ヴィンテージランプをきりとる

リビングボードの上にシェードランプを置く想定で設計した我が家。
せっかくならば北欧のヴィンテージランプが良いかなと…
スーホルムランプを探していたらInstagramで扱っているお店を見つけました。

先日、エントリエでPOPUPイベントを開催してくださった@soholm_lamp_soon さんから購入しました。丁寧に対応してくださってありがとうございました!

POPUPイベントの前から実はDMにてやりとりをしていて、今回エントリエで開催する運びになったのもご縁でした^^

私が選んだシェードは新作で、制作に時間が掛かるとのことでしたがゆっくり待って良かったところ。リネン感のあるプリーツシェードを希望していたのでいろいろと相談しながら選定しました。

素材だけでなく、ランプスタンドの大きさに合わせてシェードのサイズ感も選べたりとDMでやりとりしながら提案してくれるのでほぼオーダー。飾りたいところの写真を送るとスケール感を合わせてシミュレーションしてくれます。

焼き物のスタンド、迷って迷って最終的にスクエアの鱗に深みのある色合いが気に入りました。
これから楽しみながら過ごします。

#スーホルム
#スーホルムランプ
#北欧ヴィンテージランプ
#ランプシェード
#プリーツシェード

ルームツアー

sevenのお部屋を紹介するルームツアーを行いました!

お部屋の全体を動画でご覧いただけます。

たいせつにしたい、私のお茶時間 #78

こんにちは。

更新がなかなかできずに申し訳ありません!

家作りが最終の内装仕上げ段階に入り、引越し業者を決めたり、いよいよ感が漂ってまいりました….

そんな慌しい毎日にの中、以前にも紹介させて頂いた「casaさかのうえ」さんの展示販売があり、また行ってまいりました。

街の喧騒から離れた、特別な空間。

素敵な作家さん方の作品が展示された空間に案内されると、店主の方がお茶を淹れて下さり、そちらを頂きながら作品にまつわるお話を聞く….

というなんとも贅沢な時間。

最近、ひとりの時間をより充実させたく、中国・台湾茶を習い始めた私は、茶器を購入すべく色々拝見させて頂きました。

去年も購入した富井 貴志さんの漆のお皿、清水 善行さんの茶杯、境 知子さんの茶壺、お皿などを。

中でも境 知子さんの南蛮焼という手法で何日も焼いて作られた茶壺やお皿の風合いや質感にとても心惹かれました。

土っぽいけど繊細な、個性的な仕上がり。

こちらは富井さんの漆のお皿↓

木のお皿とは思えないほどの風合いです。

こちらは清水さんの茶杯

一点一点、模様や形も違い、楽しめます。

厚すぎず、薄過ぎず、口当たりもとても良く、お茶を楽しめます。

これから引っ越し準備や、各種手続きなどで息つく暇もなくなりそうです……

そんな中でも、できた時間でお茶を楽しみ、

一息つけたらいいなぁと思います。

頼もしい相棒を沢山見つけられ、心強いです!

今回紹介した作家さん

富井貴志さん
☑ Instagram

清水善行さん
WEB

境知子さん
☑ Instagram

ものづくりの現場と社会をつなぐ視点|台東デザイナーズビレッジ村長・鈴木淳さん

東京・台東区にある「台東デザイナーズビレッジ」は、新進クリエイターの創業支援施設として、多くのデザイナーや作家が事業を成長させてきました。ここには、“つくること”と“生きること”が重なるものづくりを志す人々が集います。その“村長”を務めるのが、マーケティングや事業コンセプトの指導を通じて、つくり手たちを支えてきた鈴木 淳さん。ものづくりの現場と社会をつなぐ存在として、どのようにクリエイターたちと関わり、何を大切にしてきたのでしょうか。

ものづくりのまち・台東区に、若きクリエイターによって新しい息吹を

──台東デザイナーズビレッジ(以下、デザビレ)のインキュベーションマネージャーを務める鈴木さんは「村長」と呼ばれています。親しみがあってとても素敵な呼び方ですね!まずはデザビレ設立の経緯について教えてください。

鈴木 淳さん(以下、鈴木さん):デザビレは台東区が設立した、日本初のファッションに特化した創業支援施設で、2024年に20周年を迎えました。

もともと台東区は財布、帽子、ジュエリー、アクセサリーなど、ファッション雑貨、そしてその流通を担う問屋・卸売業などの産業が集積していました。でも日本のものづくりが盛んだった時期から時代が変わり、じわじわと製品製造業が海外に移転して、危機的な状況が進んできました。

衰退に歯止めをかけて日本のものづくりを復興させるには、海外の量産品にはない高い付加価値が必要です。そのために、産業界からは、若手デザイナーに集まってもらいたいという要望があり、台東区によって廃校を活用してデザビレが設立されました。

──鈴木さんは公募を通じて村長さんに立候補しました。どのような思いがあったのでしょうか?

私はファッションの仕事に長く携わってきて、繊維や革の産地振興や中小企業のコンサルも手がけたことがあったので、その経験を活かしてみたいと思ったんです。デザビレの運営プランとあわせて地域産業活性化プランのコンペで幸い認められて、村長に就任することになりました。村長としては、施設の運営・広報、入居者へのアドバイス、地元企業や産地など人のつながりづくりの3つを仕事の柱としています。

ビジネスとして活動を伸ばしていくクリエイターを支援

鈴木さんのお話からは、プロフェッショナルな支援者としての厳しい視点と、クリエイターへの深い優しさの両方が感じられました。

──若いクリエイターに対して、どのような支援を行うのですか?

