性能が高いことを示します。
国が定める省エネ地域は8つに別れており、東京・横浜・大阪等の地域においては、省エネ基準はUA値0.87とされています(お住まいの地域の確認は国土交通省から出されている「地域区分の見直し(PDF)」をご覧ください)。
国土交通省の直近の公表データによると、「戸建住宅は、注文住宅の方が建売住宅に比べ、適合率が高い(住宅の省エネ性能の実態等に関する追加分析より引用)」とされています(高断熱住宅を希望するならば少なくともUA値0.6以下を目指したいところです)。
そのため、注文住宅・中古住宅リノベーションを選べば、賃貸住宅や建売住宅では得ることのできない高気密・高断熱住宅の仕様を選ぶことが可能であるということです。
その際は、施工業者が高気密・高断熱住宅の建築ノウハウを持っているかどうかも施工業者を選ぶポイントとなってきます。
ただ、高気密・高断熱化すると、その分費用はかさんでしまします。コストアップ額は一概には言えませんが、目安としては、延床面積30坪程度の一般的な戸建住宅で、省エネ基準レベルの住宅に対して、概ね200万円から300万円程度を上乗せするとかなりのレベルの仕様に引き上げられます。
しかし、このコストアップによる住宅ローンの支払い増額分は、冷暖房の光熱費の削減額でたいていの場合、元が取れ、黒字になるケースもあります。また、一定条件を満たす場合、省エネ住宅に対する補助金も多く発表されています。
結露がなく冬暖かく夏涼しい住宅、ヒートショックの心配もなく、カビ・ダニに悩まされることのない住宅というのは、注文住宅・中古住宅リノベーションで性能にこだわった場合だけ得られる特権でしょう。
また、注文住宅・中古住宅リノベーションを選ぶメリットとして、「メンテナンスコストが安い仕様を選ぶ」ことができるということです。
戸建て分譲住宅の場合、例えば外壁は、多くの場合、サイディングが採用されています。サイディングの場合、概ね10年ごとに外壁の塗装やコーキングの打ち替えが必要になります。だいたい100万円前後の費用が10年ごとに発生するイメージとなります。
また、メインテナンスコストという点では、シロアリ対策(蟻害処理)も重要です。通常の木造の分譲住宅は、人体に有害なネオニコチノイドという農薬系の薬剤を防蟻処理剤として塗布しています。
写真のように地盤から1mの高さまでがオレンジ色に塗られている薬剤です。これの薬剤は人体に有害なだけでなく、5年程度で効果がなくなるので、5年ごとに再処理が必要になります。
防蟻処理もほぼ半永久的に再処理の不要な処理方法があるのですが、多くの分譲住宅では採用されていません。注文住宅・中古住宅リノベーションであれば、防蟻処理方法も、半永久的に再処理が不要な処理方法を指定することが可能です。
このように住宅の購入には、中長期的なメインテナンスコストを鑑みながら仕様を選ぶことが大切です。
エントリエのリノベーションでは、こういった性能面でのご相談いただける専門家も在籍しております。中長期的なメンテナンスに関わることなどもぜひご相談ください。
※この記事は、グループ会社であるリフォームプライスの「見落とされている中古住宅リノベーション・注文住宅の最大のメリット|リフォームプライスのリフォームメニュー」(2020.7.27 更新)が元となっています
#166「カリン」
繋ぎあったあの糸は
今はもう切れてしまった
空飛ぶホークは
孤独に迂回を繰り返す
君に宛てた手紙は
あの箱のなか
二度と開けられることもなく
風化していく
立ち退かれたアパートは
枯れたカリンの木があった
いつまでもそのまま
誰かの帰りを待っている
この灰色の町で
描いた未来は
叶えられそうもない
世界を汚す人間は
もう出番はなさそうだ
芳醇な香りでさまざまな栄養価を持つカリン。
生では食べられませんが、蜂蜜につけておくと美味しいシロップが出来上がります。
痰、ぜんそくに効果があるアミグダバリンという薬用成分を多く含み、喉に良いです。
人生の節目を迎え、夫婦と三人の姉妹、そしてお母さまが住む2世帯住宅としてリノベーションを決めたMさまご家族。4階建の鉄骨造 築50年の思い出あふれる大きなお家づくりのパートナーにエントリエを選んでいただきました。それぞれが安心して暮らせる住まいとはなにか? みんなの理想が詰まったお家のできあがりです。
所在地 | 東京都北区 |
建物種別 | 戸建 重量鉄骨造(築50年) |
リノベ面積 | 240㎡ |
