家族とエントリエ - LIFE STORY

《旅するリビング。ワインを楽しむお家 | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #42

中田 浩江
設計した人
中田 浩江 / Nakata Hiroe
金融業界から女性が長く続けられる仕事をと思い、インテリアコーディネーターの 資格を取得。工務店で内装コーディネーターやオーダーキッチンのメーカーで営業を経験。設計を志し、リノベーション会社で営業、設計、施工管理と一貫して担当し、出産、子育てを機に退職。 その後はフリーでお仕事をしていました。 今後の働き方について考えていたところ、タイミングよく前職の同僚であった北島さんからお声をかけていただき、 ホームテックに入社。3兄弟のママ。
細野 由季恵
記事を書いた人
細野 由季恵 / Hosono Yukie
WEB編集者、ディレクター
札幌出身、東京在住。フリーランスのWEBエディター/ディレクター。エントリエでは 副編集長としてWEBマガジンをお手伝い中。好きなものは鴨せいろ。「おいどん」という猫を飼っている。

お子さまが独立したお家のリノベーションを決めたOさまご夫婦。ふたりの時間がさらに充実したものになるようにと、大好きなワインを飲む時間が楽しめる空間をというご要望をいただきました。出張シェフがキッチンに立ち、友人たちを招くワイン会。まさに「スペインバル」のようなお家が完成しました。

物件について

所在地東京都大田区
建物種別戸建(築33年)
費用790万円(解体費・各種工事費用・デザイン費用全て含む)
リノベ面積32.4㎡(外構、玄関、廊下、リビングのみ)

暮らす家族

ご主人、奥さま

話し手

ご主人、奥さま

担当スタッフ

中田 浩江

リノベーションのきっかけを教えてください。

奥さま:ふたりの子どもが独立し、夫婦ふたりの生活になったので暮らしを充実できたらいいなと思ったんです。初めはフルリノベーションも考えてご相談しました。けれど、ワインの管理が心配で、今回は仮住まいをせずに出来る玄関とリビングをお願いしたんです。

どのようなご要望がありましたか?

奥さま:ふたりともワインが大好きなんです。友人を招いてワイン会をすることもあるので、生活感をださずにスペインバルや南フランスをイメージしたいという感じをお伝えしました。グラスホルダーのあるキッチンを中心にお店に行かなくてもワインを楽しめる空間をつくりたかったんです。

エントリエの決め手を教えてください。

ご主人:「スペインバル風に」と伝えても、やっぱりなかなか伝わりきらないんですね。でも、他社と比較するなかでエントリエはこちら側の希望を細かいところまでしっかりとプランに入れてくれる。ここまでやってくれるとは、正直、すごいなって思いました。

奥さま:そう。それに、担当の中田 浩江(なかた・ひろえ)さんのプラン図がすごくよくって。決めた後も、中田さんにはいろんなことをお願いして、何度もメールのやり取りをしました。ひとつひとつ親切で丁寧に対応してもらいました。

プラン図

まさにお店のようなお家に仕上がっていますね。地下にはワインセラーもあって。

ご主人:妻とスペイン旅行で建築家 アントニ・ガウディが携わったグエル公園やつくり手の見えるレストランに行きました。リビングはそういう自分たちの好きなところからイメージしました。オープンキッチンでライティングもしっかりして。ワイン会では出張シェフも招きますが、料理しているところを見えるようにしたいというのはこだわりですよね。

担当の中田とのやりとりで、印象的なエピソードはありましたか?

ご主人:提案をたくさんだしてくれましたよね。施工の直前までいろんな細かいことを打ち合わせて相談しました。

奥さま:わたしたちの好きなものに対して向き合ってくれましたよね。ガウディが好きだということを伝えるとイメージを膨らませるために、図書館に行ってたくさん調べてくれたそうです。木造ではできないようなアーチ型の曲線が入ったデザインを提案してくれたのも中田さん。しっかりとイメージを取り入れてくれました。

タイルで仕上げた壁も印象的です。

ご主人:もともと外構に使おうと思っていたものです。大きいタイルはアメリカから輸入しました。4色のタイルを組み合わせて、デザインをガウディっぽいものにしていきました。リビング内でもクロスと塗り壁、使い分けました。

ご主人: リビング扉のステンドグラスにもこだわっています。ロマネコンティのエチケットには、二人の生まれ年と名前をデザインしているんです。 扉もステンドグラスを入れる為にこだわって、オーダーで塗装仕上げにしました。

お気に入りの場所を教えてください。

奥さま:リビングです。グラスホルダーの前に立って、料理しながら飲んだり、それがもう楽しいんですよ。

ご主人:ぼくはキッチンに立ちながらグラスを拭くことですね。バーマンはよくカウンターに立ちながら、専用の布巾でグラスを拭いていますよね。そんな風にしているととても楽しいですね。

住んでみていかがですか。

ご主人:3ヶ月経ちましたが、以前、妻は帰ってくると地下に行っていたんですね。静かで、落ち着くみたいで(笑)。しかし、こんなリビングができたので、地下に行かなくなりました。

奥さま:もう、うちに帰ってくると、お店にきたみたいですから。隠せる収納をつくってもらったのでこれからもなるべく生活感がないように維持したいですね。

ご主人:3日前にもうちで、みんなでこだわりのワインを持ち寄りあいました。シェフがキッチンに立つ姿を間近で見れるんですよね。シェフの時間が終わると、地下のワインセラーで2次会という感じです。昼から夜まで、ワイン好きの仲間で集まって楽しんでますよ。

STAFF VOICENakata Hiroe

スペインバル風のワインが似合う家をテーマに進めてきました。

何よりもテーマや方向性が一貫していてイメージを描いてくださったりと、明確な点が助かりました。一方で、そのイメージを実現する為のプランや商品探しの中で新たな発見をさせて頂くこともたくさんありました。ご主人が商品のご選定の際には奥様の意見を確認して、必ずお二人で商品やプランを決めてくださったので、スムーズに打合せができました。お住まいになりながらの工事でしたので、ご不便をおかけしましたが、出来上がってすぐにワイン会を開かれて、楽しんでくださったご様子で、とても嬉しく思います。

中田 浩江

中田 浩江 / Nakata Hiroe

ひろさん

2級建築士、インテリアコーディネーター

静岡県浜松市出身。
金融業界から女性が長く続けられる仕事をと思い、インテリアコーディネーターの資格を取得。
工務店で内装コーディネーターやオーダーキッチンのメーカーで営業を経験。
設計を志し、リノベーション会社で営業、設計、施工管理と一貫して担当し、出産、子育てを機に退職。
その後はフリーでお仕事をしていました。
今後の働き方について考えていたところ、タイミングよく前職の同僚であった北島さんからお声をかけていただき、
ホームテック株式会社に入社。3兄弟のママ。


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