鈴木さん:クリエイターの中には、「自分の好きな作品を好きなようにつくりたい」といういわゆるアーティストタイプと、「つくった商品をきちんとお客さまに届けたい」というクリエイタータイプがいます。デザビレでは、どちらかというと後者のタイプの、ビジネスの力を身につけたいクリエイターを支援しています。

自己満足の作品づくりから、お客さまに目を向け自分と商品のファンを増やして売上をつくっていく方向に意識が変わるよう、さまざまな面からアドバイスをするのが、村長である私の役割ですね。

──クリエイターにビジネス視点が必要だと思うのは、どんな背景があるのでしょうか。

鈴木さん:デザビレが始まった2004年当時は、「良い作品をつくってバイヤーに見つけてもらう」が成功法則でしたが、インターネットの普及で個人の買い物の場は変わってきました。それに伴い、ポップアップイベントやネット販売など、自分自身で直接売る必要が出てきた。「バイヤーに見つけてもらう」から「自分でファンをつくる」へと、売り方が大きく変化したんですね。

ではビジネスとして自分の商品の価値をどう伝えていくのか。その方法論はファッションの学校では教わってこなかったので、いきなり難易度が高くなるんです。学校で「売れるものをつくるのは自分の考え方を曲げることだ」と教わる人さえいる。

──今まで学ぶ機会のなかったビジネスの方法論を伝えるのが、デザビレの、そして村長さんの支援なんですね。

鈴木さん:その通りです。ブランドづくりのためファンを増やしていくことに特化した講座を「クリエイター起業塾」と名付けて始め、これまで16期開催してきました。毎週土曜日、10時間の授業を6日間行います。

それまで持っていた仕事観、生き方そのものから見直してもらうことになります。自分の好きなものをつくるのか、お客さまに喜ばれるものをつくるのかの二者択一ではなく、好きなものをつくって喜ばれるにはどうしたらいいのか、徹底的に考えてもらいます。クリエイターにとっては苦しいことではありますが、やりきれば「参加して良かった」と言ってくれます。

──このentrie magazineではこれまでに、デザビレ出身のアクセサリーブランド「Nando Jewelry」さん、アパレルブランドの「Kana Kawasaki」さん、「nagisa」さんにお話を伺い、記事を公開しています。皆さんとお話しすると、言葉で伝える力をしっかり持っていらっしゃるなと感じました。苦しい過程の中から、その力も生まれてきているんですね。

鈴木さん:印象的だったのは「Nando Jewelry」の春原 純也さん。デザビレに入居したときには、面接していても緊張で震えてうまく話せないくらいだったんです。「接客が一番苦手」というところからポップアップを何度も繰り返して、お客さまと直接話をしていく中で克服して。今や接客が強みですよ。

また、ブランドコンセプトも明確に定めるようになりました。たとえば「Kana Kawasaki」は「人生は“毎日がドラマである”という気づきに寄り添う」と、日常の装いを特別なものとして楽しんでほしいというコンセプトを打ち出しています。他にも読書家のためのブランド「NIR IDENTITY & BOOK」は、本だけを持って自由な時間を過ごしてほしいと「読むしかできないブックショルダー」というバッグをつくっています。

お客さまにどう喜んでもらいたいのかを考え抜いて、発表して、周りから意見をもらって、を繰り返していくと、腑に落ちる瞬間があるんですよね。本当にやりたいことが見つかると、意識がガラッと変わります。SNSの発信も、普段の行動も変わっていきますね。

デザビレ発のイベント「モノマチ」を通じて、街に生じた変化

「モノマチ」は、2011年から鈴木さんの発案で始まった、東京・台東区南部エリアを舞台にしたものづくりイベント。地域の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいと、鈴木さんがデザビレ卒業生や地元企業に声をかけて立ち上げました。初回は17店舗の参加でスタートし、試行錯誤を重ねながら回を重ねるごとに規模が広がり、今では120組以上が参加する一大イベントへと成長しています。

──デザビレの主催する地域イベント「モノマチ」についても聞かせてください。

鈴木:ものづくりの職人が集まる地域だった台東区南部を「カチクラ(御徒町から蔵前にかけての地域)」と名付け、デザビレの施設公開に加えてクリエイターたちのものづくり市と、ものづくり現場のまち歩きを展開するイベントが「モノマチ」です。カチクラのまちとものづくりのファンを増やしていこうと始めたモノマチは、地元の人たちで運営し、企業、問屋、小売店等の協力も得て、近隣の住民だけでなく台東区外からも人々が訪れるような一大イベントに成長しました。

──蔵前・御徒町エリアは、おしゃれなカフェやショップが増えてイメージも変わってきました。デザビレの功績は大きいと思います。

鈴木さん:少しは貢献できているのかな。デザビレのクリエイターと地元の人との交流はとても活発になりました。卒業生も40組ほどが台東区内にアトリエやショップを構えて、職人たちがこんなものづくりをしていますよ、と発信するようになって。その発信を見た人が、まちに来てくれるようになって。知る人ぞ知る職人のまちにいい循環ができて、20年ほどで大きく地域が変わってきたと感じています。

──鈴木さんはデザビレ運営と地域活性化のプランを掲げて村長に就任されましたが、その当時、ここまでの進化は想像されていましたか?

鈴木さん:デザビレが始まって3〜4か月経った頃、「蔵前をニューヨーク、パリ、ミラノのようなファッションのまちにしたい」と私は言っていたんです。台東区の方はそこまで大それた野望が叶うとは思っていなかったようですが(笑)。

でも、「職人が地域でつくったものを買えるまち」って、東京にはこのエリアしかないんですよ。新宿、渋谷、靑山には世界中のファッションが集まっていますが、それはその地域でつくられたものではない。「東京でつくったものを東京で売っているまち」として、国内だけでなく広く世界から求めに来てくれたら嬉しいですし、ちょっとずつその姿に近づいていっていると思います。

自分の力を活かしてビジネスをするクリエイター、その支援を全国へ

現在、施設には19組の作家が入居し、それぞれ独自のブランドに磨きをかけています。

──デザビレは2026年3月で一度、その活動に幕をおろすと伺っています。次のステップとして、今後どんなことに挑戦していきたいですか?

鈴木さん:デザビレの村長を務めてきて痛感したのは、クリエイターのビジネスを支援する人材や仕組みが、全国で見てもほぼないということです。

ITやAIなどの成長産業で起業家を育てる投資家や指導者はたくさんいます。ところが、ものづくりのような身の丈産業を応援する人はどうかというと、リターンが小さいから参入も少ないんですよね。私は、自分の力を活かして小さく始めたいクリエイターたちを支援する活動を、これからもしてきたいと考えています。

「クリエイター起業塾」は、デザビレ入居者以外にも範囲を広げてワークショップを始めています。次は東京だけでなく、地方でも開催していきたいですね。

──台東区のカチクラエリアも、デザビレを契機に変化を遂げました。地方の地域・産業振興としても意義がありますね。

鈴木さん:地方でも施設などのハード面はつくることができますが、ビジネスとして継続的に発展していくためにはソフト面での支援が重要です。全国さまざまなエリアで、村長として活動していけたらいいですね。

──デザビレから巣立っていったクリエイターの皆さん、そして鈴木さんの今後の活躍、とても楽しみにしています。今日は貴重なお話をありがとうございました!

