ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。エントリエでは、こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお訊きします。

《大切な家族のワンシーンに携わらせてもらえる喜び / イラストレーター YOUSUN – 愛しいものたち 》

こんにちは。エントリエ 建築士の澤 雄太です。いつもはみなさまのお家づくりのお手伝いをしていますが、今回はイラストレーター YOUSUN(ゆうさん)としての活動をご紹介いたします。

▷施工を担当したYさまご家族。リノベーション事例はこちら

もともと動物が大好きな私は、お施主さまの大切なご家族であるペットさんに寄り添ったリノベーションを担当させていただけることが増えてきました。そんな私が、エントリエのスタッフブログを開始するにあたって描き始めたことがイラストレーターとしての活動をはじめたきっかけです。

実ははじめ、文章は私が、イラストは他の人にお願いするつもりだったのですが先輩が「自分で描いてみたら」といってくれたんです。ただし絵を描くのは、高校の美術の授業以来。四苦八苦しながらの挑戦でした。

続けているうちに「せっかくなら描いたものを発信したい」とInstagramに投稿を続けていました。すると徐々にフォロワーさんからご「ペットの似顔絵を描いてほしい」と相談をもらうようになり、それからありがたく描かせて頂いております。

今ではリノベーションとイラスト、どちらも大切な活動になっています。似顔絵を飾ってくださっていたり、大切な人にプレゼントしてくれていたり、記念にしてくれたり……と、大切な家族のワンシーンに関わらせて頂いてるのは本当に嬉しい気持ちです。

現在はInstagramでの活動が中心。フォロワーさんのペットさんの投稿写真などを見て、ご家族とストーリーを想像してます。また、擬人化したり、ストーリーをつくったり……妄想のなかで描くこともあります。

依頼時に見せてもらう写真、それがきっと一番“その子らしい”写真。

ご依頼していただくときは、ペットさんの「イラストにしたい写真」を見せてもらっているのですが、きっと、それが一番その子らしいんだと思うんですよね。だから僕はその良さを少しでも引き出せたらなと思っています。

私は作品を通し、受け取った人が少しでも元気になったり、少しでも幸せを感じてもらえたりと願っています。技術は、まだまだですが、線や色などひとつひとつを大切に描くようにしています。これまでに制作したなかで特に思い入れがある作品は、一番に描いた似顔絵です。今まで自分の為に描いていたモノを人の為に描くんですから、重さや緊張感が全然違いました。

私にとって作品作りは癒しです。絵を描くこと自体も楽しいのですが、いろんな子が見られること、そしてさまざまな想像している時間がとても楽しいのです。そして、後はお施主さまの喜びの声は本当に励ましになります。いつか「これまでに描いてきたペットさん、そしてそのご家族大集合の会」が出来たらいいなという野望を持っています(笑)。

 

 

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