時期 | 2021年 |
(3,4階)ご主人、奥さま、長女、次女、三女、(2階)お母さま
ご主人、奥さま、お母さま
小林めぐみ
ご主人:もともとは自営業を営んでいた両親が住んでいた実家です。父親が病気で亡くなったことをきっかけに会社をたたみ、この大きな家に母がひとりになったんですね。これを機にリノベーションを決めました。
お母さま:当時は1階2階が工場で(3,4階が住居)、大勢住んでいた場所だったんですよ。
ご主人:とにかくはじめてのことだったから、まずはインターネットを通じて近所の会社を探したんですよね。5、6社に声をかけてお話しを聞くうちに、我が家は「重量鉄骨」という特殊な家だということを知ったんです。さまざまな条件もあるなかで対応してくれる業者さんも限られていました。そうしているうちに3社との面談が決まり、その1社がエントリエでした。
ご主人:3社それぞれに色があり迷いましたが、いちばんにアイデア出してくれたのも、(完工後の)イメージも想像ができるように工夫して伝えてくださったのも、エントリエの小林 めぐみさんでした。おかげで自分たちが「こうしたい」というイメージを持ちながら進めることができました。
奥さま:お話しをしはじめてから動線や家事のこと、たくさん考えてくれていることが伝わって。もう「小林さんがいい!」と感じました。
奥さま:家事がしやすい家が良いということは伝えましたね。あとは、3人の子どもたちにはそれぞれの部屋と十分な収納が欲しいということです。
ご主人:わたしは築50年の家なので雨漏りや耐震、断熱性能……そもそも、この家はもちますか? というところからスタートでしたね。
お母さま:そうね、もう長く住んでいますから。これから住む家族のためにも、(建物そのものが)しっかりしているのかどうかがいちばんの心配でしたね。
ご主人:そうですね。現地調査で構造耐震部の方が来て、いろいろとお話しいただいたんですね。不安な点をひとつずつ説明してもらい、さまざまな基準を満たすように考えてくださったので安心でした。
奥さま:はい。「他にはない部屋」という感じでした。まず、アイデアが違いましたね。例えば、寝室はベットをふたつだけおける程度のスペースをとっただけなのですが、これまでは6畳ないと……なんて漠然と決めつけていたところがありましたから、これまでの考えが覆されましたよね。理想を全部伝えたら、全て叶ったんですね。
ご主人:それに小林さんのプランを見たときは、これはどうなの? という疑問はほとんどありませんでした。とにかく、暮らしやすそうだなと感じたんです。
ご主人:窓を変えるということもできるんだと知りましたね。60個ほどあった窓も減らしてもらいました。それもただ、単純に減らすだけではなくて風の通りや間取り、予算に合わせて、微調整していきましたね。また、減らすだけではなくて、部屋の用途に合わせてサイズを変えてもらったりもしました。
奥さま:壁紙です。キッチンやリビングはグレートーンなんですが、洗面所だけ少し落ち着いたピンクにしたんです。
ご主人:書斎をつくってもらったというのはありますね。あとは、洗濯機がふたつあるということ(笑)。ランドリールームは3階に、バルコニーは4階にあるのですがそこまで洗濯物を運ぶとなると家事動線もよくないし、重労働です。バルコニーも活かしたいなと考えているうちに……
奥さま:4階にも洗濯機おいちゃえば良いんじゃないって(笑)。
次女:わたしは間接照明が好きだな。
ご主人:最初は予定がなかったんだけれど、パナソニックのショールームを見に行ったときにいいなって。梁もいかせて、たしかによかったね。
長女:わたしは、4階のトイレ。
奥さま:そうだ、(壁紙など)自分で決めたもんね。
お母さま:わたしはもう、人生がほぼほぼ自分で見えているんで(笑)。若い頃と違って「今を考えるだけでいい」っていう考え方で進めようと思いまして。それも、自分が動ける範囲で維持できる形にすることも考えていました。孫たちもいますし、いつかはここに誰か住むんだろうなと思うと、ごちゃごちゃさせずに直せばだれかが住めるように、ね。
お母さま:ありがとうございます……代々伝わった料理を出すとね、みなさんびっくりしてくださって。キッチンに立派なオーブンもつけてもらってね。一時、ケーキばかりつくっていたから。
ご主人:わたしたちが仕事でいないときに、子どもたちはよく母の部屋にいってね。行ったり来たりしてますね。
三女:とっても楽しいよ!
