

オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。
2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。
こんにちは。秋に近づいたり戻ったりの毎日ですが、
いよいよ秋に半分足を踏み入れた気がします。
今日はなんだか秋の訪れを感じた場所のお話です。
Casa さかのうえ という素敵なギャラリーで行われた
「ツクヨミ珈琲リトリート」というイベントに参加してきました。Casaさかのうえさんには以前、作家さんの個展で伺った事があり、まるで美術館のような空間と、オーナー夫妻の素敵なお人柄に、また再訪できたらなあと思っていた場所でした。
本当に急な坂の上にある、素敵なギャラリー。
住宅街にいきなり現れますが、唐突感はなく、あくまでもしっとりと。
中の待ち合いスペースも素敵です。
こちらはギャラリー内。
和室の小上がりにて、店主の方拘りの
珈琲を、瞑想後に美味しいお菓子と共に頂く会。ただの
珈琲を飲む会ではなく、瞑想後の整った状態で、五感をフル稼働させて、香りと味を堪能する会なんです。
窓辺に並んでいる壺は、コーヒー豆を熟成させるために作られた壺で、作家さん渾身の作品だそう。
こちらに豆を入れると、酸化せずゆっくり熟成されていくそうな。
欲しい….
お茶をたてるように、丁寧に丁寧にドリップされるコーヒー。
付け合わせも手作りの餡子とカカオニブが入った絶品のお菓子。
これがまたコーヒーに合うんです(涙)
参加された皆さんも、本当に素敵な方々で、
店主の方がインスピレーションで降りてきた言葉を書かれたカードを引いたり、本当に自分のための充実したリトリートとなりました。
何気なく過ぎてしまう毎日ですが、一杯のコーヒーを飲むという事も意識ひとつで特別な時間になるんだな…と開眼した貴重な時間でした。
日常をゆっくり味わって過ごす事を意識するのが、今年(あと3ヶ月)の目標です!
Casaさかのうえ
芸術性と実用性を兼ね備えた、唯一無二の洋服ブランドMerci DIEU(メルシーデュー)。コンセプトは「Wearable art [着用できるアート]」。生地のデザインから服のデザイン、型紙、縫製まですべての工程をデザイナー自身で行っているファッションブランドです。
子どもの頃から絵を描いたり裁縫が好きで、手先が器用だったので、自然とものづくりをしていました。特にものが組み立てられていく工程が楽しく、将来は手を使う仕事がしたいと思っていたんです。
中学生になると、洋服そのもののデザインや形の面白さに惹かれるようになり、服そのものを芸術としてとらえるようになりました。着ることができる実用性や、着ることで自己表現につながること。絵画や彫刻などの美術品とは違い、その人の個性を主張できます。その面白さが好きで、美術の道ではなく洋裁の道に進みました。
「個性的でユニークな洋服を着たい、作りたい。でもハイクラスのラグジュアリーブランドのようなとても高価な物にはしたくない。ファストファッションのように製造過程に正当な対価が払われない安価な大量生産品のようにもしたくない」。
そんな想いを込め、作り始めた1点もののお洋服。着るだけでおしゃれになれる、何通りかの着こなしができる、それでいてお手入れが楽、着やすさや着心地がいい。それらのことを念頭に、そのときどきで自分の作りたいと思うものを販売していました。
Merci DIEUとしての活動をスタートしたのは、2023年。
1点物のような感覚は残しつつ、生地のデザインに自身で手掛けたデジタルアートを使ったり、手描きで生地に直接絵を描いたりして、服そのものの形にもこだわりながら完全にオリジナルなお洋服に仕上げています。
オリジナルのプリント生地やペインティング、刺繍は、あらゆる時代の芸術作品から刺激を受けています。美術品に限らず、映画、音楽などジャンルもさまざまで、ときには、自然の美しい景色や色などからも刺激を受けています。
もともと世界中のさまざまな文化や歴史、宗教、人々やその暮らし、それに付随する物たちに興味があり、大学では国際分野の勉強をしましたし、海外生活の経験もあるので、それらもベースになっていると思います。
好きなことを突き詰めてやれば、必ずそれに共感してくれる人が出てくるし、私のクリエーションを喜んでもらえるので、楽しんでもらえる作品作りをしていきたいと改めて感じています。
その中でも自分自身に足りないものもまだまだあるので、日々勉強すること、向上心や好奇心を持ち続けながら、色々な事に挑戦してみるように努めたいです。
Merci DIEUは、はじめたばかり。もっと多くの人に知ってもらいたいと思っています。
自分で製作できる範囲でユニークなスタイルはキープしながら、いろいろな場所での出店やオンライン通販の強化など、国内外関係なく世界中に広がったら嬉しいです。
Merci DIEUInstagram : @mercidieubysato |
Merci DIEUとしてラフォーレ原宿『愛と狂気のマーケット』に出展します。
期間:10月1日〜31日
場所:ラフォーレ原宿B0.5F
営業時間:11時~20時
※毎月月末は18時閉店/毎月1日は16時開店
詳細は愛と狂気のマーケット ラフォーレ原宿の公式Instagramご覧ください
2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。
空間デザイン心理学に出会い学んでいます。
たくさんの学びを今度は、私がアウトプットしていく番。
住まいに関わる仕事をしている以上
性能、機能、使い勝手、デザインだけてはない
その家で、本当に感じたい、得たい感情を
実現できるような家作りしなければ、
と一通り終わった今、感じています。
まだまだ勉強沢山必要ですが
これから、
空間デザイン心理学®️を取り入れた
家作りをして、幸せなお客さまをふやしたいです。
そんな私の師匠、高原美由紀先生が昨年出版した
『ちょっと変えれば人生が変わる!部屋づくりの法則 – 青春出版社 (2023/9/14)』
には、私が学んだたくさんのことが
おしみなく書かれています。
家具のレイアウトを変えるだけで
家族の関係性がよくなったり、
仕事や勉強に集中出来る部屋とは、
簡単に試せる沢山のことが書かれています!
ご興味ある方は、ぜひ
読んでみて下さいね。
田畑が担当したおうちのインスタライブを公開しました。ぜひご覧ください!
Nando Jewelry(ナンドジュエリー)はデザイナーの春原 純也による“建築デザインをヒントに、宝石に光を取り込みやすい構造が叶える強く美しい輝き”を追求するジュエリーブランド。「何度でも見て楽しんでもらえるように」という願いを込め、身につけた方がより強く、美しく見えるジュエリーを製作しています。
幼少期から絵を描いたり物を作ったりすることが好きで、時折小さな賞をいただくことも。ただ、周囲には絵の上手な人も多く、高校時代は平均的な成績で過ごしていたほどで、自分の得意分野がわからないまま過ごしていました。
転機は兄が美術予備校に通い始めたこと。その影響を受けて私も美術予備校に通い始めたんです。改めて美術やものづくりが好きだなということを再認識しました。
その後は美術大学に進み、室内建築を専攻。次第に「自分には立体があっている」と感じはじめ、空間や家具のデザインに携わりたいと考えはじめました。
卒業後は内装デザイナーとして就職し、店舗のデザインや設計図の製作など平面的な業務を担当。ただ、しっかりと分業された業務では空間をつくる過程に関わるケースは少なく、ものづくりに対するリアリティのなさにもどかしさを感じ始めたんです。
もう少し「作ること」そのものに深く関わることは出来ないか?
