月に一度のお楽しみ! 月に一度のお楽しみ! オラクルカードやタロット、九星をベースにしたスピリチュアルカウンセラー ラベンダー師匠の直感 当たるかもしれない占い。

2022年4月まで、カード占いでメッセージを伝えてくれたラベンダー師匠。今月からは「占い」で得てきたさまざまな学びを通して、テーマごとにメッセージを伝えるコラムをスタート! “スピリチュアリティを活用してよりよく暮らすための、ちょっとしたヒント”をいただきましょう。今月は「子育て」がテーマです。


スピリチュアル的!? 親の背中の見せ方 |ラベンダー師匠の直感アタルかもしれない占い column vol.05

最近急に涼しい風が吹き始めた信州。あぁ、子どもの夏休みとともに今年の夏も終わったのね、と切ない気持ちで胸がいっぱいです。皆さん楽しい夏をお過ごしになりましたか?

今回は、お子さんをお持ちの皆さん向けに、子どもとの関わり方について、スピリチュアルの観点から書いてみようと思います。

さて、お子さんをお持ちのご家庭なら、きっと経験がおありであろう「長期休暇対策」。

夏休み、冬休み、春休みと、学校の長期休みになると、その間お子さんとどう過ごそうか、と親御さんがたは思いを巡らせることと思います。

保護者の方々がご多忙だと、お子さんをどこでどう過ごさせたら良いのかと、一層頭を抱えますよね。今年の夏も本当にお疲れさまでした。

我が子を大切に思うほどに、悩みも大きくなっていくように、私はいつも感じます。

あなたが心から楽しめることは?

話は一旦子育てから離れますが、皆さんは、ご自身が最高に楽しめるご趣味はお持ちでしょうか?

私の趣味は、映画鑑賞と手芸です。我ながら地味な趣味だと自覚しています(笑)。

映画を鑑賞している間は、その世界に入り込んでいて、現実世界のことはすっかり忘れています。手芸も同様で、どんな作品を制作しようかと計画を立てている時には、脳ミソすべてをその想像に使っています。

そうして何時間も趣味に没頭して過ごした結果、残るのは「あ~楽しかった!」という充実感と満面も笑みだけです。手芸は作品が出来上がるとはいえ、プロではありませんので、それが売れてお金になったりはしません。つまり、私の趣味の活動は、生産性は皆無だということです。

しかし、本来人間が時間を使うべきなのは、そのような「(生産的か否かに関わらず)心が充足する」という行動なのです。

気持ちは伝播する

子どもたちをよく見てみてください。

彼らが日々とっている行動は、生産性や効率を求めている行動でしょうか。もしかすると、「今この勉強をすることで、ゆくゆくは有名大学に合格できるから…」という風に、将来の結果に結びつく行動をとっているお子さんもいらっしゃるかもしれませんが、子どもたちが子どもらしく自由に行動している時、彼らはきっと、将来性や生産性とはかけ離れた、まったく無駄で、けれどもとても楽しめる行動をとっているのではないでしょうか。それが本来、人間として最も自然な活動なのです。

私がスピリチュアルカウンセラーとして、このコラムで一貫してお伝えしているのは、「ご機嫌でいる選択をする」ということ(コラム vol.01参照)。大人になり、子を持ち、親になったからといって、その法則は変わりません。

私たち一人一人が、心から楽しいと思えることに時間を使って過ごしていれば、その楽しさや充足感は、周囲の人間にも伝わります。あなたの近くであなたを見ている子どもは、「なになに、そんなに楽しんでやっているソレ、やってみたいな」と自然と関心を持つのです。

しかし、なにも同じ事柄に親子で興味を持つ必要はありません。お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、その他周りの大人が、生産性や効率に囚われず、存分に今この瞬間を楽しんでいる、という姿を共有することに意味があるのです。

親だって人生を楽しんでいい

最終的には、親である我々大人も、自分の人生を生きるべく生まれた一人の人間です。親といえども、人生を存分に楽しんで生きていいのです。

「人生を楽しむ」という各人のミッションの中に、無数にあるプログラムのひとつとして「子どもを育て、ともに楽しむ」というプログラムもある、と思ってみてください。もちろん、そのプログラムを選択するか否かは、各人の自由です。

子どもを育てるということは、あまりにも壮大で、その責任の大きさに圧倒され、親である私たちの人生よりも、子どもの人生を優先してあげなければならないように感じることがあります。しかし、そのベースが「自己犠牲」で成り立っているようでは、なかなか最高の経験は生まれないと私は思うのです。

私見ですが、私も一人の娘の親として、娘が子どもを授かったときに、彼女の人生を犠牲にして子どもを優先しながら生きていくことはしてほしくないと思います。彼女の人生を最大限に楽しく行きつつ、その喜びのなかで、もし子どもを授かれば子育てをして、子どもにも「人生はこんなにも楽しいのだ」と体現して伝えてほしいと願ってやみません。

だから私は、子どもの前でも、遠慮なく私の人生を楽しみます。子どもの楽しみと私の楽しみが干渉してしまう際は、忖度なく子どもと話し合い、両者が納得いく道を探ります。

大人になっても、子どもを持っていても、人生に貪欲に生きる。

そんな親の姿が、一番子どもの脳裏に焼き付いて、人生を楽しめる人間を育てるのだと、私は思います。

 

ラベンダー師匠(Lavender field)

 

ラベンダー師匠(a.k.a Lavender Field)

note : https://note.com/at_field_

スピリチュアルカウンセラー。オラクル、タロット、ルノルマンなどのカードリーディングおよび心理学を使用。一般的な統計学の枠にハマらないオーダーメイドのスピリチュアルカウンセリングで、クライアントの望む未来を実現する手伝いをしている。「未来とは自分で創るもの」が口癖。ときに辛口だけど、優しく人生に伴走してくれる「ラベンダー師匠」と親しまれているが、いつもは『Lavender Field(ラベンダー・フィールド)』として占いに従事。

ラベンダー師匠の個人セッションに申込む

■ アイキャッチデザイン by エムラヤスコ