下の写真はバーチの床材です。
右と左で塗装が違うのですが分かりますでしょうか。
オイル塗装とウレタン塗装の違いです。さらには無垢床と複合床の差もあります。
正直写真では私には差があまりわかりません。言われればなんとなく…
ただ実物を見ると明らかに光の反射や凹凸の有無、質感が違うので見分けがつきます。
もっと言うと暖かさや冷たさ、重さや軽さまでもが触らずともわかるような気がします。
カメラの技術が進歩してより正確にものを捉えられるようになってきたものの、やはり伝わらない伝えられない質感がまだまだあるのだなと思うと同時に、人の視覚の精度やそこから得られる感覚に驚かされます。
間接的に良いと思っても、実際は表面の色だけが好きで本当に心に響くものとは限りません。実物を見て自分は何が本当に好きなのか、いろいろな要素を総合的に考える気持ちは忘れたくないものです。その上での直感は非常に有効で間違いのないものだと思います。
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entrie Partner’s Profile #10 清藤 晋也 – Seito Shinya