事例特集 – “もう一度、住まいを好きになる”家族それぞれの物語

人生の素敵な転機に寄り添い、もう一度、住まいを好きになれるように―。

お子さまの独立、趣味の時間の充実、新たな家族の形。今回は、それぞれの暮らしの変化に合わせて、長年愛着のある我が家を、より快適で心地よい空間へと生まれ変わらせるストーリーをご紹介します。それは、単なる住まいの改装ではなく、新しいライフステージに寄り添う新しい形との出会いでした。

南国リゾートが夫婦の憧れ

南国リゾートをイメージしたN様邸

東京都渋谷区にご夫婦でお住まいのNさん。沖縄のリゾートホテルに魅せられ、遊びに行くたびに「こんな空間で暮らしたい」と感じていたそうです。その夢を実現すべく決意したリノベーション。ご主人「自分たちの思い通りの空間にしてもらえましたから、外出や外食が減って、家で過ごす時間が明らかに増えましたね。リビングにヨガマットを並べて妻と一緒にヨガをしたり、趣味のギターを弾いたりして過ごしています」と。奥さまは「以前は友人を呼ぶのもちょっと躊躇していたんですよね。なんとなく窮屈な雰囲気の間取りでしたから。でも今はこんなに広い空間がありますから。皆を呼んでよくホームパーティしています」と、新しい暮らしの魅力を語ってくださいました。

南国のリゾートホテルを、東京の自宅で実現しました。

ようこそ美術館へ!

築30年のマンションにお住まいのKさんご夫妻。当初は水回りのリフォームを検討されていましたが、奥さまの「こうしたい」という想いから、フルリノベーションへ。特にこだわったのは「いらっしゃいませ美術館」と名付けた廊下スペース。奥さまの好きな作家さんの作品をはじめ、家族旅行の思い出や記念の品々が、ギャラリーのように美しく並びます。大切な仏壇もすっきりと収まり、新しい暮らしが始まりました。

リノベで見つけた、未来の快適なカタチ

築20年以上のマンションで暮らすOさんご夫婦。ご主人の退職を機に、気になっていた水回りの不具合をきっかけとして、全面的なリノベーションを決意。「一緒にリノベーションを進めたい」と感じた雰囲気を大切に、10か月かけて理想の住まいづくりを実現。「最後は牡蠣パーティーで施工チームと完成をお祝いしました」と奥さま。今では同じマンションの方から相談を受けることも。「かつての自分を見るような思いで『きっと大丈夫』と励ましています」と、温かな笑顔で語ってくださいました。

夫婦のキュレーションが紡ぐ空間で

マンション購入時より「いつか理想のリノベーションを」と考えていたFさんご夫婦。愛着ある住まいの記憶を残しながら、建築家の美学を取り入れた心地よい空間づくりを実現。「ドアを開けたとき、住んでいた懐かしさを残しつつ、快適性は格段に上がった」とご主人。奥さまも「キッチンに立ちながら会話を楽しめる」と、新しい暮らしの心地よさを。「出張から帰ると、お気に入りの椅子で過ごす時間が、より大切なひとときに」と、ふたりの暮らしに寄り添う住まいの魅力を語ってくださいました。

緑豊かなベランダのある大人の隠れ家 

慣れ親しんだ土地で、戸建てからマンションへの住み替えを決めたMさんご家族。これまでの住まいの経験を活かし、風通しの良い快適な空間を実現。玄関を入ると、ガラス越しにおしゃれな小上がりが出迎え、その先には広々としたダイニングテーブルと緑豊かなベランダが。「猛暑でもエアコンがいらないほどの心地よさです」とご主人。奥さまは「自分の暮らしを知ることが基本。お気に入りの空間を中心に考えることで、理想の住まいが見えてきます」と、新しい住まいでの発見を語ってくださいました。

何が好き?
大切なものを知ることは
自分達を知ること

未来も好きなものに囲まれて

10年間温めてきたリノベーションの夢を実現したTさんご夫婦。3人のお子さまの独立を機に、これからのふたりの時間のための住まいづくりを決意。「自分が病気をしたこともありまして、とにかく彼女の方が、多分、僕よりも長く人生を生きると思っていたので。年齢的にもね、60半ばを過ぎて親も看取り、子どもも独立したので、後々彼女が困らないようにできたらな良いなということですよね。」とご主人は奥さまへの想いを優しく語ってくださいました。

結婚に、子育てに、仕事に、いろんなことがあったね。
これからもふたりこの家で、未来を紡いでいこう。

やさしいあなたへお手紙を #79 – mayamoonからの日々の芽便

やさしいあなたへ
こんにちは。10月も半分が過ぎましたね!
いかがおもごしですか?
私は台湾から帰ってきて、ようやく日常が戻ってきました。
台湾で行われた好女マーケットというイベントに出店しました。
野外なので当日のお天気やその他もろもろ本当にちゃんと開催されるのか、無事参加できまのか心配でしたが、大丈夫でした!!
すべてに感謝ですかありがたい~か
台湾人のお客さんは日本人に比べると、ストレートに気持ちを伝える人が多いので熱い言葉をたくさん頂き励まされる~。
親日で日本話を話せる人も結構いて
好意なのも婚しいです。
日本のイベントで、通りすがりの人が東画を買っていくなってことまずないのですが、台湾ではそういう人もいて、この薄いは何なのだろう。
アートに対する理解が日本よりあるのかな…。
知らないかけや新しい世界に出ていくことは、勇気がいるし、エネルギーも必要だけど、新しい出会いや縁、自分で体験したからころ感じることがあるなーと思います。
台湾では、他にはチェン先生のアトリエ
に行ったり(ステキな服の)、温具で混熱風呂に入ったり(46°1)、夜に行ったり、市場やお茶やさんに行きました。
特におしゃれでもない、昔ながいらのローカルな風景が好きなのでいているだけで楽しいです。ジューススタンドやお茶のお店がどこにでもあり、気軽においしいし♪飲みものを買えるのが良い!日本にな食べものも本当おいい!
けど、今一番食べたいのは、牛においしくもない、自分の料理です。笑ですまた楽週!お便りします♥
Maya moon

 

オンラインコミュニティ「ノートと種まきして」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

《11月24日(日) 開催》「Little Link Living -14- ものづくり作家の小さな販売会」

ものづくりする5ブランドが集まって、小さな販売会を開催いたします。アクセサリーやインテリア雑貨、イラストなどが並びます。詳細は、SNSにて #LLL_14 でお届けしていきますので、ぜひチェックしてください。クリスマスにぴったりなアイテムもございますので、ご友人やご自身へのプレゼントを探しに来てみてください。

イベント概要

  • 【日付】2024年11月24日(日)
  • 【時間】12:30〜16:30
  • 【場所】entrie times ebisu
  • 【住所】〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-11-12 The HONDA ARMS 101
    山手線/恵比寿駅 徒歩3分
    東京メトロ日比谷線/恵比寿駅 徒歩2分
    東急東横線/代官山駅 徒歩8分
    ※駐車場のご用意はありません。公共交通機関でお越しください!

参加される方へ【必ずお読みください】

全時間帯フリー入場となりますので、ご予約不要でお越しください。混雑時には外でお待ちいただく場合がございます。オープン前にお並びいただく場合は、12:20~でお願いいたします。それより前に会場前でお待ちいただくことはご遠慮下さいますようお願い申し上げます。お客様には、靴を脱いでフローリングにあがっていただく形になります。

参加予定 5ブランド!作家さんのご紹介

① 土屋みよ

「一緒にいると毎日が映画のようになる女の子」をコンセプトにガールズイラストを描くイラストレーター。水彩と油性ペンのタッチを活かし、表情豊かなイラストが特徴。女性誌や WEB、広告、パッケージイラストなど幅広く活動する他、全国各地で似顔絵やライブイベントも手がけています。

■ Twitter
 https://twitter.com/91miyo

■ Instagram
 https://www.instagram.com/91miyo

■SHOP
 https://miyo-tsuchiya.stores.jp

② okamoto barba nami

建築模型や製図の技法を応用して、空間をテーマにした立体作品やドローイングを製作しています。とても魅力的なのにもかかわらず一般知名度が高いとはいえない建築模型を、ショーアップして世に広めるのが目標です。白昼夢のような不思議な空間をぜひおうちに持って帰ってください。

■ Twitter
http://twitter.com/o_barba_n
■ Instagram
https://www.instagram.com/okamotonami
■SHOP
https://minne.com/@okamotonami

③ leap

世界各地から集めたヴィンテージ・パーツを使用したアクセサリーや彫金のジュエリー、そして冬季限定でクリスマスオーナメントを制作しています。「絵を描くように、自由に」をモットーに、身につけるだけで、心と体がleapする(はずむ)ようなアクセサリー作りを目指しています。

■ Instagram
http://www.instagram.com/leap_jewellery
■ SHOP
www.leap-jewellery.com

④ 工房atari

光る家や街のオブジェを中心に制作しています。素朴な風合いで、ゆらゆらと光ますので明るいところでもお楽しみ頂けますが、少し暗いところでご覧頂きますと、光る様子が良く分かります。安らぎの時間のお役に立てますと幸いです。

Twitter
http://twitter.com/koboatari

■ SHOP
https://minne.com/@kobo-atari

⑤ OTO OTO

2014年より、折紙の輪っか飾りをテーマにしたアクセサリーや雑貨などを制作しています。今年の夏に活動10周年を迎えました。

■ Twitter
https://twitter.com/otooto_hoi
■ Instagram
https://www.instagram.com/otooto.hoi/
■ SHOP
http://minne.com/otooto-hoi

石膏ボード貼りの工事現場からこんにちは。

今日はリノベーション現場のお話です。壁に石膏ボードを貼る工事を紹介させていただきます。

工事の進捗は?

