間取りを決めるポイントをマナブ – リノベをマナブ。 #40

リノベーションをしたいけれど、わからないことがたくさん……そんなみなさまに向け、entrieがリノベーションの基礎知識をお伝えするコーナー「リノベをマナブ」。 

リノベーションを検討しはじめた際に、気になるのが間取り。どんな間取りにすればいいんだろう、そもそも間取り変更ってどこまでできるの?など間取りを決める際にお悩みの方いらっしゃいませんか?そんなお悩みの解決のヒントになるポイントやコツをご紹介いします。まずは、実例をもとにどのような間取り変更があるのかをみていきましょう。

実例でみる間取り変更リノベーション

仕切りをなくして大きな1部屋に

《アイランドキッチンが家族の絆をUP | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY ♯9

隣接する部屋の間仕切りを除去し、1つの大きな部屋をつくりだすリノベーションです。こちらは、リビング横の和室の壁や間仕切りを取り払い、広々としたリビングを実現させています。リビングが広くなることで、解放感たっぷりの明るい空間が生まれました。

また、このリノベーション例とは逆に、間仕切りを入れて部屋を2つに分ける間取り変更も人気があります。子どもが成長してそれぞれの部屋を持ちたいというときによく用いられるリノベーションです。その際、間仕切りをパーテーションや、引き戸にしておくことで、後々、1つの広い空間にしたいと思ったときに対応がしやすくなります。

壁付けキッチンを対面キッチンに

《ようこそ美術館へ! おもてなし心たっぷりの、廊下がギャラリーのお家 | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #25

キッチンの間取りを変更するリノベーションは、家族とのコミュニケーションをとりやすい対面式が人気です。壁付けキッチンを対面キッチンに変更することで、キッチンの周りに家族が集まり、家族みんなのお気に入りの空間に仕上がります。

パントリーの設置

《憧れのリゾートホテルをイメージ。「好きなもの」があふれたおうち| リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY ♯15

パントリーとは、キッチンに隣接して設置されている収納スペースのことです。食料品や飲料などをストックに便利で、リビングのスペースを少し削ってでも叶えたいという方も多くいらっしゃいます。このスペースがあることで、ごちゃつきがちなキッチンをすっきり保つことができ、気持ちにゆとりが生まれます。

間取り変更 成功のポイント

間取りを決める際に、どのような点に注意して決めればいいのでしょうか。成功のためのポイントをおさえて、満足度の高いリノベーションを実現させましょう。

今ある希望・不満を整理する

ご家族で今感じている小さい不満・希望をだしあってみましょう。例えば、もっと明るいリビングにしたい、作業スペースが欲しい、収納がもっとたくさん欲しいなどです。今の住宅の不便な点、もうちょっとこうだったらいいのに…そんな小さな1つ1つの積み重ねが、いい間取り作りのヒントになります。

家事動線・生活動線を考える

部屋の数や広さだけでなく、家事動線・生活動線を考えて間取りを決めることも重要です。せっかくリノベーションをしても暮らしづらさが残っては意味がありません。家事動線は、家事が楽になるための動線です。日々の家事の流れを意識し、スムーズに移動できるように、移動時間が短縮できるように考えた間取りにすることで日々の生活にゆとりがうまれます。また、生活のための動線を考えることで家族みんなが暮らしやすい家に仕上げることができます。

事前にリノベーション可能範囲の確認を

住宅によっては、希望の間取り変更のリノベーションができない可能性があります。構造上どうしても撤去することができない壁や柱がある場合です。また、マンションの場合は、リノベーションが行えるのは専有部分のみとなります。管理規約に従う必要があるため、どこまで間取りの変更が可能なのかを事前に確認しましょう。

最後に

《オープンな間取りで三世代が快適に暮らせる住まい | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #30

間取り変更リノベーションは、元の住宅をより快適に、より家族にあった住まいに生まれ変わらせることができます。間取り変更をご検討の方は、ぜひご相談ください。エントリエでは、様々な観点からご家族にぴったりの間取りについてアドバイスをさせていただきます。ライフスタイルの変化に合わせて、ご自宅のリノベーションを検討してみてはいかがでしょうか。

 

アートで潤す、冬の部屋 | りえさんのライフスタイルジャーニー #9

リノベーション事例

りえさんのリノベーション事例はこちら

アートで潤す、冬の部屋 | りえさんのライフスタイルジャーニー #9

こんにちは。大寒が過ぎ、一年で1番寒くて厳しいシーズン到来ですね(大袈裟)。

家が好きな私はますます篭りがちで、本当に外に出たくありません…..そんな今回は、最近ぐっと身近に感じるアートの存在。無くても生きていけるけれど、あると心がグッと潤う。アートの存在を、そんな風に感じます。
我が家のアートも少しずつ、少しずつ、増えていますのでご紹介させて頂きます。


私の可愛い子供達です♪

こちらの2枚は大好きなお店、archwayさんで。

インスタグラムに投稿されているのを見つけて、その場でメッセージしました。アーティストさんが描かれた独特のタッチのアートにヴィンテージのフレームがたまりません! 見るだけで温かい気持ちになります。

そしてこちらはIDEEで買った山瀬まゆみさんのアート。細胞分裂などをモチーフにしたという抽象的なアートに一目惚れし、リビングのメインのアートとしてお迎えしました。

そして、こちらも大好きなお店piliさんで購入した海外のアーティストの方のカレンダー。私はカレンダーもアートだと思っていて、イメージぴったりの物が見つかるまで根気良く探します。意外と見る物なので、妥協して選ばないようにしています。

そしてこちらの陶板。2点とも西田洋子さんの作品。西田さんの作品は、色味は落ち付いていても、主張はしっかりとしていて、かつ空間に馴染む…という独特の存在感があります。


紙に書かれたアート意外の魅力を初めて知った作品です。花器もこれまた素敵で集めたい‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎

どれだけ壁があっても足りない我が家(笑)。
これからもアートを探す長い旅はまだまだ続きます!

○ 2018 – 21.9 連載インテリアトリップ一覧はこちら

ペットリノベーションの基本をマナブ – リノベをマナブ。 #39

リノベーションをしたいけれど、わからないことがたくさん……そんなみなさまに向け、entrieがリノベーションの基礎知識をお伝えするコーナー「リノベをマナブ」。 

リノベをマナブ。 #39
ペットリノベーションの基本をマナブ

《長い廊下とフレームキッチンが特徴のDIYアイデアいっぱいのお家 | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #14より

ペットは大切な家族の一員。そんなペットと室内で一緒に暮らすために、ペットリノベーションでペットや人に優しい住宅を叶えてみてはいかがでしょうか。今回は、ペットとして飼われている方が多い、犬・猫に対応したリノベーションについてご紹介します。

ペットリノベーションの必要性

近年、ペット飼育が可能なマンションが増えてきました。それに伴い、室内で飼われる猫や犬が増えている傾向にあります。ペットと一緒にいる時間が長くなり、コミュニケーションが深くなる中で、ペットも家族の一員として認識されています。そんな家族の一員が快適に、安全に暮らすことができるような住宅を叶えるリノベーションの需要が高くなってきています。

ペットと飼い主、双方がストレスなく、快適に過ごす空間にするためにはどのようなリノベーションがあるのでしょうか。ペットリフォーム・リノベーションのアイディアをご紹介します。

ペットリフォーム・リノベーションのアイディア│安心な床への変更

《広々とした中古マンション。空間を余すところなく使った理想のリノベーション | 施工事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #31より

一般的なフローリングなどのかたい床は、滑りやすくペットの足腰に負担がかかってしまいます。また、滑って思うように動けないことでペットにもストレスがかかります。このような危険を避けるためにも、滑りにくく、キズや汚れに強いペット対応の床材に変更することをお勧めします。床材を変更することで、ペットものびのびと動き回ることができ、ケガの防止、ストレスの緩和につながります。

ペットリフォーム・リノベーションのアイディア│壁材の変更

壁を引っかいたり、かじったりすることで、傷がつきやすい壁。傷に強い壁材に変更することで、傷がつきづらく、ついたとしても目立ちづらくなります。また、消臭・調湿効果のある壁材に変更することで、気になるペットの臭いの悩みも解消されます。

ペットリフォーム・リノベーションのアイディア│ペット用ドア

《奥さまの家事が楽になる導線を。キッチンを中心に家族の笑顔が溢れるお家 | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #21 より

ペットが自由にリビングに出入りできるように、ドアにペット用ドアを設置することもおすすめです。ドアを閉めたままでもペット用のドアから出入りができ、ペットも飼い主もストレスフリーで過ごせます。また、ドアの開けっ放しも防げるため、冷暖房の効果をそのまま保つことができます。

ペットリノベーションのアイディア│お気に入りの居場所をつくる

《築古のマンションリノベーションで、より安心して住めるお家に | 施工事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #32より

家族の集まるリビングにペット専用のスペースをつくってあげましょう。ご飯を食べたり、くつろいだりできる自分の居場所があることで、落ち着いた時間を過ごすことができます。リノベーション時に、あらかじめペットのスペースを意識して間取りを決定することで、ペットの大きさにあった最適なスペースを確保することができます。自分のスペースで、落ち着いた時間を過ごすことで、しつけがしやすくなった、穏やかな性格になったとの声も多くあがっています。

まとめ

エントリエでは、ペットと暮らすペットリノベーションの施工の実績も多数あります。また、動物が大好きな建築士 澤 雄太(さわ・ゆうた)は、ペットのいるご家族のお家のリノベーションを得意としています。

どんなペットも、その子ごとに習性やクセは異なります。それぞれのペットとご家族にあったリノベーションのご提案をさせていただきます。大切な家族の一員のペット。ペットと一緒にどのような暮らしがしたいか、想像してみてはいかがでしょうか。

 

《手づくりのぬくもりは、ハンドメイドの特権 /マクラメ作家 Made in Ayk.– 愛しいものたち 》

手づくりのぬくもりは、ハンドメイドの特権

マクラメ雑貨や小物を制作している、Made in Ayk.(メイド イン アヤカ)です。

植物を置きたいけれども小さな子どもが触ってしまうので飾れない……そんな時に「プラントハンガー」を知り、簡単なものをつくってみたことがきっかけでハマり、色々な作品を作るようになりました。手元にある糸たちと向き合い、どの組み合わせの色合いがいいか、デザインはつくりはじめてからその時々の気持ちで考えていくことが多いです。

私が作品づくりで大切にしていることは、あたたかみがでるようにすること。手づくりならではのぬくもりは、ハンドメイドの特権だと思っています。そして、オーダーを頂き作成することが多いので、その方のインテリアがどのようなテイストなのか、などを事前にお伺いしてイメージに合う作品を作ることを大切にしています。飾る場所に合うものにするためにどの紐で、どの太さで、どのデザインにすれば合うのか、など考えている時間がとても楽しいです。あとはやはり、完成した瞬間も!

幸せの時間となった、ハンドメイドの制作

これまでつくったなかで、一番思い入れのある作品は初めてつくった大きめのタペストリーです。ひたすら好きな色を入れ、思うがままにつくりました。当初は「失敗したかなぁ」と思いましたが、時間が経った今、人気の作品になっています。私も自身もとても好きで思い入れのある作品です。

制作を始めてからは、まだ1年未満。ハンドメイドを始めてから毎日がとても充実していて、幸せです。その時から暖かい色味、温もりのある作品を作りたいという気持ちは変わりません。そしてマクラメは、今となっては生活になくてはならないものとなりました。こだわりのオーガニックコットンの糸や紐に触っている時間はとても癒しの時間です。

作品を気に入り、お迎えしてくださった方がやさしくあたかい気持ちになってくれたらとても嬉しいです。今後も色々なイベントやマルシェに参加したり、いつかはワークショップを開けたらいいなという願望があります。

マクラメ作家 Made in Ayk.

【Instagram】https://www.instagram.com/made_in_ayk/
【WEB】https://ayktmy112.base.shop/

 

entrie 編集部日記 Vol.7 つながる「輪っか」のサプライズ

ひとつのリノベーションが終わるまでには、さまざまなひととひとが思いを寄せ合う時間や場が何度もあります。私たちはその出会いや体験のすべてが「住まいづくり」につながっていくのだと感じています。「entrie 編集部日記」では、リノベーションやマガジンに関わってくださるみなさまとの間に生まれたできごとを綴ります。

entrie 編集部日記
Vol.7 つながる「輪っか」のサプライズ

エントリエが大切にしているもののひとつに「つながる」という想いがあります。

家族のようにお互いを思い合える、それはお客さまとスタッフ以上の関係であること。
WEBマガジンではインタビュイーとインタビュアーで終わらず、長い人生のなかで活動を応援しあえる関係であること。

形はさまざまですが、エントリエでの出逢いやご縁がずっとつづいていくものであると良い、そう感じています。

さて、今回編集部日記のお話は昨年11月に遡ります。2021年11月で1周年を迎えたentrie times ebisuに、わたしたちの思いを形にしてくださったあるプレゼントをいただきました。

▷箱いっぱいの輪っか!

折り紙で作られた輪っかには、エントリエのコンセプトである「7つのマインド」が!