鈴木村長の至福の時は、デザビレで飼っていた猫・ワコちゃんとの触れ合い。「地域猫だった子なんですが、毎日村長室に通ってくるうちに、うちで拉致して室内猫にしました(笑)。11〜12年の付き合いでしたが、今年のはじめに亡くなってしまって。今は至福の時がなくなってしまって寂しいですね」

イベント告知:モノマチ2025、開催決定!

会期:2025年5月23日(金)〜25日(日)
場所:東京・台東区南部エリア(御徒町〜蔵前〜浅草橋)

記事中でご紹介したものづくりのマチ歩きイベント「モノマチ」が今年も開催されます。
16回目を迎える今回は「ちょいと寄り道 モノマチ日和」をテーマに、約110組の店舗や工房が参加予定。
このマチならではの“ものづくり”との出会いを、気ままに楽しんでみませんか?

台東デザイナーズビレッジ内にモノマチのインフォメーションが設置されます。まずはデザビレにお越しください。詳しくは 公式サイト または 特設サイト をご覧ください。

戸建て住宅の「リノベーションできない」が増える? 2025年、建築基準法改正で気をつけたいこと – リノベをマナブ。 #105

2025年4月、国土交通省住宅局が定める建築基準法*の改正により、リフォーム・リノベーションをめぐるルールが大きく変わりました。わたしたちエントリエがご提供するリノベーションも例外ではなく、「これまではできたけど、これからは難しくなる」ケースが確実に増えています。

その理由は今回の改正によって、今まで以上に建築確認申請が必要なリフォームの範囲が広がったということ。残念ながら、一部の物件では希望通りの工事ができなくなる可能性があるのです。

今回の記事では、「なぜ、戸建て住宅のリフォームが難しくなったのか」「どんな物件が影響を受けるのか」「対策やリフォームを進める上で気をつけたいこと」をお伝えしていきます。

*建築基準法…国民の生命・健康・財産の保護のため、建築物の敷地・設備・構造・用途についての最低基準に関する日本の法律

そもそも「建築確認申請」とは?

家を建てるとき、「これからこういう建物を建てます」という内容を行政に申請して許可をもらう、これが建築確認申請です。今までも新築はもちろん、増築、鉄骨造や木造3階建ての大規模リフォームでも必要になる場合がありました。この建築確認申請がない限り、工事を行うことができません。

木造2階建ての大規模リフォームにかかる期間・費用が増える可能性が

2025年4月からは、これまで申請が不要とされてきた木造2階建ての大規模リフォーム*にも建築確認申請が必要になりました。より正確には「木造2階建ての特殊建築物以外の用途に供する建築物で、延べ床面積が200m²以下のものの大規模の修繕・模様替え」が対象。住宅の多くはこれに該当します。

このため、お客さまには建築確認申請にかかる費用負担と、申請の結果によっては希望の工事自体ができなくなる可能性があるという、2つの点で影響を受けることになります。

木造建築物の大規模リフォームにおける確認申請の必要性。改正前・後での比較図

*大規模リフォーム…屋根・壁・柱・梁・床・階段といった主要な構造部分のうち、いずれか1つ以上について、その過半にわたる修繕や模様替えを行う工事を指します。

多くの一般住宅は延べ床面積200㎡以下であるため、平屋であれば引き続き確認申請が不要なケースがほとんどです。

しかし木造2階建ての住宅では、増築だけでなく、主要構造部の過半に及ぶ大規模な間取り変更や構造に関わる工事も確認申請の対象になります。

「間取りを変更したい」「キッチンを1階から2階にしたい」「階段の位置を変えたい」……これらは実際にエントリエにいただいた木造2階建てのお客さまからのリクエストですが、今後は今まで以上に慎重な判断が必要です。

確認申請が必要・不必要な(木造2階建て)リフォームの例

では、実際に対象となる戸建て物件のリフォームをお考えのお客さまが気を付けるポイントはどのようなものがあるでしょうか?

注意ポイント① 時間がかかる可能性を考慮する

確認申請の書類作成や行政への手続きに時間がかかる可能性があるため、スケジュールには余裕を持つことが大切です。リフォームを完了させたい時期が決まっている場合は間に合わせるために、確認申請をせずにできるリフォーム計画にし、できることが制限される可能性もあります。

注意ポイント② 追加予算がかかることを考慮する

確認申請の手続きにより、従来は発生しなかった費用が発生することが想定されます。
以下はその一例です。

■ 今後想定される追加費用

★木造2階建てでも申請対象になることで、申請に関する費用が新たに必要になる
・建築確認申請手数料:約 3〜6万円(地域差があります)
・設計図面作成・申請代行費用:約 10〜30万円(地域差があります)
★既存の図面が残っていない中古住宅の場合:現地調査や壁・天井の一部解体による構造確認費用
★構造計算書の作成が必要となる場合:数万円〜数十万円の費用

また、以下のような事情により、さらに出費が発生するケースもあります。

★古い住宅で、過去のリフォームが現行の法規に適合していない場合、現行に適合させるための是正工事が必要になることがある

こうしたことから、リフォームにかかる工期だけでなく予算にも余裕を持っておくことが、これまで以上に重要になります。

要注意は、再建築不可の物件

さらに大きく影響を受けるのが、再建築不可物件です。

これは、建て替えができない土地に建つ住宅のこと。特に、建物が接道義務(幅4m以上の道路に2m以上接している)を満たしていない場合に該当します。

「接道義務」を満たさない再建築不可の物件図解

これまでは木造2階建てで再建築は無理でも「リフォームならOK」という考え方で、スケルトンリフォームをし、新築したように一新した住まいをつくることが可能でした。しかし今回の法改正で、スケルトンリフォーム*のような構造に関わる大規模工事にも建築確認申請が必要になります。

その結果、接道義務を満たさない土地では、確認申請が通らず、スケルトンリフォームができない可能性が高いのです。

*スケルトンリフォーム…建物の骨組みだけを残して内外装を一新する大規模改修

おわりに

以上が今回の法改正のポイントと、リフォーム・リノベーションを検討するうえで注意したい点です。

これまでできたことが、これまで通りにできるとは限らない、2025年4月からの建築基準法改正は、そんな節目となる出来事となっています。対象になる住宅かどうかを正しく知り、そして余裕を持って計画することが必要です。