木で骨組みを作ってきたのですが、その骨組みに板を貼っていくと、大分部屋の感じができてきて「家」って感じがしてきます。この時に壁に貼っている板を石膏ボードというのですが、今日はその壁に石膏ボードを貼る工事を紹介させていただきます。

石膏ボードを貼り、壁ができた様子

石膏ボードはその名の通り主成分に石膏を利用しており、特殊な紙で包んでいます。非常に丈夫で、断熱・遮音性が高い素材です。

大工さんが石膏ボードをカットする作業台です。この作業台は大工さんお手製で、自分たちの作業がしやすい高さ、大きさに作られています。持ち運びが容易なように組み立て式です。

寸法確認

石膏ボードをカットするところの採寸をして大きさを確認します。

寸法確認をする大工さん

測った寸法の墨を石膏ボードに書き写します。鉛筆とすっごく大きな三角定規みたいなものを使います。

寸法の墨出しをする大工さん

石膏ボードのカット

石膏ボードを壁に合わせてカットしていきます。実はカッターで切っています。

この後、やすりで断面をきれいにします。これをしないと後々の工程で内装屋さんが貼るクロスがきれいにできません。仕上がりをイメージして配慮してくれています。

石膏ボード貼り

インパクトドライバーを使って壁に石膏ボードを固定していきます。この時のビスのスパンは、公共建築物、住宅金融支援機構の住宅ローンフラット35基準、石膏ボード工業会発行の仕様書によるとおおよそ200mmとなります。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。

今日はリノベーション工事の現場について書かせていただきました。リノベーション工事の風景はいかがでしたでしょうか?今日は壁に石膏ボードを貼る工事を紹介させていただきました。こういう風に壁ができてくると完成が近づいてきてワクワクしますね。良かったらまた読んでください。

古き良きもの。時を経る事で輝くインテリア #70

こんにちは。
秋深まる毎日。寒暖差にやられて我が家はいろんなウイルスが蔓延中です…。

さて、今回は家の建具についての投稿です。
家の建具の選択肢ってどんなものがあるでしょうか? 既製品をカタログから選ぶ、造作してもらうというのがだいたいの流れかと思います。実はそこに、「ヴィンテージ」という選択肢もあるんです。

私は今の家では既製品の無垢の建具に塗装してもらい、「半造作」的なものにしましたが、新居では
「造作」と「ヴィンテージ」をいい具合に使っていこうかなと思いました(もちろん、場所によっては既製品も上手く使って)。

というわけで、ヴィンテージの日本の建具を探しに町田にある「古福庵」さんへ…!

広い店内にはところ狭しと大正、昭和、明治時代の建具が。蔵戸も種類豊富で、時代劇のセットさながら。
にもかかわらず、思ったよりリーズナブルなのも驚きです。

実際、今新たに職人さんに造作してもらおうとしたら、数十万で済まないかもとのこと。
昔の職人さんの技術と精巧さに驚くばかりです。

こんなにも種類があると、まるで宝探し。

こちらのお店は、建具のサイズを大きくも小さくも調整してくれます(有料)。昔の住宅やお屋敷は天井が低く、今の家には合わなかったりするんですが、ぴったりサイズにリペアしてくれるのはありがたい限り。

ヴィンテージはヨーロッパだけのものではなく、日本の古い建具や家具などにも改めて目を向けてみると新たな発見がありました。リノベーションにもおすすめです。

本日ご紹介したお店

古福庵
https://www.instagram.com/kofukuan

暮らしのこだわり #24- タバさんのtodoリスト

私の暮らしの中の3つのこだわりを紹介します、

①食器は、使いやすいシンプルな物を

食器は使いやすいシンプルなものを同じシリーズでそろえています。棚に並べると、同じだと美しいんです。ただ、お皿は同時期に買わないと、微妙な平ら加減が違って重ねて違和感が出てしまいます。作るタイミングや作り手でかわるのだと学びました。

    そんな中で、ご飯茶碗、味噌汁椀、湯呑み、マグカップだけは、形、色、柄物と好きな物を使っています。

    ②シンク横カウンター20cmのこだわり

    シンク横の20cmのカウンターが大のお気に入り。洗い物をさげる場所、拭いた食器の仮置き場所として、水が床に落ちない余裕の距離があります。冷蔵庫から出した材料の仮置き場、買い物をしまう前の仮置き場として便利な20cm。なくてはならないスペースなんです。調理スペースを削っても我が家には、なくてはならない20cmです。

      ついでに、フラット対面キッチンカウンターの奥行は、最低80cm以上がマイルール。うちのキッチンは、ダイニングスペースとのせめぎ合いで80cmにしましたが、大正解でした。広すぎず狭すぎず水も床に落ちないのが80cmだと、自分で使い感じました。

      ③毎日必ず大豆製品を食べること

      納豆も大好きで欠かせない食品の一つですが、うちの冷蔵庫には、大豆の水煮を沢山作り置きしています。いつでも食べられるように準備しているんです。サラダに入れたり、ポン酢をかけてさっぱりと、簡単煮物に使うなど、畑のお肉、タンパク質たっぷり、ヘルシーで身体にいいんです。

        まとまりのないこだわり3選のご紹介でした。丁寧に暮らす、自分のこだわり部分を持ちながら生活をする、そして楽しむ。これがタバタ流です。

        インスタライブ公開しました

        田畑が担当したおうちのインスタライブを公開しました。ぜひご覧ください!

        この投稿をInstagramで見る

        entrie -エントリエ- | リノベーションブランド(@entrie_renova)がシェアした投稿

        家族の願いを込めた、わたしたちの二世帯住宅の形 | リノベーション事例 #73

        ご主人の実家で4年間の同居を経て、完全分離の二世帯住宅へのリノベーションを決意されたUさまご家族。信頼できる会社を選びたいという思いから始めたパートナー選びでは、WEBマガジンを読み込みエントリエに決めてくださいました。「どこにいても好きなもので囲まれている」と奥さまがおっしゃる、理想の住まいが完成しました。

        物件について

        所在地東京都八王子市
        建物種別木造2階戸建て 築23年
        リノベ面積57㎡(2階全体95㎡のうち)
        費用1,500万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み)
        時期2022年

        暮らす家族

        ご主人、奥さま、長女、次女、三女

        話し手

        奥さま

        担当スタッフ

        鈴木 栄弥

        リノベーションのきっかけを教えてください。

        奥さま:もともとこの家は主人の実家で、はじめは、お義母さんとわたしたちで同居していたんです。コロナ禍でお互いに家にいる時間が増えたときに、嫁としてホッとする空間が欲しいなという気持ちが出てきたんです。それにお義父さんとお義母さんが目的をもって建てた家に自分たちが新しく入ると、使いづらい部分があって当然ですよね。娘たちが大人になるまでの時間も含めて、家のあり方を考えるようになって「リノベーションするなら今かな」という思いになりました。

        BEFORE

        AFTER

        エントリエは、どのようにして見つけてくださいましたか?

        奥さま:たくさん探したわけではないのですが、検索ですぐに見つかったのがエントリエのエイミーさん(鈴木 栄弥)の記事でした。WEBマガジンは読めば読むほど、読み進めたくなって。なんというか、お客さまや担当スタッフさんの言葉から信頼関係が伝わってきたんです。リノベーションについての情報は曖昧な記載がなくて、安心感もありました。

        決め手を教えてください。

        奥さま:スタッフの写真が掲載されているって、すごいことだと思うんです。主人は美容室を経営しているし、私も美容師としてモデルさんのスタイリングもしますが、自然体の笑顔って伝わりますよね。WEBマガジンで見るエントリエのみなさんは、集合写真も家族のように仲が良さそうで。とにかく信頼できるところがいいなと思っていたので、もう、絶対にここ! という感じで、夫にも伝えました。

        実際に来ていただいて、印象はいかがでしたか?

        奥さま:担当のエイミーさんのこと、めちゃくちゃ覚えています! とにかく、笑顔がはじけるような素敵な方。たぶん、わたしたちよりもお若いのに安定感があって、打ち合わせでは、聞き上手で引き出し上手。丁寧にゆっくりゆっくり、ひとつずつ汲み取ってくださって。もうエイミーさんにお任せしたらいい家ができるなと感じました。

        どのようなご要望をお持ちでしたか?

        奥さま:一番が玄関です。二世帯住宅にするために、お義母さんが住む1階と、わたしたち家族が住む2階への玄関をどうするかということ。玄関を一緒にしたいという主人の意見と、リビングを通ってからそれぞれのお部屋に行って欲しいというわたしの意見がなかなか合わなくて悩みました。夫婦で方向性が決まらず大変な場面もありましたが、エイミーさんはプランを何個も用意してくださって、わたしたちも少しずつ歩み寄ることができたんですよね。

        二世帯は、最終的に玄関を分ける形になりましたね。

        奥さま:そうですね。エイミーさんが作ってくださった玄関から2階に上がる階段が、もう、最高なんです。天国への階段(笑)。同じ玄関だと、良くも悪くも「どこいくの?」「何を買ったの?」と、行動ひとつひとつ目につくので。適度な距離って、大切ですよね。

        登ってすぐに設置した洗面台もエイミーさんにご提案いただいたのですが、タイルや特注の鏡を組み合わせて、こんなふうに造作できるなんて知らなくて。女4人なので、広さもあって朝の身支度にも良いですよね。

        他に、こだわった場所はありますか?

