スマートリモコン | SEVEN’s ROOM #15

スマートリモコン | SEVEN’s ROOM #15

今年は夏が長くなりそうですね〜。熱中症に気を付けねば…

夏になると室内の気温が大変なことになるので、帰宅時に嫌な思いをしてました。これを何とか解消できないかと購入したのがこちら。

スマートリモコンです!
新しい家電なら対応しているリモート操作ですが、私の家の家電はロースペックなのでいろいろな方法がありますが簡易的にできるスマートリモコンを購入。


家電の赤外線リモコンを登録して携帯のアプリから操作することができる優れもの。種類によっては温度だけでなく湿度、照度、人感機能もあります。外出先でこれらを確認しながらの操作ができます。

帰宅する少し前にエアコンを付けておけば帰宅時に快適な気温にすることもできます! あとはタイマー機能を使ってTVや照明の消し忘れを防いでます(笑)。節電にもなりますよね!

スマートリモコンを置いてからとても快適に過ごせるようになりました!お家のスマート化、とてもおすすめです。

コースター、完成しました! こんな感じでお客様が来たときにでも使ってみます!!

SABOTENS まちのミカタ#17 伊豆編<前編>

#17 伊豆編

今回は以前エイミーズトークでお話を伺ったゲストをお迎えした特別出張企画で静岡県下田市へ遠征です! 大地の成り立ちを目で見て感じられる伊豆半島で、ダイナミックな景色をお菓子で表現した「ジオ菓子」を開発、大地の魅力を伝える活動に従事する「ジオガシ旅行団」鈴木 美智子さんと、下田のまちや大地を巡り歩きました。

今回のお散歩メンバー

SABOTENS 藤田 泰実・村田 あやこ
ジオガシ旅行団 鈴木 美智子
entrie編集部 細野 由季恵(お散歩見守り役)

▷SABOTENSとゲストの鈴木さんプロフィールはこちら
▷鈴木さん インタビュー記事はこちら

幕末の歴史の舞台・了仙寺からペリーロードへ

今回の舞台は、伊豆半島先端の下田。伊豆急下田駅前のロータリー中央には、大きなヤシが繁っています。抜けるように青い空もあいまって、南国ムードが漂います。ジオガシ旅行団・鈴木 美智子さんと落ち合い、いざお散歩スタート!

村田:駅前の雰囲気がハワイみたい! いいねぇ。

藤田:ジオガシ旅行団・鈴木さんに色々と見どころを教えていただきながら、楽しい散歩にするぞ!

村田:オー!

駅を降りてすぐに目に飛び込む「寝姿山(ねすがたやま)」。

村田:すぐそばまで山が迫っていますね。

鈴木:人が横になって寝ている姿に似てるので、「寝姿山」とも呼ばれているんですよ。ちょうど胸のあたりにロープウェーがあります。

藤田村田:おー!

村田:いわれてみると、人の形に見えてきますね。

鈴木:頂上に見える岩は、溶岩がつくった硬い岩なんです。

村田:へえー。

駅前を後にし、最初に向かったのは国指定史跡の「了仙寺(りょうせんじ)」。かつて下田へ入港したペリー一行の応接所として使われ、日米和親条約付録下田条約が調印された場所でもあったそう。幕末の歴史に大きく関わったお寺です。

5月下旬のこの日は、ニオイバンマツリが花盛りで、境内に濃厚な香りが漂っていました。

了仙寺(下田市七軒町3丁目)

村田:境内にアメリカと日本の国旗が掲げられていますね。さすが日米和親条約ゆかりのお寺。

藤田:お花のいい香り。

村田:咲き乱れてますね。

鈴木:ニオイバンマツリと、お寺のお線香の香りが混ざっていますね。

山門の前には、味のある小道。雨樋や石垣など、道沿いに並ぶ建物の至るところから植物が顔を出しています。

村田:生えてる〜!

鈴木:生きてますね〜。

藤田:台湾並にすごい!

細野:中はどうなってるんだろう。

藤田:この石垣はなんですか?

鈴木:スコリアだと思います。火山の噴出物ですね。

藤田村田:へー!

村田:そういう素材が建物の外壁に使われてるんですね。

村田:……アロエが石垣の間から顔を出してる。なんかもう、寄生されてるみたいですごい光景だな。

鈴木:溶岩とアロエ。

至るところから植物が生えた「はみだす緑ロード」を先へと進むと、異国情緒あふれる石畳の小道が現れました。道沿いには川が流れ、大きな柳の木が川の上に涼しげに葉を垂らしています。

この道は「ペリーロード」と呼ばれ、黒船でやってきたペリー一行が、了仙寺まで行進したことから名付けられたそう。通り沿いには、レトロな趣漂う建物​​が軒を連ねています。

藤田:小江戸みたいな雰囲気。

村田:日本画の世界みたい! 素敵な道だね。

村田:この壁は伊豆名物の……「うろこ壁」でしたっけ?

鈴木:「なまこ壁」っていいます(笑)。四角い瓦を漆喰でつないだ壁です。漆喰の盛りが大きければ大きいほど、「富」を象徴するといわれているんですよ。

藤田:それだけ漆喰を贅沢に使えるということか!

鈴木:そうそう、「うちは潤沢です」っていう証。

藤田:おもしろい!

下田を知り尽くした鈴木さんの解説といつも通り路上のあちこちで目に入るもの全てが気になるSABOTENS。今回のお散歩はより充実しそう!

村田:うわ、めちゃくちゃよくない? この苔!

藤田:素晴らしいね!

鈴木:箱の中から出てきたの? 中はどうなってるんだろう。

藤田:このペットボトル、すっごい働いてる気がする。

村田:年代物だね。

藤田:警備員さんって感じがする。

村田:路上のペットボトル界の先輩だ。

藤田:レジェンドだね。

村田:一人でペリーロードを守っています。

秘密の回廊のような階段を登ると、巨大サボテンのあるお寺

ペリーロードを歩きはじめてすぐ、気になる階段を発見。本道を歩きはじめたばかりなのにもかかわらず早速脇道にそれる一行。細い階段を登りはじめます。

鈴木:登ってみましょう。

藤田:素敵な階段!

村田:いいねえ。

藤田:見て、これすごいよ。

村田:2階の窓の外に洗面台……!

鈴木:どうやって使うんでしょう、これ。

藤田:はしごに登って使うのかな? もしかしてもともと部屋があった?

細野:なぜだろう……

2階の窓の外についた階段にいろいろと推理を働かせながら歩いていたところ、すぐそばの壁にも謎めいた空洞を発見しました。

藤田:じつは呪いの石で、押した瞬間に階段が全部崩れ落ちたりして……

細野:よっちゃん、壁を押してみて。

藤田:……バルス!

カメラ目線で決まっているよっちゃん。

恐る恐る空洞に手を入れてみましたが、階段は崩れませんでした。よかった、ホッ。

村田:見て、このサボテンの鉢植えもかわいい!

藤田:わー、かわいい! お花が顔みたい!

鈴木:小さくてかわいい! 鉢の間には石も挟まっていますね。

藤田:この石は、虫とかがこういう形にするんですか?

鈴木:おそらく、穿孔貝(せんこうがい)という貝が開けた穴だと思います。

藤田:へえー、穿孔貝! 前に海岸でこういう形の石を拾ったことがあって、なんだろうと思っていました。

鈴木:ドリルのように穴を開けて、中に住んじゃう。この石は人気の物件だったんですね、きっと。

村田:おもしろい!

階段の上には「長楽寺(ちょうらくじ)」という、緑豊かなお寺が広がっていました。

高野山真言宗 大浦山 長楽寺(下田市三丁目13−19)

村田:いいお寺だなあ。南国感があるね。

藤田:見て、このお坊さんのイラスト、いいよ。目がキラキラしている。

細野:何かを指差しているね。みんなで記念撮影しようか(笑)。

お坊さんのすぐそばには、神々しい巨大サボテンが生えていました。「サボテンお遍路」と称し、街中の巨大なサボテンを巡り歩く活動をしているSABOTENSは、思わず大興奮です。

藤田:わー、めちゃくちゃ大きなサボテンもある! お花も咲いてるね!

村田:すごいすごいすごい! 立派だ〜。

藤田:いいサボテンと出会えてよかった!

神々しいサボテンを拝むように、記念撮影しました。

ジブリ感漂う建物を目指す

お寺から遠くの方を見上げると、ツタに覆われた建物を発見しました。

細野:あの建物見て! ナウシカみたい。

藤田:すごーい! あそこ、いけるのかな。

細野:いってみたいね。

村田:廃墟だろうか。いい雰囲気。

謎めいた建物を目指し、歩いてみることにしました。

鈴木:あ、猫じゃないですか?

藤田村田:猫だ〜!

村田:今日は日差しがあって気持ちいいでしょうね。気持ちいいねえ、眠いのかい。

鈴木:かわいい。こんにちは。

陽光のもとでトロトロとくつろぐ猫に、次々と話しかける一行。「猫のトイレ」と書かれたお手製のトイレコーナーや、餌を入れる容器も。地域で見守られている猫のようです。

藤田:あ、こっちにもいる! 「むーちゃん」と「みーちゃん」(よっちゃんの飼い猫)に似てる! 静岡のむーちゃん、みーちゃんだ。

村田:いい場所見つけたねえ。涼しいねえ。君をむーちゃん2号と名付けよう。

藤田:ま、み、む…「めーちゃん」にしよう。

村田:めーちゃん、めーちゃん。

藤田:「俺のことを勝手にめーちゃんって呼んでるやつがいる」って感じだろうね(笑)。

猫としばし戯れ、坂道を登りツタの建物を目指します。こころなしか、周囲も緑の気配が濃くなってきます。

村田:植物がわっしゃわしゃだ。ガスメーターがかろうじて顔を出してる。

藤田:「眠れる森のガスメーター」だね。

鈴木:これは現役なのかな。

藤田:今の状態が限界だね。これ以上隠れたら見えなくなっちゃう。

細野:こういう髪型のバンドの人いるよね。

藤田:いるいる。

村田:髪の毛で隠れちゃってるっていうこと? 尾崎世界観とか……

藤田:米津玄師。あのガスメーターは「米津玄師」と名付けよう。

鈴木:ああいう小型犬もいるよね。

細野:みんなそれぞれイメージするものが違う……(笑)。

鈴木:向こうの方に橋が見えますね。あの空中の橋、どこに続いているんだろう。

藤田:楽しそうですね! 渡りたい。

村田:あのツタの建物に続いているのかな?

橋を目指し進んでいくと、先程坂の下から見えた建物が見えてきました。外壁だけでなく、周囲ももじゃもじゃと、植物に包み込まれています。入り口の前には「売物件」の看板。どうやら廃墟のようです。

細野:「売物件」の看板が出てる!