次のステップとして、ジュエリー教室や専門学校などに通い模索したのが、Nando Jewelry 立ち上げの端緒となりました。
Nando Jewelryの作品は、いわゆる王道のジュエリーではなく、変わったデザインに見えるかと思います。それは、ファッションに敏感な方に身につけて欲しいという願いからです。
そのため、宝石選びも一般的に求められる価値だけではなく、色や内包物に注目しています。例えば、フローライトという宝石は、広く好まれる鮮やかな色だけではなく、あえて色の薄いものも選ぶ。それが結果的に他にはない魅力として評価されることがあるんです。その宝石がむき出しに留めてあるデザインが多いのは、さまざまな方向から光が入ってより煌めくようにするためです。
また、デザインに対する言語化もNando Jewelryでは欠かせません。例えば、「この独特な形は、石に光がたくさん入るように」、「宝石の位置をわざとずらすことで、指が長く見えるように」など、なぜこのデザインにしたの?という問いに対して、必ず回答を持つようにしています。
イベントや百貨店の催事など、お客さまに直接お届けする機会は多くあります。そういったときに、お客さまにデザインの意図を説明すると「なるほど」と納得してもらえることが多いです。
愛着をもって、長く使っていただくためにも購入の後押しになる言葉を、大切にしています。
はじめは、内装デザイナーとしてはじまったキャリア。アウトプットの形は変わりましたが、今でも家具や建築の技術を活かしたり、そこからインスピレーションを得ることがあります。
あるときは、ヘアラインという加工をジュエリーに施すこと。これは本来、家具などでよく使われる技法です。あるときは、まちを歩いていると街灯のデザインに目が行く。ひとつ通りを曲がるだけで、街灯のデザインが全く異なることがあります。そういった細かなデザインを観察して吸収しています。
暮らしにおいては、健康維持のランニングも創作過程で意外にも影響がありました。走っている時は不思議なもので、景色は見えているのにあまり意識して見ていない。手を動かすことも出来ない。そのおかげで、頭の中でデザインのことに集中出来るんです。
「次は何をつくろうか」と、アイデアを練るのに最適な時間になっています。走っていると、モヤモヤしたものが抜けていって、クリアになって良いデザインが浮かんできやすいです。瞑想は苦手なんですが、ランニングは私にとって瞑想に近い効果があると感じています。
今後は、東京だけではなくNando Jewelryを必要としてくれている地方都市でも、手に取ってもらえるような機会をつくれたら、と考えています。
Place: 阪急うめだ本店 1F
Date: 10/16(wed) – 10/22(tue)
Time: 10:00〜20:00
初の1F出店です!ハロウィン限定商品も大阪で発売するので是非ご期待ください
Nando JewelryInstagram:@nandojewelry X:@NandoJewelry WEBサイト:https://www.nandojewelry.com/ |
玄関は家の顔であり、外とのつながりをつくる大切な空間です。今回は、ライフスタイルに合わせて選べる3つの玄関収納をご紹介します。
まず注目したいのが、ロータイプの玄関収納です。上部が開いているため、圧迫感を感じさせない設計が特徴です。
このタイプの魅力は、カウンター上のスペース。季節の飾りやお花を置いて、玄関に彩りを添えることができます。エントリエのお客さまがこの収納を選んだ際、思い出の品々を飾れる空間として使われていました。また、上部が開いていることで窓からの光を取り込みやすく、明るい玄関を演出できます。さらに、普段目に入りにくい上部には追加の収納棚を設置することも。来客時にさっと片付けられる便利なスペースとして重宝しそうです。
次にご紹介するのは、パナソニック製のクロークボックス。高さのある大容量タイプで、玄関周りをすっきりさせたい方に最適です。
折れ戸式の大きな開口部が特徴で、収納物の確認や出し入れがとても簡単。忙しい朝でも、必要なものをサッと取り出せるでしょう。また、ボックス下部も収納スペースとして活用できるため、無駄なく空間を使えます。
ただし、壁面いっぱいの大型収納となるため、玄関の広さによっては圧迫感を感じる可能性も。設置前に玄関の雰囲気と合わせてご検討ください。
最後にご紹介するのは、シューズクロークです。靴はもちろん、コート、傘、ベビーカー、ゴルフ道具、アウトドア用品など、あらゆる外出アイテムを一括収納できるのが特徴。履いたまま入れるスペースがあるため、帰宅時の片付けもスムーズです。
外で使うものが多い方や、家族の趣味が豊富な方にとって、玄関がすっきりするだけでなく、外出時の準備も格段に楽になります。
ただし、設置には十分なスペースが必要なです。また何でも隠せてしまうがゆえに、つい汚れたまま収納してしまう習慣がつかないよう注意が必要です。
玄関収納選びは、まさに暮らし方の表現。家族構成、ライフスタイル、そして何より大切にしたい暮らしのリズムに合わせて、ぴったりの収納を見つけてください。
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今日はリビングに小上がりスペースをつくったお話です。
全体の内装テイストと揃えたデザイン。趣味の本を飾ったり、大きなカウンターを作ってパソコン作業も出来ます。
そもそもリビングに小上がりスペースってなにがいいんだろう?と思う方も多いかと思うのですが、実際に私がお客さまからやってよかったことを聞いてみました。
「ソファを買おうと思っていたけど、ここでのんびりゴロゴロできて楽しいから結局買わなかった。あとここはごろごろするスペースって割り切る事で他の部分でゴロゴロしたりモノを散らかしたりしなくて済むようになったのできれいを保ちやすくなったかな。あと子供たちがここにとどまってくれるので楽。ワークカウンターを併設してリビングで勉強するコーナーを作れたのも良かった。ダイニングテーブルで勉強させると教科書やノート・筆記用具をいちいち出したりしなければいけないけど、ここで勉強してくれるからいちいち食事の旅委にかたづけるなんて動作もなくなったから楽になったかな。」
その他にも考えるメリットも加えて整理してみました。
次に施工風景です。もともとは、リビングに面していた洋室。リビングと一体化させてることで、小上がりスペースを造作するスペースを確保し、計画を立てていきました。
まずは、間仕切りの壁や押入れを解体しました。床のカーペットも剥がしています。グレーの部分は躯体部分で壊せないです。
接着剤がべたべたくっついていたり、取った壁の部分には天井から照明用のスイッチがぶら下がっていたりとそのままだと仕上がりのクロスなどに影響が出てきそうです。
大工さんに骨組みをしてもらっています。人が乗るので床を作るときと同じ要領で105角材と根太材を利用。ちなみに上記の壁にのり問題は壁をふかすことで解決させています。
底冷えしないようにと床暖房の効率が良くなるように断熱材を敷き込んでいます。
断熱材の上に合板を貼ってさらに電気式床暖房のパネルを敷いています。
仕上げ材を貼って完成です!
ご家族3人がのんびりできるようにと大きさ感にこだわりました。その大きさは約5.5㎡。これくらいの大きさがあるとダメになるソファなどと一緒にゴロンと出来て快適です。
また、ワークカウンターと高さが丁度良くなるように座る面の高さもこだわってます。お使いになるおお客さまにぴったりにしたかったので何度も椅子とテーブルのシミュレーションをして決めました。最終的には350㎜になりました。
のんびりとごろんとした気持ちの良さを実現したかったので床材にはボロン畳を採用。経年変化もしにくくお手入れも簡単です。ワンちゃんもいるのですが、そういった面でも便利です。
また側面は床材と同じフローリングを貼っています。棚など別で主役になる要素が多いので取ってつけたような存在感ではなくて一体感を出してすっきりさせたかったからです。
今日はリノベーション工事の小上がりスペースについて書かせて頂きました。
この出来上がった空間でご家族がのんびりとしたりワイワイしたりと楽しい時間を過ごしてほしいなと思って寸法や素材感にこだわっていき、ピッタリの小上がりスペースになったかと思います。
こんな楽しい時間が増えるリノベーションをもっともっと提供していきたいなと思います。
帰宅すると、息子と娘がそれぞれにお友だちを連れて来ていた。
玄関を開けた瞬間、自由に脱ぎ捨てられた靴が目に入る。はやく遊びたくてしょうがないという、前のめりな子どもたちの様子が目に浮かぶくらいの散らかりようだ。
ちぐはぐになっている靴を1足ずつ並べながら「ひとり、ふたり……」数えてみると、全部で12人の子どもが遊びに来ているようだ。後から聞いたけど、はじめましての子も、何度もきている子も、うちは居心地がいいらしい。
なんとなくだけど、最近、すべてのものは(我が子だけではなく、広い意味での)子どもたちと共有しているものだという感覚でいる。今、自分が所有しているものは、彼らが健やかに育っていくために、偶然手のなかにあるもの。だから、自由に使ってもらえたらいい。
という一方で、こんなふうに家に自由に来てもらえるようにしているのは、もしかしたらうちに来てくれた子どもたちと一緒に遊んでもらいたいという自分の欲なのかも、とも思う。ただ最近はもう彼らの仲間には入れてもらえないのだけど。
17時になり、夕方を知らせる地域の放送が流れると、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら子どもたちが玄関のドアから出ていった。この光景を見るたび、『白雪姫』に出てくる小人たちがシゴトに向かう様子と重なって思わず笑ってしまう。
見送っているとひとり、成長してサイズが合わなくなった自転車にまたがっている子がいた。その体に合わない小さな車輪を回すために、一生懸命ペダルを漕いでいる。こういう些細な瞬間に感じる、子どもの成長はたまらなく良い。
「世界中の子どもたちが」なんて大きなことは言えないけれど、せめて我が子を通して出会えた子どもたちがずっと希望を持って生きてもらえたら。
玄関、広くしてよかったな。
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SABOTENSのお散歩、今回は東京・町屋編です。ゲストは、エントリエでライターとしてコンテンツ制作をお手伝いいただいているイトウヒロコさん。駅前にはバラの間を走り抜ける都電。味わい深い路地の周りに民家やお店がひしめき、どこか「昭和」の残るまちでした。
ヒロコさんと待ち合わせたのは、町屋駅前。以前entrie MAGAZINEにも登場いただいた、手書き地図推進委員会さんの書籍『Q&Aで地域を再発見! 手書き地図の教科書』(学芸出版社)が出版されたばかりということで、本を手に駅前で記念撮影します。(手書き地図推進委員会 赤津 直紀さんインタビュー記事はこちら)
季節は6月。都電荒川線の線路沿いでは、色とりどりのバラが咲き誇っています。
村田:今日はよろしくお願いします! 駅前、すでにいい雰囲気だねえ。バラの向こうを都電が走り抜けていく。
イトウ:これが町屋の日常風景なんですねえ。あ、このバラ「楽園」という品種だそうですよ。
村田:まさに楽園! 三途の川みたいな幻想的な風景。
藤田:例えがこわい……
村田:都電が走る様子は、のどかでいいですね。
イトウ:都電荒川線は「東京さくらトラム(※)」といって、路線のマークが桜の柄なんですよ。
村田:本当だ!