ご主人:フローリングの工事が終わったときですね。思い切ってアカシアを選んだのですが、物によっては木目が激しく出ている素材なのですごく悩んだんです。心配もありましたが、結果的によかったですね。
奥さま:壁紙を選ぶ工程ですね。いろんなところからイメージを集めて、ひと部屋ずつ決めていくのがすごく楽しかったかな。
お母さま:わたしは、全然違うんですけど……何十年ぶりにお家を出て、マンション生活をしたことです。近くの物件を探してもらったので、工事中はよく見にきて大工さんとたくさんおしゃべりをして、いろんなことを教えてもらいました。1回、エレベーターに閉じ込められちゃって! びっくりしたこともありましたがとにかく、いろんな経験させてもらって楽しかったですね。強烈に印象に残ってますね(笑)。
ご主人:大工さんと一番仲良くなっていたしね(笑)。
ご主人:前の家はソファにみんな集中していたんだけれど、今は小上がりにソファにキッチンに。それぞれの位置があるような感じですね。
長女:(小上がりの)カウンターで勉強したりね。
三女:小上がりにもテレビがあるから、喧嘩しないで見れるんだよ。
お母さま:朝起きて何時間かすると、上から足音が聞こえるんです。「これは誰の足音かな」って。それがね、なんていうんでしょう……一緒にいるんだなっていう安心感になるんですよ。
りえさんのリノベーション事例はこちら
こんにちは。
少し空いてしまいましたが、私は元気です(笑)
とはいえ毎日寒くて布団から出れない季節は苦手で、あの手この手でご自愛をしながら過ごしています。さまざまな感染症が流行る季節、自分を整えるためのお助け……いや、お守りアイテムをご紹介します!
メインはこちらの3つ。
左はブルーグリーンアルジー(天然の藻を粉末にしたもの)、レッドガムハニー(非加熱ハチミツ)、なつめ(を乾燥させてスナック菓子みたいにしたもの)。
まず1番左手のブルーグリーンアルジー。
ブルーグリーンアルジーとは、アメリカ・オレゴン州、アッパー・ク ラマス湖で取れる世界最古の藻類。ミネラル・ビタミンなどの豊富な栄養素を 理想的なバランスで含有することから 奇跡の食品とも呼ばれています。
多種のストレスにさらされ、多忙な日常を生きる現代人に嬉しい要素が詰まっているのです!
朝寝起きに水に溶かして飲んでいます。疲れを感じた時は一日2〜3回飲む時も。真ん中のハチミツは、家族全員で毎日舐めています。
レッドガムハニーは、西オーストラリア特有のユーカリの一種であるマリーの木の花から採取される完全無添加のナチュラルハニーです。
高い抗菌作用があるので、免疫力強化に優れていて、風邪のひき始めなどはかなり改善します。
味もコクがあり、とても美味しいのです!
そしてこちら。
最近頂いたものなのですが、とても美味しくてとまりません。色んななつめのスナックを食べてきましたが、こちら本当に美味しかったです。なつめはビタミンをはじめ、鉄、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルを 36種類も含むスーパーフルーツ。 特に女性の体調不良を整える栄養素が豊富で、美肌サポートにもオススメです。
チョコがけバージョンもあり、そちらも気になります。
毎日少しずつ、美味しくて続けられる。
そんな条件をクリアした、心身のお守り達……。今の自分にはこれらがあっていますが、年齢や体調に合わせてバージョンアップさせていきたいと思ってます。自分だけのお守り探しはまだまだ続きます!
