家族とエントリエ - LIFE STORY - #73

家族の願いを込めた、わたしたちの二世帯住宅の形 | リノベーション事例 #73

鈴木 栄弥
設計した人
鈴木 栄弥 / Suzuki Emi
設計営業・ウェブマガジン編集長
小学生の頃から間取りやミニチュアが好きで、建築模型がつくりたい! と、 建築士になることが夢に。静岡県富士市出身、1990.7.27生まれ。日本女子大学家政学部住居学科卒業。ビルや建物ではなく、人が住む家のことを中心に学びたいと思い、住居学科で学び、「人が楽しく暮らす住まいをつくりたい」という思いでホームテック株式会社に就職しました。現在は、エントリエ事業部で設計営業 兼 マガジン編集長として所属。お気軽に「エイミー」と呼んでください!私の手掛けるお家は、どれも決まったテイストはありません。住まい手の体温を感じられるテイストに仕上げることが得意です!
細野 由季恵
記事を書いた人
細野 由季恵 / Hosono Yukie
WEB編集者、ディレクター
札幌出身、東京在住。フリーランスのWEBエディター/ディレクター。エントリエでは 副編集長としてWEBマガジンをお手伝い中。好きなものは鴨せいろ。「おいどん」という猫を飼っている。

ご主人の実家で4年間の同居を経て、完全分離の二世帯住宅へのリノベーションを決意されたUさまご家族。信頼できる会社を選びたいという思いから始めたパートナー選びでは、WEBマガジンを読み込みエントリエに決めてくださいました。「どこにいても好きなもので囲まれている」と奥さまがおっしゃる、理想の住まいが完成しました。

物件について

所在地東京都八王子市
建物種別木造2階戸建て 築23年
リノベ面積57㎡(2階全体95㎡のうち)
費用1,500万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み)
時期2022年

暮らす家族

ご主人、奥さま、長女、次女、三女

話し手

奥さま

担当スタッフ

鈴木 栄弥

リノベーションのきっかけを教えてください。

奥さま:もともとこの家は主人の実家で、はじめは、お義母さんとわたしたちで同居していたんです。コロナ禍でお互いに家にいる時間が増えたときに、嫁としてホッとする空間が欲しいなという気持ちが出てきたんです。それにお義父さんとお義母さんが目的をもって建てた家に自分たちが新しく入ると、使いづらい部分があって当然ですよね。娘たちが大人になるまでの時間も含めて、家のあり方を考えるようになって「リノベーションするなら今かな」という思いになりました。

BEFORE

AFTER

エントリエは、どのようにして見つけてくださいましたか?

奥さま:たくさん探したわけではないのですが、検索ですぐに見つかったのがエントリエのエイミーさん(鈴木 栄弥)の記事でした。WEBマガジンは読めば読むほど、読み進めたくなって。なんというか、お客さまや担当スタッフさんの言葉から信頼関係が伝わってきたんです。リノベーションについての情報は曖昧な記載がなくて、安心感もありました。

決め手を教えてください。

奥さま:スタッフの写真が掲載されているって、すごいことだと思うんです。主人は美容室を経営しているし、私も美容師としてモデルさんのスタイリングもしますが、自然体の笑顔って伝わりますよね。WEBマガジンで見るエントリエのみなさんは、集合写真も家族のように仲が良さそうで。とにかく信頼できるところがいいなと思っていたので、もう、絶対にここ! という感じで、夫にも伝えました。

実際に来ていただいて、印象はいかがでしたか?

奥さま:担当のエイミーさんのこと、めちゃくちゃ覚えています! とにかく、笑顔がはじけるような素敵な方。たぶん、わたしたちよりもお若いのに安定感があって、打ち合わせでは、聞き上手で引き出し上手。丁寧にゆっくりゆっくり、ひとつずつ汲み取ってくださって。もうエイミーさんにお任せしたらいい家ができるなと感じました。

どのようなご要望をお持ちでしたか?

奥さま:一番が玄関です。二世帯住宅にするために、お義母さんが住む1階と、わたしたち家族が住む2階への玄関をどうするかということ。玄関を一緒にしたいという主人の意見と、リビングを通ってからそれぞれのお部屋に行って欲しいというわたしの意見がなかなか合わなくて悩みました。夫婦で方向性が決まらず大変な場面もありましたが、エイミーさんはプランを何個も用意してくださって、わたしたちも少しずつ歩み寄ることができたんですよね。

二世帯は、最終的に玄関を分ける形になりましたね。

奥さま:そうですね。エイミーさんが作ってくださった玄関から2階に上がる階段が、もう、最高なんです。天国への階段(笑)。同じ玄関だと、良くも悪くも「どこいくの?」「何を買ったの?」と、行動ひとつひとつ目につくので。適度な距離って、大切ですよね。

登ってすぐに設置した洗面台もエイミーさんにご提案いただいたのですが、タイルや特注の鏡を組み合わせて、こんなふうに造作できるなんて知らなくて。女4人なので、広さもあって朝の身支度にも良いですよね。

他に、こだわった場所はありますか?

奥さま:対面キッチンかな。カウンターでは主人がひとりでお酒を飲んだり、子どもたちとみんなで料理をしたり。十分な広さがあるから、こんな風に過ごす時間が持てるなんて、と嬉しいです。

2階 BEFORE

 2階 AFTER

「玄関の他にも、リビングは何もなくていいから広く。パントリーやウォークインクローゼットなどの収納も欲しいと伝えました(奥さま)」

あとは子どもが3人もいると、やっぱり洗濯物も多くて。西陽が当たる場所に作ってもらった、キッチン横のインナーバルコニーのような室内干しのスペースもすごく使いやすいんです。以前は、キッチンが1階で、物干しが外で、あっちこっち行ったり来たりしていた家事動線も、ぎゅっとまとまってよかったです。もう完ぺきです!