イトウ:特別感がありますよね。
村田:都電沿いには桜で有名な飛鳥山公園もありますよね。
イトウ:飛鳥山公園もいいですよねえ。
村田:荒川区、北区は、いま個人的に熱いスポットです。
イトウ:下町の風景がちゃんと残っている感じがしますね。
村田:ヒロコさんは、もともとご出身も東京なんですか?
イトウ:はい、新宿区の出身です。
村田:新宿!
藤田:シティガール!
イトウ:めちゃくちゃ言われます(笑)。全然そんなことないんですよ。新宿区って、繁華街以外はただの住宅街で。
村田:確かに新宿は、繁華街もあれば雰囲気のいい住宅地もありそうですね。
イトウ:そうなんです。最寄り駅をいうともっとシティガールって言われるんですが、神楽坂で。
村田:いいなあ!
イトウ:むしろ今住みたい。子どもの頃は大人のまち過ぎて。「文壇バー」とか「芸者さんがいる料亭」とかに、小学生じゃ行けないですよね。
村田:たしかに(笑)
※都電荒川線の沿線に桜の名所がたくさんあるので、「東京さくらトラム」という愛称がついたそう。
藤田:あ、落ちもん発見!
村田:メガネだ。落としたら困るやつだね。
細野:ヒロコさんは、落ちもんを見つけると目が止まりますか?
イトウ:結構見ちゃいますね。
村田:普段お散歩はしますか?
イトウ:実は、ひとり旅と散歩は苦手なんですよ。でも普段歩いているとき、変な看板に目が止まったりします。今日見たいのは、渋いコインランドリー! チェーン店ではなく、昔からありそうなコインランドリーを見つけたいです。
村田:見つけましょう! 私、コインランドリーの匂いが大好きなんです。乾燥するときの匂いが、特にいい匂いで。
イトウ:わかります。
村田:コインランドリーがあると入口まで近寄って、匂いをかいじゃいます。家でなかなかあの匂いにならないんですよね。
細野:そういえば前にお散歩したときに、あやちゃん、コインランドリーの匂いを嗅いでた(笑)。
村田:変態っぽいね(笑)。
藤田:あ、見て、猫だ、猫!
村田:え、どこどこ?
藤田:アパートの階段を見て。とってもかわいい。
村田:いたいた! かわいい〜! 日向ぼっこしてるのかな。
線路の向こうに猫を発見。しょっぱなから猫にも出会えて、幸先いいスタートです。
猫がいた場所を目指し、歩き始めます。都電沿いに広がる緑豊かな小道。紫陽花も満開でした。わさわさ生えた植物の一角で、穴に隠れる小さな猫を発見!
イトウ:見て、猫だ!
村田:あ、いたいた!
藤田:こっちをすごい見てる。
村田:にゃんにゃん。怖くないよ。猫好きの一味だよ。
イトウ:ちっちゃい。半分こちらを覗いてる。
藤田:『家政婦は見た』みたい。
細野:いい場所だねえ。
村田:のどかだねえ。猫がいるわ、バラが植えられているわ、最高だ。
駅前だけですでに見どころ満載な町屋。ここからはいつもどおり嗅覚に従って、気になる方向へと進んでいきます。真っ先に吸い寄せられたのは、ひしめく住宅の間にある、細い路地。
細野:「この場所に●●●を置かないでください」。大喜利みたい。
村田:赤で書いた部分が消えちゃったのかな。空白に入る言葉はなんだろう。
イトウ:ラップみたい。
細野:確かに……「不衛生」と「非常識」が韻を踏んでるっぽい……(笑)。
藤田:見て。猫よけのチクチクがポールに貼ってある。
村田:猫があそこまで駆け上っていくってこと? アクロバティック。
藤田:こんなツルツルのポール、駆け上がっていける?
村田:そんな猫がいたらすごいね。……まさかさっきの猫が……?
藤田:見て、忘れ去られた折りたたみ傘の袋。
村田:落ちたやつを誰かがかけたのかな。「落ちもん」ならぬ「かけもん」だ。
細野:壁と同化してるね。
村田:ちょうど同じ色だ。
路地を抜けると、雰囲気のいいお店が次々と現れます。
イトウ:全然進まない散歩ですね。
村田:ながらスマホよりも進まない。
村田:見て。「初歩」ってなんのお店だろう?
藤田:いいねえ。
村田:今日は路上からメッセージをもらえるかもしれない。
藤田:これ、呪文みたいな壁じゃない?
村田:本当だ。何かの文字が隠れてそうだね。
藤田:どこかを押したら開いたりして。
村田:秘密のボタンが隠されているかも。
藤田:見て、ダイイングメッセージみたい。
村田:「ア〜〜〜〜」っていう叫びが聞こえてきそう。
イトウ:何があったんだろう。
村田:こういうフェンスに覆われた何もない場所もいいなあ。
イトウ:何から何を守ってるんだろう。
村田:赤いコーンが2体、戦いに敗れたように倒れてますね。
村田:これなんだろう?
藤田:一瞬、「片手袋」かと思った。
村田:コンクリートか。
イトウ:質感がありますね、コンクリなのに。
村田:人工芝が引いてある! これは広く言えば「ビル毛」の一種?
細野:小堺さん(※)に判定していただきたいね。
藤田:「これは植毛です」って言われるかも。
※小堺さん……五反田編でゲスト登場してくださった、ビルの上から生えた植物を「ビル毛」と呼んで鑑賞する小堺丸子さん。ちなみに小堺さんに確認したところ、ビル毛は、「ビルの上に生えてる木」を基本としていること、そしてこちらは人工芝であることなどを鑑みて、惜しくもビル毛認定ならずでした。散歩の様子はこちら。
どこか「昭和」な雰囲気の漂うかわいい建物に、細い路地。下町的な雰囲気にワクワクする一方で、チラチラと視線を感じます。何かに見張られているような、妙に目力の強い「目」があちこちに……。
藤田:なんだか「目」が多いまちだね。
村田:確かに……。あ、ここにもシルバーの「目」!
思わず目に止まった、美容室の看板の「目」。お店に声をかけてみた所、品の良い店主さんが表に出てきてくださいました。町屋駅から徒歩数分のところにある、サロン・ド・アリスさん。美容室のほか、予約制で四柱推命の鑑定もされているお店です。
サロン・ド・アリスさん(以下、アリスさん):目立ちます? この看板。
村田:はい。遠目で見て、思わず気になってしまいました。「アリス」さんというお名前には、なにか由来があるんですか?
