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感じるイタリア
『♯4 連続性と調和』

感じるイタリアーロレーナ・アレッシオの世界ー

『♯4 連続性と調和』

“イタリアの住まい” は、私たちエントリエが住まいづくりをする上で大切にしている、「家族にとっての至福の時間」 「自分らしく生きること」と共通する想いでつくられています。それを私たちに教えてくれた、世界各地で活躍するイタリア人女性建築家である、ロレーナ・アレッシオさん。
今回は、ロレーナさんが手がけているプロジェクトをご紹介します。
*感じるイタリア ロレーナさんとの出逢いはこちら【http://entrie.net/italy/lorena01/

 

[DIAMANTE]
プロジェクト名:居住及び商業建造物、DIAMANTE(ディアマンテ=⦅伊⦆ダイヤモンド)
時期(デザイン):2011年11月〜2012年5月
クライアント:私人
立地:セッティーモ・トリネーゼ、イタリア
主任建築士:ロレーナ・アレッシオ
デザインチーム:マルコ・ブリジオ、フランチェスカ・ポッリチーニ、シルヴィオ・マルサニク

 

 

セッティーモ・トリネーゼ市の歴史的街並みの中心に位置して、このプロジェクトは、リバティ・スクウェア (*Piazza della Libertaの英訳) に面するその建物の仕切りとスカイラインの均一性を再定義するものである。その質感は、垂直面と屋根の秩序の間の連続性に特徴がある。具体的には、ファサードとダイヤモンドに似たモノリス風のバルクとしてのルーフトップの間の連続性である。バルクからはボー・ウィンドウが出ていて、特別な景観を、広場を、そして市の主要な建物を臨んでいる。


このプロジェクトは、存在する建物との対話を模索している。すなわち、ストリング・コースとプロポーションを再考すること。新たなデザインは、隣接する建物と調和して繋がっているのだ。このプロジェクトは、ハグあるいはアイジャクリ (*相じゃくり) のように二つの建物の交わりを考慮していて、そこには共通のエリアと垂直の動きによって、支柱が作られている。


一階を除く各フロアには、バルコニーとテラス、そして外に向いた広い開口部を持ったアパートメントが三区画ずつある。サウス・ファサードにあるボー・ウィンドウは、ファサードから移されていて、その軸線は、市の建物の中世の塔に沿って走るスロープの線上にある。建物は、一階が商業エリアで、残りの四階は居住エリアになっている。地上五階は、屋根も含まれていて、隣接するファサードとの連続性を与えている。同じフロアにはテラスが南向きに開けていて、上の階にある二つ目のテラスは何もなくて屋根を明るくしている。
(*印は、訳者註です)

訳:穴沢ジョージ

 

■Profile
Lorena Alessio (ロレーナ・アレッシオ)

創設者・建築家
プラット・インスティテュート修士号
日本大学博士号

1994年〜1998年の間、日本大学理工学部大学院博士後期課程建築専攻に在籍。現在は、母校であるイタリア・トリノ工科大学の建築・都市デザイン学部の准教授として教育に携わると同時に、トリノで建築・都市デザイン事務所を共同主宰。
トリノ工科大学での国際的な建築デザインワークショップの企画や運営、様々な地域で行なわれるワークショップなどへも積極的に参加し豊富な経験を持つ。日本、韓国、台湾、アメリカなどでシンポジウム、講演、国際ワークショップ、展覧会も積極的に行っている。また、日本の現代建築を世界に紹介する著作も多数。
日本が好きで、とても気さくな笑顔の絶えない方です。

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