エントリエのブランドマネージャー、ゆーさんこと澤雄太。本人いわく「プロスポーツ選手のようなストイックな生き方が好き」とのことですが、一方で、動物好きの一面も持っています。自身もロップのミニウサギ、ムギ君との生活を楽しんでいます。このブログでは、ムギとの日常やペットと上手に暮らしているお客さまのことを、住まいの工夫と併せて紹介します。ペットと暮らしている方、ペットと暮らしてみたい方、必見ですよ。

#48 ペットと洗い場

こんにちは。
Yousunです。

「ペットにまつわるリノベーション」を今回もお届けします。

今回は

「ペットと洗い場」

のお話をしていこうと思います。

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ーー「ペットの洗い場」というテーマですが、リノベーションの場合はどこにつくるのが適しているんでしょうか？

そうですね。

シャンプー台をペットのために つくるとしたら、玄関先になりますね。外から帰ってきて、シャワーができる。

リードを固定できるようなフックもあって、高さ調整できるようなものを設計できます。

でも、どちらかというと今あるお風呂や洗面台を少しペット向きに対応させるほうが現実的じゃないかなと思います。

ーーリノベーションで洗面台を選ぶ際、ペットの洗い場としても使いやすいものはあるのでしょうか？

洗面所の既製品、実はたくさんあります。その中から通常より少し広く、深めの洗面台を選ぶことができます。

 例えばTOTO、パナソニック、LIXILも洗面化粧台をセット商品として売っていますが、そんな中から、例えば小型犬が洗いやすいようなシンクの大きめのものを選ぶとか。

こういった洗面シンクは樹脂製のものが扱いやすいので種類も多いんですが、ペットの爪によってコーティングがはがれてしまうこともあります。

そんなときは陶器製のシンクが丈夫なので、素材で選ぶこともできますね。

既製品以外にも、オーダーメイドで注文できる「造作」の方法もあります。造作も相当の種類があるんですね。

 最近人気なのは「実験用シンク」といって、理科の実験室にあるようなシンク。形がシンプルだし、大きいのでペットも洗ってあげやすいです。

そういったものをオーダーメイドで取り入れることもできます。

ーー洗面器にも本当にいろんな種類があるんですね。

そうですね。あとはペットを洗いやすいように、ホースがよく伸びるタイプを選ぶのもおすすめです。

 それから、洗った子を横にポンと置いておけるような、スペースをつくってあげるといいですね。

洗ってあげたあと、乾かす前に濡れた子を拭きますよね。床におろすと拭く前に移動してしまったりして、床が濡れてしまうことがあります。

そんなときは洗面台のすぐ横に、洗ったワンちゃんに「いてもらう」スペースをつくる。

そうすると飼い主さんもしゃがみこむ必要がなくなり、タオルで拭いてあげるにも、ドライヤーで乾かしてあげるにも、動線が非常に楽になるかなと思います。

――お風呂場でペットを洗ってあげる場合、おすすめのものはありますか？

ペットをお風呂場で洗ってあげたい人は断熱性能、防水性能の高い既製品のものの中で、床のかたいものがあります。

クリナップの「アクリアバス」というシリーズは、床がとてもかたくて「犬の爪には負けない」そうです。お風呂場をペットの洗い場として使いたい方は、そういうのもおすすめかなと思います。

当然、お風呂としての標準的な機能は非常に優れたお風呂です。

なので採用できるなら、検討の余地があるかなと思います。

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