村田:売ってるってことは、買えるんだ。

藤田:意外にお手頃な値段で買えたらどうする? そうしたら2階と3階が鈴木さんで、4階と5階があやちゃん……みたいにして使おう。

村田:2フロア使えたら最高だな。夢が見えるね。

藤田:でも草むしりで嫌になりそうだな。

村田:たしかに……住める状態にするまでの道のりが大変だね。

鈴木:内側だけ草を抜けば、外はこのままでいいかも。

村田:獣道さえつくれば大丈夫かも。

鈴木:この装いは、つくろうと思ってもつくれないですよ。

細野:外観はうまく残したいね。

村田:中だけエントリエさんに、きれいにリノベーションしてもらおうか(笑)。

細野:内覧してみたいね。

村田:窓から海も山も見渡せるでしょうね。

見る者をタイムスリップさせる!? 謎の洞窟風呂を発見

伊豆の山も海も見渡せるロケーションに立地する建物を前に、思わず夢が膨らみます。廃墟を後にして、探検気分で先へと進むことに。

道沿いは上の方まで、コンクリートの擁壁がダイナミックに追っています。

藤田:こういう壁って登ってみたくなるね。

村田:ボルダリングみたいに。

細野:こういう壁面はコンクリートで固めているんですか?

鈴木:そうです。崩れやすいところが固められています。おそらくここは、一つの山だったところを拓いて、海から抜けられる道をつくったんだと思います。

藤田:そうだったんだ、山の神様ごめんなさい。

村田:人間がごめんなさい。

藤田:これはなんだろう?

鈴木:洞窟?

村田:扉を開けたら誰かが出てきたりして。

藤田:小窓から覗いてたりして。近づいたら吹き矢が飛んでくるかもよ。

村田:危ない。

細野圧力計がある。

村田:ちょっと動いてるよ。やっぱりこの中には誰かいるのかも……。誰かおもしろいことをいってみて。中の人が笑ったら圧力計が動くかもよ。

鈴木:圧力計に気をかざすと動くかもしれないですよ。

圧力計にプレッシャー(圧力)をかけるよっちゃん(動きませんでした)。

しばらく歩いていくと、住宅地と山の間にコバルトブルーの海が見えてきました。

鈴木:目の前が海! 

村田:きれいですね。真っ青。

鈴木:飲めそう!

村田:おいしそう。

細野海〜!

海を目指す道の途中、突然むき出しの岩が現れました。洞窟のような入口は柵でふさがれ、どうやら中には入れないようです。

鈴木:この石はなんだろう。かっこいい!

藤田:かっこいいですね。

鈴木:洞窟? ここにははじめて来ました。壁の上のてんてんてん……とえぐれたような部分は、人がノミで削っていった跡だと思います。

藤田村田:へえー、そうなんですね!

藤田:ここはなんだったんでしょう。

鈴木:石切場だったのかもしれません。

村田:たしかに部分的にまとまって切られていますね。洞窟の中には洗い場みたいなものもあるな。

鈴木:お風呂?

藤田:銭湯だったとか?

村田:洞窟銭湯?

藤田:アミューズメントパークみたいに。

細野豪邸の跡地?

細野あそこにタイルもあるよ。

藤田:やっぱりお風呂だったのかも。

村田:外から丸見え……?

藤田:鈴木さん、「ジオガシ風呂」ってどうですか(笑)。全裸でいろんな崖を登る。

村田:過酷だ。落ちたら血だらけ。

鈴木:開放感はたまらないですね。

鈴木:地層もかっこいいです。すごい景色だ。

村田:タイルに、階段らしきものも見えますね。

村田:お茶碗のかけらも落ちてる。謎めいた場所だな。

藤田:予想では、巨大露天風呂を夢見た企業の、夢破れし跡。

村田:兵どもが夢の跡。

鈴木:ご近所の人がいれば聞いてみたいですね。

洞窟風呂らしき跡の横には、神社。お参りしていくことにしました。

大浦八幡宮(静岡県下田市24)

藤田:神社もあるよ。

村田:お参りしよう。

藤田:お邪魔しま〜す。

村田:あ、手形がある!

藤田:子どもの手形だ。「いつき」って書いてあるよ。

村田:いつき君の手形?

鈴木:なんで?

細野いやー、下田はディープだ。

村田:ペリーロードの脇道を登ると、こんな場所があるなんて。

藤田:そう思うと不思議だね。

村田:異世界に来ちゃったみたい。

お参りを済ませて神社を出ると、ご近所さんらしき方々がいたので、先程の謎めいた洞窟について尋ねてみました。

細野あそこはなんだったんですか?

地元の方:もともと古い旅館があったんですが、取り壊されて駐車場になったんです。あそこは洞窟風呂だったんですよ。

細野そうだったんですね!

村田:やっぱりお風呂だったんですね。タイルがあったもんね。

偶然地元の方と出会えたことで、洞窟の謎を解くことができました。ここに来る途中で空中にかかっていた橋についても尋ねたところ、もともとホテルだった建物につながる渡り廊下だ、ということも教えていただきました。

ありがとうございました!

後編へ続く

本日の一コマ漫画

イラスト/藤田 泰実(落ちもん写真収集家)

心に残る下田の風景

村田のミカタ :「壁の苔庭」
藤田のミカタ:「お茶会の名残」

著者プロフィール

SABOTENS(さぼてんず)

2016年結成。「落ちもん写真収集家」の藤田 泰実(よっちゃん)と、「路上園芸学会」の村田 あやこ(あやちゃん)による路上観察ユニット。室外機やアロエ、選挙ポスターなど、組み合わせると路上あるあるな風景が作れる「家ンゲイはんこ」をはじめ、路上をテーマにしたグッズ制作や国内外での作品展を行う。

ジオガシ旅行団
鈴木 美智子(すずき・みちこ)

1971年、静岡県生まれ。多摩美術大学卒業後、東京の広告代理店でデザイナーとして活躍。2007年、ふるさと伊豆半島に関する仕事がしたいと、南伊豆町に移住。2012年、伊豆の美しい風景を切り取ってお菓子化し、現地へ誘う体験型お土産ツール「ジオ菓子」を制作。ジオ菓子を携えてその場所を楽しむツアーを行う「ジオガシ旅行団」を設立、現在、代表を務める。

お知らせ  お散歩動画公開中!

SABOTENSちゃんねる」では、過去の「まちのミカタ」の取材中に撮影した動画を少しずつアップしています。ぜひお暇な時にでもご覧ください!

「まちのミカタ(新大久保編)」

●取材/SABOTENS
●執筆/村田 あやこ
●編集・お散歩見守り役/細野 由季恵

挨拶のたびに自分のお気に入りを | りえさんのライフスタイルジャーニー #20

女性の身体と心を考えたお食事の提案やインテリアコーディネーター、コラムニストなど豊富な肩書きで活躍するりえさんによるコラム「りえさんのライフスタイルジャーニー」。暮らしのテンションがちょっぴり上がるような“なくても生きてはいけるけど、自分にとって必要なアイテム”をご紹介していただきます。明日の自分のご機嫌を取るために。モヤモヤしても、すぐ元気になるために。ご自身の本音と丁寧に向き合うりえさんのライフスタイルをのぞいてみましょう!

リノベーション事例

りえさんのリノベーション事例はこちら

挨拶のたびに自分のお気に入りを | りえさんのライフスタイルジャーニー #20

こんにちは。暑い毎日が続いていますね。歳のせいか、夏バテかダルさが取れません(涙)。さて、そんな毎日にサプリ的なアイテムを…今回は挨拶の顔…そう「名刺」です!

名刺入れは好きなブランド「TRICOTE」のニット素材のもの。蛍光イエローのゴムが可愛くてお気に入りです。

名刺は、以前にイラストレーターさんに書いて頂いた自分のイラストを裏面に。以前開催して頂いたentrieのイベントの際にも使ったイラストです。


中もシンプルですが、しっかり入ります♪

最近有難いことに、インテリアのコーディネートのお仕事を頂く事が増えてきて、名刺を交換する場面が増えてきて

目にする頻度が高いものなので、見る度に出す度に、「やっぱりいいな〜」とふと思えるもの。飽きずに長く気に入るもの。それをポイントに探しました。皆さんも「自分の顔」である名刺にまつわるアイテム、自分の感性と相談しながら、じっくり選んで見て下さい!

●ご紹介したアイテム

TRICOTE


○ 2018 – 21.9 連載インテリアトリップ一覧はこちら

PROFILE

WEB | Instagram

▪︎阿部 梨絵 / Rie ABE

・子宮美容協会ユニバーサル認定
 「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケア
 エクササイズ ティーチャートレーニングコース終了

ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

《寒くなれば靴下を、穴が開けばお直しを。日常に在るわたしの手芸 / 手芸雑貨 coscoss – 愛しいものたち 》

寒くなれば靴下を、穴が開けばお直しを。日常に在るわたしの手芸

手芸に関するものを気の向くままに制作しています。これまで、「子どもが好きだから子どもが好きなものも好き」の略で「coscoss」(コスコス)という名前でアクセサリーを販売してきました。

わたしにとって手芸は、販売する物を制作するためだけではなく、例えば料理のように毎日の生活を豊かにするためのひとつの手段。寒くなれば靴下を編むし、穴が開けばお直しをして、刺し子のふきんで台所仕事をして、子どもの発表会には服をつくるといった感じです。

ですので、同じ作業が3ヶ月続くことはほとんどありません。色々やってみたいし、飽きっぽい性格もあると思います。でも、とにかく、なんでもいいから手を動かしたい。物を完成させるのが目的ではなく作業したいがために物をつくっているような気がします。

極端な話、完成しなくても全然気にしません。

どんなに疲れて帰っても、1分でもいいからなにか手芸の作業をしたいと思ってしまうんです。他のモチベーションを上げるために手芸をやっていると言ってもいいと思います。手芸はコミュニケーションのツールのひとつでもあり、わたしのメンタルを安定させてくれる大切な癒しです。

「生地とビーズは一期一会」

制作するものにはしっかりしたイメージがあるわけではありません。いつも呆れられるのですが材料を買いにお店に行っていろいろと眺めて、心がときめいた物を片っ端から買ってしまいます(笑)。それを家に帰ってから全部並べて、ゆっくりあれこれ組み合わせを考えます。つくりながら決めていくことも多いですね。

「生地とビーズは一期一会!」がわたしの座右の銘ですが、在庫で家が凄いことになっています(笑)。

お客さまには色使いを気に入って頂くことが多いです。イヤリングなどは着け心地にも気を使っているので、痛くならないと言って頂けると嬉しいですね。わたしがつくりながら感じているハッピーな気持ちやトキメキを、作品を通して感じて頂けるととても嬉しいです。

そして、「丈夫につくる」ということも大切にしています。ビーズなどは、糸が切れても次々と外れないようにひとつひとつ必ず2回縫い付けています。もし壊れた場合でも、メンテナンスし易いように工夫しています。せっかく買って頂いたのに、すぐに壊れてしまったら悲しいですもんね。

大切なモノを縫い合わせて。街の便利な手芸屋さん

ご友人から譲り受けた大切な生地やボタンを使い、制作されたというブローチ。

最近はお直しや持ち込み生地でのお仕立ての依頼も多くなり、手芸作家というより「街の便利な裁縫屋さん」という感じになってきました(笑)。

みんなにもお裁縫の楽しさを知ってもらいたいので、簡単なお裁縫のワークショップや自由に制作する人が集まる手芸サロンなども楽しそうだなぁと思っています。忙しくてなかなか実現できていないのですが、のんびり更新のネットショップもいつか作りたいと思っています。

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真似したい造作洗面スペース事例集 – リノベをマナブ。 #54

リノベーションをしたいけれど、わからないことがたくさん……そんなみなさまに向け、entrieがリノベーションの基礎知識をお伝えするコーナー「リノベをマナブ」。 

真似したい造作洗面所事例集

毎日使うスペースのなかでも、人によっては多くの時間を過ごすのが洗面所かもしれません。身だしなみを整える場所としては、大切な1日のはじまりともなり得る場所です。

造作にもチャレンジしやすいスペースでもあり、エントリエのお施主さまにも造作の洗面所をご希望されるお客さまも多くいらっしゃいます。今回の『リノベをマナブ』では、そんなお施主さまたちこだわりの造作タイルを使った造作洗面スペース事例をご紹介いたします。

アンティーク雑貨と合わせる

《こだわりのパーケットフローリング・タイル・ドア | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY ♯5でご紹介したMさま邸の洗面スペース。小さなタイルを組み合わせると可愛らしい雰囲気に。また、ゴールドの蛇口を使用するとアンティークインテリアとの相性も抜群です。

ブルーのタイルが印象的

《憧れのリゾートホテルをイメージ。「好きなもの」があふれたおうち| リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY ♯15 のAさま邸。実はエントリエ施工事例《カフェのようなおしゃれなライフスタイルを日常に | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY ♯3をご覧いただき同じようにしてほしいとのご希望してくださいました!