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OTO OTO®︎(@otooto.hoi)がシェアした投稿

〝輪っかが繋がるよう色んな人や想いや縁が繋がっていく〟(otootoさんInstagramより引用)

こちらの作品の作者であるotootoさんとエントリエの出会いは3年以上前。

あるハンドメイドマーケットでエイミーこと鈴木栄弥(すずき・えみ)がブースに立ち寄ったことがきっかけ。エイミーズトークに出ていただいたり、entrie times ebisuでのイベント開催したりなど行なってきました。こんなに長い付き合いですが、リノベーションのお客さまという関係性ではないのも不思議だなと感じています(笑)。

心のこもった、世界にひとつだけの素敵なプレゼント、本当にありがとうございました。

entrie times ebisuの入り口に飾ってあるので、ご来店の際はぜひご覧ください!

*作家さん情報OTO OTO
【minne】 http://minne.com/otooto-hoi
【instagram】 https://www.instagram.com/otooto.hoi/
【twitter】 https://twitter.com/otooto_hoi

1月12日(水) サーバーメンテナンスのお知らせ

本日1月12日(水)13:00-17:00間、サーバーメンテナンスを行なった関係で一時的にサイトにアクセスしづらい状況がございました。ご不便をおかけいたしまして、大変申し訳ございません。皆さまにお詫び申し上げます。

sevens room | SEVEN’s ROOM #1

新しい部屋、新しい間取りってワクワクしますよね!

一度リセットしてまた新しく空間を作る楽しさ。好きを詰め込んでいく時間はどれだけあっても足りないです。

そして好きな物に囲まれる生活って楽しい!

自分がリラックスして過ごせる空間作りができると、おうち時間がHAPPYに過ごせると思います。

ここでは私、セブンが6畳1Kの賃貸という限られた空から間の中でどんな風にインテリアをセレクトして過ごしているか、ちょっとしたこだわりと工夫をお伝えしていきます。

インテリアのテーマは“北欧ナチュラル”。

あまり広い空間ではないので、明るく楽しい部屋にしたい!と思ったのがきっかけです。

そして、映画で魅了された北欧風の暖かみのあるインテリア雑貨を取り入れています。

ムーミンも所々に……(笑)

みなさんはどんな空間が好きですか?

新年、蒸される体と心でリフレッシュ | りえさんのライフスタイルジャーニー #8

女性の身体と心を考えたお食事の提案やインテリアコーディネーター、コラムニストなど豊富な肩書きで活躍するりえさんによるコラム「りえさんのライフスタイルジャーニー」。暮らしのテンションがちょっぴり上がるような“なくても生きてはいけるけど、自分にとって必要なアイテム”をご紹介していただきます。明日の自分のご機嫌を取るために。モヤモヤしても、すぐ元気になるために。ご自身の本音と丁寧に向き合うりえさんのライフスタイルをのぞいてみましょう!

りえさんのリノベーション事例はこちらリノベーション事例

新年、蒸される体と心でリフレッシュ | りえさんのライフスタイルジャーニー #8

皆さまあけましておめでとう御座います! 年明けから大雪に見舞われながらの幕開けですが、皆さまお怪我など大丈夫でしょうか?

私もなんとか下の娘を保育園に連れて行く事が出来て一安心の新年でした。

さて、今年1回目の記事は、「蒸される心と体」のお話です。???と思った方が大半ですよね。お正月、重くなった身体をリフレッシュするべく、冷えを改善すべくほぼ毎月通っている、進化版よもぎ蒸しの「ビオスチーム」に行って参りました!

祐天寺にあるサロン to more meさん。「もっと自分を愛する!」をテーマに、ついつい後回しにしがちな自分のケアに目を向けて、癒しの時間を過ごせる、オーナーともみさんの愛が詰まった場所です! よもぎ蒸しは皆さんお聞きした事あるかと思うのですが、その進化版であるビオスチームというものが体験できるサロンで、他にもフェイシャルやメイクアップのアドバイスコースなどが受けられます。

私も定期的に通っています。「天国への階段」と呼ぶ階段を登ると(笑)サロンがあります。

サロンの中もそれは素敵……

カーテンで仕切られた空間にはよもぎ蒸しの時に使うような椅子があり、中には発酵菌を纏った野草達がグツグツ……

よもぎ蒸しとの大きな違いはこの発酵菌で、蒸される事により、全身にこの菌が入ってゆきます。

終わった後の温まり感は半端ないです。

温泉に入ったような……

婦人科系のトラブルを始め、病名は付かない不調やメンタルの不調など、女性には本当に万能薬のようなビオスチームだと感じます。

椅子も金属を一切使わず、国産檜で作られたこだわりの椅子! 何から何までオーナーのともみさんの気配りとこだわりが詰まっております。

いつもとびきりの笑顔で迎えてくれるともみさん。

2児のママでありながら、太陽のようなパワフルさにきっと皆さん癒されて、パワーをもらっているような気がします。私もその1人。


この発酵菌を纏った野草達が経皮吸収で体内に入ってくれる事により、自分も菌の一部に‼︎ なったような気がします(笑)。いや、なっているはず。

疲れてヨレヨレな時こそ私は効果を強く感じます! 新年や何か始める時、自分ごと蒸されて癒されて、文字通り「ご自愛」する事で、何か生み出せる予感がしています(笑)。大人気でご新規の方はなかなか予約が取りづらいそうなんですが、SNSにご新規の方募集投稿もありますので、こまめにチェックしてみて下さい!

では、今年もどうぞ宜しくお願い致します!

○ご紹介したサロン to more me
【Instagram】https://instagram.com/tomoreme_spa_studio


○ 2018 – 21.9 連載インテリアトリップ一覧はこちら

▪︎阿部 梨絵 / Rie ABE

ホームページ http://salongreen.net/

家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定
 「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケア
 エクササイズ ティーチャートレーニングコース終了

ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

《毎月更新》2022年1月 ラベンダー師匠の直感 アタルかもしれない占い

月に一度のお楽しみ! オラクルカードやタロット、九星をベースにしたスピリチュアルカウンセラー ラベンダー師匠の直感 当たるかもしれない占い
“占いをしても、答えは常に自分の中にある”そんなメッセージを伝えている師匠から、2022年1月「あなたらしく生きる」ためヒントを頂きましょう!

6枚のアイテムの中から、直感で選んだアイテムをクリック。今月のメッセージをチェックしよう!


MILKを選んだあなたへ

『土台を整える

今月MILKを選んだあなたへ、「狙い」、「その通り」、「土台」、「エネルギー」というキーワードが降ってきました。なにか心に届いたものはありますか?

改めまして、あけましておめでとうございます! 新年早々、この占いを読んでくださって本当に感謝します。

さて、2022年最初のメッセージは、「土台を整えて」です。土台という言葉から、あなたはなにを連想しましたか?

全ての土台となる身体、家の土台となる基礎部分、はたまた、お仕事の土台となる道具類などでしょうか。

あなたの脳裏に浮かんだその「土台」を、今月は努めて整えてみてください。といいますのも、どうやらこれからのあなたは、狙っていた物事が案外スイスイと順調に進むような気配がしているのです。

これまでと同じようなペースでゆっくり進むと思っていたら大間違い。

あまりにもスピーディーに進んでしまって、日々の生活が置き去りにされてしまう、というような状況に陥らないためにも、ぜひ、今の段階から、土台を整えておきましょう。

年始にあたり、多くの人が新年の抱負について思いをはせるタイミングだと思います。ぜひあなたの新年の抱負にも、この「土台」についての目標を一つ加えてみてください。

今年もあなたにとって、良い一年となりますように。


JOKERを選んだあなたへ

『報われる

今月JOKERを選んだあなたへ、「友人」、「キャリアチェンジ」、「心からの言葉」、「タイミング」というキーワードが降ってきました。心に響くものはありますか?

改めまして、あけましておめでとうございます! 新年早々、この占いを読んでくださって本当に感謝します。

今回あなたには、とても多くのメッセージが降ってきまして、なんだか多方面で忙しない雰囲気すら感じます。せっかくなので、新年早々降ってきたメッセージをそのまま割愛せずお伝えすることにしますね。

まず恋愛面についてメッセージを欲していらっしゃるあなた。友人とのお付き合いを大事にしてみてください。このような世界情勢ですし、なかなか人と戯れるのは気がすすまないかもしれません。

気候も寒い時期です。きっと一人でおうちでNetfixでも見ているほうが楽ですよね。ですが、どうやらその友人とのご縁が、あなたに春をもたらしてくれそうな雰囲気があります。

無理にとは言いませんが、なにか気が向いた集まりなどありましたら、ぜひ顔を出してみてください。ご縁がご縁を呼んでくれるかもしれませんよ!

それから、恋愛以外の全般的なメッセージですが、これまであなたが背負ってきた重荷をおろすことができそうです。お仕事や人間関係など、なにかしら、あなたの心に重くのしかかっていた問題がおありでしょうか。

近々、その件についてちゃんと気持ちよく区切りをつけられる機会が訪れそうな気配です。そのように、終わりがくる、と言われてみると、「これが最後なら、しっかりやっておくか」という気持ちになるかもしれませんね。もう安心できるところまで物事は進んでいそうですので、最後のひとふんばりで、区切りをつけてみてください。

新しい年の始まりです。次はどんなことに挑戦したいですか? あなたはもう、次の楽しみに気持ちを向けても良さそうですよ!


DOORを選んだあなたへ

『会いたい人


今月DOORを選んだあなたへ、「旅」、「招集」、「資金」、「明るい」、「お相手」というキーワードが降ってきました。なにか心に響くものはありますか?

改めまして、あけましておめでとうございます! 新年早々、この占いを読んでくださって本当に感謝します。

2022年、あなたへの最初のアドバイスは、「会いたい人に会いに行きましょう」です。

まず、今月のあなたには、とてもめでたいキーワードがたくさん出てきたことをお伝えしたいです。「始め良ければ終わり良し」の気配がプンプンします。幸先いいですね!

もし現在あなたが、「そういえばあの人に会いたいな~」と思う方がいらっしゃるようでしたら、ぜひお時間を作って、会いに行ってください。

会いたいと思っているのは、あなたのほうだけではないようですよ。

普段なら、「でも時間が……」「でもお金が……」と尻込みしてしまうような方でさえ、今月はなにかサポートを得て、会いに行くことが叶いそうなのです。

さぁ、あなたの脳裏に浮かんだお相手は、どなたですか? 突撃訪問するのも面白いですが、まずは新年のご挨拶も兼ねて、その方に御連絡をしてみませんか?

長らく話していなかったお相手だったとしても、きっと温かい時間を共有できることでしょう。今年も一年、いい年にしましょうね!


ROJOU ENGEIを選んだあなたへ

『前を向く』

今月路上園芸を選んだあなたへ、「恋愛」、「過去を手放す」、「解放」、「少しずつ」というキーワードが降ってきました。心当たりはありますか?

改めまして、あけましておめでとうございます! 新年早々、この占いを読んでくださって本当に感謝します。

2022年一発目、路上園芸を選んだあなたへのメッセージは、「前に進もう」です。

まず最初にお伝えしておきたいのですが、今回路上園芸を選んだ方には、恋愛色の非常に強いメッセージが降りてきています。もし恋愛に関するメッセージにお心当たりのない方がいらっしゃいましたら、他の選択肢を選びなおしていただいたほうが良いかもしれません。

と、前置きをしたところで、本題に入りますね。今回降りてきたメッセージから察するに、現在あなたは、過去にとらわれているように見えました。

ひょっとすると、すでにお別れした相手のことが忘れられなかったり、昔ご自身が犯した過ちを、ずっと後悔しつづけていたりしていらっしゃるのでしょうか。そうだとすると、もう前に進んでいいタイミングが来ているようですよ。

「そう簡単に言うけどね」と思ったあなた。吉報です。次に訪れるチャンスやお相手が、あなたを案外すんなり過去から解放してくれるようなのです。

いいですね、素敵なお相手や、お仕事のチャンスが訪れるのでしょうか。

人って、悲しみや怒りなど、あまり欲しくない感情をずっと心に抱き続けていると、目の前に最高のチャンスが訪れても、掴み損ねてしまうんです。

より良いものを手にするためには、まずあなたがずっと抱えている、その古い感情や思い出を手放しましょう。そして、次にやってくる、より良いものへの期待で胸をワクワクさせて待っていてください。

大丈夫。2022年は今始まったばかりです。

今年もたくさんの良いことが、あなたに訪れますように。


TANUKIを選んだあなたへ

『今はつらくても

今月たぬきを選んだあなたへ、「二者択一」、「休暇」、「癒し」、「数か月」というキーワードが降ってきました。心当たりのあるものはありますか?

