事例特集 -“好きがわたしの心地よさにつながる”ひとり暮らし

「わたしが心地いい」と思える場所やインテリアを、大切に丁寧に選んでいく。ひとり暮らしの住まいには、その人らしい心地よさが詰まっています。今回は、エントリエでリノベーションをした3つのひとり暮らしのお家をご紹介。間取りの工夫やインテリアのこだわりなど、それぞれのライフスタイルに寄り添った住まいづくりのアイデアが満載です。

回遊式ワンルームで、料理と暮らしを楽しむ家

マンションリノベーション_キッチン_ひとり暮らし_鈴木栄弥担当_エントリエ

料理好きのKさまが選んだのは、2LDKからワンルームへの大胆な間取り変更でした。ドアのないトイレや、段差のないフラットな床、回遊式の動線は、将来を見据えた暮らしやすさを実現。ステンレスのフルオーダーキッチンや、洗濯機をキッチン下に配置する工夫など、細部までこだわりが光ります。

「リノベーションの相談をはじめてから2年程経ちますが、最初から最後までワクワクしました。家に帰ってくるたび、楽しい気持ちになります。」

自分らしさを詰め込んだ、趣味と暮らす家

マンションリノベーション_リビング_ひとり暮らし_二見奈々絵担当_エントリエ
マンションリノベーション_リビング_ひとり暮らし_二見奈々絵担当_エントリエ

Yさまがエントリエとともに進めたリノベーションは、趣味と暮らしが調和する住まい。ご自身でつくられた手芸品やお気に入りの家具を引き立てるシンプルな空間設計が特徴です。また長年の憧れだったという対面キッチンを取り入れ、外の景色をみながらとても楽しいとお話ししてくださいました。家族との思い出もそっと暮らしに寄り添わせ、今の自分らしさを大切にした、心地よいひとり暮らしの空間が広がります。

「空間がきれいになると、“ランプを置きたいな”、“オットマンに足を乗せられるような、少しゆったりした椅子が欲しいな”なんて考えるようになりました。これからどんなものを探そうかと考える楽しみがどんどん増えています。」

家具を愛でる、建築士の自邸リノベーション

マンションリノベーション_リビング_ひとり暮らし_エントリエ

エントリエの建築士・二見奈々絵が、自らの理想を詰め込んだ自邸をリノベーション。アルヴァ・アアルトの世界観を取り入れたアールの壁や、部屋ごとに異なるカラーリングなど、インテリアへの深い愛情が感じられます。回遊性のある間取りや、照明計画にもこだわり、心地よい暮らしを実現していました。

「自分の好きなものに囲まれて暮らせるって、最高だなと改めて実感しました。」

やさしいあなたへお手紙を #110 – mayamoonからの日々の芽便

こんにちは。6月がスタートしました。先月は、ちょっと小さくなって過ごしていたので、今月は「ゆとりを持って生活したい」です。たくさん寝たい!

会社「月の庭」でポッドキャストをはじめました。
Spotify、Apple Music、Stand.fm で聴けるので、よかったら開いてみてください。

仕事のこと、お金のこと、生き方、人生の学びなどなど。
一緒に会社をやっているよしこばさんと、雑談しながらお話しています。

ポッドキャストをはじめるにあたり、
「静かで、穏やかで、沈黙もOKなラジオ」をイメージしていたのですが、
実際には…沈黙、2秒くらいしか耐えられませんでした。
毎回、「今週のPick」や、最近よかった本などを紹介するコーナーを設けています。
みんなにおすすめできるほどではないかも…というくらい(笑)、私がすごく好きだった本を紹介しています。楽しい~!

週一配信、なかなか大変ですが、高いマイクも買ったのでがんばります!

ではでは、6月も楽しい1カ月になりますように。
いつもありがとうございます。

月の庭チャンネルはこちらからご視聴いただけます

オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

季節を感じ、食事を通して自分をいたわる《6月の占い付コラム》Byイルマーヤ

こんにちは。イルマーヤです。

6月といえば、夏至。一年で最も日の出から日の入りまでの時間が長い日で、「陽が極まる日」と表現されるようです。なんだか、陽が極まると「ポジティブ全開!」という印象を受けます。

今回は、そんな陽の季節はどう過ごすのが心地よいのだろう?ということを、わたしが最近注目している「薬膳」と「漢方ごはん」をヒントに考えてみました。

陽極まって陰に転じる

太陽が蟹座のエリアに入る6月21日に夏至を迎えます。西洋占星術でも、東洋の暦でも重要な日。陽のエネルギーが一番強まり、この日を境に弱まる方へと転じます。逆に陰のエネルギーは一番弱まり、強まる方へと転じます。エネルギーの転換期ですね。
陽っていうと、ポジティブで明るい感じなので気持ちも上向きに。陰はなんだか暗い感じがするし、あまり良い感じのイメージではありませんが、陰がなければ陽もないのです。昼と夜、上と下、暑いと寒い、男と女、のように「反対」があり、どちらか一方では成り立ちません。

6月の占い付コラム_エントリエ

そういえば、最近ハマっている「漢方ごはん」や「薬膳」にも陰陽の表現がありました。

からだを作る食材について

なぜ「漢方ごはん」や「薬膳」に注目し始めたかというと、どことなく感じる不調や疲れってどうにかならないのかな、と思っていた時に、「薬膳」がテーマのNHKドラマ10「しあわせは食べて寝て待て」を見たのがきっかけの一つです。

また、自分のからだを作る食べ物を意識して、自分のからだを労りながら生きていきたい!という思いもあり、せっかくなので参考になりそうな本を探しました。

とはいえ、ご飯の支度が嫌すぎて買い物も億劫に感じるようなわたしにもできることはあるのかな……と少し心配でしたが、自分の感覚や季節で食材を考える「漢方ごはん」や「薬膳」の本には、その時のからだ調に合わせて食材を選ぶのに知っているといいことがたくさん書いてあり、自分のペースで取り入れることができそうです。

6月の占い付コラム_エントリエ

目指せバランスの良さ

「漢方ごはん」や「薬膳」の基本である中医学(中国伝統医学)では、自然界のあらゆるものは陰陽に分けられ、それらが「中庸」という偏りのないバランスのとれた状態であることが重要だとされています。どこかに偏りがあると、不調を感じやすかったり、病気になりやすいのだそう。「漢方ごはん」や「薬膳」は食事を通して中庸を目指し、不調を和らげていくための知恵です。

例えば薬膳では、からだが陰に傾けば冷えや疲労を感じやすく、陽に傾けば火照りやイライラを感じやすい。そこで、食材を「からだを冷やすとされるもの(寒性、涼性)」と「温めるとされるもの(温性、熱性)」、そして「どちらでもないもの(平性)」のように区分します。

冷えを感じる時には温める性質の食材を、からだに熱がこもりがちな時には冷やす性質の食材を選ぶという考え方があります。そして、毎日の食事では平性の食材を中心に、バランスを意識して取り入れることが大切とされています。


難しく考えず「毎日を健やかに過ごすため」の食事の参考として、取り入れてみるのも楽しいかも!と思い、少しだけ意識して食事を考えるようになりました。本には「5月から7月の夏に食べたい食材は赤いものと苦いもの。アスパラ、ごぼう、梅、みょうが、みつば、あずき、トマト、ピーマン、パプリカ、マグロなど…」と書いてあります。その中で思い出したものを買い物リストに加えていきました。

それだけのことなのに、自分や家族の健康のためにすごく良いことをしている気分になり、自信満々で食事の支度をすることができるようになったのです。

「陽」の季節の過ごし方

季節や暦を意識することは「社会人」とか「集団生活」の中ですっかり薄れてしまって、だんだん面倒になってきて、置き去りにしてしまった感覚。でも、占星術を学ぶことで季節や暦を感じながら生きることの大切さを思い出しました。

そして、占星術でなくても、日本には季節や暦を感じる風習がたくさんあったり、薬膳のことを知ろうとすれば、そこにも自然の中で生きることの大切さを感じます。窓の外には、巡る季節があり、スーパーに行けば旬の食材が手に入ります。ほんの少し意識をむけるだけで、豊かさは十分感じられる。

「漢方ごはん」や「薬膳」を調べていると中庸であることの大切さが幾度も書かれています。

そうか、ここでもニュートラルが大事ってことなのか。

気持ちをニュートラルにしていると、いろいろなことがいわゆる「うまくいく」ことにつながるって、「わかっちゃいるけど、そんなんできるかい!」というのがわたしの本音。気持ちも揺らぐし、体調も揺らぐ。それも丸ごとわたし。心のどこかに、「そろそろ良い気分になりたいなぁ」という気持ちが出てきたら、ヨイショと立ち上がり、季節のおやつと、体調に合わせたお茶を入れてみよう。

6月の占い付コラム_エントリエ

「陽」の季節は、日照時間も長いので植物がぐんぐんと成長していきます。それと同じようにわたしたちにも「成長したい!」という意欲が出てきやすい時期。自分のペースで枝葉を広げていきましょう。暑い時にはトマトやきゅうり、湿度が高い時には豆類やきのこ類が良いみたいですよ。

快適な夏を過ごせますように。

参考書籍:
「毎日の食事で心と体をととのえる漢方ごはん」(永岡書店)中医学監修:櫻井大典
「薬膳食事帖」(主婦と生活社)著者:リョータ

全体運:「善きこと」を意識する6月。

6月は、自分の中にあるものを外側へと表現していくエネルギーがますます強まる時です。春から始めたこと、学んだことを何かの形にして表現する機会があるかもしれません。

10日に「拡大、発展」を象徴する木星が、双子座から蟹座へと移動することで、どんな舞台でどう成長をしていくかの課題が変わっていきます。他にも木星は、幸せのありか・道徳・正義という「善」を意味するので、意義を感じるものにも変化を感じていきそうです。

11日の双子座の満月では、情報をしっかり整理し、マルチタスクをこなしていく「頭の回転の良さ」を活かし、高い目標に積極的にチャレンジしていくような「出来る感じ」を実感するでしょう。このエネルギーを有効に使って、夢を現実的なものにしていきましょう。

21日は夏至。この時期には意識が「個人」から「集団」に広がっていきます。周りの人を見ることで自分のことも理解していくような感覚です。自分にとっての安心の場所も見つけていくでしょう。さらなる自己成長を遂げる時期です。

25日は蟹座で新月を迎えます。いつも以上に仲間や家族を意識して行動することになりそうです。個人的な目標達成というよりも、家族や仲間のために何かできることをする方が満足感が大きいでしょう。

人は、集団になると見えてくるものと見えなくなるものがあります。対立しているかのように見えても、目指すゴールは一緒かもしれませんし、多数派と少数派はいつひっくり返るのか分かりません。どちらかが絶対的に正しいことはあるのでしょうか?いつでも始まりに立ち返ったり、客観視できるような冷静さを忘れないように、「中庸を目指すこと」をいつでも心に留めておくのが良いのかもしれません。

そこで今回は、12星座別に「おすすめ薬膳の飲み物」を書いてみました。普段何気なく飲んでいるものにも「はたらき」があるのですね。その時のからだの調子にも合わせてお試しください。

♈ おひつじ座

牡羊座のイラスト

理想をどこまでも追っていきたい情熱と、それを叶えるために乗り越える必要のあるものとでの葛藤がありそうです。慌てずにしっかり向き合うことで、大きな成長を遂げることになるでしょう。10日くらいからは住まいなど、身の回りが充実し、豊かな場所へと変化していきます。
●おすすめ薬膳の飲み物:ミントティー(薬膳では涼性とされ、暑い季節のリフレッシュに)

♉ おうし座

おうし座のイラスト

6日に金星が牡牛座に。守護星である金星が、調和をもたらし、キラキラとした豊かな期間になりそうです。10日からは、いろいろな場所に行く機会が増えたり、人とのやりとりが活発になっていく中で多くを学び、これからのステップへと活動範囲を広げていくでしょう。
●おすすめ薬膳の飲み物:ジャスミンティー(薬膳では平性とされ、心地よい香りでリラックスしたい時に)

