オラクルカードやタロット、九星をベースにしたスピリチュアルカウンセラー ラベンダー師匠の直感 当たるかもしれない占い。2020年11月から続いたこのコラムが、今回で最終回となります。ラベンダー師匠からのメッセージを受け取り、みなさんのこれからの暮らしがハッピーになりますように!


<最終回>やってみよう!カードリーディング|ラベンダー師匠の直感アタルかもしれない占い column vol.06

すっかり秋らしくなってきたこの頃。皆さん、お元気でお過ごしでしょうか。

さて、今月の当たるかもしれないコラムは、『ラベンダー師匠的!オラクルカードの読み解き方』をお話しようと思います!

エントリエで約2年間連載させていただいたラベンダー師匠の占いコーナー。実は今回で最終回を迎えることになりました!「来月は何のテーマで書こうかな」と毎月思いをめぐらせてきたこの2年間。楽しんでくださった皆様、心よりお礼申し上げます!

そんなわけで、私からの置き土産として、占い経験ゼロという方も今日からできる、オラクルカードの読み方を伝授させていただきます!

そもそもオラクルカードって?

私が日頃よく占いに使用しているオラクルカード。皆さんは手に取ったことがあるでしょうか?

最近は、書店の占いコーナーでもよく見かけるようになりました。

ひと昔前のカード占いといえば、タロットカードオンリーだったのですが、ここ10年ほどで、タロットカード以外の様々なカードが流通するようになりました。

そのようなタロットカード以外の占い用カードの一種に、オラクルカードと呼ばれる種類があります。

「オラクル」とは、「神託」を意味する言葉であり、「神託」とは、「神からのお言葉」を意味します。

神といっても、現在はいろいろな信仰がありますから、そこは皆さんが信頼できる「神的」、「宇宙的」な何かからのメッセージ、という風に、受け取りやすく解釈していただくとよいと思います。

オラクルカードは、タロットカードと異なり、読み解きに関する細かなルールがほとんどありません。使い方が大変自由で、そこが「タロットカードは難しい」という方にも親しみやすいところです。

そのため私は、占い初心者の方にはまず、気に入ったオラクルカードでリーディングを始めることをオススメします!

読み方のイロハ

では、あなたが気に入ったオラクルカードを手に入れたとして、それを実際にどう読み解いていくかについてお話しましょう。

イロハの【イ】:カードと仲良くなろう!

さて、あなたが書店などで手に入れたそのカード。たまたま選んだように感じるかもしれませんが、そもそもその「偶然」は実は「必然」だったかもしれませんよ?

あなたのもとにやってきてくれたカードたちと、信頼関係を築きましょう!

カードにはたいてい、説明書のようなものが同封されていますので、その説明にしたがって、開封と使用開始の儀式をやってみてください。カードをコンコンとノックして挨拶するという儀式が一般的ですが、これからあなたに様々なアドバイスをくれるカード達に、神聖な気持ちでご挨拶してくださいね!

挨拶が済んだら、カードをよくシャッフルして、準備完了です!

イロハの【ロ】:質問を決めてシャッフルしよう!

すでに先ほどよくシャッフルして、準備が整ったカード達に、質問をしてみましょう。実際に声に出して尋ねるのがオススメですが、心の中で尋ねるのももちろんOKです!

リーディングに慣れるまでは、YES/NO形式の質問で尋ねるのがオススメです。カードリーディングに慣れてきて、複雑な絵柄からもメッセージを受け取れることができるようになったら、YES/NO以外の自由質問文でも尋ねてみてください!

さぁ、質問が定まったら、シャッフルを開始しましょう。

シャッフルしている途中で、カードが飛び出してくることがあると思います。「ジャンピング」と呼ばれる現象ですが、それらのカードは、あなたへどうしても伝えたいメッセージがあって飛び出してきているカードです! 

10枚ほどバサッと落ちてしまったりしてジャンピングが多すぎる場合は、カードの束に戻していただいて大丈夫ですが、1〜2枚と、少ない枚数で飛び出してきたカード、とくに絵の面が上になって落ちたカードは、束に戻さず、ぜひ拾って、あとでじっくり読み解いてみてくださいね。

あなたの気持ちが「ここでOK」と伝えてくるまでシャッフルを続けて、メッセージを受け取る準備が整ったと感じたら、そこでカードを何枚か引いてみましょう。引く枚数は、まずは1枚から。その1枚が伝えているメッセージがはっきり受け取れない場合は、3枚、5枚と、枚数を増やしてみましょう。シャッフルしていたときに出てきたジャンピングカードたちも一緒に並べて、じっくり眺めてみてください。

イロハの【ハ】:直感を信頼しよう!

