自分らしくカスタマイズするケースブランド“BUBBLE FRAME(バブルフレーム)”

 “BUBBLE FRAME(バブルフレーム)”は、ファッション業界で企画や生産に関わっていたふたりがはじめたパソコンケースをつくるブランドです。ブランドはバブルラップという素材を偶然発見したわたしたちが、「これでケースをつくったら面白いんじゃない?」というカジュアルな発想からスタートしました。

ブランド名のバブルフレームには、ケースをキャンバスに見立てて、ユーザーが自由にカスタマイズして楽しく自己表現できたらいいなという意味を込めています。あえて、シンプルにしているのはユーザーが自由にカスタマイズできる余白を残したかったから。しかし、ただ本当にシンプルにしてしまうのも面白くないなと思い、カードやステッカーを入れていただけるよう、表にクリアポケットを入れてデザイン性と機能性をプラスしました。メンバーはふたりともファッション関連の仕事をしているので、いわゆる普通のケースブランドにはハマらないような活動と、デザインを目指しています。

「まったく装飾がないとシンプルになりすぎるため、付属品としてポストカードやステッカーをつけ、見た目に配慮しています。」

バブルフレームを使うことで、ユーザーのみなさんにとって新しいコミュニケーションがうまれる体験を目指しています。

例えば、スマホケースに貼っているステッカーから会話が生まれるように、バブルフレームがユーザーのポートフォリオのように使うことができたらとても面白いと思います。

たとえ、自己表現が得意でなくても、さりげなくその人自身を表現できるように。わたし自身も人見知りなところがあるので、同じ気持ちの方にもお使いいただきたいです。

シンプルなのにかたにハマらない、オリジナルのケースを

パソコンケースとして売り出していますが、使い方はさまざまです。意外に書類の保存にも向いており、推し活中の女の子が、どうしてもたまってしまうカード類を大事に保存してくれたり、子どもが溜めがちなステッカーを大事そうに入れてくれていたり、とほっこりすることがありました。

そして「そんなDIYがあるんだ!」と驚いたのは、デコで大胆に穴を開けてチェーンを通してクラッチバッグにしてくれたユーザーがいたこと。それがきっかけで現在はバッグも開発中です。

他にも、「こういうの欲しかった!」「なかなか可愛いケースがなくて」と言われることが多く、つくってきてよかったと思います。もっと、多くの方にバブルフレームを知っていただけたら嬉しいです。

開発で苦労したというジップ。「ユーザーからの厳しいコメントも真摯に受け止めながら、耐久性をアップさせていきした。その後、マグネット方式の縦型バージョンも販売しています」

デコレーションだけに留まらず、 バブルフレームがある生活=ワクワクする、バブルフレームがある空間が好きだと思っていただけるように。規模に関わらず、そういった熱狂を生みたいです。

今後は、バブルフレームをプラットフォームとして、いろんな方とのコラボレーションができたらとても楽しいなと考えています。例えば、アーティストにペインティングしていたり、一点もののケースの販売&展示、子ども向けにDIYイベントも考えていきたいです。

お知らせ

❶コラボレーションをお考えの方や企業様がいらっしゃいましたら是非お気軽にお問合せください。社内向けコミュニティ向けのオリジナルケースも作成可能です。

InstagramよりDMを頂ければ24時間以内にご返信致します。

❷詳細はまだいえないのですが、実際に手にとっていただける機会が近々あるのでInstagramをフォローいただき情報をチェックお願いします。

ミニチュア木工家具・雑貨1000.happiness
■SNS
Instagram:https://www.instagram.com/bubbleframe_official/
■HP
official site:https://frontera.jp.net/bubbleframe/

小上がりのあるお部屋事例集 – リノベをマナブ。 #87

小上がりとは、部屋の一部に段差をつけて床を一段上げるスペースのことを指します。この空間は寝室やリビングなど、さまざまな用途で利用でき、エントリエでもご希望されるお客さまもいらっしゃいます。

今回は、メリットと共に小上がりを取り入れたお家の事例を公開します。

1. ほこり対策で家事が楽に

コレクションが生きる、インダストリアルテイストのお家 | リノベーション事例 #56 より

小上がりを設置することで、埃がたまるのを防ぐことができます。段差があることで埃が上がりにくくなり、掃除も楽に! こちらのお家では、小上がりをテレビを見たり漫画を読んだりというリラックスできるスペースとしてだけではなく、ワークデスクも設置しました。

2. 限られた空間でも、収納スペースとして機能

空間を最大限に生かす。リビングの小上がりは家族の居場所 | リノベーション事例 #53 より

小上がりの下には収納スペースを設けることができます。季節物の衣類や寝具、お子さまのおもちゃなどをすっきりと片付けることができ、部屋を広く使うことが可能に。こちらの事例では大胆に空間をつくり、照明も設置。「子どもたちがここにこもって、漫画を読むことも」とお客さま。

3. ベッドフレームが不要

《日本×北欧テイストが美しい。ジャパンディスタイルを取り入れたお家 | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #47 より

小上がりを設けることで、ベッドフレームが不要になります。布団やマットレスを直接敷くことで、部屋全体がシンプルでモダンな印象に。また、布団を敷きっぱなしにする場合も、すのこを敷くことで通気性を確保できます。

こちらのお宅では、もともと6畳の部屋の間取りを変更し、小上がりの寝室を設置。2.5m×2.5mのスペースにシングルベッド2台分のマットレスを設置し、両サイドと手前にゆとりを持たせています。さらに、掃き出しの窓との高さを合わせてバルコニーへの導線をスムーズにし、ステップ下には間接照明を仕込んでリラックスできる空間を作りました。

小上がりはエントリエのリノベーションにおいても人気のある選択肢です。ぜひ、みなさまもご自分に合った小上がりのアイデアを見つけてみてください!

やさしいあなたへお手紙を #59 – mayamoonからの日々の芽便

 オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

ふと空を見上げてみて #11 – タバさんのtodoリスト

風が冷たく、冷え切った朝のこと。

通勤途中に、なんとなく
空を見上げてたら
飛行機雲を発見。

澄んだ空に
きれいな白いライン。
電線がまじり、いい構図の写真が
撮れました。

ところで、
昨年末から左首と左頭の付け根が
痛くてお得意の鍼治療をしても
なかなか痛みがとれません。

頭、首の稼動範囲が狭まっている
今日この頃でしたが、
首をあげていたたでしたが、
今朝の空は、きれいで得しました!

丁寧に暮らす月間。

今日を機に
空をながめると清々しく気分がよく
またやってみよーと思った私。

いいと思ったらことを
まずは、やろうと考えるのが、
タバタ流です!

インスタライブ公開しました

田畑が担当したおうちのインスタライブを公開しました。ぜひご覧ください!

この投稿をInstagramで見る

entrie -エントリエ- | リノベーションブランド(@entrie_renova)がシェアした投稿

日用品の衣替え。定番物こそアップデートを! #62

こんにちは。

いきなり30℃くらいの日が来たり、ひしひしと夏の足音を感じますね。

夏は長く、過酷なのでゆっくり来て欲しいと願う40代です。

さて、今回は新居の投稿はひと休みで、

素敵な日用品のご紹介です!

今回は…

「雪平鍋」です!

???と思った皆さん、こちらです!

きっとだいたいの家庭にあるであろう、こちらの鍋。

雪平鍋というのですが、もちろん我が家でもフル回転。

取っ手が取れたり、ネジが無くなったり、コーティングが禿げたり…

都度使い捨てのように買い替えてきました。

この鍋はそうやって使うものだとずっと思っていました。。。。

が!!!

少し前、友人のお宅にお邪魔した際にこれよりもう少し小さいサイズの雪平鍋に出会いました。

手料理をご馳走になったので、洗い物をお手伝いした際、シンクにこちらの鍋がありました。

何気なく手に取り、洗い初めた瞬間

「何これ!?」

雪平鍋だけど、うちにあるのと全然違う。

何より洗いやすいし、重くないけど軽すぎないからカタカタしないでしっかり安定する!

この鍋の内側のポコポコした型がいいのか….

思わず「何これ!?めっちゃ使いやすそう!」と聞いてしまいました。。

友人は雪平鍋が「姫野作.」という鍋工房の商品であること、すごく使いやすくてサイズ違い、型違いで持っている事を教えてくれました。

そうしてようやく迎え入れた18センチの雪平鍋。

アルミなので、鋳物に比べて軽いし、熱伝導率も良くてすぐ沸騰する。

なんでもっと早く買わなかったのか….