♊ ふたご座

ふたご座のイラスト

あれこれとやることが山積みで忙しく過ごしていた方も、10日頃には成果を受け取り、落ち着きと静けさを取り戻します。そして、今手元にあるものを整理し、次のステップへと進んでいくでしょう。思いがけないところからの情報を得ることができ、新しい気持ちで過ごせそうです。
●おすすめ薬膳の飲み物:甘酒(薬膳では気を補うとされ、エネルギーチャージしたい時に)

♋ かに座

蟹座のイラスト

10日木星はあなたの星座、かに座に移動します。あなた自身に「幸福・拡大・発展」のエネルギーが巡ってきます。多くの幸福が受け取れるように活動やお仕事の範囲が広がったり、視野が広がるような出来事も起こりやすい時期になるでしょう。どんな出来事も未来の希望につながっています。
●おすすめ薬膳の飲み物:ココア(薬膳では温性とされ、心も体も温まりたい時に)

♌ しし座

しし座のイラスト

中旬くらいまでは、何かにつけ熱くなりやすいでしょう。10日からはマインドに変化が起こり、徐々に器が大きくなっていくような成長を感じます。もっと広い範囲で多くのことを学ぼうという気持ちも出てくるので、遠くまで足を伸ばして感性を磨きたくなるかも。
●おすすめ薬膳の飲み物:はと麦茶(薬膳では涼性とされ、暑い日の水分補給に)

♍ おとめ座

おとめ座のイラスト

小さなことは自動運転でスムーズに流れていくような時期になりそうです。周りの人たちのサポートも受けつつ自分のことに集中し、結果を出していきます。20日以降はチームワークでもっと大きなことに挑戦していく機会も増えていくでしょう。心地よいコミュニティが見つかります。
●おすすめ薬膳の飲み物:緑茶(薬膳では寒性とされ、すっきりしたい時に)

♎ てんびん座

てんびん座のイラスト

10日からは「今までの学びを活かして社会で大活躍する」というような、大きなテーマに取り組んでいくでしょう。行動範囲も広がり、自分の役割をしっかりと果たしていくような満足感が得られそうです。金銭的な心配もなく、夢を叶えていく時になりそうです。
●おすすめ薬膳の飲み物:金木犀のお茶(薬膳では温性とされ、体を温めたい時に)

♏ さそり座

視野が広がる時期になりそうです。今までの見方や考え方がしっくりこないと感じたら、行く場所を変えてみるとか、いつもは通らない道をあえて通ってみてください。新しい風が吹き込み、新しい世界が見えてくるかもしれません。身近な人からの言葉からも、新しい価値観へのヒントがもらえそう。

●おすすめ薬膳の飲み物:ハイビスカスティー(薬膳では涼性とされ、美容を意識する方にも⚪︎)

♐ いて座

いて座のイラスト

人と人を同士を繋ぐような役割を果たしていたら、いつの間にかあなたがサポートメンバーたちに支えられていく、というような流れが出来ていきます。あなたが、あなたらしく振る舞えば自然とその流れに乗っていけるでしょう。やる気、行動力も絶好調です。
●おすすめ薬膳の飲み物:ビール(薬膳では寒性とされ、暑い日のリフレッシュに)

♑ やぎ座

やぎ座のイラスト

10日からは対人関係に恵まれていきます。普段通りのあなたを大切にしてくれるような人との出会いがあったり、身近な人の優しさを再発見して嬉しく思うような場面もあるかもしれません。同時に、等身大の自分を受け入れて、あたたかい気持ちで過ごせそうです。
●おすすめ薬膳の飲み物:紅茶(薬膳では温性とされ、温まりたい時のお供に)

♒ みずがめ座

みずがめ座のイラスト

ライフスタイルが充実していきます。自分のスタイルを守りながらも、理想的な日々を過ごせるようになっていくでしょう。7月くらいまでは行ったり来たりしながら足元を固めていくような場面もあるかもしれませんが、行くべき道を進んでいるということを信じて、一歩ずつを大切に。

●おすすめ薬膳の飲み物:カモミールティー(薬膳では平性とされ、穏やかな気持ちになりたい時に)

♓ うお座

うお座のイラスト

自己表現や創作活動が広がっていきそうです。自己満足していただけのものが、発表の機会が巡ってきたり、誰かからの評価を受けたりと、あなた自身にスポットライトが当たる時期になるでしょう。秘められた才能にも気づきやすく、自分自身の可能性に驚かされるかも。●おすすめ薬膳の飲み物:ラベンダーティー(薬膳では涼性とされ、心を落ち着けたい時に)

お楽しみいただけたでしょうか? 今月も皆さまが心地よい暮らしができますように。

またお会いしましょう!

※本記事は薬膳の伝統的な考え方をご紹介するものです。体調不良を感じる際は医療機関にご相談ください。また、食材の性質や飲み物の選択は、あくまで薬膳の理論に基づく一般的な考え方であり、医学的な効果効能を保証するものではありません。

建築士が自分のためにつくる〝家具を愛でる〟家。 | リノベーション事例 #83

マンション購入を決意したエントリエの建築士 セブンこと二見 奈々絵。これまで多くのお客様の住まいを設計してきたセブンが、自らの理想を詰め込んだ自邸のリノベーションに挑みました。これまでの経験や知識を活かしながら「自分の好きな空間」をひとつひとつ形に。建築士だからこその、作り手として細部までこだわり抜いた〝SEVEN HOUSE〟が完成しました。

物件について

所在地横浜市
建物種別マンション・RC造
リノベ面積54㎡
費用1200万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み)
時期2024年

暮らす家族

二見 奈々絵

話し手

二見 奈々絵

担当スタッフ

二見 奈々絵

今回のリノベーションのテーマはありますか?

セブン:今回は自分の好きなインテリアを先行して選定しながら、お気に入りの家具たちをひとつひとつ組み込んだリノベーション計画をしています。例えば〝リビングの中央に160センチのリビングボードを置きたい〟〝ベッドサイドにペンダントライトを吊したい〟など、家具レイアウトを含めたプランの計画をしました。

お気に入りの家具や購入したい家具がリノベーションの計画時にある場合には、それに合わせて床や壁などの素材や間取りを含めた全体のコーディネートをしていくことができます。

建築家のアルヴァ・アアルトの建築や家具が好きで。新居にはアアルトの家具を置くことが夢でした。今回のリノベーションで実現したいテーマとして〝アルヴァ・アアルトのデザインや世界観を取り入れる〟という軸があります。

リビングの扉を開けると、アールの壁が目に飛び込んできますね。

アアルトが設計した大学図書館の内装を参考にしたタイル。腰壁まであしらわれた半円タイルのデザインが印象的で、取り入れたいと思ったことがきっかけ。

セブン:リビングは一番長く過ごす空間なので、中央にフォーカルポイント(※1)としてアールの壁(曲線)を取り入れました。廊下から入るとちょうど正面に見えるのでタイルで仕上げることで質感も持たせています。リビングボードには季節ごとにインテリアを飾る予定です。

※1:視線が自然と集まる場所、または視線を誘導するために意図的に配置された場所

Before

After

Before
After

回遊できる導線が過ごしやすそうですね。

セブン:身支度動線を整えたかったのがきっかけで、間取りを計画しました。寝室からクローゼット、洗面脱衣室へアクセスできるようになっています。もうひと部屋の洋室も、キッチンへ直接出入りができるのでパントリーやクロークのような役割も果たしています。各室を回遊できることで、風通しもよく、自然光を取り入れられるようにデザインしました。

コストを抑えるために、物件選びでも水廻りの位置を大幅に変更せず計画できるか配慮しました。また、玄関からリビングが直接見えない間取りや既存の建具も気に入っていたので、再利用することにしました。コストバランスを調整できたり、もとの建物の魅力を活かせることがリノベーションならではの良いところだと感じています。

WICは収納家具や、既製の収納ケースがぴったり収まるように設計
寝室からWICを通り抜け、脱衣室にアクセスできる身支度導線

特徴的なカラーの床、空間ごとに印象が異なりますね!

セブン:部屋ごとにカラーを分けてデザインしました。水廻りの排水計画上、床に段差のあるリビングなのですが、そのお陰で空間ごとに素材や色を切り替えやすいことも後押しになりました。
結果的に赤と青がアクセントになったそれぞれの空間ですが、全体の配色のまとまりがなくならないように配慮しています。アクセントカラーを引き立てるために、木種を揃えたりモノトーンの配色をベースにすることで全体的にバランスの取れた空間を目指しました。実際にご提案しているお客さまのお家でも、やりたいことがごちゃ混ぜにならないように心掛けてコーディネートしています。

ブルーグレーを中心にカラーリングした、清潔感のある洗面スペース
寝室にはタイルカーペットを採用、鮮やかな青を選定。あえて障子を残した和の雰囲気に馴染むように、壁紙はリネンのような質感に。

細部まで「好きな素材」が詰まっていますね。その中でも、1番のこだわりを教えてください。

セブン:玄関〜ホールにかけての内装です。北欧モダンを代表するインテリアブランド「artek(アルテック)」の店舗に使われている床材や壁の色がすごく素敵で「この雰囲気を取り入れたい」と思ったのが始まりでした。

レンガタイルと同色のリノリウムシート(床材)
床と同色のアクセントウォールとブラック天板のテーブルセット

フロアに同じタイルを使いたかったのですが、全く同じものは手に入らなくて。それでも「この空間の雰囲気を再現したい」という思いが強かったので、素材選びに時間をかけました。結果的に自分の理想に近い形で仕上がったので満足しています。

実際に住んでみて、いかがですか?

セブン:実際に自分で設計した空間で生活してみて特に実感したことは、照明計画の大切さです。
自分なりに住みたい空間の理想は持っていましたが、そこに照明計画を丁寧に設計することで、自宅で過ごす時間がより豊かになりました。過ごし方や気分に合わせて照明の照らし方を変化させることで、空間に表情が生まれます。特に夜の時間はゆっくりと過ごすようになりました。

一般的に和室に使われる「目透かし天井(板材の継目に隙間を開けて張る方法)」をリビング天井に採用。間接照明の光が柔らかく広がるよう設計。アアルト設計のマイレア邸の天井デザインをオマージュしたもの。

照明の色や明るさ、照らし方を変化させることが住み心地を格段に良くするための工夫のひとつだと改めて思いました。これまで以上に、照明計画の重要性を実体験として伝えられるようになったと思います。

ベッドサイドに吊り下げたアルテックのペンダントライト。
柔らかい光が手元を照らしてくれます。
リビングボード上には北欧のヴィンテージランプを。
温かみのある雰囲気に魅了されインテリアとして取り入れました。

ご自身でリノベーションを経験したことで、その価値や魅力について新たに感じたことはありますか?

セブン:リノベーションって、「暮らし方や過ごしたい空間」を見つめ直す時間になるんですよね。今回、自分の家をつくるにあたって「どんな暮らしがしたいのか?」を改めて考える時間がすごく楽しかったです。そうして見つめ直した理想の暮らし方を叶えることができるリノベーションの仕事って、改めて良い仕事だなと感じました。

もともとインテリアが大好きなので、リノベーションの過程でいろんなお店を巡ったり、InstagramやWEBで情報を集めたりするのも楽しくて。「自分の好きなものに囲まれて暮らせるって、最高だな」と改めて実感しました。 これからも、もっといろんなお家やインテリアに触れていきたいし、SNSやこの仕事を通じて同じくインテリア好きな方との繋がりが増えたらいいなと思っています。

*建築士セブンのお家や日常のようすはInstagramでも日々配信中!ぜひ覗いてみてください。

ライフスタイルジャーニー。終わらない旅は永遠に。 #80

こんにちは。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
いつもお読み下さりありがとうございます。

今回でこちらの連載記事最終回になります……(涙)
entrieさんで、初めてリノベーションさせて頂いたのが2013年、2回目の自宅が2016年。

そして、そこからご縁ありwebマガジンで連載を持たせて頂きなんと7年!

ほとんど毎月休むことなく記事を更新させて頂きました……。
リノベーションの依頼者と施工会社という立場を超えて、さまざまなイベントにも参加させて頂いたり、インテリアのお仕事を頂いたりと、こちらの連載含めて私のインテリアライフを、entrieさんと共に歩ませて頂きました!

