創造力の破片 – 鴨home 7羽目

家の引き渡し直前のこと。大工さんにベランダの床の張り替えをお願いした。

大工さんがインパクトを使っている姿を見て、子どもたちがいかにも「俺も、やりたい」という顔をしてのぞく。

「やってみる?」といつも優しくて親切な大工さん。

木材にネジを入れる箇所を測り、穴を開ける。そこに合わせて、ネジをしめる。

すんなり入ったかなと思えば、ちょっと曲がってしまい、やり直し。「曲がってしまったら、やりなおしなんだよ」。一発で入ったときは、「すごいねえ!」と、大工さんは根気強く見守ってくれた。(子どもの「やりたい」に付き合うのは大変だ)

できあがったベランダの床を見て子どもたちはすっかり満足した顔で、息子に関しては「俺は大工さんになろうかな!!」と誇らしげに言っていた。手を動かしてつくるったものは、成果が目に見えてわかるのがいい。

そういえば、私も子どもの頃にこういう小さな喜びを体験したことがあった。

空き地で見つけたロープに板をくくりつけ、木にぶら下げる。見てくれこそ悪いけれど、仲良しの友だちと遊べるブランコのようなものが出来上がったこと。「さすがだね!」と嬉しそうに遊んでくれた友だちや「そんなことができたのか」と言ってくれた父の顔を見て、自分がとってもすごいことをしたような気になった。

なんとなく、つくることが好きだと思えるのはこういう遊びを通した経験が多いように思う。すっかり忘れていたけれど。

できた!と思えたこと。やさしく見守ってくれた大人がいたこと。

実際、息子が大工さんになってもなるとかならないかはわからないけど、この日の体験や小さな喜び。そういった記憶が、いづれ創造力に変わるといいな。

【おまけ】最近の猫の「おいどん」

6/9で2歳になりました。

人間で言うと24歳なんだって

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やさしいあなたへお手紙を #61 – mayamoonからの日々の芽便

 オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

居心地のいい場所で、楽しむ #13 – タバさんのtodoリスト

庭木に水をたっぷりあげて
部屋の中にある一輪挿しのも
すべて水を入れ替え。

リビングの掃き出し窓を
開け放し、
陽の光を浴びながら
軽いストレッチ。
気持ちいい。

家の中で、
私が一番好きな場所
居心地のいい場所なんです!

居心地のいい場所は、人それぞれ。
大切なので、ぜひ見つけてほしいですね。
気持ちが、安らぎます、

このバラの枝は、
2週間前に飾ったもの。
花は、4〜5日位で、散ってしまったけど、
新芽がスクスク元気に生きてます。
苗ってスゴイ!

しばらく様子を楽しみます!

最後まで、楽しむ。

これがタバタ流です

インスタライブ公開しました

田畑が担当したおうちのインスタライブを公開しました。ぜひご覧ください!

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木星の移動があったから部屋を整理した話 – 鴨home 6羽目

2024年5月26日は、占星術的にいうと木星が移動した日。お友だちの占い師さんによると、これは個人や社会にさまざまな影響をもたらす重要な天文イベントだそうだ。占いと聞くとなんだか、ただただ、見えない力が働いているように思えていたけれど、星座間の移動の話だとわかるととたんにワクワクする。ファンタジーっぽくて良いじゃないか。

そんなわえけで、なんらかの「新しいサイクル」が始まったんだということを考えていると、わたしの人生にも自動的に<<new!!>>となった気になってきた(新しいことが始まるのは好きなのでありがたい)。

手始めに、部屋の整理をしてみることにした。スピリチュアルっぽくいうと(?)、5月までの荒んだ部屋に新しいエネルギーを送り込むんだ。

そういえば、リノベーションを考えているときは、世間一般でいう「おしゃれなもの」を置きたくなった。けれど、結局はただ流行りのものを詰め込むのではなく、自分の心に響くものを選びたい。

すぐに浮かぶ好きなものは、小学校の頃から変わらずhide(X JAPAN)だけ。自分を形成してきたものや、これから影響を受けるものはなんだろう。今はまだ、壁も棚も隙間だらけだ。

でも、それはそれでいいなと思っている。死ぬまでに、この壁や棚にいっぱいになるまで増えるといい。もしかしたら、いっぱいにならなくてもいいかもしれない。

おっ、なんだか自分自体が、宇宙みたいじゃん。

【おまけ】最近の猫の「おいどん」

この体勢でこちらを見てくる

ダンボールの猫の爪とぎ。捨てどきはいつ?

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室内にランドリールームのあるお家の事例とその魅力とは? – リノベをマナブ。 #88

6月に入り、ジメジメした空気も感じはじめました。雨で、洗濯物が干せないということも増えてきそうですね。

今回ご紹介するのは「ランドリールーム(室内洗濯スペース)」。これは、家の中に設けられた洗濯物を干すための専用の場所です。天候に左右されず、いつでも快適に洗濯物を干すことができ、日中不在にすることが多いご家庭や部屋干しを好む方にとっては人気の設備となっています。

室内で物干しをする際には、主に3つの選択肢があります。

着脱型物干しポール

使用しない時には簡単に取り外せるため、スペースを有効活用できる着脱型。必要な時に取り付けて使うことができるので、部屋の雰囲気を損ないたくない際におすすめです。

固定型の物干しバー

固定型の物干しバーは、壁や天井に固定されているため、常に使える状態にあります。耐荷重が大きく、重い洗濯物でも安心して干せるのが特徴です。

ワイヤー物干し

ワイヤー物干しは、使わない時には収納でき、必要な時に引き出して使えるタイプです。見た目がすっきりしているため、インテリアに溶け込みやすいのがメリットです。

天候意外にもメリットがたくさん

また、天候に関係なく洗濯物ができることはもちろん、ランドリールームは花粉症の方やアレルギーを持つ方にとってもおすすめ。他にも、一時的に衣類をかけておく場所としても便利。アイロンがけ前の衣類や、帰宅時にすぐに収納しないコートなどをかけて置く場所としても◎。こうしたスペースがあることで、家全体の整理整頓がしやすくなります。

事例1: ベランダへの動線を確保したランドリールーム

こちらの事例では、洗濯物担当のご家族のお部屋を経由していくベランダへの動線上にランドリールームが設置されています。雨の日も固定型の物干しバーで、たっぷりと干すことができます。天気を気にせずにいつでも洗濯物を干すことができます。

事例2: 洗面所に併設したランドリールーム

次の事例では、お風呂の脱衣所とランドリールームが併設しました。お風呂から出た後のタオルや衣類をすぐに干すことができるためとても便利で、洗面所もスッキリとした空間をつくることができました。

事例3: ウォークインクローゼット+ランドリールーム

こちらの事例では、ウォークインクローゼットの中にランドリールームが設置されています。洗濯後すぐにアイロンができるよう、アイロン台も設置。収納もそのまま行えて、家事の動線も効率的です。

家の中に洗濯物を干す場所を設けることで、日々の家事が楽になり、家全体の整理整頓にも役立ちます。ご家族にあったランドリールームのアイデアをエントリエと一緒に考えませんか?

やさしいあなたへお手紙を #60 – mayamoonからの日々の芽便

 オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

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にぎわいと静けさが共存するまち・五反田で、小堺丸子さんとビル毛探訪編 #34

SABOTENSのお散歩、今回は東京・五反田編! Webメディア「デイリーポータルZ」などで活躍するライターの小堺丸子さんをゲストにお迎えしました。ビルの上から生えた植物を「ビル毛」と呼んで鑑賞する小堺さん。いつもは地べたばかりを見ているSABOTENSですが、今日は上空のビル屋上を見上げながら、五反田のまちを歩きました。

五反田が詰まったビル毛に、産毛……いい感じの「毛」を探す

左から村田(あやちゃん)、小堺、藤田(よっちゃん)

村田:今日はJR五反田駅から出発! ゲストはライターの小堺丸子さんです。五反田を選んだのは小堺さんの案だそうですが、なぜでしょう?

小堺:私はですね、お笑い芸人のさらば青春の光が大好きで。

村田:おお、さらば青春の光と言えば五反田……!