相談先としては、建築士やリフォーム・リノベーション会社に加え、お住まいの市区町村の建築指導課などの公的機関も活用できます。

わたしたちエントリエも、皆さまの不安を安心に変えるお手伝いをしていきます。

やさしいあなたへお手紙を #104 – mayamoonからの日々の芽便

こんにちは!お元気ですか?
私は現在個展を開催中。
春の陽気とともに楽しく過ごしております。
ずっと編んでいたベストがようやく編み終わりました!実家に眠っていた毛糸を使って。フランスの毛糸みたいで
毛糸にところどころ小さい丸いのがついていてかわいい。 
ふつうに表編みしていくだけでもポンポンがついているのでこってみえます。

【イラスト1・2・3】

魚の三枚おろしみたいな編み方で
最後は先生に丸投げ。
合体して、ボタンをつけてくれました!
次も実家にあった毛糸をつかって、手袋を編もうと思っています。
(手袋と毛糸のイラスト)
昔のやつだから?
かせ糸と半分わける束にしてある毛糸でした。これを玉にする。
(毛糸を手にかけて巻いているイラスト)
子供の頃にやった毛糸の巻き巻きも久しぶりにやってなつかしかったです!!
あの頃、何のためにやっているのか分かっていなかったけど(笑)こういうことだったのか〜!と今更、知りました。おもしろい〜♡

では また来週ー! Mayamoon

Mayamoon 個展「いつか消えてしまう私たちへ」のお知らせ

絵やことばを通して、そっと世界に種をまき続けるMayamoonさん。個展「いつか消えてしまう私たちへ」では、日々の想いを紡いだノートや、心に宿る風景が広がります。どうぞ、あたたかな時間に触れにいらしてください。

【日時】
2025年4月25日(金)、26日(土)、27日(日)、29日(火・祝)
12:00〜17:00(ジェラートは売り切れ次第終了)

【場所】
LETTER ジェラートショップ 2F
埼玉県さいたま市南区文蔵2-25-23
@letter_gelato


特別企画|Tiny Sanctuary 〜内なる色彩の贈り物〜

1対1でゆっくりお話を伺い、インスピレーションをもとに、今の「あなたのサンクチュアリ」を描きます。

  • 【日時】4月25日〜27日、29日
    12:00/13:30/15:30(各回45分・予約制)
  • 【作品サイズ】10×10cm キャンバス
  • 【画材】アクリル画
  • 【価格】6,000円(イベント特別価格)
  • 【申込方法】Googleフォーム または Instagram DM にて受付

オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

システムキッチンの組立現場から、こんにちは。

こんにちは、リノベめがねです。
今回は、マンションリノベーションの現場から「システムキッチン組み立て」の様子をお届けします。

大工工事がひと段落し、いよいよ内装も仕上げに向かう段階。キッチンまわりは特に楽しみにされている方も多いので、現場の進捗も気合が入ります。

システムキッチンの搬入

まずはキッチンのパーツ一式を搬入します。今回は荷揚げ屋さんに手伝ってもらい、外階段からの搬入でした。

システムキッチンは一見コンパクトに感じるかもしれませんが、実際に部材を並べてみるとリビングの半分ほどのスペースを使ってしまうほど。設置場所だけでなく、仮置き・加工スペースも必要になるため、想像以上に場所を取る工程なんです。

レンジフードの取り付け

まずは高所作業からスタート。レンジフードを取り付けます。先に下のコンロを据え付けてしまうと、上部作業がやりにくくなるため、基本は上から下へがセオリーです。

実際に据え付けた感じ。この次に換気ダクトと本体を接続します

今回は、少し特殊な納まりにする計画のため、この工程がいちばんの山場。
最初に型紙を貼り、ビスの位置や取り付けのイメージを確認してから進めます。

狭い天井裏での換気ダクトの接続作業も、職人さんが体を丸めながら頑張ってくれました。

無事設置完了!

キャビネットの据え付け

次に、システムキッチンのベースとなるキャビネットを据え付けていきます。
キッチンの全体サイズや収納力は、このキャビネットの構成とサイズで決まるため、非常に重要な工程です。

今回は、リビング側からも使える収納付きのタイプ。家事動線も考慮したプランになっています。

扉や器具類の取り付け

キャビネットの設置が終わったら、次は扉や水栓、ガスコンロなどの器具を取り付け。
ひとつひとつ丁寧に取り付けられ、いよいよキッチンらしくなってきました。

この状態で、ひとまず組み立て完了です!

養生して完成までおあずけ

とはいえ、リノベーション工事はまだ続きます。完成までに傷がつかないよう、ここでしっかりと養生します。
せっかく組み立てたキッチンも、しばらくはお休み。養生の下で完成のときを静かに待ちます。

まとめ

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。今回はキッチンの組み立ての様子をお届けしました。

ちなみに、レンジフードのダクトまわりの梁に、いつの間にかクロスが貼られていたのに気づいた方、いらっしゃいましたか? 実は最初、レンジフードの設置を見越してクロスは貼っていなかったのですが、キッチン屋さんの作業に合わせてクロス屋さんが柔軟に対応してくれました!

こんなふうに、現場ではさまざまな職人さんが連携し合いながら、丁寧にリノベーションが進められていきます。

これからも現場の様子をお届けしていきますので、ぜひまた読みにきてください!

事例特集 -“家族の成長に寄り添う、やさしい住まい”子育てLDK

家族の時間がもっと楽しく、もっと心地よくなるように。子どもたちの成長や家族のライフスタイルに合わせて、LDKを中心に住まいを見直した6つのリノベーション事例をご紹介します。見守りやすさや収納、将来の間取り変更など、家族みんなが笑顔で過ごせる工夫が詰まっています。

2階リビングで明るく、あたたかく。家族の笑顔が集まる空間に

1階リビングの暗さを解消するため、リビングを2階に移動をご希望されたOさまご家族。大幅な間取り変更で、LDKは明るく開放的に。窓辺のカウンターは、子どもたちの勉強スペースやワークスペースとして活用することに。またリビング周辺の収納も充実させ、学校の道具やおもちゃの収納、家族全員が快適に過ごせる住まいが完成しました。