コンパクトなスペースも造作を楽しむ

《2LDKからワンルームへ! 空間を活かしきった回遊式のお家 | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #36 のKさま邸。はめ込み型の実験用シンクを使用し、限られた空間のなかでお家のテイストに合う洗面スペースをつくることができました。

既製品と組み合わせて理想に近づける

 最後は《猫と住まう未来をえがく。人も動物も快適な住まい | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #29 から。洗面器下の収納はIKEAで見つけた既製品の建具を取り入れました。

タイルを使うか使わないか。洗面スペースは、左右中央どの位置に置くか、また、洗面カウンターの下に建具をつけるかつけないか……少しのアイデアや工夫で個性が光る洗面スペースのご紹介でした。リノベーション時に造作の洗面スペースを検討されているお客さまはぜひご相談ください。

 

「ズッキーニ」日々の芽 – 小さな喜びの芽を見つけ、育てる暮らし – #147


#147「ズッキーニ

押し入れの中には
星屑のドレス
改ざんされた戸籍
消し去った記憶

花柄のベルベットの箱に
悲しみを閉じ込めて
時々開けては
繰り返す陳腐なドラマ

オーブンに首を突っ込んで
死んだ詩人のことを考えながら
ズッキーニの上にチーズをのせ
予熱で溶けていく情熱

深夜の道路工事を通り過ぎ
このまま穴に埋められたいなどと
考える私を見透かしたように
星のない夜空が見ている

mayamoon暮らしのエッセンス
「ズッキーニ」

この時期はズッキーニが畑を占領します。
きゅうりに似ていますが、かぼちゃの仲間です。
低カロリーで生でも焼いても煮ても食べられます。
花は肉詰めで食べると美味しいです。

【オンラインコミュニティ「ノートと種まき」】

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

「stand.fm」でラジオをはじめました!

HSPに関すること、人生にとって大切なこと、おすすめの本などの紹介をしています。

mayamoon YOUTUBEチャンネル開始!

チャンネル登録お待ちしています♫ また、YouTubeをはじめた理由をInstagramで公開しております。ぜひご覧ください!

entrie 編集部日記 Vol.10 あたらしい出会い

ひとつのリノベーションが終わるまでには、さまざまなひととひとが思いを寄せ合う時間や場が何度もあります。私たちはその出会いや体験のすべてが「住まいづくり」につながっていくのだと感じています。「entrie 編集部日記」では、リノベーションやマガジンに関わってくださるみなさまとの間に生まれたできごとをエントリエ編集部の副編集長 細野が綴ります。

entrie 編集部日記
Vol.10 あたらしい出会い

entrie編集部の細野です。エントリエのマガジンで不定期で更新しているエイミーズトークは「自分らしい暮らし方や生き方のヒントをいただいてしまおうというこのシリーズ」企画です。

今回は、エイミーズトークの取材に行ってきた日の出会いについて。

取材の際はいつも編集者のわたしとライターさんでゲストさんの元へお話しをききにいきます。当然ながらインタビューの流れも記事の書き方も、ライターさんによって十人十色。いかにその方がその方らしくお仕事をできるか……同行者としての立ち振る舞いはいつも変わるため、はじめましての方との取材は特に緊張しています(笑)。

先日ある方への取材で、わたしがずっとお願いしたいと考えていたライターでラジオパーソナリティ(!)の細川 敦子(ほそかわ・あつこ)さんにインタビューをお願いする機会をいただきました。

取材前に一度zoomでお話をさせてもらい、いざ、当日の取材へ……!

取材に伺った「紙束」さん(長野県伊那市)の工房。

細川さんのお人柄も相まりやさしい雰囲気のなかで自然な会話からゲストのお話を引き出す様子を見て一気に「おまかせしてよかった……」と感じていました。

取材後、細川さんは今回の取材についてご自身のnote(ブログサービス)に書いてくださいました。

10年ライターをやって、いまさらなのか、やっとなのか。

この感激を、ふたたび誰かに伝えることができるライターってのは幸せな仕事だな。

『夢みたいな一日だったな #35』細川敦子 |あまり励まさないコーチング|noteより引用

こんなことを感じてもらえる日に一緒にお仕事をさせてもらえたこと、本当に嬉しく思います。

長いような短いような人生で、1日でも関わる日ができるということだけでも感謝だなと思うのですが……。今回は、それだけでなく感じたことを言葉にして伝えてくださった細川さん。わたしが仕事をしていくうえで、今後ずっと力になるなと感じています。ありがとうございました。

実は細川さん、コーチングも学ばれております。「お話ししてみたい!」という方、ぜひコンタクトをとってみてくださいね。きっと、豊かな時間になることだと思います!

肝心の記事もお楽しみに……!

Instagramにて、リノベーション事例写真を発信中!

良い運気に恵まれつづけるヒント |ラベンダー師匠の直感アタルかもしれない占い column vol.04

月に一度のお楽しみ! 月に一度のお楽しみ! オラクルカードやタロット、九星をベースにしたスピリチュアルカウンセラー ラベンダー師匠の直感 当たるかもしれない占い。

2022年4月まで、カード占いでメッセージを伝えてくれたラベンダー師匠。今月からは「占い」で得てきたさまざまな学びを通して、テーマごとにメッセージを伝えるコラムをスタート! “スピリチュアリティを活用してよりよく暮らすための、ちょっとしたヒント”をいただきましょう。今月は「良い運気に恵まれること」がテーマです。


良い運気に恵まれつづけるヒント |ラベンダー師匠の直感アタルかもしれない占い column vol.04

お久しぶりです、スピリチュアルカウンセラー ラベンダーです! はやいもので、2022年ももう半分過ぎてしまいましたね! 急に暑くなってまいりましたが、皆さんお元気でお過ごしですか?

梅雨があけて、空が青く、夏が感じられるようになってくると、つられるように心がウキウキし始めるのは、私が夏生まれだからでしょうか。今回は『良い運やラッキーに恵まれていると感じるとき、どんなことを心がけるといいか』というテーマで書いてみたいと思います。

「ラッキー」ってどんな状態? 良い運気を感じているときに起こっていること

ここで「ラッキー」と感じるときにどんなことが起こっているのかを考察してみましょう。

わたしは、ラッキーな出来事には、2タイプあると思っています。

ひとつは、自分が以前から願っていたことが叶ったというタイプ。もうひとつは、願ってもみないようなことが勝手に起こったというタイプです。どちらも嬉しく感じられるという点では同じですが、人によっては、後者のほうがより嬉しく幸運に感じられるかもしれません。

しかしスピリチュアル的に考察してみますと、実は両方とも「あなたが引き寄せた・創り出した」幸運なのです。

最近わたしが感じたラッキーな出来事を、具体例として出してみますね。

わたしはずっと犬を飼いたいと思っているのですが、今住んでいる住宅では犬は飼えません。しかも旅行も好きなためその度に預けることを考えると……やはり、新しい家族として犬を迎えることになかなか踏み出せずにいます。

そんなわたしは最近、早朝に川沿いを散歩する習慣を再開しました。暑くなる前の早朝の川沿いの散歩道は、大きな桜並木の木陰が涼しく、せせらぎ(を通り越してドウドウという轟音に近い)の音と何種類もの鳥のさえずりが聞こえて、とても心地よいのです。

自分が心地よいと感じるがままに行動していたところ、その散歩コースで、毎朝、何匹ものかわいい犬たちに出会うようになりました(その中には私が飼いたいと望んでいる大型犬も!)。思いがけず、心癒される時間を過ごせています。

……と、まぁ、このようにですね、「犬を飼いたい」という願望がダイレクトに叶ったわけではありません。ただ、「かわいい犬と触れあいたい、癒されたい」という根底の願いは、叶ってしまったと捉えることはできるんです。

つまり、あなたが願った形どおりではなかったけれども、結局その出来事はあなたを幸せにしてくれた、という、パターン2のタイプの幸運も、元をたどれば“あなたが願って創造した事柄だった”というわけです。

ラッキーをもっともっと受け取り続けられるのもあなた自身の力

みなさんは最近「やったー!ラッキー!」と感じるようなこと、何かありましたか? 思い起こしてみてください。

ラッキーなことが起こると、そんな幸運が続いてほしいと思うのが人の常ですよね。ひょっとすると、「こんなにラッキーなことが起こるなんて、次は逆にアンラッキーな出来事が降りかかるかもしれない……」と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。

でもちょっと待って! 幸運を「継続させる」ことって、実は可能なんです。結論からいうと、その方法は「あなたのラッキーセンサーの感度を上げる」ということです!

ラッキーセンサー。なんか安っぽいガジェットみたいなネーミングになりましたね(笑)。しかしこれは私たちにとって大変大事な機能なんですよ! 簡単に説明しますと、わたしたちひとりひとりが、何をもって「ラッキー!」と感じるか、そのハードルを下げる、ということです。

あなたが、何をもって「ラッキー」と感じるか。その感度を高めてみてください。嬉しいこと、ワクワクする事を日常の中でたくさん探して、感知するよう心がけてみてください。

「ツイている人」=「ツイていると自分を認識している人」なのです!