小堺:そう。事務所も五反田にあるんですよ。

村田:私もさらば青春の光のYouTubeチャンネルをよく見ています。事務所は、YouTubeにもよく登場する川沿いのマンションですよね。

小堺:そうそう。それが一番の理由なんですが、実は五反田って、あまりじっくり歩いたことはなくて。

村田:今日は聖地巡礼気分で、五反田をめぐりましょう。

藤田:会えるといいですね!

小堺さんは、ビルの屋上に髪の毛のように生えた木を「ビル毛」と呼んで鑑賞しています。「ビル毛探し」も、今日のお散歩の目的のひとつ!

(小堺さんのアカウント@rooftop_hairより)日々発信される、ビル毛の数々。

細野:今日は、小堺さんと一緒に「ビル毛」を探したいです。

藤田:「ビル毛」は小堺さんが命名したんですか?

小堺:以前、私がライターとして参加しているデイリーポータルZの編集の方に、「こういうのが面白い」って写真を送ったら、命名してくれたんです。五反田でも見つかるといいな。

村田:いいですね。ビル毛のありそうな方にいきましょう。

藤田:いってみましょう!

村田:このお散歩はいつも「こっちの道が良さそう」という嗅覚だけで歩くんです。

小堺:五反田の怪しいエリアにも行ってみたいです。

藤田:昼と夜では印象が違いそうですね。

村田:お、レトロなタバコ屋さん発見。なんだか雰囲気が出てきました。お店の看板の上は、まっさらな「無言板(画像上の白い看板)」だ。ちょうど今『無言板アート入門(楠見清、ちくま文庫,2023)』という本を読んでいるので、つい目が行ってしまいます。

藤田:無言板に、時々サイズが合わないポスターが貼られてることがあるよね。

村田:あるある。板に対して、ちんまりしたサイズの紙が貼られていたり。

藤田:あれを見るたびに、「誤植なんじゃないか」とドキドキしちゃう。

村田:デザイナー目線だ(笑)。

村田:見て、すごいよこれ! マンホールの上にまで模様がある。わざわざ舗装に合わせて描いたのかな。

藤田:マンホールが擬態してる……!

小堺:自然に馴染んでますね。

藤田:こっちもだよ!

村田:ほんとだ! わざわざ自力で塗ったんだね。素晴らしい。

細野:ビル毛、探そうとすると意外とないですね。

小堺:近づかないと、なかなか見られなくて。

細野:……あ、あれは!

村田:お、第一ビル毛発見!

小堺:ああ、これはいいわ。よく見えるわ。

村田:いいですねえ。ビルのオーナーさんが屋上庭園を楽しんでいるのかな。

藤田:1階のお店の入口にある木もいい。

小堺:やっぱり下にお店があると楽しいですね。

村田:1階が焼きとんやさん。雀荘やバー、スナックも入ってる。

小堺:五反田が詰まってる。

村田:ナイスビル毛。

歩き進めていくと、次なるビル毛を発見。

小堺:あ、駅の上にちょっと草が生えてる。

村田:ほんのりちょびっと生えてる。

小堺:勝手に生えちゃったのかな。

藤田:あれは……「産毛」?

細野:本当だ、産毛だ(笑)

1000円自販機でリベンジだ!

段々と、商業施設や飲食店が密集する賑やかな雰囲気になってきました。

細い吉野家を発見

藤田:五反田って、予想以上に大きいまちだ。もっとこぢんまりしたイメージだった。

細野:向こうの方にはタワマンも見える。

小堺:雑多な感じがしますね。高さといい。

村田:いろんな業態のビルが渾然一体となってますね。

細野:ダンジョン感。

村田:見て、向こう側のビルの隙間に、こんもり木が茂ってる。切り立った塀の上に建物があるよ。後で見に行ってみたいな。

小堺:隙間っていいですねえ。

村田:隙間の奥に何か見えると、ワクワクしますね。

小堺:前に一度、五反田をウロウロしたことがあって。確かに上から見下ろせる場所がありましたね。

村田:意外と坂道が潜んでいるのかも。

村田:「ゆうらく通り」っていう看板があるね。

藤田:楽しそうな道!

村田:歓楽街なのかな。飲食店も多いね。

村田:え! 壁から生えてる!

小堺:本当だ。種が潜り込んだのかな。

村田:この居酒屋では、狸が溶岩みたいなものの中に埋め込まれてる。

藤田:悪さをした狸たちが固められてるのかも。

人気のゲーム機など高額商品が当たる(かもしれない)1000円自販機

藤田:見て、1000円の自動販売機。

細野:この自動販売機、息子と娘が私のいないところでやったことがあって。出てきたのが「東京オリンピック 2020」のマークがついたポーチだった。

村田:うわー……

細野:すごいかわいそうでさ。でもいい教訓になった。

藤田:私も一度やったことがある。

村田:なにが出たの?

藤田:蜘蛛のラジコンが出たよ。

細野:ちょっと楽しそう。

藤田:とても楽しかったよ。

村田:電気で動くものだと、ちょっとうれしいね。

小堺:じゃあ、じゃんけんで負けた人が試してみますか。

全員:最初はグー、じゃんけんほい!

村田:うわー、勝ってしまった!

細野:ギャー!負けた!

村田:よし、じゃあゆきえちゃん、お子さんのリベンジだ。

村田:「夢の世界へスタート!お好きなボタンを押してください。」だって。

細野:どれにしよう。

藤田:ゆきえちゃんがピンとくるほうで。

村田:お、出てきた!夢の扉がオープンだ! 持った感じはどうですか?

細野:うわ、タオルっぽい……。絶対タオルだ……。

藤田:ピカチュウ……

小堺:またポーチ。

村田:あ、でも便利グッズだよ! ペットボトルとか入れられる。

藤田:これからの時期、使えるよ!

悲壮感漂うお散歩見守り役、細野

細野:写真、撮ってもらってもいいですか?

村田:はい、チーズ。……ゆきえちゃんが笑ってない。

藤田:でも記事の撮れ高はひとつできたよ!

村田:フリとオチはばっちりだったよ。

細野:慰められてる。

※編集後記/残念な顔をする細野を見たやさしい村田さん。このあと、しっかりとカンパしてくれたのでした

坂の上は別世界

藤田:あ、先生! ビル毛を見つけました!

小堺:素晴らしいです。

藤田:発見して褒められると嬉しいね(笑)

小堺:五反田は、ビル毛を撮るとホテルが入ってきますね。

細野:あ、ここにもビル毛!

小堺:これ、いいですね。

村田:建物の白とグリーンの組み合わせが爽やか。高いビルに囲まれている感じが、可愛らしい。

ビル毛からビル毛へといざなわれながら駅周辺の歓楽街を抜けると、閑静な住宅地が現れました。

村田:向こうの方までなだらかな坂道が続いてる。抜け感がありますね。

藤田:よーし、みんなで向こうまで走ろう!

村田:地獄のランニング(笑)

藤田:全員HPが0になってしまう。

村田:立派なモミジ。木陰が気持ちいい。

小堺:五反田にも結構、緑がありますね。

村田:こっちの方は初めて来ました。

藤田:さっき通ったエリアとは雰囲気が全然違うね。

村田:あ、向こうにいい感じの階段!

小堺:行こう行こう。

村田:うわー、階段の上からまちを見下ろせる。

藤田:坂の上は天界みたい。豪邸ばかりだ。

村田:松濤とか、あのへんを彷彿とさせるね。聖と俗が入り交じるまち・五反田。

細野:あ、あれは「屋根毛」?いいですねえ。

村田:後ろのクスノキも立派。

細野:品川区の保存樹っていう看板があるよ。

村田:家を覆いそうなくらい大きいね。

村田:あ、また階段がある。登った先は細い道。階段を登るたびにどんどん雰囲気が変わるね。

藤田:迷路みたいだね。おもしろい。

小堺:来ようと思っても、もう来られなさそう。

村田:犬のフン放置禁止の看板。うんちが汗かいてる。

小堺:「ダメ!」って怒られちゃったから。

藤田:このうんちって、どういう気持なんだろうね。

村田:「ごめん、出ちゃった」。

細野:もしも、うんちに気持ちがあったなら。

村田:「もしもピアノが弾けたなら」みたいな(笑)

村田:こっちの看板は、また別の絵柄。犬をお散歩する人が多いエリアなのかな。

藤田:なかなか見ないタイプだね。

村田:人間はピクトグラムなのに、犬とうんちは写実的。

小堺:こういう看板に登場する犬の種類を調べてみたら、おもしろそう。

村田:たしかに、どういう犬種が多いんだろう。

藤田:図鑑みたいにすると楽しそうです。

つい出てしまう、おばちゃん仕草

細野:SABOTENSと小堺さんは、元から知り合い?