        奥さま:対面キッチンかな。カウンターでは主人がひとりでお酒を飲んだり、子どもたちとみんなで料理をしたり。十分な広さがあるから、こんな風に過ごす時間が持てるなんて、と嬉しいです。

        2階 BEFORE

         2階 AFTER

        「玄関の他にも、リビングは何もなくていいから広く。パントリーやウォークインクローゼットなどの収納も欲しいと伝えました(奥さま)」

        あとは子どもが3人もいると、やっぱり洗濯物も多くて。西陽が当たる場所に作ってもらった、キッチン横のインナーバルコニーのような室内干しのスペースもすごく使いやすいんです。以前は、キッチンが1階で、物干しが外で、あっちこっち行ったり来たりしていた家事動線も、ぎゅっとまとまってよかったです。もう完ぺきです!

        ご希望いただいていた一見スッキリしたリビングにも、しっかりとそれぞれの居場所があるように見えます。

        奥さま:ここでご飯食べて、テレビを見て、一緒にいる。子どもって、長いようで、一緒にいられるのは今だけだから。どこにいても誰かの存在を感じられる、このお家で過ごせてとても嬉しいです。

        子どもたちは、いつも一緒にいるんです。だからバラバラで勉強ということは絶対にしないだろうなと思っていたので、学習机も3人が座れるようにしてもらいました。でも油断すると、それぞれがいろんなものを持ってくるので片付けも大変なんですが(笑)。

        住み心地が以前とどう変化したか教えてください。

        奥さま:おもちゃ、洋服、それぞれに片付けるところがあって本当に住みやすくて。どの場所にいっても、自分も好きなものばかりで作られているからテンションも上がるし。子育てや仕事で大変なこともあるけど、家にいるとホッとできるんです。もともと地元が九州なので「この地域が好き」という思いも持てなかったんですけど、自分の家がめっちゃ好き! って良いですよね。遠くから出てきて、家の大切さが身に染みてわかりました。

        リノベーションを体験してみて、いかがでしたか?

        奥さま:毎週のように聖蹟桜ヶ丘にあるモデルルームでするエイミーさんとのお打ち合わせ時間が、めちゃくちゃ楽しかったですね。妄想の世界ではないですけど、現実から離れてああしたい、こうしたいと話して、次の打ち合わせではどの場所を決めるんだろうとか。終わったら、なんか切なくなっちゃって。もう、あまり行けないんだなって(笑)。

        これまで、リノベーションという言葉も知らないくらい自分には無縁の世界だと思っていたんです。自分の好きな空間を持てるなんて、思ってもいなかったから。お義母さんももしも建て替えだったら、反対していたと思います。思い出も残して、つないでいけるのは新築ではできないリノベーションの良さですよね。

        これからリノベーションをする方に、メッセージをお願いします。

        奥さま:わたしたちはエントリエに出会えたことが、すべてだったと思います。絶対に会社選びからはじまっていますよね。主人とも、他にお願いしたらこうはならなかったよねと話しているくらいです。

        諦めてたんですよ。これを叶えたらあの希望は無理かな、だから最低限できることをやろうって。でも、エイミーさんは最後の最後まで粘ってくださって、どれも妥協せずに作りこんでくれました。あとは工事中からアフターサービスまで、関わってくださった職人さんやスタッフのみなさんが、本当にどの方も丁寧で、素晴らしいお人柄で。そういう方ばかり集まっているんでしょうね。もし、次にリノベーションをするとしても、絶対に信頼できるエントリエにお願いします。

        光と風を取り入れる室内窓の種類と特徴 – リノベをマナブ。 #95

        室内窓は、家の中に光と風を取り入れ、空間を明るく開放的にしたい場合に適している選択肢です。フルリノベーションを考えている方や、単に家の雰囲気を変えたい方にとって魅力的な選択肢。ここでは、4つの主な室内窓の種類とその特徴を紹介します。

        1. 木製の室内窓

        木製の室内窓は、ナチュラルで温かみのある雰囲気を演出するのに最適です。可愛らしい雰囲気を出したい空間に特におすすめ。この種類の窓の大きな利点は、カスタマイズ性の高さです。塗装で色を調整できるため、お部屋や扉の木目に合わせやすいという特徴があります。

        また、ガラスの種類や開き方も選択可能です。通気性を重視するのか? 光だけを取り入れるために固定式にしたりするのか? お客さまの多様なニーズに対応できる柔軟性が魅力です。

        2. アイアンの室内窓

        アイアンの室内窓は、細い格子が魅力的。都会的で洗練された印象を与えます。すっきりとした空間によく合うため、モダンでスタイリッシュな雰囲気を求める方に特におすすめです。

        木製の窓と比べて、アイアンフレームは細さを保ちながら強度も確保できるという利点があります。デザイン、開き方、色など、さまざまな選択肢が用意されています。使用目的に合わせてカスタマイズすることが可能。個性的な空間づくりに最適です。

        3. メーカー製の室内窓

        パナソニックやLIXILなどの大手メーカーが提供するアルミ製の室内窓も人気です。これらの窓は、規格サイズや開き方が決まっているため、自由度は木製やアイアン製の窓に比べて限られます。

        その分リーズナブルな価格で導入できるというメリット。ガラスの模様を選択できるため、風と光を取り入れる目的には十分対応可能です。コストパフォーマンスを重視するしたいときにも◎。

        4. 枠だけの室内窓

        最後に紹介するのは、実際にはガラスが入っていない「枠だけの室内窓」です。見た目は可愛らしい室内窓ですが、ガラスの代わりに開口部をそのまま残しています。常に風や光を取り入れたい場合に有効です。造作で枠を作り、塗装を施すことで窓のように見せる方法もあり、独特の雰囲気を演出できます。

        これらの選択肢の中から、希望するお部屋の雰囲気や必要な機能に合わせて最適な室内窓を選ぶことが可能です。例えば、ある家族は風と光を取り入れることを最優先に考え、パナソニック製の室内窓を選択されました。理想の空間づくりに、ぜひ室内窓を取り入れてみてはいかがでしょうか。

        やさしいあなたへお手紙を #78 – mayamoonからの日々の芽便

         

        オンラインコミュニティ「ノートと種まきして」

        2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

        マルチアーティストゆかりの神社があるまち 入谷編 #37

        SABOTENSのお散歩、今回は東京・入谷編です。今回はSABOTENSの藤田さん(よっちゃん)がお休み。ライター・神社アドバイザーの井口エリさんをゲストにお迎えしました。
        今回のお散歩は、芸能・学問・仕事の神様が祀られている小野照崎神社(台東区下谷二丁目)を目指します。実は井口さんは、6年前からこの小野照崎神社が発行する御朱印の企画に携わっていらっしゃいます。今回は、井口さんから神社についてお話を伺いながらのお散歩という贅沢なお散歩企画! まずは井口さんが制作された御朱印を見せてもらい、お散歩をスタートすることにしました。

        月替わりの御朱印を企画

        井口さんと待ち合わせたのは、入谷駅近くの喫茶店。お散歩に出る前に、井口さんと神社とのつながりについて、お話を伺います。

        村田:今日はよろしくお願いします。

        井口:こちらこそです。

        村田:神社アドバイザーとして活躍される井口さんですが、もともと神社を好きになったきっかけは?

        井口:御朱印です。御朱印を好きになったのをきっかけに、足を運ぶようになり、神社っておもしろいなぁと。

        村田:井口さんは、これから向かう小野照崎神社の御朱印の企画に関わっていらっしゃるんですよね。

        井口:はい、小野照崎神社では6年、御朱印の企画に携わっています。これがその御朱印で……

        イメージとは異なる御朱印が登場!

        村田:おおー、これが実物なんですね。かわいい!キラキラしてる。

        井口:小野照崎神社の御朱印は、月替わりで絵柄が変わるので、毎月新たに企画しています。企画は神職さんやイラストレーターさん、文字を書く書家さん、デザイナーさんと一緒に進めています。私は世界観やテーマを考える部分で携わっています。

        印刷や紙にも、制作チームのみなさんのこだわりがみえます

        村田:プロフェッショナルのみなさんと月替わりで御朱印を作るなんて、すごい神社さんですね。

        井口:御朱印を通じて神社を知っていただくことに、力を入れているんです。神社には月詣といって、毎月神社に行って心を落ち着ける習慣があるんですが、月替わりの御朱印があれば、神社に来るのが楽しくなりますよね。

        村田:たしかに!「今月は何かな」って、ワクワクしますね。

        井口:御朱印を目的に毎月来てくださる方もいらっしゃいます。楽しみを持って神社に来れるようにということと、神社の歴史や文化を知っていただくきっかけにもなればいいなと思って、続けています。

        街中にもある「御札」

        村田:さあ、のんびりお散歩スタートしましょう。井口さんは、入谷にはよくいらっしゃいますか?

        井口:はい。御朱印の打ち合わせで、毎月来ていますね。

        細野:井口さんはSNS上では、「ちぷたそ」というニックネームですよね。名前の由来は?

        井口:昔飼っていたハムスターの名前が「チップ」で、それをもじって「ちぷたそ」です。

        村田:ハムスターの名前が由来だったのか……!

        井口:いまだに学生時代の友人には「チップ」って言われています。直らないもんですね、こういうのって。

        井口:向こうに見える塔が、「恐れ入谷の鬼子母神」で知られる、鬼子母神です。

        村田:あ、「入谷朝顔発祥の地」と書かれた碑も立っていますね。

        井口:入谷の鬼子母神周辺では毎年、朝顔市が開催されることで有名です。朝顔市のときには、朝顔型のお守りが売られているんですよ。

        写真提供:井口さん

        村田:そうなんですね!