普通の雪平鍋と比べて厚手のアルミなので、カタカタしないで安定します。

また職人さんの手で打ち込まれた鎚目が美しい。。

これにより鍋の表面積が広くなり、熱伝導率が良くなっているそう。

作家さんや窯元の素敵な土鍋や、ストウブなどの鋳物鍋が最近どうも重いな…と感じてきていました。

いくらデザインが素敵でも、毎日使うものはやはり使い心地が本当に大切だな、、と感じます。

洋服も年齢を重ねると、デザインと同じくらい着心地や肌触りが大切だったりしますよね。

同じ物を長年着続けるのはなかなか難しいのと一緒で、日用品もアップデートが必要なんだなぁと感じました。

アルミの鍋の魅力にますますハマりそうです。

やさしいあなたへお手紙を #58 – mayamoonからの日々の芽便

 オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

夫婦の「こうしたい」をアイディアですべて実現させたお家 | リノベーション事例 #68

マイホームを考えたときに、賃貸で感じていた不便はすべて解消して理想の住まいにしたいと、中古物件を購入しリノベーションを決意したHさん夫妻。たくさん調べて、話し合って、細かなところまで「こうしたい」をリストアップしていきました。そんなお二人の思いと建築士のプロ目線のアイディアで、すべての要望を叶えた隅々まで心地よいお家ができました。

物件について

所在地神奈川県大和市
建物種別マンション 築22年
リノベ面積68㎡
費用900万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み)
時期2023年

暮らす家族

ご主人、奥さま

話し手

ご主人、奥さま

担当スタッフ

鈴木 栄弥

リノベーションのきっかけを教えてください。

ご主人:そろそろマイホームを手に入れようという話を夫婦でし始めた当時、住んでいたのは賃貸マンションで。交通の便で選んだものの、暮らしている上では不便を感じることが多かったんです。

ここがこうなっていたらいいね、と、住まいに対する要望を二人であれこれと膨らませながら、それを叶えられる住まいを検討していて。そんなときに、中古物件のリノベーションがいいんじゃないかと妻が提案してくれました。

奥さま:SNSで、中古マンションを買ってリノベーションした事例を見かけたんです。好きに建てられるけれどコストのかかる注文住宅と、自由度に制限のある建売住宅のあいだにこういう選択肢があるんだ、と知って。それで、リノベーションを前提に物件も探しはじめました。

エントリエとの出会いは?

奥さま:打ち合わせには何度も行くことになるだろうと、生活圏に近いエリアでリノベーション会社を探しているうちにエントリエを見つけました。二人で事例を見ながら、どれも素敵だねと話をして、次の日には資料請求をして。

ご主人:事例を一通り見て、嫌だなと思うものが一つもなかったんですよね。自分たちの好みのテイストと違っていたとしても、悪い印象をもつことがなかった。

エントリエの決め手を教えてください。

奥さま:それぞれの事例を見ていて、住んでいる人はこういうものが好きなんだな、こういうことがやりたかったんだな、というのがよくわかる感じがしました。

ご主人:エントリエさんの事例は十人十色になっていて、お願いした家族のそれぞれの正解にちゃんとたどり着いているんだな、と感じました。その中でも鈴木さんの事例は特に、いい意味で振れ幅が大きくて。だから、うちが頼んでもきっとうちの色を出してくれるだろうと思って、最初からぜひ鈴木さんにとお願いしました。

before

after

どのようなご要望がありましたか?

奥さま:最初の打ち合わせで、私たちの要望をまとめた3枚くらいのエクセルの大作をもっていったんですよ(笑)。賃貸に住んでいたときに不便を感じていた点を全部書き出して、それを自分たちなりの理想の案に置きかえたリストを作ったんです。

ご主人:そうそう。本当に迷惑かけたなと思いますけど、嫌な顔一つせず全部受け入れてもらって。

奥さま:もちろんできないところはちゃんと難しいと伝えてもらって、代わりの提案もすぐしてもらえました。先日、そのリストを見返してみたんですけど、物件の構造上難しくて断念した設備以外は全部要望が叶っていて、改めてすごいなと思いましたね。

Hさまのお家には、防音室があるのが特徴的ですね。

奥さま:私はピアノ、主人はギターを弾くので、防音室はほしいねと話していたんです。鈴木さんが出してくれたプランを見てびっくりしたんですが、もともとキッチンだったところを防音室にしているんですよ。

上下階の住戸もお隣も、この場所はキッチンになっています。防音仕様とはいえ、集合住宅でわずかでも音が漏れたら、と気にかけずにすむように、配慮してここに配置してくださっているんです。

ご主人:素人考えで、もともと和室だったところの押し入れのあたりにつくるのかなと想像していたんですが、まさかのキッチンで。確かに居室やリビングほど静けさが求められる場所ではないですし、言われてみるとここがベストなんだと納得でした。

before

after

ほかにも思い入れのあるポイントはありますか?

奥さま:防音室以外だと、玄関ですね。広めの土間をとって斜め框にしてもらいました。賃貸のときには二人並んで靴を履けないのがきゅうくつだなと思っていたので、ゆったりスペースがとれて快適になりました。将来子どもができたときにもベビーカーをそのまま入れられます。

ランドリールームが欲しいというのも要望の一つで、洗面室と分けて、動線もすごくいいのでとても使いやすいです。

before

after

リノベーションを通して、ワクワクした瞬間は?

ご主人:プランが出てきたときですね。私たちが提示した要望はかなり多くて、せっかくだから出すだけ出そうと思っていたのもあり、何かを諦めてくださいという提案になるだろうと予想していたんです。「Aプランはこれを諦めたもの」「Bプランはこれを諦めたものです」と……。そう思っていたら、どのプランも要望はほぼ全部入ったものだったので、おおすごい、入ったんだ! と感激しました。

奥さま:どんなプランが出てくるんだろうというワクワクもありましたし、図面を見せてもらってからも、実際これができあがったらどうなるんだろうと想像するのも楽しい時間でしたね。

寝室のオープンクローゼットはあえて中を見せることで空間を。左に見える掛け時計は、かつて飼っていた子をモデルに、作家さんにつくってもらったという思い出の品です。

ご主人:実は、工事の途中で私たち夫婦が体調を崩してしまって。現地で一緒に確認する約束の日に、見に行けないけどどうしよう、写真だけでもお願いしてみようかと話していたんです。そうしたら鈴木さんが、こちらから相談するより先に現地に行って、写真を撮ってきてくださったんですよ。自分たちだったら、そんなこと考えつきもしないよね、と感激しました。

奥さま:そういう仕事の姿勢、それに絶対にNOとは言わずにこちらの要望を叶えてくれようとしてくれる姿をずっと見てきて。鈴木さんとは同世代なんですが、自分も鈴木さんみたいに仕事したいなと思いました。間取り図を額に入れて飾っているのは、鈴木さんの仕事への感謝の思いもあるんですよ。

お気に入りの場所を教えてください。

ご主人:防音室兼書斎にいることが多いですね。壁を厚くしているからなのか、暖房を入れなくてもけっこう暖かいんですよ。なんだか落ち着くので、楽器を弾かなくてもよく二人で過ごしています。

奥さま:私はキッチンからのリビングの眺めも好きです。南向きで日差しがたっぷり入ってきて、白を基調にした内装もあいまってとても明るくて。気持ちも明るくなります。

before

after

暮らし始めて、お二人の中で変わったことはありますか?

ご主人:防音室をはじめ、クロスや建具の色合いはかなり考えたんです。考えすぎて何がいいのか迷子になりそうなところを、鈴木さんには何択かに絞ってアドバイスしていただいたおかげで、いろんな色を取り入れつつ繋がりを持たせることができました。

これまで家具や家電を買う際には主に価格や機能を重視していたんですが、ここに暮らし始めてからは統一感を意識するようになりましたね。

奥さま:ランドリールームはグレーで統一しているからグレーの棚にしよう、とかね。コーヒーメーカーが赤だけどどうしよう? と気にしたり(笑)。

ご主人:そうそう。差し色になっていいかな、とかね。冷蔵庫も引っ越す時に買い換えたんですけど、今までだったら同じ機能で一番お得に買うところを「あそこに置くからにはこの色がある機種じゃないと」みたいな(笑)。インテリアにテーマができたので、今後もそれは守っていくと思います。そういう新しい楽しみができましたね。

大工さんがきてくれた日の工事現場からこんにちは!

今回は、大工さんの現場をお届けします。

前回は水道工事でしたがそのベースがあった上でできるこの工程。大工さん工事が進むとグッとお家感が増してきます。

今回大工さんには「壁先行」での工程をお願いしました。壁先行というのは、読んでそのまま。間仕切りの壁を作ってからその他の床や天井をつくるというう作業工程となります。

他には「床先行」というのもありますが、壁を先に作っていった方が強度的に安心が出来ますし、電気屋さんなどの他の職方さんも作業がしやすいというメリットがあります。細かく部屋ごとに床を作るよりは、一気に床を作ってからその上に間仕切り壁を立てた方がある意味楽かもしれないんですけどね。

材木で壁を作るため、たくさんの木材を準備。
墨出しした位置に壁を立ててもらいます。

こんな感じに骨組みになっているんです。床を見てみると木材が敷かれていてその間に柱材となる木材が規則的に建てられています。

天井も同じように

こちらはウォークインクローゼットになるところ。

このように、大工さんに枠組みを作ってもらい、その枠に合わせてコンセントやスイッチの配線をしてもらう流れです!