アリスさんさん:去年亡くなられた谷村新司さんが好きなので、バンド名の「アリス」を名前にしたんです。
村田:そうなんですね! 素敵な由来。
細野:こちらのお店では、占いをされてるんですか?
アリスさん:もう20年くらい、四柱推命をやっていますよ。自分の生まれた年と月、日にち、生まれた時間という4つの柱から、運命を推し量るんです。
お店の向かいには、きれいな紫陽花が植えられていました。
村田:紫陽花、きれいですね。
アリスさん:ここに植えて、もう25年くらいになります。「墨田の花火」っていう品種です。ずいぶんお嫁に行った子もいますよ。
アリスさん:皆さんからは、なにか力強いものを感じますよ。やる気を持っていらっしゃるから。
村田:その言葉に元気をいただきました。
帰り際にとても嬉しい言葉をいただきました。サロン・ド・アリスさん、開店準備のお忙しいところ、お話を聞かせていただきありがとうございました!
藤田:さて。次はどっちに行こうか。
村田:全部の路地が気になるね。
細野:ふたりが歩いている様子、小学生みたいだ。
村田:確かに。小学校の帰り道みたいだね。「こっち行ってみる?」って寄り道しまくる感じとか。
村田:この道、ブロック塀になんか書いてあるよ。「自転車は右」だって。
イトウ:じゃあ右に行くしかない。
藤田:壁から怒りを感じるね。
村田:これを書くに至るまでに、いろいろな出来事があったんだろうね。何かを勝手に置いちゃう人間への警告に、猫よけに、「目」に……。平和に見えるけれど、実はまちのいたるところで、いろいろな戦いが繰り広げられているのかも。
藤田:もしかして線路沿いのバラも、線路に入らないように植えられていたりして……。
村田:バラ=有刺鉄線みたいな役割?そういえばトゲトゲしたアロエも植えられていたね。
藤田:有刺鉄線だと怖いけど、植物なら最高だね。
藤田:でも見てご覧、「ハピネス」だよ。
村田:本当だ! ハッピーになりたいという祈りを感じる。
しばらく歩いていると、神社を発見。
細野:あ、神社だ。
藤田:ご挨拶していこう。
村田:ハピネスを祈って。
イトウ:この神社もビデオで監視されている。
村田:ここにも悩める方が、またひとり……。
神社を後に、しばらく歩いていた所、駄菓子屋さんを発見。創業60年になるというトミー商店さん。駄菓子やタバコを扱うお店です。
藤田:ガチャガチャがある!やってみよう。
イトウ:見てると懐かしくてキュンとなっちゃった。
細野:お菓子のチョイスもいいなあ。全部美味しそう。
イトウ:懐かしくて泣きそう。
細野:わー、この「ソフトグライダー」、子どもが大好きなんだ。買っていこう。
村田:良かったね、喜ぶね! 私も「さけるグミ」買おうかなあ。
藤田:みんな何かしら買っていく。
スプリングおもちゃに、スライムに、飛行機のおもちゃに、お菓子に。それぞれの戦利品を手に、記念撮影。トミー商店さん、ありがとうございました!
駄菓子屋さんを後にし、駅まで向かいながら今日のお散歩を振り返ります。
村田:いい路地がいっぱいあるまちでした。
イトウ:「昭和」が残っていましたね。
村田:町屋に住むなら、一軒家やマンションなど、どんな家に住みたいですか?
イトウ:アパートに住みたいですね。「ガタンゴトン」っていう都電の音を聞きながら、2階に布団を干したいです。
村田:ああ、いいですね。都電の線路脇には、雰囲気ある建物がいっぱいありましたよね。時々猫をひなたぼっこさせながら。
イトウ:そうそう。私道を通る人がいれば、戦いも辞さずに。
村田:手書きで張り紙を作って。
イトウ:「営み」という感じがしました。人がいっぱい住んで、営んでいる感じが。
藤田:濃厚なまちでした。
村田:想像を超えた、思いもよらない発見の連続でした。
思い出がたくさん詰まったお家を二世帯住宅にするためにリノベーションを決めたSさまご家族。以前の家の雰囲気も大切に残しながら、新しい生活に受け継いでいく。そして4匹の猫さんたちが、居心地よく暮らすために。お互いの気持ちを大切にした、思い出があちらこちらに生きる二世帯住宅ができました。
所在地 | 東京都立川市 |
建物種別 | RC造 3階建 築36年 |
リノベ面積 | 126㎡(全体面積165㎡) |
費用 | 1770万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み) |
時期 | 2023年 |
1階:お母さま、猫2匹、2階:ご主人、奥さま、長男、猫2匹
ご主人、奥さま
田畑 照子
奥さま:子どもが小学校に入学する頃までには、二世帯住宅にして同居を考えていたんです。ただ昨年、思っていたよりも早く母がひとり暮らしになってしまい。そのためリノベーションの話を進めたという経緯があります。建て替えという選択肢がなかったのは、更地にすると倍以上のお金がかかると言われて。
お母さま:条件的に建て替える方が大変だったみたいですね。それに、この家を建てたときに大工さんから「このお家は100年持ちますよ、どんな地震があっても大丈夫です」というお墨付きをもらったんです(笑)。とっても頑丈に作っていただいて。
奥さま:実は他社に決めかけていたんです。だけどもう少し見ておきたいかなと思って依頼をした中でいちばん早く連絡をくれたのがエントリエでした。WEBマガジンでは二世帯事例が豊富だったというところもあって。
ご主人:友人も「いっぱい話を聞いた方がいいよ」とアドバイスをしてくれたんです。たしかに提案された間取りだけではなく、他のパターンも知りたいなと思いました。
奥さま:担当の田畑 照子(たばた・てるこ)さんからは、他社にはなかった意欲のようなものを感じて。ヒアリングをしっかりとしたうえで、1回目の打ち合わせから3パターンも間取りの提案をしてくれました。あとはイメージ図もつくってくれたので、わたしたちにとってもわかりやすくて。でもいちばんは、田畑さんが「後悔はさせません」って言い切ってくださったこと。それが最終的な決め手だったかもしれません。
ご主人:親身になってくれて、この人ならいろいろ相談できそうだなと感じました。
お母さま:田畑さんの人柄につきますよね。
奥さま:そもそもこのお家、10年くらい前にリフォームしているんですよね。だから活かせるところは活かして欲しいとお伝えしていました。その上でわたしとしては、自分の部屋を作りたい、子育てしやすい間取りにして欲しいとご提案のお願いをして。あとは母の住む場所とわたしたちの住む場所が分断されず、開放感のあるようにということですね。
ご主人:仕事があるので、自分の部屋は必須条件でした。他には、今までのお風呂は足が伸ばせなかったので、大きいものがいいということ、トイレもウォシュレットが強いのがいいなど機能的な部分をお願いしました。
お母さま:わたしが1階に住むことになったので、生活をコンパクトにするために必要な動線と設備を考えていただきました。
奥さま:3階部分は、他社とはかなり違う感じで出てきたので驚きでした。あえて収納を減らし、踊り場を広くして猫たちの居場所を作ってもらったんです。開放的でいて、なおかつ要望通り、それぞれの部屋が確保されていました。
ご主人:田畑さんは僕たちが思いつかないような発想力で、提案をしてくれたなと思うんです。ベースになる間取りがあるうえで、さらにプラスするような要望を伝えることができたんですよね。自分たちが1から作るとなると、できなかったなって。
お母さま:こんな変え方があるんだなと感じました。テレビをかけている壁があるので、部屋に扉がないとか、面白いですよね。
