家族とエントリエ - LIFE STORY
《土間を取り入れ、便利で多機能な玄関に。 | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #41
もともと住まれていたマンションのリノベーションを決めたHさまご夫婦。玄関に広い土間を設けたことで、収納するだけではなく、ひとつの居場所としても機能したといいます。2部屋だった空間を思いきって1部屋に広げたリビングやキッチン。小学生になったばかりの娘さまにも安心してお手伝いを頼めるようになったそうです。
物件について
所在地 | 神奈川県相模原市 |
建物種別 | マンション(築19年) |
費用 | 980万円(解体費・各種工事費用・デザイン費用全て含む) |
リノベ面積 | 79.3㎡ |
時期 | 2021年 |
暮らす家族
ご主人、奥さま、長女
話し手
ご主人、奥さま
担当スタッフ
澤 雄太
リノベーションのきっかけを教えてください。
奥さま:もともとは、水回りが古くなってきたので変えたいねというところからはじまったんですよね。
ご主人:あとは間取りです。リビングと隣あっている和室をうまく活用できていなかったんですね。ただ住み慣れたこの環境から離れることは考えておらず、持ち家をリノベーションする方向で話を進めました。
エントリエとの出会いを教えてください。
奥さま:リノベーション会社を探しているときに、エントリエのホームページを見つけました。はじめは事例やモデルルームまでの近さで選びましたが、ヒアリング後に出してもらった間取り図も決め手のひとつ。スケルトンにしたうえで、わたしたちの想像を超える大胆な間取り変更を提案してくれたのはよかったですね。いい家になるという可能性を感じました。
ご主人:そうですね。妻が3社ほど見つけてくれてそれぞれとお話ししましたが、わたしたちの「やりたい」を叶えてくれそうということは感じましたね。打ち合わせで澤 雄太(さわ・ゆうた)さんが出してくれた手描きの間取り図がかわいらしく、他社さんにはないものでした。
BEFORE
AFTER
どのようなご要望を伝えましたか?
奥さま:以前はひとつの部屋がアウトドア用品いっぱいの物置状態だったので、それをうまく収めたいということを伝えました。特にキャンプ道具って、汚れたまま持って帰ってくるからそのまま中に入れられるスペースがほしかったんです。
ご主人:玄関が狭かったので土間をつくりたいということを伝えましたね。あとは、間取りでオープンなキッチンと広いリビングですね。
広々とした土間は、玄関や収納だけではなくひとつのお部屋としての機能を持ち合わせているように感じました。
奥さま:そうですね。以前は寝室でベッドを配置していたため窓もカーテンも開ける機会が少なかった場所なんです。それに、玄関からの動線も気に入っています。買い物して帰ってきたときも、広い玄関からキッチンまでの動線がふたつあるので、荷物を持っている人は洗面所を通ってパントリー側に置きに行けるんです。
ご主人:ここまで広くスペースをつくれたのは、以前の間取りから大きく廊下の位置を変えたからですね。
担当者である澤さんとのコミュニケーションはいかがでしたか?
ご主人:澤さんは、ぼくたちのやりたいようにさせてくれるんですよ。ある程度種類は選んでくれるけれど、決して自分の意見を推さない。だからこそ悩んで大変だったこともあるけれど(笑)。勢いで決めていくのではなくて、1回1回立ち止まって考える余白と余裕をくれましたね。
こだわった部分を教えてください。
奥さま:子ども部屋を目の届くリビングにおきたかったんですよね。だから、室内窓をつけました。今はまだ寂しがるので、ひとりで過ごしていることは少ないのですが(笑)。
ご主人:仕事をするスペースは1畳でもいいから欲しいということをお伝えしていました。最初は狭いかなと感じたのですが、使ってみるとちょうどよく気に入っていますね。
リノベーションを体験してみて、どうでしたか?
奥さま:夫と“一緒に決める”という作業は、結婚式以来だったんじゃないかなって。お互いなんとなく描いていたイメージを話し合って。
ご主人:そうだね。夫婦の会話が増えたということはありますね。最初はお互いに「こういう家にしたいんだ」というのは想像できていないところから始まったけれど、落ち着くところに落ち着いて。できていく過程も、すごく楽しかったです。
住んでみていかがですか。
ご主人:リビングがすごく広くなったので、それぞれが付かず離れず、ある程度の距離感を保ったまま一緒にいられるというのはよかったですよね。妻と娘がいてもお気に入りの個室と玄関の土間で音楽を聴いたり、PCをしたりして、落ち着く場所ができました。たまに娘が私の部屋に入って、ひとりでコソコソやっています(笑)。
奥さま:キッチンが広くなった分、娘に「自分でやってね」といえるようになったんです。「お水ちょうだい」といわれたら「自分でできるね」と。たとえば以前は鍋の取手がひっかかってしまうのではないかなど危ないから入れないようにしていたので。
娘さま:新しいおうちは、楽しい! それに、お母さんがおいしいご飯を一緒につくってくれるし、料理も教えてくれるからうれしいの!
運命を感じました!
ご家族みんなが自分の居場所を持ちながらもそれがゆるく交わってお互いの距離感が心地よいものになるように打合せをしましたね。細部にわたるまで一つ一つこだわったので非常に大変だったかと思いますがこだわりぬいたからこそ出来た素敵な時間とお家だと思います。居心地の良いLDKやアウトドアを準備や片付けも楽しい時間にしてくれる玄関の他にもこだわりポイントはたくさんで、例えば廊下にレイアウトした飾り棚は今のお嬢さんの身長の高さで設計をしてありお嬢さんがこの棚を上から見るようになった時にはどんなご家族の時間が流れているのかなって楽しく夢見ています。そしてご主人の秘密基地(仕事部屋)(笑)。この空間は僕も欲しいなと思っていて男の夢なんじゃないかなと思います。うらやましいです(笑)。あとお家が完成した後に知ったのですが、おふたりはまさかの僕の高校の先輩! 何から何まで運命を感じます(笑)。 ありがとうございました。
澤 雄太 / Sawa Yuta
2級建築士、福祉住環境コーディネーター、愛犬家住宅コーディネーター
神奈川県出身の1987年生まれ。
東海大学工学部建築学科を卒業。…
幼いころから建築、特に日本家屋が好きで近所の民家園によく遊びに行ってました。
縁側でまったり過ごす時間が大好きでした。
人のことが大好きで、その人の頑張ってることを聞くとつい応援したくなってしまうお人よしです笑。
好きな建築を通して沢山の人の幸せ応援が出来るように頑張っています。
その人の大切な想い出がカタチになるように
その人の幸せな時間がより豊かになるように
その人の人となりが浮かんでくるような
そんなご提案を心掛けています。
是非お気軽に色んなお話を聞かせて下さい!
■ジェルコデザインリフォームコンテスト
2020年関東甲信越大会 優秀賞
2021年関東甲信越大会 家族のつながり賞
2022年関東甲信越大会 優秀賞
2022年全国デザイン部門別優秀賞 個室部門
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