「そうはいっても……」
何に対しても喜べないときの対処法

「そんなこと言っても、アンラッキーとしか思えないことも日々起こるし、ラッキーってそうそう起こらないよ」と思っている方もきっといらっしゃることとお察しします。

そんな時には、スピリチュアル界の大家による書籍エスター・ヒックス, ジェリー・ヒックス 著『新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え―――引き寄せパワーを高める22の実』(2016, ダイヤモンド社)から「感情のスケール」を参考にしてみてはいかがでしょう。

感情のスケールとは、ざっくり言うと、感情にはいろいろな段階があり、例えば「無力感」や「不安」や「憤り」などの幸せとは程遠い感情から一気に「愛」や「幸福感」という感情を感じようとするのは、結構無理があるよね、ということなんです(詳細は割愛しますので、ご興味のあるかたはぜひ”感情のスケール”で検索してみてください)。

「『日々の暮らしの中で喜べることを探してください』なんて提案されても、できないし!」と感じるような時には、この感情の段階の中で、少しでもマシな段階に位置している感情を感じるよう、やってみてください。

「無力感」より「怒り」、「怒り」より「不満」、「不満」より「楽観」というように、少しずつ、感情(=気分)を上げてみるのです。そうして徐々に、良い感情レベルに自分を保てるようになってくると、前述したラッキーセンサーの感度が高まってきて、さまざまなことをラッキーだと感じられるようになってくる、というわけです。いかがでしたか?

わたしってラッキー!」と感じられるような理由を、ぜひセンサーを高めて、みつけてみてくださいね。みなさん、元気に素敵な7月をお過ごしください!

 

ラベンダー師匠(Lavender field)

 

ラベンダー師匠(a.k.a Lavender Field)

note : https://note.com/at_field_

スピリチュアルカウンセラー。オラクル、タロット、ルノルマンなどのカードリーディングおよび心理学を使用。一般的な統計学の枠にハマらないオーダーメイドのスピリチュアルカウンセリングで、クライアントの望む未来を実現する手伝いをしている。「未来とは自分で創るもの」が口癖。ときに辛口だけど、優しく人生に伴走してくれる「ラベンダー師匠」と親しまれているが、いつもは『Lavender Field(ラベンダー・フィールド)』として占いに従事。

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■ アイキャッチデザイン by エムラヤスコ

 

リノベーションアイテム・タイルを使ったキッチン事例集 – リノベをマナブ。 #53

リノベーションをしたいけれど、わからないことがたくさん……そんなみなさまに向け、entrieがリノベーションの基礎知識をお伝えするコーナー「リノベをマナブ」。 

リノベリノベーションアイテム・タイルを使ったキッチン事例集

キッチンにタイルを取り入れるお客さまは、エントリエでも多くいらっしゃいます。色や形といったデザイン性だけではなく耐久性や掃除のしやすさがタイルの魅力です。また、同じ商材でも並べ方や目地(継ぎ目の部分)の色によって、個性を出すことができます。今回の『リノベをマナブ』では、タイルを使ったキッチン事例をご紹介いたします。

色の微妙な変化を楽しむ

《こだわりのパーケットフローリング・タイル・ドア | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY ♯5でご紹介したMさま邸のキッチン。グリーンで統一つしつつも、1枚1枚の色が違い、配置場所にもこだわられたとか。足場板との相性もぴったりです。

サブウェイタイルを取り入れる

《憧れのリゾートホテルをイメージ。「好きなもの」があふれたおうち| リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY ♯15 のAさま邸。ニューヨークの地下鉄をイメージした「サブウェイタイル」を取り入れました。また。ハチのイラストがあしらわれたキッチンタイルの場所は最後まで悩んだそう。

動物がモチーフのタイルで、遊び心を散りばめる

《2LDKからワンルームへ! 空間を活かしきった回遊式のお家 | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #36 のKさま邸のキッチンには、ライオンやキリンといった動物たちが窓からこちらを覗いているようにも見えます! また、サイズの違うタイルを並べているのも特徴です。

凹凸のあるデザインで動きをだす

 最後は《土間を取り入れ、便利で多機能な玄関に。 | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #41 から凹凸のあるタイルを取り入れたHさま邸です。ご主人が見つけてきたというこちらのタイル光の反射でさまざまな表情を見せてくれます。また、2色づかいすることでメリハリのある空間に、

タイルが豊富に揃うお店のご紹介から配置のことまで、もちろんエントリエのスタッフが相談にのることができますので「タイルをとりいれたい」と考えている方はぜひご相談ください!

「杏ジャム」日々の芽 – 小さな喜びの芽を見つけ、育てる暮らし – #146


#146「杏ジャム

今日もまた
爪が少し伸びて
昨日より年をとった

足元の蟻は
役割という荷物を運び
同じところを行ったり来たり

杏の樹は空高く
葉は風に揺られ
実を落としてく

変えられないものを
変えようとしないことを
学んだ日曜日

諦めとはまた違う
虚しさのようなものを
砂糖と一緒に鍋で煮る

mayamoon暮らしのエッセンス
「杏ジャム」

旬が短い生の杏をジャムにしました。杏はβカロテンやクエン酸が豊富で夏バテや暑さにおすすめです。

【材料】
杏、砂糖

鍋に杏と砂糖を入れて、一晩置いて火にけけて煮詰める。
途中アクを取り除いてできあがり。

【オンラインコミュニティ「ノートと種まき」】

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

「stand.fm」でラジオをはじめました!

HSPに関すること、人生にとって大切なこと、おすすめの本などの紹介をしています。

mayamoon YOUTUBEチャンネル開始!

チャンネル登録お待ちしています♫ また、YouTubeをはじめた理由をInstagramで公開しております。ぜひご覧ください!

ハンドメイド | SEVEN’s ROOM #14

ハンドメイド| SEVEN’s ROOM #14

梅雨に入ったのに気温が高くて暑くなってきましたね~!!
先日、社内のDIY部でハンドメイドしました! 恵比寿でも開いて頂いていたアルコールインクアートのワークショップです。

今回はコースターを作りました♪何回かいろいろな色で練習しましたが、結局2つとも自分の好きな色で切り取ることに……。

ブルーベースにグレー、ゴールドをアクセントにしてみました。初めてにしてはなかなか良い感じ……

後日実際に家でコースターとして使うために自宅で表面のレジンコーティングをしてみました!

まだ固まっていないので途中の写真ですが、完成したらお気に入りのグラスと一緒に写真載せます♪


最近身近になってきたアルコールインクアート、エントリエでもまたイベント開催予定なので気になる方はInstagramをチェックしてみてくださいね!

好きな色で生活を彩る | りえさんのライフスタイルジャーニー #20

リノベーション事例

りえさんのリノベーション事例はこちら

好きな色で生活を彩る | りえさんのライフスタイルジャーニー #20

こんにちは♪

今回は久しぶりにガッツリインテリアネタです! というのも……

本日6/25からentrieさんがリノベーションを手掛け、販売される物件が公開予定で、そちらの物件のインテリア全般コーディネートさせて頂いたからです! 宣伝も兼ねております(笑)。お許しください!

モノトーンや、グレーベースなど、あまり色を使わないほうがお好きな方も多いと思いますが、私は色が大好きです。色を組み合わせるのが好き……が正しいかもしれません。今回の物件も、「くすみカラー」を裏テーマに、コーディネートさせて頂きました♪

この絶妙なグレートーンに合わせて、ピンクとグリーンをエッセンスに。

ブラックで締めてバランスを取ってみました。

この濃いグリーンが棚のオブジェやフラワーベースを引き立てるように、アイテムのセレクトもしました。いつか、モノトーンや、ベージュ系のお部屋も作ってみたいなぁと思うこの頃。
その場合はガッツリインテリアで色遊びしたい! 色ってやっぱり素敵です。失敗しても、沢山お部屋に取り入れた方が、やっぱり毎日のテンションって上がる気がするのです。

こんな寝室、いいなぁ。私が寝たい!(笑)アートの色も、インテリアとリンクさせるとこれまた色遊びです! 塗り絵をしていく感覚に近いかもです。

リビングはシンプルですが、ラグやクッション類の色味でリンクさせてバランスを。クッション選びは本当に楽しみ! まだまだお伝えしたい事はありますが、それはまた後日6/30にインスタライブにて、現地からお伝えしたいと思ってます。どんなご質問も受け付けますので、是非ご覧頂けたら嬉しいです。

○ 2018 – 21.9 連載インテリアトリップ一覧はこちら

《自分へのご褒美時間を / 自家製酵母のパン じかせいこうぼぱん やまぱん – 愛しいものたち 》

自分へのご褒美時間を

自家製酵母からつくるパン「じかせいこうぼぱん やまぱん」です。

もともとパンづくりが好きで、10年以上専業主婦の傍らパンづくりを続けてきた私。どこか頭の片隅で「お仕事になればいいな」と思うこともありましたが、わたしには無理だとあきらめていました。

もともと片付けが苦手でどうにかしたいと思う気持ちがあり、そんな時にご縁があった学びの場で“「こころ」と「おうち」をかたづける”という体験をしました。それからは、「わたしがやりたいことにチャレンジしてみてもいいのかも」と思うようになりました。

はじめはのうちは、どうお伝えしたらいいのか悩んだこともありました。でも、諦めそうになっていた時、周囲の仲間からのアドバイスや応援が私を支えてくれました。そこで、ふと思いついたのが「2日間にわたってパンづくりをお伝えする」という現状のオンラインレッスン形式でした。

大切な自分のために、ぱんをつくる。楽しい時間を過ごしてもらえたら

レッスンでは、「パンづくりはやってみたいけれど忙しいから無理だな」と思っている方へ向けて“すきま時間でもパンづくりはできる”ということをお伝えしています。そして、忙しい毎日に“がんばらないパンづくり”で、ほっとこころがあたたかくなるような、自分のためのご褒美時間をつくる。そうやって、自分のご機嫌をとって笑顔でいられると、周りも笑顔になれると思っています。

そのため、わたしのレッスンではちいさなお子さまがおうちにいても、お仕事をされていて忙しいひとも、すきま時間でパンが焼けるようになるレッスンスケジュールになっています。これは私自身が学びのなかで気づいたことでもあるんです。

つい自分を後回しにしがちなお母さんたち。

がんばってがんばって、それでもネガティブな感情に飲み込まれて自分責めしてしまうこと。そんな悪循環からぬけ出すためにはまずは自分がご機嫌でいないと愛の循環は難しいと感じたのです。

現在、レッスンでは、「初心者でも本格的でおいしいこだわりパンが焼ける」、「自家製酵母でパンを焼くというと難しいイメージだったが簡単においしくできたため自分でぱんを焼くことが楽しいと思えた」「わたしにもできた!という経験をさせてもらえてうれしかった」との声をいただいています。

愛が循環するようなパンを食して欲しい

1年前から学びはじめた星読みとハーブからインスピレーションを受けてつくったもの。このパンを味わうことにより愛が循環するようにと願いを込めました。

パンを作り、表現することは、わたしのたのしみのひとつです。レッスンでは笑顔のみなさまに出会えることがとてもうれしく、またわたしのパンを食べてくださった方からいただく心温まるメッセージでわたしもとても元気をもらえます。

今後は、星読みとパンづくりを合わせたオンラインレッスンを9月から開講予定です。また、感じる星読みセラピスト・ハーブの調べセラピストとして、あなたのホロスコープから導き出したブレンドハーブティーをお届けすることも準備中です。

パンや星、ハーブを通じて、愛を循環できるようなお志事でありたいと思っています。

* 自家製酵母とは…自然界の食材にもともとある酵母をパンが焼けるくらいの発酵力になるまで増やしていったもの。

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リフォーム・リノベの相続対策(遺言)をマナブ。その⑥ #52