藤田:SABOTENSの著書(執筆 村田、イラスト 藤田)『はみだす緑(2022,雷鳥社)』の出版記念の展示を見に来てくださって、初めてお話して。それで次に急にトークイベントに誘うという(笑)

村田:そうそう!いきなり出版記念のトークイベントのゲストとして声をかけてしまいました。その節はありがとうございました。

細野:小堺さんは、歩いているときに路上園芸を見ますか?

小堺:村田さんと知り合うまでは単なる日常風景だったんですが、話を聞いてから注目するようになりました。

細野:いろんな視点を持っている人と歩くと、視野が広がりますよね。

村田:私もビル毛の話を聞いてから、上を見て探しちゃうようになりました。

この日はこんなふうに、上ばかり見ていました。

小堺:それでぶつかって「ごめんなさい」が増えちゃう。

村田:そう。今日も上空に気を取られて、何度もみんなにぶつかっては謝って。よっちゃんとはいつも仲良しなのに、ぶつかった時とおつりのやり取りの時だけなぜか他人行儀になっちゃう。

藤田:手とかグーにしちゃって。

村田:「もう受け取れない、いいのいいの」って。おばちゃんが出ちゃう。

細野:前のお散歩で、アメのあげ合いもしてたよね。「いいから、いいから」って。

藤田:寒い日にホッカイロをあげたり。

村田:おばちゃん、いろいろ携行しがち。

小堺:わかる。

藤田:ぶつかって謝る時はおばちゃんなんだけど、一人でくしゃみをする時は「申し訳ない」って、おじさんが出てきちゃう。

村田:手刀を切って、急に武士みたいになってね。

村田:あの木、かわいい。ライトの周りだけくり抜かれてる。

小堺:かつらみたい。

藤田:(何かを思いついたように)あやちゃんさ、植物でかつら作ったら?

小堺:ああ、素敵かもしれない。

村田:ビル毛の人間版。どんな髪型がいいかなあ。

藤田:盆栽みたいに少しずつ育てていって。

村田:自分で育てるタイプなのか。

小堺:超時間がかかる。

藤田:一生に1個。

しばらく歩いていくと駅前からつながる大通りに出ました。通り沿いには高いビルが軒を連ねています。

小堺:あ、ビル毛!

村田:隣の建物も変わったデザイン。

藤田:埴輪みたい。

藤田:あそこの階段、いいんじゃないですか?

村田:手すりと柵は、人が登るためのものなのかな。どうですか、あそこに登ってみるの。

小堺:こわい!どこからどう行くのかも分からない。

細野:ここは一つ、合成の力で。

細野:こんなにビルに注目したこと、これまでなかったな。

小堺:あらためていいビルが多いなって思います。ビル毛を見ていると。

ラッキービル毛に、独裁国家のようなビル毛。多種多様すぎる五反田のビル毛

藤田:あ、神社がある。鯉のぼりも飾ってあるよ。行ってみようか。

村田:「雉子神社」だって。立派な神社だね。

村田:手を洗うところが、ガラスケースを開けるタイプだ。初めて見た。

細野:アイスのケースみたいだね。

この日は子どもの日の少し前。境内には立派な鯉のぼりが飾られていました。

境内一角でおみくじも発見。見つけるとつい引かずにはいられないSABOTENS。おもわず吸い寄せられます。

藤田:いろんな色のおみくじが入ってる。よし、私は黄色。

村田:私は……緑だ。

小堺:私は水色!

村田:みんな違う色。結果は何でしょう。

藤田:私は、小吉です。

小堺:私は、吉です!

村田:私は、大吉だ!やったー。「今は勝負に出る時」だって。

小堺:じゃあ、また1000円の自動販売機にいきましょうよ。

村田:もう一個ポーチがあたったりして。

神社を後にした一行。最初にビルとビルの隙間から見えた、木々がこんもり茂る場所を目指して歩きます。

細野:大通りから1本小道に入ると、全然雰囲気が変わるね。

小堺:鳥のさえずりが聞こえる。

村田:こんな桜並木があるなんて。木漏れ日が気持ちいい。あ、公園もある。

小堺:鉄棒がありますよ。

村田:やってみますか。

鉄棒で遊んでいたら、公園を囲むビルの上に、ビル毛を発見。

細野:あ、ビル毛発見!

村田:どこどこ? ほんとだ! ほんのりとささやかなビル毛。

小堺:チョロ毛だ。

藤田:最後にビル毛を発見しました。

村田:ラッキービル毛。

公園を後にしようと一歩出ると、向こうの方に整然と並ぶビル毛(?)も発見。来たときは気づきませんでした。なんだか軍隊のようにピシッと揃っています。

小堺:すごい!ちょっと待って!

細野:あれは何でしょうか?

村田:ドームみたいなのもある。

小堺:狙って生やしているのは普段あまり撮らないんですが、ここまでくるとアリです。

藤田:ルールの厳しい独裁国家の建物みたい。

小堺:悪いやつがいそうな(笑)

ビル毛はまちの景観を表す

最後は聖地巡礼気分で、さらば青春の光のYouTubeにもよく登場する、事務所が入るビルの前へ。今日の散歩を振り返ります。

細野:2時間くらいかけて、駅の周りをぐるぐる回るだけの回もあるけど、今日は移動範囲は広い方だったね。だいぶいろんなところを見られた気がする。

藤田:本当に。ただ歩いただけなのに。

小堺:それが散歩である。

村田:格言。

藤田:坂だったり歓楽街だったり迷路みたいな道だったり。

村田:猥雑なものと整然としたものが混ざってたね。

細野:今日は、SABOTENSとお散歩してみてどうでしたか?

小堺:やっぱり見るところが違うなって思いました。「そこ??」っていう。

村田:五反田のビル毛はどうでしたか?

小堺:すごかったですね。ビル毛を撮るとホテルが入ってくるのは、五反田ならではでした。ビル毛からその土地を感じられると、いいなと思います。

村田:ビルはより、そのまちの景観が表れそうですね。

ふと、足元をみると、何か手紙のようなものが落ちていました。

夜のお店のお姉さんがお客さんに書いたもの?「今日はご指名ありがとうございました」と書かれた手書きのメッセージを食い入るように読み込む3人。

小堺:最後にすごい落ちもんにも遭遇しましたもんね。

藤田:すごかった。

村田:まさに五反田。

細野:最後に、五反田に住むなら一軒家、マンション、どういう家に住みたいですか?

小堺:階段を登った豪邸エリアに住んでみたいですね。鳥のさえずりを聞きながら。

村田:さえずってましたね。

藤田:いいですね。

村田:五反田は交通の便もいい上に、あんな豪邸に住めたら最高ですね。

本日の一コマ漫画

イラスト/藤田 泰実(落ちもん写真収集家)

こころに残る五反田の風景

村田のミカタ:かわいいのに怖い、「おうだんきんし」の看板
藤田のミカタ:劣化して反対の意味になったかっこいい看板

間仕切り完成! フリーフロアの敷設現場からこんにちは。

今日は、前回に引き続き大工さんのいる現場を確認してきました。
4日間で、ほとんどの間仕切りができてきました!

ここまで来ると、お部屋のかたちが見えてきましたた。
大工さんと微細な寸法の確認と今後の工程の確認も合わせて行います。

次は、簡単に説明すると床の下地ともいえる、フリーフロアを敷きはじめています。

こちら、写真のように下に空間をつくることができます。なぜなら、その空間には配管や配線などを通せるんです。そして、この脚はネジをくるくるすることによって高さの微調整ができます。

床と設置している黒い部材(ゴム座)は防音になっているので階下の人への防音対策にもなっているんです。

これらを敷設しました後は、合板を重ねていきます。

ここまできたら次は天井の作業に入るのですが、その間に電気屋さんに来てもらって床がふさがる前に配線をしてもらう予定です。
(※今回、配管はもう終わっているので大丈夫!)