最後の記事は、2年前から着手した我が家の新居の完成写真と共に。

新居は別の設計事務所さんで設計施工して頂いたのですが、「是非記事に!」という太っ腹なentrieさんのお言葉から、しばらくチョコチョコ連載にも投稿させて頂いてました。

結果、土地を変えたり色々ありましたが、とても満足のいくものになりました。

ただ、過去2回のリノベーションの経験がなければ、
こんな満足のいくものにはならなかったと、これだけは断言できます!
「家は3回作って満足のいくものになる」とありますが、まさに! 3回目でようやく……かもしれません。
いや、まだかもしれません(笑)。

空間作りというのは、小さい面積で考えるのと
実際大きな面積で見るのと、どれだけシュミレーションしても違いがあります。
使う素材の質感も、サンプルの小さい面積で想像するのとは違います。
住んでみる、使ってみなければ細かい使用感までは分かりません。

ただ2回もリノベーションを経ると、その辺もなんだかイメージできるようになり、だいぶ楽になりました。
そしていい意味で、3回目は力まず、程よく抜け感ができたものになったかと思います。
作り込み過ぎない!というのが1番大事なのかもとようやく気付きました……。

引き算の美学!

リノベーションをさせて頂いた時はまだ30代前半だった私も40代後半になり(笑)
トレンドをあまり意識しなくなり、年齢を重ねて「和」の良さにも目が向くようになりました。

entrieさんでリノベーションさせて頂き、マンションの空間作りを共に学ばせ頂いたこと。住みながら常にインテリアを更新し続けたあの時間が、今に繋がっているのだと思います。

子供の成長や、自分の変化に伴って必要な空間って変わるものだと改めて思います。
住む場所を変えなくても、リノベーションやインテリアでいくらでも居心地の良さは変えられます。

一度でドンピシャな空間にしようと思わず、住みながら変えたり、合わなくなったら時にはプロの手を借りたり。
そんな時は是非entrieさんを頼ってみて下さい!

人は変わり続けるもの。
自分に合う、家族に合う空間も変わり続けます。

終わりのない旅は、楽しみながら。

7年間本当にありがとうございました!

完成後、引渡しが迫った我が家です!

新築戸建て_玄関_りえさん_エントリエ

初めての戸建て住宅。
バルコニーを広めに取りました……

新築戸建て_バルコニー_りえさん_エントリエ

素材は本物を贅沢に!

新築戸建て_造作棚_りえさん_エントリエ

そして最後に……

新築戸建て_照明_りえさん_エントリエ

自分のこだわりを大切に!

我が家のこだわりは「照明」です。

新築戸建て_照明_りえさん_エントリエ

FUN INTERIOR LIFE!!!!!!

おいどんの居場所探訪記 – 鴨home 19羽目

猫を飼う前の私は、「猫がいる家は毛がすごそうで嫌だな」と思っていた。リノベーションした真新しい家に、ふわふわした毛玉がころころ転がっている光景を想像すると、掃除がめんどくさそうだし、やっぱりうちには無理かなと思っていた。

ところが今では、家のあちこちで毛を発見するたびに「あ、ここで幸せそうにしていたんだな」と嬉しくなってしまう。掃除機をかけながら、おいどんの一日の動線を想像したりする。さらには外出中に服についた毛だって、どこかに捨てるのはどこか“おいどんのカケラ”を置き去りにしてしまうような気がしてつらい、と思うほどになった。

猫の毛について、最近気が付いたことがある。家の中でも毛の多い場所ほど、おいどんの「お気に入り度」が高いのである。おそらく、一番毛がフワフワと浮いているのは私の部屋だろう。4人暮らしの我が家で、おいどんが一番長く過ごすのはここなのだ。それが私の自己肯定感を上げてくれる。「おいどんに選ばれている」という、根拠のない優越感。

私の部屋なかでも日中のお気に入りは、ベッドと窓の間の絶妙なスペースのようだ。丈の長いカーテンにハンモックのように寄りかかって、半分隠れるようにくつろいでいる姿をよく見かける。

そんなおいどんを見ていると、猫は家の「心地よい場所を見つける感覚」を教えてくれるのだなと思う。

夏は外気温の影響をもろに受ける灼熱の2階には近寄りもしないけれど、反対に、冬になれば1階よりも暖かい場所を求めて2階の家族の部屋にいる。

おいどんは季節によって、自分の居場所を的確に変えている。その判断基準は人間には理解しきれない部分もあるけれど、確実に「今日はここが一番いい」を知っている(ようだ)。

猫と暮らすと、家の中に「猫の時間」が流れるのだなと思う。人間の都合とは全く関係なく、陽だまりを追いかけ、気まぐれに。私もおいどんのように、猫っぽく、もっともっと直感的に暮らしてみたいものだ。

今日もおいどんは、新しい居場所を開拓中である。きっと私がまだ知らない、家の心地よいスポットを発見してくれるだろう。

時々、おいどんの真似をしてベッドと窓の隙間で寝転んでみることがある。私にとっては、あまり快適ではない。やはり猫と人間では、心地よさの基準が違うのだろう。


▷「家族が家族じゃなくなる家」を設計した人はこちら

灯りと服、それぞれの“私らしさ”に出会う場所

エントリエでは、マガジンやイベントを通して、リノベーションのその先にある暮らしの手触りや、好きなものと出会える場をつくりたいと考えています。

今回のイベントでは、エントリエとゆかりのあるふたつのブランドが企画・出展してくださいました。

2025年4月20日(日)開催
ポップアップマーケット『私らしさを作る、灯りと服展』〜Heartfelt Tea Time〜 at entrie times ebisu

ポップアップマーケット『私らしさを作る、灯りと服展』〜Heartfelt Tea Time〜 at entrie times ebisu_エントリエ
左:「スーホルムランプ専門店 soon」のヴィンテージランプ/右:パフスリーブワンピース「bou.design」の1着

こだわりのワンピースを展開する「bou.design」は、実は以前エントリエのスタッフとして働き、お客さまのリノベーションにも関わっていたbouさんのブランド。『私がワタシを作る服』をコンセプトに、パフスリーブが特徴的なオリジナルワンピースを展開しています。

そして北欧ヴィンテージランプを扱う「スーホルムランプ専門店 soon」は、エントリエで建築を担当する二見奈々絵が自邸を設計する際、その作品に深く魅力を感じ、リビングの照明として取り入れたブランド。デンマーク製スーホルムのヴィンテージランプを専門に扱い、オリジナルシェードとの組み合わせで理想の灯りを提案しています。

そんなエントリエともご縁のある二組が思いを込めて企画した今回のイベント。暮らしに彩りを添える灯りと服を通じて、「私らしい暮らし」に思いを馳せるひとときとなりました。

ワクワクが溢れたイベント開始前

soonのスーホルムヴィンテージランプ_イベント開催_エントリエ
soonのスーホルムヴィンテージランプ

オープン前から訪れてくださったのは、Instagramを見て来場された方、以前のPOP UPで試着ができず今回を心待ちにしていた方、「エントリエって何だろう?」と初めて訪れてくださった方など、さまざまな人たち。

エントランスには自然と静かな熱気が。お話をうかがうと、ほとんどの方がInstagramを見て、気になる一着や灯りに会いに来てくれていました。

「bou.designさんのワンピースがずっと気になっていて。今日は試着もできると聞いて」
「前のPOP UPでは子どもが一緒で試着できなかったので、今日はそのリベンジです(笑)」
「soonさんのランプを、Instagramで見て一目惚れしました。やっと実物が見られます」

リピーターの方も初めての方も、ランプとワンピースを前にして自然と笑顔になっていたのが印象的でした。

bou.designのパフスリーブワンピース_イベント開催_エントリエマガジン
bou.designのパフスリーブワンピース

soonのブースでは、ひとつひとつ手にとりながら、灯りが点く様子を確かめる人の姿が。「このフォルムがいいな」「色合いが部屋に合いそう」と、想像を巡らせる時間もまた、贅沢だなと感じます。

ワンピースのブースでは、「いつもは選ばない色だけど挑戦してみたくなる」といった声が。その場で似合うかどうかを一緒に話しながら、じっくりと自分の一着を見つけていく姿が、なんとも心地よく映りました。

新しい暮らしの風景を胸に

bou.designのパフスリーブワンピース_イベント開催_エントリエマガジン

ポップアップに訪れ、嬉しそうにアイテムを抱えたお客さまからは

「やっぱり直接作っている方の思いを聞いてから買う機会は大切ですね」
「ワンピースを着て、どこに行こうかな」
「ランプを飾ったら、写真送りますね」
「夜の時間が楽しみになりそう」

といった声も。

単にものを購入するだけでなく、出会いを楽しみ、その後の新しい暮らしの風景を思い描いている様子が印象的でした。

スーホルムヴィンテージランプsoon_イベント開催_エントリエマガジン
soonのスーホルムヴィンテージランプ

気持ちの変化や日常の風景に小さな余白をくれる時間も、”リアルで購入する”価値なのかもしれません。ひとつのアイテムとの出会いが、いつもの部屋を特別な空間に変えたり、いつもの自分を少し違う自分にしてくれる。そんな小さな変化こそが、暮らしを豊かにしてくれるのだと改めて感じました。

bou.design_イベント開催_エントリエマガジン

開催後のbou.designさん、soonさんからは以下のようなコメントをいただきました。

先日開催いたしましたイベントにお越しくださった皆さま、 本当にありがとうございました。 初めてのPOP UPで不安ばかりでしたが、沢山のみなさまがいらして下さり胸がいっぱいになりました。。 直接お会いしてお話できたこと、 お洋服を手に取っていただけたこと、 何よりも皆さまの笑顔に触れられた時間が、 とても幸せで、心に残るひとときになりました。 この場を借りて、あらためて心からの感謝を込めて。 またお会いできる日を楽しみにしています。

bou.designより

ポップアップにお越しいただいた皆様、そして開催に当たって力を貸してくださった皆様 改めてありがとうございました。 当日は想像を超えるたくさんのお客様にお会いでき、プライベートのことからインテリアのことまでお話ししたり、 一緒に灯りを選ぶ時間が夢のようでした。 これからも『北欧の灯り』を一緒に楽しみながら、たくさんのランプをお繋ぎできればと思っておりますので、 楽しみにしていただけると嬉しいです♪

スーホルムランプ専門店 soonより

日常に、ちいさなときめきを

あたたかな灯りと、心弾む一着。どちらも、毎日をちょっと特別にしてくれるものです。朝起きて好きな服を選ぶ時間、夕方にランプを灯してほっと一息つく瞬間、そんな何気ない日常の中にこそ、自分らしさや心地よさが宿っているのかもしれません。

エントリエでは、これからも「暮らし」と「自分らしさ」に出会うきっかけを届けていきます。リノベーションという大きな変化だけでなく、小さなアイテムひとつから始まる暮らしの変化も大切にしながら、みなさんの日常に寄り添っていけたらと思います。

パフスリーブワンピースbou.design_スーホルムヴィンテージランプsoon_イベント開催_エントリエマガジン
イベント開始直前のsoonさん(左)とbouさん(右)

次回のイベントも、どうぞお楽しみに。

イベント開催のお知らせ

今回のポップアップで多くの方に愛された二組が、この夏初の大阪出店がきまりました。東京でのイベントと同様に、実際に手に取り、試着していただきながら、ブランドの店主と直接お話しできる貴重な機会です。新しいアイテムとの出会いが、あなたの日常に小さな変化と喜びをもたらしてくれますように。

  • 日時: 7月12日(土)11:00〜16:00
  • 場所: BPオーガニックスペース南船場(大阪市中央区南船場4-7-21 オーガニックビル)

「『私の好きを見つめるお出掛け着』をテーマに、心地よい素材とときめくディテールが詰まったワンピースコレクションを関西の皆さまにお届けします」(bou.design)

「デンマークのスーホルムランプと日本の工房で作ったシェードをたくさん持っていきます」(soon)

