生活動線や収納を計画し設計することはもちろん、耐震や断熱、防水などの建物の構造まで含めたトータルなプランニングのご提案が必要とされる大規模なリノベーション。どちらも大切にしながら、これからの住まいへと再構築する――。今回は、その両立を叶えた、エントリエ一級建築士小林 めぐみ・田畑 照子担当の住まいづくりの事例をご紹介します。

心地よい光の中で家族の時間を育む、2×4工法の家

お隣にマンションの建設計画が持ち上がったことから、日当たりを考慮し、リビングを1階から2階に移す大規模リノベーションを検討し始めたというOさまご家族。2×4工法のご自宅に対応しているリノベーション会社を探す中で、エントリエを見つけたのだそう。リビングへの採光はもちろん、収納計画も含めた生活動線を整備。家族が自然と集い、快適な日々を送れる住空間へと生まれ変わりました。
「とても暮らしやすくなりました。明るさや暖かさが以前とは全然違います。冬もとても暖かくて快適です」(奥さま)
ビル2階分を大胆にリノベ。回遊動線で広々繋がりあうお家。


子どもの成長にあわせ、ご実家所有のビル2フロア分のリノベーションを決めたUさまご家族。光を取り込む大空間LDKと、家中を回遊できる快適な動線設計を取り入れ、居住性や快適性に優れた空間となりました。輸入壁紙や、メンテナンス性の高い床タイルも取り入れられています。
「一から家をつくれるのであれば、せっかくなら見たことがない個性的な空間にしたいと思っていました。一番こだわったのは、壁紙と床のタイルです」(奥さま)
築50年の実家を受け継ぎ、これからの暮らし仕様にアップデート

退職を機にご主人の実家へ戻ることにしたTさまご夫婦。築50年のRC造+木造在来の混構造を、安心感と暮らしやすさを軸に全面的に再構築しました。お二人のご希望を丁寧に取り入れ、新たな生活にすっと馴染んでいただける住まいになりました。
「他社さんからは“柱をどんどん抜いて空間を広くする”ような案もあって。でも田畑さんは『取ることは可能ですが、ここは残した方が構造上良い』と、安全面まで加味してプランを立ててくれたんです」(ご主人)
ご主人のこだわりがつまった店舗兼住居の2世帯住宅

うどん屋を営むご両親からの「店舗付き住宅にしたい」という希望を受けたOさまは、ご実家のリノベーションを決意。築31年の木造戸建てをフルリノベーションし、1階をご両親の住居兼店舗、2階をOさまご家族の住まいとする二世帯・店舗併設住宅へ大規模改修を行いました。ご主人のOさま自らショールームをいくつも巡り、こだわりの空間へと仕上がりました。
「ショールームにも一緒についてきてくたり、テイストの合いそうな商品を取り扱うメーカーを紹介してくれたり……『あれがいい』、『これがいい』と議論しながら進めていきました」(ご主人)
家族が自然と集まる広々ダイニングの住まい

リノベーションを前提に築28年の木造住宅を購入したTさまご夫婦。広々とした部屋で暮らしたいと、2階は仕切りをなくした大きなリビングダイニング空間へとフルリノベーションしました。広々としていながらも半個室のような空間もあり、客間としても機能しているのだとか。ご主人の趣味つながりであるご友人を招いたり、奥さまがリースのワークショップをご自宅で開きたいという夢も叶えられる場となりました。
「以前の家では自分の部屋にすぐ戻っていたけれど、今はここがみんなの場所になっています。実は、そうなったらいいなと思っていました」(ご主人)
2×4工法でも実現できた、思いを引き継ぐ開放感ある住居

空き家になった実家を受け継ぎ、リノベーションを検討し始めたKさまご夫婦でしたが、2×4工法の住宅は間取り変更が難しいと知りました。実際に問い合わせても断られたり、既存の間取りを生かした提案が多かったのだとか。エントリエではご両親が暮らした大切な住まいの活かせる部分は残しながら、ご希望だった開放的なキッチンを実現しました。
「納得のいく説明があった上で、以前の間取りでは仕切られていた壁を抜けるということがわかったんです。最終的に小林さんのプランを見たとき、「できるんだ!」と感動しました」(ご主人)
築43年の長屋を再構築。土間から広がる驚きの空間

祖母から受け継いだ長屋のフルリノベーションを決めたMさまご夫婦は、土間があって空間がつながっていくような住居のイメージをお持ちでした。小林が提案をしたプランをみるや、「これがやりたかったんだ!」と感じていただいたそう。家事動線や収納性能もアップした空間へと生まれ変わりました。
「言葉にできなかったことが伝わってしっかりプランに落とし込まれていたのがすごく良いなと思いましたね」(ご主人)
快適な動線と温熱環境で叶えた、猫も人も暮らしやすいお家

築年数による老朽化や寒さ、家事動線の不便さにお悩みだったことからUさまご夫婦はリノベーションを決めました。動線の見直しや設備の交換だけでなく、ヒートショック対策に廊下まで床暖房を取り入れるなど住宅性能も大幅に刷新。猫との暮らしに配慮した工夫を織り込みながら、日々のストレスを減らす間取りへ再設計しました。
「キッチンの室内窓は、こだわった箇所です。ショールームで見つけたアイデアをもとに、開閉式の建具を取り入れました。これなら猫が調理場に入ってくることもないし、開放感もあります」(ご主人)