リノベーションをしたいけれど、わからないことがたくさん……そんなみなさまに向け、entrieがリノベーションの基礎知識をお伝えするコーナー「リノベをマナブ」。 

相続の計算方法

「リノベをマナブ。」今回も引き続き、相続についてのお話です。

1回目「リフォーム・リノベの相続対策をマナブ。その① #47
2回目「リフォーム・リノベの相続対策(生前贈与)をマナブ。その② #48
3回目「リフォーム・リノベの相続対策(小規模宅地の特例)をマナブ。その③ #49
4回目 「リフォーム・リノベの相続対策をマナブ。その④ #50
5回目 「リフォーム・リノベの相続対策をマナブ。その⑤ #51

連続してお届けしている相続についてのお話。今回は、遺言について考えてみましょう。

「遺言」について考えた方がいい理由

例えば、日本では75 歳以上は「自筆証書遺言を作成したことが ある(6.4%)」「公正証書遺言を作成したことがある(5.0%)」というデータがあります(参考:我が国における自筆証書による遺言に係る遺言書の作成・保管等に関するニーズ調査・分析業務 | 平成28年法務省調査)。

遺言があれば親族内での争いを避けられるケースが多いのですが、遺言がない場合はどのようなことが起こるのでしょう。

例えば、親が亡くなったと仮定した場合、亡くなった方の銀行預金の払い出しや自宅不動産の名義変更をするためには法務局や銀行に行く必要があります。その際、「亡くなった方の遺言ありますか?」と聞かれます。そこでもしも遺言はない場合、法務局では『それでは名義変更できません。「遺産分割協議書※」を作成してもう一度法務局に来てください』というお話しがなされます。

※遺産分割協議書とは「相続人間で故人(ここでは母)の財産をどう分けるか」を決めて紙に記し、相続人全員の自署・押印したもの。

多くのケースでは長男や長女など年長者が主導になり、「遺産分割協議書」の案を作りますが、これには兄弟など相続の権利を持つ者のハンコを揃えなければいけません。つまり話し合いが終わるまで、亡くなった方が所有する自宅の名義変更・預金の払い出しは不可能となります。

遺言があると……

一方で、亡くなった方は遺言を書いていた場合は、法務局、銀行共に『遺言の内容の通りに名義変更いたしますね』で終わります(※戸籍謄本などの書類が必要)遺言があるとその通りに分けざるを得ないので、遺産について話し合う必要はありません。また、遺言があったとしても相続人の間で合意が取れるのであれば、遺言通りの分割をする必要もありません。その際は、改めて相続人の間で『遺産分割協議』を作成をし、遺言と異なる内容で分割できるということなのです。

「死」とも向き合わなければいけないため、自分の家族に遺言の話をするのは難しいもの。まずが、相続の流れを学ぶことだけでも、大きな1歩かもしれません。

 

「ポテトチップス」日々の芽 – 小さな喜びの芽を見つけ、育てる暮らし – #145


#145「ポテトチップス

落下する一方のこの世界で
悲しいニュースが
ミイラのように追いかけてくる

フランキンセンス香る
この部屋だけが
最後の砦

ホコリをかぶった古いカメラ
切り取られる夜の片隅
行き場のない亡霊は
夢と現実を渡り歩く

深夜にポテトチップスを食べながら
ソファで映画を見る
明日は仕事が休みだから
いくらでも寝てられる

誰かと共有できたらいいけれど
ここにはもう人類はいない

mayamoon暮らしのエッセンス
「ポテトチップス」

じゃがいもの収穫が終わりました。今年はシャドークイーンとノーザンルビーという品種を育てました。紫とピンクのじゃがいもを薄切りにして揚げるだけ。色鮮やかで、塩をかけなくても美味しいです。

【オンラインコミュニティ「ノートと種まき」】

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entrie 編集部日記 Vol.9 MAGZINEの縁をおうちに。

ひとつのリノベーションが終わるまでには、さまざまなひととひとが思いを寄せ合う時間や場が何度もあります。私たちはその出会いや体験のすべてが「住まいづくり」につながっていくのだと感じています。「entrie 編集部日記」では、リノベーションやマガジンに関わってくださるみなさまとの間に生まれたできごとを綴ります。

entrie 編集部日記
Vol.9 MAGAZINEの縁をおうちに。

entrie編集部の細野です。

このLIFE STYLE MAGAZINE entrieを立ち上げてから続いているコンテンツ、「エイミーズトーク」では“自分らしい暮らし方や生き方のヒントをいただいてしまおう”というコンセプトのもと、さまざまなゲストを迎えお話しを伺っています。

今回は、先日エイミーズトークでお話を伺ったFORMAさんインタビュー後のお話です。

記事はこちら▷
植物の形や影の美しさを押し花で表現 FORMA 宮地健太郎さん | エイミーズトーク #52

インタビュー内でもご紹介したサンダーソニアの押し花。

実は、押し花を制作する工程を教えていただくなかで見せていただいた生花をプレスした状態から、宮地さんご自身もはじめてあけてくださったもの。「押し花ができあがるまでどんな形になっているか、僕自身もわからないんです」と宮地さん。

そんな“はじめて作品が生まれる”瞬間に立ち会うことができたこのお花にどこか運命を感じ、その場で購入させていただくことにしました。額装もあるため、後日届けていただいたのがこちら。

額装されるとまた、想像通りめちゃくちゃ素敵な仕上がりに……!

最近感じるのは、物を購入するときは、「購入時の思い出」がわたしの価値になるということ。誰がどんな思いでつくったか、そしてわたしがそれにどのように出会ったか。

琴線に触れて購入を決めたものを生活に取り入れられると、とっても心が豊かになります。

(ちなみに、取材ではゲストの活動だけではなく人柄に触れることも多く、毎回、素敵なゲストさまにファンになってしまいまうのでした)

ところでもう1点、こちらはフランネルフラワーの押し花です。宮地さんのアトリエで拝見し、頭に浮かんだエントリエの建築士エイミーさんにプレゼントすることに。

エイミーInstagramより

こちらも素敵ですよね。

エントリエでワークショップが実現できる日がくると嬉しいなぁ……と思う、遅めの取材後記でした!

Instagramにて、リノベーション事例写真を発信中!

リフォーム・リノベの相続対策(相続の計算方法)をマナブ。その⑤ #51

リノベーションをしたいけれど、わからないことがたくさん……そんなみなさまに向け、entrieがリノベーションの基礎知識をお伝えするコーナー「リノベをマナブ」。 

相続の計算方法

「リノベをマナブ。」今回も引き続き、相続についてのお話です。

1回目「リフォーム・リノベの相続対策をマナブ。その① #47
2回目「リフォーム・リノベの相続対策(生前贈与)をマナブ。その② #48
3回目「リフォーム・リノベの相続対策(小規模宅地の特例)をマナブ。その③ #49
回目「リフォーム・リノベの相続対策をマナブ。その④ #50

連続してお届けしている相続についてのお話。今回は、皆さまご自身の相続税について考えてみましょう。

自分でできる!?相続税の計算

相続税の計算は、今は便利なツールがたくさんあり、自分で計算できます。インターネットで探せば金融機関などが相続税計算ツールをたくさん用意しています。その中でも今回はシンプルで簡単に相続税を計算できる無料のお役立ちサイトから計算ツールを使ってみましょう。

▽おすすめの計算ツール
https://egonsouzoku.com/zeigaku/

相続税を計算するために入力する項目はたったの4つ。『相続財産・配偶者の有無・子供の数・配偶者の相続割合』です。

相続財産とは?

相続財産とは相続する財産のすべてを指します。現預金、自宅不動産、株など資産的価値があるもの全てです。

会社経営者の場合、自社株などもここに入りますが、資産の大半はこの自社株だったりするので意外に高い相続税になり、かつ換金化しずらいため頭の痛い問題になりがちです。

ちなみに現預金はその金額が100%相続財産として評価されます。有価証券(上場株式)も時価が新聞やネットで簡単にわかります。

しかし面倒なのが不動産です。不動産の相続税評価は路線価がベースとなります。路線価図を見ながら自分の土地の相続税評価を調べるのは面倒です。

そこで簡単に不動産の相続評価を出す方法をお教えします。

不動産の相続評価を出すには『固定資産税納税通知書』が

それは『固定資産税納税通知書』です。

行政によって異なりますが、原則4月下旬から5月上旬の間に郵送されてくる『固定資産税払ってください』という横長の通知書です。

※以下見本

上記の図の赤丸で囲った『価格』というのが固定資産税評価になります。

固定資産税納税通知書は独特の表記で数字がたくさん書いてあり、何が何だかわからない人が多いと思います。

しかしそこで土地は『価格』に記載ある数字に『÷0.7×0.8』(今回は戸建ての計算方法です。※マンションは異なります)の式をあてはめてください。

これが簡易的な土地の相続税評価額。家屋は『価格』=相続税評価額になります。

例えば上記ですと土地は1200万円÷0.7×0.8で1371万円、家屋は1,000万円という具合です。

この土地と家屋の合計(上記図だと2371万円)が相続税評価額になります。ということで例えば現預金3,000万円、自宅不動産2371万円(土地1371万円、家屋1000万円)、株が500万円だとしましょう。(合計5871万円です)

次に配偶者の有無・子どもの数は問題なく入力できると思います。

最後に配偶者の相続割合を見てみましょう。

住配偶者の相続割合とは

これは配偶者がどの程度遺産を相続させるのか? という話です。

現在お元気な皆さんが、自分の配偶者にどの程度相続させるか? これは決めかねているものだと思います。

そこで相続割合が決まっていない場合は法定相続分(法律で定められた相続する財産割合のこと。 法定相続人の順位などにより法定相続分は異なります)を選択して下さい。

子どもがいる場合:配偶者相続割合50%
子どもがおらず、親が健在の場合:配偶者相続割合67%
子ども・親共におらず、兄弟姉妹がいる場合:配偶者相続割合75%

どうでしょうか?? ここまで解説するとみなさんの相続税が算出できたと思います。

さいごに

この数字は前回触れた『小規模宅地の特例』適用前の数字ですし、『配偶者の税額軽減(※)』を使えば更に税額は安くなります。

相続対策をする前に、ご自身の現状を知ることはとても大切なことです。思ったよりも相続税が多額かな?と思った方は、リフォームを含めて色々な対策を考えるべきと思います。

※「配偶者の税額軽減」は、配偶者が相続した遺産額から、『配偶者の法定相続分相当額or1億6000万円のいずれか大きい方』までは配偶者のみ非課税という制度。一見すると相続税が安くなるので良さそうですが、資産がある程度ある人は、逆に相続した配偶者が亡くなったとき(2次相続と言います)の税額が高いので合計するとこの制度を利用しないほうが良いケースもありますのでご注意ください。

より詳しく相談をされたい方はぜひお問合せ下さい。皆さまの助けになれば幸いです。

次回もお楽しみに!