関西在住の方はもちろん、この機会に足を運べる方はぜひお越しください。作家さんも皆さまとの出会いを心から楽しみにされています。

やさしいあなたへお手紙を #109 – mayamoonからの日々の芽便

やさしいあなたへ
こんにちは。お元気ですか?こちらは今、畑が大忙しです。毎日チャリのかごいっぱいに収穫した玉ねぎとにんにくをいれて運んでいます。収穫した後の土に米糠をすきこみ、たがやして、畝をたて、フルチをして夏野菜のたねを撒きます。トウモロコシと、赤オクラ、ビーツの芽はでてきました。
トマト、ナス、ピーマン、ししとうなどなど夏野菜の苗も飢えていってます。あとは里芋、枝豆、モロヘイヤ、十六ささげ、6月になったらにんじんの種まきです。畑は1年のうちで行く時期と行かない時期の差がはげしく、今は1年で一番通う時期。地面人はどんどん草が生えてきていてまたあの暑さのなか草むしりをすると思うとoh no...でもホットヨガだと思えばお得な気もします。笑 ではまたお便りします。mayamoon

オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

事例特集 -“心地よい距離感を大切に”二世帯住宅

親世帯と子世帯が一緒に暮らす二世帯住宅。それぞれのライフスタイルや価値観を尊重しながら、心地よい距離感で共に暮らす住まいづくりが求められます。
エントリエでは、ご家族のそれぞれの想いを丁寧に伺いながら、理想の二世帯住宅を実現しています。今回はそんな二世帯のお家をご紹介します。

オープンな間取りで二世代が快適に暮らせる住まい

戸建てリノベーション事例_二世帯_鈴木栄弥担当_エントリエ
戸建てリノベーション事例_二世帯_鈴木栄弥担当_エントリエ

お子さまの誕生を機に、ご主人がもともと住んでいたご実家を二世代で暮らす住まいへとリノベーションされたSさまご家族。広々としたキッチンを中心に据えたオープンな間取りは、会話が自然と生まれる空間に仕上がりました。また、お母さまの居室もダイニングキッチンとゆるやかにつながり、プライバシーを保ちつつ、家族の気配を感じられる設計となっています。

「同じ空間にいれば、顔を見れば『おはよう』『いってらっしゃい』と自然と対話が途切れないので、ありがたいですね。」

ツーバイフォーから自由な間取りを実現。距離感がちょうどいい二世帯住宅

戸建てリノベーション事例_二世帯_鈴木栄弥担当_エントリエ

ご主人のお母さまとの同居を決めたNさまご家族。構造上リノベーションが難しいとされるツーバイフォー工法の住宅でしたが、エントリエの提案により大々的な間取り変更を実現した事例です。空間を最大限に利用し、ご夫婦とお子さまふたり、お母さまと5つの寝室を作ることができました。1階と2階で世帯を分けつつ、必要なときにはすぐに駆けつけられる距離感が、安心感を生んでいます。

「普段はある程度の距離感を保って暮らしているけれど、必要なときはすぐに駆け付けられる。顔を見なくても元気でいることが分かるのがいいですね。」

思い出を生かす、猫たちと暮らす二世帯住宅

奥さまが住んでいた築36年のご実家を二世帯住宅へとリノベーションされたSさまご家族。以前の家の雰囲気を大切に残しながらも、新しい生活へと受け継いだお家が完成しました。お母さまとご夫婦それぞれの家族である4匹の猫たちが居心地よく暮らせるような工夫も随所に施し、しっかりと空間を仕切りお互いの気持ちを大切にした住まいが完成しました。

「(エントリエの建築士)田畑さんは、猫に関することはこちらが要望しなくても考えてくれました。3階の踊り場もそうですし、人間と猫の生活動線をしっかり考えてくれているなと感じました」

“ちょうどよさ”が叶った二世帯リノベーション

戸建てリノベーション事例_二世帯_小林めぐみ担当_エントリエ

娘さまのご実家である一戸建てを、二世帯で暮らせる家へとリノベーションされたTさま。「一緒に暮らすけれど、それぞれの暮らしはちゃんと守りたい」。3階建という特徴を活かし、個室を1階と3階に分けることで、それぞれのプライバシーが確保できるように。気掛かりだった耐震補強工事もしっかりと行い、安心の2世帯住宅が完成しました。

「やっぱり家に帰ってくると“いいな”って思うんです。思っていた以上に“ちょうどよい距離感”になっていて、ありがたいですね。」

それぞれに居場所がある、安心の鉄骨造二世帯住宅

戸建てリノベーション事例_二世帯_小林めぐみ担当_エントリエ
戸建てリノベーション事例_二世帯_小林めぐみ担当_エントリエ

築50年の鉄骨造4階建てという、特殊なご実家を受け継ぎ、お母さまと息子さまご家族が安心して暮らせる二世帯住宅へとリノベーションされたMさまご家族。2階にはお母さま、3,4階には息子さんご家族が暮らす住空間を配置。「この足音は誰かな」と、お孫さんの生活音で安心するというお母さまのやさしい言葉が印象的でした。

「家族みんながそれぞれの居場所を持ちながら、安心して暮らせる住まいができました。」

事例特集 – ペットも大切な家族。犬・猫たちも快適に暮らす工夫のあるお家

家族の一員として、ともに暮らす動物たち。元気に遊べるスペース、安心して過ごせる場所、家族みんなが安心できる動線。小さな工夫の積み重ねで、ペットにも人にもやさしい住まいが出来上がります。

今回は、エントリエでリノベーションをしたご家族の中から、「ペットとの暮らし」をテーマにした6つのお家をご紹介。猫も犬も、のびのび過ごせるお部屋には、家族のあたたかな想いが込められています。

キャットウォークでのびのび暮らす家

マンションリノベーション事例_キャットウォーク_澤裕太_エントリエ

猫のガサオくんとこまちちゃんと暮らすAさまご夫婦。リビングには、猫たちが自由に行き来できるキャットウォークを設置。テレビは壁掛けにし、床に物を置かない工夫で掃除も楽に。猫トイレには換気扇と“ニャン感センサー”を取り入れ、快適な空間を実現しました。

「キャットウォークも、怖がって上がってくれないかもと心配でしたが、意外と2匹で喧嘩したり追いかけっこしたり駆け上がっています(笑)」

見える・通れる・落ち着ける。猫のためのやさしい動線

マンションリノベーション事例_寝室_猫ドア_二見奈々絵_エントリエ
マンションリノベーション事例_寝室_猫_動線_二見奈々絵_エントリエ

築52年のヴィンテージマンションをリノベーションしたAさまご夫妻。猫の様子が隣の部屋からも見えるようにガラス窓を設け、猫が通り抜けられる猫ドアも設置しました。猫の足跡をデザインに取り入れるなど、細部までこだわりが光ります。

「猫の様子が隣の部屋からも見えるようにガラス窓があったり、彼らが通り抜けられる猫ドアを考えてくれたり。そこに、猫の足跡を入れてくれるなど、本当に細かい部分まで考えてくれて。」

わんちゃんの足にやさしい床と動線の工夫

マンションリノベーション事例_ペット床材_犬_動線_鈴木栄弥_エントリエ

長年住み慣れたお家をリノベーションしたIさまご夫婦。飼い犬のまあまちゃんのために、滑りにくく傷がつきにくい床材を採用。玄関から洗面所までの動線を見直し、明るく開放的な空間に。ペットドアも設け、まあまちゃんが自由に行き来できるよう配慮しました。

「引っ越してきてこの子を迎えましたが、滑りにくい床材を選んでいるので過ごしやすいと思います。」

二世帯で叶える、お互いの猫もくつろぐ暮らしのかたち

戸建てリノベーション事例_リビング_猫_キャットウォーク_田端照子_エントリエ

奥様のお母さまとの同居を機に、ご実家の二世帯住宅へのリノベーションを決意したSさまご家族。お母さまとご夫婦、お互いの家族の猫たちが安心して暮らせるよう階段に、締め忘れを防ぐドアを設置し1Fと2・3Fで暮らし分ける設計にしました。家族の気配を感じながらも、ペット同士はのびのびと暮らせる空間が広がります。元の家を生かし、キャットウォークや猫窓を設け、家族全員が快適に過ごせる空間を実現しました。

「(エントリエ設計士の)田畑さんは、猫に関することはこちらが要望しなくても考えてくれました。3階の踊り場もそうですし、人間と猫の生活動線をしっかり考えてくれているなと感じました。現地調査では、田畑さんが猫に吸い寄せられていく姿が記憶に残ってますね(笑)。」

いつか出会う、家族のために

マンションリノベーション_寝室_猫ドア_鈴木栄弥_エントリエ
マンションリノベーション_洗面_猫窓_鈴木栄弥_エントリエ

生活の変化に伴い、“いつか猫を迎えたい”という強い想いでリノベーションを決意したSさまご夫婦。猫がどの部屋も自由に行き来できるよう、リビング・洗面・寝室に猫窓を設置しました。お部屋全体の細やかな配慮がご夫婦とペット暮らしやすさにつながっています。

いつか猫を迎え入れようと決めているんです(笑)。そのときのために猫マドをつけてもらいたいということ、キャットウォークをつけるために壁を補強してもらったことですかね。

収納と一体化したケージスペースで、快適&美しく

マンションリノベーション_リビング_収納_犬用ゲージ_澤雄太_エントリエ

リビングの収納スペースでできる空間を利用しケージ置き場を確保。周囲を収納と一体化させた設計に仕上がっている事例です。生活感を抑えつつ、わんちゃんとの暮らしを快適になりました。お子さまの成長も見据え、暮らしの変化に寄り添う住まいが完成です。

同線上にある収納は、すごく便利です。例えばペットのためにケージ分の空間をつくってもらい、上のクローゼットにはお世話グッズを、玄関の土間には、靴はもちろんスーツケースやお散歩グッズを収納しています。

やさしいあなたへお手紙を #108 – mayamoonからの日々の芽便

やさしいあなたへ、こんにちは。先日髪を切りました。落ち込むことがあって元気がなかったのですが、髪の毛を切ったらびっくりするほど心が軽くなって、髪の毛は結構メンタルに関係あるのだなぁと発見。考えて考えて自分でもどうしようもないことで悩んでぐずぐずしているけど、外見をちょっと変えたり場所を変えたり、いつもはおざなりになっていることをやると、かなりセルフケアになるなと思いました。性格的に全くポジティブではなく、すぐ世俗から離れて一人になりたくなるのですが、そんなに時間もお金もかからない自分のためのケアの方法を何個か用意しておくことは大事だと思いました。
今月はとても忙しくてあっという間に過ぎていきますが、畑では玉ねぎとニンニクの収穫に(大量に200から300くらい)ちょこちょこ行っています。早くゆっくりと映画を見たり、美術館に行ったり、のんびりしたいです。庭のビッグオーラやチューリップを片付けて、夏向けの苗を植えたり、草取りをしたり、ドクダミ、チンキを作ったり、やりたいことはたくさんあります。一日中ずっと本を読むっていうのもやりたい。ではではまた来週、お元気でいてください。

オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

器具付けスタート!洗面台の設置工事現場から、こんにちは。

今日は、マンションリノベーション現場での設備工事の様子をお届けします。内装工事がひと段落し、いよいよ「器具付け」の工程です。

器具付けとは?

「器具付け」とは、トイレや洗面台、水栓などの水道設備を取り付ける工程のこと。今回は、内装屋さんがきれいに壁や天井、床を仕上げてくれたタイミングでの施工となりました。器具を先に取り付けるケースもありますが、今回は仕上げ後に行うことで、設備まわりもすっきり見えるように調整しています。

洗面台はTOTO「サクア」シリーズ

取り付けたのはTOTOの「サクア」という洗面台。
陶器製のボウルは丈夫で長持ち。清掃性とデザイン性を兼ね備えた定番の人気シリーズです。

また、横には幅450mmの大容量収納を設置。洗面まわりの細かいアイテムをすっきり片づけることができます。

洗面台 エントリエ TOTO「サクア」

洗濯機パンと水栓の取り付け

洗濯機パンは、脚が高めのタイプを採用しました。洗濯機の下に手を入れやすく、お掃除もしやすい設計です。マンションの定期的な高圧洗浄の際にも便利です。

洗濯機用の水栓には、安全性を考慮し「緊急止水弁」付きのタイプを採用。万が一ホースが外れても、水が自動で止まる仕組みになっています。こちらもTOTO製です。

洗濯機パン ランドリールーム エントリエ

トイレは節水&お手入れしやすいタイプ

トイレにはTOTOの「ピュアレスト」シリーズを採用。節水型で、ふちなし形状なのでお手入れも簡単。水道代にも優しい設計です。

紙巻き器などのアクセサリーはお施主様ご支給のものを使用。位置を確認しながら、丁寧に取り付けを行いました。

トイレ エントリエ TOTO「ピュアレスト」

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。

今回は、設備屋さんによる「器具付け」の様子をお届けしました。
壁も床も仕上がり、器具も取り付けられ、コンクリートむき出しだった頃が遠い昔のように感じます。いよいよ完成も間近です!