々に出来上がってくるのが楽しみです。

視界に緑を増やそう #10 – タバさんのtodoリスト

ちょうど1年前ごろ。
職場の近くの花屋さんで買った
フィロデンドロン(写真 右)。

空間デザイン心理学の初級講座を
受けた中で、仕事や勉強に集中出来る部屋、空間とは?
を教えてもらいました。

その中のひとつに、
植物を置く場所は、自分の左右。

もっと詳しくいうとう、
視界左右120° 奥行5m。
その範囲に占める緑の割合を緑視率といい、
10〜15%にすることで、作業効率がUP! なのだとか。

緑視率が25%こえると、人は、
「緑が多い」と感じるらしいです!

緑をおくことで、潤い感、爽やかさ、安らぎなどの
心理的効果を向上する力を得られますよ!

というわけで、買い集めた植物の数々。

一年かけて
スクスクと成長しております!

おまけに、
毎朝の水やりしながら大きくなる過程を
見る楽しみもふえました。

自然に触れると、気持ちが安らぎ
リラックスするのも、
緑、植物の効果ですね。

一石二鳥的な
いいことづくめな緑の話でした。

丁寧に暮らす月間。

部屋の内外の見えるところに
植物を飾り楽しんでます、、、

好きなの一輪挿しにいける。

最低でも常に部屋の3箇所にかざるのが
タバタ流です。

インスタライブ公開しました

田畑が担当したおうちのインスタライブを公開しました。ぜひご覧ください!

この投稿をInstagramで見る

entrie -エントリエ- | リノベーションブランド(@entrie_renova)がシェアした投稿

直しているのは、なんだろう? – 鴨home 5羽目

少し前に、金継ぎを習いはじめた。金継ぎとは、欠けや割れのある器を、漆を使い修復する日本の伝統的な技法だ。はじめたきっかけは、大切な人からいただいた欠けや割れのあるお猪口やマグカップを直したいという単純な理由だった。

ただはじめてみてわかったことだけど、意外と同じような理由で割れたものを保存している人は多いようで、最近は人からの依頼が絶えない。

「娘を出産した時の産院からの記念品」、「亡くなった祖母が愛用していた食器」など、依頼者から語られる思い出は、どれも愛おしく毎度心を打たれる。同時にその人の思い出や時間を背負ったようで、一気に作業に対する緊張が高まる。

ところで、子どもの頃、自分の不注意で大切にしていたものが壊れてしまった経験はないだろうか? 

不思議なことに、なにを壊したのかをすっかり忘れてしまったのだけど、壊してしまった瞬間の気持ちは今でもすぐに思い出せる。「10秒前に戻れたら」、「あと、ちょっとだけ気をつけていれば」大切なものが壊れてしまったことを受け入れるのは、とても苦しく切ない。

ただ、金継ぎでは壊れたものを直すという作業を通して、そういった自分の不完全さを認め、受け入れることの尊さを知った。修理された器には傷跡が残るが、そこにあった記憶や思い出をつなぎとめることができる営みなのではないだろうか。

エントリエでフリーランスの編集・ライターとして6年間リノベーションに携わらせてもらっているけれど、金継ぎを通じて自分の中で軸としてつながるものがあるように感じる。

形や見た目だけでなく、そこに在る記憶や思いへの敬意をもつこと。編集、リノベーション、金継ぎ。受けている仕事や業種はさまざまで、一見違うけれど、自分の中にある本質は何も変わらないと、やっとわかってきた気がする。

【おまけ】最近の猫の「おいどん」

今回は、おいどんの近況。

災害用にハーネスを買った。1度、練習のためにハーネスをつけて外に連れ出すと、毎日にゃあにゃあ鳴いて外に連れて行け! というようになりました。大変です。

その割に1箇所から動かない。

▷「家族が家族じゃなくなる家」を設計した人はこちら

室内窓のあるお部屋事例集 – リノベをマナブ。 #86

お部屋の壁や仕切りに取り付けられる室内窓。設置する主なメリットとしては、隣接する部屋から光を取り入れることや空気の循環を目的とした役目があります。

《カフェのようなおしゃれなライフスタイルを日常に | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY ♯3より

しかし、最近ではその種類や色も豊富で、デザイン性を重視してあえて室内窓を取り入れたいというお客さまも増えてきました。たとえばこちらのIさま邸の事例

「窓枠からお気に入りの壁紙が見えるので、テンションが上がりますね」と奥さま。本来の機能にプラスして、こだわりぬいた輸入クロスを見せることでインテリアデザインのアクセントとしても機能します。

窓枠だけのIさま邸でしたが、最近ではガラスの種類も豊富です。Uさま邸の事例では、チェッカーガラスを採用し見た目だけではなくプライベートも保つことができます。

次は、家族の存在を感じられるようにというHさま邸の事例

リビング側の壁
子ども部屋側の壁

リビングと子ども部屋の壁に室内窓を設置されました。「子ども部屋を目の届くリビングにおきたかったんですよね。だから、室内窓をつけました」と奥さま。また、写真のように木製のフレームを使用した室内窓も人気で、自然を感じる空間を演出してくれます。

余白を残し、家族と共に変化するお家 | リノベーション事例 #65より

このように室内窓は、ご家族のご希望によってさまざまな使われ方をしています。リノベーションを検討中で室内窓についてもっと知りたいという方は、ぜひエントリエにご相談ください! 担当スタッフが、あなたにとって最適なプランをご提案いたします。

やさしいあなたへお手紙を #57 – mayamoonからの日々の芽便

 オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

家づくりの参考書。実際に見て触れて感じる素材の素晴らしさ #61

こんにちは。

前回、新しい家づくりの投稿に、知り合いやフォロワーさんからたくさんの反響を頂きました。

本当に嬉しかったです。

という事で、今回も前回に引き続き家作りに関しての投稿になります。

よく「何かを参考にされてますか?」「良く見るインテリアのお店やサイトは?」などのご質問を受ける事があるのですが、今回の家づくりのインスピレーションの源でもある大好きな場所をご紹介させて頂きたく思います。

こちら、修善寺にある「おちあいろう(静岡県伊豆市)」という旅館で、

登録有形文化財の宿なんです。

この玄関を含む7棟が国の有形文化財として登録されているそう。

こちらの暖簾も、季節により色が変わったりいつも素敵だなぁとうっとり眺めております。

玄関を入ると、畳の空間が広がります。

お香の良い香りが漂い、少し背の低い欄間をくぐると、そこは日常から切り離された空間への入り口です。

玄関脇にはちょっとしたスペースがあり、こんなディスプレイスペースに。

無駄な空間が至る所にあり、どちらもこういった贅沢な使い方をしているのですが、この「抜け」が間違いなくこちらの旅館全体をとても心地よい場所にしているのです。

「侘び寂び」ではないですが、あえてギチギチに使わない、余白を残す。

空間が居心地良くなるお手本が、こちらの宿には詰まっています。

組子細工がシンメトリーに続く廊下。

抜けた先には、和の中にモダンな空気を取り入れたラウンジが。

こちらでソフトドリンクからシャンパンまで好きなだけ楽しめます。

フランクロイドのランプや、ラグも雰囲気にぴったりです。

インテリア遣いにも脱帽。

和の空間にはやはりイサム・ノグチのAKARI!

こちらの宿は、照明のセレクトセンスが秀逸で、あえて少しはずしてデザイナーズものを置いたり、ドンピシャなイサム・ノグチのAKARIを置いたり。

足し算引き算がとても上手。

夫婦でこちらの宿に宿泊した際の居心地の良さが忘れられず、家を建てようかな….となったのも、戸建てならこのイメージを何となく再現できるのかなあなんて感じたからです。

今回、家の設計、施工管理、営業を担当して頂く方々と、なんと「そんなに好きならこちらで打ち合わせしましょう!」宿泊しながら打ち合わせすることに!