ご希望いただいていた一見スッキリしたリビングにも、しっかりとそれぞれの居場所があるように見えます。

奥さま:ここでご飯食べて、テレビを見て、一緒にいる。子どもって、長いようで、一緒にいられるのは今だけだから。どこにいても誰かの存在を感じられる、このお家で過ごせてとても嬉しいです。

子どもたちは、いつも一緒にいるんです。だからバラバラで勉強ということは絶対にしないだろうなと思っていたので、学習机も3人が座れるようにしてもらいました。でも油断すると、それぞれがいろんなものを持ってくるので片付けも大変なんですが(笑)。

住み心地が以前とどう変化したか教えてください。

奥さま:おもちゃ、洋服、それぞれに片付けるところがあって本当に住みやすくて。どの場所にいっても、自分も好きなものばかりで作られているからテンションも上がるし。子育てや仕事で大変なこともあるけど、家にいるとホッとできるんです。もともと地元が九州なので「この地域が好き」という思いも持てなかったんですけど、自分の家がめっちゃ好き! って良いですよね。遠くから出てきて、家の大切さが身に染みてわかりました。

リノベーションを体験してみて、いかがでしたか?

奥さま:毎週のように聖蹟桜ヶ丘にあるモデルルームでするエイミーさんとのお打ち合わせ時間が、めちゃくちゃ楽しかったですね。妄想の世界ではないですけど、現実から離れてああしたい、こうしたいと話して、次の打ち合わせではどの場所を決めるんだろうとか。終わったら、なんか切なくなっちゃって。もう、あまり行けないんだなって(笑)。

これまで、リノベーションという言葉も知らないくらい自分には無縁の世界だと思っていたんです。自分の好きな空間を持てるなんて、思ってもいなかったから。お義母さんももしも建て替えだったら、反対していたと思います。思い出も残して、つないでいけるのは新築ではできないリノベーションの良さですよね。

これからリノベーションをする方に、メッセージをお願いします。

奥さま:わたしたちはエントリエに出会えたことが、すべてだったと思います。絶対に会社選びからはじまっていますよね。主人とも、他にお願いしたらこうはならなかったよねと話しているくらいです。

諦めてたんですよ。これを叶えたらあの希望は無理かな、だから最低限できることをやろうって。でも、エイミーさんは最後の最後まで粘ってくださって、どれも妥協せずに作りこんでくれました。あとは工事中からアフターサービスまで、関わってくださった職人さんやスタッフのみなさんが、本当にどの方も丁寧で、素晴らしいお人柄で。そういう方ばかり集まっているんでしょうね。もし、次にリノベーションをするとしても、絶対に信頼できるエントリエにお願いします。

STAFF VOICESuzuki Emi

願いをあきらめないお家づくり

家族の意思を尊重し、自分は遠慮をする…そんなことから葛藤や悩みが出ることも。でも、間取りや動線を変えることで、家族だけでなく自分のことも大切にしてほしいと強く想い、いろいろな可能性のプランを提案させていただいたことを覚えています^^お悩み相談のようになっていたことも懐かしいです(笑) 今の悩みがどんなふうに解消できるのか、なるべくひとつではなく、いくつか選択肢を提示し、みんなが納得して進める形を一緒に考えさせていただきました。2階の個室はなるべく壁位置を変えずに床を既存利用として、生かす場所と変える場所もメリハリをつけることで、コスト的にも工夫ができました。とても喜んでいただき、今も素敵に暮らしていただいている姿が見られて本当に嬉しいです!これからも、家族みんながほっとできるお家時間をここで過ごしていってください!ありがとうございました!!

鈴木 栄弥
設計営業・ウェブマガジン編集長

鈴木 栄弥 / Suzuki Emi

エイミー

2級建築士、カラーコーディネーター、福祉住環境コーディネーター、ファイナンシャルプランナー

静岡県富士市出身、1990.7.27生まれ。
日本女子大学 家政学部 住居学科 卒業。

小学生の頃から間取りやミニチュアが好きで、建築模型がつくりたい! と、建築士になることが夢に。
ビルや建物ではなく、人が住む家のことを中心に学びたいと思い、住居学科で学び、
「人が楽しく暮らす住まいをつくりたい」という思いで就職しました。
現在は、エントリエで設計営業 兼 マガジン編集長として所属。お気軽に「エイミー」と呼んでください!

わたしの手掛けるお家は、どれも決まったテイストはありません。
住まい手の体温を感じられるテイストに仕上げることが得意です!

●全国ジェルコデザインリフォームコンテスト
2023年 リビングダイニング部門 全国最優秀賞 受賞
2020年 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会会⾧賞 受賞
2020年 個室部門 全国優秀賞 受賞
2019年 リビングダイニング部門 全国優秀賞 受賞

●ジェルコ関東甲信越支部リフォームコンテスト
2022年 デザイン部門 キッチン賞 受賞
2021年 デザイン部門 優秀賞 受賞
2020年 デザイン部門 優秀賞 受賞

●RoomClip全国理想の住まいコンテスト
2022年 1000万円以上部門 全国最優秀賞 受賞
2021年 500万円以下部門 特別賞 受賞
2020年 500万円以下部門 全国優秀賞 受賞

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