ひとの手で、丁寧に、ひとつずつつくられていくものたち。工場で大量に製造されたモノにはない独特のオーラやぬくもりが、私たちの暮らしに彩りや安らぎを与えてくれます。
エントリエでは、
こだわりをもった手仕事作家さんに注目。ものづくりや作品への想いをお訊きします。

「見たことあるのに気にしてなかった」ものを雑貨に /​​ 卒業生代表プロダクツ – 愛しいものたち

身近なあるあるアイテムがモチーフ

前職での商品企画の経験を活かし、2016年より個人での制作活動を開始し、現在はネット通販・イベント出展を中心に、作品を販売しています。

普段目にしているのに気にも留めないものをモチーフとして選び、自分がつくりたいと思う商品をつくっています。作品は、おもにレーザー加工機でアクリル板を加工します。

面白グッズでも全力でお笑い方向には走らず、「よく見たらクスっと笑える」くらいのさじ加減を心がけ、見た目の面白さと実用性のバランスについては気を付けながら制作しています。

家呑みでも店気分を味わえる「セルフスナックひとり酒」

作品のひとつにある『セルフスナックひとり酒(2018年)』​​は、お店の店先にあるアクリル行灯看板を、お家の中でも楽しめるようにミニチュア化した作品です。「家呑みでもお店のような雰囲気が味わえたらいいなぁ」と思い制作しました。

看板の文字は、幸運が重なって藤本“ANI”健太郎さんにデザインしていただきました。

UVプリントでは点灯させると色が薄く透けてしまう問題があり、こういう場合はよく同じ版を2回重ねて印刷するのですが、藤本さんにテストプリントを見ていただいたときに「アクリル板の裏面に反転させたデザインを印刷すれば、立体感が出るのでは」というアイデアをいただきました。

表面からは見えないこだわりなのですが、点灯させたときにほんのり浮かび上がる立体感を感じていただければ嬉しいです。

自分がつくった作品をお店で目にする嬉しさ

作品を買っていただいた方から、さまざまな反応がいただけるのが楽しいです。

会社員時代とは異なり「自分がほしい物」を最優先で考えているので、自分の作品を買ってくれた方は、同じ趣味の仲間のような気持ちになります。

会社員として通販会社の商品企画をしていたころは、自分が関わった商品がお店に並んでいる風景を見ることはありませんでした。
今は委託販売していただいているお店もあるので、自分の作品がお店に並んでいる様子を見られることは感慨深いです。

今後は、簡単なオーダーメイドや受注生産方式で、「よりマニアックなテーマの作品を販売したい」という構想があります。

イベント出展のお知らせ

マニアコンビニ新宿店

場所:東急ハンズ新宿店7F(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2タイムズスクエアビル2~8F)
営業時間などの詳細はこちら

卒業生代表プロダクツ

【WEBサイト】https://sotugyo1000.com/
【minne】https://minne.com/@sotugyo1000
【Twitter】@sotugyo1000

 

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