奥さま:そうですね。ひたすらInstagramを見て好きなものを探したり、(インテリア内装材メーカーの)サンゲツやリリカラなどのショールームもハシゴしたり。田畑さんには最終的にしぼった仕様を見てもらいながら相談をして、アドバイスをいただいてました。
お母さま:以前は薄いグレーの壁に統一していたんですが、新しく壁紙を貼り替える場所に関しては残している壁と違和感がないものを田畑さんに選んでもらいました。
お母さま:前のリフォームで、こだわって無垢材を使ってもらっていたんです。梁やキッチンのカップボード、キャットウォークもそうですね。壁付けテレビの下に設置した棚の木材は、キッチンに使っていたものを再利用してもらいました。
奥さま:ありがたく、使わせてもらっています。すべてではなくても、短くしたり、場所や用途を変えたり。そういった調整を田畑さんはすごく丁寧に対応してくださいました。
お母さま:そう、できるだけ残して使って欲しい家具がいくつかありました。たとえば、娘の部屋にある机は、主人の父であるおじいちゃんから受け継いだものです。
奥さま:机をベースに本棚の場所はどこがいいか? という相談にものってくれました。
お母さま:主人がいつも保護してきて、以前は6匹もいたんですよ。以前のリフォームで作ったキャットウォークは、若い子しか上がらなかったけれど(笑)。小上がりのところまで続いていたんですが、今回、大工さんが頑張って途中で切ってくださって。
ご主人:田畑さんは、猫に関することはこちらが要望しなくても考えてくれました。3階の踊り場もそうですし、人間と猫の生活動線をしっかり考えてくれているなと感じました。現地調査では、田畑さんが猫に吸い寄せられていく姿が記憶に残ってますね(笑)。
奥さま:自分の部屋です。誰からも見られず、閉じこもれるのが最高です。ピクチャーレールをつけてもらって、好きな絵を飾れるのも嬉しくて飾っています。
お母さま:窓際にベンチを置いてひたすらテレビを見ています。iPadも手元で見ながら(笑)。夢中になっています。
ご主人:大きなテレビをおきたかったので、みんなが寝静まったあとはYouTubeやNetflixを見ていて。距離も程よく、疲れずに見れるんですよね。僕は以前の住まいから、「変わった!」感を出したかったので、ここの2階の階段からテレビ周辺の間取りは、嬉しいです。
ご主人:二世帯住宅に関しては、(ネットなどで)さまざまな意見を知ることもできますが、やっぱり自分たちのことは住んでみないとわからない部分もありますよね。正直なところ、奥さんの実家でまだまだ住み慣れていないところもあるし。でも、自分のこだわりたいところはやらせてもらって快適に過ごせています。それぞれの空間がしっかり確保されているから、程よい距離感を保てています。
奥さま:何をどこに置くか、そこでどう生活していくかを考えていたことが、実現したのは楽しかったです。テレビの裏の収納は、Instagramで見てやりたいと思い相談したところです。 壁紙選びも苦しかったけど、楽しかったですね。出来上がりをみたら、わたしの見る目は正しかったなって。
お母さま:わたしは、あんまり楽しくなかったの(笑)。なにしろ娘が生まれた時から住んでいる家だからものが多くて、それを片付けるのが本当に大変で。それに、猫のこと、仮住まい探し、引越しのこと。結局、体調もあって、住みながらの工事に。気を使うし、ご面倒だったかと思います。それでも田畑さんにはひとつひとつ寄り添ってもらえて、わたしも猫たちもとっても助かりました。
奥さま:たくさん相談にのってもらいましたね。あと、途中でお芋をたくさんくれたのも印象的でした(笑)。
こんにちは。イルマーヤです。
個展に足をお運びくださったみなさま、ありがとうございました。
今回は初めて絵と占いを絡めた「遊び」を取り入れてみたり、過去の絵日記を公開するなどわたしの作る世界観を楽しんでいただくため、いろいろ趣向を凝らしてみました。また次の機会に向けて、がんばります!
さて、今回のコラムは「食事作り」についてをテーマにしてみました。わたしにとっての食事作りは、考えるのも作るのも億劫で、買い物すら辛い!どうしよう?
その前に9月の占いをチェックしたい方はこちらをクリック!
綺麗に盛り付けられた料理、健康的な感じの料理、オーガニックっぽい料理。Instagramを眺めていると、料理が好きな人っていいな! と羨望のまなざし。
わたしは料理が…辛い。苦手ではないと思うのです。ただ、日々の食事の支度がしんどいなーと思うことが多いのです。
あまりに気が重くて、スーパーに行くのも面倒になってしまったり、スーパーに行っても何を買って作ればいいのかわからなくなって、棒立ちになってしまうこともあります。
わたしには、小学生と中学生の子どもがいます。家族のために、自分の体のために「体にいいもの」を作りたいし、食べたい。
だからこそグングン上がるハードル。しかも、我が家の場合はアレルギーが理由でNG食品が多いので、レシピの検索も一苦労です。
たまに「体に良さそうなメニュー」に挑戦しても、子どもたちの反応が良くないと落ち込んだりしちゃいます。モリモリ食べてくれるものは、これは体にいいものなんだろうか?となんとなく後ろめたくなるようなものばかり。
体にいいものってなんだろう。
そして、お気に入りの器。
これがあれば料理のテンションが上がります。何を盛り付けても美味しそうに見えるやちむんの器が一番好き。北欧ビンテージのお皿も、作家さんの美しい磁器の器もお気に入り。
でも、最近は「食洗機OK」で、軽いものがいい。
やちむん、大好きだけど腱鞘炎の手には重いのです…たまに「ちゃんとあるな」と確認がてら使います。たまにね。
ここまでぐちぐちとわたしがいかに食事の支度が嫌かを綴ってきたわけですが、それでも今日も食事の支度をする時間がやってきます。
結局どうするんだ、ご飯。
よく考えてみたら、今までだって作って来れたんです。子どもたちの離乳食の時期が一番辛かったし、娘の偏食もイライラしたけど、ここまで育ってる!夫もアレルギー症状を出したことはないし、わたしも元気!それで十分じゃないかと思います。
それ以上のことをやりたい、と思った時にやればいいんじゃないかな。
健康的な食事も節約も、美しい盛り付けも、お気に入りの食器を使う時みたいに、わたしの中にちゃんとあるね、という確認できればいいことにしようかな。
頑張ってる!わたし。
「さて、どうやってこのコラムをまとめようか。これではただご飯を作りたくない人の話になってしまう…」と少し時間をあけている間に気がついたことがあります。
これも、もしかして心が「疲れているよ」のサインなのではないのかな? おそらく、心の調子が良好なら、ご飯を作ることが苦にならないのではないでしょうか。ご飯作りだけでなく、お風呂に入るのも面倒ではないし、子どもたちへの声かけだって、優しい口調でできます。
「できている時」は、こういう時なのかもしれません。
逆に、不安や心配で心が揺れている時は、スーパーで泣きそうになったり、洗い物が嫌すぎてソファでうたた寝したくなります。
そんな時には、まず自分自身を労わって休もうと思います。ご飯問題はその時にできる範囲のことをすれば良いことにすればいいかな。そして、6月のコラムでも書いた「心をニュートラルにする」を試してみようと思います!
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。何かが嫌になった時のヒントになれば幸いです。さあ、お待たせしました。9月の占いです!