今後もリノベーションの現場から、進捗をお届けしていきますので、よろしければまた読みに来てくださいね。

遊ぶように描くことで、世界が動き出す | シルクスクリーン作家 shota

布とインクを使って絵を描くシルクスクリーン作家・shota(ショウタ)さん。もともとグラフィックデザイナーだったshotaさんは、飲食業界に転職。そして現在は長野県にある浅間山のふもとで営むカフェ「KOICHIRO COFFEE(御代田町)」もまた、shotaさんの表現の場のひとつにもなっています。
描かれるのはshotaさんの暮らしの眼差しを感じる自然の風景や動物、植物。やわらかく生き生きとした線で描かれた作品は、あたたかく、見る人の心に静かにひらいていきます。

心を動かす言葉との出会い

題「だいじょうぶ」

絵で、癒しや元気を届けたい。そう思うようになったきっかけは、ある絵画展でいただいた言葉でした。

「しょうたさんの絵は元気が出ますね!」「肩の力が抜けました」。そんな感想をいただいた時、純粋に自分が楽しんで描いたものが、人の心に届いたことに感動しました。それ以来「誰かの癒しや明日の活力になるなら」という思いが生まれたんです。

自分が描き始めるとき、モチーフは決めていません。まずは好きな線を引いたり、色を置いたり。自由に描いていると、「鳥に見えるな」「これは花だな」と、あとから見えてくるものがあるんです。予定調和ではない描き方から想像していなかった絵が浮かび上がった時、とても嬉しくなります。

反対に、動物を描きたい!浅間山を描きたい!と思ったら最初にモチーフを決めて描くことも。ただ「猫」を描いていたのに、出来上がってみたら「シロクマ」になったりもします。

題「ひみつねこ」

自分の中で「いいな」と思った時点が、完成の合図です。

遊ぶように描く。自由から生まれた生命感

表現の手法としては、シルクスクリーンや墨、デジタルなど、現在は、さまざまな技法を使います。Illustratorなどのソフトも使いますし、線画も好きですが、シルクスクリーンには特別な思い入れが。

制作風景

シルクスクリーンを使いはじめたのは、以前の職場で家庭用のシルクスクリーンキットをいただいてからです。自分でTシャツやバッグを作る中で、「こういう使い方はどうかな」と、シルクスクリーンの本来の使い方とは違う方法を試す中で1枚の浅間山の絵が完成しました。その時、発色や線の質感が、自分にすごく合っているなと感じたんです。

作品を制作する上で大切にしていることは、ありきたりかもしれませんが、「楽しんで描く」こと。子どものように、絵を楽しんでいます。そうやってできた作品は、止まっているはずの画面の中でも、動物たちがなぜか息づいているように見え、生命が宿っていると感じています。

言葉を超える、表現の可能性

営んでいる「KOICHIRO COFFEE」というカフェで使っているロゴも、自分の落書きから生まれたものです。コーヒー豆のブレンドにもオリジナルの絵を使っているので、そこから作品に興味を持ってくださる方もいます。

KOICHIRO COFFEE

ありがたいことに、個人で活動されている方からロゴ制作のご依頼をいただくこともあります。カフェがハブになって、人と人がつながったり、絵の世界に触れていただけたりするのが、とても嬉しいです。

店内では、作品のほか、ロゴ入り珈琲の販売も

今後は、いつか、自分の身体よりも大きなキャンバスに思いっきり絵を描いてみたいです。

今年の7月5~6日には東京都で行われる『デザインフェスタ』への出展があるので、たくさんの方に絵を見ていただいて、癒しや元気を届けられたらと思っています。

絵は音楽やダンスと同じように、言葉がなくても伝わるもの。国境を超えて、もっとたくさんの人に絵を届けられるように、がんばっていきます。

題「nontitle」

出展情報:デザインフェスタvol.61

2025年7月5日(土)・6日(日)の2日間、東京ビッグサイト 西&南ホール全館にて開催されるアジア最大級のアートイベント「デザインフェスタvol.61」に、シルクスクリーン作家shotaさんが出展いたします。

イベント概要:

  • 日時:2025年7月5日(土)・6日(日)10:00〜18:00
  • 会場:東京ビッグサイト 西&南ホール(東京都江東区有明3-11-1)
  • アクセス
    • ゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」徒歩約3分
    • りんかい線「国際展示場駅」徒歩約7分
  • 入場料
    • 前売券:1日券800円、両日券1,500円(両日券は前売のみ)
    • 当日券:1日券1,000円(両日券の当日販売はありません)
    • ※小学生以下は入場無料
  • 公式サイトhttps://designfesta.com/

shotaさんの作品を直接ご覧いただける貴重な機会です。ぜひ足をお運びください。

展覧会「わたしのかたち(2024/11/19~25)」での一枚(左がshotaさん)
一戸翔太/カフェ店主・画家
1986年生まれ。埼玉県蕨市出身、長野県在住。
Instagram
WEB
Instagram(カフェ)

やさしいあなたへお手紙を #107 – mayamoonからの日々の芽便

こんにちは。お元気ですか? 5月も半ばいかがお過ごしでしょうか先日千葉に1泊旅に行ってきました。ハーブ園や馬もいる北海道のような市の宿でのんびりしてきました。ラベンダーの摘み取りができて、しかもフレンチラベンダーテンション上がるハーブ3種類を選んで作る寄せ植えもやりました。家でもできるけど笑
滝も見て海にも行って自然を楽しんだ後は直売所ツアー2日で7カ所も巡りました。(笑)夏野菜の会を始め、室内用の植物、山の草ハーブなどなどいっぱい買って大満足。特に大物はエクメアファッシアータと言うブラジアさんのパイナップル科のロゼット状のカブの植物謎の植物どうなっていくか!?ではまた

オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

エシカルな暮らしをきりとる

毎晩、炭酸水を飲むのが日課なので今までは500mlのペットボトルを箱で購入してましたが、炭酸水メーカーをお迎えしました。

デザイン重視でaarkeのマットホワイト
北欧のメーカーなのでそれも惹かれた理由のひとつです。
期間限定で値下げされていたのも大きい!
思ったよりサイズも大きすぎず、レビューで見ていたよりも炭酸も割と効いてて良い。最高です。

ガスシリンダーは購入時に返却なので楽そう。
これでペットボトルのゴミが減ります

#aarke#アアルケ#アールケ
#炭酸水メーカー#炭酸メーカー
#北欧デザイン#エシカルな暮らし

ルームツアー

sevenのお部屋を紹介するルームツアーを行いました!

お部屋の全体を動画でご覧いただけます。

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大切な思い出とともに。日々を楽しむためのリノベーション | リノベーション事例 #82

家族と過ごした築40年の家で、現在はひとり暮らしをしているYさま。「家を売ろうか、リノベーションしようか」と悩んだ結果、息子さまの紹介でエントリエと出会い、リノベーションを決意しました。担当者と二人三脚でご自身の新しい暮らしに向け、打ち合わせを重ねました。趣味である手仕事を楽しみながら、これからの暮らしにわくわくする毎日を送っています。

物件について

所在地神奈川県横浜市
建物種別マンション・RC造(築40年)
リノベ面積74.5㎡
費用1000万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み)
時期2024年

暮らす家族

Yさま 

話し手

Yさま

担当スタッフ

二見 奈々絵 長谷川果菜

リノベーションを考えたきっかけ

Yさま:この家はもう築40年になりますが、特に手を入れてこなかったんです。今回、担当してくれた二見 奈々絵さんが家を見に来たときも、絨毯がボロボロで…。もうどうにもならないくらいの状態でした。
私がひとりになったタイミングで、「家を売ろうか、リノベーションしようか」といろいろ考えました。結局、良い物件は見つからなくて。息子の後押しもあって、最終的にリノベーションをすることにしました。

エントリエの決め手を教えてください。

Yさま:決め手は、もちろん、エントリエにリノベーションをお願いした息子がとても満足していたからです。ただ、年齢的にも体力的にも、私ひとりではリノベーションは無理なんじゃないかなと不安でした。
最初は息子と一緒に相談に行って、アドバイスをもらいながら進めて。途中からは、重要な場面だけは参加してもらい、あとは二見さんと一緒に進めてもらいました。

リノベーション事例_マンション・RC造_リビング_施工後_北欧_二見 奈々絵_エントリエ

BEFORE

リノベーション事例_マンション・RC造_設計図_施工前_二見 奈々絵_エントリエ

AFTER

リノベーション事例_マンション・RC造_設計図_施工後_二見 奈々絵_エントリエ

どのようなご要望をお持ちでしたか?

Yさま:「和室をウォークインクローゼットにして、リビングの空間を広く。そこでゆったり過ごしたい」と伝えました。もともと3LDKだったこの家は、家の真ん中に和室があってとても使いづらくて。リビングを広くして、編み物をしたり、本を読んだり‥‥そういうひとりの暮らしを楽しめるお家にしたくて。

それから、キッチンも昔から憧れていた対面式にしたいと伝えました。もちろん、リノベーションってなんでも自由に変えられるわけではないだろうから、最初は「これはできるのかな?」と思いながらですけど。

リノベーション事例_マンション・RC造_リビング_施工前_二見 奈々絵_エントリエ
【Before】独立したキッチンと和室で区切られていました
リノベーション事例_マンション・RC造_リビング_施工後_北欧_二見 奈々絵_エントリエ
【After】間仕切り壁や天井を解体しオープンなLDK空間に

プランや打ち合わせの進め方は、いかがでしたか?

Yさま:これはいいぞ! と思いましたね。私がなんとなく考えていたことをプランとして具体的に示してくださったんです。仕様決めは、ほとんどお任せしてしまいました。サンプルもたくさんあって、私ひとりではとても選べないし、わからない!(笑)

だから、二見さんと長谷川さんがある程度選んでから「この中からどうですか?」と提案してくれて、本当に助かりました。例えば、壁の色合いは、もともと真っ白だったところを、「少しグレーがかった色の方が落ち着くのでは」というアドバイスを受けて、薄いグレーに。洗面所のタイルも、エントリエの施工例を見て、「ああいうふうにしたい」とお願いして取り入れました。すごく可愛くて、見るたびに嬉しくなってしまいます。

リノベーション事例_マンション・RC造_玄関_施工後_北欧_二見 奈々絵_エントリエ
お気に入りのクロスが映えるすっきりした玄関
リノベーション事例_マンション・RC造_洗面所_施工後_造作洗面台_二見 奈々絵_エントリエ
グリーンのタイルはYさまがお好きな映画のワンシーンを再現したもの

担当者との思い出を教えてください。

Yさま:ただ間取りを決めるだけじゃなく、細かいところまでケアしてもらえて、本当に助かりました。管理組合や近隣への説明など、工事に関することも丁寧に対応してもらって。おかげさまで、満足のいく家になりました。
それにひとり暮らしだと普段誰かとあまりおしゃべりしないので、会ってお話しするのが毎回とても楽しかったです。

着なくなったお洋服や毛糸を使い、なんでも作り上げてしまう奥さまのミシン部屋と寝室

ご希望だった対面キッチンも実現しましたね。

Yさま:そう、憧れの対面キッチンです! やはり、外の景色がいいので、壁を見ながら作業するのとでは開放感が全く違います。広い空間を見ながら作業するのは、とても楽しいんですね。最近はあまりお料理もしなくなりましたけど、お茶を入れるにしても、何をするにしても、とても気持ちがいいです。

今までと違ってにおいが部屋に広がってしまうという点もありますが、レストランのカウンターで食事しているときも、近くで料理していると匂いは漂いますよね。そんな感覚を、楽しんでいます。

リノベーション事例_マンション・RC造_キッチン_施工前_二見 奈々絵_エントリエ
【Before】独立したキッチンスペース
リノベーション事例_マンション・RC造_キッチン_施工後_二見 奈々絵_エントリエ
【After】オープンで明るいキッチンスペース

リノベーションをきっかけに、暮らしに変化はありましたか?

