家族の時間がもっと楽しく、もっと心地よくなるように。子どもたちの成長や家族のライフスタイルに合わせて、LDKを中心に住まいを見直した6つのリノベーション事例をご紹介します。見守りやすさや収納、将来の間取り変更など、家族みんなが笑顔で過ごせる工夫が詰まっています。
2階リビングで明るく、あたたかく。家族の笑顔が集まる空間に


1階リビングの暗さを解消するため、リビングを2階に移動をご希望されたOさまご家族。LDKは、明るく開放的な空間に生まれ変わりました。キッチンのそばにカウンターを設け、子どもたちの勉強スペースとして活用することに。また学校の道具がバッチリ入る収納も充実させ、家族全員が快適に過ごせる住まいが完成しました。
「LDKにスペースができたことで、子どもたちもそれぞれに遊んだり宿題をしたりしています。自分の空間を持てるようになったのが本当に良かったです。」
家族の気配を感じながら、それぞれの時間を大切に

将来の子ども部屋の独立を見据えつつ、現在は家族全員が一緒に過ごせる広々としたLDKを実現した事例です。リビングの一角には子どもたちの遊び場を設け、室内窓で仕切ることで目線を遮りつつ、様子を見守れる工夫がされています。子どもたちと一緒に遊ぶ横で、妻はダイニングテーブルでくつろいでいるとご主人さまも嬉しそうにお話ししてくださいました。
「子どもふたりがそれぞれに、好きなことができるようになりました。広さを確保できたことでおもちゃの収納にもゆとりができて、遊んだら元の場所に戻す、という習慣ができました。」
こだわりと子育てが調和する、愛着のある住まい


インテリアや仕様にこだわりぬいたYさまご家族邸。大人な雰囲気を感じるリビングに設けた小上がりスペースは、子どもの遊び場や収納として活躍。マグネット壁を取り入れるなど、遊び心も満載です。家族それぞれの「好き」が詰まった、心地よい住まいが完成しました。
「リビングの小上がりもあるのですが、そこをマグネットの壁にしたので遊ぶ方法やアイデアが増えたようです。」
余白を楽しむ、家族と共に変化する住まい

リビングの一角に設けたヌックスペースは、今は小さなお子さんのおもちゃや絵本を楽しむ場所として使われています。将来的には勉強スペースとしても活用できるように設計。お子さんが遊んだり、食べたり、さまざまなことができるリビングですごす時間がぐんと増えたという奥さま。家族のこれからの暮らしを見据えた想いのこもったLDKとなりました。
「リビングで過ごす時間が増えて、基本的にみんな一緒に過ごすようになったなと感じています。」
壁を活かした、子どもたちの成長を見守る住まい



リビングの壁には、お子さまたちの作品を飾れるスペースを設け、家族の思い出が自然と増えていく場所にしたMさまご家族。また、キッチンからリビング全体を見渡せる設計になっており、家事をしながらでも子どもの様子が感じられる安心感があります。暮らしの変化に合わせて収納の使い方も柔軟に変えられるように設計され、長く心地よく過ごせる住まいが完成しました。
家族の中心にある、安心感を生む柱

ご夫婦と3人のお子さまが暮らすI様邸。リビングの中心に据えた1本の柱は、空間をやさしく仕切りながら、家族の気配をほどよく感じられる存在です。お子さまたちはこの柱を使って「おうちごっこ」をしたり、勉強したり、思い思いに過ごしているのだそう。リビングやダイニング、ワークスペースなど、それぞれがちょうどよくゆるやかにつながり、それぞれの時間も、みんなで過ごす時間も大切にできる空間が広がっています。
「家族みんなが自然と集まる場所になりました。柱があることで、空間にメリハリが生まれたと感じています。」