工務店さんの本社社屋や、一枚板を販売する工房などが近くにあるという事からの流れで、帰りにそちらも案内して頂く流れに。子ども達もいたので、わちゃわちゃしましたが、さまざまなものに触れ、刺激的で癒される打ち合わせになりました。

インテリアの参考書。

今回は創業1874年の古くて新しい日本の素敵な宿となっております。

entrie Partner’s Profile #12 長谷川 果菜 – HASEGAWA Kana

エントリエは、“「会社」という漠然とした相手ではなく、「人」で選びたい”……そんなお客さまのために「相談する人を選べ得るリノベ会社」というコンセプトも掲げています。

何年も暮らす、お客様の大切な住まいを「誰と」つくるか、考えてみませんか? お客さまと出会ったその日からお引き渡しの後まで、伴走する専任スタッフをご紹介します。

entrie Partner’s Profile #12 長谷川 果菜 – HASEGAWA Kana

入社までの経歴 

入社までの経歴 神奈川県川崎市出身。大学時代に実家を建替えることになり、住宅展示場で色々な家を見てめぐったり、打合せに参加するうちに家づくりの楽しさに魅力を感じ、リフォーム業界に飛び込みました。

これまでは不動産会社様など法人のお客さまを中心にリフォーム工事に携わってきましたが、実際にお部屋で暮らすお客さまと直接お話をして、一緒につくりあげていきたいという思いから、エントリエに入社しました。

資格

リノベーションコーディネーター/マンションリフォームマネジャー

リノベーションへの思い

私自身、これまでお仕事をさせていただいている中でリノベーションの楽しさ・面白さを実感してきました。 そして、お客さまにもたくさんわくわくして、面白さを味わっていただきたいと思っています!

今の暮らしの悩み、好きなことや、こんな生活がしたい、こんなデザインが好きなどなど…… いろんななお話をさせていただいて、お客様の素敵なリノベーションのお手伝いができればとても嬉しいです!

▶️最近買った、お気に入りのラグです。トルコのメダリオン柄のラグで、色の組み合わせが気に入って購入しました

仕事に関するマイルール

  • 報連相を欠かさない
  • お客さまに不安な思いをさせない
  • リノベーションを楽しんでもらう
  • 約束は必ず守る
  • お客さまも含め、周りへの感謝を忘れない

趣味/好きなもの

旅行やイベントに行くこと

広島の厳島神社です。干潮から満潮までの景色を堪能しました。満潮時の鳥居はとても神秘的でした…。

温泉が好きで、温泉旅行に行くことが私の最大のご褒美です(笑)。千と千尋の神隠しのイメージになっていると噂の、長野県の金具屋さんがとても素敵でした! まだまだ行きたい場所がたくさんあるので、楽しみです。食べ物のフェスや、イベントに行くのも好きなので休日は外に出かけることが多いです。

写真(右)は、伊豆の小室山です。頂上にあるカフェからの眺めが最高に綺麗でした。

② ネイル

セルフネイルが趣味で、月2~3回ネイルを変えて楽しんでいます。色の組み合わせを考えたり、細かい作業に没頭する時間が好きです!

写真(左)はお家にあるネイルたち。欲しい色がまだたくさんあるので、もっと集めたいです。透け感のあるポリッシュが好きで、いくつかの色を混ぜて塗るのが好きです。

③好きな音楽/映画/本

【ドラマ・映画】
・『FRIENDS (1994)』
大好きで何回も観ている海外ドラマです! コメディドラマなのですが、6人のキャラクターがとても個性的で可愛らしく、見ていて元気になれる作品です。

・『マンマミーア(2008)』、『ラ・ラ・ランド(2016)』

ホラー映画以外はなんでも観るのですが、ミュージカル系は特に好きなジャンルです。物語や歌だけじゃなく、ダンス、衣装、舞台の華やかさに、画面に釘付けになってしまいます…。

【本】

トリック系やミステリー系の小説が好きです。よく読むのは、湊 かなえさんです。最近は本を読めていないのですが、気になる本がいくつもあるので読書タイムをつくっていきたいです!

機能からデザインまで魅力満載! Ⅱ列型キッチン事例集 – リノベをマナブ。 #85

エントリエでリノベーションをされるお客さまにも人気のⅡ列型キッチン。Ⅱ列型キッチンとは、シンク・コンロ・カウンターなどが2つに分かれて設計されているタイプのキッチンです。

よく見られる形として、壁側と部屋側のスペースを利用しキッチンを並行に配置する方法。この配置によって動線は最小限に抑えられ、家事をスムーズに行えます。

効率的なレイアウトは、エントリエ(聖蹟桜ヶ丘)のモデルルームで実際に体験していただいております。

以前は空間を効率的に利用するといった目的で取り入れられることもありましたが、現在はデザインも豊富です。壁面にはタイルを使い、洗練された雰囲気を作り出すことができます。色や形、配置によって、キッチンの印象は大きく変わるため、個性を反映させることが可能です。

未来も好きなものに囲まれて | リノベーション事例 #63より
夫婦のキュレーションが紡ぐ、心地よい空間 | リノベーション事例 #60より

また、最近の傾向として、レンジフードは壁側に設置されることが多くなっています。これは各お家によって設計上の理など理由はさまざまですが、壁側にレンジフードを設置することで、調理時に発生する蒸気や油が部屋側に飛び散らないことがメリットのひとつとしてあげられます。

コレクションが生きる、インダストリアルテイストのお家 | リノベーション事例 #56より
《日本×北欧テイストが美しい。ジャパンディスタイルを取り入れたお家 | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #47

ご紹介したように以前は建築上の制約で選択されることが多かったⅡ列型キッチンですが、現在ではデザインや機能性を重視して積極的に選ばれています。

エントリエでは、キッチン商品だけでなく、動線やお持ちの家具との組み合わせ、タイル使用などのご希望にも柔軟に対応し、さまざまなご要望を実現してきた実績があります。これからリノベーションを検討中のみなさまも、ぜひご要望をお聞かせください!

ふたりの「好き」が創り出した、愛着のある住まい | リノベーション事例 #54 より

やさしいあなたへお手紙を #56 – mayamoonからの日々の芽便

 オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

水道屋さんの配管工事現場からこんにちは!

今日は、水道屋さんの工事が入る初日です。

古い配管を撤去して新しい配管に入れ替える工事。間取りを変更し、キッチンやお風呂が設置される予定の場所に配管を通してもらいます。

Before

After

以前の配管は水は鉄管、お湯は銅管。それらを今回は架橋ポリエチレン管に変更しています。

架橋ポリエチレン管は、その耐食性や耐塩素性により錆びにくい素材として知られています。また、耐熱性や耐寒性にも優れており、そのため給水給湯管として広く利用されています。写真で示すと、通常青が水を、ピンクがお湯を表します。

鉄管を交換する際には、写真のように床を壊したり、壁や天井に露出した配管を設置する必要があります。配管の腐食による漏水は深刻な問題。お家を再び不安に思うのは嫌なことですよね。

そのため、今回のスケルトン工事を機に配管を一新することが希望されています。では、なぜこの配管が立ち上がっているのでしょうか? 近くで確認してみましょう。

床には配管の位置を示す立ち上がりがあり、新しいキッチンと洗面台の配置に影響します。

先日の墨出しで決定した位置に従って、配管の位置を確認します。この配管の位置は非常に重要で、正確でないと設備の取り付けができなくなるため、非常にシビアです。間違いがあれば再度穴を開ける必要があります。また、排水管が以前はグレーでしたが、一部が緑色に変色していることがわかります。

Before

After

緑色の配管は耐火仕様であり、その特性は3重構造で中間層が高温になると膨張して断熱・耐火層を形成します。

集合住宅では、他の部屋に延焼しないようにするため、共用部の縦管から1mは耐火仕様にすることが決められています。そのため、配管の色分けにはグレーと緑が用いられています。

作業風景

設備屋さんが頑張ってくれた配管工事は、合計2日間。
この後、いよいよ大工さんが来て壁や天井など部屋の形を作っていきます!

のすけのこと #9 – タバさんのtodoリスト

振り返る、2月22日。そう、にゃんにゃんにゃんの日です。

こよなく猫を愛す。

やっぱり、のすけを一番に思い出す。
のすけのすけのすけ。

のすけは、わたしが飼っていた黒猫です。

くろちゃん
ごまちゃん
おいどん
はつちゃん

今年に出会えた、かわいいにゃんこたちです。

にゃんにゃんにゃんこの日に、
大好きだったのすけを思い出し、
のすけの写真を眺める。

どの猫ちゃんもしあわせに!

それでもやっぱり、誰よりも
やっぱり、のすけが一番と思う猫バカか。
でもそれがタバタ流です!

🐈‍⬛🐈‍⬛🐈‍⬛🐈‍⬛🐈‍⬛

インスタライブ公開しました

田畑が担当したおうちのインスタライブを公開しました。ぜひご覧ください!