改めまして、あけましておめでとうございます! 新年早々、この占いを読んでくださって本当に感謝します。2022年最初のメッセージは、「今はつらくても、これから良くなる」です。

包み隠さずお伝えしますが、あなたへ降りてきた最初のキーワードは、「二者択一」というものでした。新年早々、あなたは何か一つを選ばなくてはならない局面、しかも、多少辛い選択に出会うのかもしれません。

しかし、ちゃんと救いは訪れますのでご安心を。その選択の後には、癒しや救いの兆しも一緒に出ています。

選択する瞬間は辛いとしても、その後ずっと心の中に引きずるようなことにはならなさそうですから、勇気をもって、最善の選択をしてくださいね。大丈夫です。ご自身の直感に従ってください。

そのような大事な局面での選択に迷わないために、日頃から直感を鍛える練習をしてみると良いですよ!直感の練習はとても簡単です。

日々の何気ないシーンで、意識して物事を選択してみてください。

「ランチは何を食べたい?そもそも、今食べたい?」
「週末は何したい?誰と過ごしたい?」
など、私たちは日頃からじつにたくさんの選択をしています。

選択する際、外的状況から判断するのではなく、あなたの気持ちを最優先して、心の声に耳を傾けてください。それが直感に従うということです。しばらく練習を続けていると、きっと、ご自身の選択に、迷いなく、自信を持てるようになりますから。

今年もあなたにとって良い一年になりますように!


OOMORI CHAHANを選んだあなたへ

『周囲との調和』

今月大盛りチャーハンを選んだあなたへ、「ソウルメイト」、「環境」、「指導的立場」、「パーフェクト」というキーワードが降ってきました。心に響くものはありますか?

改めまして、あけましておめでとうございます!新年早々、この占いを読んでくださって本当に感謝します。

2022年、あなたへの最初のメッセージは「ひとりで頑張らなくていい」です。

今回出てきたキーワードからお察しするに、ここのところあなたは、誰かを指導する立場にいらっしゃったり、なにかを管理する作業にかかわっていらっしゃったのでしょうか。

そのような、一人で全ての責任を負わなければならないような事柄は、もう背負わなくてもよさそうな雰囲気を感じます。と言いましても、管理職を辞めろ、とか、ご家庭を放棄しろ、などと言っているのではありません。どうやらあなたの周りの方々が、一緒にその重荷を背負ってくれるようなのです。

映画『イミテーションゲーム: エニグマと天才数学者の秘密』の中に、主人公の天才数学者が、周りから孤立して一人で大仕事を成し遂げようとするシーンがあります。

そこで、よき理解者である友人が、「あなたがどんなに優秀でもエニグマ(という暗号機械)はその上を行く。本気でパズルを解くには、みんなの協力が必要よ」とアドバイスします。

これです。一人でどれだけ頑張っても成し遂げられないことを、チームだったら成し遂げられる、ということが世の中には多々あります。

今月のあなたには、周囲と調和して、支援してもらいつつ、一緒になにかを成し遂げる、ということを心に留めておいていただきたいです。

大丈夫。今年もきっと、いい一年になりますよ!皆と手を携えて、スタートしましょう。


■ Design by エムラヤスコ

ラベンダー師匠(Lavender field)

ラベンダー師匠(a.k.a Lavender Field)

note : https://note.com/at_field_

スピリチュアルカウンセラー。オラクル、タロット、ルノルマンなどのカードリーディングおよび心理学を使用。一般的な統計学の枠にハマらないオーダーメイドのスピリチュアルカウンセリングで、クライアントの望む未来を実現する手伝いをしている。「未来とは自分で創るもの」が口癖。ときに辛口だけど、優しく人生に伴走してくれる「ラベンダー師匠」と親しまれているが、いつもは『Lavender Field(ラベンダー・フィールド)』として占いに従事。

ラベンダー師匠の個人セッションに申込む

2022年 新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます!
みなさまにとって楽しく、幸せあふれる1年になりますように。

皆さまお役に立てますようエントリエスタッフ一同
頑張ってまいります!

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

エントリエは2022年1月6日(木)までの間、
お休みをいただいております*

なお、休業期間中も「お問合せ」フォームよりご連絡いただけますが、
返信は1月7日(金)以降の対応となります。

お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

「資料請求・お問合せ」はこちら

令和4年 元旦

《年末年始休業のお知らせ》2021年12月29日~2020年1月6日

営業・お問い合わせにつきまして、
年末年始の休業を下記の通りとさせていただきます。

2021年12月29日(水)~2020年1月6日(木)

なお、休業期間中も「お問合せ」フォームよりご連絡いただけますが、
返信は1月7日(金)以降の対応となります。

お客さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

「資料請求・お問合せ」はこちら

《細部のデザインが光る、アメリカンヴィンテージテイストのお家 | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #33

もともと海外の文化からリノベーションの良さを感じていらっしゃったMさまご家族。ご希望のリノベーションが叶う中古物件を見つけ、エントリエの元を尋ねてきて下さいました。確実にご夫婦のなかにあった「好き」が、しっかりと描かれたご家族オリジナルのお家ができました。

物件について

所在地東京都多摩市
建物種別戸建木造2階建て(築2年)
費用570万円(解体費・各種工事費用・デザイン費用全て含む)
リノベ面積54.5㎡
時期2021年

暮らす家族

ご主人(30代)、奥さま(30代)、長女(10歳未満)

話し手

ご主人、奥さま

担当スタッフ

澤 雄太

リノベーションを考えたきっかけを教えてください。

奥さま:(ご主人の出身地である)カナダでは専門のテレビチャンネルがあるくらいリノベーションが主流で、私たちもふたりで一緒にその番組を見るのが大好きだったんです。旦那のおばあちゃんのお家もリノベーションをして住んでいましたし、はじめから新築は考えていなかったんですよね。リノベーションを念頭に中古物件を探していました。

エントリエとの出会いは?

奥さま:同じビル内へ買い物にいったときに、エントリエのモデルルーム(聖蹟桜ヶ丘)の横を通っては「良いなぁ」と思っていたんです。ただ、当時は自分たちには遠い世界だなって。それで、いざ中古物件を購入してリノベーションするとなると、そのことを思い出して「お話だけでも聞けますか?」と入った日にはじめてお会いしたのが担当の澤 雄太(さわ・ゆうた)さんきっかけなんですよね。

決め手を教えてください。

奥さま:自由な感じがしたんですよね。モデルルームに2パターンあるお部屋は、テイストが全然違いますよね。カジュアルな雰囲気もあるし、ラグジュアリーな感じもある。どんなテイストもできて、会社としての色が強すぎる感じではなかったのがよかったですよね。

どのようなご要望を伝えましたか?

奥さま:もともとバスルームと手洗い場が2階にあるせいか、天井の低い部分が1階に一部屋だけあるなど、少し変わった間取りだったんです。だから、それぞれの空間の使い道には悩みました。澤さんに「どうにかなりませんか?」ということを伝えたかと思います。

before

after

こだわりを教えてください。

奥さま:打ち合わせではオーク材と伝えていた床材ですが、朝⽇ウッドテック(⽊質建材・フローリング材の製造販売メーカー)さんのショールームを見にいったら「絶対にウォールナットだね!」ってなったんです。色味も見た目も、一際ショールームで輝いて見えました。実際に歩いた感じもすごく変わるんですよね。見本帳で部分的に見て「いいな」と思っても、大きな面積で使用されたときのことを想像するのはとても難しいです。

もともと考えていた床材よりも、だいぶコストも上がると聞ききましたが、かなりの面積を占めるものだし、だいぶ印象も変わるよねって。譲れないことにして他をどうにか抑えてもいいんじゃないかっていうことになったんですね。

担当者からの提案はどのようなものがありましたか?

奥さま:「足場板を何かこういうのを使ったらどうですか」っていってくれたのはすごくうれしい提案でした。もともとそういう木の雰囲気は好きだけど、どのように使いたいかやどこに取り入れたらいいかはいまいち想像がつかなかったんです。そしたら、ここにもあそこにもってどんどん増えていきましたが(笑)。ベースとなっている壁紙は澤さんが「真っ白よりも、すこしグレーがかったものがいいですよ」と伝えてもらいました。

担当者からの提案はどのようなものがありましたか?

奥さま:室内窓を入れるというのも全然考えていなかったので、ギリギリで澤さんに伝えてお願いしました。これは、私たちがリノベーションしていることをカナダにいるお義父さんに図面と一緒に伝えていたんです。そしたら「光が玄関から入る方がいいんじゃないか?」というアドバイスをくれて。

お部屋の各所にある、細かいインテリアアイテムがさりげなくお部屋全体の印象をつくっていますよね。

奥さま:はじめから考えていたわけではないんです。ひとつひとつのめちゃくちゃ細かいことまで、「これどうしますか?」と聞いてくださるので、「そうか、そんなところまで私たちが決めるんだ!」って驚きでした(笑)。ただ、手洗い場のライトやスイッチ、タイル、スライドドアも、澤さんが紹介してくれました。

玄関から手洗い場の導線もインテリアも、とても素敵です。

奥さま玄関が広くてすごく良いですね。シュークローゼットもかなり入るから、すっきりするし、ごちゃごちゃ見えちゃうけどでもなんかすっきりはする。それに、使いやすいですよね。床がタイルになってるから少しくらいなら濡れた物も置けるし、傷もつかない。そういうのも考えなくていいのが、すごく気に入ってます。

お気に入りの場所をおしえてください。

奥さま:キッチンですね。冷蔵庫からキッチンまでの角をきれいに揃えたかったんです。2列型になったのでスペースも増えました。あと、吊戸棚は悩みましたが、つけなくて正解でした。収納スペースが……なんて思いましたが、結局いらないものを収納するだけ収納するみたいになっちゃうかなと思って。空いたスペースは、もう少し、なにか飾ってもいいかなって。

旦那は、プロジェクターを絶対につけたいと伝えていたので、スクリーンとプロジェクター、そしてパソコンのデスクのセットが完璧だって。リラックスできるし、「自分の家だな」という感覚があり、大好きだっていっています。

住んでみていかがですか

奥さま:旦那は、ソファに座ってその窓から何かサンセットを眺めているときがいいって。娘も一緒になって見たり、写真を撮ったりして。私は、家にいる時間がすっごく大好きになりました。旦那と娘がプロジェクターで何か見ているときは、キッチンで料理をしながらでも、ふたりの会話にはいることもできる。すごく心地良くなって、100点です!

いまこそ変えたい日用品 | りえさんのライフスタイルジャーニー #7

女性の身体と心を考えたお食事の提案やインテリアコーディネーター、コラムニストなど豊富な肩書きで活躍するりえさんによるコラム「りえさんのライフスタイルジャーニー」。暮らしのテンションがちょっぴり上がるような“なくても生きてはいけるけど、自分にとって必要なアイテム”をご紹介していただきます。明日の自分のご機嫌を取るために。モヤモヤしても、すぐ元気になるために。ご自身の本音と丁寧に向き合うりえさんのライフスタイルをのぞいてみましょう!

りえさんのリノベーション事例はこちらリノベーション事例

いまこそ変えたい日用品 | りえさんのライフスタイルジャーニー #7

こんにちは! なんと今年最後の連載になってしまいました……
は、早い。
皆さんはどんな一年でしたか? 私は、今年の一番の出来事は全連載「インテリアトリップ」の100回記念イベントを、5月に恵比寿のエントリエさんのアトリエでやらせて頂いた事です
大好きな作家さん達と、大好きな商品に囲まれ、コロナ禍にも関わらず沢山の方に来て頂き、本当に幸せな時間でした。
燃え尽きて、今年後半は抜け殻でした(笑)。
さて、今年最後の連載は「日用品の更新」がテーマ。
私は産まれて初めて自分のために包丁を買いました。
オーダーしたのは半年前。
12月頃届く……とうっすら記憶していたものの、ある日突然届いてびっくり(笑)。そんなマイベスト包丁!
大きさは程よく、なんと言っても持ち手が特徴的! 横浜市都筑区にあるpongeeさんで開催されていたpopupで受注会をしていてゲットしました。
もう見たら釘付けで、買わずにいられず。まさか包丁にこんなトキめくなんて自分が自分にびっくりでした。
こんな箱に入って納品! 渋い。渋すぎます(笑)。

手の小さい私でも持ちやすい大きさで、何よりフィット感がすごいです。こちらの包丁、島根県で作られている大塚刃物鍛冶の包丁で、

大塚刃物鍛冶の包丁は、稀少価値が高く入手困難な国産の砂鉄を使い、島根県安来市にて作られた安来鋼を熱して地金に挟み、一つ一つ丁寧に手打ち鍛造されています。柄の部分に使われている自然の表情を残した山桜の枝は、しっくりと手に馴染み、食と向き合う時間を豊かにしてくれます。

とのこと。

一つ一つ作られている映像を拝見したのですが、それは手間がかかっていて、この包丁に対する思い入れが増しました!

この柄の部分が本当にうっとり。切れ味は言う事なしです。

メンテナンスもついていて、ずっと大切に使い続けて行きたいなと思っています。日用品の替えには悩まされますが、毎日使うものこそ、「これ!」と思った時に躊躇せずに買うのがオススメです。

毎日使うものなので、私はこの包丁のおかげで料理を作る時間が一気に格上げされ、本当に素敵な時間になったと感じます。

「いまこそ!」とビビっときた日用品こそ、とびきりの逸品をオススメします!

