エントリエのブランドマネージャー、ゆーさんこと澤雄太。本人いわく「プロスポーツ選手のようなストイックな生き方が好き」とのことですが、一方で、動物好きの一面も持っています。自身もロップのミニウサギ、ムギ君との生活を楽しんでいます。このブログでは、ムギとの日常やペットと上手に暮らしているお客さまのことを、住まいの工夫と併せて紹介します。ペットと暮らしている方、ペットと暮らしてみたい方、必見ですよ。

#30 壁のいたずら対策

こんにちは。
Yousunです。

「ペットにまつわるリノベーション」を今回もお届けします。

ペットをおうちの中で飼うご家庭も多くなりましたが、そうなると室内環境をお互いにとって快適な状態に整えることが、とても大事になってきます。

ワンちゃん・ネコちゃんは時として、縄張り意識のために壁で爪をといでしまったり、自分のにおいをこすりつけたりしてしまうことがあります。

今回はリノベーションで工夫できる、「ペットの壁のいたずら対策」について、お話しようと思います。

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ーー壁をガリガリ……。ペットの「爪とぎ」問題には、どんな解決法がある？

ネコちゃんがよくする「爪をとぐ」行動はマーキング行動なんですね。
これはもう習性です。

でも壁をとがれると、壁がボロボロになり、悲しくなってしまいますよね。
そんなときは「爪をとぎたくない壁」にしてしまいましょう。

具体的には

・ツルっとすべりやすい壁紙やタイルにする
・石などの素材を使う

という方法です。

ネコちゃんが爪をとぐ場所は入口・出口や部屋の隅などある程度、決まっていることが多いですよね。

だから、その部分だけそうした壁紙やタイル、素材を部分的な装飾として取り入れてみるのもいいかもしれません。

あるいは腰くらいの高さで板張りにしてしまうと、とがれても気になりにくくなるかなと思います。

ーー壁ではなく、家の柱でといでいる場合はどうしたらいい？

柱で爪をといでしまう場合は、柱そのものを麻ひもでぐるぐる巻いてしまう方法もあります。

ひもで柱をまいても、おしゃれに見せることができるんです。

柱を紐で巻くことでとがせないようにする、のではなく「といでいい場所」にしてしまうことができるんですね。

この作業はご希望があればエントリエでも施工が可能です。

職人が巻いてくれます。

あるいはホームセンターなどで材料を購入すればご自身でも巻くことができます。

ーー壁に体をこすりつけるので、においが気になる……。そんなときは？

ワンちゃんのマーキング行動で「壁に自分のにおいをこすりつける」というのがあります。

リクシルでは消臭の壁材で「エコカラット」というものがありますので、そうした消臭機能を持つ素材を利用してみるのもいいですね。

消臭効果のある珪藻土クロスというものもあるので、効果や予算と照らし合わせて選ぶことができます。

ペットの大きさに合わせて、床から適度な位置までエコカラットや珪藻土クロスを貼りつけるというのもひとつの方法です。

ワンちゃん・ネコちゃんにはそれぞれ性格があります。

お客さまにはその都度

「お宅の子は、どんなことをしますか？」

とお聞きして、お話しするようにしています。

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