「LDKにスペースができたことで、子どもたちもそれぞれに遊んだり宿題をしたりしています。自分の空間を持てるようになったのが本当に良かったです。」

家族の気配を感じながら、それぞれの時間を大切に

マンションリノベーション_子育てLDK_二見奈々絵担当_エントリエ

将来の子ども部屋の独立を見据えつつ、現在は家族全員が一緒に過ごせる広々としたLDKを実現した事例です。リビングの一角には子どもたちの遊び場を設け、室内窓で仕切ることで目線を遮りつつ、様子を見守れる工夫がされています。子どもたちと一緒に遊ぶ横で、妻はダイニングテーブルでくつろいでいるとご主人さまも嬉しそうにお話ししてくださいました。

「子どもふたりがそれぞれに、好きなことができるようになりました。広さを確保できたことでおもちゃの収納にもゆとりができて、遊んだら元の場所に戻す、という習慣ができました。」

こだわりと子育てが調和する、愛着のある住まい

マンションリノベーション_子育てLDK_二見奈々絵担当_エントリエ
マンションリノベーション_子育てLDK_二見奈々絵担当_エントリエ

インテリアや仕様にこだわりぬいたYさまご家族邸。大人な雰囲気を感じるリビングに設けた小上がりスペースは、子どもの遊び場や収納として活躍。マグネット壁を取り入れるなど、遊び心も満載です。家族それぞれの「好き」が詰まった、心地よい住まいが完成しました。

「リビングの小上がりもあるのですが、そこをマグネットの壁にしたので遊ぶ方法やアイデアが増えたようです。」

余白を楽しむ、家族と共に変化する住まい

マンションリノベーション_子育てLDK_澤裕太担当_エントリエ

リビングの一角に設けたヌックスペースは、今は小さなお子さんのおもちゃや絵本を楽しむ場所として使われています。将来的には勉強スペースとしても活用できるように設計。お子さんが遊んだり、食べたり、さまざまなことができるリビングですごす時間がぐんと増えたという奥さま。家族のこれからの暮らしを見据えた想いのこもったLDKとなりました。

「リビングで過ごす時間が増えて、基本的にみんな一緒に過ごすようになったなと感じています。」

壁を活かした、子どもたちの成長を見守る住まい

戸建てリノベーション_子育てLDK_小林めぐみ担当_エントリエ

リビングの壁には、お子さまたちの作品を飾れるスペースを設け、家族の思い出が自然と増えていく場所にしたMさまご家族。また、キッチンからリビング全体を見渡せる設計になっており、家事をしながらでも子どもの様子が感じられる安心感があります。暮らしの変化に合わせて収納の使い方も柔軟に変えられるように設計され、長く心地よく過ごせる住まいが完成しました。

「子どもたちの作品を飾ることで、家族の会話も増えました。成長を感じられるのが嬉しいです。」

家族の中心にある、安心感を生む柱

戸建てリノベーション_子育てLDK_澤裕太担当_エントリエ

ご夫婦と3人のお子さまが暮らすI様邸。リビングの中心に据えた1本の柱は、空間をやさしく仕切りながら、家族の気配をほどよく感じられる存在です。お子さまたちはこの柱を使って「おうちごっこ」をしたり、勉強したり、思い思いに過ごしているのだそう。リビングやダイニング、ワークスペースなど、それぞれがちょうどよくゆるやかにつながり、それぞれの時間も、みんなで過ごす時間も大切にできる空間が広がっています。

「家族みんなが自然と集まる場所になりました。柱があることで、空間にメリハリが生まれたと感じています。」

「ムダなもの」を楽しむ | 装飾デザイナーFish Born Chips

革を使った帽子やバッグ、アクセサリーを制作する Fish Born Chips(フィッシュボーンチップス)。ユニークなブランド名の由来は、3人の創業メンバーの頭文字“Y”をつなげると魚の骨のように見えたことから“Fish Born”とし、さらに「フィッシュ&チップス」に語呂を寄せることで親しみやすい名前に仕上げたそう。現在は夫婦で活動し、帽子をメインに、ハンドペイントとハンドクラフトを軸にしたエンターテインメント性あふれる作品を生み出しています。

“ムダなもの”から生まれる豊かさ

活動当初は革のキーホルダーやバッグを制作していましたが、もともと趣味で帽子をカスタムしていたことから、次第に帽子をベースにアートワークを施すようになりました。

Fish Born Chipsが掲げるコンセプトのひとつに、“ムダなもの”という言葉があります。ムダに大きかったり、使い勝手がいいわけではありません。しかし、そんなムダな部分こそが生活や気持ちを豊かにすると考え、あえて日常を“ジャマする”ような作品を作り続けています。

最近、私たちの中でしっくり来ているのが「言い訳をつくってあげる」ということ。普通のファッションや量産品では物足りないけれど、個性的なものを身につける勇気がない。そんなお客さまに言い訳を作ってあげるのが私たちのお仕事。たとえ、ユニークで変わったデザインに何か言ってくる人がいたら『Fish Born Chipsが作ったんだから仕方ない』と堂々と身に付けていただけたら本望です。

大手企業とのコラボレーションが実現するまで

企業とのコラボレーション作品では、有名なキャラクターを1点1点手作業でペイント

現在では、国内外のさまざまな企業とのコラボレーションの機会をいただいています。

幼少期から大好きだったキャラクターとのコラボレーションのお声がけをいただいた時は、それはもう、光栄で感激でした。ただ、はじめはハンドメイド作家として小さくスタートした私たち。大手エンターテインメントブランドとコラボレーションをするには、いくつものハードルがありました。

海外企業とのやりとりの中では、英語が不得意な私たちは、大間違いの英語でデザイン画を提出し、悪戦苦闘したことも(笑)。簡単な道のりではありませんでしたが、大好きな作品やキャラクターとのコラボレーションだったからこそ、乗り越えられたのだと感じています。

Fish Born Chipsの強みはハンドペイントです。そのため、コラボレーションにおいてもこの手法を大切にしています。

ブランドとのコラボレーションでは、個体ごとのわずかな違いも味わいとして受け入れられますが、キャラクターデザインとのコラボレーションでは、一貫した仕上がりが求められます。そのため、一定の品質を保つために、安定したクオリティを維持できるよう、事前に複数のサンプルを制作し、慎重に仕上げています。

お客さまを楽しませられるか、そして自分たちが楽しめるか。

Fish Born Chipsはハンドメイドイベントに出店し、直接お客さまと交流する機会を大切にしています。嬉しいことや心に染みるようなお話は山ほどあるのですが、印象的だったのは、涙を流しながら喜んでくれたお客さまの存在。

