家族とエントリエ - LIFE STORY

夫婦のキュレーションが紡ぐ、心地よい空間 | リノベーション事例 #60

北島 一広
設計した人
北島 一広 / Kitajima Kazuhiro
設計営業・ジェネラルマネージャー
リノベーション歴25年。子ども時代は、布団屋さんを営んでいた両親の背中を見て育ち ました。今まで様々な設計を通してたどり着いたルール、それは、「ゼロベース」。固定概念や思い込み、売り込みや効率を一度無視して、お客様の言葉と自分の信念だけを考えて設計する事。そこに新しい発見や驚きがあります。それこそが、人を喜ばせるトキを創り出せると思います。
細野 由季恵
記事を書いた人
細野 由季恵 / Hosono Yukie
WEB編集者、ディレクター
札幌出身、東京在住。フリーランスのWEBエディター/ディレクター。エントリエでは 副編集長としてWEBマガジンをお手伝い中。好きなものは鴨せいろ。「おいどん」という猫を飼っている。

マンション購入時より「いつか希望するリノベーションをしたい」と考えていたFさまご夫婦。エントリエの建築士との出会いから、理想の住まいづくりがはじまりました。ご主人のお好きな建築家やインテリアデザイナーの思考プロセスや美学を取り入れつつ、自分たちの快適さを求めた空間ができあがりました。

物件について

所在地東京都多摩市
建物種別マンション
リノベ面積82㎡
費用1150万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み)

暮らす家族

ご主人、奥さま

話し手

ご主人、奥さま

担当スタッフ

北島 一広

リノベーションのきっかけを教えてください。

ご主人:エントリエの北島 一広さんとは、リノベーションよりも先に僕が営むトレイルランニング(登山道やハイキングコースを走るアウトドアスポーツ)のシューズショップで出会いました。その後、聖蹟桜ヶ丘にあるエントリエのモデルルームで、シューズの販売イベントをさせてもらって。そこで一度、北島さんにリノベーションのことを真剣に相談させてもらったという感じですね。

奥さま:マンション購入時から、リノベーションがしたいという思いはあったんです。ただ何度かキッチンなどの住宅設備が見れるメーカーのショールームには行ったものの、理想の家をつくるという点においては、今ひとつイメージできずにいました。

どのようなご要望がありましたか?

奥さま:私はキッチンがメインで、2列型であることと、パントリーが欲しいということですね。家に人を招くことが多いので、大きな食洗機は入れたいと考えていました。

ご主人:僕はこだわりが強くて、北島さんにはすごく長い時間お付き合いいただきました。著名な建築家の自宅や彼らの思想を学んでいくと、いかに理にかなったつくり方をしているのがわかるんですよね。そういう話もしながら要望を伝えていきました。結局、最初の打ち合わせから1年半以上かかったんじゃないかな。

before

after

仕様決めでは、壁や床の素材もたくさん検討されたと伺っています。

ご主人:はい。北島さんにイメージを伝えて、いろんなものを提案してもらいました。まず、廊下に使用する床材は硬いものよりも柔らかい木がいいと伝えたところ、北島さんから檜原村の杉を提案してもらいました。間伐材で、自然環境にも配慮されています。

和室の襖には、以前飛騨高山で制作過程を見た楮(こうぞ)和紙を使いたいと伝えました。
LDKのアクセント壁も左官職人さんに塗ってもらっています。

「玄関のフロアタイルや和室の柱はあえて残しました」(奥さま)

奥さま:同じ時期にリビングの黄色いソファーを依頼していたデザイナーさんにも相談しました。「リノベーションをするんだけど、あなたならどういうイメージにしますか?」と聞いてみたり。リビングを敷き込みカーペットにしたのも、その方の提案。いろんな人から、アイデアをいただきましたね。