 

「ライチ」日々の芽 – 小さな喜びの芽を見つけ、育てる暮らし – #144


#144「ライチ

こぼれ落ちる果汁は
骨に染みて
自分の足音しか聞こえない

動かなくなった二眼のカメラ
写った過去はデリートされ
動き続ける回送列車に
運ばれていく魂よ

君に出会ったとき
生まれ故郷は同じだと
確信したのに
また散り散りになる

形変わって
いつかまた会えるなら
その時は
ちゃんと合図して

mayamoon暮らしのエッセンス
「ライチ」

台湾でこの時期に出回る生ライチ。
硬い皮に覆われ、中の果肉は乳白色で、とてもジューシーな果実です。
葉酸、ビタミンC、ポリフェノールなどの栄養があります。
楊貴妃が好んだとも言われています。

【オンラインコミュニティ「ノートと種まき」】

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SABOTENS まちのミカタ#16 霞ケ関(埼玉)編

#16 霞ケ関(埼玉)編

まちのミカタ16回目。今回は、ゲストにSABOTENS・よっちゃんの大学の後輩でもあり、友人のデザイナー 佐藤 洋美(さとう・ひろみ)さんを迎えお散歩しました。舞台は、ひろちゃんのアトリエ「余地|yoti​​」のある埼玉県川越市です。

▷SABOTENSとゲストの佐藤さんプロフィールはこちら

国際大学のある川越・霞ケ関。駅周辺は多国籍な雰囲気

今回の待ち合わせは「霞ケ関」駅。国会議事堂がある方ではなく、埼玉県川越市です。同じ名前の駅があるんですね!改札前で「ひろちゃん」こと、佐藤 洋美さんと待ち合わせて、いざ出発!

駅前のアーケードには、イスラム教徒も食べることの許されているハラルフードを扱うお店やネパール料理屋などが軒を連ねています。

村田:駅前のアーケード商店街がとてもかわいいね。

藤田:ほんと。一つ一つのお店がちいさくてかわいい。

佐藤:霞ケ関には東京国際大学があるせいか、駅周辺に多国籍なお店がいっぱいあるんです。ここは、インド・ネパール系、もうちょっと歩くとバングラデシュ料理があるよ。

村田:色んな国の料理が楽しめるんだね。

空腹の一行は、ネパール料理のお店でビリヤニとシシカバブをテイクアウトすることにしました。出来上がりまでの時間、周りの商店街をぶらつくことに。

村田「植物が等間隔に生えていてかわいい」!

藤田:うわ、パイロンでっかい!

村田:あ、パイロンの下から植物がはみだしてる。

佐藤:……みんな思い思いにいろんなものを見てるね。

藤田:みんな話を聞かないでしょ(笑)。

佐藤:全部拾うのは無理だってわかった(笑)。

各々違う方向を見て、好き勝手に話したいことだけを話すいつもどおりのSABOTENS。温かく見守ってくれるひろちゃん、ありがとうございます。

藤田:建物も街灯もかわいいな。

村田:赤いテントの横は青い屋根だ。

佐藤:全体的にかわいいんだよ。街灯は場所によって種類が色々あって。

レトロでかわいらしい建物に、食堂やブティック、豆腐屋さん。耳を澄ますとスナックからはインド系のダンス音楽がズンドコズンドコと聴こえてきたりと、異文化ミックスな雰囲気が最高です。

よっちゃんはハラルフードのお店で、やかんを購入。バングラデシュのお米やチャパティ用の鍋など、珍しい食材が棚一面に並んでいます。

藤田:いい買い物ができてよかった。

村田:かわいいやかんが手に入ってよかったね。

佐藤:私も持ってるやかん。お揃いになったね。店員さんはインドではチャイを飲むと言っていたよ。

細野:今日のお散歩はやかんを持って歩くんだね!

メグナ ハラールフード(埼玉県川越市霞ケ関東1-3-22)さん。ありがとうございました!

レトロかわいい角栄商店街

注文していたビリヤニとシシカバブが出来上がったので、テイクアウト。歩いてひろちゃんのアトリエを目指します。「この美容室は、もりもりの素敵な髪型にしてくれる」「ここはお茶屋さんなんだけど野菜も売ってる」など、ひろちゃんがちょこちょこ挟んでくれる地元情報が楽しい。

よっちゃんは、買ったばかりのやかんを片手に持ちながら歩いています。

藤田「枯れそうな植物にやかんで水をやりながら歩こうかな。題して『ウォータープロジェクト』!」

大きな通り沿いには、各国の旗がひらめく東京国際大学。大学近辺にも、各国の料理店が並びます。すっかり食欲に火が付いてしまい、地元で人気というバングラデシュ料理店で、テイクアウトのケバブサンドを購入。

アハール バングラデシュレストラン&ケバブ(埼玉県川越市的場北2丁目22−16)

両手に食材を抱えしばらく歩いていくと、「楽しいお買物 角栄商店街」と書かれた立体的な看板が目に入りました。ひろちゃんのアトリエのある「角栄商店街(かくえいしょうてんがい)」です。

佐藤:ここからが、私のアトリエがある「角栄商店街」です。

村田:「楽しいお買物」の看板がかわいい!

佐藤:肉屋さんに、魚屋さん、豆腐屋さん。向こうの方まで色んなお店が続いてるんだよ。

藤田:どのお店も建物や書体がかわいいね。すばらしい。目移りしちゃう。

昭和な雰囲気ただようお店が軒を連ねる角栄商店街。薬屋さんの店頭には、ペチュニアやアジサイなど色とりどりの鉢植え。ビロードモウズイカが満開でした。

SABOTENSでつくった本『はみだす緑 黄昏の路上園芸』(雷鳥社)の登場人物たちが住んでいそうな商店街です。

村田:見て、このオリジナル花壇! かわいい。

佐藤:ビールの箱を上から目隠ししてるのか。

村田:知恵と工夫の結晶だね。

細野:SABOTENSの「家ンゲイはんこ」の世界だね。

藤田:どのお店も、元気に営業しているところがいいね。

商店街の屋根の一角には、ツバメの巣も。「いいねえ」「いいねえ」としみじみ鑑賞しながら歩いていたら、足元になにやら気になるものが落ちていました。

佐藤:……なんか落ちてる。

藤田:うわ、すごいものが落ちてる。熊の手じゃない?!

佐藤:朝は落ちてなかった。ぬいぐるみの腕が引きちぎられたのかな?

藤田:きっとそれだ!

村田:最初、カラスかなにかかと思ってびっくりした。

細野:なんで落ちちゃったんだろう。

藤田:手を持って振り回したら、切れちゃったのかな……。

アトリエ「余地|yoti​​」でお昼ごはん

毛むくじゃらの手が落ちていた場所のすぐそばが、ひろちゃんのアトリエ「余地|yoti」でした。

藤田:わー、ここがアトリエ? 素敵! こういう事務所いいなあ。

村田:うわー、いいねえ。

角栄商店街の一角にあるひろちゃんのアトリエ「余地|yoti」。さっき買ってきた料理と、ひろちゃんが商店街で買ってきてくれたおにぎりをテーブルいっぱいに並べ、お昼タイムです。

佐藤「異国感がすごいね」村田「ピクニックだ」

細野:よっちゃんとひろちゃんは大学が一緒だったんだよね。会うのも久しぶりなの?

藤田:そう。久しぶりに連絡をくれたんだよね。

佐藤:「よっちゃん、今日も落ちもん収集してるな」って、よっちゃんのSNSは好きでチェックしていて。偶然YouTubeの「エガちゃんねる」を半年くらい前から見ていたんだけど、そのデザインをよっちゃんが手がけているっていうのを知って、いよいよ「よっちゃんが私に迫ってきているかも」と思って連絡したの。

藤田:ひろちゃんから丁寧なメールが来て、「私の生活の中によっちゃんが近づいてきています。これは、会えっていうことなんでしょうか」って(笑)。

細野:大学時代の思い出深いエピソードはある?

藤田:あるある。大学時代に一緒にやったプロジェクトで鬼怒川にいったとき、ほぼ初対面なのに同じ部屋に泊まることになって。そのときひろちゃん、部屋でいきなりブレイクダンスしてなかった?

佐藤:同級生がブレイクダンスをやってて、私も練習してた時期だったの(笑)。

藤田:二言三言しか喋ったことがなかったのに同じ部屋になって、いきなり「私、ブレイクダンスできるよ」ってくるくる回りだして。でもそのダンスが、あんまりかっこよくなかったの(笑)。「あれ? これってブレイクダンスなのかな?」って思いながら、回っているひろちゃんをじっと見ていたのを覚えてるよ。

佐藤:若かったな。(遠い目)

経年変化した古紙をコラージュして制作している1点物の時計ブランド『Time Lag』をはじめ、ひろちゃんの作品を見せていただきました!

壁や床などご自身で内装に手を加えたという空間は、和の雰囲気もありながら、どこか異国情緒が漂っています。

佐藤:アトリエから窓の外を見ていると、近所に住んでいるおばあちゃんやインドの人が、ガンガン歌いながら通り過ぎていくんだよ。

村田:いいねえ。ここは長いの?

佐藤:2年前に借りて、壁を剥がしたり紙を貼ったりと改装したよ。楽しかったな。

村田:前は何屋さんだったの?

佐藤:倉庫だった時期もあったんだけど、昔は自転車屋さんとか音楽教室が入っていたみたい。

村田:そうなんだ! 静かな気持ちになれる空間だね。

佐藤:3年前にポルトガルとモロッコに一人旅をしたんだけど、アトリエにも向こうの雰囲気を出したくて。

村田:たしかに、日本じゃないみたいな異国情緒漂う雰囲気。

アトリエの2階は和室。細部にいたるまでセンスよく丁寧に手が施されています。

佐藤:2階の窓から商店街が見えて。仕事終わりに椅子に座って、外を見ながらビールを飲んでるよ。

村田:いい場所だねえ。最高。

佐藤:和室の壁は、もとあった砂壁を全部剥がして自分で漆喰を塗ったよ。天井は、もともとの板に柿渋を2、3回塗って。

藤田:自分でやるのは大変そうだけど、楽しいだろうね。

佐藤:お向かいに、内装やDIYを仕事にしている人がいるから廃材をいただいたりしたよ。このテーブルは、知り合いのおっちゃんがくれたやつで……。

そういってひろちゃんが、押入からおもむろに箱を取り出しました。中には、美しい刺繍が施された小さな布がたくさん入っています。

佐藤:これは、私のお宝。タイやラオスに暮らす「モン族」の布なんだ。

藤田・村田:わー、きれい!

佐藤:60〜70年くらい前の布が多いよ。「幸せが渦巻きますように」と渦巻状にしたり、豊作を祈って畑の畝(うね)の模様にしたりと色んな願いを込めて刺繍されたものなんだ。

村田:刺繍ひとつひとつに意味があるんだね。

佐藤:近所の喫茶店でやっていた展示で知ったんだけど、そのときにこういう布を数万枚集めているおっちゃんと知り合って。そのうちの一部を譲り受けたんだけど、いざ手放すとなると「これ、いいよなあ……」って悲しそうにしていて。だから、本にまとめたら、おっちゃんがいつでも手放した布を見られるかなと思って、はじめて自費出版をしてみたんだ。

佐藤 洋美 著・デザイン『モン族の襟布 Hmong Collar』(自費出版)。オンラインショップにてご購入いただけます!