デザイナーと握手して涙ぐまれる方や、1点ものが売れてしまって悲しんで泣いてしまう方もいらっしゃいました。最近では、お買い物に来てくださるだけでなく、素敵な差し入れやプレゼントをいただくことも増え、愛をたくさん感じています。

活動を続けて12年。夫婦と子どもたち、そしてこの仕事だけで生計を立てていることに幸せを感じています。今後も“お客さまにどれだけ還元できるか”、“どれだけ楽しんでいただけるか”。そしてそれを私たち自身が楽しめるか、そこに重点を置いて活動していきたいです。

この活動と、ゆとりある生活とのバランスを何十年も継続することこそが、私たちのチャレンジです。そう心掛けていることで、自然と仕事の方から来てくれる気がしています。

Fish Born Chipsのおふたり
Fish Born Chips
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築古物件を長持ちさせるために!外まわりの点検3ポイント

大切なお家を長く安心して暮らせるように

こんにちは、リフォーム専門一級建築士 小林めぐみです。

築古の木造、鉄骨造のご相談を受けている私のもとには、建物の修繕履歴があいまいだったり、外壁や屋根などメンテナンス時期が過ぎてしまっているというお家のご相談も多くあります。

長く住むうちに機を逃してしまうこともありますよね。

築年数の古い物件を長持ちさせるために、私が一番大切だと思うのは「メンテナンス」です。

そこで、今回はお家を長持ちさせるために、確認しておきたい外回りの点検ポイントを3つご紹介していきます。

1、外壁の劣化

外壁材には、サイディングやモルタル、タイルやALCなど様々な種類があります。
まずはご自宅の外壁の種類とその耐用年数とメンテナンス頻度の確認を。メンテナンス時期を過ぎている場合には、一度業者さんに確認してもらうと安心です。

また、目視で分かる範囲では外壁材にクラック(ひび割れ)がないか確認を。

クラックの幅が細く浅いものは経年劣化によって生じる場合が多く、緊急性という点では高くないので慌てずに対応しましょう。写真を撮っておくと経過観察もできるのでおすすめです。

0.3㎜を超える太く深いひび割れの場合には、建物自体に影響を及ぼす可能性が高く緊急性が高いクラックで補修が必要になります。雨水の浸入によって外壁の劣化、構造の腐食のような被害を招かないためにも、早急に点検・メンテナンスが必要になります。
また、窓サッシ周りに斜めに入るひび割れ(開口クラック)も雨水の影響を受けやすく漏水の原因にもなりやすいので一度点検してみて下さい。

外壁の状態については自己判断が難しい場合が多いです。
不安な場合にはこの機会に信頼できる業者さんを探してみることもおすすめです。

2、バルコニー、ベランダや屋上の排水口

ベランダや屋上には雨漏りを防ぐ防水処理はされていますが、プールの様に水を溜める機能はありません。排水口が詰まってしまうと水が溜まってしまい、防水層の劣化を引き起こします。劣化した部分から水が侵入すると雨漏りの原因に。
また、排水口に溜まった土に雑草が生えてしまったり、ルーフドレン(排水口の蓋)が錆びてしまう事も排水口周りの防水層の劣化原因になります。

バルコニーは普段目につかず、屋上はそもそも上がる機会が少ない等、お掃除の機会を逃してしまうお家も多いかと思います。意識的に定期的な点検を心がけてみると、思わぬトラブル、出費を避けることが出来るのでおすすめです。

また、外壁同様に防水も方法により耐用年数も異なりますので、点検・メンテナンスの時期を確認しておく事も大切です。

3、鉄骨階段や手摺の錆

耐久性が高いと言われる鉄も、メンテナンスがいらないわけではありません。

錆はひとたび発生してしまうと広がってしまうもの。

触ると手が汚れる(錆が一部に発生している)状態から、塗装が塊で剝がれて内部から錆が広がっている状態となり、ボロボロ崩れ腐食している状態と、少しずつ時間をかけて進行していきます。

特に築古の鉄骨造物件では、屋外にある階段や手摺が建物まで影響を及ぼしてしまう場合も。状態に合わせたメンテナンスや補修を行う事が建物全体の長持ちのポイントになります。

メンテナンスをおすすめする理由

お身体と同様に、建物もメンテナンスをすることが良い状態を長く保つためには大切です。

定期的な点検をしっかりしておけば、大きなトラブルになる前に対応できます。
長期的に見れば、コストメリットも大きくなります。

今回ご紹介したメンテナンスや確認ポイントが、お家の状態に興味を持つきっかけになればと思います。

お家は財産であると同時に、皆さんの命を守るもの。
安心して暮らしていけるよう定期的なメンテナンスで長持ちさせていきましょう。

【動画版】一級建築士小林めぐみの大規模リノベーション相談室

大規模リノベーションの疑問を解決!みなさまから寄せられる質問に一級建築士の小林めぐみがわかりやすく解説しています。

やさしいあなたへお手紙を #103 – mayamoonからの日々の芽便

やさしいあなたへ
こんにちは!お元気ですか?
こちらは、あっという間に桜が散ってしまい、ちょっとさびしい気分です。
でも、これから私の大好きなモッコウバラ(特にクリームイエロー!)やジャスミンも咲くし、ハーブたちもぐんぐん伸びていきます。
5月の新緑を、毎年桜と同じくらい楽しみにしているので、もうすぐだと思うと嬉しいです。

4月25日から、ジェラートショップLETTERさんで開催する個展「いつか消えてしまう私たちへ」に向けて、絵を描いたり、グッズを作ったりしています。
新作zine「いつか消えてしまう私たちへ」個展用に作りました。絵や言葉のじねの他にも、ミラーやシール、紙もの、そして新しくネイルシールも制作してみました!
どれも少しずつですが、すべて手作りのアイテムたちです。

ほかにも、こっとう市で見つけたガラスや陶器に絵を描いた作品も並びます。
タイミングが合えば、ぜひ遊びに来てくださいね。

場所は、さいたま市の南浦和にあるジェラートショップ「LETTER」さんです。

ではでは、また!
(前髪を切って、なんだかワンコっぽくなった今日このごろです)

Mayamoon 個展「いつか消えてしまう私たちへ」のお知らせ

絵やことばを通して、そっと世界に種をまき続けるMayamoonさん。個展「いつか消えてしまう私たちへ」では、日々の想いを紡いだノートや、心に宿る風景が広がります。どうぞ、あたたかな時間に触れにいらしてください。