 


○ 2018 – 21.9 連載インテリアトリップ一覧はこちら

▪︎阿部 梨絵 / Rie ABE

ホームページ http://salongreen.net/

家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定
 「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケア
 エクササイズ ティーチャートレーニングコース終了

ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

植物と仲良くなることで心すこやかに生きる。植物の本屋 草舟あんとす号店主・宮岡絵里さん | エイミーズトーク #50

第50回目のゲストは、植物の本屋 草舟あんとす号店主・宮岡 絵里(みやおか・えり)さんです。東京都小平市にある「植物の本屋 草舟あんとす号」さん。森の中で出会った小人の家のようなかわいらしいお店の中には、植物にまつわる数々の本や美しい紙小物が並び、異国の童話を彷彿とさせる独特の世界観が漂います。店主の宮岡 絵里さんに、書店をはじめるきっかけとなった思いや、書店と並行しておこなっているタロットやフラワーレメディのご活動「あんとす堂」についてお話を伺いました。

宮岡 絵里(みやおか・えり)さん

2000年頃よりライダー版タロットを独学実践。2004年心身のバランスを大きく崩し、2005年職場を退職。約1年間療養する。その期間にフラワーレメディと出会い、植物の持つ力をより深く知るために2006年ハーブガーデンに転職。庭師として2012年3月まで勤務。2012年4月よりあんとす堂を、2017年4月に草舟あんとす号を開業。兼業しながら今に至る。

植物の本屋 草舟あんとす号ホームページ
あんとす堂ホームページ(フラワーレメディ・タロット)
Twitter 

植物の力と人の心が共鳴
『秘密の花園』との出会い

――宮岡さんは「草舟あんとす号」「あんとす堂」という二つの屋号をお持ちですよね。それぞれどのようなご活動をされているのでしょうか。

宮岡さん:2012年から「あんとす堂」としてタロットを、また2017年より「草舟あんとす号」として本屋をはじめました。それぞれやっていることは違うようでもあり、つながってもいます。

タロットにはじめてコミットしたのは、大学の終わり頃でした。カードをまだ持っていない頃にインターネットでタロット占いを繰り返していたんですが、タイミングが違うのに同じ結果が出ることや、結果もピタリとあたっていることから気になりはじめたんです。その後、タロットは独学で10年以上続けていて。

――一方で、本屋さんを営みはじめるまでに、どのようなきっかけがあったのでしょうか?

宮岡さん:以前、庭師をしていたとき、庭づくりの参考書を探す中で出会った、フランシス・ホジソン・バーネット​​の『秘密の花園』(西村書店, 2006)です。

お庭の再生と人の心の再生がリンクした物語で、植物の力と人の心が作用しあっているということが描かれていました。当時、私自身興味を持っていたことが明確に物語として描かれていることに興奮したんです。

そのときに、「庭づくりの本と『秘密の花園』が一緒に置いてあるような本屋さんをやりたい」とスイッチが入りました。種まきや剪定の仕方といった庭づくりの技術的なことだけではなく、心の内面と庭の植物とのつながりを示してくれているような本を一緒に置くと素敵だな、と。

――『秘密の花園』が、本屋さんに目覚めるターニングポイントとなった本なんですね。どのように開店準備を進めていったのでしょうか?

宮岡さん:10年前ですが、いざ本屋をやろうと調べてみると「大手の取次との契約をしなきゃいけない」「保証金や事業計画書が必要」「売上はこれくらい見込めないといけない」といった厳しい条件が出てきてしまいました。夢が叶うのは数十年後かもしれないけれど、いつか実現するためにできることからやろうと決めたんです。まずは「一箱古本市」に出店したり『ナワ・プラサード書店(西荻窪)』でアルバイトをはじめたり。

また、仲良くなった人にも「いつか本屋をやりたい」と話すようになって。そのうちの一人が、いま同じ敷地でお店をやっているフローリストの『コトリ花店』さんです。共通の友人を介して知り合い、お店でカードリーディングなどのイベントを開催させていただくことになり、待ち時間でいつか本屋をやりたいと思っているという話をしていました。

いま『草舟あんとす号』がある場所はもともと苗木屋さんだったのですが、ある日コトリ花店さんから「来春から場所が空くから、お店をやってみませんか」と声がかかったんです。

――10年後、20年後の夢だと思っていたのが、いきなり来春。

宮岡さん:そうそう、いきなり半年後。貯金もなかったので半年間頑張ってお金を貯めて、本を仕入れるのに必要なお金を親に借りてスタートしました。いまは主に「子どもの文化普及協会」さんという、保証金なしで小規模な店舗に卸してくれる間口の広い問屋さんを通して、新刊もいれることができています。

――舟にぴょんと飛び乗るように、ビビッとご縁を感じた物事をすぐに手繰り寄せる行動力が素敵です。

書き手と植物とのよい関係があってこそ
よい植物の本が生まれる

――「草舟あんとす号」という店名の由来は?

宮岡さん:植物の本屋ということがわかるように草や花を入れるのと、お店のある「小川」という地名にちなんで「草の舟」。そこにもともと使っていた「あんとす」を入れて『草舟あんとす号』という店名にしました。「アントス(Antos)」はギリシア語で「花」という意味です。ロゴデザインは、フランスガムさんというイラストレーターの方につくっていただきました。

▷フランスガムさんとの出会いは、焼菓子店モイスェンの商品『光の粒』のパッケージ(写真提供:宮岡さん)

――世界観が凝縮された書棚から、一冊一冊丁寧にこだわって選ばれたんだろうな、ということが伝わってきます。選書をするときに、大切にしていることはありますか?

宮岡さん:コンセプトとしては、「植物と仲良くなるきっかけになる本」。来た人が、植物と仲良くなれそうと思ってくれる入口になりそうな本を置いています。あとは、「ずっと持っていたい」と思える本。テーマの背景に奥行きがあり、捉え方が広がる本、発見がある本が好きですね。

――私自身は植物も本も好きなので、この空間は幸せでしかないです。お目当ての本だけでなく、その周辺に置かれた本を通して視点が広がるのがリアルな書店ならではの良さですね。

宮岡さん:そうおっしゃってくれるお客さまに救われています。本が好き、植物が好きという方との交流で、面白い本をおすすめいただいたり、お取り寄せから知る本もあったりして、毎日楽しいですね。

古代からいまに至るまで、植物と人間との関わりについて本を書いてきた人たちがいて、それを読みたいと思っている人がいて、本をつくる人たちがいて……。そういう連綿と続いてきたつながりを大切にしたいと思います。よい植物の本には、著者と植物とがいい関係であることがにじみ出ていると感じます。著者がなぜそういう関係を持てたかというと、もしかすると昔の植物学者の本が背景にあるかもしれない。

たとえばハーブ研究家のベニシアさんは、メディアに出るたびに「ブルーベリーの実は鳥たちのために全部は取らずにとっておく」っておっしゃいます。そういう一言は、絶大な効果。たった一言ですが、自分の中に一度取り入れると、自分の行動や植物との関わりに変化が生じるんです。

「書いてくれてありがとう」「いってくれてありがとう」「読んでくれてありがとう」の連携があるのが、本の素晴らしいところだなと思います。

――お客さまはどういう方が多いですか?

宮岡さん:植物が生んでくれるご縁なのか、「植物と本が好きです」という申し子のような方々が、佐賀や青森といった遠方からわざわざ来てくださることも。一方で、地元の方にはまだまだ浸透しておらず、通りすがりの人に入ってもらいづらいという課題がありますが。

▷本だけでなく、紙小物も置いています。「同じ敷地内の『コトリ花店』さんや焼き菓子店の『conafe』さんでお買い物した人が、贈り物に添えるカードにもできるといいなと思って」と宮岡さん

最初は「いつの間にかきのこが生えていた」みたいな感じで、さりげなくはじめられたらと思っていたのですが、「お店をはじめます」と告知したら、多くの反響をいただきました。人生でこんなにお花をいただいたことはないなというくらい、皆さんがお祝いの気持ちを形にしてくださって。お店をやることは、人の気持ちを盛り上げることなんだと思いました。

――宮岡さんが選んだ本というのが大きな価値ですよね。

宮岡さん:ありがとうございます。お店の本は自分でも選んでいるけれど、「植物についての本は植物が人間に書かせたもの」と思っているので、植物や地球から預かっているという気持ちでもあります。そういう気持ちでやっていると、人間社会に左右されずにすむんです。

――素敵です。私自身、植物のことを考えていると、子孫の残し方や命のつなぎ方が多様なので心が落ち着きます。いざ野垂れ死んでも、きのこや根っこの栄養になればいいや、みたいな(笑)。

宮岡さん:全部植物たちに循環されると思うと、悲劇がなくなりますよね。バッドエンドなし、みたいな。

植物の力を借り、本当の自分とつながるお手伝いを

――『草舟あんとす号』と『あんとす堂』。宮岡さんが大切にされていることを教えてください。

宮岡さん:「人間の自己破壊的な部分が落ち着くといいな」という思いです。自分の心の問題に取り組まないと暴力という形で出てしまったり、お金持ちになりたいからと森林を破壊し尽くしてしまったりと、自分の破壊が周りの破壊につながっていく。自分が満たされて安定していたら、環境破壊にはつながらないんじゃないかな、と思うんです。

お天気に例えると、昼でも本当は星が光っているし、空が曇っていてもその上には太陽がある。でも気分によってそれが見えなくなってしまう。本当の自分といつでもつながれたら、自分以外のものに対して愛情深く生きられるんじゃないかと思っています。

人間は役割を課せられすぎて、「それに答えるのが人生」という風に考えられがちですが、建前と本音が違うとノイズが生じてしまいます。動物や植物、自然のありかたは全部ウソがなく、ありのまま。人間も本来そうやって生きていた歴史のほうが長いと思います。それを思い出したり寄せていくためのスイッチを持って生きやすくなるお手伝いできるのが、タロットやフラワーレメディだと思います。

▷当日実際にタロットのセッションをしてもらいました! 未来を描く、ワクワクする時間となりました。

――植物のように周りの環境の循環の一部としていられると、生きるのが楽になりそうです。

宮岡さん:そうですよね。そういう活動として「あんとす堂」を位置づけています。さらに植物が書かせた本をみんなが読めるといいな、そういう本をつくっている人が潤っていくといいな、という気持ちがあるので、すべての活動がつながっていますね。

自転車通勤をしている宮岡さん。「スーッと走ると楽な下り坂を、あえて重いペダルにしてゆっくり進むのが至福のひととき」だそうです。

●インタビュー・文 / 村田 あやこ
●編集・撮影 / 細野 由季恵

内装仕上げ材 漆喰(しっくい)をマナブ – リノベをマナブ。 #38

リノベーションをしたいけれど、わからないことがたくさん……そんなみなさまに向け、entrieがリノベーションの基礎知識をお伝えするコーナー「リノベをマナブ」。 

リノベをマナブ。 #38
内装仕上げ材 漆喰(しっくい)をマナブ

先日、我が国で最大の漆喰のメーカーの社長に、漆喰についてのお話をじっくりお聞きする機会がありました。漆喰は、高気密・高断熱にこだわっている住宅会社が標準仕様やオプションで採用しているケースが多く、優れた内装材であることは何となく知っていました。 ですが、漆喰にとても熱い思いをお持ちの社長に、あらためて漆喰について詳しくお話を聞き、新築でもリノベでも、できれば漆喰を積極的に採用していくべきだなと思いました。

そもそも、漆喰とは何か?

漆喰とは、消石灰(水酸化カルシウム、石灰石を焼成・消化したもの)を主原料に、のり、繊維を添加した塗り壁材です。石灰石を高温で焼成したものというのが、漆喰の特性を生むポイントだそうです。

焼成することにより、壁として自ら固まる能力(自硬性)を有したうえで、長期間強アルカリ性を有しつつも、漆喰壁表面は水分を伴わない限り強アルカリ性を示さないそうです。これが漆喰の特性を生むのだそうです。

漆喰の主成分である消石灰(水酸化カルシウム)は、空気中の二酸化炭素を吸収し続け、100年くらいの長い年月をかけて石灰石(炭酸カルシウム)に戻るのだそうです。

漆喰の優れた調湿性

漆喰は、優れた調湿性を持っており、室内の湿度を「ちょうどいい湿度」に保つことができます。室内の湿度が上がると、吸湿し、室内の湿度が下がると湿気を放出するのです。

ビニールクロスと漆喰仕上げ室内の調湿性試験のデータを見せていただきました。生活していると、キッチンで調理したり、お湯を沸かしたり、お風呂に入った入りすると、家の中の湿度が急激に上がります。そして換気等により急激に低下していきます。

この実験データによると、生活の時間により、室内の湿度は上昇・低下を繰り返していますが、室内の仕上げがビニールクロスの場合、この湿度の上昇と低下が非常に急激になっています。湿度が上がるときは、75%を超え、下がるときは45%を下回っています。

それに対して、漆喰仕上げの場合は、湿度の上昇と低下が緩やかで、かつ上昇しても75%を下回っており、下がる際も50%程度までしか低下していません。

アレルギーの原因になるダニは、部屋の湿度が75%以上になると、一気に増えるそうです。室内の仕上げを漆喰にすることで、ダニの繁殖の抑制効果もあるそうです。

もちろん、漆喰の吸湿能力は無限ではありませんから、適正な湿度を維持するためには、適切な換気が必要ですので、それはお忘れないように。

漆喰の防カビ性

漆喰は、優れた防カビ性能も持っているそうです。

カビが発生するのは、カビの元となる胞子と呼ばれる原因菌です。これは、目に見えませんがいかなる場所にも無数に浮遊しています。それらの胞子が湿度・温度・栄養・酸素の条件が整う事によって一気に繁殖するわけです。

