建築士としてエントリエブランドのリノベーションを手がけるエイミーこと鈴木 栄弥（すずき・えみ）。得意なことは、“お客さまに寄り添ったヒアリング”。このエイミーズレコメンドでは、実際に施工を担当しお話を伺った、そのお客さまだから、オススメしたい！ と思う仕様、そして実際に選ばれた素材をご紹介いたします。

好きなインテリアに合う質感やディテールを大切にしたいSさまにオススメのキッチン

お母さま、ご夫婦、お子さまが同じ空間で一緒に過ごせるよう、広々したキッチンを中心に据えたオープンな間取りをご希望のSさま。そんなキッチンが、好きなインテリアに馴染むように、わたしエイミーがおススメしたいキッチンを、3点ご紹介します！

エイミーズレコメンド その１
「TOTO／ザ・クラッソ
天板ステンレスバイブレーション仕上げ」

ステンレスの天板というと厨房のイメージやボコボコした天板のイメージがあるかもしれませんが、かっこよくインテリアに馴染む商品もあります！ステンレスにはじめからまんべんなく磨いたような仕上げがされて、傷が目立ちにくく、マットな質感に見えるのが特徴的な、バイブレーション仕上げの天板です。各社、この仕上げを用意していますが、その中でもTOTOのザ・クラッソは、天板が薄く見えるように作っており、壁付けにした時も、天板のバックガードがないので、スッキリしています。スッキリしたディテールで、カッコよさを求める方にオススメです。

エイミーズレコメンド その2
「グラフテクト  天板メラミン仕上げ」

ワンプライスで11種類の中から、レイアウトを選べるグラフテクト。サイズや仕様に制限が多い分、コストを抑えながらも、天板に高機能メラミン素材エバルトを使っています。エバルトは多くの欧州トップメーカーが扱う、キズ、摩耗、汚れ、水、衝撃に強く、お手入れしやすいのが特長で、扉とワークトップの両方に使用することができ表現力豊かなテクスチャーと、家具のような存在感を出します。良いものを価格を抑えつつ、キッチンを家具の一部のように見せたい方にオススメです。

エイミーズレコメンド その3
「造作キッチン　天板モールテックス仕上げ」

モールテックスという左官仕上げ材を天板に塗って、造作のキッチンを作るという方法もあります。1～3ｍｍの薄塗で仕上げるため、コーナーや小口を仕上げやすく、いろいろな形に対応できます。モルタルのような質感がありながらも、柔軟性、強度、防水性があるので、キッチンにも使いやすいです。塗りむらの表情を楽しめるため、インテリアに馴染むオリジナルのキッチンを作りたい方にオススメです。認定を受けた職人さんが施工するため、価格は高めで、仕上がりは職人さんの腕次第…！

Sさま家族が選んだのは……
「TOTO／ザ・クラッソ
天板ステンレスバイブレーション仕上げ」

今回はステンレスでかっこよく、細部までスッキリこだわったキッチンを選んでいただきました。機能的なところも大事にしつつも、家の真ん中に配置したため、形やデザインも重視しました。家族みんなで一緒に過ごせるステキな空間ができました。

＊Sさま家族の施工事例はこちら！

《オープンな間取りで三世代が快適に暮らせる住まい | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #30

●エイミーズレコメンド
https://entrie.net/category/renovation/recommend/
エイミーが実際に担当したお客さまだから、オススメしたい！ と思った、そして実際に選ばれた素材をご紹介！

●エイミーズトーク
https://entrie.net/category/amy/
エイミーが気になる人に、自分らしい暮らし方や生き方のヒントをいただいてしまおうというシリーズ！

●エガクスマイ
https://entrie.net/category/sumai/
エイミーが実際にヒアリングをして理想の暮らしを描くまでのストーリーを大公開！