この投稿をInstagramで見る

entrie -エントリエ- | リノベーションブランド(@entrie_renova)がシェアした投稿

1000の幸せを広げていく | ミニチュア木工家具・雑貨1000.happiness

絵本の世界からはじまった夢

ミニチュア木工家具・雑貨を制作している「1000.happiness」です。この活動名は、両親からもらった“千幸”という名前が由来となっており、小さな作品を通してみなさまに「1000の幸せ」をお届けしたいという想いを込めています。

作品づくりのきっかけとなったのは、我が子に読み聞かせていた絵本『バムとケロのにちようび(文渓堂,1994)』。その中の可愛らしい世界を実際に目の前に再現することができたらどんなに素敵だろうと思い、絵本のシーンを独学のミニチュアでつくり始めたのがスタートでした。

その後、何名かのミニチュア作家の先生に師事しさまざまな技法を学ぶうちに、現在の木工中心の作風になってきました。

1000.happinessの作品には、人差し指ほどの小さなお友だち“ポン・ポッケ”が登場します。

子どもの頃から、小人や妖精の存在をどこかで信じていた私は、ミニチュアを作り始めてからはいつも「すぐそばで小さなお友だちが見ているかもしれないな」「遊びに来てくれたらうれしいな」と、考えていました。

そんな中、既製品のおうち型シェルフをリメイクしてドールハウスをつくり進めているうちに、「このおうちに住みたいと思ってくれている小さなお友だちがきっといる」、「その子は北の国からやってきた女の子」というイメージがムクムクと湧いてきました。

女の子の特徴は、娘の5歳くらいのときのイメージからきています。

私にとっての「小人」のルーツは、北欧の昔話や、佐藤さとるさんの『コロボックル物語』です。そこから「ノルウェー生まれのおとうさんとアイヌ生まれのおかあさん」という設定を考え、女の子の名前はアイヌ語で「小さい」「あたたかい」という意味をもつといわれる「ポン・ポッケ」としました。

作品『ポッケのサニタリールーム』ポッケがうちにやってきてから、一緒に考えてつくっていきました。“毎朝畑に行って朝露を汲んできて、ここで顔を洗っておしゃれする”というイメージです。

ちいさな作品を通じて届けたい幸せ

作品は常に「ポッケがつくったらこうなるかな」、「ポッケが好きそうなデザインはこんな感じかな」と考えながら作っています。ポッケは、北の国から風に乗ってやってきた女の子。ふるさとは自然がいっぱいの森の中。そんなイメージをいつも思い浮かべながら、ナチュラルで温かい雰囲気の作品になるように心がけています。

いつも作業している小屋裏部屋のアトリエ

大切にしているのは、ストーリー性を持たせること、1000.happinessならではの木のぬくもりを感じるオリジナリティ、統一された世界観。みなさまにお届けする作品として、丁寧に心を込めて制作しています。

現在はオンライン販売の他に、イベントに出展することもあります。対面イベントでは毎回たくさんの素敵な出会いがあります。

小さなお子さんが目を丸くしながらのぞき込んで見てくれて、嬉しそうに笑顔を見せてくれる姿には、毎回こちらの方が元気づけられること。7年前、初めてミニチュアイベントに出展した際の展示品『バムとケロのベッドルーム』(島田ゆかさん作の絵本から再現)を観てくださった若い女性のお客さまが、感激して泣き出してくださったこと。

自分の作品がこんな形で喜んでいただけるのだと、心の底から嬉しかったのを覚えています。

これからは、「ポッケが立派な家具職人となり、愛らしい家具をつくり続けていく」というストーリーのもと、より多くの方に小さな家具とその世界をお届けしたいと思っています。さらに永く活動を続けていく中で、作品のレシピ本を出版したり、絵本の世界を再現するワークショップを行ったり、子どもたちに喜んでもらえるよう作品の巡回展示をするなど新しいことにもチャレンジしていきたいです。

そして、日々幸せを感じながら“小さな世界”をつくり続けられることに感謝し、より多くの方々に幸せをお届けできたら嬉しく思います。

イベント出展のお知らせ

委託販売:『ちいさくてかわいいものたち』

日時: 7/6(金)〜7/14(土)
詳細は6月に公開予定
場所: AMULET京都ギャラリー(京都府京都市左京区吉田本町27-5フェアリーベル2F)

イベントタイトル:第26回 東京ドールハウス・ミニチュアショウ

日時: 7/13(土)〜7/14(日)
時間: 13:00〜17:30
場所: 東京都立産業貿易センター台東館(東京都台東区花川戸2丁目6−5)

ミニチュア木工家具・雑貨1000.happiness
■SNS
Instagram: @1000.happiness
■online shop
https://minne.com/@1000-happy
■blog
https://ameblo.jp/pokke-1000happiness

イベントレポート: ジオガシ旅行団によるジオガシキッチン教室

2024年4月21日、東京都多摩市にある、エントリエのモデルルームで開催されたジオガシ旅行団によるキッチン教室。

ジオ菓子は、ジオガシ旅行団を立ち上げた鈴木美智子さんが考案した大地そっくりなお菓子。活動拠点である静岡県の伊豆半島は、プレートの活動が活発で地形や地質が多様な地域です。そこで見られる景色は国内でも珍しく、その美しさに多くの訪問者が魅了されます。活動背景には、そんな伊豆を敬愛する鈴木さんの思いがあります。

(画像提供 ジオガシ旅行団)柱状節理のジオ菓子と柱状節理

今回のイベント「ジオガシキッチン教室」も鈴木さんが提供するプログラムのひとつで、地学を学び、ジオ菓子をつくることができるという地学好きにはたまらない、座学&料理体験です。実際に参加者さんからは「楽しみで昨日は眠れませんでした」という声も聞かれました。

今回の参加者は8歳から大人まで幅広く、地理に関する知識量もバラバラ。それでも、鈴木さんのつくる楽しい資料や言葉という“ジオガシフィルター”を通すとスッと頭に入ってくるため参加者のみなさんは真剣に(そして時折笑顔で)聞き入っていました。

そして座学後のお菓子をづくり。今回つくるのは花崗岩と、凝灰岩。

イベントイメージより

鈴木さんのアイデアが詰まったレシピに、「これがジオ菓子になるの?」「この後どうなるのかな?」とみなさんワクワクした様子。

完成後は「本物そっくり!!」「花崗岩だ!」といった驚きの歓声が会場に響き渡りました。実際の石や写真と並べ、みなさん大盛り上がり。実際に出来上がったお菓子ももちろん美味しく、笑顔が絶えることはありませんでした。

参加者からは「大ファンなので、今回東京で参加できてうれしい」「身近な材料でもこんなに大地そっくりなお菓子がつくれるんだ」という歓喜の声が聞かれました。

鈴木さん「大地の面白さを皆さんと共有できて嬉しいです。通常より少人数なので濃密な時間になりました。成り立ちを知るとさらに興味が湧くと思いますので次はぜひ現地へ!」

開催時期は未定ですが、またエントリエでのジオガシキッチン教室が開催される予定です。今回、参加できなかった方も、ぜひ、このユニークな体験を通じて、伊豆の大地をより深く知る機会をお楽しみください。

参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

さあ、新章のスタート!気持ちも新たに楽しもう!《5月の占い付コラム》Byイルマーヤ

こんにちは。イルマーヤです。


実は、私の住む家は建ててから15年ほど経ちますが、未だに完成していません。


身内が建築関係だとよくある話らしいのですが……

夫が家具をつくる人なので「自分でつくりたい!」という場所は、収納があるはずだけどただの壁、という状態で引き渡しとなったので仕方ありません。
今回は、家族の成長や環境とともに少しずつ変化している我が家のLDK(リビング・ダイニング・キッチン)のお話です。

その前に5月の占いをチェックしたい方はこちらをクリック

未完成にも程がある

15年前。新築の我が家は未完成。
LDKは、キッチンだけどーんとあるだけで、収納一切なし。
しかも、寝室は追加工事があるからとしばらく使えずに、LDKにマットレスを置いて寝るという事態。それでも、このガランとした家がこれからどうなっていくのかがとても楽しみでした。

キッズスペースとしてのリビング

はじめは夫婦ふたりで住みはじめた家。その後子どもが生まれて、4人家族になりました。
リビングにはベビーベッドがあったり、おもちゃを置く場所や、遊んだり、お昼寝をするスペースなど、小さな子どもがメインに暮らす空間になりました。

ベビーベッドが不要になったタイミングで、簡易的な絵本とおもちゃの収納スペースをつくりました。子どもたちの王国です。

暗黒期の克服

突然の暗黒期到来。

なんと、南側に大きな集合住宅が建てられて冬の間の日差しがなくなってしまったのです。日差しを失った冬、室温があがらず家は冷え切り、わたしの心も元気を失いました。


そんな中で、少しでも楽しく過ごせるようにとキッチン収納をつくることにしました。あたたかい雰囲気のキッチンは、寒い冬でもホッとする空間になり、徐々に日差しがない暮らしにも慣れていきました。

他にもこの暗黒期を乗り越えるためにいろいろな工夫をしました。

洗濯物を干すスペースを考えたり、冬の防寒対策をしたり。今ではだいぶ快適に冬を過ごすことができています。もちろんまだ改善したい場所も出てきますが、少しずつ。

でも、この暗黒期は住まいの環境が心身の健康に繋がっていることを深く学ばせてくれました。

そして、子どもたちが学校や幼稚園に行き始めると、子どもたちのプリント類や幼稚園や学校に使うものをささっと入れたりするためにリビングの収納も必要になってきました。そこで、アイロン台つきの大きな収納家具をつくることに。家事は楽しく、スムーズに!