漆喰は、この要素のうちの湿度を吸放出することで、カビの発生を抑制する面があります。でも、それ以上に、漆喰の強アルカリ性という特徴が強い防カビ性能を発揮するそうです。漆喰は、石灰石を高温で焼成したものですが、この焼成等により強アルカリ性という特徴を持つようになるそうですそして、この強アルカリ性は殺菌作用を持つレベルで、結果的にカビの発生を抑制します。

ちなみに、同じように湿度を吸放出する室内仕上げ材として、よく比較されるものに、珪藻土がありますが、珪藻土は中性であるため、珪藻土自体にカビの抑制効果はないそうです。

漆喰とビニールクロス仕上げの空間試験で、湿度・温度等の条件をそろえて、食パンを使った実験では、5日後にビニールクロスの空間の食パンはカビだらけになっていましたが、漆喰仕上げの空間ではカビの発生はほぼなかったという実験結果も見せていただきました。

漆喰のホルムアルデヒドの除去

漆喰自体は、シックハウス症候群や化学物質過敏症の原因となるホルムアルデヒド等の揮発性化学物質(VOC)は揮発しません。

その上、家具や他の建築資材から放散されるホルムアルデヒドを吸着・分解し除去してくれるそうです。

シックハウス症候群は、一時期かなりの問題になり、2003年シックハウス対策が建築基準法の改正によりが強化され、建材に使えない物質が指定されました。ただ、規制対象物質は、欧州に比べるとかなり少なく、シックハウスの問題は完全になくなったわけではありません。

また、規制対象は建材だけであるため、家具にはまだ多くの有害な物質が使われているようです。これらの物質を吸着・分解・除去してくれるとなると、とても安心ですよね。

漆喰の消臭効果

漆喰は、多孔質なので、生活の中で出てくる悪臭物質を脱臭してくれるなど、室内環境をなんとなく快適にしてくれます。

確かに、今まで経験した漆喰仕上げの室内空間は、何となく居心地がいいというか、快適なんですよね。それがなぜなのか、いままでわかりませんでしたが、このような性質も寄与しているのでしょうね。

漆喰の耐久性・メインテナンス性

漆喰は、間違いなくビニールクロスよりも高い耐久性を持っているようです。その上、手垢やちょっとした汚れならば、消しゴムできれいになり、醤油やドレッシングですらキッチンハイターをウエスにつけて拭くときれいになるそうです。

さらに、なにかものをぶつけたりしてひび割れなどを起こした場合も、DIYで修理できるメインテナンスキットがありますから安心ですね。

確かに、ビニールクロスに比べると、コストはかかりますが、生活空間が健康・快適に保たれるメリットは大きいです。それに、将来的なクロスの張替えコストを考えると、ライフサイクルで評価すると決して高価ではないのかもしれません。

新築・リフォームの際には、漆喰による仕上げも、選択肢に加えてみてはどうでしょう?

《1/9(日)開催》めん地協理事長 田口めんたいこさんと食べる、めんたいビリヤニの会

めん地協理事長 田口めんたいこさんと食べる、めんたいビリヤニ

お家でつくれる簡単ビリヤニキットを作るぐるぐるスパイスさんと、福岡めんたいこ地位向上協会(以下、めん地協)さんが共同開発した新しいビリヤニ「博多めんたいビリヤニ」の試食会です。当日は、なんと! 現在福岡を活動拠点とする、めん地協 理事長 田口めんたいこさんをお招きします。ビリヤニのこと、明太子のこと、みんなでワイワイ話しながらビリヤニをつくって食べましょう!

こんな方におすすめ

  • ビリヤニが好きな方

  • 明太子が好きな方

  • 新しいものに出会うことが好きな方

  • みんなと楽しくお食事をしたい方

ゲスト めん地協 理事長 田口めんたいこさん

福岡めんたいこ地位向上協会理事長。2020年、明太子屋さん巡りの為に東京から福岡へ引っ越し。明太子を食べ比べる面白さと、明太子に携わる人たちの熱い想いを伝えるべく日々明太子活動にいそしむ。「#1日1明太」で投稿するInstagramを始め、YouTube”福岡めんたいこ地位向上協会”やラジオなど様々なメディアで情報発信中。

▷Twitter https://twitter.com/taguchimentaiko
▷めん地協 YOUTUBE https://www.youtube.com/channel/UC40sfhUs9CvfPOGdrblAgKQ

▷インタビュー https://entrie.net/amy/200529/

田口めんたいこさんよりおすすめコメント

ビリヤニを愛してやまない”ぐるぐるスパイス”さんの「福岡食材を使った商品を作りたい!」という思いと、めん地協の「明太子はビリヤニに合う!」という思いが合致して爆誕した『博多めんたいビリヤニ』。生配信で試食をしながら、視聴者の方と力を合わせてつくりあげたこだわりの逸品です。鯛のアラ出汁ビリヤニと、ふくや辛子明太子の絶妙な組み合わせをお楽しみください。

イベント概要

  • 【日付】2022年1月9日(日)
  • 【時間】12:00〜13:30
  • 【定員】8名
  • 【費用】1050円(食材費・場所代込み)
    *お支払いは現金のみ。また、お釣りのないようにご用意いただけるようお願い申し上げます。
  • 【持物】ドリンク各自持込(アルコール不可)。他に食べたいものあれば持込OK。
  • 【場所】entrie times ebisu 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-11-12 The HONDA ARMS 101
  • 【交通】山手線/恵比寿駅 徒歩3分 東京メトロ日比谷線/恵比寿駅 徒歩2分 東急東横線/代官山駅 徒歩8分
    ※駐車場のご用意はありません
*ご参加の皆様には、マスクの着用、手指消毒などの感染予防対策にご協力をお願い申し上げます。
*ビリヤニ写真の盛り付けはイメージです。葉野菜など、季節によって異なる場合がございます。
参加応募方法

以下のアンケートフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/rfU8SiC6hS7nEoyU9

注意事項

●お申し込み多数の場合、抽選となります
●当日体調がすぐれない場合や発熱している場合にはご参加をご遠慮ください
●新型コロナウイルスの感染状況によってはイベントを延期する場合がございます

みなさまのご参加、心よりお待ちしております。

《築古のマンションリノベーションで、より安心して住めるお家に | 施工事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #32

築年数の経つマンションで修繕箇所が増え「いつかはリノベーションをしなければ」と考えていたというご家族。飼い猫のハマちゃんをきっかけにエントリエと出会い、施工を決意されました。リノベーション後は、心の片隅で抱いていた住まいに関する不安が解消されたといいます。それぞれの個室に印象の変わる壁紙を使い、想像以上のにぎやかで楽しい雰囲気のお部屋になりました。

物件について

所在地東京都多摩市
建物種別マンションSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)(築37年)
費用費用:711万円(解体費・各種工事費用・デザイン費用全て含む)
リノベ面積78㎡
時期2021年

暮らす家族

ご主人(夫、30代)、奥さま(妻、30代)、長女(10歳未満)、長男(10歳未満)、ハマちゃん(猫)

話し手

ご主人、奥さま

担当スタッフ

澤 雄太

リノベーションのきっかけを教えてください。

奥さま:今回リノベーションしたマンションは、元々母の持ち家なんです。築20年以上経過してかなりあちこち傷んでいたんですよね。水回りは漏水の心配があったし、大地震があったときには壁紙にヒビが入ってしまったし、その都度修繕費がかかるのでストレスで。もう、話し出すとキリがないよね。ずっと話してはいたけれど、私が働きはじめるタイミングで資金の目処もたちリノベーションを決めました。

ご主人:いつかはやんなきゃいけないけれども、ずっと先延ばしにしていましたね。そんなときに同じマンションに住んでいて、エントリエでリノベーションをされたIさんから「猫を紹介してくれ」という話があったんです。

……猫さんを紹介ですか?(笑)

ご主人:担当の澤 雄太(さわ・ゆうた)さんが猫を飼っている家を探してほしいよという話があって。ブログでイラストにする猫ちゃんを探しているといって。そしたら、話を聞いてみたら実はリノベーションをしている会社だということで。

それでは、リノベーション会社はエントリエ一択でしたか?

ご主人:家の近所だったので、何かあればすぐお願いできるなということで。なんなら、朝子どもの送り迎えであってたら出勤する澤さんを見かけて「おはよう」っていってね(笑)。もちろん、お店もおしゃれあし、他のスタッフさんもいい感じだなと思いました。

僕は新宿や恵比寿で働いていたので、おしゃれなお店を見ていたのもあって夢ばかり広がってしまって(笑)。ただやっぱり都心のお店に頼んでも、具体的な話に進むと「ここの仕様がわからない」などなかなか話を進めるのが難しかったんですよね。エントリエが近所になかったら、もっと時間が経っていたかもしれないですね。何回か話し合いをしましたが、私たちの意見をしっかりと聞いて堅実にプランに落としていってくれました。

Before

After

どのようなご要望をお伝えしましたか?

奥さま:子どもたちが大きくなってきたので、それぞれの部屋と、夫の部屋もなければなということです。あとは洗濯後、それぞれの部屋に行くのも大変で家族のクローゼットは全部まとめたいということも伝えました。

ご主人:僕もひとりで過ごせる空間がないと、ボーン!!ってなってしまうから(笑)。

それぞれのお部屋によって変わる壁紙で印象がガラッと変わります。

ご主人:壁紙のサンプルを持ち帰らせてもらい決めていきました。前の白い壁と比べると、好きな色が入るとことによって見栄えがよくなったなって。これまでと同じ家具を置いても絵になります。それに、植物を置いてもすごく映えますよね。

奥さま:リビングのタイルもひとつひとつ、職人さんがつくってくれてね。最初は高級感が出てしまうのではと心配しましたが意外と馴染みますよね。

ご主人と奥さまの寝室、趣味がたくさん詰まった場所ですね。

ご主人:「ものは多いけれど、これを機に断捨離します。部屋に合わせます」っていって進めてもらいました(笑)。

奥さま:広さ的にベットは置けないと思ったんですけれど、敷布団だとしてもしまうところがないですよね。だから、ワークスペースの下に収納できるスペースをつくってもらいました。

ご希望のウォークインクローゼットの使い心地はいかがですか?

奥さま:洗濯物を干して収納するまでの作業が全部ここで済むので楽ですよ。これまでは洗濯をした後にそれぞれの部屋に収納していたので。エントリエのモデルルームをみて、これが欲しい! と、即決でした。

お子さまたちの過ごしかたは変わりましたか?

奥さま:親の気配が自分の部屋にいてもわかるようで、安心しているのか出てこないですよね。こちらからもいるのがわかるし、子どもからもこちらが見えるんでね。思春期になったらどうなるかわからないんですけれど。

ご主人:子どもたちのプライバシーもどう確保してあげるかということは考えたよね。それでも、誰がきているのかがわかったほうが安心だよなと思い、リビングを経由してもらう間取りに決めました。

猫さんに対してのご希望はありましたか?

奥さん:あの子の部屋は変えてないんです。変えないであげるほうが、ストレスはないかなって。壁はコルクにして……とかはあったかな。

ご主人:若くてやんちゃな正確だったらキャットウォークも憧れましたけれど、うちは、おそらく使わないかなって(笑)。猫の個性にもよりますよね、色々やってみたいなということはありましたけれど。

住んでみていかがですか?

ご主人:あとはここからアップデートしていきたいですよね。いい部屋ができると、いいものを使いたいんですよね!  前からファイルやツールボックスなどの文房具は好きなものを買っていましたが、部屋の雰囲気とはかい離しちゃいますよね。

もうひとつ、もしこの部屋が水漏れしちゃうと下のテナントに落ちてしまう場所に位置するんです。だから、ずっと爆弾を抱えているみたいな不安もあって。見えない部分も一気にきれいにしてもらい、もやもやした気持ちが取り除けてホッとしますよね。

奥さま:水漏れのことは、築40年ですからね。部屋の水道管を取り替えようみたいなのもあったんで。不安は取り除いてもらえました。

お気に入りの場所を教えてください

ご主人:リビングにいることが多いですね。前の間取りだと、自室のベッドでダラダラしてることが多かったのですが今はリビングにいる。家族のつながりも強くなりましたよね。あ、前から悪いわけじゃないですけど(笑)。あとは、贅沢に空間使っているなっていう雰囲気になりますよね。リノベーションに乗り切れなかった年月が長かったので、すごくうれしいですよね。いい家になりました。

奥さま:お気に入りの場所は私も、リビングですね。前は自分の裁縫道具など趣味のもちものは物置部屋にあったんですけれど、それをリビングに収めようってこんな感じになりましたね。今って、ステイホームじゃないですか。家にこもっていても、余裕です。

★インタビューの様子はこちら↓↓

totonoe LETTER #14 おててdeクリスマス

totonoe LETTER #14 おててdeクリスマス

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のびのび表現する。

間違いも失敗もない。

出来上がったものは世界に1つだけの
とびきりの作品。

自信をもって表現する力が
まっすぐに育ちますように。

********************

先日、エントリエで手形アートの教室を
開催しました。
(ご参加ありがとうございました!)

