リノベーションをしたいけれど、わからないことがたくさん……そんなみなさまに向け、entrieがリノベーションの基礎知識をお伝えするコーナー「リノベをマナブ」。
リノベをマナブ。 #07
快適な朝時間を過ごすための洗面所へ!
リノベーションのポイントは?
毎日使う洗面所。家族のライフスタイルに合わせ、細かな配慮を行き届かせると、毎朝快適な時間を過ごせます。
この記事では、快適な朝時間を過ごすために押さえておくべき、洗面所の基礎知識をお伝えします。
洗面所にはどんなタイプがあるの?
洗面所には、目的に応じ「洗面や手洗い専用の場」とする場合と、お風呂場とつながり脱衣室や洗濯室も兼ねる「多目的な空間」とする場合があります。
■洗面専用スペース
▷ 《リノベーション事例》家族とエントリエ LIFE STORY ♯3より
A様邸の洗面スペースは、玄関からすぐの場所。限られたスペースを生かしつつ、「帰宅後すぐに手洗いができる」理にかなった動線作りをしました。
洗面や手洗い専用の洗面所です。家のスペースに余裕がある場合は、歯磨き・手洗い・洗面専用の場所として、2つ目の洗面所を設置する場合があります。
帰宅後すぐに手洗いできるよう、玄関のそばに手洗い専用の洗面所を設置する、といったケースもあります。
■多目的スペース
▷ 《リノベーション事例》家族とエントリエ LIFE STORY ♯12より
洗濯機付近に物干しスペースを確保することで、家事動線も効率的になりました。洗面台は、陶器1枚でできた素材でお掃除も楽に。
洗面だけでなく、脱衣所や洗濯のスペースとして、多目的に使用する洗面所です。バスルームに隣接し、洗濯機も設置するため、湿気対策が必要となります。調湿機能のある壁材や、耐水性の高い床材などを選ぶのがおすすめです。
洗濯スペースとしても使う場合は、効率化の工夫として、収納、洗面ボウルの形状、部屋干し用のラックの設置などを考えるのがおすすめ。たとえば大きめの洗面ボウルだと、水が外にこぼれにいメリットがあります。またスクエアで底面が平らな広いボウルは、洗濯物の下洗いもしやすく、つけ置き洗いにも適しています。
洗面所に、部屋干し用のバーやラックがあると、洗った洗濯物をすぐに干すことができます。また乾いた洗濯物を一時置きできるカウンターをつくったりと、使いやすくする方法はたくさんあります。
リノベーションの際に、ご家族に合った利用方法を相談されることをおすすめします。
洗面台と洗面化粧台、どう違うの?
■洗面台
「洗面ボウル」と呼ばれる受け皿で手洗い・歯磨き・洗顔をおこなう以外の機能がないものを指します。
トイレに設置する手洗い場も、洗面台の一つです。
■洗面化粧台
歯磨き・手洗い以外に、洗顔・化粧・洗髪など、身支度を整える機能を持っているものです。
収納や小物置き場、コンセント、鏡面台、シャワータイプの蛇口など、使いやすいように工夫されています。
洗面化粧台は、さらに「システムタイプ」と「ユニットタイプ」に分けることができます。
・システムタイプ
メーカーによって予めシステム化されたラインナップがあり、その中から壁や空間に合わせて組み合わせるタイプです。
洗面ボウルや収納、鏡などの各パーツがユニット化されており、カウンターや洗面ボウル、扉材、水栓金具などを組み合わせることができます。
・ユニットタイプ
水栓金具や洗面ボウル、照明器具、収納キャビネットがセットされており、間口サイズから選べるタイプ。
洗面器一体タイプともいいます。比較的コンパクト、かつ最近では機能性やデザイン性の高いものも増えてきているので、空間に合わせて選ぶことができます。
家族のライフスタイルに合わせた
快適な洗面所づくりを!
通常15〜20年でリノベーションが必要と言われている洗面所。洗面所のリノベーションは、洗面台の交換、壁材・床材の交換のほか、浴室とつながる場合は収納棚の造作・隣接する部屋との段差解消、洗面所の間取り変更などさまざま。
たとえば、「朝の身支度時間が重なる」など家族間でのストレス解消のため、洗面ボウルを2つ設置するといったリノベーションも可能です。
洗面所の空間としては、シンプルですっきりとした都会的なデザインから、ナチュラルなリゾート空間、高級感のあるホテルライクな空間など、デザイン性のある空間提案も人気です。
エントリエのプランナーにご相談いただければ、ご家族のライフスタイルや好みをじっくり伺い、豊富な事例から、ご家族にぴったりな洗面所空間をご提案いたします!
※この記事は、グループ会社であるリフォームプライスの「洗面所リフォーム」が元となっています
*entrieの公式Instagramでは施工事例を掲載しています*