Yさま:もともとこの家には4人家族で住んでいたので、それぞれ荷物も多かったんです。それに対して、収納が全然足りていなかった。年齢的にも「終活」「断捨離」だなんていいますけど、リノベーションを機になんでも、捨ててしまいました(笑)。写真も、本当に必要なものだけ。今は、本当に大事なものだけが手元に残っていて、スッキリしています。

リノベーション事例_マンション・RC造_クローゼット_施工後_収納_二見 奈々絵_エントリエ
お洋服と洋裁用の材料をウォークインクローゼットに収納
リノベーション事例_マンション・RC造_クローゼット_施工後_収納_二見 奈々絵_エントリエ
玄関横にストックヤードを設け、靴と日用品が収納できるように

ダイニングには、思い出の詰まった家具を置いているそうですね。

Yさま:ダイニングテーブルは私にとって特別なものです。洋裁学校に通っていた頃に買ってもらった作業台を天板に使用しています。何十年もの間、私の汗と涙が染み込んでいる、本当に思い出深いテーブルです。息子に黒いアイアンの枠を買ってもらい、自分たちで2枚の天板を組み合わせてテーブルにしました。9月頃に仕上がったのですが、今乾燥して木が少し開いてきていて、「まるで生きているみたいだな」と思っています。とても満足しています。

それと、ダイニングテーブルと一緒に置いてある椅子は、夫が定年退職後に作ったものなんです。横浜の家具屋さんでキットを買って、椅子作りに挑戦したんです。不器用な人だったのに、ちゃんとできていて驚きました。いつも見守ってもらっているような気持ちでいます。

リノベーション事例_マンション・RC造_リビング_施工後_北欧_二見 奈々絵_エントリエ

暮らしてみてどうですか?

Yさま:エントリエでリノベーションしてもらって、本当によかったと思っています。やはり、住み慣れた環境ですから。リノベーションをしたからこの生活があるんだなとしみじみ思います。

空間がきれいになると、「ランプを置きたいな」「オットマンに足を乗せられるような、少しゆったりした椅子が欲しいな」なんて考えるようになりました。これからどんなものを探そうかと考える楽しみがどんどん増えています。これから外に出かけて、いろんなものを見て回りたいと思っているんです。あたたかくなる日が、待ち遠しいですね。

リノベーション事例_マンション・RC造_リビング_施工後_二見 奈々絵_エントリエ
「私の趣味に使う布や糸。これから少しずつ整理しながら、編み物をしたり、ミシンを踏んだり、手仕事が好きなので、楽しく暮らしていけたらと思っています(Yさま)」

アールの壁の魔力。優しくなれる私らしい空間作り #79

皆さまこんにちは! 新緑深まる今日この頃。

いかがお過ごしでしょうか?

私はと言えば、いよいよ今月末辺りに新居の完成予定で、来月に今の自宅から引っ越す事が決まりました。

そして……

家の完成を迎えると同時にentrieさんでの連載を終了させて頂く運びとなりました……(涙)

今の自宅とさらにその前の自宅をリノベーションさせて頂きましたご縁で、
こちらの連載や、たくさんの企画に参加させて頂き、entrieのみなさまには感謝しかありません!

次回で最終回となりますが、どうぞ最後までお付き合い頂けたら嬉しいです!

前置き長くなりましたが、今回のテーマ「アールの壁」。今回の新居で、積極的に取り入れました。

直線の壁とは違った空間の丸みや柔らかさが感じられるので、年齢を重ねた今とても魅力的に感じたのです。

クロスでなく、塗り壁を採用した箇所は、このアールの曲線によって、素敵な陰影が生まれ、相乗効果でどちらの良さも際立つ空間に。

天然木との相性もまた良きでした。

パントリーの入り口も曲線に。

これだけで、なんだか優しい気持ちになれそうです(笑)。

丸みって、全体的に取り入れると空間が洗練されるけれど、優しい空気感を纏い、穏やかな気持ちになれます。

この空間をどんなインテリアで仕上げるか楽しみです!

“とまり木”になってきたかも – 鴨home 18羽目

親戚、友人、子どもの友だち。知らない靴があるのは日常茶飯事。
このゴールデンウィークも毎日、誰かが泊まりに来ていた。人が来る家になるといいなと考えてはいたけど、まさかここまでとは。

ある日の夕方、遊びに来ていた友人と一緒に夕飯を食べていたときのこと。
ここ最近いろんなことがあって、張りつめていた心がふっとゆるんだのか、気づけば友人の目から涙がこぼれていた。いつもは遠慮がちな子だけど、「今日は、泊まってもいい?」と素直に感情を出してくれたのがとても嬉しかった。

“家”がそれぞれにとっての“とまり木”であれ。

これは家ができたときに、エントリエの設計士の鈴木 栄弥さんがくれた言葉で、わたしはそれがすごく好き。
家族だけでなく、いろんな人が来て、安心する時間を過ごしてもらいたい。

ひとりになれるけど、孤独にはならない。
気配は感じるけど、視線は届かない。
この家は、そういうふうに作ってもらった。

リノベーションを決めたときのコンセプトは「家族が家族じゃなくなる家」。
冷たい意味ではなくて、必要なときに「個」として安心できる場所が欲しかった。

最近“こうなったらいいな”と思っていたことが、少しずつ現実になっているなと思うことが増えた。
思っていたより静かに、しかもだいぶ自然に。

占い師の友人曰く「イメージできる願いごとは、具体になる」らしい。

もしかして次は、“家事が勝手に終わる家”とかも叶うんじゃないかと、少しだけ期待してる。

最近の飼い猫おいどんの様子

来客があっても逃げないし、泊まりに子どもたちがゴロゴロすると一緒にゴロゴロしている。


▷「家族が家族じゃなくなる家」を設計した人はこちら

【梅雨のお悩みに】エコカラットで心地よい住まいづくり – リノベをマナブ。 #106

ジメジメとした梅雨の時期は、空気のこもりや湿気、においなど、室内環境でも影響を感じやすくなる時期でもあります。今回はエントリエ編集部より、湿気やにおいが気になる季節にぴったりの素材「エコカラット」についてご紹介します。

調湿・脱臭を叶える「エコカラット」とは?

エコカラットは住宅設備機器メーカーのLIXIL(リクシル)が開発した機能性内装壁材で、調湿・脱臭・有害物質の低減といった性能を持ちながら、デザイン性も兼ね備えた優れものです。特に進化版の「エコカラットプラス」は、従来のエコカラットの性能に加え、水や汚れに強くなっており、水拭き掃除が可能という点が大きな特長。そのため、トイレや洗面所などの水回りでもより安心して使えるようになりました。

特に梅雨時期に嬉しいのが、「湿気を吸ってくれる」性質。部屋干しや外気との温度差で発生しがちな結露を抑え、室内の空気を快適に保ってくれます。しかも、においの元となる成分を吸着・低減してくれるため、ペットを飼っているご家庭や玄関・トイレまわりにもぴったりです。

空間の“部分使い”で快適&おしゃれに

エコカラットは、壁一面に貼る必要はありません。たとえば、以下のような“ポイント使い”で取り入れてみるのもおすすめです。

  • 玄関の正面壁に貼ることで、こもりがちな靴のにおい対策に
  • トイレの壁面にアクセントとして貼り、清潔感と機能性を両立
  • ペットがよく触れるリビングの一部に施工し、においと汚れの軽減

素材としては石のような質感で、光を受けたときに生まれる陰影が美しく、40種類以上のデザインバリエーションが揃っているのも特徴です。色や形、パターンの種類も多いため、お部屋の雰囲気や好みに合わせて選ぶことも楽しめます。

淡い暖色のタイルがエコカラットです

エントリエの建築士・ゆーさんの視点から

ペットとの暮らしを大切に考える建築士 ゆーさんこと澤雄太も、エコカラットについてこのように話しています:

「リクシルの『エコカラットプラス』という素材がおすすめです。デザインの良さも備えながら、においを吸い取って吐き出してくれる。不思議なことに水分も弾くので、汚れもつきにくいんです。」- 澤雄太による記事「ペットと壁材について」あにまるしぇ#57より

実際にゆーさんは、ネコちゃんやワンちゃんが壁に体をこすりつけたり、爪を立ててしまうようなご家庭でも、腰の高さまでエコカラットを貼ることを提案しています。

機能性を持ちつつ、空間の表情まで変えてくれる素材だからこそ、ただの“におい対策”ではなく、心地よく、美しく暮らすための一手として取り入れたいエコカラット。

ペットとの暮らしや梅雨時期の快適さ、住まいの見た目まで、暮らしの悩みにしっかり応えてくれる素材です。気になる方は、ぜひエントリエの建築士にご相談ください! 住まいの使い方やご家族の暮らし方に合わせた、最適な使い方をご提案します。

やさしいあなたへお手紙を #106 – mayamoonからの日々の芽便

こんにちは。お元気ですか?
私は、まだ個展の余韻にひたりつつ、日常が少しずつ戻ってきています。

今回の個展は、毎日たくさんの人が遠くから、近くから訪れてくださって、スタートから終わりまで一度も人が途切れることなく、本当にすごかったです…ありがたかったです。

展示は、場の雰囲気や作品、来てくれる人たち、そして自分自身の心持ちによって毎回違っていて、やるたびにいろんな気づきがあります。

私が個展を開く目的というのも、「自分の作品を見てほしい!」というよりも、ふだんなかなか会えない人たちに会えること。その意味で、今回は大成功だったと言えそうです。

私の方は知らなかったけれど、いつも見てくれていて
はじめて会ったのに、なつかしいような人たちにたくさん出会えました。
このタイミングで、今この瞬間に出会えたことに、じわじわと感慨深さがこみ上げてきます。
あー、生きててよかったな~。

さて、しばらく展示の予定はありませんが、イベントには参加します。
今年の後半はカナダや台湾でも出店する予定なので、気合いを入れねばー!

でも、ひとまずは静かに、ドラマなどをダラダラ見て、ひとりこもりたいと思います。

新緑の5月、畑仕事もがんばります。
ではでは、また来週!

オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

手元をきりとる

ダイニング横のスイッチ
目に留まるのでデザインされたものを選定しました

@zolbonne
ZS7-103W / BR

フラットなセラミックプレートに真鍮のトグルスイッチ
鋲で止まっていないところがめずらしい
3連を横向きにしてつけてもらった!

シンプルかつ遊び心のあるデザイン
リビングホールもお揃いのシリーズのスイッチを付けました

キッチン腰壁のスマート笠木も拘ったところ
笠木の存在感がなく、すっきりしているのが良かった◎
納まりが良かったのでお客様にも提案しました (ご提案した施工事例はこちら)

ルームツアー

sevenのお部屋を紹介するルームツアーを行いました!

お部屋の全体を動画でご覧いただけます。

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緑豊かな都心のまち 赤坂編 #42

SABOTENSのお散歩、今回は赤坂です。駅前には商業施設やオフィスビル、ホテルなどが立ち並び、ビジネスマンが行き交っています。しかし大通りから一歩中へ入って嗅覚を頼りに歩いてみると、都内屈指のパワースポットとして知られる神社や緑豊かな住宅地が現れます。都心をゆったりした気持ちで歩くという、贅沢な時間を過ごしました。

パワースポット・日枝神社でパワーチャージ

今回SABOTENSがやってきたのは、赤坂! 駅から外に出ると、いきなりビル・ビル・ビル。このTHE・都心でも、いつもの嗅覚は発揮されるのかと戸惑いつつ、道の端っこではみ出すタンポポを発見。

村田:あ、タンポポが隙間から咲いてる!

藤田:花盛りだね。

すぐそばでは、なんと第一落ちもん発見!一気に赤坂に親近感が湧き、幸先の良いスタートです。

藤田:あ、落ちもんもある!