私が手形アートの教室を始めたきかっけの1つに
お母様にリフレッシュしてもらいたいという気持ちがありました。

赤ちゃんがいるお家で
細かい作業や
準備のいるハンドメイドは
難しい・・・

親子向けのワークショップは
どうしてもお子様の制作のお手伝い
になってしまう
ことが多いですよね。

そこで、赤ちゃんがいるから楽しめる、
少しの時間でも作品作りが楽しめる、
そして、赤ちゃんのいるご家族同士の出会いの場に
なれたらと思って講師を始めました。

集中して手先を動かしたり、
色や形のバランスを考えたり、
普段と違うことをしてみると
リフレッシュになることもあります。

また、忙しい毎日では見過ごしてしまう
いつの間にか大きくなってる手や足に
目を向けて、
小さな変化を楽しんでもらえたらと思います。

手形アートでは
出来上がりだけでなく、
制作している時間も大切にしています。

今回、お母様同士でお話しする姿や
久しぶりの制作活動を楽しめたという声をきけて
嬉しく思いました。

エントリエでのワークショップが
みなさんにとって
リビングに集まるような
居心地の良い場所なれたらいいなと
思います。

ダイニングスペースの重要性 – リノベをマナブ。 #37

リノベーションをしたいけれど、わからないことがたくさん……そんなみなさまに向け、entrieがリノベーションの基礎知識をお伝えするコーナー「リノベをマナブ」。 

リノベをマナブ。 #37
ダイニングスペースの重要性

住宅の間取りのあり方が変わりつつある

あまり住宅設計の専門家の間での議論としては、聞こえてきていないのですが、住まいのLDKに求められる機能が急激に変わりつつあります。そのことを住宅の設計者たちは、まだあまり認識していないように思います。

一昔前は、リビングにテレビがデンと据えられていて、家族みんなでテレビを見るといった光景が一般的でした。リビングが、家族のコミュニケーションの場であり、家族の絆を創る場であったのです。

それが、最近、急激に変化しつつあります。背景は、スマホやタブレットの普及です。最近の10歳代の若者は、ただテレビだけを見るのではなく、テレビを見ながら、同時にスマホでtwitterやLINEでコミュニケーションをとる。さらには、テレビを見ながらタブレットで同時に別なドラマを見るといったことが当たり前に行われています。

これを「サイマル・ビューイング」というのだそうです。子どもたちがリビングでそのような過ごし方をするとなると、リビングは、もはや家族のコミュニケーションの場ではなくなりつつあると言っても過言ではないでしょう。

家族それぞれが、リビングで、それぞれの端末を個々にいじって過ごす。そういう光景が当たり前になりつつあります。

そうなると、家族のコミュニケーションをとる空間としての住宅のあり方、間取りのあり方も変化しなければならないのです。間取りなどを考える上で、その視点を持つかどうかは、これからの住まいづくりにおいてとても重要です。

ダイニングが家族にとって、より重要な空間に

リビングが、家族がそれぞれで過ごす場に変容していくとなると、家族が顔を合わせ、コミュニケーションをとる場として、ダイニングの重要性が増してきます。

確かに、子どもがある年齢以上になると、家族がそろって食事をとる機会は減っていきます。でも、それでも、たとえみんなが揃わなくても、何人かで食事をとりながら、コミュニケーションをとる場としての重要性は、リビングに対して相対的に重要になっています。

また、別な機会に触れたいと思いますが、実は中学生くらいまでは、子どもが勉強する場としてのダイニングスペースもとても重要なのです。勉強ができる子どもは、自室にこもるよりも、ダイニングスペースで勉強している傾向があるようです。

さて、いずれにしても、ダイニングが家族のコミュニケーションをとる場、家族の絆を創る場として重要性が増している以上、住宅を計画する上で、そのことを意識して、間取りなどを考えることが重要です。つまり、ダイニングスペースをとても居心地のいい空間、居心地のいいダイニングセットを置くことにより、家族、特に子どもが自然と集まる空間にすることが大切なのです。

【12/25 インスタライブのお知らせ】 きれいめで上品な可愛さを目指した空間づくり – リノベーションのその後を尋ねる

【12/25 インスタライブのお知らせ】きれいめで上品な可愛さを目指した空間づくり – リノベーションのその後を尋ねる

17年住んだマンションを、お子さまの成長やライフスタイルの変化に合わせリノベーションを決意したKさまファミリー。妻・ななさんがこだわった広いキッチン。元々の天井の高さを生かしながら、 夫・はじめさんと担当者 鈴木 栄弥 (すずき・えみ)が数センチ単位でこだわったリビング。いつまでも眺めていたくなるお家ができました。今回のインスタライブでは、リノベーション当時を振り返りながら、エントリエの決め手や担当者と交わしたリノベーション過程、現在の暮らしを伺います。

  • 東京都町田市

  • マンション(築17年)

  • 鉄筋コンクリート造

  • 費用:692万円(解体費・各種工事費用・デザイン費用全て含む)

  • 面積:リノベ範囲50㎡ (全体70㎡)

こんな方におすすめ

  • リノベーションを検討している方

  • どんなリノベーション会社に頼んだら良いか? を悩んでいる方

  • 上手に言えないけれど、「こうしたい!」というイメージが頭の中にある方

  • リノベーション後の暮らしを知りたい方

当日の流れ

当日は、エントリエスタッフの鈴木 栄弥がナビゲーターとしてお家を訪問し、Instagramのライブ配信を利用して、住まいをご紹介します。コメント欄を通じたリアルタイムの質問も可能! エントリエスタッフやお施主さまとリアルでやりとりができる機会です。カメラを通し、みなさまもお施主さまの素敵なお家を体験してくださいね。

  1.  エントリエスタッフから間取りのご紹介
  2.  お施主さまへのインタビュー
  3.  視聴者さまからの質疑応答

    日時

  • 日程: 12/25(日)
  • 時間: 10:30 〜 11:00
  • 配信インスタアカウント@entrie_renova

事前質問も募集中!

エントリエスタッフやお施主さまに聞いてみたい質問を募集しています! エントリエ公式InstagramDMまでお寄せください。

前回のルームツアーの様子はこちら

SABOTENS まちのミカタ#12 柴崎編

#12 柴崎

まちのミカタ12回目。今回の舞台は、東京都調布市にある「京王線 柴崎駅」です。「知らないまちを嗅覚だけで歩いてみる」という本企画の原点に戻り、3人ともが初見のまちを嗅覚だけで歩いたところ、思いがけず人生について思いを馳せる散歩となりました。

個性豊かすぎるお店との出会い

この日の集合は柴崎駅前にある「Cafe & Pasta CRESSON」さん。少し早めに到着した筆者(村田)が待ち合わせまでちょっとお茶でも……と偶然看板を見つけ入ったところ、エントランスに鉢植えが花道状態に並んでいたこのお店! 急遽みんなを呼び寄せ、散歩前に腹ごしらえすることにしたのです。

▷店頭が鉢植えの緑に包まれた「Cafe & Pasta CRESSON」(東京都調布市菊野台3丁目1−1)

▷ランチセットをいただきました。パスタ・スープ・サラダ・ドリンクがついて950円!

美味しいパスタに満たされた3人は、いざ柴崎のまちに繰り出します。

▷レッツゴー!

目に止まった道を歩き進んでいくと、パッチワークのようにマットが並んだ一角を発見。

村田:……ねえ、これかわいいよ!

藤田:かわいい! リサイクルショップだって。

窓ガラスに一枚の小さな貼り紙を発見。「ご希望の方には姓名判断を行なっています」と書かれていました。

村田:「無料姓名判断」もやってるみたいだよ、ここ。

藤田:いってみようか。

▷「無料姓名判断」の案内を発見するSABOTENS。

▷「リサイクルショップ・タウン企画」(東京都調布市菊野台2丁目20−9)。開店後はマットの上に冷蔵庫などの商品が並びます。

村田藤田:こんにちは〜。

リサイクルショップ・タウン企画さん(以下、タウン企画さん):はいはい。

藤田:「無料姓名判断」をやっていただきたいんですが。

タウン企画さん:いいよ。まだ開店前だから、1時間後くらいにまた来て。なに、姓名判断気になるの?

村田:気になります!

藤田:目に入っちゃいました。1時間後にまた戻ってきます!

若い頃から姓名判断を嗜み、今もリサイクルショップのご商売の傍ら希望する人がいれば無料で鑑定しているという店主さん。開店後にみていただく約束をして、再び歩き始めます。

▷隙間から顔を出すニチニチソウ

隙間から生えたニチニチソウを見つけ「かわいい!」とキャッキャいい合っていたところ、「かわいいよねえ、有名な花だよ」とおもむろに話しかけてくる声が。声の主に目を向けたところ、目の前にあった自転車屋さんでした。ん? 自転車と一緒に野菜や果物も売ってるぞ……?

▷「サイクルショップ菊野台」(東京都調布市菊野台2丁目19−21)

サイクルショップ菊野台さん:なに、散歩してるの? お姉さんたち。

村田:そうなんです、柴崎をお散歩してて。こちら、八百屋さん兼自転車屋さんなんですか?

お友だち:そう、変わってるでしょ。人間も変わってるから気をつけてよ。

一同:(笑)

店内には、店主さんのお友だちらしき方も。何やら賑やかで楽しそうです。「うちのぬか漬け買ってよ、絶対うまいから」というおすすめにつられ、お店で漬けているというキュウリのぬか漬けを買うことにしたところ、なんとその場で糠床からキュウリを取り出し、外の水道で洗って手渡してくれるという豪快スタイル! その場でボリボリといただいたところ、程よい塩気がおいしいぬか漬けでした。

▷一人まるごと一本! キュウリのぬか漬けを食べるSABOTENS。

細野:なんで自転車と野菜を売ってるんですか?

サイクルショップ菊野台さん:時代の流れで一つじゃ食えなくなっちゃったの。魚屋さんが野菜売ってたり、ヤマダ電機でも建物を建てたり、いろいろあるじゃん。変わっちゃったよね、世の中が。
……あ、これもおいしいから買ってきなよ、俺が煮たの。カボチャ。

村田:いただきます……甘くておいしい!

▷向かいの美容院では、猫がちょうど散歩から戻ってきたところ。「ミャオー」と合図のように鳴いて、店内に入っていきました。

営業上手な店主さん。カボチャの煮物を試食したところ、これまた美味! あとで煮物を買いに戻ってくる約束をして、お店を後にしました。

植物探偵・SABOTENS村田

再び周りをぶらぶらと歩いていたところ、突然「コケコッコー」という鳴き声があたりに響き渡ります。

藤田:ニワトリ!?

村田:あ、いるいる!

ニワトリ:コケコッコー

藤田:いっぱいいるね。すごい。

ニワトリ:コケコッコー

村田:漫画みたいに「コケコッコー」って鳴くね。

いい雰囲気の小さな商店や住宅がひしめく道を歩きながら、さっきの自転車屋さんとの出会いを反芻します。

藤田:いいまちだね。

細野:柴崎、濃いねえ。

藤田:リサイクルショップの方も自転車屋さんも、オープンで楽しかったね。……姓名判断をしに戻ってくるの忘れないようにしないと。

村田:たしかに。忘れずにいかなきゃね。自転車屋さんのインパクトが強くて、上書きされかけてた。

藤田:映画のように、次々と個性的な登場人物たちと出会ったね。

▷フェンスに絡みつく木を発見し、興奮するSABOTENS。

藤田:わ、あの木すごいよ。

村田:この下から生えた木がフェンスを食って、最終的に切られちゃったのかな。戦いの跡です。

藤田:でた、探偵村田の事件簿。

村田:事件だ事件。

▷植物探偵現る。

▷看板の周りがくり抜かれた木。

村田:わ、この木もすごいよ。くり抜かれてる。

藤田:入居者募集のために切られた木だ。

村田:ぱっくり空いてるね。

藤田:植えたいし、看板も見せたいし。

▷あふれる植物に埋もれる鉢。

村田:すごい、ここの植物も鉢からはみ出したやつと勝手にやってきたやつとが混ざったんだろうね。いい風景。

藤田:もはやどれが鉢かわからない。

村田:「ウォーリーをさがせ!」みたいに、「鉢をさがせ!」状態だね。

藤田:鉢なんか関係ねえ状態。いいですな。

村田:いいね。波打ち際のように生えてます、植物が。

▷近くで生えていたセンダングサをくっつけ合う、小学生みたいなSABOTENS。

かわいい園芸と文字のまち

メインイベントである姓名判断に向けて、引き続き柴崎のまちを探索します。

▷植物にガードレールに……土の中にいろんなものが飲み込まれて一体化。

藤田:みんながみんな支えあって、三位一体だね。

村田:「千と千尋の神隠し」のカオナシみたいに、土がすべてを飲み込んでるね。

▷植え込みに咲くマスク。

藤田:うわ!

村田:マスクが木に実ってる!

藤田:干してあるのかな。

村田:幸福の黄色いハンカチみたい。「茶色いマスクが干してあったら待ってます」って。

▷線路脇のフェンスに絡みつくアサガオなどの植物。

村田:はみだせ緑ストリートだ。

藤田:駅の中にも生えててすごいね。

路上園芸学会調べで「園芸がはみだすまちは居心地良い」という統計がありますが、その法則に従うと、柴崎は間違いなく住み心地の良いまちでしょう。

▷村田「おそなえされてる」、藤田「カップルみたいだね。かわいい」

▷看板文字と花の色がピンクでコーディネートされている。

▷村田「ごみ収集所の周りに鉢植えが置かれてる!」、藤田「愛を感じるね」

柴崎は園芸だけでなく、「いい文字」の宝庫でもありました。

▷自転車乗り場の番号がガムテープ製。

藤田:この文字はガムテープで描いたのかな。上手!