今の星の配置は、大規模な変化をしている過程であるように感じます。
地球規模でも、社会的にも、時代の変わり目のような空気を感じる方も多いのではないのでしょうか。
それはやはり「個人」にも影響はありそうです。
9月は次の時代へ移り変わる準備の最終段階です。11月の半ばくらいまでに準備を整えて、そこから人生の課題が次のフェーズに移っていく方も。
3日の新月はずっと引っかかっていた、心の中のモヤモヤに直面するような出来事があるかもしれません。見て見ぬ振りよりも、きちんと向き合った方が前に進んでいけそうです。いつもなら、逃げ出したくなるようなことでも優しく癒されて、痛みが解消していきます。
18日の満月では、与えられた人生の時間を丁寧に生きることや、人生の目的は人それぞれであること、というような哲学的に深い気づきを得て、何かに依存せずに「あるがままの自分の人生を生きよう」という、自立の道を見出していくでしょう。
身近な出来事を通して、スケールの大きな気づきや理想を持つようになるかもしれませんが、それはあなたの準備が整ってきたからなのかもしれません。
次なるあなたのステージは、もっと広く、もっと高いところに用意されているのです。
さて、先日行われたパリオリンピックはこれから向かうべき時代について、いろいろな角度からみることのできるような今の星の流れにぴったりな大会だったと思います。そこで、12星座別おすすめの「チャレンジしたいスポーツ」をお伝えします。
今月は家族と過ごす時間よりも友人や仲間との時間の方が気が楽に感じるかもしれません。身近な人ほど、いつもより丁寧に気持ちを伝えるように心がけると人間関係も穏やかになりそうです。18日の満月では、自分自身との対話を大切にしながら次のステップに進む準備が整っていきます。
●おすすめスポーツ:ジムフィットネス
のんびりムードもすっかり抜けて、止まっていたことが動き出す9月になりそうです。自制しながら、生活のリズムもしっかりコントロールしていき、小さなストレスから解放されていくでしょう。滞っていた仕事や家事なども片付いていくので、すっきりした気持ちで「次」に向かっていきます。
●おすすめスポーツ:BMX
ちょっと前のめりになりすぎていたことにも、落ち着いて取り組んでいくことができそうです。力加減がちょうどよくなるのでスムーズな流れができていきます。周囲も穏やかな雰囲気で、自分のやりたいことに集中できるでしょう。18日の満月の頃にはしっかりとした人生プランを思い描くことができそうです。
●おすすめスポーツ:水中ウォーキング
長い間心の中でくすぶっていた問題に、いよいよ決着がつく時になりそうです。あなたの未来に望むことを手に入れるために向き合う時がやってきました。ちょっとたじろいでしまうかもしれませんが、今なら宇宙のサポートがあると信じて前に進み身の回りのものをすっかり自分好みに変えていくような9月になりそうです。好きなものに囲まれていたい!という気持ちが出てきて、それを次々に実行していきます。次のフェーズにいくのに嫌いなものは持ち込まないぞ!という強い意思を感じます。月末には好きなものばかりに囲まれているでしょう。
●おすすめスポーツ:卓球
誰かとの会話やメッセージの中から、次に自分が取り組みたいことを見つけていきそうです。勢いや情熱で何かを始める、というよりは一つずつ折り合いをつけながら丁寧に進めていくので、周囲の理解も得やすく、スムーズな展開が期待できます。小さなアクションから、大きな流れに結びついていくでしょう。
●おすすめスポーツ:ゴルフ
思い通りに物事が進んでいくような、とてもすっきりした9月になりそうです。美しいものとの出会いもあり、感性が磨かれます。お誕生日期間になるので「始まりのエネルギー」を味方につけて、理想を現実のものにしていきます。18日の満月には誰かと深いところで分かち合い、喜びを感じるでしょう。
●おすすめスポーツ:ランニング
好きなこと、やってみたいこと、興味や関心が突き動かされるような、刺激的な9月になりそうです。好奇心のおもむくままに動き回るような楽しい忙しさに追われるかもしれませんが、だんだん客観的に見直して「本当に自分の(使命としての)やるべきこと」が見え、集中すべきものに絞っていくでしょう。
●おすすめスポーツ:水泳
いよいよクライマックス!という局面に入ってきました。ここまで積み上げてきた自分を試すようなプロジェクトや、長い旅に出発するようなタイミングを迎える方も多いかもしれません。新しい仕事や学びに果敢にチャレンジしていくでしょう。自分らしさを思う存分発揮できる場所が見つかりそうです。
●おすすめスポーツ:ブレイクダンス
ザラザラと居心地の良くない雰囲気を感じていた関係が、しっくりと落ち着いたものになっていきそうです。人間関係でのモヤモヤがひと段落するので、自然とやりたかったことに気が向き、打ち込むことができるでしょう。夢だと思っていたことを現実のものとしての段取りを始めるタイミングになります。
●おすすめスポーツ:ボルダリング
長期スパンで取り組んできたことの最終仕上げの段階に入り、いよいよ完成形が見えてきます。「なりたかった自分」で、この先も歩みを進めていく決意を固めていくでしょう。身の回りでサポートする人たちにも変化がありそうです。メンバーが変わったり、価値観が変わったりしてあなたを支えていきます。
●おすすめスポーツ:アーチェリー
自分のためなのか、他人のためなのか、答えが出せない思考の穴にハマってしまっていたことも、視点を変えて抜け出すことができそうです。異国の美しいものや文化に心が惹かれ、次に何をしようか導いてくれるかもしれません。11月くらいまでは、リニューアル前のぐるぐる思考がありそうです。
●おすすめスポーツ:フェンシング
他者のあたたかさを感じて、感謝や居心地の良さを味わう期間になりそうです。その優しく包み込んでくれる感覚は、あなたの優しさを反映しているものです。「他者をみることで、自分を知る」という機会がたくさんありそうです。また、歴史的なものや、古き良きものに心が惹かれることもあるでしょう。
●おすすめスポーツ:スケートボード
お楽しみいただけたでしょうか?今月も皆様が心地よい暮らしができますように。
またお会いしましょう!
こんにちは! 少しずつ秋の気配を感じる朝晩。
夏の終わりは少し寂しくもありますが、我が家の家作りも佳境に入ってきております。
今回はその中でも「 和室」について。今回、和室をしっかり作ろう!と、オシャレ和室みたいなイメージでなく、昔ながらの渋めの和室にこだわりました。
なかでも、建具、壁、天井はなるべく現代風にせず、伝統的な日本の和室をイメージして作り込んでいます。
改めて向き合うと、和室の素材って何が使われているのか…何が正解なのか知識が乏しく、調べていく過程でなるほど〜と知る事が多々ありました。
特に天井。
一般的な民家で使われている竿縁(さおぶち)天井、近代以降多くなった目透かし天井などは、よく目にした事があるものでしたが、網代張り(あじろばり)天井、竹張り天井などは、初めて知る名称でした。
手前117.145が網代張り紙、奥124.125.130が竹張り天井の見本です。
職人さんが手作業で張っていくのでコストはもちろんかかりますが、仕上げの雰囲気がまるで有形文化財。。
我が家はこのどちらかを取り入れよう!と決めました。
また壁も砂壁のような珪藻土素材で塗装すると、より昔ながらの和室に近づくのでは、と採用。ただ色味が本当に決められず、いまだ決まっておりません。
209と215なんてほぼ同じです(笑)
ここはもう設計士さんにお任せしようかという案件です。
とこんな感じでまだまだ続く内装の打ち合わせ。特に和室については、選ぶ素材でガラっと雰囲気が変わるので、どんなイメージにしたいのか、リビングダイニングなどより明確な方向性が必要だなと感じました。
なんとなく脇役になりがちな和室ですが、伝統的な素材を選び、思い切り主役にするというのもまた新鮮です。
この記事では、あなたにぴったりなエントリエの建築士タイプを診断チャートでご紹介します。「誰にお願いすればいいか、わからない」という方はぜひこちらのチャートと、診断結果を参考にしてください(個人指名を提供する理由はこちら)。
全体感を迅速に把握し、ご要望を的確に捉えた上で、リーダーシップを持ってご対応いたします。確かな技術力と知識で、複雑なリノベーションもスムーズに進行します。大規模なリノベーションや複雑なプロジェクトを希望する方におすすめ。
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お客さまの話をしっかりと聞き、ときに質問を投げかけて、言葉の裏側にある願いも引き出します。家づくりの過程で生じる疑問や不安に寄り添い、安心してすすめるよう細やかな提案を心がけます。なんとなくイメージはあるけれど、言葉にすることが苦手という方もおすすめです。
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エントリエではこれから出会うお客さまのために、施工事例だけではなく、WEBマガジンでやSNSでの発信もしています。それぞれのコンテンツを楽しみながらリノベーションのこと、わたしたちのことを知っていただけると嬉しいです!