        井口:けっこうかわいいんです。造花の朝顔がついていて。

        村田:井口さんは、まちを歩いていてつい目に止まってしまうものはありますか?

        井口:神社好きが高じた結果、今御札に興味があるんですけど、御札を好きになると、街中の張り紙も気になるようになりました。

        村田:ああ、こういう「駐車お断り」とか。

        井口:たとえばこれって人間に対して「ここに車止めないで」って示すものですよね。
        御札って実は、「悪いものが入ってこないように」という魔除けの意味のものであることが多いんですけど、それって人知を超えた存在に対して「ここに入らないで」って示しているものだと気づいて。
        街中の張り紙と御札は似てるじゃん!と思ったら楽しくなって。

        写真提供:井口さん

        村田:確かに、役割的には御札ですね。

        井口:営業時間とか閉店のお知らせも、伝える対象が違うだけでそこを通った人に対して何かを伝える役割を持つものですよね。街中には意外と、「御札」的なものが色々とあるんです。

        村田:「御札」の概念が広がって、楽しい!

        この日は、井口エリ(ちぷたそ)著 『開運厄除!御札ハンドブック』も持ってきてくださいました。井口さんが御札の自由研究をまとめた同人誌です。

        学問や芸術・芸能上達のご利益がある、マルチアーティスト・小野篁卿ゆかりの神社

        入谷駅から徒歩5分ほど。あっという間に小野照崎神社に到着しました。

        村田:わー、ついた! お邪魔します。緑が深くて気持ちいい神社ですね。木陰に守られている感じがします。小野照崎神社は、どのような神社なんでしょうか?

        井口:小野照崎神社の御祭神は、小野篁(おののたかむら)卿といって、書や絵、文章などに長けた、いうならば平安のマルチクリエイターのような方です。芸能のご利益がある神社としても知られていて、芸能人の卵の方がよく参拝にいらっしゃっています。渥美 清(あつみ きよし)さんが、この神社で禁煙を誓って願掛けして、『男はつらいよ(1969-1995, 松竹映画)』の役をゲットしたことでも知られています。

        村田:そんな逸話があるんですね!

        井口:私のライター仲間には、小野照崎神社にお参りした帰りに新規のお仕事が決まったという方もいましたよ。

        村田:素晴らしい。私もあやかりたい。井口さんはどのようにして、小野照崎神社と知り合ったんですか?

        井口:はじめは、神社を好きになった時に、ライターにご利益のある神社はどこだろう……と調べて小野照崎神社にたどり着きました。その後、とあるイベントに、神社が好き!という想いを一冊にまとめた同人誌を持っていったところ、偶然こちらの神社の神職さんとつながりのあるお客さんが来ていたんです。

        はじめはそのご縁で取材に伺ったんですが、その後、御朱印をリニューアルするタイミングで神社の方が、声をかけてくださったという経緯です。

        村田:それは嬉しいですね。しかも、ものづくりをする人にご利益のある神社とご縁が生まれたとは。

        井口さんに作法を教えていただきながら、早速参拝します。

        井口:手水では、ひしゃくで水をすくって、左手、右手の順で水をかけ、口をゆすいだ後(まねでOK)、最後に残った水でひしゃくを洗います。

        細野:お参りする時は、住所まで伝えたほうがいいと聞いたことがあるのですが、実際はどうなんでしょうか?

        井口:伝えたほうがいいと思います。

        村田:「私は●●に住んでいる●●です」って、自己紹介するんですね。どんな内容を語りかければいいんでしょうか。

        井口:神社は神様のおうちなので、呼び鈴を押すような気持ちで、鈴を鳴らします。そしてお賽銭を入れて、自分が何者なのかを告げた後、「いつもありがとうございます。よろしくお願いします」と、日頃の感謝を伝えることが多いですね。

        参拝を済ませた後は、井口さんのご案内で境内を巡ります。

        井口:ここが庚申塚です。猿は庚申塚の守り神で、庚申塔にはだいたい「見ざる」「聞かざる」「言わざる」の三猿がいます。

        村田:本当だ。それぞれの塔に3匹ずつ彫られていますね。

        井口:庚申塚の横には、太宰府天満宮からやってきた梅の木が植えられています。菅原道真公を相殿としてお祭りしているご縁で、やってきたものです。神社の一角には富士塚もあるんですよ。

        村田:うわ、立派な富士塚ですね!

        井口:こちらは、下谷坂本富士(したやさかもとふじ)です。毎年6月30日と7月1日の「お山開き」の期間中だけ、門が開いて登ることができます。事前に氏子青年会の方たちが草取りをしてくださるんです。桜の木も植えられているので、春は花見も楽しめますよ。

        村田:いいなあ。

        井口:ちなみに、お賽銭箱の角にあるハート型をしたマークが、「猪目」です。イノシシの目をモチーフにしているんです。

        金色の金具の端にふたつのハートが。

        村田:確かにハート型をしていますね。どこの神社にもあるものなんですか?

        井口:はい、高確率であります。小野照崎神社は賽銭箱についていますが、どこにあるかは神社によって異なります。猪目には魔除けや火防などの意味があって。

        村田:確かに神社の建物は、木でできていますもんね。

        授与品のコーナーには、井口さんが企画に関わる、色とりどりの御朱印がずらり。

        村田:うわー、御朱印、こんなに種類があるんですね。これだけのものを毎月考えていくなんて、すごい。

        細野:何を元に企画を練っているんでしょうか?

        井口:例えば御祭神である小野篁卿のエピソードや、御配神である菅原道真公にちなんだ漢詩、中秋の名月など季節にちなんだ小話など、さまざまですね。

        細野:おもしろいお仕事ですね。

        村田:長く続けてもネタが尽きない、掘り下げがいのある場所なんでしょうね。

        井口:神職さんの着想で、御朱印のデザインを基にしたスマホの待ち受け壁紙も月替わりで用意しているんですよ。(公式サイト:四季の旅 | 【公式】小野照崎神社

        村田:アイデア豊富!きっと御朱印を目当てに来られる方も多いんでしょうね。

        井口:おかげさまで御朱印でも知られるようになったので、遠方からも来てくださるようになりましたね。

        御朱印をいただき、それぞれ絵馬に願いをしたため、神社を後にしました。ありがとうございました。

        視点がもりもり増えていく!

        村田:せっかくなので、神社周辺のまちをお散歩しましょう。

        井口:どっちに進んでも楽しいと思います。

        村田:入谷は下町感があっていいですね。路上園芸ももりもりだ。

        井口:朝顔市で買ったらしき、朝顔の鉢植えもありますね。

        村田:やっぱりこのあたりは、朝顔が人気なんでしょうか。

        細野:立派なアロエだ。

        村田:あ、消火栓が「封」っていうシールで封印されている。これも一種の御札……?

        村田:こっちには消火器が大集合。ガムテープでお互いくっつけられていますね。

        井口:もしや封印が解けた……?

        井口:あ、あそこに謎めいたお社がありますね。

        村田:行き止まりの奥にお社。周りのおうちの方が作られたんでしょうか。

        井口:古くから、ここに祀られていたものかもしれません。

        村田:お社のある路地自体、なんだか不思議。こういう街中の異世界っぽい場所って、妙にドキドキしますね。

        村田:今日はありがとうございました。

        井口:すごく楽しかったです。入谷には打ち合わせでよく来るんですが、普段は通らない道を歩けて、知っているまちでも発見がありました。

        村田:こちらこそ、井口さんのお話を聞きながら歩いたら、例えば街中の張り紙が御札に通じるところがあるなど、新たな目線をいただいて発見の連続でした。神社って広い概念なんだなと、視野が広がりました。

        井口:この連載を続けていくと、もりもりと視点が増えて最強になりそうですね。

        村田:そうなんです。ゲストさんがいらっしゃるたびにいろんな方の視点が増えていって、あちこち見なきゃいけないので大変です(笑)。同じ対象物でも、人によって見方や解釈が違うのが楽しいですね。

        井口:一緒に散歩すると、人の視点で見られるのが楽しいですよね。

        村田:本当に。その人のメガネをお借りするというか、脳内にお邪魔させていただく気持ちになります。

        細野:またぜひご一緒させてください。

        井口:ぜひぜひ。

        井口さん、ありがとうございました!

        SABOTENSのおさんぽごはん

        この日のお昼は、井口さんおすすめのカフェ「イリヤプラスカフェ (iriya plus cafe)」さんで、ミートローフとパンケーキをいただきました。

        イリヤプラスカフェ(台東区下谷2丁目9−10)
        ミートローフと玄米・赤米入りごはん
        (期間限定)レモンヨーグルト・パンケーキ

        こころに残る町入谷の風景

        村田のミカタ:線路脇にて。これも御札が集合したもの?