村田:かわいい!なにこれ?

藤田:熊のぬいぐるみかなあ。幸先いいね。

村田:いいスポットだ。

駅のすぐそばには、日枝神社(千代田区永田町2丁目10−5)という大きな神社。縁結びや仕事運、商売繁盛など幅広いご利益があるとされ、多くの参拝者が集まるパワースポットです。もちろん我々も、パワーにあやかりに参拝しにいくことに。

村田:うわあ、氷川神社の鳥居、立派だ!境内に行くためのエスカレーターまでついているよ。

藤田:おじゃましまーす。

藤田:桜もまだ残ってるね!

村田:桜吹雪がいいなあ。境内は広々してるね。街中にこんな場所があるなんて。

細野:境内にかわいい猿の像があるね。

藤田:そうそう、日枝神社には、道開きの神様である猿田彦様がいるからね。

お参りを済ませた後は、境内授与所へ。猿をモチーフにしたお守りや絵馬など、多種多様な授与品が並んでいます。日々も将来も何かと気になる私たち。日枝神社のパワーを少しでも持って帰りたいと、真剣に選びます。

藤田:いろんな種類のお守りがあるね!楽しい。

村田:お守りに絵馬に手ぬぐいに……かわいい!願い事によって組み合わせられるお守りもある。

細野:猿のステッカーもあるよ。

村田:金ピカにひかる「商売繁盛」のステッカーまで!お守りとセット買おう。

藤田:私はステッカー3種類。神社で爆買いする私たち……。

パワーを思いっきり充満させた後は、「山王日枝神社」の大きな石碑の前で記念撮影をして、神社を後にしました。

大都会のスキマを求めて

神社を後にした一行は、赤坂のまちへ。前日の天気予報では大雨予報でしたが、不思議と晴れ女のSABOTENS。この日は雨が降っていないどころか、うっすらと晴れ間まで見えてきました。

藤田:晴れてきた!嬉しい。

村田:ほんとだ、晴れ間が見えてきたね。

細野:大雨予報だったのに。

藤田:昨日天気予報で「雨」って聞いて、そんなバカなと思ったよ。

村田:なんとかなるんじゃないかと思ったら、なんとかなった。

藤田:散歩日和って感じだね。

村田:ようやく暖かくなって、外を出歩くのが楽しくなってきたよ。

大通りを一歩中へ入ってみると、料亭や居酒屋、スナックなど色々なお店がひしめいています。

藤田:見て、この扉!

村田:秘密の扉!?どこにつながってるんだろう!

藤田:点検のための扉かな。

細野:異次元につながってたら楽しいね。

村田:うわあ、いいねえ、このビル。

細野:ここに「SABOTENS」っていう看板があったらいいね。

藤田:最高だね!60歳くらいになったら3人でスナックでもやりたいねえ。3坪くらいで、友だちだけ来るスナック。

村田:いいねえ。

藤田:「今日、行ける人!」「行けるよ」って気が向いたらやる感じ。

村田:日替わりで店番して。「今日は腰が痛いから無理」とか。

藤田:「じゃあ今日は開けなくていっか」って。

細野:ゆるゆるだ(笑)

ここで、人気のないビルと地面の間に空いていた隙間が気になり立ち止まる筆者(村田)あやちゃん

村田:ここは使われてないビルなのかな。ビルの下に隙間がある。どうする?隙間から誰かがこっちを見てたら……。

藤田:怖いよ(笑)

村田:こういう隙間から草が生えてるの、いいなあ。赤坂の「はみだせ緑」スポットだ。

藤田:すごいね!元気。かわいい。

ふと不動産屋の看板を発見。気になってチェックしてみると、なんと売地にとんでもない価格がついていたのでした。やはりここは赤坂……。

細野:におくきゅうせんまんだって!

藤田:すごい。

村田:さすが赤坂。この辺に生えてる草は、高級な草だね。小さな隙間でも平気で坪単価10万くらいしそうだよ。

村田:見て、この階段、気になる!

藤田:いいね!行ってみよう。

村田:赤坂にこんなところがあるんだっていう意外な場所が結構あるね。

藤田:ほんと、面白いね。

村田:意外と隙間の緑も多くて楽しいな。

藤田:ギャップがあるね。赤坂のイメージと。

藤田:あ、猫チク(猫よけのためのチクチクしたシート)だ。猫、ここで生きていくのは大変だろうね。

村田:この辺に猫なんているのかなあ。もしかして人チク?

藤田:酔っ払いチクかも。

藤田:この段ボールは、誰用かな?

村田:ぶつかっても痛くないように?

細野:赤ちゃん向けとかなのかな。

村田:優しい。

藤田:見て、ビルとビルの間に1本だけ、木が生えてる。

村田:ひょろーんとしてるね。赤坂で勝手に生えた木。

藤田:光合成はなかなかむずかしそう。頑張れ!

ゆっくり歩く赤坂の時間

藤田:赤坂みたいな都会を歩くのも楽しいねえ。いつも仕事で来るときは急いで歩いてるから、あまり隅っことか端っことかは見ないもんな。

細野:確かに。マップを見て「ここ」っていう目的地にしか来なかったな。

藤田:こんなに急がずじっくり赤坂を歩いたのは初めてだ。

村田:なかなかないよね。

細野:こういう時間は必要だね。2時間くらい目的もなく歩くってすごいよね。

藤田:贅沢でありがたいことだよね。

村田:お、なにかのキャラクターが落ちてる。

藤田:ぬいぐるみだ。これなんだっけ?シモン?

細野:シナモロールだ。

藤田:シナモンロールか。

細野:実は「シナモンロール」じゃなくて「シナモロール」なんだよ。

村田:そうなんだ!食べ物のほうかと思ってた。

細野:見て、ビル毛だ!

村田:ほんのちょっと生えてるね!その下にはプチ整形できるクリニックが入ってる。

藤田:どうする?次に会ったとき、私の顔がちょっと違ったら。

村田:大丈夫。静かに受け入れるよ。

細野:開けた公園がある。

藤田:噴水もあって、いい感じ。

村田:ベンチにいるおじさんの周りに鳩が集まってるね。

藤田:おじさん、意外とこのあたりの御曹司かもよ。

村田:赤坂一帯を取り仕切る影のフィクサー?鳩にいたずらする人がいないかどうか見守ってるのかも。

そんな話をしていたら、突然おじさんが鳩を追い払い、わたしたちの頭上を鳩が一斉に飛び去っていきました。

藤田:見て、木の根元が池みたいになってる。自分たちの水を自分たちで確保できるね。

細野:貯水池だ。

村田:自給自足。

公園を過ぎるとマンションや戸建ての住宅が増えてきました。赤坂は坂の多いまちでもあり、住宅街の合間に傾斜のある道が現れます。

村田:この坂は「転坂(ころびざか)」っていう名前なんだ。「江戸時代から道が悪く、通行する人がよくころんだために呼んだ」んだって。

藤田:悲しい……。ここで色んな人達が転んできたんだね。

村田:坂に名前がちゃんとついてるのがすごいね。横浜に「尻こすり坂」っていう坂があるんだけど、それと戦わせたいな。……あ、椅子が捨てられてる。

藤田:この椅子に乗ったまま前の転坂を下ったら楽しそう。そういう非日常を味わいたい。

村田:ちょうどいいところに椅子があるよね。

細野:AIを駆使してその映像を作りたいね。

赤坂でたくましく育つジャスミン

ゆっくりした時間を過ごせるありがたみを噛み締めながらブラブラと歩いていると、木々の緑に包まれた神社を発見。赤坂氷川神社(港区赤坂6丁目10−12)です。

細野:あ、神社だ。

藤田:氷川神社なんだね。

村田:行ってみよう。

細野:雰囲気のいい神社だね。

村田:日枝神社とまた雰囲気が違うね。木々のいい香り。

村田:「包丁塚」だって。料理人の使い古した包丁や魚の霊を慰めるためみたい。そうか、赤坂といえば昔から料亭が多そうだもんねえ。

藤田:そうか、そうか。

細野:いろんなものにまつわる神様がいるんだねえ。

藤田:木が大きくて気持ちいいねえ。

村田:ほんとだねえ。

藤田:やっぱり東京って緑が多いよね。

細野:こういうところを見ると、赤坂って住めるって思うね。

縁結びのパワースポット・赤坂氷川神社。さくらんぼの形をしたかわいいおみくじを発見して引いてみたところ、縁のあるお相手について具体的なアドバイスが書かれていました。

細野:相性の良い血液型とか星座とか、具体的なことが書いてあるんだね。

村田:「待ち合わせは静かな公園や美術館がいい」「2歳差までよい」って、こんな具体的なことまで!

細野:ご縁を探している方には参考になるね。

村田:勉強に対するアドバイスもあるね。「やる気を起こすには早急に目標を定めるべし」。確かにそうだ。

細野:私のは「暗記が雑」って書かれてる(笑)

藤田:私は「根気よく継続してやるべし」って。

細野:学問だけは、厳しいアドバイスだね。

藤田:親身になって、適格なことを手厳しく言ってくれるね。

中を確認した後は、ナギの木に結びつけます。

藤田:いいこ゚縁がありますように。よろしくお願いします。この連載はパワースポット巡りになりつつあるね(笑)

細野:お散歩して疲れたとき、神社に来ると一回リセットされる感じがするよね。

村田:やっぱいいよねえ。神社って。

赤坂氷川神社は、境内だけでなく周囲も緑豊かで、静かな時間が流れていました。

藤田:赤坂なのに、まるで箱根に来ているかのような感じがするね。

村田:神社があると、まちにどこかゆったりした雰囲気が流れていていいねえ。

藤田:大きい木があって、境内も広々していて。

細野:赤坂氷川神社は、東京十社巡りのスポットでもあるんだって。

藤田:東京は神社が多いんだねえ。

村田:さっきの日枝神社も入ってるね。どっちの神社にも、熱心に参拝されている人たちがいたね。

神社の周りを歩いていると、細い路地に気になるもじゃもじゃスポットを発見!近づいてよくよく見てみると、なんと小さな鉢から大きく育ったジャスミンでした。

村田:うわージャスミンがたくましすぎる!

藤田:めちゃくちゃいいじゃん!この道通ってよかったね!

村田:反対側から見てもすごい!

藤田:あんな小さな鉢からこれだけ育ってるなんて、思いもしないね!

村田:鉢の札に「赤坂6丁目住民有志 園芸部」って書いてある。いいなあ!有志の園芸部の方々がいるんだ。

細野:お会いしたいね。

村田:会いたいよ、園芸部さんに。最後に赤坂の素敵な園芸スポットに出会えてよかった!

藤田:素晴らしい場所だったね。

ビルが立ち並ぶ駅周辺は「THE・都心」の印象だった赤坂。歩き進めるにつれて、緑豊かな神社や静かな住宅地、植物愛あふれる園芸スポットなど、思いがけない見どころに溢れていました。

細野:面白かったね!