○今回ご紹介したアイテム
ブルーグリーンアルジー
https://shop.e3livejapan.co.jp/
レッドガムハニー
https://thebees.jp/
赤いなつめ
http://www.akainatsume.com/
○ 2018 – 21.9 連載インテリアトリップ一覧はこちら
造形作家、生活道具の制作をしている関田 孝将です。
「生活における空間をつくりたい」
これは、もともと持っていた思いです。はじめは、金属工芸のちょっとした知識・技術しかなく、鍋などの小物づくりからはじまりました。それから空間制作につなげるには? と考え、鍋を展示する台、店舗などの什器づくり……それが徐々に広がり店舗空間をつくらせてもらえるようになりました。
活動をはじめた頃は「世の中にはたくさんのモノがあり、人はモノを扱い、モノに囲まれて生活しているけど、そのモノはどう生み出されたのだろう?」「 誰かがつくっているはずだけれど、人を感じない」「人の手を感じられればモノの見方もかわるのかな」ということに悩み、考えてました。
そして「僕のつくったものを使うことで、工業製品でもなんでも、つくった人がいる」そんな想像をしてもらえたら、より温かみのある生活になるのかなと思っていました。
思い入れのある作品があります。それは、2018年に国立市で行われた、街中に装飾したピアノを点在させ街の人に弾いてもらうアートイベント『Play Me, I’m Yours Kunitachi 2018』で制作した“ピアノ”です。
このとき、重視したのはピアノを装飾するのではなく、そのピアノが置かれた状態をつくるということでした。ピアノに手を加えさせてもらうなんて、なかなかできないことで楽しかったです。
展示された1〜2週間は丁度桜の季節でした。街に音楽と桜と笑顔とがあり、とても印象的なハッピーな時間でした。
現在は、制作を行う工房の他に、国立市に「ラマパコス」というお店を構えています。
もともと住んでいた家が取り壊されることになり、どうせ壊してしまうのなら空間をつくろうと大家さんに許可をもらって改装した場所です。住みながら1か月毎日展示会やイベントを行ったときの充実感。
次第に「家を人が集まれる場所にしよう」と、自分の店なら好きに空間をつくれるとの思いからラマパコスを開始しました。
制作で大切にしているのは「自分のやりたい生活をつくっていくこと」です。旅行でもご飯でも音楽でも“自分の心地よい”を見つけて、それを自分でつくる。次第にそれは自分のなかのイメージとなり、作品に現れるという感じです。今では作品づくりは、僕の生活です。
自分の知らなかった世界の人との出会いが増え、同じようにモノづくりをする人、つくり出したモノと関わっている人、お店をやっているとさまざまな人とコミニケーションがとれて、知らなかった世界が一気に広がりました。
この取材もそうですね。
今後も、工房に人を呼びワークショップやイベントなどやっていけるようにしたいと思っています。
イベント名 : takataka
概要:画家の藤川 孝之さんと2人展。藤川さんとのコラボレーション作品、照明などが並びます。
開催期間 : 2022年11月18日(金)〜11月28日(月)
場所:ラマパコス(東京都国立市富士見台1-14-2)
時間:11:00〜17:00(水・木 休み)
関田 孝将(ラマパコス) |
リノベーションをしたいけれど、わからないことがたくさん……そんなみなさまに向け、entrieがリノベーションの基礎知識をお伝えするコーナー「リノベをマナブ」。 家づくりのことから住宅に関わる法律やお金のことまで、一緒に学んでいきましょう!
今年もいよいよ冬が近づいてきました。身の回りでも防寒対策をそろそろ考えている方もいらっしゃるかもしれないですね。今回は、家事と暖かさという視点での記事です。
『季刊 だん(新建新聞社 発行)』は、断熱住宅に関わる情報が中心の住まいづくりに関する雑誌です。住宅の専門家向けではなく、一般の人向けで、とても分かりやすい内容です。こちらの『だん03号(2019年 SPRING)』が、「暖かい家は家事楽ハウス! ママが楽しく暮らせる家」という特集でした。
この特集記事の「高断熱住宅に住むママ100人に聞きました。暮らしてみて「変わった」と感じることは?」
の問いに対して、以下のような結果がありました。
第1位:光熱費が下がった(45%)
『だん03号(2019年 SPRING)』より
第2位:家事が楽になった(43%)
第3位:ストレスが減った(37%)
第4位:家で過ごす時間が長くなった(32%)
第5位:家に人を招く機会が増えた(31%)
第6位:寝起きが楽になった(24%)
第7位:育児が楽になった(22%)
第7位:体調を崩しにくくなった(22%)
高気密・高断熱住宅にすれば、冷暖房に掛かる光熱費が大幅に下がるのは当たり前ですが、それに続く僅差の第2位は、「家事が楽になった」だそうです。
さて、でもどうして高気密・高断熱の住まいは家事が楽になるのでしょうか?