        フローリング貼りの工事現場からこんにちは。

        今日はリノベーション現場のお話です。フローリングを貼る工事を紹介させていただきます。

        大工さん作業

        大工さん乗り込みの約4週間が経ち、壁、床と段々と順々に出来上がってきました。

        むき出しだった床も天井も下地が出来上がってきます。 壁の石膏ボードも貼られてきて、大分出来上がりが見えてきましたね。大工さんの工事も中盤を超えてきました。

        フローリングの貼り方や、きれいに貼れているかなどを確認していきます。

        フローリング貼り工事

        まず、大工さんがフローリングをお部屋に合わせてカットするための作業台を用意します。大工さんお手製で、僕なんかは何となく可愛いと思ってしまいます。

        電動丸鋸を使ってフローリングの裏側をカットし、鉋を使って毛羽立ちを整えます。

        実際にフローリングをはめ込んでみて大きさを確認し、必要であれば微調整を繰り返します。

        大きさの調整が出来たら、のり付けをします。実は大工さんははがれないように1枚1枚こんな作業をしてくれているんですよ。

        フローリングは凸凹となったサネを持っています。そこにはめ込むようにつないで貼るのですが、しっかりはめ込めるようにお手製の道具などを駆使してトントンと叩きます。

        その後、フロアタッカーでバシュッバシュッと固定します。 こんな作業を繰り返してフローリングを貼っていきます。

        実は一番大事なのが養生です。お客様に出来上がりのきれいなフローリングをご提供するために養生をします。せっかく新品のフローリングなのに傷がついていたら絶対悲しいので、そんなことがないよう気をつけます。

        こだわりポイント:床見切りはなるべく少なくしたい

        これは私の勝手なこだわりですが、見切りはなるべく付けたくありません。なので大工さんにはお願いをして見切りなしで頑張ってもらっています。全てのお宅で出来るわけではないのですが、なるべく見切りは少なく少なく…。

        まとめ

        ここまで読んでいただきありがとうございます。 今日はリノベーション工事の現場について書かせていただきました。リノベーション工事の風景はいかがでしたでしょうか? 今日はフローリングを貼る工事を紹介させていただきました。フローリングはかなり地道な作業を繰り返して出来ているんです。良かったらまた読んでください。

        日常が楽しくなるオリジナル雑貨 – ブランド YAKUMI JAPAN

        YAKUMIJAPAN(ヤクミジャパン)は、バッグや服、そしてラグなどのオリジナル雑貨を手がけるブランド。「ほかにはない、良いものだね」といわれるようなものづくりをコンセプトにしています。ブランド名の由来は、ふたりの共通の好物である”薬味”から。その名の通り、日常生活に風味を加えるような、遊び心溢れる作品を生み出しています。

        ブランドらしさと自分たちの「おもしろい」を追求した、YAKUMI JAPANの世界観

        YAKUMIJAPANのキャラクターたちは、常に持ち歩くノートに書き溜めたアイデアから、動物、人、時には物に独特の「手」を加えることで誕生します。

        私たちの特徴的な作品には、タフティングという特殊技術を使用しています。この技術との出会いは、curriegoatという海外アーティストの作品を通してでした。「これなら自分たちのプロダクトにも活かせるのでは」という思いが、新たな創作のはじまりです。

        ただ活動初期はアクセサリーの製作販売がメインでしたが、売上は期待通りではありませんでした。この経験から、自分たちが良いと思うものや作りたいものだけでは不十分だと気づきました。そこで、YAKUMIJAPANというブランドに確固たる価値を付与することに注力しました。

        現在も、面白いと感じるものを創作しつつ、常に「これはブランドとして優れているか?」と自問自答しながらものづくりを進めています。

        今後の展望として、大きなオブジェの制作に挑戦したいと考えています。通常は手に取りやすい雑貨類を販売していますが、店舗のディスプレイや内装など、空間全体を魅力的にする大型作品の制作も視野に入れています。

        最後に、私たちの作品を手に取ってくださるみなさまへの感謝の気持ちは言葉では表せないほどです。現在、ものづくりを生業とできているのは、すべておお客さまのおかげです。心からありがとうございます。

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        変な色の毛布と猫の話 – 鴨home 12羽目

        きれいなグラデーションのように、気温もやさしく変化してくれたらいいのに。一気に寒くなり、猫の「おいどん」は換毛期を迎えたようで、最近はいつも以上に至る所に細くて白い毛が舞っている。

        寒いのも苦手だけど、それでも「涼しいぞ!涼しいぞ!」と走りながら叫びたくなるほど嬉しい。それくらい今年の夏は猛暑で、本当にみんなよく乗り切ったなと思う。

        数日前、タオルケット1枚だけでは寒くなり夜中に毛布を引っ張り出してきた。一昨年、引越してきた際に「おしゃれなのに変えよう!」と思ったものの結局「次のシーズンでいいや」となった変なオレンジ色の毛布だ。色は変だけど暖かさが売りだっただけあり、毛布によって身体はすぐに温まる。

        それにしても、暗闇の中でも変な色だ。やっぱり嫌だな、今年こそ買い換えよう、なんて思っているうちに、うとうとして半分夢をみはじめた頃、ずっしりと重いなにかがお腹の上にのしかかった。おいどんだ。

        変な色の毛布とおいどん。

        思い出したけど、この家に来た時からおいどんはこの毛布が好きなようで毛布の上に乗ってはフミフミしている。久しぶりに登場したこの毛布に気付き、わたしの腹の上でフミフミしている。夏はわたしの部屋の出窓で寝ていたおいどんは、この日以降わたしの横を寝床としている。

        今年もおしゃれさよりも、猫に踏まれる幸せを選ぼうと思う。


        ▷「家族が家族じゃなくなる家」を設計した人はこちら

        やさしいあなたへお手紙を #77 – mayamoonからの日々の芽便

         

        オンラインコミュニティ「ノートと種まきして」

        2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

        ある日のお散歩[自然素材のインテリア たとぱに(国立市北)] #23- タバさんのtodoリスト

        JR中央線 国立駅から徒歩15分にある「自然素材のインテリア たとぱに」。自然栽培綿カーテンや、羊毛手織りラグ、ネパール手漉き和紙などをメインに扱っています。

        オーナー吉川サツキさんが、飛び込みでお店を覗いた私に自然素材の気持ち良さを色々と話してくれました。

        自然素材を編むカゴ作り、2時間、半日コースのお試しレッスンから1日かけて、小作品を完成させるワンデイレッスンは、月替りの課題がかわり人気講座。

        くるみの樹皮、シュロの葉、杉の樹皮、オオヅラフジ、洋風朝顔、サオトメバナ、さつまいもなど、色々な材料でつくる色々な形と編み方のカゴ作り。

        また、草から縄作る→それをまた編んでカゴにしたりと身の回りで採れる自然素材を使いカゴを編むワーク!

        あじわいがあって、すごく素敵でした。

        早速、申し込みました。楽しみです!

        「リノベーションの仕事してるんです」という会話をすると「実は、私もリフォームやってたのよ!」と。

        「便利、手入れがしやすい、きれいな材料に疑問を抱き、自分らしさ、好きなものを追求しよう!と決めて何も考えずに独立しちゃたのよ」

        初めてお会いした方なのに、また会いたいと思わせてくれたそんな温かなお人柄を感じました。

        そして、この日は「こぎん刺し」の作家さんの作品展が開催中。これからの季節に良く着る麻服に良く合いそうなな皮紐のこぎん刺しネックレスを購入。

        滞在時間は、1時間30分!

        楽しくてあっという間の時間をすごさせといただきました。

        素材と手仕事による風合いが人の心と身体にやさしさを届け、くらしを豊かにしてくれることが願いと、なんとも素敵なかたとの出会いでした。

        オーガニックコットンのカーテン
        すごーく良かったです。
        好きな方におススメしたいと思いました。

        散歩がてらまた、遊びにいきたいお店です。
        いや、吉川さんと話しにいこう!と思いました。

        小さなお店ですが、あじわいあるいいお店です。
        庭先の花やツルを説明しながら、さよならしました。

        インスタライブ公開しました

        田畑が担当したおうちのインスタライブを公開しました。ぜひご覧ください!

        この投稿をInstagramで見る

        entrie -エントリエ- | リノベーションブランド(@entrie_renova)がシェアした投稿

        家作りの参考書② 再訪して分かる細部の美しさ #69

        こんにちは。急に涼しくなり何を着たら良いか悩む毎日です。

        皆さんいかがお過ごしでしょうか?

        今回は、家作りの参考のために以前に訪れた事のある

        伊豆修善寺の「柳生の庄」というお宿に再訪したレポートです。

        我が家は現在新築注文住宅計画しており、土地が決まり家の打ち合わせ最終段階に入ってきております。

        そんな中、これまた修善寺にある「おちあいろう」さんを参考にしていると投稿は以前にしたのですが、もう一件、家族で訪れてその内装、居心地に心を奪われた旅館があり、このタイミングで答え合わせすべく訪れる事にしました。

        古い建物をリノベーションした宿は、竹藪の中にひっそりと。お出迎えも昔ながらの律儀な感じです。

        暖簾の奥には……

        こんな空間が! 欄間部分も竹になっていて素敵です。

        ロビーの様子。

        ここは絨毯なんですが、絨毯ってこういう使い方をすると特別感が出るんだな…と改めて。

        明る過ぎない空間もまた良き。

        こちらは部屋の洗面室なんですが、洗面台や床が名栗の加工になっており、それがまた手触り、足触りにとても穏やかな心地よさを与えてくれます。

        そして、この扉の向こうには

        内風呂です!

        狭すぎず、広すぎず24時間温泉が適温状態に保たれています。

        和室の天井も竹がふんだんに使われていて、シンプルだけど素敵な照明との相性もまた◎

        さりげなく、細かい部分に職人さんの丁寧な手仕事が感じられる空間は、とても落ち着けるのに日常からワープしたような高揚感もあり、改めて日本の建築の素晴らしさを噛み締める時間になりました。

        日本の昔ながらの素材って、漆喰の塗壁や竹、檜など湿気に強く、古いけど理にかなっていてそれもまた学ぶところが沢山。

        〇〇風や、便利さを優先させた物で無く本物を見直した家作りをしたいな、と感じた旅になりました。

        本日ご紹介した宿

        柳生の庄

        https://www.yagyu-no-sho.com

        体験レポート:雹被害による住宅破損とその対応 – リノベをマナブ。 #94

        エントリエ編集部の細野です。先日、住んでいるエリアで突発的な雹(ひょう)災がありました。主に起こった被害は住宅破損。人生でなかなかない体験だと思い(そうあって欲しい!)、 せっかくなので今回は、その様子や被害状況、今後の対応をお伝えします。

        目次
        1.雹災によって破損した場所は数十箇所
        2.カーポートの屋根やソーラーパネルを突き破る雹の威力
        3.被害後の対応と業者の来訪
        4.まとめ

        雹災によって破損した場所は数十箇所

        突然、握り拳くらいのサイズの雹が降った日、私はいつものように在宅ワークをしていました。大雨が降りはじめたかな? と思って数分後のこと。

        ドン…ドンドン…ドンドンドンドン…!!

