エントリエのブランドマネージャー、ゆーさんこと澤雄太。本人いわく「プロスポーツ選手のようなストイックな生き方が好き」とのことですが、一方で、動物好きの一面も持っています。自身もロップのミニウサギ、ムギ君との生活を楽しんでいます。このブログでは、ムギとの日常やペットと上手に暮らしているお客さまのことを、住まいの工夫と併せて紹介します。ペットと暮らしている方、ペットと暮らしてみたい方、必見ですよ。

#54 ペットのコンセント対策について

こんにちは。
Yousunです。

これまでペットにまつわるリノベーションについて、いろんなお話をしてきましたが、

今後は

「ペットを飼っている方が抱く疑問」

をベースに、意識すると良い点や対策方法について、さらに深掘りしていきます。

今回のお話は「ペットのコンセント対策」についてです。

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（※僕がインタビューに答える形の記事になっています）

ーー今日は、ペットのコンセント対策についてお話を聞かせてください。

はい、よろしくお願いします。

ーーペットのなかには、コンセントにささっているコードをかじってしまったりする子もいると聞きました。リノベーションで、何かできる対策はあるのでしょうか？

そうですね。通常、コンセントは足元あたりにあることが多いので、ペットがいたずらでコードをかじったりしちゃうんですね。

ーー危ないですよね。

はい、感電してしまう可能性もあります。なのでリビングのテーブルなどよりも少し高い、腰高くらいのところにコンセントを設ける、という方法があります。ペットの安全性を考えてのリノベーションですね。

ーーコンセントの位置、変えることができるんですね。

変えられます。僕もうさぎを飼っていましたが、コンセントの位置が低いためにコードをかじられて、悲惨なことになってましたね……。

ーー大変でしたね……。どうして動物たちはコードをかじってしまうんでしょうか。

種類にもよりますがうさぎを例にすると、「歯のメンテナンス」があります。食べ物を食べる上で、歯は大事なものです。その歯はどんどん伸びてくるので、何かをかじることで伸びすぎないように整えているんですね。

ーーなるほど。

あとは、犬や猫などの好奇心の強い子もコードが気になってかじったり、ひっかいたりすることがあります。人間にとっては何でもないものもペットにとっては興味の対象なんですよね。

ーーリノベーションでコンセントを通常より高い位置に取り付ける以外に、コードをかじられないようにする対策はあるのでしょうか？

まずはペットと共生する場所とそうでない場所を区切る方法がシンプルです。コンセントまわりに近づけないように、ゲージなどで囲う方法がありますよね。ただ、そんなきれいに区別するのは難しいのがほとんどだと思います。そんな時には簡易的にコードにつけるカバーのようなものもあります。

ーーコード用のカバーもあるんですね。

あります。ホースのような形のものです。あとは複数の配線そのものをまとめて、ペットが届かない位置に導線をつくったり。

ーー床にコードがつかないようにするんですね。そうなると、最初からコンセントが高い位置にあると楽ですよね。

そうですね。

ーーただお掃除ロボットや暖房器具など、コンセントが床付近にあったほうが便利なものもありますよね。

そうですね。お掃除家電を使うときは、コンセントは低い位置にあったほうが使いやすいかもしれません。例えばルンバのようなものを使うときは、コンセント位置は低いほうがいいので、そのまま低い位置に取り付けて、ペットが入る隙間のないように工夫するといいかもしれないですね。

ーーなるほど……！

ペットの安全性は考えつつも、飼い主さんにとっても不便にならない方法を考えていけるといいですね。

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