出てきたカードたちの絵をじっくり眺めてみましょう。

オラクルカードは、シンプルな絵柄のものから、複雑で芸術的絵画のようなものまで、様々なものが販売されています。あなたが選んだカードですから、あなたの心に届きやすい絵でメッセージを伝えているはずです。カードと、それを選んだあなたの直感を信頼することが、カードリーディングの最重要ポイントです!

まずは、質問の答えに直結させようとせず、カードの絵を見ながら脳裏に浮かんだ言葉を覚えておいてください。まったく関係のないように思える言葉や出来事が連想されても、それは大事なメッセージとなりえます。あなたの心に浮かんだものを否定せず、すべて肯定して受け取ってくださいね!

「カードの絵を見ても何も思い浮かばない」という方も多くいらっしゃるかもしれません。でも大丈夫! 慣れれば勝手にカードが語りかけてくるようになりますから、不安にならず、自由に何度もカードに親しむようにしてみてください。

最初のうちは、「その絵から何を連想したか」、「その絵からどんな印象を受けたか(例:楽しそう、嬉しそう、悲しそう、怖そう、など)」、「その絵は、あなたの知っている人・もの・場所に似ているか」など、あなたの記憶や経験と関連させてメッセージを引き出してみると、情報を受け取りやすいと思います!

キーポイントは、「すべてを信頼すること」です!

あなたが選んだカード、あなたが選んだ質問、あなたが受け取った感覚やメッセージに、間違いは何一つありません。どんなカードが出てきたとしても、神や宇宙、その他の見えない存在たちは、あなたを応援したくて、そのカードを見せている、と私は思います。あなたのために降ってきたメッセージを、温かく受け取ってみてくださいね。

おわりに:

今回は、初心者のかたにも親しみやすいオラクルカードを使ったカードリーディングの方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?「私もやってみたい!」と感じていただけたら、本当に嬉しいです!

最近は書店の実店舗以外にも、ハンドメイド系のウェブサイトでもオリジナルのオラクルカードを販売しているクリエイターさんがたくさんいらっしゃいます。あなたがビビッとくるカードを探して、自由なカードリーディングをぜひ楽しんでみてくださいね!

【ラベンダー的オススメオラクルカードご紹介】

ドリーン・バーチュー博士の天使系オラクルカードシリーズ

スピリチュアル界の大家で、天使とのつながりの強かったドリーン氏監修のオラクルカードシリーズは、絵も言葉もとても優しく、メッセージも親しみやすいものが多いので、特にカードリーディング初心者の方にオススメです!

コレット・バロン・リード氏のオラクルカード

コレット氏のカードは、ドリーン氏のものよりは少しだけ抽象性が高い印象がありますが、こちらも絵がとても綺麗で、眺めているだけでも元気がもらえるカードがたくさんあります!

日本人クリエイター貴希さんのオラクルカード

貴希さんは繊細かつ神聖な絵を描く日本人クリエイターさんで、オラクルカード以外にもいろいろな製品に絵を描いていらっしゃいます。海外にも貴希さんのカードを愛用するカードリーダーさんがたくさんいらっしゃるほど、定評のあるカードです!

アンジェラ・ハートフィールド氏のオラクルカードシリーズ

ラベンダー的マストバイな作家さんです!絵がとても芸術的で、額に入れて飾りたくなるようなカードがたくさんありますよ!描かれている言葉よりも絵からメッセージを受け取りたい気分のときには、アンジェラ氏のシリーズをぜひオススメします!

 

ラベンダー師匠(Lavender field)

 

ラベンダー師匠(a.k.a Lavender Field)

note : https://note.com/at_field_

スピリチュアルカウンセラー。オラクル、タロット、ルノルマンなどのカードリーディングおよび心理学を使用。一般的な統計学の枠にハマらないオーダーメイドのスピリチュアルカウンセリングで、クライアントの望む未来を実現する手伝いをしている。「未来とは自分で創るもの」が口癖。ときに辛口だけど、優しく人生に伴走してくれる「ラベンダー師匠」と親しまれているが、いつもは『Lavender Field(ラベンダー・フィールド)』として占いに従事。

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