家族とエントリエ - LIFE STORY

《俺色全開! ご主人がこだわり抜いた店舗兼住居の2世帯住宅 | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #20

小林 めぐみ
設計した人
小林 めぐみ / Kobayashi Megumi
設計営業
住宅・店舗の設計や施工管理などの経験をしながら1級建築士の資格取得。「やっぱり住 宅に深く関わりたい!」と、工務店で住宅リノベーションを中心に設計と施工を一貫で担当していました。お客さまが収納に困る場面に何度も出くわしたことをきっかけに収納プランナーの資格も取得。子育てをしながら働く中で、新しい事業の展開や女性の働き方に柔軟なホームテック株式会社に出会いました。今までの経験を活かし、エントリエで、お客さまをHAPPYにする住まいを届けます!
細野 由季恵
記事を書いた人
細野 由季恵 / Hosono Yukie
WEB編集者、ディレクター
札幌出身、東京在住。フリーランスのWEBエディター/ディレクター。エントリエでは 副編集長としてWEBマガジンをお手伝い中。好きなものは鴨せいろ。「おいどん」という猫を飼っている。

俺色全開! ご主人がこだわり抜いた店舗兼住居の2世帯住宅

閉店後もお客さまからの再開を望む熱い声が絶えることのなかった「手打うどん さわ屋」を営んでいた、Oさまご両親。その声に答えるため、Oさま主導の元、お家の1階をご両親の住居兼店舗、2階はOさまのご家族のお部屋としてフルリノベーションを決意されました。今回は、Oさま宅メインのリノベーションストーリー。ご主人がこだわり抜き、それぞれの家族を思ったお家の完成です。

物件について

所在地東京都町田市
建物種別戸建て 木造(在来工法)(築31年)
費用約2750万円(解体費・各種工事費用・デザイン費用全て含む)
リノベ面積リノベ範囲143㎡ (全体143㎡)

暮らす家族

1階(住居兼店舗):お父さま・お母さま
2階:ご主人、奥さま、長男

話し手

ご主人、奥さま

担当スタッフ

小林 めぐみ

リノベーションのきっかけを教えてください。

ご主人:両親からの「店舗付き住宅にしたい」という希望があったからです。約1年前に別の場所で営んでいたうどん屋を畳んだのですが、お客さまから再開を望む声をたくさんいただいたようで。土地からの購入も検討もしましたが、結局実家をリノベーションしようということになりました。1階が店舗兼ご両親の住まい、2階を僕たちの住まいにしようと。

▷ご両親が独自開発した「えごまうどん」は、お店の人気メニュー

エントリエとの出会いを教えてください。

ご主人:リノベーション会社が紹介されているカタログを購入して、気に入った事例をスクラップしていたうちのひとつがエントリエで。何社か検討していましたが、他社のご提案もすごく良くて予算も横並びといった感じだったね。

決め手としては、担当の小林 めぐみさん(以下、小林さん)と澤 雄太さんがプランの提示をしてくれた時にゴリゴリくるんです、「うちが絶対いいんですよ」って(笑)。結果的によかったですよ。担当者とのコミュニケーションの取りやすさとかがあったんじゃないかなと思います。

どのようなご希望がありましたか?

ご主人:昔からうちは近所の花火大会の打ち上げ花火が見えるんです。だから、部屋からも見えるように大きな窓をつけてという希望はお伝えしました。あとは、妻も僕も漫画が好きなので、リビングに本棚がある生活がしたいということかな。

奥さま:私は……いろいろ説明してもらってもポカーンとしてしまうほどリノベーションのイメージがつかなかったので、夫にお任せでした(笑)。

ご希望いただいた本棚の周りには、奥さまの作業場も

旦那さまのご両親との二世帯、何か不安なことやご希望はありましたか?

奥さま:お義母さんが仏のような方なので、不安なことはなかったかな……(笑)。2歳の息子もじいじ・ばあばが大好きです。玄関を別に設ける完全分離型にしたいということは、周りの意見も取り入れてもらいました。お義母さんも同じように考えてくれていてよかったなと思います。

エントリエからはどんな提案がありましたか?

ご主人:それが小林さんの提案はことごとく変えてしまったんですよね。だから、タイルや壁紙もプランからは変わっています。LINEを使った小林さんとのコミュニケーションだいぶ激しかったですよ(笑)。

でも、ショールームにも一緒についてきてくたり、テイストの合いそうな商品を取り扱うメーカーを紹介してくれたり……「あれがいい」、「これがいい」と議論しながら進めていきました。

クロスやタイル、キッチンのショールームもご主人がたくさん廻られたと聞いています。いろいろな商品を知ったことで、“本当に好きなテイスト”が見つかったということはありましたか?