家事が楽になるのには、いろいろな要因があるようですが、最も大きいのは、冬の朝の家事。まず、暖房をつけなくても暖かいので、目覚めた瞬間から活動できるということ。寒い中、勇気を出して布団から抜け出して、寒い部屋でまず暖房をつける。部屋が暖まるまで、なかなか活動が始まらない。そんな方も多いのではないでしょうか?
でも、高気密・高断熱住宅ならば、真冬に暖房を切って寝ていても、部屋は暖かいままなので、布団から出るのがおっくうということはありません。そのため、すっきりと起きることができて、すぐに活動できるということです。暖房で部屋が暖まるのを待たなくても、着替えも苦ではないですし、パジャマのまま何も羽織らなくても家事にすぐにとりかかれます。つまりすぐに動き出して、速やかに朝食の準備に取り掛かることができます。
キッチン周りのことで言うと、キッチンの床が冷たいとか、換気扇を回すとすきま風が入るので寒いということもないので、料理のストレスがかからないということです。冬に換気扇を回しても寒くないとありがたいですね。
常に家が暖かいと行動のスピードにも変化があるのではないでしょうか。
窓枠に結露が生じることがないので、濡れた窓を拭く手間がなくなります。
室温が一定になると、冬だから、夏だから、と家の中の装備が大きく変わることがなくなります。こたつやストーブ、冬布団、毛布、厚手の部屋着などが不要になるので、収納スペースも少なくて済みますし、季節ごとのものの入れ替えもほとんどないのでとても楽になります。
洗濯についても、高気密・高断熱住宅では、物干し部屋や物干しスペースを設けているケースが多いようです。夜洗濯して、寝る前に干せば翌日の昼には乾いているので、とても楽になるそうです。
ペットさんがご家族にいる方にとっても、住まい探しに家の暖かさは重視される点ですね。
健康面では、体の負担が少ない暮らしになるので、風邪やインフルエンザにかかりにくくなるようです。特に、子どもが病気になりにくくなるのは顕著のようです。子どもが布団をかけて寝ているかどうか心配しなくて済むのもお母さんやお父さんの楽につながりますよね。また体温が少し上がり、肩こりが軽減されたり、肌の血色がよくなったりといったメリットがあるようです。
恐らく、これらの暮らしやすさについては、実際に体感しないとイメージしにくいかもしれませんね。高気密・高断熱の工務店やハウスメーカーの中には、体験宿泊ができるところもありますから、冬や夏など、外気との気温差が大きい時期に体験することをお薦めしたいと思います。
断熱・気密において、必要な性能は家や家族構成、暮らし方によって差があります。
ぜひ、ご自身の暮らしに合ったプランを見つけてみてください。
※この記事は、グループ会社であるリフォームプライスの「暖かい家は家事楽ハウス! ~ ママが楽しく暮らせる家 ~」(2020.7.20 更新)が元となっています
#163「華奢な君」
カレー味のスープ
カレー味のサラダ
カレー味のチャーハン
君はカレー研究家
得意料理はサブジ
正解を探し続けて
もうずいぶん経ってしまった
短くても華麗な人生
ブルドーザーのように
壊しながらどんどん進む
お湯が沸く間にいなくなって
今はどこにいるのかな
パラレルワールドで
猫と遊んでいるのかな
お墓の前で
カレーリーフの花束を
お供えしたら
きっと笑ってくれるだろう
【材料】じゃがいも、鶏肉、マスタードシード、クミン、カレー粉、塩コショウ