        中から聞こえたのは、まるで大勢の人が外から私の家を破壊しようと硬い石か棒などで壁を殴っているのではないかと思うような異音でした。止まない音の原因を確認するためにリビングの窓から庭を見ると、そこには見たことのない大きな雹が落ちていました。

        実際にふってきた雹と10円玉

        体感では15分程度続いた気がします。雹が降りおえた後、家族の無事を確認してホッとしたのも束の間……

        外を確認しようと窓を開けると、網戸の破れを発見!

        そして玄関のドアを出てすぐ、上の雨樋は穴が空き、そこからザーッと水が滴っていました。

        ちょっと笑ってしまいました。

        この時点で目視で確認したところ、少なくても以下の破損(ヒビや割れ)被害がありました。

        ・サンルーフのパネル
        ・網戸
        ・雨樋 

        翌日撮影したサンルーフの割れ。青空が憎かった……

        引っ越してきて約1年半。なかなかにショックな出来事です!

        カーポートの屋根やソーラーパネルを突き破る雹の威力

        おそらく改めて写真を見ても、直径45~50mmほどの雹がたくさん降っていたと思います。時速でいうと100キロを超えているという情報もありました(【時速100キロ】雹(ヒョウ)の危険性 – ウェザーニュースより)。身近には幸い人に直撃したというお話は聞いていませんが、もしもこれが急所に当たるかと思うと背筋が凍る思いです。

        学校で避難していた子どもに「見たかった」といわれてから、冷凍庫で保存しておけばよかったと後悔。

        徐々にわかってきたのが、その被害状況です。

        とても悲しいことにこのエリアでは、車がボコボコになったり、フロントガラスが粉々に割れてしまったりしている方もかなり多くいらっしゃいました。なかにはカーポートの屋根を突き破り、数十箇所の穴があいてしまったという方もいます(先程掲載したサンルーフパネルのように)。また、ソーラーパネルもバリバリにわれてしまったというご近所さんも。

        ちなみに、うちはビルトインガレージといって住宅の下に車を格納するタイプのガレージです。おかげで車に関する被害はありませんでした(購入した際はまさかこんなメリットがあるとは思ってもいませんでしたが……)。

        被害後の対応と業者の来訪

        次にやらなければいけないのは、壊れてしまった箇所の対応です。私はエントリエにリノベーションを依頼したので、担当建築士さんへLINE。また、火災保険の担当者さんにも連絡し、いずれもすぐに対応していただけることになりました。

        そんな翌日、突然見ず知らずの業者が訪ねてきました。

        「外から見た所、屋根が壊れていますね。自治体から補助金が出るのをご存知ですか?」

        訝しんだ私はお断りした後に、自治体へ連絡。やはり補助金が出るという情報はその時点ではないということで、もしかしたら悪徳な業者だったかもしれません。また「罹災証明を代理で取得する」といって、法外な値段を請求するというパターンもあるということも自治体の防犯課の方が教えてくださいました。

        その後も立て続けに、修理業社、工務店、補助金申請代理という業者、なんと計8社が営業にやってきました。

        なかにはもちろん普通の業者さんもいらっしゃったとは思います。ただ、怪しいと思った時には自治体に設置されている防犯課や警察へすぐに確認・相談してみることが大切です。

        まとめ

        数日後、家の被害状況を見にきてくれた担当者さんは、心配だった屋根を見てくれました。

        屋根の状況を写真で記録してくださいました。

        結果は、1箇所に凹みがあるものの、穴はなく、雨漏りの心配がなくなりました。素人ではわからないような場所も入念にチェックしてもらい、これからお見積り→修繕の工事、同時に火災保険の手続きになります。

        今回の突発的な自然災害。こういった時にすぐに連絡できる信頼関係がすでにある業者さんとつながりがあることは、とても安心できるなと感じました。エントリエでは、引き渡し後なにかあってもすぐに担当者さんへ連絡をすることができるので、とても心強く思います。

        また火災保険に関しては自分の入っている保険のオプションやカバー範囲を改めて確認すること。入居時は高額で少し驚いてしまった火災保険料ですが、やはり入っておいてよかったと個人的には思います(保険を使うような出来事が何もないのが理想なのですが……)。

        修繕工事については、また後日体験レポートを公開します!

        ※施工会社……エントリエではこのような外壁工事を、母体となるホームテック株式会社屋根外壁専門館イロドリ 稲城店と連携して、工事が進みます。

        やさしいあなたへお手紙を #76 – mayamoonからの日々の芽便

         オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

        2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

        身も心も軽やかに!「手放し」で新時代へ《10月の占い付コラム》BY イルマーヤ

        こんにちは。イルマーヤです。

        来月、11月に太陽から一番遠くにある準惑星の冥王星が水瓶座に入ります。この冥王星は「破壊と再生」とか「死と生」を象徴します。この冥王星水瓶座期は約20年くらい続くので、時代を表す星の動きと言えるのです。

        大きな時代の変化を迎える今、わたしたちはどんな気持ちで過ごしたら良いのでしょう?

        今回のコラムでは、大きな変化の前の「手放し」について考えてみようと思います。

        その前に10月の占いをチェックしたい方はこちらをクリック

        手放しとは?

        「手放し」は整理整頓や収納の時によく使われる言葉のイメージがありますが、自己啓発やスピリチュアルのお話の中でもよく使われる言葉です。

        要するにクローゼットの収納も、心の中も、不要なものを片付けるとスペースができるので、欲しいものや必要なものが手に入る準備ができるというわけです。

        とはいえ、クローゼットの中はともかく、心の中の手放なしは何をしていいのか分からない! という手放し迷子の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

        安心してください。あなたのタイミングで、自動的に「手放し」は実行されていくのです。

        手放すを子どもたちから学ぶ

        わたしの息子は、小学生の時に「鉱石」にハマりました。図鑑を買ったり、鉱石フェアが行われている書店などに足を運んだり。一緒に河原に行っては中に水晶のある石を探したものです。楽しかった! 

        将来は鉱物博士かな??と思いきや、彼はあっさりと手を引きました。次は盆栽に夢中。これから育てたら、大人になるころには良い盆栽になるだろうね、なんて小さな鉢を作ったり、盆栽棚を作ったり、植え替え作業ができるスペースを整えたり。植物好きな祖父母は大喜び。ミニ盆栽をたくさん買ってくれました。

        将来は庭師で俳優の村雨 辰剛さんみたいなイケメン庭師かな??

        と思ったら……

        そんな繰り返しを何度もしています(ちなみに今の流行りはミリタリー)。

        でも、そうしている息子は、とっても幸せそうです。やりたいことをやりたいだけ、思い切り楽しむ。これです!

        大人はどうしても「こんなにお金も時間もかけたのだから、結果や成果が欲しい!」と願ってしまいます。ひとつのことを続けることや成果を出すことが子どもにとっての幸せのような気がしてしまうけど、それは大人の思い込みなのかもしれません。

        「これが楽しそうだぞ!」と思ったら、純粋にそれを楽しめばいいだけなのです。それは大人になっても同じことなのではないのかな、と子どもたちを見ていて思うのです。

        手放しの秘密

        手放した方が良いものは、人によって違います。ある人にとってはテレビかもしれないし、ある人にとっては仕事かもしれない。モノなのか、立場なのか、誰かに向けた感情なのか。それは、自分自身に聞いてみないと分からないことなのです。ただ、共通しているのは「執着」です。

        だから「これは手放すべきか?」を悩んだら、それは好きなものだから手放したくないのか、それとも執着なのかを自分自身に問いかけてみるのが良いのかもしれません。

        「こんなに時間とお金をかけた」「せっかく資格をとった」「両親の期待がある」このようなことはあっさりと捨てがたいものです。その「もったいない!」という声はいったい誰の声なのか、見極めが大切なのかもしれません。

        物質の世界でも心の世界でも、執着に振り回されることが少なくなれば、とてもさっぱりと生きていくことができるのかもしれません。

        でも、物質の世界でいうならば、「最低限必要な物だけで生きていく暮らし」が世界中の人が目指すべき暮らしなのでしょうか? 心の世界でいうならば、修行者のように執着や固執を全て捨て、悟りを開くことが全ての人が望む幸せへの道なのでしょうか?

        わたしは、ひとりひとりが好きなようにこだわり、いろいろな感情を味わうことが人間として生まれたことの醍醐味なのではないかな、と思います。

        ただ、やはり「過剰な執着」は視界を狭くして生きづらさを感じてしまうかもしれません。過剰になっていないか時々点検をすることで、いつも良好な視界で物事をみることができるのかもしれません。

        適度に執着を手放しつつ、自分らしくこだわることを楽しむ感覚を手に入れたいと思います。

        そのタイミングはちゃんと来る

        手放しのタイミングはちゃんと采配されているように思います。自分で「アレとコレをいつ捨てよう」というのを意識せずとも、そういう流れが自然と来るのです。

        その時に手に握っている力をパッと抜けるかどうか、これがわたしを含む、多くの人の悩みどころになるのだと思います。

        これもやり方は人によって良い方法を選ぶことができます。わたしが行き詰まった時によくやっていることをご紹介します。

        • 満月や新月などの月や天体のサイクルを利用する。
        • 物の断捨離をするなど、目にみえる行動をしてみる。
        • とりあえず離れてみて、あとで考える。
        • 交友関係を変えてみる。
        • YouTubeやSNSから距離をおく。
        • 新しくやってみたいことを考えてみる。

        なんだかんだとジタバタしています!