リノベーションのお打ち合わせ中は、さまざまな場所に足を運ばれたんですね。

ご主人:そうですね。著名な建築家たちの生活はどうだったのか、ずっと見てみたかったんですよ。岐阜県高山市にあるフィンユール邸や群馬県高崎市にある、アントニン・レーモンド邸。いずれも、彼らの実際の家が再現されたものです。足を運んでみて感じたのは、決して高いものばかりを使っているわけではないということです。自分たちが住む家の中には、落ち着くものを取り入れているんだなと。

フィンユール邸にはふたり掛けのソファーがあるんですが、それは“夫婦の距離感を大事にする”場所なのだそうです。食事後、そこに座り、本を読む。リビングのソファにはそういう思いもこめています。彼女はあんまり座っていないかもしれないですが(笑)。

ヴィンテージ家具との相性もすごくいいです。

ご主人:ヴィンテージ家具が好きで、もともと持っていたものから今回のリノベーションに合わせて買い替えたものもあります。有名なデザイナーのプロダクトもありますが、教科書通りの使い方より現代にマッチさせた使い方の方がいいですよね。

「夫はもともと古いものや歴史が好きなんです(奥さま)」

いちばんのこだわりを教えてください。

奥さま:私はキッチン周りですね。よく使うキッチン家電は、使い勝手を考えるとどうしても見える場所に置くことになってしまうので、パントリーに隠せるようつくったのはよかったです。

ご主人:僕はリビングですね。窓際にある造作の黄色いソファーから、ひとり掛けのチェア、ダイニングチェア、そしてキッチンにスツールを同じ空間に置いていますが、だんだん高くなるような配置にしています。キッチン側から窓を眺めると広がっていく感じがして、すごく気に入っています。

北島との印象的なエピソードを教えてください。

ご主人:漠然と伝えたアイデアを実現可能な状態にして、細部まで提案してくれたことでしょうか。例えば、廊下の左官の作品を飾っている場所も、僕が要望した影が出るようにライトの種類や角度を設計してくれて。

僕もそんな商品があると思って伝えているわけではないので(笑)。どれも無茶振りだったと思いますが、「こういうのがありますよ」と必ず探してきてくれたのが北島さんでした。

ワクワクした瞬間を教えてください。

奥さま:工事の期間ですね。毎回、来る度に変わっていく様子にいつもすごいなと。「もう壁ができた!」とか。解体した後は、玄関を開けたらもうリビングの窓まで見えて。

ご主人:誰かがリノベーションするんだったら、手伝いたいぐらいずっと楽しかったですよ。いちばんは、やっぱり出来上がったときですかね。“新築ではない感”をしっかり出せたなというか。せっかくリノベーションをするので、ガチャっとドアを開けたときに、今まで住んでた感じも残したかったんです。その上で、快適性がものすごい上がっている。

こだわりと体験が詰まったおうち。暮らしてみていかがですか。

奥さま:以前のキッチンは奥まった場所にあって、料理をしているとリビングにいる人とはコミュニケーションがとれなかったんです。今は、キッチンに立っていても会話を楽しめるので良いですよね。

ご主人:出張が多いので家にいる時間は少ないのですが、帰ってくると落ち着きますよね。気に入った椅子に座り、外を眺めるのがより大事な時間になりました。朝はキッチンに立ってコーヒーを淹れるのがルーティンで、僕にとってはある意味、瞑想の時間のような大切なひとときですね。

北島 一広
設計営業・ジェネラルマネージャー

北島 一広 / Kitajima Kazuhiro

たじぃー

2級建築士、インテリアコーディネーター、インテリアプランナー

リノベーション歴25年。
子ども時代は、布団屋さんを営んでいた両親の背中を見て育ちました。

今まで様々な設計を通してたどり着いたルール、それは、「ゼロベース」。
固定概念や思い込み、売り込みや効率を一度無視して、お客様の言葉と自分の信念だけを考えて設計する事。
そこに新しい発見や驚きがあります。それこそが、人を喜ばせるトキを創り出せると思います。

ジェルコデザインリフォームコンテストマンション部門 全国最優秀賞受賞

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