【日時】
2025年4月25日(金)、26日(土)、27日(日)、29日(火・祝)
12:00〜17:00(ジェラートは売り切れ次第終了)

【場所】
LETTER ジェラートショップ 2F
埼玉県さいたま市南区文蔵2-25-23
@letter_gelato


特別企画|Tiny Sanctuary 〜内なる色彩の贈り物〜

1対1でゆっくりお話を伺い、インスピレーションをもとに、今の「あなたのサンクチュアリ」を描きます。

  • 【日時】4月25日〜27日、29日
    12:00/13:30/15:30(各回45分・予約制)
  • 【作品サイズ】10×10cm キャンバス
  • 【画材】アクリル画
  • 【価格】6,000円(イベント特別価格)
  • 【申込方法】Googleフォーム または Instagram DM にて受付

オンラインコミュニティ「ノートと種まき」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

ボタンに込める記憶と美 | ボタンブランド sumie

ボタン作家・デザイナーのsumieさんが生み出すボタンは、ただの服のパーツではなく、小さなアートピースのような存在感を放ちます。洋裁家だった祖母の影響を受け、ボタンの世界に惹かれたsumieさんは、アパレル業界での経験を活かし、企業や工場ではできない独自の方法で制作を続けています。

私が服飾資材のデザイナーとして仕事を始めたのは、洋裁家だった祖母の影響から。「全ての工程を終えてその服に合うボタンを選ぶ時が、仕事をしていて一番幸せな瞬間だった」。幼い頃に私にそう話してくれた祖母の名前が、澄江(すみえ)でもあります。

ボタンのデザインをする上で大切にしているのは「素材を活かすこと」。作品には、陶器やガラス、貝などの自然物などさまざまな素材を使用しています。

ガラスボタンの制作現場(工房の風景)より

これらの特徴を活かしながら、アパレル業界で働いた経験を通じて、企業や工場ではできない手法や発想を取り入れています。大量生産では表現しきれない、sumieらしさやアイデアを、ひとつひとつ丁寧に仕上げています。

積み重なる想いと形のこれから

かつてフロイトに関する本を読んだ際、記憶や思い出の儚さや脆さについて考え、それをボタンという形に染み込ませたいと考えていた時期がありました。

その影響は今も続いていますが、最近では「いろいろを乗せすぎず、軽やかに制作するスタイル」にも憧れを感じています。現在は、日本の伝統芸能のひとつ「能」に興味を持つようになりました。京都に移住してから能面を作るお教室に通っているので、近々、木材を使った1点もののボタンを制作しようと計画しています。

また、2025年3月には「リペアの庭」というイベントを開催しました。

洋服のお直し屋さんやキルト作家さんとともに、衣服を修繕しながら長く着続ける文化を提案する企画です。この活動を続けることで、ボタンの付け替えという習慣をより広めていきたいと考えています。

イベント当日の様子

自分の日常の延長にあったものや、ずっと大事にしてきたものに対して、いろいろな方に共感していただける機会や手応えが増えてきたように感じています。自分が本当に欲しいもの・作りたいものが何かを掘り下げて、より一層、自分に正直に制作したいです。

イベントのお知らせ – memememe múm POP UP SHOP

sumieさんのボタンや作品を実際に手に取れる貴重な機会がやってきます。一点もののボタンを探している方、sumieさんのものづくりに興味がある方は、ぜひ足を運んでみてください。

memememe múm (メメメメムーム) POP UP SHOP

開催日
2025年5月15日(木)〜18日(日) 11:00-15:00
場所
宮城県仙台市 OEK(大江家・仙台市上杉)
お問い合わせ
Instagram DM @mememememum
販売形式
店舗販売に加えて会期終了後、準備期間を経てonlineshopに移動。1週間ほどオープン予定。

sumieさんの作品が並ぶ、この特別な4日間をお見逃しなく!

sumie
Instagram
WEB
ONLINE SHOP
リペアの庭

暮らしにフィットするキッチンをつくろう! キッチン事例(前編) – リノベをマナブ。 #104

料理をするだけじゃない。家族と話したり、ひと息ついたり。キッチンには、それぞれの家族の時間が流れています。エントリエで手がけた、キッチンリノベーションは間取り、かたちも、選んだもの、すべてがお客さまの声からうまれました。

あなたなら、どんなキッチンで、どんな時間を過ごしたいですか?

ひとつに整う、みんなで楽しむキッチン

L型キッチン×カウンターで、自分たちらしい暮らしをかたちに

お気に入りポイントのご紹介
「とにかく、表にものが出てごちゃごちゃしているのがいやだったんです」という奥さま。収納家具は置かず、造作のカウンター下に、食器やゴミ箱を収納できるようにしました。広くなったキッチンでは、姪っ子たちと一緒にハンバーグを作るなど、みんなで料理を楽しむ時間も増えたそうです。

事例はこちら▶︎

ひとつながりの空間で、それぞれのお気に入りに

リビングからの見え方を意識して、腰壁と薄型カウンターにこだわりました
回遊できる動線の一つとしてキッチンが存在しています

お気に入りポイントのご紹介
「キッチンの乾燥機ですね。収納スペースを減らさずに設置できて助かっています」という奥さま。食洗機ではなく、自分たちの暮らしを考えた上で乾燥機を選択しました。洗い物の負担を減らし、家事のストレスを軽くしました。ご主人は「リビングが特に気に入っています」と話します。テレビを見たり、キッチンやワークスペースへ自由に行き来したり。猫も一緒にくつろぐ、ワンルームのような一体感が、自然なつながりを生んでいます。

事例はこちら▶︎

コレクションも、キッチンの一部

アイランドキッチンと背面棚で、好きなものを見せる場所に

お気に入りポイントのご紹介
「(聖蹟桜ヶ丘の)モデルルームを見たときに『これ、いいな』と思って、近いイメージでお願いしました」という奥さま。実際に見て体感した広さやデザインを参考に、アイランドキッチンと背面棚を設け、限られたスペースでも圧迫感のない開放的な空間に。「オープンな収納のおかげで、ものを探すことがなくなりました」。コレクションを楽しみながら心地よく暮らせる場所になりました。

事例はこちら▶︎

親子をつなぐ、ひとつのキッチン

お気に入りポイントのご紹介
「家を建てたときは母世帯と私たち世帯でキッチンを分けるのが必須だったけれど、母も年を重ねて料理の頻度が減ったので、今はキッチンをひとつにまとめました」という奥さま。2人で使ってもゆったり過ごせるよう、広さと動線に配慮した設計にしています。