週が明けたらお客さまと工事進捗確認の打合せをします!
喜んで頂けたらいいな、と楽しみにしています。

最近のdoneと、美味しいものを笑顔でいただくこと #12 – タバさんのtodoリスト

実は先日、嬉しいことがありました。
ここ1年間学んでいた、
空間デザイン心理士®️講座がプロまで
全て終わり、認定証をいただくことができました!

こちらは、ドイツから卒業の贈り物。

自分の名前入りのスタンプ。
たくさん活躍の場があるように
頑張ります。

その後は職場の同僚と2月でやめてしまう後輩と
何を食べても全て美味しくて、
丁寧な仕事をしているお店にいきました。

気の合う仲間と
美味しいものを囲めたしあわせ。

後輩が、辞めてしまうのは、
すごく残念でしたが、次への前向きならスタートをきれるように。

みんなで笑いながら美味しく、
楽しく過ごせてよかったです。

デザートのガドーショコラ
アイスクリーム添え。
もすごくおいしかった!

日本酒はやっぱりサイコーに美味しかったです。

たまには、美味しい料理をいただき
外の味を楽しむ。

それがタバタ流です。

インスタライブ公開しました

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「余白の時間」で身も心も健やかに!《6月の占い付コラム》BY イルマーヤ

こんにちは。イルマーヤです。


最近、編み物にハマっています。
朝ドラや大河ドラマを見ながらや、子どもたちが夕食を食べ終わるのを待つ時間などに編み物をする。この時間が至福なのです。

今回はそんな編み物のお話です。

その前に6月の占いをチェックしたい方はこちらをクリック

母と編み物と増殖するカバー

最近、実家に行くとあらゆるものが「カバー」されています。
かぎ針編みでザクザクと編まれたカバーは、ソファーはもちろん、ミキサーにも掛けられていた時には笑いました。猫の寝床も手編み。机の上には余った糸で編んだ小物入れ。棚の中にも編みぐるみがずらり。次に訪れた時には何が「カバー」されているか楽しみです。

わたしが小さいころ、母はよく編み物をしていました。今でも母の傍に編み物道具の入ったカゴがあるシーンや、時々一緒に手芸店に行って毛糸を眺めているシーン……そんな思い出が蘇ります。

それから数十年、編み物をしていなかったようなのですが、父の介護をしている時から再開し、編みぐるみなどの小物を作るようになりました。

母にとって、テレビをみながらぼんやりと編み物をする時間は、父の介護で疲れていた時や、父を見送った後の母の心を癒し続けているのかな、と穏やかに笑う母を見ていつも思います。


編み物で紡がれる癒しの時間

そんな母に子どものころに編み物を教えてもらいました。
ずーっと続けていたわけではありませんが、ふと思い出してはハマる、を数年周期でやっています。わたしも子どもが小さい頃は帽子やマフラーも編んだっけ。

娘のために編んだおくるみやベビードレス。結局いつ着せていいのか分からなかった…


そして、現在。編み物をすることを思い出すきっかけになったのは、編み物作家の方との出会いです。その方と編み物のお話をするのが楽しくて、また編み物をやってみようかなと思ったのです。編み物って一人で黙々とやること、というイメージだったのですが、編み物を通して誰かと出会ったり、語り合ったり、創作をしたりすることができるのだな、とあらためてその魅力や奥深さを感じ、あたたかい気持ちになりました。

最近は、バッグを編んでいます。余った糸でミニサイズを作ったりするのも楽しいです。

編み物は安らぎの時間

毎日のように「ストレスのない世界に行きたい」と思います。
でも、どうやら人間である限りはついて回ってくるものらしいのです。

全て解決済みにしてストレス0(ゼロ)になるというのは、どうやら無理みたいです。それなら、少しでも軽減することを目指してみることにしました。

まずは余白の時間を少しでも作ること。そうすると、ニュートラルな気分になることができます。

私にとっての編み物は、その「余白の時間」です。
この時間を作ることで、日々の小さな幸せを感じる心のゆとりが生まれる気がします。

皆さんにとって「余白の時間」はどんなときでしょう?

音楽を聞くことや、散歩をする、草むしりをする時も無心になりますよね。ドライブすることや、太陽を浴びるだけでもいいみたいですよ。

思いつくだけの小さなアクションをすぐできるようにしておくことが、ストレスで心をいっぱいにしない方法の一つなのだと思います。

6月からは「コミュニケーション」について考える機会も増えそうな星模様。
わたしも自分自身とのコミュニケーションのためにも、たくさん「余白の時間」を作っていこうと思っています。

全体運:新しい探求と挑戦へとシフトする6月!

6月は周囲とのコミュニケーションが活発になり、情報がたくさん入ってきます。その中で、自分にとって有意義なものを精査していくことが求められそうです。21日からはその情報の波も落ち着いたペースになりそうです。

6月6日の新月のころに、今まで当然のことだと思っていたことに「なぜ?」と疑問が浮かびそうです。本質的なところへ向かって探究心がうずくのです。
探求することで、多くのものが見えてくるでしょう。必ずしも自分が思っていた答えではないかもしれませんし、やっぱり思った通りかもしれません。自分なりの答えを探し、受け入れる時です。

6月22日の満月からは「信じることが大事!」というメッセージを強く感じます。
理想を現実的な方法でかなえようとするエネルギーが強く、競争や摩擦を無視できないシビアな空気が流れます。そういう時に必要なのが「信じること」なのだと思います。

周りの人は自分が思っているよりも優しいことや、現実は決して厳しいだけではないということが見えるように、心をニュートラルにしてみましょう。現実化に向けて挑戦していく健全な力が沸いてきそうです。

6月は雨の日も増えて、なんとなくつまらない気持ちになりがち?
そんな時には、今までやったことのないことにチャレンジ! そこで、今回は12星座別おすすめの「ワークショップ」や「体験」をお伝えします。気軽にできそうなものを選びましたので、ぜひ挑戦してみてくださいね!

♈ おひつじ座

牡羊座

居心地よく毎日を過ごすためには、身近な人たちとのコミュニケーションが不可欠です。この6月は、「どう伝えるか」に焦点があたりそうです。誰に、どんな風に伝えたら良いのか十分に作戦を練り、実行していくような期間です。いつもより根気よく丁寧に伝えることで、素晴らしい居場所を手に入れることができるでしょう。

おすすめワークショップ(体験):カリグラフィー

♉ おうし座

少し落ち着いた雰囲気で始まる6月ですが、だんだんやる気が出てきて、動かずにはいられません。心の奥から突き動かされるような衝動が湧いてくるからです。それが、例え小さなことであっても「やってみたい」と思うのなら、GOサインが出ているということ。結果にこだわらずにトライすることが大事な時です。

おすすめワークショップ(体験):ガーデニング、農作業

♊ ふたご座

ピンチととるか、チャンスととるか。
ふたご座さんのこれからの世界が広がっていく時期です。いつも以上に楽しそうなことをキャッチするアンテナの感度が良好です。思い込みで却下するのは勿体無い! 変化を感じた時にワクワクする気持ちと怖いという気持ちが同時にあって当然です。自分を信じて道を開いていきましょう!

●おすすめワークショップ(体験):キャンドル作り

♋ かに座

お仕事などの社会活動は活発になりそうです。
心の中は断捨離期間です。お誕生日前には「もう捨ててもいいものがあるんじゃない?」と余計なものを片付け、新しい自分に生まれ変わるための問いかけが生まれそうです。言葉にしてみたら落ち着くかもしれません。身近な人に話してみましょう。ぜひフレッシュな気持ちでお誕生日をお迎えください!