ご主人:うーん、そうですね……もともと聖蹟桜ヶ丘のショールームではroom1(ナチュラル / ファミリー感のあるテイスト)が妻と小林さんの推しで、僕はroom2(シック / 大人っぽいテイスト)が好きというのはあったんです。途中からは“俺色全開”で、遠慮なくやらせてもらいました。

部屋に入ってすぐ目に入るキッチンが、まさにroom2のようなシックで大人っぽいイメージです。

ご主人:そうですね、結果的にまとまったかな。『キッチン・家具のGRAFTEKT』というメーカーのキッチンで、テレビ台も同じ素材で発注できたので合わせることにして。

キッチン奥の棚は、途中でバーのような雰囲気にしたらかっこいいんじゃないかと急遽コンセントと照明をつけてもらいました。引っ越してきてから自分たちで壁面の鏡をとりつけたんです。

ご両親の住居兼店舗に関しては、どのようなご希望があったのでしょう?

ご主人:両親はこれまで住み慣れた生活があるので、間取りはあんまり変えたくなかったみたい。僕は変えたかったんですけど(笑)。店舗に関してはお客さまが来るので、別の業者さんにお願いした庭を一望できる大きな窓にしてもらっていうことかな。

BEFORE

▷店舗には中央の食器棚やお気に入りの家具を生かしたいというご希望もいただきました

AFTER

飲食店を兼ねることで、苦労した点はありますか?

ご主人:建築基準法や消防法などの基準を満たすことですね。厨房はエントリエではなく、昔からお付き合いのある金物屋さんにお願いして。法律周りは両親が調べたものをエントリエに伝え、相談しながら進めました。1階入り口も防火扉にしなきゃいけなかったので、費用はかさみましたがお客さまが最初に目にする場所なので妥協せずに納得できるものを取り入れました。

BEFORE

AFTER

入居されて半年ですね。暮らしはいかがですか?

ご主人:電気の契約やらなにやらで、やっと落ち着いたのが1~2ヶ月程前ですが、水回り・まな板を置くスペースも広くなって料理もしやすいですね。寝室から反対側にある部屋はプロジェクターをおいてホームシアターにしました。ゲームをしたり、映画みたり。ちょうど昨日、妻とふたりで初めての映画鑑賞をしました。

奥さま:子どもが大きくなったら、子ども部屋にするんです。あとはときどき、両親との食事もタイミングが合えば一緒にご飯を食べることもあります。おいしいうどんもいただくことも。「この味だー」って(笑)! お客さまにも喜ばれているそうです。

STAFF VOICEKobayashi Megumi

いつも自然体で思ったことを伝えて下さるOさま

LINEやメール、電話のキャッチボールをたくさんしました。時にはドッチボールのような時もありましたね(笑)。 そんなお打合せの中に常に感じていたのは一緒に住む家族を想いやるお気持ち。 奥さまやご子息が暮らしやすいように、ずっと育ててくれたご両親に安心して暮らしてもらえるように、もちろん自分も暮らしやすく、そんな大事な想いを重ねあって出来たお家はまさにOさまの為のお宅になったかと思います。大切なリノベーションをお任せ頂き本当にありがとうございました。今もインスタなどでつながりを持てているのがすごい嬉しいです。 今後ともお力になれることがございましたらいつでもキャッチボールをさせて頂けたら幸いです。

小林 めぐみ
設計営業

小林 めぐみ / Kobayashi Megumi

1級建築士、住空間収納プランナー、木耐協耐震技術者

住宅・店舗の設計や施工管理などの経験をしながら1級建築士の資格取得。
「やっぱり住宅に深く関わりたい!」と、
工務店で住宅リノベーションを中心に設計と施工を一貫で担当していました。
お客さまが収納に困る場面に何度も出くわしたことをきっかけに収納プランナーの資格も取得。
子育てをしながら働く中で、新しい事業の展開や女性の働き方に柔軟なホームテック株式会社に出会いました。

今までの経験を活かし、エントリエでお客さまをHAPPYにする住まいを届けます!

受賞歴
『2023年ジェルコ リフォームコンテスト 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞』受賞
『2020年リフォームコンテスト関東甲信越支部 優秀賞』受賞
『2019年RoomClip全国理想の住まいコンテスト1000万円以上の部 全国優秀賞』受賞

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