村田:手づくり文字だ。

▷「出入口駐禁」もお手製。

村田:かわいい〜。

藤田:「禁」の字は大変だっただろうね。

▷駐車場のパイロンにも手づくり文字。

村田:この文字もすごくいい。柴崎は文字も味わい深いまちだね。

藤田:文字を手づくりしてるね、みんな。

姓名判断から垣間見えたSABOTENSの波乱の人生

植物に落ちもんに文字。いろんな見どころを堪能していたら、約束していた姓名判断の時間が近づいてきました。ドキドキしながらリサイクルショップ・タウン企画さんに戻ってきたところ、店頭にはのぼりが立ち商品がずらり。無事に開店していました。

▷店頭には服や家電がずらり。

村田:服も洗濯機もあるね。すごい。どうしよう、爆買いしちゃいそう。

藤田:爆買いしそうになったら止めるね。

▷早速商品に目を奪われるSABOTENS。

藤田:こんにちは〜、戻ってきました。

タウン企画さん:ははは。

村田:商品が並ぶといいですね。

藤田:わー、これかわいい!買おうかな。

村田:よっちゃん、早速……(笑)。

スマホケースを探していたというSABOTENSよっちゃん。1個50円という破格のお値段で売っていた、かわいいケースを購入することにしました。SABOTENS村田は、さくらんぼモチーフのイヤリング(100円)を購入。

お買い物タイムのあとは、いざ本日のメインイベント・姓名判断です。渡された紙にフルネームで名前を書くと、そこから店主さんが画数を計算していきます。

▷ドキドキの姓名判断。まずはよっちゃんから。

タウン企画さん:下の名前はなんて読むの?

藤田:「よしみ」っていいます。

タウン企画さん:男みたいな名前だね。

藤田:いちおう女です(笑)。市役所とかでたまに「泰実」を「やすみつ」って読み間違えられて男だと思われることもあるんです。

タウン企画さん:強い数字が色々出てくるなあ。正直いうと、女の人ではない方がいい数字。名前の中に「23」と「33」という画数がいくつもある。この名前の運勢は、家庭を持っても簡単に相手のものにはならない。相手の運勢を食っちゃって、相手が弱くなっちゃう。男性だったらいいんだけど。

藤田:でも女性で生まれちゃったからな。どうすればいいですか?

タウン企画さん:ペンネームかなにかで多少変えた方がいいよ。

村田:「つのだ☆ひろ」みたいに「☆」を入れたり……?

タウン企画さん:ただ、全部足した画数は「41」で大吉。

藤田:やったー。

タウン企画さん:23も33という画数も基本は全部吉なんだけど、女性が持ったらちょっとどうか、という感じ。

藤田:ちょっとどうか(笑)。

▷店内には画数ごとの運勢が書かれた表。23と33という画数には「後家相」「後家運」といった単語が。

タウン企画さん:強すぎて相手の運勢を食べちゃう。それくらいのパワーを持っている。もしこの運勢でなんとかしたければ、女じゃなければ信用されないような商売をしたほうがいいです。

村田:どういう職業でしょう?

タウン企画さん:女将さんとか。

藤田:なるほど、束ねるみたいな。

村田:個人事業主として仕事するにはいい画数なのかもよ。

タウン企画さん:性格の運勢は「15」。これは人格者ということ。

村田:15の運勢は……「徳望高く、目上の引き立てあり」。すごくいいじゃん!

藤田:本当に男みたいな名前なんですね。

タウン企画さん:「あんたがいないと、この商売は成り立たない」っていう仕事を選んだ方がいい。

村田:よっちゃんの仕事はまさにそうじゃん!

タウン企画さん:家庭を持ちたいんだったら、パワーを持っていることに納得する人を選ぶといい。

村田:よっちゃんの強さを良しとしてくれる相手を探すということか。

藤田:深い鑑定をしていただいてありがとうございます。

タウン企画さん:基本的にはいい数字ばかりで、どんなことでも乗り越えていけるパワーを持っている。ただ、家庭を持つと頑張りすぎて体を壊す可能性がある。自分でよくわきまえて、仕事と家庭をビシッとわけるのがいいですよ。

名前の画数から、想像以上に奥深い鑑定結果が出てきたことにびっくり。続いて、SABOTENS村田の鑑定です。今の名前と結婚前の旧姓を両方書いて占っていただきます。

▷続いて村田の鑑定。

タウン企画さん:この名前の人は、曲がったことができないタイプ。わかりやすくいうと嘘をつけない。

藤田:たしかに嘘はつけない。顔に出ちゃうもん。

タウン企画さん:僕の娘も同じ画数にしたんだよ。変な男にフラフラついていくなっていう。結婚して25画になったなら、大吉だ。

藤田:よかったね〜!

村田:よかった! ネットの姓名判断だと悪くて。凶ばっかり出てくるんですよ。

タウン企画さん:え? おかしいな……。いち、に、さん、し……。

「25画」という画数をもう一度数え直す店主さん。あらら、いきなり雲行きが怪しくなります。

タウン企画さん:……ちょっとまって、数字が違った、ごめん。

藤田:やばいやばい(笑)。

村田:いきなりどんでん返し(笑)。

タウン企画さん:うわ、「26画」だ。

村田:26画は……「極端、波乱、英雄運稀にあり」。25画だと「資力あり、栄敏、才知」だったのに……。

タウン企画さん:意味が変わってきました、ごめんなさいね。

藤田:オーマイガー!

村田:ガーン!

タウン企画さん:……。

藤田:頭かかえてる(笑)。どうにかして25画にしてもらえないでしょうか。

村田:こうなったら一本くらい抜いてもいいです。

タウン企画さん:でも旧姓よりは今の名前の方がいい。旧姓は最悪。

村田:最悪なのか(笑)。

タウン企画さん:旧姓は最悪。28画。

村田:28画は……「遭難、家族運薄し」……。

タウン企画さん:やばいくらい。

藤田:よく生き抜いたね。

タウン企画さん:名前の中に「14」が二つ、足した数が「28」でしょ。パーフェクトに大変。大丈夫だった? よく生きてたね。ただ14という数字、外的な運勢はいいとはいえないんだけど、今まで俺が見てきた感じでは、珍しいくらい性格がいい人が多い。

村田:それならまだよかったです。

タウン企画さん:これだけ名前の中に「14」がある人は見たことない。表面上は大変だけど精神的なものは強いから、自分では別に悪いと思ってない感じ。

藤田:最強じゃん。

村田:外から見ると大変だけど本人はそんなに気にしてないっていう。

タウン企画さん:他人のために尽くす運勢で、他の人から見ると「家族のために犠牲になって」って思ってるかもしれないけど、本人は全然苦しいとは思っておらず普通にできる。

村田:よかったです、今まで生き延びて。

名前の画数は思いがけず波乱万丈でしたが、精神力でなんとかここまで生き延びてきたことがわかったSABOTENS。深い鑑定をしていただいたタウン企画の店主さんに御礼をいい、店を後にしました。

▷突然の訪問にも関わらずありがとうございました! タウン企画さんのブログはこちら 

家の一角をみんなの溜まり場にしたいまち

鑑定結果をしみじみと反芻しながら歩いていると、ふたたび先ほどの自転車店兼八百屋「サイクルショップ菊野台」さんに辿り着きました。……あれ? さっきより人が増えているぞ。

▷お仲間が勢揃い。「清洲城信長鬼 鬼殺し」を呑みながらワイワイと集っています。

サイクルショップ菊野台さん:どこまわってきたの?

村田:ぐるっと一周してきました。

藤田:皆さんお友だちですか?

お友だち:人類はみな兄弟なんだよ。

藤田:いい言葉(笑)。かぼちゃを買おうと思って戻ってきました。

お友だち:かぼちゃには栄養があってきれいになるんだよ!

藤田:早速、夜ご飯にいただきます。

村田:私も夜ご飯に買っていこうかな。

▷かぼちゃの煮物とりんごを購入。

一緒にいたお仲間には、米の収穫量を増やすために日々研究を重ねる「発明家」がいらしたりと、多様なメンバー。にぎやかにいろんなお話が飛び交います。ご近所にこうやって仲間うちでワイワイと集まれる場があったら、めちゃくちゃ楽しいだろうな。

先ほどの姓名判断の結果を少々落ち込みながら伝えたところ、「当たるも八卦、当たらぬも八卦だから、気にしすぎないでいいよ」と温かなコメントをくださいました。サイクルショップ菊野台&お仲間の皆さま、ありがとうございました。

村田:いやー、パワフルだったね。

藤田:今日出会った人たちからしたら、私たちはまだひよっこだね。

村田:ご近所にあんなふうに集まれる店があったら楽しいだろうね。鬼殺しを飲んで。

藤田:今日は撮れ高すごかったね。姓名判断だけで「第一部 よっちゃん編」「第二部 あやちゃん編」で別の記事にできそう。「藤田泰実、後家相」。

村田:「村田あやこ、よくこれまで生きてたね」。一画違っただけで落差がすごかった。

藤田:一つ画数が違うだけで、こんなに人生が変わるんだね。

村田:だから名前に点を一つだけ付ける人もいるんだね。

数時間の滞在ながら濃い思い出ができた柴崎。最後に、このまちに住むならマンション、一戸建てのどちらがよいかを振り返ります。

藤田:私は一戸建てかな。お庭があって木の生えた、昔ながらの雰囲気の家をリノベーションして住みたいな。

村田:私も一戸建てかな。一階をガレージにして、おじいちゃんおばあちゃんたち溜まり場にしたい。誰でも来ていいように椅子を置いて、鬼殺しもストックして。

藤田:いやー、おもしろかったね。一戸建てを買いたいとか、古民家がいいとか、アパートがいいとか。まちによって違うのが楽しいね。

イラスト/藤田 泰実(落ちもん写真収集家)

まちのミカタ 心に残る西川口の風景

村田のミカタ道の割れた部分にはめ込まれた様々なサイズの石が遺跡のようでした。

藤田のミカタ:人間の身勝手さで捨てたれた現実が受け入れられず、開いた口が閉まらずに顔面蒼白になっているかのように見えるカゴ

お知らせ 

SABOTENSちゃんねる」では、過去の「まちのミカタ」の取材中に撮影した動画を少しずつアップしています。ぜひお暇な時にでもご覧ください!

▷最新の「まちのミカタ(蔵前編)」

●取材/SABOTENS
●執筆/村田 あやこ
●編集/細野 由季恵

《広々とした中古マンション。空間を余すところなく使った理想のリノベーション | 施工事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #31

大切なご家族であるワンちゃん、元気いっぱいの長女さん、そしてもう少しで誕生する赤ちゃんのためにリノベーション決意したKさまご家族。広い中古マンションをそれぞれの家族が過ごしやすいようにという願いと、ご夫婦それぞれが思い描いていた住まいにするために、ワクワクしながら準備を進めました。

物件について

所在地東京都稲城市
建物種別マンション鉄筋コンクリート造(築20年)
費用1,260万円(解体費・各種工事費用・デザイン費用全て含む)
リノベ面積111㎡
時期2021年

暮らす家族

ひろしさん(夫、40代)、ゆみさん(妻、30代)、長女、わんちゃん

話し手

ひろしさん、ゆみさん

担当スタッフ

鈴木 栄弥

リノベーションを考えたきっかけを教えてください。

ひろしさんもうひとり子どもを迎えることと僕も週2で在宅勤務ができるのでワークスペースがほしいとなると、前の家だと手狭になるなと感じたんです。内覧後、すぐに気に入ったのがこのマンションでした。

ゆみさん犬も飼っていますし、やっぱり広さですよね。ワークスペースを設けた新築も内覧に行きましたが、完全個室ではないので、子どもが入らないように……などを考えていると、リノベーションがいいかなと。

エントリエの決め手を教えてください。

ゆみさんWebサイトで2社に絞り込んだうちのひとつでした。よく見たのは施工事例で、ポイントは“自分の希望がかなえられそうか”でしたね。比較段階で値段はそこまで変わらないことがわかったので、最終的には何度も通うことになるので立地は重要でした。2歳の子どもを長時間連れて歩くのって大変で。エントリエのモデルルームにあるキッズスペースがあったのも助かりましたよ。

ひろしさん(同グループの)wakatte(ワカッテ)さんのWebサイトも見て、「女性目線のリノベーション」というコンセプトにも共感して、どちらにしようと思っていたらあちらの担当者である杉村 菜摘(すぎむら・なつみ)さんも少し関わってくれることになったんですよね。臨機応変に対応してくれたなって。

before

after

どのような要望を伝えましたか?

ゆみさん初回の打ち合わせでたくさん伝えたと思います! 私は家事で無駄な動きがないようにしたいという動線のこと。あとはパントリーやウォークインクローゼット、シュークローゼットなど収納をたくさんほしいということ。心配性でストックをよく持つので、人の目に触れない場所に置けるようにしたいって(笑)。

ひろしさん僕はワークスペースがほしいということと、ふたり分の子ども部屋。あとは、寝室が前の家より広くなること。もうひとつ、無駄なスペースをつくりたくなくて、ベランダ手前にあるデッドスペースを活用するのはどうしたらいいのかということを伝えたと思います。

担当者とのやりとりで印象的だったことはありますか?