        そして人生は続く

        大袈裟かもしれませんが、大きなことを手放す時には「もう人生の先が見えない」という真っ暗で不安な気持ちになることもあります。その不安の先にも、ちゃんと人生の道は続いていきます。その小さな小さな光を信じてパッと手を放したら、どんな未来が待っているのか?そこに希望を膨らませていくことができたら、手放しができた!と言えるのかもしれません。

        すっきりと手放しができることもあれば、長い時間をかけて手放ししていくこともあります。

        なかなか手を放すことができない時は、思考や感情が行ったり来たりして苦しいこともあるかもしれませんが、トンネルの先に広がる美しい景色を信じて、深呼吸しましょう!きっとうまくいく!

        純粋に楽しむことを、忘れないようにしましょうね。

        さあ、お待たせしました。10月の占いです!

        全体運:小さな喜びも逃さず味わう10月

        時代や社会を表す天体の動きから、時代を象徴するような出来事や、価値観を変えていくような流れがありそうです。これらは数年かけてゆっくりと、わたしたちの暮らしの中に溶け込んでいき、いつの間にか環境や状況が変わっていくことになるでしょう。

        でも、これらは個人でどうにかできることではなく、たくさんの人たちの小さな心がけや行動の積み重ねで動いていくものなのではないかと思います。期待したり、困惑したり、感じ方も人によって違うかもしれません。

        それに対して個人を表す天体は落ち着きがあり、誠実で順調、喜びも感じられるような動きです。ちょっとしたアクシデントも、あとになってみれば良いチャンスになりそうです。

        3日は天秤座で新月を迎えます。この新月は日食も重なります。近い未来に必要な意識改革や環境の改善といったテーマを分かりやすい形で受け取る方も多く、それをさらにたくさんの人にシェアしていくことで、動いていくものがありそうです。

        17日の満月では、ものごとをふたつの側面から考えることになりそうです。それは、二者択一という感じではなく、両立を目指せるような柔軟な対応に向かっていくでしょう。ガチガチになっている執着心を手放すチャンスかもしれません。

        個人的には小さな気づきだとしても、全体となると大きな意識の変化の流れが生まれていきます。今ここにある小さな喜びに気づき、心から味わっていきましょう!

        今月は「手放し」についての話題でしたので、各星座ごとに身の回りの断捨離スペースのご提案をしてみたいと思います。身の回りや心もすっきりして、新時代を迎えましょう!

        ♈ おひつじ座

        牡羊座のイラスト

        身近な人間関係が穏やかに変化していく期間になりそうです。家庭でも職場でも、落ち着いて集中できる環境が整っていくかも。他者との交流により、自分の居場所がだんだん定まってくるように感じるでしょう。焦らなくて大丈夫なので、ゆっくりとした気持ちで過ごしてみましょう。
        ●おすすめ断捨離スペース:玄関などの出入り口

        ♉ おうし座

        おうし座のイラスト

        「自分のスタイルで、自分のペースを守りながら、誰かの役に立つこと」がメインテーマになってくる期間になるでしょう。評価されることや他人から認めてもらうことをあえて遠ざけ、マイペースを保ってきた方も、ちょうど良いやり方を探し当て、満足できる結果を得られそうです。
        ●おすすめ断捨離スペース:ワークスペース

        ♊ ふたご座

        ふたご座のイラスト

        実力を発揮して、周囲からの注目を浴びるような期間になりそうです。自分自身をどうプロデュースしていくかに胸を踊らせながら過ごしていくでしょう。何か伝えたいことや発信していきたいことも、どう表現をしていくのか、アイディアが次々と生まれてくるかも。波に乗っています!

        ●おすすめ断捨離スペース:メイクポーチや洗面所

        ♋ かに座

        蟹座のイラスト

        「やりたいこと」と「やめたいこと」がはっきりと見えてきます。自分に必要か不要かを徹底的に分けて、いらないものに関しては「大嫌い!」と遠くに追いやってしまいます。先月から続くこのエネルギーはこれからもしばらく続き、ニューバージョンのかに座さんへと導いてくれるでしょう。
        ●おすすめ断捨離スペース:コレクションアイテム

        ♌ しし座

        しし座のイラスト

        とにかくあなたに入ってくる情報が多い時期になりそうです。それが自分にとって良いか悪いかは別としても、多すぎる情報の中でマイペースを保つことは難しくなります。心がざわつきやすいので、静かな場所で自分に必要なものを感じてみる時間を大切にすることで、進みたい道が開けていくでしょう。

        ●おすすめ断捨離スペース:情報の入り口

        ♍ おとめ座

        おとめ座のイラスト

        職場や所属する活動グループの人間関係で波が起こりそうです。気持ちの良くないしがらみ、空気を読まなくてはいけないような圧力から解放されそうです。「本当はこういう感じがいいよね」という雰囲気に落ち着き、思ったことをうまく言えるような理想的な環境になっていくでしょう。
        ●おすすめ断捨離スペース:室内のグリーン

        ♎ てんびん座

        てんびん座のイラスト

        先月に引き続き、思うように物事が進んでいくように感じる期間です。思っていること、起こること、やってみたい行動に一貫性があるので、気持ちよく過ごすことができます。目標の実現にも近づいている雰囲気をひしひしと感じ、やりがいと充実感に満たされるような晴れ晴れとした日々を過ごすでしょう。
        ●おすすめ断捨離スペース:冷蔵庫や食品庫

        ♏ さそり座

        あなたの心の中の核となっている部分に意識が届きやすい時期になりそうです。思い込みを手放すことで、自分が本当に望むものや目指す方向性が見えてくるでしょう。また、好きなことや楽しいことに出会えるチャンスタイムです。思い切って挑戦してみることで、自分の魅力を再発見していきます。

        ●おすすめ断捨離スペース:寝室

        ♐ いて座

        いて座のイラスト

        友人関係の中で大切な気づきがありそうです。今まで信じていたものを手放し、あなたが本当の自分で過ごせるような居心地の良い、今のあなたに最善の安心感を手に入れることができるでしょう。心の変化で視点が変わり、今までは見向きもしなかったようなものにも関心を寄せるようになるかもしれません。
        ●おすすめ断捨離スペース:アプリやデータ

        ♑ やぎ座

        やぎ座のイラスト

        ひとりで頑張るのはおしまいです。「誰と何がしたいのか」というテーマがきているので、仕事でもプライベートでも頼れるパートナーが現れそうです。そのパートナーと一緒に、より高い目標を掲げて前向きに頑張っていこうという気持ちになっていくでしょう。無理だと諦めていたことにも光がさします。
        ●おすすめ断捨離スペース:ライフワークバランス

        ♒ みずがめ座

        みずがめ座のイラスト

        やらなければいけないことも、やりたいこともいっぱいで忙しい時期になりそうです。理想も次々に出てくるので実現するためにイソイソと動き回ることになりそうです。未来のことばかり考えてしまうので、目の前にある大切なことや自分のケアなどを後回ししないように、心がけて「ご自愛」ください!

        ●おすすめ断捨離スペース:書籍

        ♓ うお座

        うお座のイラスト

        うお座さんにはめずらしく「自分のやりたいことはコレ!」と主張していく時期になりそうです。いつもなら「まあいいか」と流していたことにも譲れないこだわりを感じます。いつもとは別格の情熱を感じやすいのかもしれません。これからのあなたにとっての宝物を見つけるチャンスになるでしょう。

        ●おすすめ断捨離スペース:もらったけど使っていないもの

        お楽しみいただけたでしょうか? 今月も皆様が心地よい暮らしができますように。

        またお会いしましょう!

        インターホンの移設工事現場からこんにちは。

        今日はリノベーション現場でインターホンを移設途中のお話です。少し、珍しい作業になります。

        インターホンの移設を写真で見てみよう

        もともとリビングにありましたインターホンを間取り変更に伴って移設する予定です。これ、マンション全体の警備システムと連動しています。鳴ると警備管理会社さんに警報が届き、すぐに警備員さんが駆けつけてくる優れものなんです。

        そのため、解体の際も慎重に扱う必要がありました。警備会社さんに工事があることを伝えた上で、警備システムはつないだまま解体。 宙に浮いているのが何とも不思議な光景ですね。「大工さんが頑張ってくれたら新しい場所に連れて行くからね」なんて、つい声をかけたくなります。

        移設先の準備が出来てきた いい写真が無かったのですが、骨組みをして行き先が出来てきたので移設をします。大工さんが壁や天井を塞がずに配線がしやすい状態でありつつ、柱が立っていて居場所が分かりやすい絶妙のタイミングなんです。

        インターホンの引越完了 無事にインターホンのお引越しが出来てきました。もう少ししたら大工さんが壁を作ってくれるので、「もう少し我慢してぶら下がっててね」って感じです。

        完成に向けて 完成のイメージはこんな感じ。ニッチスペースを作ってそこにインターホンやスイッチなどのコントロール系統がまとまる予定です。早く完成しますように。

        まとめ

        今日はリノベーション工事の現場でインターホンの引越しについて書かせていただきました。いかがでしたでしょうか?

