小上がりとは、部屋の一部に段差をつけて床を一段上げるスペースのことを指します。この空間は寝室やリビングなど、さまざまな用途で利用でき、エントリエでもご希望されるお客さまもいらっしゃいます。
今回は、メリットと共に小上がりを取り入れたお家の事例を公開します。
1. ほこり対策で家事が楽に
小上がりを設置することで、埃がたまるのを防ぐことができます。段差があることで埃が上がりにくくなり、掃除も楽に! こちらのお家では、小上がりをテレビを見たり漫画を読んだりというリラックスできるスペースとしてだけではなく、ワークデスクも設置しました。
2. 限られた空間でも、収納スペースとして機能
小上がりの下には収納スペースを設けることができます。季節物の衣類や寝具、お子さまのおもちゃなどをすっきりと片付けることができ、部屋を広く使うことが可能に。こちらの事例では大胆に空間をつくり、照明も設置。「子どもたちがここにこもって、漫画を読むことも」とお客さま。
3. ベッドフレームが不要
小上がりを設けることで、ベッドフレームが不要になります。布団やマットレスを直接敷くことで、部屋全体がシンプルでモダンな印象に。また、布団を敷きっぱなしにする場合も、すのこを敷くことで通気性を確保できます。
こちらのお宅では、もともと6畳の部屋の間取りを変更し、小上がりの寝室を設置。2.5m×2.5mのスペースにシングルベッド2台分のマットレスを設置し、両サイドと手前にゆとりを持たせています。さらに、掃き出しの窓との高さを合わせてバルコニーへの導線をスムーズにし、ステップ下には間接照明を仕込んでリラックスできる空間を作りました。
小上がりはエントリエのリノベーションにおいても人気のある選択肢です。ぜひ、みなさまもご自分に合った小上がりのアイデアを見つけてみてください!