そして、2024年の現在

時は流れて2月のFOTUNE LIVINGで話題にしたスタンディングデスクができ、その後に待ち望んだソファも完成しました。やっと食後にゴロゴロできる! 今の最高の楽しみは、このソファで編み物をしながら大河ドラマを観ることです。

ちなみにスタンディングデスクは出来て間も無く、娘のスライム工房になってしまいました。私のおしゃれオフィスごっこはいつできるのでしょう…

ちょっとずつつくってきたLDKのお話はいかがでしたか? でもね、ここで完成ではないのです。今度は本やお皿を飾れる棚をつくるぞ!

「完成しない家」をまだまだ楽しめそうです。

▶️スタンディングデスクの背面はアイロン台つきのリビング収納。おもちゃ収納を撤去してソファを設置。

ストーリーは住まいの数だけ

15年経っても完成しないけれど、どの時点での我が家も好きです。

そして、これからどうなっていくのかも楽しみ。
子どもの成長や、わたしや夫のライフスタイルでも暮らし方が変わっていくでしょう。

その家にまつわるストーリーは、そこに住まう人たちの宝物。ぜひ「あなたのストーリー」もお楽しみくださいね。

それでは、5月の運勢をみていきましょう!

全体運:感性を大切にしたい5月!

5月の星の動きのメインイベントは、26日の木星の移動です。
およそ1年かけて、その年のテーマを示す木星が牡牛座から双子座に移動することで、社会の雰囲気が変わります。そして、5月は今のテーマでのクライマックス。

次のテーマに行く前の総仕上げとも言えるような雰囲気漂う期間です。26日からのテーマも星座ごとの占いでお伝えしていきますね。

5月5日は「立夏」。太陽が牡牛座のちょうど真ん中に来る日です。

本当に欲しいものを見極め、それを手に入れるためにコツコツと努力をするエネルギーがあります。「自分にとっての豊かさって何かな」と、ちょっと立ち止まって見つめ直すタイミングです。

8日は牡牛座で迎える新月。自分の感覚を信じて、発揮することが大事だよ、と気づきます。ありのままの自分で感じたことを大切に、新しい世界をつくっていくのです。

23日は双子座で迎える満月。感覚的だったことを、論理的にして実現していく力のある満月です。ふわっと感じていたことを言葉にすることができると、その先も見えてくるものです。しかも、この満月のもつエネルギーはしたたかで優秀。ぜひ味方につけましょう。


5月はちょっとお疲れになる方も。
そこで、今回は12星座別おすすめの「あなたに力を与えてくれるパワーアイテム」をお伝えします。持ち運べそうなものをチョイスしたので、ぜひお守りにしてくださいね!

♈ おひつじ座

牡羊座

直感が冴えて、やる気も冴え渡ります。特に前半はやってみたいことにどんどんチャレンジしてみるのがおすすめです。やがて自分のものとして身につけ、それが収入源や豊かさに繋がるかもしれません。
26日からのテーマは「学びとコミュニケーション」。身近な人たちと言葉を交わすことで世界が広がるでしょう。

●力を与えてくれるパワーアイテム:土

♉ おうし座

次のステージがすぐそこに見えてきました。
最終段階としての期間は、ゴールテープを切るような気持ちの方も、地固めができたような達成感をもつ方もいらっしゃるでしょう。いよいよ腕だめしをしたり、情熱を行動にうつすといったアクティブな5月になりそうです。26日からのテーマは「所有物・収入源」。経済的に変化が出てきそうです。

●力を与えてくれるパワーアイテム:マッチ

♊ ふたご座

先が見えそうで見えなくて、この霧の向こうにあるものが不安なのか期待なのかも分からない。そんなモヤモヤした気持ちを抱えることもあるかもしれませんが、それは長くは続きません。5月後半からはその霧が晴れて希望の光を感じます。26日からのテーマは「自分自身」。器を大きく広げていくチャンスがやってきます。ハッピー期間を楽しみましょう!

●力を与えてくれるパワーアイテム:貝殻

♋ かに座

周りの人からの刺激をたくさん受けていきそうです。それは良いか悪いかと判断するのではなく「私はどうする?」と内側に問いかけることになるでしょう。ふと「やってみよう!」と思いついたことがライフワークに繋がっていきそうです。26日からのテーマは「見えないところ」です。心の中や、人の目に触れないところに変化が起こりやすいでしょう。

●力を与えてくれるパワーアイテム:サングラス

♌ しし座

自分の立場とか役割を築いてきた期間の集大成といった期間です。使命感を感じたり、これをやって生きていくんだなぁということが見えてきます。自己成長のための学びにも力が入ります。26日からのテーマは「未来」「協力し合う仲間」。積み上げたものを生かして未来を思い描いていきます。

●力を与えてくれるパワーアイテム:石

♍ おとめ座

体験したことを「発信する側」として楽しむ期間です。発信者としての感性や表現も洗練されていき、それは周りの人だけでなく世界の人たちにとっても必要な情報源として重宝されそうです。
26日からのテーマは「社会的地位」「使命」。社会的な役割の変化や、ライフワークとしてやるべきことへの気づきがあるでしょう。

●力を与えてくれるパワーアイテム:羽根

♎ てんびん座

伝統的なこと、歴史的なことに魅力を感じて探求する機会に恵まれていました。だんだん成果が出てきたり、共に励むパートナーとの出会いもあるでしょう。過去に取り組んだことがまた役に立ちそうです。そして、さらなる未来のビジョンも見えてきます。26日からのテーマは「海外」「出版」。視野や活躍の場が広がっていきそうです。

●力を与えてくれるパワーアイテム:骨董品

♏ さそり座

密接なお付き合いやパートナーシップにスポットライトが当たっています。日常生活も活力があります。まさに「リア充」月間。多少忙しくても楽しく過ごしていけそうです。26日からのテーマは「見えないところからのサポート」。過去からの気づきやご先祖さまからの恩恵など、知らず知らずのうちにたくさんの贈り物を受け取ることができるでしょう。

●力を与えてくれるパワーアイテム:万年筆

♐ いて座

生活のリズムが整っていきます。4月からの新生活を迎えた方も、すっかり慣れて落ち着き、本領発揮していくでしょう。楽しいことにもたくさん出会える時期です。趣味や創造活動にも熱が入ります。
26日からのテーマは「人間関係」です。誰かと共同で仕事をすることになったり、パートナーシップや密接な関係に変化がありそうです。

●力を与えてくれるパワーアイテム:スケジュール帳

♑ やぎ座

「どんな自分でありたいか」「どんなふうに見られたいか」と自分をどう表現していこうかと考えていく中で、自分だけがもつ輝きや魅力に気づくことのできる期間になりそうです。また、クリエイティブな活動にも熱が入ります。26日からのテーマは「健康」「仕事」。ライフスタイルが豊かになったり、周りの人から頼られる機会が増えていくかも。


●力を与えてくれるパワーアイテム:鏡

♒ みずがめ座

「ここでこう暮らしていこう」という居場所が整っていきます。家族とのあり方や、住まいや職場の自分なりのスタイルや考えがまとまります。足場ができた安心感を得ることができるでしょう。26日からのテーマは「自己表現」「創造性」。子どものように無邪気に楽しみ、なんとなく自分で引いてしまったラインを超えていきましょう。

●力を与えてくれるパワーアイテム:ぬいぐるみ

♓ うお座

いろいろな学びを通して「持ち物」が増えていることに気づきます。1年前には持っていなかった才能や能力が花を咲かせ始めるでしょう。頑張ってきたことが成果や報酬として目に見えるものになることもありそうです。周りの人との交流も活発で刺激的な期間です。
26日からのテーマは「居場所」。家族とのあり方や住まいに変化がありそうです。

●力を与えてくれるパワーアイテム:日記

お楽しみいただけたでしょうか?今月も皆様が心地よい暮らしができますように。

またお会いしましょう!