●おすすめワークショップ(体験):サップ

♌ しし座

新しい風が吹き込みます。
さまざまな垣根を取り払い、多くの人たちと関わる機会が増え、刺激を受けます。何かを始めてみたり、遠くに出掛けてみたくなったり、まるで冒険家のようです。その中で、いろいろなことに見聞を深めて仕事やライフワークに活かしていくでしょう。

●おすすめワークショップ(体験):多文化交流会

♍ おとめ座

普段から頼りになる乙女座さんですが、6月は仕事でもプライベートでも、いつも以上に頼りにされそうです。なんだか厄介ごとを持ち込まれたような気持ちになるかもしれませんが、終わってみれば案外簡単なことで済んだ、というパターンになりそうなので、気負わずに引き受けて大丈夫です。気持ちの良い忙しさです。

●おすすめワークショップ(体験):クライミング

♎ てんびん座

「遠くまで出掛けたい!」という気持ちでいっぱいです。そこに何があるのか、もっともっと何か学ぶことがあるのではないか、と底なしの好奇心と野望でワクワクした気持ちで過ごす期間になりそうです。これからこんなこと始めても……といつもなら二の足を踏みそうなことも、強い確信を持ってスタートできそうです。

●おすすめワークショップ(体験):製本

♏ さそり座

どこからともなく繋がった縁から、意外とも思えるようなお誘いがありそうです。やりたかったことを実現する糸口になるかもしれないし、未経験だったことへの挑戦になるかもしれません。この際なので「ノリ」でその機会を引き受けてしまうもの良さそうです。新しい扉が開きますよ!

●おすすめワークショップ(体験):写経

♐ いて座

今まではオンラインでやりとりしていた人と、直接会う機会が増えたり、グループで一緒だった人とペアでの活動をすることになったりと、他人との距離感が縮まる期間になります。当たり障りない雑談というよりも、ディープな会話が多く、そこから得られる気づきが大いに役に立つでしょう。表現活動も活発になる時です。

●おすすめワークショップ(体験):対面での占い

♑ やぎ座

「こんなライフスタイルにしたいな」を実行できる時です。自分にとって最適化された生活習慣を組み立て、心身ともに健康的なルーティーンを作っていけるでしょう。6月のはじめは衝動的に身の回りを整えたくなり、周囲の人は驚くかもしれません。やってみたいと思っていたことが自然に生活の一部になりそうです。

●おすすめワークショップ(体験):健康チェック

♒ みずがめ座

余計なことを考えず、純粋な「楽しいこと」を追いかけて、めいいっぱい自由を味わう時です。自分のために楽しむことで「表現者」となり、周囲の人とも分かち合うことができるでしょう。
また、子どもやペットと育む愛にも恵まれそうです。時には無邪気にはしゃいで遊びましょう!

●おすすめワークショップ(体験):アート

♓ うお座

身の回りの環境に変化が起こりそうです。特に住まいやワークスペースの見直しをする機会が訪れます。少しずつ動きがある人もいれば、急激な変化がある人もいます。ペースは人それぞれですが、自分にピッタリの居心地の良いスペースを手にいれることができるでしょう。身近な人のアドバイスが役立ちます。


●おすすめワークショップ(体験):DIY

お楽しみいただけたでしょうか?今月も皆様が心地よい暮らしができますように。

またお会いしましょう!

自分らしくカスタマイズするケースブランド“BUBBLE FRAME(バブルフレーム)”

 “BUBBLE FRAME(バブルフレーム)”は、ファッション業界で企画や生産に関わっていたふたりがはじめたパソコンケースをつくるブランドです。ブランドはバブルラップという素材を偶然発見したわたしたちが、「これでケースをつくったら面白いんじゃない?」というカジュアルな発想からスタートしました。

ブランド名のバブルフレームには、ケースをキャンバスに見立てて、ユーザーが自由にカスタマイズして楽しく自己表現できたらいいなという意味を込めています。あえて、シンプルにしているのはユーザーが自由にカスタマイズできる余白を残したかったから。しかし、ただ本当にシンプルにしてしまうのも面白くないなと思い、カードやステッカーを入れていただけるよう、表にクリアポケットを入れてデザイン性と機能性をプラスしました。メンバーはふたりともファッション関連の仕事をしているので、いわゆる普通のケースブランドにはハマらないような活動と、デザインを目指しています。

「まったく装飾がないとシンプルになりすぎるため、付属品としてポストカードやステッカーをつけ、見た目に配慮しています。」

バブルフレームを使うことで、ユーザーのみなさんにとって新しいコミュニケーションがうまれる体験を目指しています。

例えば、スマホケースに貼っているステッカーから会話が生まれるように、バブルフレームがユーザーのポートフォリオのように使うことができたらとても面白いと思います。

たとえ、自己表現が得意でなくても、さりげなくその人自身を表現できるように。わたし自身も人見知りなところがあるので、同じ気持ちの方にもお使いいただきたいです。

シンプルなのにかたにハマらない、オリジナルのケースを

パソコンケースとして売り出していますが、使い方はさまざまです。意外に書類の保存にも向いており、推し活中の女の子が、どうしてもたまってしまうカード類を大事に保存してくれたり、子どもが溜めがちなステッカーを大事そうに入れてくれていたり、とほっこりすることがありました。

そして「そんなDIYがあるんだ!」と驚いたのは、デコで大胆に穴を開けてチェーンを通してクラッチバッグにしてくれたユーザーがいたこと。それがきっかけで現在はバッグも開発中です。

他にも、「こういうの欲しかった!」「なかなか可愛いケースがなくて」と言われることが多く、つくってきてよかったと思います。もっと、多くの方にバブルフレームを知っていただけたら嬉しいです。

開発で苦労したというジップ。「ユーザーからの厳しいコメントも真摯に受け止めながら、耐久性をアップさせていきした。その後、マグネット方式の縦型バージョンも販売しています」

デコレーションだけに留まらず、 バブルフレームがある生活=ワクワクする、バブルフレームがある空間が好きだと思っていただけるように。規模に関わらず、そういった熱狂を生みたいです。

今後は、バブルフレームをプラットフォームとして、いろんな方とのコラボレーションができたらとても楽しいなと考えています。例えば、アーティストにペインティングしていたり、一点もののケースの販売&展示、子ども向けにDIYイベントも考えていきたいです。

お知らせ

❶コラボレーションをお考えの方や企業様がいらっしゃいましたら是非お気軽にお問合せください。社内向けコミュニティ向けのオリジナルケースも作成可能です。

InstagramよりDMを頂ければ24時間以内にご返信致します。

❷詳細はまだいえないのですが、実際に手にとっていただける機会が近々あるのでInstagramをフォローいただき情報をチェックお願いします。

ミニチュア木工家具・雑貨1000.happiness
■SNS
Instagram:https://www.instagram.com/bubbleframe_official/
■HP
official site:https://frontera.jp.net/bubbleframe/

小上がりのあるお部屋事例集 – リノベをマナブ。 #87

小上がりとは、部屋の一部に段差をつけて床を一段上げるスペースのことを指します。この空間は寝室やリビングなど、さまざまな用途で利用でき、エントリエでもご希望されるお客さまもいらっしゃいます。

今回は、メリットと共に小上がりを取り入れたお家の事例を公開します。

1. ほこり対策で家事が楽に

コレクションが生きる、インダストリアルテイストのお家 | リノベーション事例 #56 より

小上がりを設置することで、埃がたまるのを防ぐことができます。段差があることで埃が上がりにくくなり、掃除も楽に! こちらのお家では、小上がりをテレビを見たり漫画を読んだりというリラックスできるスペースとしてだけではなく、ワークデスクも設置しました。

2. 限られた空間でも、収納スペースとして機能

空間を最大限に生かす。リビングの小上がりは家族の居場所 | リノベーション事例 #53 より

小上がりの下には収納スペースを設けることができます。季節物の衣類や寝具、お子さまのおもちゃなどをすっきりと片付けることができ、部屋を広く使うことが可能に。こちらの事例では大胆に空間をつくり、照明も設置。「子どもたちがここにこもって、漫画を読むことも」とお客さま。

3. ベッドフレームが不要

《日本×北欧テイストが美しい。ジャパンディスタイルを取り入れたお家 | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #47 より

小上がりを設けることで、ベッドフレームが不要になります。布団やマットレスを直接敷くことで、部屋全体がシンプルでモダンな印象に。また、布団を敷きっぱなしにする場合も、すのこを敷くことで通気性を確保できます。

こちらのお宅では、もともと6畳の部屋の間取りを変更し、小上がりの寝室を設置。2.5m×2.5mのスペースにシングルベッド2台分のマットレスを設置し、両サイドと手前にゆとりを持たせています。さらに、掃き出しの窓との高さを合わせてバルコニーへの導線をスムーズにし、ステップ下には間接照明を仕込んでリラックスできる空間を作りました。

小上がりはエントリエのリノベーションにおいても人気のある選択肢です。ぜひ、みなさまもご自分に合った小上がりのアイデアを見つけてみてください!

