リノベーションをしたいけれど、わからないことがたくさん……そんなみなさまに向け、entrieがリノベーションの基礎知識をお伝えするコーナー「リノベをマナブ」。 家づくりのことから住宅に関わる法律やお金のことまで、一緒に学んでいきましょう!
壁と床の境目をつなぐ部材“巾木(はばき)”をマナブ。 – リノベをマナブ。 #73
壁と床の境目をつなぐ部材を「巾木」といいます。よく目にしてはいるものの、もしかすると生活する中で意識することは少ないかもしれないですね。巾木には、壁と床にできる隙間を埋めたり、掃除用具がぶつかる場所なので壁の保護といった役割があります。
リノベーションを体験した方はご存知かと思いますが、こういった普段気に留めていなかった場所の部材まで決めていく必要があります。エントリエのお客さまにも「そんなところまで決めるんですね!」と驚かれることも。巾木もそのひとつです。
実は素材も、写真のようなよくみかける木目調のMDF素材のものから、ビニール製のものからアルミといった金属製のものまで幅広いです。
エントリエから商品をご提案する箇所にもなりますが、はじめから「好みの巾木がある!」という方は、ぜひご相談ください。
また、巾木ひとつでグッとお部屋の印象も変わってきます。今回は、巾木に注目して3つの事例をご紹介します。
巾木で変わる、お部屋の印象 3事例
Kさまご家族は、キッチンとリビングの壁紙の色に合わせ巾木の色を変えています。対面キッチンの笠木(かさぎ)と色が合っていてより引き締まる印象になっています。
こちらは、エントリエが買取しリノベーションを加えた事例のマンションのリビングです。最近では白い巾木の事例も多くありますが、こちらは壁よりも少しトーンを落としたグレーの巾木を採用しています。
タイルが印象的なNさま邸玄関です。実はこちらは巾木をしない事例。壁の素材やデザインによっては巾木を取り入れないスタイルも増えています。ただし、デメリットを伴う場合もありますので担当者とよく相談の上お決めください!