やさしいあなたへお手紙を #55 – mayamoonからの日々の芽便

 オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

機能性とデザイン性を追い求めた、快適で自由な発想のお家 | リノベーション事例 #67

中古で購入したマンションに暮らしはじめて5年、少しずつ家の改善点をリストアップしていったAさまご夫婦。また海外へ行く機会も多いことから、日本の文化だけにとらわれない自由な発想をお持ちでした。仲良しの夫婦がストレスなく過ごせるお気に入りのお家ができあがりました。

物件について

所在地東京都文京区
建物種別マンション 築15年
リノベ面積61㎡
費用2000万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み)
時期2023年

暮らす家族

ご主人、奥さま

話し手

ご主人、奥さま

担当スタッフ

二見 奈々絵

リノベーションのきっかけをおしえてください。

奥さま:購入時、マンションはすでに築10年経過していました。それから5年ほど住むうちに給湯器やガス周り、食洗機などの調子が少しずつ悪くなってきていて。間取りも使いづらいと感じていた点があったので、それなら一気にリノベーションしようと。はじめは4社ほど比較検討していました。みなさん同じように、要望をお伝えしてプランをつくってもらったんです。

ご主人:5年間暮らしたからこそでてくる、不満や不具合をしっかり解消しようと思い書き溜めていたんです。

どのようなご要望をお持ちでしたか?

ご主人:機能面でもいろいろとありますが、家で過ごすことが多い妻がいかに快適に過ごせるかを大切にしました。他には来客がほぼないことを想定した上で、帰ったらすぐに着替えられて、手が洗えるなどの動線についてお願いしたかと思います。

BEFORE/AFTER

▷廊下を無くし、リビングから直接WICや洗面にアクセスできます。

奥さま:家事はできるだけ自動化したい、全館空調(※1)にしたい、窓の断熱を高めたいなど、デザインよりも機能面でお願いしたいことが何個もありました。

ご主人:僕も職場がそうなんですけど、トイレや廊下が寒いということがありますよね。仕事柄、海外で過ごすことも多いのですが全館空調が普通なんですよね。日本は温度差によるショックで寿命が縮んでいる(※2)というのを聞いて、機能面としては前から考えていました。

※1:家の空気を循環させ温度を調整することで、全体を同じ温度に保つことができるシステム
※2:室内温度の急激な変化で、血圧が上下に大きく変動することなどで心筋梗塞や不整脈、脳梗塞などの健康被害のことを「ヒートショック」という

▷トイレ、洗面・脱衣は間仕切らず一部屋のサニタリールームに。小型エアコンを設置することで、家全体の温度差をなくす工夫をしています。また、湯船に入る習慣がないため、オーバーヘッドシャワーを採用。

BEFORE

AFTER

マンションの窓ガラスは共用部分であるため、基本的には交換できません。代わりに二重窓を取り付け、断熱性能をアップ。大きなFIXガラス部分にはガラスブロックを取り付けることで断熱性能とデザイン性を両立しました。

エントリエの決め手は?

奥さま:たくさんあげた要望をすべて取り入れてくれたのが、エントリエの二見 奈々絵さんでした。彼女のプランが頭ひとつ抜けて良かったんです。打ち合わせでは、他社さんには聞かれなかったような「休日の過ごし方」や「どんな生活がしたいか」という質問をしてくれて。そうやって、わたしたちのことを理解してくれていたからこそ、今回の提案が出てきたのかなと思います。

ご主人:二見さんはわたしたちが忘れてしまっていたような、小さな要望をすべて覚えていてくれていました。そして、間取りも既存の状態とはまるっきり変えてくれたのも二見さん。それでいて、伝えた課題を解決しようとしていた。それで、もうエントリエしかないねと。

BEFORE

AFTER

Aさまのお家は、キッチンやタイル、壁紙の色など、デザインがどれも印象的です。もともとイメージをお持ちだったのでしょうか?

ご主人:それが、ないんですよね。ただ、海外のホテルに行った際は写真を撮り溜めていて。さまざまな国のデザインを見ていたからこそ、自由に選ぶことができたとは思います。

あとは61平米の限られた空間をどう作っていくかと考えたときに、「1日24時間のうちに、何分そこにいるか」という考え方をしていました。例えばトイレもお風呂も、そこにいる時間は数分。だったらそこに使う面積は小さい方がいい。逆に、いちばん長くいる場所はソファの上だから、そこから見える風景を最大限に居心地の良い空間にしたいなと。

奥さま:わたしたちの要望を満たす機能を兼ね備えたキッチンも、二見さんが選んでくれました。トーヨーキッチンの正方形型のキッチンで、ショールームに行くと他のどの商品もかなりデザインにこだわっているようでした。他社製品ではあまり見ないような色や柄が並んでいたのを、最初の時点で見ていたという理由もあるかもしれないですね。

担当 二見とのコミュニケーションで印象的だったことはありますか?

奥さま:工事がはじまって感じたのが、細かいところまで気にかけてくださっているということです。壁紙の凸凹などのチェックもそうですが、扉の枠も白になっていたところ「これだとここだけ目立っておかしい」とやり直してくれて。わたしがやり直すほどじゃないかな? と思ったところも、「わたしが気になるんで」といって対応してくださっていました。結果、全てがよくなっているんですよね。そのなかでも、職人さんとの信頼関係も感じました。

ご主人:二見さんは繊細で、かつ、職人さんたちに伝えることができるようなリーダーシップがありますよね。 

リノベーション後、暮らしてみていかがですか?

奥さま:前は、すでにある空間にわたしたちが合わせているという感じだったんです。家具も「ここの幅は決まっているから、これ」というように。リノベーションは決めていくことが大変な作業ですが、最初に「これをここに置きたい」と決めてから設計してもらえます。だからか、暮らしてみるとすごくストレスが少ないです。

リノベーションで、ワクワクしたことを教えてください。

奥さま:壁紙やタイルなどサンプルを選ぶときは、小さなものから選ばなければいけないので「本当にこれで大丈夫かな」と不安で。単品で見るときれいな色だけど、隣り合うとどうかな? とか。二見さんは「大丈夫です」といってくださっていたけれど、それでも、実際にみるまではドキドキしていました。実際、完成したときはよかったなというのはありましたね。

ご主人:ずっとワクワクしながらも、不安という感じでした。それでも工事中の写真が送られてきてからは、これはいいものができるんじゃないかなと感じて。実際に工事中のマンションを見に行った時が一番だったかもしれないですね。

ご夫婦の良いチームワークですね。

ご主人:僕は、(奥さまに対して)すごいなと思いました。さまざまな課題に対して、徹底的にいろんなものを見て、改善策までしっかりと提示してくれるんです。細かいことも含めると、100個以上の課題を解決しているはずなんですよね。その実行力や賢さがあるなと改めて感じました。

住みたい家の妄想が広がるまち、目白編 #33

今回SABOTENSが訪れたのは、東京・目白。駅周辺の高低差のある坂道を抜けて、目白庭園へ。外国風の豪邸が並ぶエリアでは、「こんなおうちに住みたいな」と各自妄想を繰り広げました。道の隙間からさまざまな草花がむくむくっと顔を出し、いよいよ春の訪れを感じるお散歩でした。

住みたい家の妄想が広がるまち、目白編

村田:今日は目白です! 目白には、ゆきえちゃんおすすめの場所があるそうで。

細野:リノベーションをする人御用達の「toolbox」さんという空間づくりの商品が豊富にそろっている展示場があって。その周辺を歩いてみたいと思って、目白にしました。「目白庭園」という公園にもいってみたいな。そういえばDr.コパさんによると、今日は金運アップの日らしいよ! 開運アイテムは「カレー」だそう。

村田:やった! お昼はカレーに決定だ!

SABOTENSの二人には、目白にささやかな思い出があります。

藤田:前にあやちゃんと、インド人の方が期間限定でやっているお店に行かなかった?

村田:そうだ、行ったことあったね! 期間限定の雑貨屋さん。店頭の品揃えと派手な色味に妙に惹かれて、二人で吸い込まれるように入っていったね。

藤田:そこで耳がちぎれそうなくらいでかいピアスを買った。

村田:犬のピアスね。

後日送られてきた噂の犬のピアス

藤田:耳につけると、まるで肩に動物が乗ってるんじゃないか、というくらいのサイズ。

村田:最初、「置物かなあ」っていってたんだよね。まさかのピアスだった。私も私で、首が取れそうなくらい重いネックレスを買ったな(笑)。

改札を出るとすぐ脇のビルの間に、階段がありました。小道を見つけると吸い寄せられてしまうSABOTENS。駅前の大通りではなく、迷わず階段の先へといざなわれていきます。「銀鈴の坂(ぎんれいのさか)」と呼ばれる、この坂。近くで湧き出ていた湧水をイメージして「銀鈴」という名が付けられたそうです。

藤田:みて、スペイン坂みたいな坂があるよ。

細野:行ってみよう!

藤田:階段の下にあるシュロの木が立派!

階段を降りた先で、シュロの大木が出迎えてくれました。高さ7-8メートル以上はあるでしょうか。毛むくじゃらの幹がまっすぐに伸び、チアリーダーが手に持つポンポンのように広がる緑の葉の下には、枯れた葉が重なって腰蓑(こしみの)のように垂れ下がっています。

村田:目白の守り神だ。

細野:よくここまで切られずに育ったねえ。

藤田:横に咲いているのは桜かな。

村田:いよいよ春だねえ。

銀嶺の坂を下ると、すぐ横に目白駅のホームが見渡せます。線路脇に謎めいたコンクリート製の物体を発見。

藤田:これ、なあに?