藤田:古くてかわいいおうちが意外にいっぱいあったね!そういうおうちをリノベーションして住めたら最高。

村田:私も、古くてかわいいマンションに住みたいなあ。願わくば神社の近くに住みたいなあ。都会だけどすぐそばに自然豊かな場所があって。赤坂、色んな雰囲気の場所があったなあ。

本日の一コマ漫画

日枝神社に参拝に来た3人は、お守りを爆買いしたり、神社の像が猿の神様にテンションが上がり、ついついおしゃべりが止まらなくなってしまった。そうすると、前で熱心にお祈りしていたおじさんがめちゃくちゃ耳栓をしていたため、急に静かになった3人でした。(次に行った氷川神社でも一緒でした)
イラスト/藤田 泰実(落ちもん写真収集家)

こころに残る赤坂の風景

村田のミカタ:園芸部さんの手を半分離れた?フェンスの向こうに脱走中のアロエ
藤田のミカタ:違う場所にはかされたほっこり迷子ソックス

ネガティブも、あの時の選択も、愛せるように。《5月の占い付コラム》Byイルマーヤ

こんにちは。イルマーヤです。

新年度が始まって1ヶ月。新生活をスタートした方、家族のサポートをしている方、いかがお過ごしでしょうか? もしも疲れを感じていたら、5月の爽やかな季節を感じながら、リフレッシュしましょうね。


まだまだ大きな変化の渦の真っ最中。最近のわたしは、過去に「別にどうってことないよ!」って顔して乗り切ったはずの出来事をたびたび思い出します。この先に進むには、このままではダメかもしれない。今回は、“心が揺れてしまう、思い出との付き合い方”について考えてみました。

写真でいっぱいのクラウドストレージ

わたしは、普段からメモ代わりにスマホでたくさんの写真を撮っています。不要になってもそのままにしてしまい、クラウドのストレージがいつの間にかいっぱいになってしまうことも。
そこで、ストレージの容量アップをする前に昔の写真からちょっとずつ整理を始めることにしました。

写真データを見てみると、まだ幼い子どもたちの姿が次々と現れてきます。何気ない日常の写真がたくさん。大きな口でご飯を食べている様子や、庭で水遊びをしている様子。こんな時もあったなぁ……なんて懐かしい気持ちになっているので、なかなか進みません。

ピンぼけの写真すらも削除するのが惜しくて、後でみるかどうか分からないのにUSBメモリに保存します。

昔の写真を見ていると、いろいろなことを思い出してホンワカした気持ちになります。よくぞこのタイミングで動画や写真を撮っていた! と感心しちゃいます。過去のわたしも、今のわたしも感性は変わっていないみたい。

ちょっと複雑な仕組みの、心のストレージ

今、季節の変わり目だからなのか、春だからなのか、歳なのか。わたしにも不調の波が訪れました。不調になってくると朝がツラくなります。目は覚めているのにベッドから出られないことや、時間がかかることもしばしば。

なんだろう、これ。

わたしたちの記憶は全て、脳内の無限ストレージの中に保管されます。よく使う記憶は「意識」の中にあってすぐに思い出せます。少し考えれば思い出せる記憶は「前意識」、どうしても思い出せない記憶は「無意識」にあるとされています。だから、何かの拍子に忘れていたと思っていた遠い過去の出来事を思い出したりすることがあるということですね。

ストレスなどで、イヤな感覚だけが「意識」の領域に入り込んでしまうと寝起きが最悪に。


そして朝方は、「無意識」と「意識」の間で検閲係をしている“門番”が居眠り状態になります。すると、境界近くに浮上してきた「無意識」にあった記憶が「意識」に入り込んでくるのです。

不調だったり、疲れている時には、歪んだ認識で「意識」に入り込んでくることで、悪夢になってしまったり、原因がわからない不安感でソワソワしてしまう、ということが起こりやすくなるらしいのです。

起きたばかりなのに、しんどい理由はここにありそう!

意識ゾーンと無意識ゾーンの解説図


どうやら、朝の不調は今ここにはない過去の記憶や感情によって引き起こされているみたいだけど、
心のストレージって整理できるのかな。

参考動画: 朝の憂うつは限界のサイン!理由もなく朝が辛くなる理由を心理学的に解説します。 田所俊作(臨床心理士・公認心理師)

あの時のわたしに、大きな愛を。

クラウドの写真を見ていると、懐かしい思いと同時に大変だったことも思い出します。あんなこともこんなことも。子どもに対して、今なら絶対に言わない言葉で叱ったこともあったかもしれません。その都度自分を責めて落ち込んだっけ。

でも、「その時はそうしないと子どもとわたしを守れないことだったんだ」と、今ならあの時のわたしを許せるのかもしれない。

苦しい気持ちや寂しい気持ち、不安な気持ちを見つけた時に「ポジティブでいなくっちゃ!」と軽い言葉で蓋をして。「なんでもないよ」「平気だよ」という顔をしているのが「立派な大人」になった証だと思い込み、ネガティブな気持ちを感じていた自分を置いてけぼりにしてしまっていたことに気づきました。

背負った傷やネガティブな感情を抱くのも、丸ごとわたしの一部。何かできることがあるわたしも、何もできないことがあるわたしも、大切なわたし。

あの時のわたしに、大きな愛を。

悲しい時はちゃんと悲しんで、寂しい時にはちゃんと寂しがる。

平気なふりも、幸せなふりはしなくてもいい。

そして、親友を慰めるように、寄り添ってあげよう。

今、どうしてる?

新しく庭で咲いた花や子どもの後ろ姿の写真が、またクラウドのストレージに追加されました。これもきっと、未来のわたしがストレージの整理をする時に、何かに気づくきっかけになるのでしょうか?

そして、どんどん記憶や感情が蓄積されていく心のストレージの整理のために「今」を感じることは大切なのだと思います。いわゆる「マインドフルネス」ですね。

感情に蓋をしたり、誤魔化したり、間違った解釈でねじ伏せたりしないで、そのままの感情を認めて、感じること。

今のわたしにも、大きな愛を。

ただ、それができていても「完璧!最強!文句なし!」にはなりません。気がつくとすぐに迷子になってしまうでしょう。

でもね、それがわたし。

大丈夫。また未来のわたしが救いに行くよ!

全体運:5月、どこまでもあなたらしく!

何に価値があり、何が自分にとって必要なものか、ということを自分の感覚で感じ取れる5月です。
「これさえやっていれば将来は絶対大丈夫!」という誰かの作った基準や価値観は、すべての人に当てはまるものではないことに気づき始めている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

これからは誰かのロールモデルやマニュアルを追うのではなく、自分の感覚で道を選びとり、その道を歩んでいくことになっていきそうです。

心が動かされるようなアートや、リッチな食事、推し活など、この世に生まれていたからには味わってみたい喜びに触れる機会がありそうな5月。興味が沸いたら直感にしたがって、とりあえずやってみましょう。そこには、あなたしか感じられないワクワクが待っています。

下旬からは、情報をしっかり集めてから行動するような慎重モードになりそうです。さまざまな角度から情報を選別し、自分に必要な道を見定めていきます。

13日は蠍座の満月です。目標にしていた成果や、心の中にある深いこだわりになっている想いを見直す機会になりそうです。その価値観や考え方のままでいることに違和感を感じているなら、手放しのタイミングがきているというサインかもしれません。今のあなたへと導いてくれた価値観に感謝して、新しい扉を開けましょう。

27日、双子座での新月です。新しい学びをスタートするタイミングになるかもしれません。そこで得た知識をシェアしていくことも同時に考え始めます。どう伝えたら相手の心に響くのか、他人への寄り添い方も身につけていきたいという願いも生まれてきます。

あなたの道は、あなたにしか歩めない道。

いつでも現在地を確認するために「今の自分」を感じていきましょう。

そこで今回は、12星座別におすすめの「今の自分を感じるアクション」を書いてみました。思い出した時にやってみてくださいね!

♈ おひつじ座

牡羊座のイラスト

今まで育んできたものを発揮するときがきました。あなたらしい世界を思いっきり表現し、その中でキラキラと生きて行くことができるでしょう。内側から輝くような、素晴らしい5月になりそうです。殻を破ったその先に広がる世界を存分に感じ、楽しみましょう!

●「今の自分」を感じるアクション:ジョギング

♉ おうし座

おうし座のイラスト

生活の中で「何を基準にしていくか」が変わりそうです。家や職場の環境や、スケジュールの立て方などの優先順位をつけるかを立て直しをする人もいるかもしれません。家族や同僚と、協力体制を作っていくことになりそうです。直感も冴えるので、心の声を聴く時間を大切にしましょう。
●「今の自分」を感じるアクション:ガーデニング

♊ ふたご座

ふたご座のイラスト

知りたいこと、やってみたいことへの情熱がどんどん湧き上がってきます。高望みだと思っていたことにも挑戦していくような自信に溢れるでしょう。「こういうの、やってみたいんだよね」と身近な人に打ち明けてみると、夢の現実化はスピードアップしそうです。
●「今の自分」を感じるアクション:気持ちを書き出す

♋ かに座

蟹座のイラスト

先月に引き続き、成果を実感できる期間になりそうです。欲しいものも手に入りやすいので、物欲も満たして、大満足です。仲間と過ごす時間も充実していくでしょう。仲間の話題に出てくるちょっとした情報がすごく役立つヒントになりそうです。雑談タイムも大切に!
●「今の自分」を感じるアクション:お風呂にゆっくり浸かる

♌ しし座

しし座のイラスト

挑戦したいことに挑む熱量が高まっています。自分にはちょっとハードル高めだな、と思っていたようなことにも今ならチャレンジできるかも。もしやりたいことが見つからなくても、直感で行動してみたり、友人に誘われたことに、情熱を注ぎたくなるような出会いがありそうです。

●「今の自分」を感じるアクション:気持ちよく歌う

♍ おとめ座

おとめ座のイラスト

モヤモヤしていたことから解放され、スッキリした気持ちで過ごせます。余計なことに邪魔されず、やりたいことにも打ち込めるでしょう。また、ライフワークとして長い時間をかけて取り組んできたことにも成果が見えてくるので、さらにその先にいくための道を計画していけそうです。
●「今の自分」を感じるアクション:スケジュール帳を書く

♎ てんびん座

てんびん座のイラスト

友人関係や職場の人間関係の「和」がテーマになりそうな期間です。協力しあうことが重要な局面があったり、時には意見のぶつかり合いも。自分の持っている損得の感覚や意地を手放して、まっさらな気持ちで、相手と向き合ってみましょう。思ってもみないような華々しい展開が待っているかもしれません。
●「今の自分」を感じるアクション:家族や親友とのおしゃべり

♏ さそり座

すでにスピード感のある忙しい日々が始まっているかもしれません。仕事でもプライベートでも、人間関係がクルクルと変わり、目まぐるしい状況の変化を感じていきそうです。ピンチが来ても大丈夫。ちゃんと手助けが入るので安心して進みましょう!そして、時には休息も大切に。

●「今の自分」を感じるアクション:深呼吸

♐ いて座

いて座のイラスト

「話の展開が早い!」という1ヶ月になりそうです。興味が出てきたと思ったら、それに関する情報があっという間に集まって、いつの間にか自分のものになっているでしょう。より良い関係を築くため、身近な人と真剣な対話が必要になることもあるかもしれません。
●「今の自分」を感じるアクション:散歩やハイキング

♑ やぎ座

やぎ座のイラスト

職場や自宅での心地のよさを整える時期になりそうです。同僚や家族のために、というよりは「自分がどう感じるか、どうしたいのか」を真ん中に調整することで、自分が主役の人生を実感できそうです。月の後半は忙しくなりそうですが、効率よくスケジュールを立てていけそうです。
●「今の自分」を感じるアクション:健康的な献立を考える

♒ みずがめ座

みずがめ座のイラスト

学びたいことがたくさんあり、情報も多く入ってきそうな時期です。本当に自分に必要なものはどれなのかを選びとっていくことも大切です。前から知りたかったことにも触れるチャンスにも恵まれるでしょう。どんどん世界が広がっていく感覚を楽しんで!

●「今の自分」を感じるアクション:絵を描く

♓ うお座

うお座のイラスト

今まであたためてきたことが、花を咲かせそうです。しっかり自分のものになっているという感覚も味わえるでしょう。あまり重く考えずに気軽に取り組んでみて。自分にとっての健康的な生活リズムや食生活を計画するにも良いタイミングです。

●「今の自分」を感じるアクション:好きな音楽を聴く

お楽しみいただけたでしょうか? 今月も皆さまが心地よい暮らしができますように。

またお会いしましょう!

やさしいあなたへお手紙を #105 – mayamoonからの日々の芽便

こんにちは!お元気ですか?
5月になり、新緑の季節。
緑好きの私は、もう嬉しくてたまりません!

突然ですが、私、会社を創立しました。社名は「株式会社月の庭」です。
「誰もが帰ってこられる庭」をコンセプトに、対話や工作などの活動を行う会社です。

いつか、物理的な場所にも庭をつくって、そこにみんなが集えるようにしたいと思っています。
ホームページを作りましたので、よかったら見てみてください!

しかも、これ、なんと息子が作ってくれたのです!すごい!

会社での活動は、やりたいことが色々あり、いろいろ考えています。

そのうちポッドキャストも始めて、話していきたいと思っていますので、お楽しみにー!!!

そんな感じで、新たなスタートを切ったMayamoonも、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

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