やさしいあなたへお手紙を #59 – mayamoonからの日々の芽便

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ふと空を見上げてみて #11 – タバさんのtodoリスト

風が冷たく、冷え切った朝のこと。

通勤途中に、なんとなく
空を見上げてたら
飛行機雲を発見。

澄んだ空に
きれいな白いライン。
電線がまじり、いい構図の写真が
撮れました。

ところで、
昨年末から左首と左頭の付け根が
痛くてお得意の鍼治療をしても
なかなか痛みがとれません。

頭、首の稼動範囲が狭まっている
今日この頃でしたが、
首をあげていたたでしたが、
今朝の空は、きれいで得しました!

丁寧に暮らす月間。

今日を機に
空をながめると清々しく気分がよく
またやってみよーと思った私。

いいと思ったらことを
まずは、やろうと考えるのが、
タバタ流です!

インスタライブ公開しました

田畑が担当したおうちのインスタライブを公開しました。ぜひご覧ください!

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日用品の衣替え。定番物こそアップデートを! #62

こんにちは。

いきなり30℃くらいの日が来たり、ひしひしと夏の足音を感じますね。

夏は長く、過酷なのでゆっくり来て欲しいと願う40代です。

さて、今回は新居の投稿はひと休みで、

素敵な日用品のご紹介です!

今回は…

「雪平鍋」です!

???と思った皆さん、こちらです!

きっとだいたいの家庭にあるであろう、こちらの鍋。

雪平鍋というのですが、もちろん我が家でもフル回転。

取っ手が取れたり、ネジが無くなったり、コーティングが禿げたり…

都度使い捨てのように買い替えてきました。

この鍋はそうやって使うものだとずっと思っていました。。。。

が!!!

少し前、友人のお宅にお邪魔した際にこれよりもう少し小さいサイズの雪平鍋に出会いました。

手料理をご馳走になったので、洗い物をお手伝いした際、シンクにこちらの鍋がありました。

何気なく手に取り、洗い初めた瞬間

「何これ!?」

雪平鍋だけど、うちにあるのと全然違う。

何より洗いやすいし、重くないけど軽すぎないからカタカタしないでしっかり安定する!

この鍋の内側のポコポコした型がいいのか….

思わず「何これ!?めっちゃ使いやすそう!」と聞いてしまいました。。

友人は雪平鍋が「姫野作.」という鍋工房の商品であること、すごく使いやすくてサイズ違い、型違いで持っている事を教えてくれました。

そうしてようやく迎え入れた18センチの雪平鍋。

アルミなので、鋳物に比べて軽いし、熱伝導率も良くてすぐ沸騰する。

なんでもっと早く買わなかったのか….

普通の雪平鍋と比べて厚手のアルミなので、カタカタしないで安定します。

また職人さんの手で打ち込まれた鎚目が美しい。。

これにより鍋の表面積が広くなり、熱伝導率が良くなっているそう。

作家さんや窯元の素敵な土鍋や、ストウブなどの鋳物鍋が最近どうも重いな…と感じてきていました。

いくらデザインが素敵でも、毎日使うものはやはり使い心地が本当に大切だな、、と感じます。

洋服も年齢を重ねると、デザインと同じくらい着心地や肌触りが大切だったりしますよね。

同じ物を長年着続けるのはなかなか難しいのと一緒で、日用品もアップデートが必要なんだなぁと感じました。

アルミの鍋の魅力にますますハマりそうです。

やさしいあなたへお手紙を #58 – mayamoonからの日々の芽便

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夫婦の「こうしたい」をアイディアですべて実現させたお家 | リノベーション事例 #68

マイホームを考えたときに、賃貸で感じていた不便はすべて解消して理想の住まいにしたいと、中古物件を購入しリノベーションを決意したHさん夫妻。たくさん調べて、話し合って、細かなところまで「こうしたい」をリストアップしていきました。そんなお二人の思いと建築士のプロ目線のアイディアで、すべての要望を叶えた隅々まで心地よいお家ができました。

物件について

所在地神奈川県大和市
建物種別マンション 築22年
リノベ面積68㎡
費用900万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み)
時期2023年

暮らす家族

ご主人、奥さま

話し手

ご主人、奥さま

担当スタッフ

鈴木 栄弥

リノベーションのきっかけを教えてください。

ご主人:そろそろマイホームを手に入れようという話を夫婦でし始めた当時、住んでいたのは賃貸マンションで。交通の便で選んだものの、暮らしている上では不便を感じることが多かったんです。

ここがこうなっていたらいいね、と、住まいに対する要望を二人であれこれと膨らませながら、それを叶えられる住まいを検討していて。そんなときに、中古物件のリノベーションがいいんじゃないかと妻が提案してくれました。

奥さま:SNSで、中古マンションを買ってリノベーションした事例を見かけたんです。好きに建てられるけれどコストのかかる注文住宅と、自由度に制限のある建売住宅のあいだにこういう選択肢があるんだ、と知って。それで、リノベーションを前提に物件も探しはじめました。

エントリエとの出会いは?

奥さま:打ち合わせには何度も行くことになるだろうと、生活圏に近いエリアでリノベーション会社を探しているうちにエントリエを見つけました。二人で事例を見ながら、どれも素敵だねと話をして、次の日には資料請求をして。

ご主人:事例を一通り見て、嫌だなと思うものが一つもなかったんですよね。自分たちの好みのテイストと違っていたとしても、悪い印象をもつことがなかった。

エントリエの決め手を教えてください。

奥さま:それぞれの事例を見ていて、住んでいる人はこういうものが好きなんだな、こういうことがやりたかったんだな、というのがよくわかる感じがしました。

ご主人:エントリエさんの事例は十人十色になっていて、お願いした家族のそれぞれの正解にちゃんとたどり着いているんだな、と感じました。その中でも鈴木さんの事例は特に、いい意味で振れ幅が大きくて。だから、うちが頼んでもきっとうちの色を出してくれるだろうと思って、最初からぜひ鈴木さんにとお願いしました。

before

after

どのようなご要望がありましたか?

奥さま:最初の打ち合わせで、私たちの要望をまとめた3枚くらいのエクセルの大作をもっていったんですよ(笑)。賃貸に住んでいたときに不便を感じていた点を全部書き出して、それを自分たちなりの理想の案に置きかえたリストを作ったんです。

ご主人:そうそう。本当に迷惑かけたなと思いますけど、嫌な顔一つせず全部受け入れてもらって。

奥さま:もちろんできないところはちゃんと難しいと伝えてもらって、代わりの提案もすぐしてもらえました。先日、そのリストを見返してみたんですけど、物件の構造上難しくて断念した設備以外は全部要望が叶っていて、改めてすごいなと思いましたね。

Hさまのお家には、防音室があるのが特徴的ですね。

奥さま:私はピアノ、主人はギターを弾くので、防音室はほしいねと話していたんです。鈴木さんが出してくれたプランを見てびっくりしたんですが、もともとキッチンだったところを防音室にしているんですよ。

上下階の住戸もお隣も、この場所はキッチンになっています。防音仕様とはいえ、集合住宅でわずかでも音が漏れたら、と気にかけずにすむように、配慮してここに配置してくださっているんです。

ご主人:素人考えで、もともと和室だったところの押し入れのあたりにつくるのかなと想像していたんですが、まさかのキッチンで。確かに居室やリビングほど静けさが求められる場所ではないですし、言われてみるとここがベストなんだと納得でした。

before

after

ほかにも思い入れのあるポイントはありますか?