ゆみさん:一回目の打ち合わせが終わって出てきた提案書が想像以上のものでした。 まず、間取りの変更がこんなに変わるんだということは、ふたりですごくびっくりしたよね。そのときに「リノベーションってすごいよね」、「次行くときには、どんな風になるんだろうね?」と打ち合わせを楽しみにしていました。鈴木さんは、気持ちをくんでくださるし、引き出してくださる力もすごかったです。

ひろしさん僕のなかでのリノベーションのイメージって、間取りはそんなに変えられないんじゃないかと思っていたんです。それが、「こんなに注文住宅のように変えられるんだ!」という驚きがありました。いただいた提案書に僕たちが手書きで希望を入れると、次の日にはメールで仕上がってくる。コミュニケーションがよく取れていたと思います。

こだわったポイントを教えてください。

ゆみさんタイルです! Instagramで素敵なお家を探していると、タイルを使っている方がたくさんいたんですよね。 ショールームまで足を運んで、吟味して、主人に見せて。壁紙も自分のテンションが上がるようなものを使いたいということで選びました。

ここまで注文住宅のように自由にできるんだわかってからは、細部のデザインからキッチンの引き出しを何段にするかまで自分が好きなように選べたのは本当に楽しかったです。

ワークスペースはいかがですか?

ひろしさん:「ここだけは僕の好きにします」と(笑)。僕もInstagramで探してネイビーの壁がいいな、と。子どもが開けないように内側から鍵もかけられるようにしてもらいました。あと、本が多いので造作の棚をつくってもらって。

ゆみさん:あと、旦那が若いときに弾いていたギターがきちんと置けるところという要望は出しました(笑)。もともと旦那は収納上手ではないんですけれど……今回きれいにできたよね!

ひろしさん:ほとんどやってくれたよね(笑)。 

リビングにあるお子さまのためのスペースも、広々と遊べていいですね。

before

after

ゆみさん:(要望にあげた)スペースの活用ができました。ソファーの後ろに、子どものおもちゃや本を置いて有効的に使えていると思います。娘も楽しんでいますよ。二番目の子も生まれるので、物が多いと「あれ触られたらどうしよう、これ触られたらどうしよう」というストレスは解消されたような気がします。

ご要望の収納、使い勝手はいかがですか?

ゆみさん:家族のお洋服やシーズンごとの飾りもの、全てまとめていますがまだまだ余るくらいあるんですよ。ウォークインクローゼットは大正解でした。子どもがいるので物が散乱してしまうこともあるんですけれど、やっぱり帰ってきたときに家がきれいだと気持ちがいいですよね。

「家族でバーベキューとかしたいね」と旦那と話していたので、シュークローゼットはアウトドア用品が置けるように土間を希望したんです。子どもが小さいうちは、ベビーカーとかも置きたくて。入ってそのままおけるのですごく便利ですよ。

ご家族であるこたろうくんも嬉しそうです。

ゆみさん:私が独身時代から寄り添ってくれている家族なので、快適で過ごしやすくしてあげたいと思っていました。洗面台を造作にして、底が平らになっているTOTOの実験用シンクを選びました。シャワーで足を洗うときに、転ばないようにと。あとは、滑らない床を選んだのでとっても喜んで走り回っています! 運動量も増えたような。

ひろしさん:一番喜んでるんじゃないかな 。 廊下も長いのでボールを投げて走っていますよね。前の家だと滑っていたからあまりできなかったもんね。この床にしてよかったね。

★インタビューの様子はこちら↓↓

足冷え退治の決定版! その名もスマーティレッグホット | りえさんのライフスタイルジャーニー #6

女性の身体と心を考えたお食事の提案やインテリアコーディネーター、コラムニストなど豊富な肩書きで活躍するりえさんによるコラム「りえさんのライフスタイルジャーニー」。暮らしのテンションがちょっぴり上がるような“なくても生きてはいけるけど、自分にとって必要なアイテム”をご紹介していただきます。明日の自分のご機嫌を取るために。モヤモヤしても、すぐ元気になるために。ご自身の本音と丁寧に向き合うりえさんのライフスタイルをのぞいてみましょう!

りえさんのリノベーション事例はこちらリノベーション事例

足冷え退治の決定版! その名もスマーティレッグホット | りえさんのライフスタイルジャーニー #6

こんにちは! ニュースで「今日は温かいです」と聞いても、寒がりな上、毎日下の娘を自転車で送迎しなければならない私はもはや毎日寒い……。そんな今回は、タイトル通り、足冷え退治の決定版のご紹介です(笑)。

一体「何?」と思ってる方がほとんどだと思います。

足が冷えてる方、日本人は本当に多いと聞きますが皆さんどんな対策されてますか? 湯たんぽや冷えとり靴下、床暖房に足湯……。冷え取りグッズは毎年尽きる事なく発売されていますよね。

私は本当に冬の足冷えが悩みで、靴タイプの湯たんぽをここ何年かは愛用しておりました。

確かに温かいのですが、とにかくお湯を使う量が多く、一日に何回もお湯を沸かし、入れて、冷めたら捨てて……を繰り返すのが苦痛になってきてしまいました。

以前に知り合いのマッサージサロンで、ドーム型の遠赤外線サウナに入った時に、その足だけバージョンもあると聞いてからずっと気になっていました。ネットで検索し、買う買わないを何年も悩んでましたが(笑)、もう今しかない! と楽天のスーパーセールのタイミングで購入しました。

こちら!

▷上から撮影した様子。

分かりますか? 私の足が入っております。

横から見るとこんな感じ。

▷なかなかの存在感です(笑)。

フジカという「熱と健康に奉仕する専門メーカー」としと50余年の歴史ある会社の「スマーティ レッグホット」という商品

介護施設や病院など医療用として使われている所もあるそうな。機能はいたってシンプルで、コンセントに差し、電源入れるだけ。温度の調節は10段階。40分で切れる設定です。足を入れるだけ。

しかし!!!!

もうなんで早く買わなかったんだろう……と自分を責めたくなるほどの逸品でした。遠赤外線の熱を利用してるからか、ジンワリ、ゆっくり温まり、膝下まで温めてくれるので、脚を入れるだけで全身ポカポカ‼︎

冷めにくく、特にデスクワークを自宅でされる方などは本当にオススメです。

なかなかレトロなパンフレットなんですが、これもまた安心感!

こちらを使い初めて、顔色も良くなったし、冷えからくるイライラとか倦怠感も無くなり、すこぶる元気!

冷えって人の人格まで変えてしまうそうで、なんとなく納得。心と身体の健康あってこその仕事や育児、軽やかなライフスタイルだと思っているので、こちらはきっと毎年大切な私の相棒になる事決定です。

インテリアや洋服、コスメにお金を使う前に、頑固な冷えをお持ちの方にはおすすめです。

見た目はかなり渋いです(笑)。

 


○ 2018 – 21.9 連載インテリアトリップ一覧はこちら

▪︎阿部 梨絵 / Rie ABE

ホームページ http://salongreen.net/

家族とエントリエ /リノベーション事例 https://entrie.net/family/family3/

・子宮美容協会ユニバーサル認定
 「子宮美容セラピスト」
・発酵マイスター
・子宮ケアごはんインストラクター
・子宮インナービューティーセルフケア
 エクササイズ ティーチャートレーニングコース終了

ファッションスタイリストとして活動していた中、「女性の本当の美しさは、内からの健康からしか生まれない!」とセラピストへ転進。都内某マッサージサロン、スパ、エステサロンなどで勤務後、「子宮美容トリートメント」というオリジナルメソッドに基づくトリートメントを学び、子宮から女性の体のあらゆる不調を取り除く「子宮ケア」のプライベートサロンを横浜市都筑区にてオープン。体のトリートメントをしていく中で、発酵食品が女性ホルモンへ及ぼす影響力を知り、体外側だけでなく、内側からも子宮ケアが可能!と発酵食品作りや通年作れるキムチの教室を主宰。プライベートサロン兼自宅を2回に渡りエントリエでリノベーションした経緯から、空間が女性の体や心に及ぼす影響も自ら実感。衣食住全ての角度から、女性が幸せになれるアプローチができるサロンにすべく、日々邁進中。

《マトリョーシカの沼にドボン! 画材屋さんでの衝撃的な出会い。 / 木製小人形作家 アトリエ juju – 愛しいものたち 》

マトリョーシカの沼にドボン! 画材屋さんでの衝撃的な出会い。

マトリョーシカやこけしなどの木製小人形作家 アトリエ juju(ジュジュ)です。革を焼いて絵付けする革のタグ、ピンクッションや、ストラップ、キーホルダー、ブローチ、ネックレスなど、とにかくかわいいマトリョーシカ雑貨も制作しています。

今の制作スタイルは、子育て時代に育児サークルで知り合ったママ友から教わったトールペイントの経験がベースになっています。すぐにハマったわたしはお教室に通い、講師資格を取りました。

次男が小学校入学した頃には、自分のお教室を開くことができました。はじめは近所の公民館で3年。その後はホームセンターのカルチャー教室でした(カルチャー教室は今年で20年になります!)

そして、ついにマトリョーシカと出会ったのは、8年前。画材を買いに世界堂に行った時、お店の棚の上に置かれたホコリを被った2体白木のマトリョーシカを見つけたんです。白木の横にはきっとお店の人が描いたのであろう作品も見本で置いてありました。「わたしにもできる!!」とそのホコリ被った2体の白木マトリョーシカを買って帰りました。

描いてみたらこれまたどハマり!!

それ以来、マトリョーシカの沼にドボンです。

▷思い入れのある作品は、7年前に初めて開催した個展のときに制作した10体組の海と農場の風景をテーマにしたマトリョーシカ(身長 27cm)。デザインやアイデアは簡単に沸きましたが、技術は未熟だったため制作にはかなり苦労しました。

目がバッチリ決まった瞬間が、一番楽しいとき

作品を描くときに大事にしているテーマは“いつもハッピー & スマイル”です。かわいくて、見ているだけで癒やされて幸せを感じられる。そして、ちょっと滑稽で笑える。そんな何かがいつも身近にあれば辛いときに、疲れたときに気持ちが救われるかな? と思いながら描いています。

好きな物語や絵本の中の登場人物を描いてみたり、音楽をイメージしたり、自分で勝手に物語のワンシーンを思い浮かべたり……。日常生活の中でふと思いついたことをヒントにマトリョーシカを描いたりもします。

女の子のお出かけのオシャレを描くときは、洋服の色や模様にこだわっています。制作中はまるで小さい頃にお絵かきやぬり絵に夢中になっていた頃を思い出します。

作品づくりにおいて、一番楽しい瞬間は、「どんな作品にしようかな?」といろいろ考えるとき。どんな形の白木にしようかな? と選ぶとき。描いてる最中、デザインや色が作品のイメージにぴったりハマるとき。できあがるちょっと前の「あと少し〜〜」とドキドキしてくるとき。

お人形の目がかわいく描けたときは特に自分の作品にワクワクしています。でも、いろいろ書いたけど、やはりお目々がバッチリ決まったときが一番楽しい瞬間です。

マトリョーシカは、あって当たり前のもの

作品をつくりはじめて8年が経った今でも、つくりはじめた頃と変わらない気持ちは「とにかくかわいいマトリョーシカを描いて、見てくれる人に小さな幸せをお届けしたい!!」ということ。わたしにとって、マトリョーシカは、「あって当たり前の物」であり「支え」です。当たり前過ぎて、考えたことがなかったくらいです。

これから勉強しようと考えているウッドバーニング技法は、電気ペンで白木を焼いて、下絵のラインを焦がし、それから色をぬります。木を焦がしたラインを利用するため、木の目が見えて、木の素朴な感じを表現できます。

ウッドバーニングにすると、木が持つ素朴な感じ、自然な感じや温かみを隠すことなく、優しい作品ができます。使う絵の具は変わりませんが、絵の具に含ませる水の量などを変えて透明感を出します。

これからの作風としては、ウッドバーニング作品により深く挑戦してみたいです。

そして、絵本作家さんともコラボをはじめました。『ふとっちょマトちゃん』という、かわいい絵本です。登場人物をマトリョーシカに描いています。こちらもこれからはキャラクターを増やして行こうと思っています。

今後も、これまでと変わらず、淡々とマトリョーシカを描いていこうと思います。

イベント情報 マトリョーシカの絵付け教室 自由が丘教室 開催日:毎月 第2日曜日
時間:12:30~15:30
開催場所:東京都目黒区自由が丘2-8-7 コア自由が丘102
体験教室講習費:¥3.500(材料費込み)
絵付け教室講習費  :¥3.000(材料費別) お申込み方法・詳細:
InstagramのDM,FBのメッセンジャー、Gmailどちらからでもお問い合わせください。Instagram / mariko8115
FB               / mariko.tagu
gmail           mari35atjuju@gmail.com

木製小人形作家 アトリエ juju

【Instagram】https://www.instagram.com/mariko8115/

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