2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。
リノベーションでは、理想をかなえるオーダーメイドなお家づくりが可能です。自分の求める暮らしを理解し、一緒にイメージをカタチにできるパートナーを見つけることが良い住まいづくりのキーポイントになります。
特にお家づくりの中で満足度に大きく影響するのが、“たくさんの時間を共にする担当者”とのコミュニケーションになります。
リノベーション会社と一口にいえど、価格帯・デザイン性・対応しているサービスの範囲など特徴はさまざまです。リノベーションを検討すると、まずは過去の事例や会社情報を収集し、相談できる会社選びを進めると思います。
そして、合わせて考えたいのが「誰」とお家づくりをするか。
どんなスタッフが担当になるのか、会社へのご相談の先にあなたのパートナーとの出会いがあります。
住まいに求めることが人それぞれに違うように、お家づくりのパートナーに求めることも十人十色です。例えば、インテリアセンスの良さや構造・技術的なスキルが高いこと。感性が似ていたり、話しやすい雰囲気や二世帯住宅等の住まう人が多くなる場合には全体の調整力など。
ご自身がお家づくりで大切にしたいことを理解し、実現するスキルを持つパートナーとの出会いが家づくりのスタートであり、成功の秘訣です。
エントリエには経験豊富な建築士たちが在籍しています。個性豊かなメンバーですが、共通しているのは「住まう人、それぞれの想いを大切にする」ということ。
ただお家が綺麗になるだけではなく、暮らしが豊かになったとお客さまに喜んでもらいたい。だからこそ、お客さまとじっくりお時間をかけて向き合うことが必要だと考え、最初から最後まで専任の建築士がお手伝いさせていただく環境を作りました。
ご相談では、ライフスタイルや生活のお困り事から、趣味や好きなインテリアテイスト、食べ物のことまで…お客さまが大切にするものや考え方を知るためたくさんお話を伺い、そこから暮らしをイメージした設計・ご提案させていただいています。そのため、お客様が信頼して想いを伝えることができる建築士をパートナーとすることがリノベーション成功のために重要だと考え、エントリエでは「担当者のリクエスト」ができるようになっています。
エントリエでは、webマガジンやYouTubeなどのメディアを通し、建築士自身が積極的に情報発信を行っています。それは、お客さまに担当者のことを知ってもらいから。お会いする前に、スタッフの顔や様子を知って頂くことで、スムーズに打ち合わせを進められる場ができていることもエントリエの特徴です。
エントリエでリノベーションをしていただいたお客さまからは、こんな声が届いています。
施工事例をみていて、澤さんのデザインが素敵だなって思っていたんです。空間を上手に利用して、限られた空間でもプライベートを守ることができることや、ゆっくりできる場所がある方がいいなと、なんとなく考え始めていた頃で。「この方はそういうのがもしかしたらお得意なのかな」とか考えました。
家族のライフスタイルから生まれた、アイデア溢れるマンションの2世帯住宅 | リノベーション事例 #69より
Instagramや実際に会った姿に「すごくセンスの良い方だな」と思って。個人的に、趣味が合いそうだなとは思ったかな。あとは打ち合わせを重ねるなかで、わたしと彼の意見が合わなすぎてなんども喧嘩になりましたが、二見さんは動じず(笑)。頃合いを見て、ふたりの意見を尊重した提案をくれましたね。
ふたりの「好き」が創り出した、愛着のある住まい | リノベーション事例 #54より
特に驚いた提案は、玄関の間取り。子どもが生まれるという話をしたところ、「それなら玄関にベビーカーを置けると便利ですね」と、隣接する部屋の広さは変えないまま、新たにベビーカー用のスペースを取り入れてくださいました。そうやって、お話する中でこれからの生活環境を汲み取り、プランご提案に細やかに反映してくださいました。
オープンな間取りで三世代が快適に暮らせる住まい | リノベーション事例 家族とエントリエ LIFE STORY #30より
エントリエはソフトで柔らかい印象で「一緒にリノベーションをすすめたい」と思えた。だから選びました。正直どの会社も良かったんですが、これから何ヶ月かやり取りすることを考えると、エントリエかなと。
私はホームパーティーが趣味なので、リノベーションしたあとに「お疲れさま会」をするとしたらどの会社としたいだろう? と考えたんです。それがエントリエさんでした。先週、その会が実現! エントリエのみなさんと牡蠣パーティーをしたんですよ。
未来のふたりのために。リノベで見つけた「快適」のカタチ | リノベーション事例 #52
リノベーションをご検討中の方は、会社選びの先にある、自分の家を誰と一緒につくるか、個人としてのパートナーを見つける視点もぜひ大切にしてみてください。
キッチンを対面キッチンにする場合、リビングなどよくいる場所から背面の収納がよく目に入ることがあります。もちろん、そこにキッチンメーカーから出ている同じカップボードを背面に設置することも可能です。しかし、リノベーションの特徴はオーダーメイドで作れるということ。そこで、今回はどのような背面収納があるかについてお伝えいたします。
この方法では、収納棚や家具を設置し、それを引き戸などの扉で隠すことで、キッチンの背面をすっきりとさせます。
オーダーメイドの利点を活かし、背面の扉をLDKにある他の扉と同じ色や形に合わせることで、空間に統一感が生まれます。また、壁紙の色と扉の色をなじませることで、圧迫感を軽減することもできます。
扉の種類も、お好みや空間に合わせて選べるのがリノベーションの魅力です。例えば、横にスライドする引き戸タイプ、観音開きの扉、上部に跳ね上げるタイプなど、さまざまなオプションから選択可能です。
扉の内側の収納スペースには、ご自身の好きな色や素材を使うことで、開けたときに楽しい驚きを演出することもできます。扉で隠せるため、収納物が多少乱雑でも外観はすっきりと保てます。また、十分な収納量を確保しつつ、LDKとの一体感を損なわないデザインが実現できるのでおすすめです。
2つ目は「上部オープン棚+下部収納家具」という方法です。上部に棚をつけて、下に引き出しなどの家具を置く、というデザインです。
既製品の吊り戸棚では高くて取りにくいことがありますが、オーダーメイドなら使いやすい高さに設定できます。さらに、上部をオープンな飾り棚のように見せる収納にすることで、LDKの開放感もUP。
下部には、ご家庭に合わせた収納ニーズに合わせた引き出しや棚を設置できます。キッチンメーカーの製品を組み合わせたり、完全オリジナルの設計にしたりする方もいらっしゃいます。
3つ目は「お気に入りの家具を置く」方法です。
リビングのソファーやダイニングテーブルと合わせて、背面の収納も家具として選ぶことで、LDK全体の一体感を高めることができます。あらかじめ置きたい家具の寸法や色などがわかっていれば、それに合わせて間取りや壁面の設計を行うことができるのもリノベーションの特徴。
お気に入りの家具屋さんやメーカーの製品を使うことで、既製品のキッチン収納では実現できないような、あなただけの特別な空間をつくりだすことができます。
リノベーションのオーダーメイドという特性を活かすことで、既製品では実現できないような、理想の空間を作り出すことができます。他にもご自身の生活スタイルや好みに合わせて、最適な収納プランをお選びください。わたしたちエントリと相談しながら、みなさまらしい理想の空間づくりを目指していただければと思います。
2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。
こんにちは。暑いですがもうそこには触れないでおきます……
こんなに暑いと食欲も落ちますが、そんな時に食べたいものと言えば、そう、カレー!
スパイスの香りと風味が弱った胃腸を刺激してムクムクと食欲が。夏は頻繁にカレーを作るので、少しでもマンネリを解消すべく、「カレー皿」なるカレーのための器を購入しました。
また今週も器の投稿になってしまいますが……
懲りずにお付き合い下さいませ!
カレー皿なる、カレーのための器。
見つけたのは創業1971年! 老舗の波佐見焼きメーカー中善さんの
新しいレーベル「zen-to」。
陶器デザイナーの阿部薫太郎さんがディレクターとなるレーベルで、肥前と社名の中善の前途洋々たる焼き物の未来を願って付けたブランドネームだそう。
老舗の波佐見焼きのメーカーさんと名だたる各方面のスペシャリストがコラボしたカレー皿は種類も多くなかなか絞りきれませんでしたが、
こちらに!
まずこちら。
右上下は建築家吉田愛さんとのコラボレーションのお皿。左手は文筆家ツレヅレハナコさんとのコラボレーションです。
吉田愛さんとのコラボ器は、サイズも大きく平らなので、シャバシャバなカレーより、キーマカレーなどに向いてそうです。
マットな質感でムラもあり、スプーンの形に沿う絶妙な形。
ツレヅレハナコさんのコラボ器は、ジャイプールで見た器を波佐見焼で再現したという、エスニックなスパイスカレーなどに合いそうなお皿。
サフランライスも映えそうです。
そして
私の推しはこちら!ディレクターでもある阿部薫太郎さんコラボの器。
こちらはサイズ感が絶妙!