奥さま:防音室以外だと、玄関ですね。広めの土間をとって斜め框にしてもらいました。賃貸のときには二人並んで靴を履けないのがきゅうくつだなと思っていたので、ゆったりスペースがとれて快適になりました。将来子どもができたときにもベビーカーをそのまま入れられます。

ランドリールームが欲しいというのも要望の一つで、洗面室と分けて、動線もすごくいいのでとても使いやすいです。

before

after

リノベーションを通して、ワクワクした瞬間は?

ご主人:プランが出てきたときですね。私たちが提示した要望はかなり多くて、せっかくだから出すだけ出そうと思っていたのもあり、何かを諦めてくださいという提案になるだろうと予想していたんです。「Aプランはこれを諦めたもの」「Bプランはこれを諦めたものです」と……。そう思っていたら、どのプランも要望はほぼ全部入ったものだったので、おおすごい、入ったんだ! と感激しました。

奥さま:どんなプランが出てくるんだろうというワクワクもありましたし、図面を見せてもらってからも、実際これができあがったらどうなるんだろうと想像するのも楽しい時間でしたね。

寝室のオープンクローゼットはあえて中を見せることで空間を。左に見える掛け時計は、かつて飼っていた子をモデルに、作家さんにつくってもらったという思い出の品です。

ご主人:実は、工事の途中で私たち夫婦が体調を崩してしまって。現地で一緒に確認する約束の日に、見に行けないけどどうしよう、写真だけでもお願いしてみようかと話していたんです。そうしたら鈴木さんが、こちらから相談するより先に現地に行って、写真を撮ってきてくださったんですよ。自分たちだったら、そんなこと考えつきもしないよね、と感激しました。

奥さま:そういう仕事の姿勢、それに絶対にNOとは言わずにこちらの要望を叶えてくれようとしてくれる姿をずっと見てきて。鈴木さんとは同世代なんですが、自分も鈴木さんみたいに仕事したいなと思いました。間取り図を額に入れて飾っているのは、鈴木さんの仕事への感謝の思いもあるんですよ。

お気に入りの場所を教えてください。

ご主人:防音室兼書斎にいることが多いですね。壁を厚くしているからなのか、暖房を入れなくてもけっこう暖かいんですよ。なんだか落ち着くので、楽器を弾かなくてもよく二人で過ごしています。

奥さま:私はキッチンからのリビングの眺めも好きです。南向きで日差しがたっぷり入ってきて、白を基調にした内装もあいまってとても明るくて。気持ちも明るくなります。

before

after

暮らし始めて、お二人の中で変わったことはありますか?

ご主人:防音室をはじめ、クロスや建具の色合いはかなり考えたんです。考えすぎて何がいいのか迷子になりそうなところを、鈴木さんには何択かに絞ってアドバイスしていただいたおかげで、いろんな色を取り入れつつ繋がりを持たせることができました。

これまで家具や家電を買う際には主に価格や機能を重視していたんですが、ここに暮らし始めてからは統一感を意識するようになりましたね。

奥さま:ランドリールームはグレーで統一しているからグレーの棚にしよう、とかね。コーヒーメーカーが赤だけどどうしよう? と気にしたり(笑)。

ご主人:そうそう。差し色になっていいかな、とかね。冷蔵庫も引っ越す時に買い換えたんですけど、今までだったら同じ機能で一番お得に買うところを「あそこに置くからにはこの色がある機種じゃないと」みたいな(笑)。インテリアにテーマができたので、今後もそれは守っていくと思います。そういう新しい楽しみができましたね。

大工さんがきてくれた日の工事現場からこんにちは!

今回は、大工さんの現場をお届けします。

前回は水道工事でしたがそのベースがあった上でできるこの工程。大工さん工事が進むとグッとお家感が増してきます。

今回大工さんには「壁先行」での工程をお願いしました。壁先行というのは、読んでそのまま。間仕切りの壁を作ってからその他の床や天井をつくるというう作業工程となります。

他には「床先行」というのもありますが、壁を先に作っていった方が強度的に安心が出来ますし、電気屋さんなどの他の職方さんも作業がしやすいというメリットがあります。細かく部屋ごとに床を作るよりは、一気に床を作ってからその上に間仕切り壁を立てた方がある意味楽かもしれないんですけどね。

材木で壁を作るため、たくさんの木材を準備。
墨出しした位置に壁を立ててもらいます。

こんな感じに骨組みになっているんです。床を見てみると木材が敷かれていてその間に柱材となる木材が規則的に建てられています。

天井も同じように

こちらはウォークインクローゼットになるところ。

このように、大工さんに枠組みを作ってもらい、その枠に合わせてコンセントやスイッチの配線をしてもらう流れです!

々に出来上がってくるのが楽しみです。

視界に緑を増やそう #10 – タバさんのtodoリスト

ちょうど1年前ごろ。
職場の近くの花屋さんで買った
フィロデンドロン(写真 右)。

空間デザイン心理学の初級講座を
受けた中で、仕事や勉強に集中出来る部屋、空間とは?
を教えてもらいました。

その中のひとつに、
植物を置く場所は、自分の左右。

もっと詳しくいうとう、
視界左右120° 奥行5m。
その範囲に占める緑の割合を緑視率といい、
10〜15%にすることで、作業効率がUP! なのだとか。

緑視率が25%こえると、人は、
「緑が多い」と感じるらしいです!

緑をおくことで、潤い感、爽やかさ、安らぎなどの
心理的効果を向上する力を得られますよ!

というわけで、買い集めた植物の数々。

一年かけて
スクスクと成長しております!

おまけに、
毎朝の水やりしながら大きくなる過程を
見る楽しみもふえました。

自然に触れると、気持ちが安らぎ
リラックスするのも、
緑、植物の効果ですね。

一石二鳥的な
いいことづくめな緑の話でした。

丁寧に暮らす月間。

部屋の内外の見えるところに
植物を飾り楽しんでます、、、

好きなの一輪挿しにいける。

最低でも常に部屋の3箇所にかざるのが
タバタ流です。

インスタライブ公開しました

田畑が担当したおうちのインスタライブを公開しました。ぜひご覧ください!

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entrie -エントリエ- | リノベーションブランド(@entrie_renova)がシェアした投稿

直しているのは、なんだろう? – 鴨home 5羽目

少し前に、金継ぎを習いはじめた。金継ぎとは、欠けや割れのある器を、漆を使い修復する日本の伝統的な技法だ。はじめたきっかけは、大切な人からいただいた欠けや割れのあるお猪口やマグカップを直したいという単純な理由だった。

ただはじめてみてわかったことだけど、意外と同じような理由で割れたものを保存している人は多いようで、最近は人からの依頼が絶えない。

「娘を出産した時の産院からの記念品」、「亡くなった祖母が愛用していた食器」など、依頼者から語られる思い出は、どれも愛おしく毎度心を打たれる。同時にその人の思い出や時間を背負ったようで、一気に作業に対する緊張が高まる。

ところで、子どもの頃、自分の不注意で大切にしていたものが壊れてしまった経験はないだろうか? 

不思議なことに、なにを壊したのかをすっかり忘れてしまったのだけど、壊してしまった瞬間の気持ちは今でもすぐに思い出せる。「10秒前に戻れたら」、「あと、ちょっとだけ気をつけていれば」大切なものが壊れてしまったことを受け入れるのは、とても苦しく切ない。

ただ、金継ぎでは壊れたものを直すという作業を通して、そういった自分の不完全さを認め、受け入れることの尊さを知った。修理された器には傷跡が残るが、そこにあった記憶や思い出をつなぎとめることができる営みなのではないだろうか。

エントリエでフリーランスの編集・ライターとして6年間リノベーションに携わらせてもらっているけれど、金継ぎを通じて自分の中で軸としてつながるものがあるように感じる。

形や見た目だけでなく、そこに在る記憶や思いへの敬意をもつこと。編集、リノベーション、金継ぎ。受けている仕事や業種はさまざまで、一見違うけれど、自分の中にある本質は何も変わらないと、やっとわかってきた気がする。