細野:階段かな?

村田:「1922年に竣工した目白駅の、コンクリート製の階段の一部」だって。昔の階段の遺構なんだ! 登っていいのかな。

藤田:登ってみよう。

村田:登った人は、金運がアップするでしょう。

藤田:やったー。

駅周辺では、高低差のある坂道が左右に折れ曲がりながら向こうまで続き、坂道沿いには住宅がひしめいています。先が見えない小道って、ちょっとワクワクします。探検気分で散策していきます。

細野:サボテンの鉢植えがいっぱいあるおうちがあるよ。

藤田:モリモリしている。

藤田:見て見て、かわいい!

村田:多肉が逃げ出してる! 近くの鉢からこぼれてきたのかな。

村田:こっちの隙間ではスミレが咲いてる! 春だ。

藤田:あの植物、妖怪っぽくない?

村田:妖怪だ、妖怪だ。何匹かいる。

藤田:犬みたい。

坂の途中で、小さな稲荷神社を発見。​​お散歩の無事を祈り、お参りすることにします。

細野:神社がある。

目白豊坂稲荷神社(東京都豊島区目白3丁目2)

村田:(案内板を読みながら)もともと学習院大学の構内にあったんだけど、学校の移転に伴って遷ってきたんだって。

細野:お引越ししてきたんだね。芸能・美術・文化に関わりの深い神様がお祀りされているんだって。

藤田:やったー。

細野:開運できそうな神社だ。

隙間は春!

3月下旬のこの日。道の隙間ではいたるところで、植物たちがむくむくと顔を出しています。薄紅色のモクレンに、黄色の菜の花に、薄紫のムスカリ。視界に入る花も色とりどり。空気は肌寒いものの、着実に季節が巡っているのが見て取れます。

村田:ホトケノザが密集して生えてる。隙間からスミレが咲いているおうちも。

藤田:隙間がむくむくしてるね。すごいや、春って感じするな。

村田:モリモリ元気。……ってアホみたい(笑)

藤田:ハッピースマイル! みたいな(笑)

細野:忙しくしているうちに、すっかり春だ。

藤田:花粉も元気な感じがしない?「今こそ」みたいな。

村田:お、片手袋発見。ハワイのハンドサインみたいな形で落ちてるね。

藤田:「アロハ〜」的な。

途中、一面を苔に覆われた壁を発見。この日ルーペを持っていたSABOTENS村田。3人で代わる代わる、ルーペ越しに苔を鑑賞します。

村田:苔むした壁がある。

藤田:水がしたたるのかな。

村田:ルーペを持ってるから、見てみよう。……おお〜楽しい! スケール感が変わると別世界だ!

藤田:……おお〜すごい!

細野:海の中みたいな景色。

村田:……壁に張り付いて苔を鑑賞する様子、はたから見たら怪しいだろうな(笑)

藤田:知らない人が見たら「ドキ」っとするだろうね(笑)

初めて通る道を、いつも通り嗅覚に従って歩いていきます。品の良さそうなおうちが並ぶのは、さすが学習院のあるまち・目白。

細野:駅から小道を進んで行くと、こんな場所があるなんて。いい住宅街だね。

藤田:坂道になったり下り道になったり。まっすぐな道が少ないね。面白そうな道になってきた。

細野:この辺の地形を調べたら楽しそう。

村田:目白は閑静な雰囲気だね。

細野:ほんと。すぐとなりの池袋は賑やかだけど。

村田:前に仕事で目白に通っていたことがあるけど、駅前に学校帰りの品の良さそうな親子がいるのが印象的だったな。

藤田:豪邸が多いなあ。

細野:どのおうちもセコムに入っている。

村田:さすが。集合住宅も、つくりがゆったりしている。

藤田:珍しいつくりのおうちもたくさんあるね。

細野:外国に来てるみたい。

村田:全てがゆったりしている。大きな木が生えたおうちが多いねえ。軽井沢とかの別荘みたいだな。

途中、立派な門に囲まれた大きな家を発見し、ついつい妄想が進む一行。

細野:わ、見て。めちゃくちゃ豪邸がある。

※こちらは個人宅のため、Adobe Fireflyを使用したAI画像生成によるイメージです

藤田:二人にはいってなかったんだけど、今日はうちにご招待するね!

村田:え、よっちゃん、ここに住んでるの!? ちびまる子ちゃんに登場する花輪君の家みたいだよ。

細野:(寸劇がはじまった)

藤田:……招待して、こんな豪邸だったらどうする(笑)?

村田:よっちゃん、一大事業で財をなしたんだな……と思うね。何億とお金があって、自由に家を建てていいとしたら、どんな家がいいかな。

細野:都内に建てたい?

藤田:どうだろう。

村田:都内にひとつくらい、居場所を持っておきたい気も。もう一軒は自分が好きな場所。

藤田:いいねえ。2個ほしい。別荘みたいな感じで、もう一軒。

細野:いいね。まだ可能性はあるよ。いけるいける。

村田:今日で金運がアップするからね。

細野:そうだよ。

今日の一句

豊島区立目白庭園(東京都豊島区目白3丁目20−18)

しばらく歩いていくと、今日の目的地でもある「豊島区立目白庭園」が見えてきました。門をくぐると、中心には大きな池。池の脇では、両手を広げても抱えきれないほどのサイズの巨大な庭石の間を水がごうごうと音を立てて、池に流れ込んでいます。池の周りには大小様々な木々や草花が植えられ、回遊式の日本庭園が広がっています。

藤田:気持ちのいい庭園!

村田:うわあ! こんな場所があるんだね、知らなかった。

細野:いい場所だねえ。

庭園の一角には、満開のカンヒザクラ。ソメイヨシノよりも濃い紅色の花びらが、下を向いて、枝先に鈴なりに咲いています。

細野:みんな、桜だよ! 開運だ〜

村田:やったね。

藤田:花が下を向いて咲いてるね。

村田:花の下にもぐりこんで花びらを見上げると、雄しべと雌しべが見える! かわいい。

池のほとりには日本風の建物。和室から池を見渡せるようになっています。庭園の建物は、撮影NGのためこちらもAIによる画像生成でイメージをお届けします

細野:中にある茶室は赤鳥庵っていうんだって。

村田:入口の案内板によれば、この地で創刊された「赤い鳥」っていう文芸雑誌にちなんだ名前なんだって。へえ〜。

細野:予約制の和室なんだ。句会や演奏会、食事会に使えるんだって。

藤田:私たちも俳句を詠もう。ここで一句。「雑居ビル 新宿一番 古いビル」

細野:(……!?)

村田:そうそう、昨日よっちゃんと打ち合わせで新宿の貸し会議室を借りたら、怪しげなマッサージ屋さんや多国籍料理屋さんがわんさか入った、超絶雑居ビルだったんだよね(笑)。

藤田:新宿一の雑居ビルだったね。トイレはきれいだったけど。

細野:それはよかったね(笑)

本日の開運アイテムは、カレー

藤田「『カラオケ』の文字がはがれそう」村田「ペラペラだ……!」

細野:ぼちぼちお昼を食べるところを探そうか。

村田:なんだかいい香りがしてきた。

藤田:お味噌汁の匂い。

村田:どこかのおうちのお昼ご飯かな。

再び駅前に出て、今日の開運アイテムであるカレーを目指してうろうろしていたところ、テントと入口のネオンサインがかわいらしいお店を発見。ここでカレーをいただいていくことにしました。

1973年創業のMAC’S CARROTさん(東京都豊島区目白3-16-16 広運ビル1F)
野菜付きチキンカレーに、焼きトマトとチーズをトッピング

店内は平日ながら人がいっぱい。地元の人気店のようです。運ばれてきたカレーは、上にかりかりと香ばしいチキンがどんっと乗っかり、さらに焼いたトマトが鎮座。たっぷりの野菜と、カレーの海のところどころに沈むレーズンが彩りを添えます。開運を願いつつカレーをいただきながら、今日のお散歩を振り返ります。

細野:今日は歩いた時間は短いながらも、見どころが色々あったね。

藤田:最初から、巨大なシュロに出会えたもんね。

村田:目白に住むなら、マンションか一軒家、どっちかな。

藤田:一軒家かなあ。海外風の変わったデザインの家を建てたい。

細野:お城みたいな家を建てたい。

村田:いいねえ。別荘風のおうちもいいな。

本日の一コマ漫画

イラスト/藤田 泰実(落ちもん写真収集家)

こころに残る目白の風景

村田のミカタ:まちの治安を守るカラーコーン。仕事の合間にひとっ風呂浴びてます。
藤田のミカタ:笑っているけど笑ってない目が死んだ小人
来店予約・資料請求
LINEで相談