なんと、購入したモン族の襟布を一冊の本としてまとめて、もともとの布の持ち主だった方にプレゼントした、というひろちゃん。アトリエの2階にあるテーブルは、その方からいただいたものだそうです。

村田:やさしい。

細野:出版の経緯がとても素敵。

佐藤:そのうち、おっちゃんからテーブルをいただける話にもなって。

細野:人柄がでるね。

藤田:素晴らしい。

村田:はあ、いいものに触れて浄化されていく時間だな。

『はみだす緑』も置いていただいています。 「つまずく本屋 ホォル 」さん

ひろちゃんの真心あるものづくりに触れ、お腹だけでなく心も満たされた一行は、アトリエのお向かいにある書店「つまずく本屋 ホォル」さんへ。

なんとこのお店、SABOTENS著『はみだす緑 黄昏の路上園芸』(雷鳥社)を置いていただいているのです。SABOTENS 村田の関連本が棚に並んでいたり、店主さんご自身もお店周辺の路上園芸を写真に撮っていたりと、本の世界を楽しんでくださっている様子がSNSを介してひしひしと伝わってきて、いつか訪れたいなあと思っていたところ、なんと偶然にもひろちゃんのアトリエのお向かいのお店でした! 

藤田・村田:おじゃましま〜す。

村田:こんにちは、村田です。本を置いていただいて、ありがとうございます。

つまずく本屋 ホォル 店主 深澤さん(以下、深澤):こんにちは。

深澤:書店員をしていた頃から『たのしい路上園芸観察』(グラフィック社)を読んでいて。実は以前、本に掲載されていた建物に住んでいたことがあったんです。

村田:えー! そうだったんですね。

佐藤:先日、母が来たときにここを案内したら、『たのしい路上園芸観察』を気に入って、「私もこれから探す」っていって購入していきました。

村田:嬉しい!

深澤:先日は、お散歩のイベントも開催したんですよ。

村田:お散歩していて本当に楽しいまちでしょうね。角栄商店街は、『はみだす緑』の世界そのままでした。お店がオープンしてどのくらいなんですか?

深澤:来週でようやく一年です。

藤田村田:おー、おめでとうございます!

1階 amist ・2階 つまづく本屋  (埼玉県川越市霞ケ関北4丁目22−14)。ショップデータは記事末へ!


霞ケ関のまちづくりを手がける「38℃」 と共同運営しているというつまずく本屋 ホォルさん。一階にあるうつわと音楽のお店「amist」​​さんも、とても居心地いいお店です。つまずく本屋 ホォル さんの入っている2階の一角がamistさんのカフェスペースにもなっており、読書会などワークショップを行うこともあるとか。窓から風が抜ける気持ちいいお店でした。

またゆっくり来ますね! ありがとうございました。

心が洗われたお散歩タイム

つまずく本屋 ホォルさんを後にし、ひろちゃんおすすめだという近所の小畔川を目指します。

村田:70円の自動販売機だ! 「なにがでるかなぼたん」があるよ。

佐藤:私、やってみようかな……カルピスウォーターだ!

村田:私もやってみよう……サイダーだ!

気温の高かったこの日。70円の自動販売機で、それぞれ飲み物をゲット。

村田:うわ、この公園、土管がある! ドラえもんに出てきそう。

藤田:ザ・公園だね。

村田:よし、入ってみよう。……うわー、中もめちゃくちゃ土管だ!

土管から出てふと視線を感じた先を見ると、公園で遊んでいた近所の子どもが、不審そうにこちらを眺めていました。

近所の子ども:なんでここに来たの?

村田:土管があって、気になったから来たの。

細野:ドラえもんみたいだな、と思って。

近所の子ども:……(不思議そうに眺めて去っていく)

藤田:俺たちの公園に怪しい大人が侵入してきている……と思っただろうね。

しばらく歩いていくと、小畔川が見えてきました。川岸に野原が広がる、静かで気持ちのいい川です。

村田:わー、川だ! 河原の雰囲気もすごくいいね〜。

佐藤:春は桜もきれいだよ。午後は川の近くに車を停めて寝てる人もいるよ。

藤田:寝たい気持ち、大いに分かるよ。

佐藤:私はよくおにぎりを買って、河原で食べたりもしてるよ。

藤田村田:いいね〜!

川沿いを歩きながら、今日過ごした時間を振り返ります。

藤田:今日は「生きるとは」っていう、人生の問いを得たよ。最近、仕事に忙殺されていたから、大切なものを身の回りに集めて、もっと時間と場所を大切にして生きることについて、考えさせられたな。

村田:忙しいと、こういう時間がより一層染みるね。

細野:素敵なものに触れて、気持ちが浄化されたな。

村田:角栄商店街は、新しい人がどんどんお店をはじめている感じがいいね。

佐藤:私が来たときは、「38℃」さんだけだったんだけど、同時期にamistさんがやってきて、つまずく本屋 ホォルの深澤くんもやってきて。同世代の人たちのお店が少しずつ増えてきたよ。

藤田:引き寄せちゃったね。

村田:昔からあるお店も、現役で元気に営業しているのがいいよな。

佐藤:その入り乱れ具合がいいよね。

川でゆっくり時間を過ごし、ふたたびアトリエまで戻ってきたら、なんとアトリエ隣のテーブルに、冒頭で発見したぬいぐるみの手が!

誰かが拾って置いてくれたんでしょうか。やさしい。

角栄商店街、いいところでした。

本日の一コマ漫画

イラスト/藤田 泰実(落ちもん写真収集家)

心に残る霞ケ関(埼玉)の風景

村田のミカタ :『ご利用ください』と書かれた椅子が、民家の前に。優しさ。
藤田のミカタ:手作り感あるイラストとサビの腐食が犬の怨念みたいに見えてザワザワが止まらない

著者プロフィール

SABOTENS(さぼてんず)

2016年結成。「落ちもん写真収集家」の藤田 泰実(よっちゃん)と、「路上園芸学会」の村田 あやこ(あやちゃん)による路上観察ユニット。室外機やアロエ、選挙ポスターなど、組み合わせると路上あるあるな風景が作れる「家ンゲイはんこ」をはじめ、路上をテーマにしたグッズ制作や国内外での作品展を行う。

佐藤洋美(さとう・ひろみ)

福島県出身。多摩美術大学 造形表現学部卒業後、GRAPHに入社。北川一成に師事。現在デザインスタジオ 余地|yoti 主宰。
高校在学時、環境問題のポスターを制作中に自身が紙のゴミを出しているwことに矛盾を抱く。それがきっかけで、大学進学後、使われなくなった紙(私にとっては宝)などでコラージュの制作を開始。
GRAPH在籍中より「捨てられない印刷物」づくりに携わってきた一方で、現在は「捨てられた印刷物」も日々蒐集しながら、紙を駆使した手触りのあるデザインを提案。2014年より1点もののコラージュ時計ブランド Time Lag(https://timelag.jp)を開始。
最近は、表装と紙漉きに夢中。紙の循環をめざした制作を心がけています。

お知らせ  お散歩動画公開中!

SABOTENSちゃんねる」では、過去の「まちのミカタ」の取材中に撮影した動画を少しずつアップしています。ぜひお暇な時にでもご覧ください!

「まちのミカタ(新大久保編)」

●取材/SABOTENS
●執筆/村田 あやこ
●編集・お散歩見守り役/細野 由季恵

香りにも佇まいにも癒される私の幸せ時間 | りえさんのライフスタイルジャーニー #19

リノベーション事例

りえさんのリノベーション事例はこちら

香りにも佇まいにも癒される私の幸せ時間 | りえさんのライフスタイルジャーニー #19

こんにちは。梅雨が始まってしまいましたね…ジメジメシトシト。梅雨は本当に苦手です。
そんな時期の癒し、私は「香り」なんです。アロマオイルやアロマキャンドル、お香
どれにしようか悩みましたが、今回はこちら!

「Buly」のボディミルクです。
Bulyは、19世紀にフランスで産まれた薬局で香水や化粧品など全て天然素材で作られている商品が数多く並んでいたそう。そのブランド力に魅了され、現代に復刻されたお店。
基礎化粧品から、歯磨き粉、ハンドクリーム、キャンドルまで沢山のラインナップがありますが、どれもパッケージデザインが素敵過ぎます!

お店に行かれた方もいるかと思いますが、店内もこれまたパリの古い薬局を再現していて、本当に素敵なんです。

海外の製品で、香りもしっかりとあるのに、肌に優しい成分なのもまた嬉しい。私は特にボディミルクが好きで、ガルバナム、苔、パチュリがミックスされた香りが好みです。香りのラインナップも個性的です!
付けた時はしっかり香りますが、徐々にまろやかな香りになり、1時間後くらいにはほとんど香らないくらい。香水の苦手な方にオススメです(私もです)

そして購入すると、箱に自分の名前をカリグラフィーで書いたシールを貼ってくれます。もう箱も捨てられてませんよね!(笑)
プレゼントにも喜ばれるので、ハンドクリームなども良く購入します。

ポンプが付いていますが、店頭では素敵なキャップがついたスタイルで並んでいます。使い終わってもインテリアとして飾って置ける秀逸なデザイン。アロマキャンドルと化粧水を次は狙っています。もはやインテリア!
雨でジメジメな時期も好きな香りと、うっとりするデザインのボトルでご機嫌に過ごせたら…と思います♪

●ご紹介したアイテム

Buly
https://instagram.com/officine_universelle_buly

○ 2018 – 21.9 連載インテリアトリップ一覧はこちら

《暮らしにさり気なく彩りを  / アルコールインクアート&ハンドメイドアクセサリー pom.palam – 愛しいものたち 》

心の状態が現れる「アルコールインクアート」

レジン・ビーズアクセサリーなどさまざまな素材でアクセサリーをつくっている作家のpom.palamです。最近では、アルコールインクアートという技法も積極的に取り入れ作家活動をしています。

アルコールインクアートは、コロナ禍でおうち時間が長くなった昨今、偶然Instagramで見つけた海外アーティストの作品に衝撃を受け、無性に「これを描きたい!」と思ったのがアルコールインクアート作品つくりのきっかけでした。

アルコールインクアートをはじめて感じたことがあります。

アート作品に関しては、インクの色選びの時から自分の心の状態が素直に出ます。イライラしているときや落ち込んでいるときはダークな色を選びがち。反対に気分が良いときは無意識に明るい色を選んでしまうんです。

一方で、お客さまからオーダーをいただく際は、お好みの色やデザインのヒアリングをして、お客さまの笑顔を想像しながらベストなバランスを考えながら制作できます。

どちらの場合も描きはじめるとその色の重なり、滲み具合、そしてドライヤーの音に自然と心が落ち着いてきます。この自分自身の心が整うこと、そしてお客さま笑顔を思いながら描くことがアート作品を作るモチベーションになっていると感じています。

暮らしにさり気なく彩りを

部屋の片隅や玄関のちょっとした空間、テレビ横など……部屋に溶け込んだ小さな作品が置いてあるだけで気分が上がります。例えばその作品がレッスンやワークショップでご自身がつくられた作品だとしたらどうでしょう。朝起きたとき、帰宅したとき、目に入るたびに嬉しくなり、癒しになると思っています。

