エントリエでのリノベーション事例がひとつとして同じでないように、理想の子ども部屋も家族ごとに異なります。例えば、安全で見守りやすいリビング隣接型の空間が求められたり、成長とともにプライバシーを大切にしたり。リノベーションの魅力は、まさにこうした変化に柔軟に対応できる点。また子どもたち自身が空間づくりに参加し、限られたスペースを創意工夫することで、家族の想いが詰まった心地よい部屋が生まれます。

今回は、そんな「子ども部屋」特集です。

子どもたちの想いを形にして

Sさまのおうちは「自分で決める楽しさ」を大切にし、ご家族全員が納得のいく家づくりを目指しました。子ども部屋では、壁紙選びにお子さまたち自身が参加。自分で選んだデザインが部屋に取り入れられることで、お子さまたちにとっても思い入れのある空間が完成しました。

趣味を楽しもう! 長いテーブルを造作

お子さまのご要望「長いテーブル」を中心に子ども部屋を設計しました。このテーブルは、ゲームや工作、勉強まで幅広く活用できる万能なスペースとして大活躍。お友だちを招く機会も増え、「えー!すごい!」と喜んでもらえるような楽しい空間が完成しました。

リビングから感じる、家族の存在

お子さまの部屋を安心して過ごせるようリビングに隣接した場所に配置した事例です。壁をつくりながらも、内窓を設けたことで中にいるお子さまの様子を見守れます。「現在はまだリビングで過ごすことが多いんです」と奥さまからお話ししてくださいましたが、これからお子さまが自立していく中でも安心感を大切にしたお部屋が完成しました。

夢を叶えたハンモックとロフトのあるお部屋

長女さまの「ハンモックをつくりたい」「ロフトにしたい」という夢を叶えたお部屋が完成しました。また、これまで衣類を畳んで収納していたのを、ハンガーにかけられるクローゼットに変更し、使いやすさを重視。お子さまのこだわりが詰まった、特別な空間に仕上がっています。

限られたスペースを活かした3兄妹のお部屋

Hさま邸では、お子さまたちの希望を公平に反映させるため、子ども部屋の広さや仕様を揃えた設計を採用しました。限られた空間に造作ベッド・デスクを設置。長女さまのお部屋からは、リビングの小上がりに続く入り口を取り入れました。朝はロフトベッドから登場するのがおなじみの光景になっているそうです。