【おまけ】最近の猫の「おいどん」

今回は、おいどんの近況。

災害用にハーネスを買った。1度、練習のためにハーネスをつけて外に連れ出すと、毎日にゃあにゃあ鳴いて外に連れて行け! というようになりました。大変です。

その割に1箇所から動かない。

▷「家族が家族じゃなくなる家」を設計した人はこちら

室内窓のあるお部屋事例集 – リノベをマナブ。 #86

お部屋の壁や仕切りに取り付けられる室内窓。設置する主なメリットとしては、隣接する部屋から光を取り入れることや空気の循環を目的とした役目があります。

《カフェのようなおしゃれなライフスタイルを日常に | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY ♯3より

しかし、最近ではその種類や色も豊富で、デザイン性を重視してあえて室内窓を取り入れたいというお客さまも増えてきました。たとえばこちらのIさま邸の事例

「窓枠からお気に入りの壁紙が見えるので、テンションが上がりますね」と奥さま。本来の機能にプラスして、こだわりぬいた輸入クロスを見せることでインテリアデザインのアクセントとしても機能します。

窓枠だけのIさま邸でしたが、最近ではガラスの種類も豊富です。Uさま邸の事例では、チェッカーガラスを採用し見た目だけではなくプライベートも保つことができます。

次は、家族の存在を感じられるようにというHさま邸の事例

リビング側の壁
子ども部屋側の壁

リビングと子ども部屋の壁に室内窓を設置されました。「子ども部屋を目の届くリビングにおきたかったんですよね。だから、室内窓をつけました」と奥さま。また、写真のように木製のフレームを使用した室内窓も人気で、自然を感じる空間を演出してくれます。

余白を残し、家族と共に変化するお家 | リノベーション事例 #65より

このように室内窓は、ご家族のご希望によってさまざまな使われ方をしています。リノベーションを検討中で室内窓についてもっと知りたいという方は、ぜひエントリエにご相談ください! 担当スタッフが、あなたにとって最適なプランをご提案いたします。

やさしいあなたへお手紙を #57 – mayamoonからの日々の芽便

 オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

家づくりの参考書。実際に見て触れて感じる素材の素晴らしさ #61

こんにちは。

前回、新しい家づくりの投稿に、知り合いやフォロワーさんからたくさんの反響を頂きました。

本当に嬉しかったです。

という事で、今回も前回に引き続き家作りに関しての投稿になります。

よく「何かを参考にされてますか?」「良く見るインテリアのお店やサイトは?」などのご質問を受ける事があるのですが、今回の家づくりのインスピレーションの源でもある大好きな場所をご紹介させて頂きたく思います。

こちら、修善寺にある「おちあいろう(静岡県伊豆市)」という旅館で、

登録有形文化財の宿なんです。

この玄関を含む7棟が国の有形文化財として登録されているそう。

こちらの暖簾も、季節により色が変わったりいつも素敵だなぁとうっとり眺めております。

玄関を入ると、畳の空間が広がります。

お香の良い香りが漂い、少し背の低い欄間をくぐると、そこは日常から切り離された空間への入り口です。

玄関脇にはちょっとしたスペースがあり、こんなディスプレイスペースに。

無駄な空間が至る所にあり、どちらもこういった贅沢な使い方をしているのですが、この「抜け」が間違いなくこちらの旅館全体をとても心地よい場所にしているのです。

「侘び寂び」ではないですが、あえてギチギチに使わない、余白を残す。

空間が居心地良くなるお手本が、こちらの宿には詰まっています。

組子細工がシンメトリーに続く廊下。

抜けた先には、和の中にモダンな空気を取り入れたラウンジが。

こちらでソフトドリンクからシャンパンまで好きなだけ楽しめます。

フランクロイドのランプや、ラグも雰囲気にぴったりです。

インテリア遣いにも脱帽。

和の空間にはやはりイサム・ノグチのAKARI!

こちらの宿は、照明のセレクトセンスが秀逸で、あえて少しはずしてデザイナーズものを置いたり、ドンピシャなイサム・ノグチのAKARIを置いたり。

足し算引き算がとても上手。

夫婦でこちらの宿に宿泊した際の居心地の良さが忘れられず、家を建てようかな….となったのも、戸建てならこのイメージを何となく再現できるのかなあなんて感じたからです。

今回、家の設計、施工管理、営業を担当して頂く方々と、なんと「そんなに好きならこちらで打ち合わせしましょう!」宿泊しながら打ち合わせすることに!

工務店さんの本社社屋や、一枚板を販売する工房などが近くにあるという事からの流れで、帰りにそちらも案内して頂く流れに。子ども達もいたので、わちゃわちゃしましたが、さまざまなものに触れ、刺激的で癒される打ち合わせになりました。

インテリアの参考書。

今回は創業1874年の古くて新しい日本の素敵な宿となっております。

entrie Partner’s Profile #12 長谷川 果菜 – HASEGAWA Kana

エントリエは、“「会社」という漠然とした相手ではなく、「人」で選びたい”……そんなお客さまのために「相談する人を選べ得るリノベ会社」というコンセプトも掲げています。

何年も暮らす、お客様の大切な住まいを「誰と」つくるか、考えてみませんか? お客さまと出会ったその日からお引き渡しの後まで、伴走する専任スタッフをご紹介します。

entrie Partner’s Profile #12 長谷川 果菜 – HASEGAWA Kana

入社までの経歴 

入社までの経歴 神奈川県川崎市出身。大学時代に実家を建替えることになり、住宅展示場で色々な家を見てめぐったり、打合せに参加するうちに家づくりの楽しさに魅力を感じ、リフォーム業界に飛び込みました。

これまでは不動産会社様など法人のお客さまを中心にリフォーム工事に携わってきましたが、実際にお部屋で暮らすお客さまと直接お話をして、一緒につくりあげていきたいという思いから、エントリエに入社しました。

資格

リノベーションコーディネーター/マンションリフォームマネジャー

リノベーションへの思い

私自身、これまでお仕事をさせていただいている中でリノベーションの楽しさ・面白さを実感してきました。 そして、お客さまにもたくさんわくわくして、面白さを味わっていただきたいと思っています!

今の暮らしの悩み、好きなことや、こんな生活がしたい、こんなデザインが好きなどなど…… いろんななお話をさせていただいて、お客様の素敵なリノベーションのお手伝いができればとても嬉しいです!

▶️最近買った、お気に入りのラグです。トルコのメダリオン柄のラグで、色の組み合わせが気に入って購入しました

仕事に関するマイルール

  • 報連相を欠かさない
  • お客さまに不安な思いをさせない
  • リノベーションを楽しんでもらう
  • 約束は必ず守る
  • お客さまも含め、周りへの感謝を忘れない

趣味/好きなもの

旅行やイベントに行くこと

広島の厳島神社です。干潮から満潮までの景色を堪能しました。満潮時の鳥居はとても神秘的でした…。

温泉が好きで、温泉旅行に行くことが私の最大のご褒美です(笑)。千と千尋の神隠しのイメージになっていると噂の、長野県の金具屋さんがとても素敵でした! まだまだ行きたい場所がたくさんあるので、楽しみです。食べ物のフェスや、イベントに行くのも好きなので休日は外に出かけることが多いです。

写真(右)は、伊豆の小室山です。頂上にあるカフェからの眺めが最高に綺麗でした。

② ネイル

セルフネイルが趣味で、月2~3回ネイルを変えて楽しんでいます。色の組み合わせを考えたり、細かい作業に没頭する時間が好きです!

写真(左)はお家にあるネイルたち。欲しい色がまだたくさんあるので、もっと集めたいです。透け感のあるポリッシュが好きで、いくつかの色を混ぜて塗るのが好きです。

③好きな音楽/映画/本

【ドラマ・映画】
・『FRIENDS (1994)』
大好きで何回も観ている海外ドラマです! コメディドラマなのですが、6人のキャラクターがとても個性的で可愛らしく、見ていて元気になれる作品です。

・『マンマミーア(2008)』、『ラ・ラ・ランド(2016)』

ホラー映画以外はなんでも観るのですが、ミュージカル系は特に好きなジャンルです。物語や歌だけじゃなく、ダンス、衣装、舞台の華やかさに、画面に釘付けになってしまいます…。

【本】

トリック系やミステリー系の小説が好きです。よく読むのは、湊 かなえさんです。最近は本を読めていないのですが、気になる本がいくつもあるので読書タイムをつくっていきたいです!

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