        実は、インターホンの引越しは電気屋さんではなくて防災設備屋さんの仕事となるんです。電気を使っている工事でも電気屋さん、防災設備屋さん、弱電屋さん、空調屋さん、光屋さんなど、いろんな人が携わってくれています。今日は防災設備屋さんが活躍してくれた話でした。

        これからも、みんなで力を合わせて素敵なお家が出来るように頑張っていきます。

        《10/12(土)》絵のお花屋さん at entrie times ebisu

        ■ イベント概要

        あなたの魂の光、エネルギーを感じ取り、宇宙に唯一のあなたをあらわすお花をその場で描きお渡し致します。 ⁡お花の絵の裏側には、お花を描く中でおりてくるメッセージを、ひとつの詩にして添えさせて頂きます。あなたの魂を癒し、あなたがあなたで在ることを側で支え、手助けしてくれる、お守りをお渡し出来ますように。

        ■ イベントについて

        【対象】どなたでも
        【時間】10:30~ / 12:00~ / 14:00~ / 15:30~

        所要時間は、額入れを含めますと60分-90分程度。おふたり以上の場合は、もう少しかかります。お時間に余裕を持っていらしてください。
        【定員】各枠 1名(おふたり以上をひとつの絵に描く場合は最大4名ほど

        【費用】おひとりさま 税込¥15000(小学生以下のお子さまは税込 ¥8000) ⁡
        ※ 複数人の場合:おふたり以上をひとつの絵に描く場合、おひとりさまにつき税込¥13000(小学生以下のお子さまは税込 ¥6000)
        ※ 動物の場合:ペットを一緒に描く場合 +税込¥3000。飼主さまと一緒に描く場合のみ承ります。一匹でも複数匹でも同じお代金です。写真データをお持ちください。
        ※ 額装について:ご希望の方には、描きあがったお花をその場でお選び頂いた額に入れてお渡しいたします。+税込¥2000前後(別途額代として)

        【備考】
        描いているあいだ対面していなくて大丈夫ですので、自由に、楽になさってお過ごしください。
        下描きを終えれば、描きあがるまでのあいだその場を離れて頂いても大丈夫です。

        ご家族を一枚の絵におさめる場合は、「個人として」よりも「ご家族として」フォーカスするかたちとなります。当日お越しになれないご家族の方やペットがいらっしゃる場合はお写真にてご対応させて頂きます。

        ご予約を頂いた方のみの受け付けとなります。 ⁡

        ■ お申込み方法

        ご予約をされる方は以下の内容をtotoganashi.momo@gmail.com 宛にご連絡ください。

        ・お名前
        ・ご連絡先電話番号
        ・描く人数

        ※ 各枠のご予約状況は instagram @totoganashi_momoの固定投稿にてご確認できます。(9/29以降 )

        ■ 作家さん紹介

        totoganashi / 近藤百恵さん

        植物や鳥をモチーフにしたアート作品を中心に、オリジナルイラストを原画にしたテキス タイルアイテム・ペーパーアイテムの制作・販売を、展示会やオンラインストアで行う。目の前の方のイメージのお花をその場で描く、ドローイングイベント「絵のお花屋さん」も、個展在廊時など定期的に行っている。その他、各企業やお店にデザイン提供、共同でコラボレーション商品を制作。

        さらに詳しく知りたい方はエントリエの記事「描くことで心を取り戻していった | 作家 totoganashi(近藤 百恵)さん | エイミーズトーク #68」をご覧ください。

        みなさまのご参加、心よりお待ちしております。

        形の変化を楽しみながら #22 – タバさんのtodoリスト

        生花で楽しんだミモザの花をドライフラワーに。

        ドライフラワーにするために逆さにつるすミモザの写真

        そして、ドライミモザでスワッグを作り飾ってみました。

        変化させながら
        最後まで楽しむのがタバタ流です。

        ちなみに、束ねた黄色のリボンと
        グリーンの紐などは、
        今までいただいたプレゼントなど
        のラッピングの紐達。

        捨てずに素敵に活かすのも
        タバタ流のひとつです!

        インスタライブ公開しました

        田畑が担当したおうちのインスタライブを公開しました。ぜひご覧ください!

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        残したいもの – 鴨home 11羽目

        中古物件を購入するという選択は、正直かなり抵抗があった。新築vs中古といった価値の話ではなくて、単純に「だれが作り、どんな人が住み、使っていたのか?」というモワァァとした謎が気持ち悪く感じて。商品がほこりをかぶっているような、メンテナンスされていない商品が並ぶアンティークショップに足を踏み入れた時のような、胸がザワつくような感覚というか(体験談)。

        ただ、いくつか内覧をしていく中で、築30数年経過していたこの家にはその感覚を抱かなかった。むしろ、がらんと何もなくなった静かな家の中に、以前の家族が感じていただろう光や、空気がやさしく漂っているようだった。多分だけど、大切に住まわれていた証が確かに存在していたんだと思う。

        ここにたくさんの人を呼んで、お正月を過ごしたのかなとか。

        「金継ぎ」をしていると、壊れてしまったものには、これもまた目に見えるものではないけれど使っていた人の人生の一部が残っていることがある。なんだろう、人や時間、気持ちなのかな、想像しながらする作業は持ち主との対話のようで、心が穏やかになる。

        年齢も社会的な流れもあるけれど、最近はみんな未来のことを考えているなと感じることが増えた。ただ、未来を考えるということは、同時に「今の何を大切にして、何を次の世代に伝えていきたいか」を自分に問うことでもあるのだと思う。人の言葉や動機ではなく、自分のなかで見つけなければいけないタイミングに来たんだろう。

        家族が過ごした30数年間、ここでいろんな感情が生まれたはず。

        家のことも物のことも、物質的な話ではなく何を残したいのかをいつも考えさせてくれる。その答えがまだ自分の中では見つかっていないんだけど。

        今日のおいどん

        かわいい首輪を買いました


        ▷「家族が家族じゃなくなる家」を設計した人はこちら

        DIYでも選べる、用途に合わせて選べるおすすめ棚板3選 – リノベをマナブ。 #93

        みなさんのお家には、写真のようなオープンな収納はありますか?

        オープンな収納つきキッチン

        賃貸住宅ではあまり見かけないかもしれませんが、リノベーションを考えている方であれば、自由に収納棚を作ることができるため、こういった棚の設置を検討することも多くあります。

        実はこの棚板にもさまざまな種類があるんです。

        今回は、おすすめのオープン棚板をご紹介します。

        1. 自然な風合いを楽しむ足場板

        アイアンの金具との相性も◎

        1つ目は足場板です。これは建築現場で実際に使用されてきた木材のことです。塗装によって全く異なる表情や質感を出すことができます。人工的な印象よりも暖かい自然な雰囲気を味わいたい方におすすめの選択肢です。

        この棚板は塗装されており、艶が出ていたり色が濃くなったりと仕上がりもさまざま。ですが古材の味わいを残しつつ、滑らかに加工されているのもポイントです。自然素材のため、水や汚れに特別強いわけではありませんが、多少の汚れや傷も味わいとして楽しむことができるのも特徴です。

        玄関の収納としてオープン棚を作る際に足場板を使用すると、汚れた靴をそのまま置いても違和感がありません。足場板自体が少し古びた風合いを持っているため、逆に汚れが目立ちにくくなります。このような足場板を選んでいただくと、インテリア的にも素敵な仕上がりになるでしょう。

        2. 自由度の高いカスタマイズが魅力の集成材

        2つ目はホームセンターでも販売されている集成材で、小さい木材のピースを集めて一枚に再構築した板です。市販のものをそのまま使うと材質の違いが目立ってしまうこともありますが、集成材は天然の木目が組み合わさっているため、カットしても自然な仕上がりになります。

        木の種類さまざまあり、塗装して好みの色に仕上げることもできるので、自分好みの棚を作りたい方におすすめです。また、DIYで価格を抑えて自作したい方にも適しています。

        右の棚が集成材をつかった収納棚

        ただし、使用する際の注意点として、あくまでも原材料として販売されているため、傷や凹みができやすかったり、湿気の変化で木材が膨張したり縮んだりすることがあります。そのため直射日光の当たる場所や水回りでの使用には注意が必要です。ただ、これらの特性を理解した上で使用すれば、お部屋の雰囲気に合わせて素敵な棚を作ることができます。

        3. 安定性抜群のメーカー製棚板

        3つ目はメーカーで製造されている板です。塗装で仕上げられていたり、木目調の化粧シートが巻かれていたりするため、艶があり見た目も美しいです。汚れがつきにくく、落としやすいため、お手入れが簡単な板になっています。

        中には表面をあえてざらざらした加工にしているものもあり、天然木のような表情を持ちながら、製品としては安定しています。個体差のある集成材や足場板に比べ、サンプルで気に入った色と同じ棚板を取り付けられるため、イメージ通りに仕上げたい方におすすめです。

        また、耐水性のものも選べるので、水や紫外線による変色にも強く、特に水回りや水がかかる可能性のある場所に適しています。メーカー製の棚板は形状も選べるので、角が危ないと感じる場所には丸みのあるものを使用するなど、安全性にも配慮できます。

        既製品のサイズでぴったり合えばそのまま使用できますが、特定のサイズが必要な場合は、業者にオーダーメイドを依頼することも可能です。

        まとめ

        3つの棚板は、それぞれ異なる特徴を持っています。お部屋の雰囲気や好み、合わせる金具、用途に合わせて使い分けることで、理想の収納空間を作り上げることが可能です。ご検討中の方はぜひ、ご相談ください!

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