ボウルのような楕円形。
カレーと言わず、パスタや煮物にも使えそうです。
和洋中なんでもいけるこの柄も好きです。
zen-toさんの器は、だいたい電子レンジや食洗機可能なのも嬉しい。
作家さんものの器と、量産型の器の間のような立ち位置もなんだか好きです。
暑い夏。
器とともにカレーを!
●本日紹介した商品
zen-to
https://hi-zento.stores.jp
ご両親の家の修繕をきっかけに、リノベーションをして一緒に暮らすことに決めたGさまご家族。鉄骨3階建ての2・3階が、ご夫婦とふたりのお子さまが暮らすエリアです。ご夫婦ともフルタイム勤務で多忙を極める中、いかに暮らすうえでの負荷を減らしながらすっきりと過ごせるか。機能美を突き詰めた素敵なお家ができました。
所在地 | 東京都台東区 |
建物種別 | 鉄骨造3階建 築34年 |
リノベ面積 | 120㎡(全体面積180㎡) |
費用 | 2900万(解体費・各種工事費用・デザイン費込み) |
時期 | 2023年 |
(2、3階)ご主人、奥さま、(1階)お父さま、お母さま
ご主人、奥さま
小林 めぐみ
奥さま:もともと、この家には父母が住んでいて、わたしと夫、子どもたちは徒歩3分ほどの一戸建てに住んでいたんです。あるとき、ここが雨漏りしてしまって。最初は建て替えを考えたんですが、いろいろと調べているうちに、まだまだ住めるしリノベーションという選択肢を知り、舵を切りました。
話が出たのはふたり目の子が生まれる前のタイミングでした。わたしたちはフルタイム勤務で、保育園の送り迎えを父母に頼っていたのですが、子どもが増えるとなるとこのペースで生活していくのはきつく、今以上に助けが要るなと。そこで、わたしたちがリノベーションを担い、いっしょに住もうという話になりました。
奥さま:この家は鉄骨造なので、鉄骨造リノベーションに対応してくれる会社を探して、何社か見積もりをとりました。その中の1社がエントリエでした。
父母に意見を聞いたところ、エントリエはホームテック社のリノベーションブランドということで、ホームテック社は以前から知っているからいいのではないかと。わたしたちも、サイトの事例やショールームを見てデザインが気に入っていたので、エントリエにしようと決めました。「わたし好みにしてくれそう」って、直感で(笑)。
奥さま:建物としては、雨漏りの対応とそれに伴う外壁塗装、それに1階の断熱工事をお願いしました。お部屋は、1階を両親、2階をわたしたち家族の居住エリアとしてまるまるリノベーションしたんです。3階は父の書斎と居室だったのを、ウォークインクローゼットを新設するなど一部手を入れました。
2階のリノベーションの要望は、「生活すべてをおさめたい」ということです。
ご主人:ここに越してくる前に住んでいた家は3階建てで。僕はワンフロアの実家に慣れていたので、階段をあっちこっち行き来しながら暮らすのが不便に感じてしかたなかったんですよね。
奥さま:実際はリノベーションで子ども部屋は3階につくったんですけど、「子どもはいいんです、わたしたちは2階で生活全部を済ませたい」と(笑)。そのためには、収納スペースもしっかり確保したいけど「見せる収納」は苦手です、とお伝えしました。
▶️写真左:ウォークインクローゼット。「2階で生活が完結する」を実現するために、季節のものなども含めてすべて収納できる広々としたスペースに。写真右:洗面所。洗濯バーが天井に取りつけられている。奥さま「洗濯機からいったんカゴに移す手間が省けていいですよとおすすめされて取り入れました」
奥さま:最初に、担当の小林 めぐみさんが提案プランを3つもつくってきてくださって、まずそれがすごいな!と思いました。こちらから細々と要望をお伝えしましたが、それを検討して、「こういう方法もあるんだな」と、こちらが考えもしなかったような面白い提案をしてもらえました。
意外だったのは、廊下をなくして居室を広くしてもらったんですが、扉の位置を変えることで壁面収納ができたところですね。大きなウォークインクローゼットをつくってもらったのはこちらの要望でしたが、さらに「見せない収納」ができたのはすごく嬉しかったです。
奥さま:コンロとシンクが分かれているのがよかったのと、収納スペースを豊富にとるには二列型のキッチンがいいと思っていて、いろいろと探しました。ちょっと予算オーバーなんですけど、やっぱりここは譲れないなと。
わたしよりも主人のほうが帰りの早い日もあったりして、食事はよく主人にもつくってもらっています。
ご主人:僕は料理が好きというわけではないんですよ。だから手早くやりたい、時間をかけずに早く終わらせたいんです。キッチンはリノベーションしてすごく使いやすくなりました。
奥さま:ちょうどわたしが育休中で比較的時間があったので、小林さんとは主にわたしがやり取りをしていました。小林さんの提案は、「普通じゃないな」と感じました。いい意味ですよ(笑)。普通じゃない、平凡じゃないのが、わたしは好きなんです。
小林さんのセンスを信頼していたので、壁紙や床材の種類や色なども、なにかと相談しました。このグレーの壁紙も、見本だけではイメージしきれず迷ったときに「もっと暗い色にしても全然大丈夫ですよ、広くなったらそんな暗く感じないから」とアドバイスしていただいて。自分だけでは選べなかったと思います。頼もしかったですね。
ご主人:うーん。どこかな。僕はもう、とにかく住み心地がいい、というだけですね。
奥さま:あまりキッチン、リビング、部屋、ときっちり分かれていないので。ここ、この空間がいい、という感じです。
夫婦ふたりとも忙しく働いて、家にいられる時間も1日のなかでは本当に少ないんですよ。働きながら、生活が成り立つ家。それが1番大事で、希望が叶ってすごく快適です。
ワンピース、天然石アクセサリーを制作する、kiranah(キラナ)です。
kiranahには「輝き」や「光」といった意味が込められていますが、実は、わたし自身のストーリーも詰まっています。
大きなバストが大嫌いだったわたしは、さらしを巻いたり、小さく見せるブラを着けたりして、とにかくバストを目立たせないよう必死でした。
目線を感じるし、太って見えるし、シャツのボタンは隙間が開くし、ネタにされるし。時には、エロいといわれることも。大きくていいよねといわれるのさえも、吐き気がするほど嫌だったんです。
だけど、これじゃあぜんぜん楽しくない! 女性であることを楽しめていないし、このままだとなんだか可哀想すぎる…と思い立ち、2年前に作ったのがこのワンピースです。
他人の目にフォーカスし隠したい一心でしたが、逆に思いっきり出してしまえば、そんなに見られない、ということに気づきました。胸下に入れたゴムでほどよくギャザーが寄って、バストの大きさに関係なくキレイにまぁるく見えるデザインに。
このワンピースのおかげもあり、他人の目じゃなく自分にフォーカスすることの大切さを改めて知り、今では自分の体が愛おしく、大好きになりました。
そして、わたしの制作の原動力はシンプルです。「可愛いものを着たい! みんなにも楽しんでもらいたい!」という気持ちに尽きます。
お洋服に使う、布も天然石も、ネットで買うことはありません。
実際に見て触れて選ぶことを大切にしています。それはわたし自身、敏感肌なので、触って心地の良いもの、できる限り天然のものをという思いから。石に関しては、直感で選ぶようにしています。
こだわりは、ポケットも付けないようにすること。ロックミシンは使用せず、すべて袋縫いや折り伏せ縫いで仕上げること。肌に当たる部分をできる限りソフトするためです。
こういった思いを込めたkiranahのワンピース、現在はイベントなどを通してお客さまに直接お届けする機会があります。
ラックに掛かっている豊富なカラーのワンピースの中で、無意識に一番初めに触れたカラーを最終的に選んでいただくとき、とても興味深いです。そして、kiranahのワンピースを着ると「自分に自信が持て、本来の自分らしさが出せる」「ハッピーになる」というお声をいただいています。
今後は染めにも挑戦して、オリジナルカラーのワンピースをつくりながら、誰かの光になるようなモノづくりができればと嬉しいです。
kiranah Instagram: https://www.instagram.com/kiranah_hikarinomichi/ |
2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。