実際、私自身は美術系学校に通ったこともなく絵心も全くないのですが、アルコールインクアートは正解の無い自由なアートですので、小さい作品でも自分が制作した作品を見てちょっぴり幸せな気持ちになれます。

「さり気ない」とは「主張しすぎないこと」。お部屋に飾る作品の場合はその空間全体のニュアンスを意識して色を考えながらアルコールインクアートを制作しています。

アルコールインクアートのアクセサリーの場合も、1点ものとはいえあまり奇抜な色合いは避けファッションやヘアスタイルに溶け込むようなシンプルな色合いになるように考えています。「さり気なく」、お部屋に、ファッションに溶け込む……他の人から見てわからなくてもご自身がそれで少しでも癒されるなら心に「彩り」ができると思います。

心を豊かにしてくれる作品づくり

ワークショップに参加してくださるみなさまは、「考えていたより風の扱い方が難しくて思うように描けない」、「ちゃんと出来上がるのか不安」ほとんどの生徒さまはそんな言葉から始まります。

ですが、少しだけドライヤーの動かし方をお伝えするとすぐにコツをつかみ、皆さま無事に風とお友達になることができます。そうすると「楽しい!」「予想しなかった色が出てきます」「いつまでもやっていたくなる」「楽しくて止め時がわからない」とおっしゃいます。

また、おうちに持ち帰って実際に飾ってみると、まさにさり気なくインテリアとして映えるので「こんな素敵な感じになりました」「アクセサリーを置いて撮影するとおしゃれな感じで素敵です」と写真を送って頂くこともあります。

手仕事が苦手な方も得意の方もいらっしゃいますが、はじめから決めつけないで「とりあえずやってみましょう」とお声がけしています。もしかしたら自分が気づいていないだけで潜在意識の片隅では「無理ではないこと」なのかもしれませんから。

アート作品をつくること、アクセサリーをつくること。生徒さまにその魅力をお伝えすること。お客さまに作品を手に取って頂けること。お客さまが一瞬でも幸せな気分や笑顔になれたらいいなと思っています。私自身もその笑顔やお客さまのコメントが原動力でありモチベーションになっているのは間違いないです。

わたしにとって作品づくりは、自分の中でたくさんの「引き出し」をつくることです。そうすると、きっと心が豊かになるはず。今ある限られた時間の中でどうすれば負担なく自分のペースで作家活動ができるか。後悔しない人生を送るために、楽しい人生だったと思えるように作家活動が心を整える存在でありたいです

今後の活動としては、現在の不定期ワークショップのほかに定期的なオンラインレッスン、またネットショップのオープンを検討しています。アルコールインアートの作品やアクセサリーを出品していきたいです。

イベント・販売情報

①7/17(日)entrieにてワークショップ&販売会開催

場所:entrie times ebisu(東京都渋谷区恵比寿南1-11-12 The HONDA ARMS 101 号室)
日程:2022年7月17日(日)11:00~13:00 
詳細:ワークショップ、アクセサリー・雑貨販売会
申込:https://form.run/@hotmail-1649380558

︎②委託販売イベント

場所:Handmade Shop&Atelierノイチハ「父の日イベント」
日程:2022年6月8日(水)~6月19日(日)
詳細:アルコールインクアート、アゲート風レジンのインテリア雑貨を出品予定です。(委託販売)
URL:https://www.noichiha.com/

︎③ハンドメイド雑貨マルシェ

場所:所沢市民文化センターMUSE「第101回 手作り雑貨7月マーケット」
日程:22年7月23日(土)
主催:セルフィッシュハンズ様
詳細:アルコールインクアートのパネル作品、インテリア雑貨、およびレジンアクサセリーなど出品予定です(対面販売)
URL:Facebookページ

④委託販売先

︎「Handmade Shop&Atelierノイチハ(浅草)」
「素今歩ミカン店(下北沢)」
「15do(日野)」

SNS
Instagram 

「セージ」日々の芽 – 小さな喜びの芽を見つけ、育てる暮らし – #143


#143「セージ

こぼれ落ちる勇気は
地面に落ちて
セージの香りが漂う

野犬の群れを避け
二度と上がれぬ井戸を降り
辿り着く先はどこなのか
天に与えられた才能は
砂の中に埋もれたまま
芽を出すこともない

同じものを見ているのに
同じものを見ていない人たちと
いつまで一緒にいるのか

ハンドパンの音の響き
飛び跳ねる大事なものを
追いかけて振り返ると
もうそこは完全な空白

mayamoon暮らしのエッセンス
「セージ」

ソーセージの語源になったとも言われているセージ。
抗菌作用、風邪予防、鎮静作用があり免疫力を高めるハーブです。
ヨーロッパではセージが育つ家には病人がでないとも言われています。

【オンラインコミュニティ「ノートと種まき」】

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

「stand.fm」でラジオをはじめました!

HSPに関すること、人生にとって大切なこと、おすすめの本などの紹介をしています。

mayamoon YOUTUBEチャンネル開始!

チャンネル登録お待ちしています♫ また、YouTubeをはじめた理由をInstagramで公開しております。ぜひご覧ください!

「応援したいのはリノベーションの後の生活。その途中で終わるなんて考えられない 」澤 雄太 | エントリエ 社員インタビュー vol.03

エントリエで働く社員たちへのインタビューをお届けします。仕事内容や業界への想い、エントリエで大切にしていることなどを語ってもらいました。

PROFILE

設計営業
澤 雄太(さわ・ゆうた)

神奈川県出身の1987年生まれ。東海大学工学部建築学科卒業。一人ひとりのお客さまを大切に、住まいづくりのお手伝いしたいと考えホームテック株式会社に新卒入社、現在のエントリエ事業部に在籍。

詳しいプロフィールや施工事例はこちらから>>

――エントリエで担当している業務を教えてください。

澤:リノベーションの設計・営業・積算・施工を担当しています。お客さまのお話をお伺いしてプランなどのご提案をしたり、仕様のお打合せをしたり、工事管理まで……最初から最後まで窓口としてそしてお客さまの代弁者としてずっと一緒にいる人です(笑)。

――あなたが今の会社を選んだ理由を教えてください。

澤:社内の人柄と最初から最後までお客さまに寄り添えそうと思ったからです。僕のベースは「人が好き」ということ。だから、その人を応援したくなります。

リノベーションが好きなのでそれを手段として応援する道を選びましたが、多くの会社は営業・設計・施工が分業になっています。僕はどうもそれがしっくりこなかった。だって僕が応援したいのはリノベーションの後の生活なんだから、その途中で終わるなんて考えられなかったんです。

でもエントリエはそんな僕のわがままも許してくれるので助かってます(笑)。そして同じような想いの人が多いのでそんな環境で働きたいなという思いからエントリエを選びました。

――澤さんにとってのリノベーション業の醍醐味を教えてください!

澤:たくさんの素敵な人と出会えることです。先述では偉そうなことを言いましたが、この仕事は一人では決してできません。素敵なお客さま、素敵な同僚、素敵な職人さんなどなど色んな人達が助け合って成り立つものです。

みんなで一つの方向に向かって頑張っていくのって、楽しいです。そしてリノベーションをした後に実際に住まわれてからのお話を聞いたり笑顔を見れたりすると本当に魅力的な仕事をさせて頂いているなと実感できます。

――澤さんが感じている、エントリエのすごいところについて教えてください

澤:お客さまが応援してくれます。イベントを開催してくださったり、モデルルームインテリアを考えて下さったり、リノベーションを検討しているお客さまに実際にお家を紹介してくださったり、お客さまを紹介してくれたりします。僕らももっともっと応援したくなって頑張ります。そんなお客さまに恵まれているのは、すごい自慢です。

――エントリエの変わっていると感じていることを教えてください。

澤:コレっていう言語化されたものが無い事かなと思います。リノベーション会社さんの特徴として出てくるのは自然素材、断熱性、耐震性、デザイン力……そのどれもが大切な要素だと思うのですがそのどれにも絞っていない。

お客さまに寄り添って考えてると毎回違うものが出来上がってくるから仕方がないのかなって思います。皆さんが口をそろえて言って下さるのは「なんかイイ」。このフワフワっとした感じって変わってると思います。

――最後に、会社の雰囲気を教えてください。

澤:とてもやさしい空気が流れていると思います。誰と会ってもフワフワっと包まれたような感覚になります。これは体感してみてもらいたいです(笑)。

――ありがとうございました!

【採用情報】一緒に働くスタッフを募集しています

家づくりは、人が一生のうちに数回するかしないかのイベントです。エントリエでは現在その体験をお客さまと一緒に楽しみ、形にできるメンバーを募集しています。

エントリエのコンセプトに共感いただける方、お待ちしております!

 

《好きな色を重ねる、個性の塊  / カラーサンドアーティスト spoon – 愛しいものたち 》

好きな色を重ねる、個性の塊

カラーサンドアートとの出会いは、まだ第2子の誕生から間もない頃。テレビで初めてカラーサンドアートの存在を知り、その後受けた体験レッスンで小さくても一つの作品を完成させたという達成感が、知らず知らずのうちに抱えていたストレスを発散させてくれました。

家事、育児には明確な終わりがなく、とくに子どもが小さいうちはすべての行動が子ども主体になってくるので、掃除機や洗い物一つとっても自分のペースではできない……。そんな不完全燃焼の繰り返しをモノづくりは癒してくれると知りました。

現在は、「誰かの笑顔につながるモノづくり」をモットーに制作しています。贈る側も贈られる側も笑顔になれるよう、カウンセリングは丁寧に、そして作品が完成したその後を思い描いて制作します。

この活動は、私という一人の人間の軸のような存在です。作品が完成したときの達成感やお客さまの思いを引き受けて制作するオーダーは、ご注文者さまとお受取人さまからいただく喜びのお声が何よりも嬉しいです。

花束を贈るように身近な存在になってほしい

スプーンが持てるお子さまから大人の方まで楽しんでいただけるワークショップも開催しています。

はじめは、難しそうと感じられるかたでもカラフルな砂を前に「色選びから楽しい!」と皆さま仰います。そして、好きな色を好きなように重ねたカラーサンドアートは個性の塊なので、とても愛おしそうにされます。自然な色の重なりが鮮やかな模様になるので、「可愛くできた!」と喜んで頂いています。

そんなワークショップでは日々の暮らしに癒しと彩りを、そして私自身が作品づくりを担うオーダー制作ではご注文者さまの想いの代弁者だと思っています。

まだまだご存じない方も多いカラーサンドアートですが、誰かに想いを伝えるときに花束を贈るようにカラーサンドアートを贈る。それくらい沢山の方にとって身近な存在になっていけたら……と思っています。

イベント・販売情報

①《6/12(日)開催》spoonさんがエントリエでカラーサンドアート ワークショップイベントを行います

詳細はこちら

②8月にはカラーサンドアートの展示会が開催されます。

またワークショップやイベントなどの予定がありますので、Instagramで随時お知らせしてまいります。ぜひチェックして下さい!

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