事例はこちら▶︎

使いやすさと心地よさを

寝室だった空間が、家族の集まるキッチンに

お気に入りポイントのご紹介
「キッチンカウンターもお気に入りです。寝室だった場所がキッチンになり、カフェみたいな雰囲気が出ました」という奥さま。見た目だけでなく、使いやすさにもこだわり、“見渡せる開放感”も手に入れました。ご主人も「キッチン周りが一番気に入っています」と話します。コンロの隣に設けたカウンターが、配膳や食器置きにちょうどよく、使い勝手が大きく向上したといいます。

事例はこちら▶︎

好きなかたちを、まっすぐに選ぶ

無駄を削ぎ落とし、やりたいかたちを貫いたキッチン

お気に入りポイントのご紹介
「アイランドキッチンって、すごく場所を取るから、うちは無理だろうなと思ってたんです」という奥さま。
迷いながらも、好きなスタイルを諦めずに選び、収納量にもこだわったキッチンに仕上げました。
背面にはカップボードをあえて置かず、白いタイルが際立つすっきりとした空間に。「やりたいと思ったものをドーンと入れて、無駄をなくしてよかったなって思っています」と振り返ります。

事例はこちら▶︎

終わりに

同じ「キッチン」という空間でも、選ぶもの、形にするものは家族それぞれ。その違いこそが、毎日の暮らしをぐっと心地よくしてくれるヒントであるということを感じました。

次回も、リノベで生まれたキッチンのかたちをご紹介します。どうぞお楽しみに。

やさしいあなたへお手紙を #102 – mayamoonからの日々の芽便

やさしいあなたへ
こんにちは!お元気ですか?
4月になり、春休み中のめいっ子(こ)が遊びに来ました。前回、夏休みに来たときは、寝るときに「ママ…」とシクシク泣いていたので、今回はどうかなーと思っていたけど、慣れたみたいで大丈夫。
私が使っている「ことばおみくじ」が大好きなので、自分でも作っていました。
その名も「ラブリーみくじ」※愛のみくじ、私は【れんあいはむいていないであろう!】とのことです。笑
他にも、折り本(1本の紙をちぎって1冊の冊子(zine)にする)を教えて、一緒に作りました!
何かテーマを決めて1冊つくるといいよ!と言ったら、タイトルが「マヤムーンとの1日」…笑
今日やったことをおもしろおかしく、すごい熱量で書いていました。
ずっとあこがれていたブタメンというカップラーメンを食べたり、
100円ショップで思う存分買いものをしたり、お菓子作りをしたり、お風呂屋さんへ行ったり。もりもりでした。
私はめちゃくちゃつかれた…でも、遊びに来た時はすべての願いを叶えてあげます。
ではでは、また来週
Mayamoon より

 

オンラインコミュニティ「ノートと種まきして」

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外壁塗装、いよいよ本塗りへ! 仕上げの現場から、こんにちは。

こんにちは! ゆーさんです。

今日は、前回のお伝えした外壁塗装工事の下塗りの続き、「本塗り」の作業をご紹介していきます。

昨日までの工事

まずは足場を設営し、高圧洗浄と養生、下塗りまで完了しました。
ここからいよいよ、中塗りと上塗りに進んでいきます。

外壁の塗装

外壁を塗り進めています。ムラなく、しっかりと仕上げていきます。

ケラバ・破風板の塗装

ケラバ・破風板(はふいた)とは、屋根の端の部分にある部材をさします。ケラバは、屋根の斜めになっている側面の端(外側)を指し、破風板は、そのケラバ部分に取り付けられている板のことです。

細かいところまで丁寧に手作業で塗っていきます。

雨樋の塗装

もちろん、雨樋も忘れずに。外壁と色を合わせるために、きれいに塗装していきます。

庇(ひさし)の塗装

玄関や窓の上にある小さな屋根「庇」も、しっかり塗り直します。細かいパーツも丁寧に。

水切りの塗装

外壁の下の方にある金属の帯のような部分を「水切り」と呼びます。こちらも、きれいに塗って仕上げていきます。

まとめ

思っている以上に、家というのは細かな凸凹の集まりですね。ケラバや破風板、庇、水切りといった部材は、どれも家を守るために必要不可欠な存在。ひとつひとつにしっかりと意味があり、丁寧に仕上げることで家全体の耐久性と美しさが保たれます。

作業は、夏で天気が不安定な時期に行いました。天候を見ながら、熱中症にも気をつけつつ進めています。

よかったらまた読みに来てくださいね。

やさしいあなたへお手紙を #101 – mayamoonからの日々の芽便

やさしいあなたへ
こんにちは!4月がスタートし、新年度を迎えて環境が変わった人も多いかもしれませんね。
私は相変わらずの毎日を過ごしています。

先日、鳩サブレーで有名な豊島屋が運営するパーラー扉に行ってきました。
1階にはパン屋さんと和菓子屋さんがあり、パーラーは3階(?)に。レトロな雰囲気が素敵で、お店のスタッフの制服はクリームレモン色。さらに、アイスクリームにも鳩サブレーが乗っていて、とても可愛かったです!

友人と一緒に日替わりランチの2食をいただくことができて、ラッキーなひとときでした。
豊島屋本店のグッズも、もちろんみに行きました!
昔レターセットを買ったことがあって、とてもかわいかったのですが、今回は見当たりませんでした。うちの冷蔵庫にずっと貼ってあるマグネットもなくなっていて、どうやらグッズのラインナップが結構入れ替わっているようです。

今週のお出かけは、まるで豊島屋のまわしもののようでした(笑)。

春の陽気を楽しみながら、また来週お便りしますね!

 

オンラインコミュニティ「ノートと種まきして」

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わたしのために、あなたのために。《4月の占い付コラム》Byイルマーヤ

こんにちは。イルマーヤです。

4月です。新しい生活をスタートする方、そして新しい生活を応援する方もいらっしゃるかと思います。道端や公園の雰囲気からも、希望と少しの緊張感を感じます。新しいランドセルや、新しい自転車を見かけると、「がんばれー!」と心の中でエールを送ります。

そんな新しい季節、「誰かのためになりたい」「誰かの役に立つために」っていう気持ちも生まれてきませんか?

最近、日記を書いていて気づいたのですが、わたし自身も「誰かのためにできること」を考える時間が増えていました。その気持ちがどこから生まれるのか、どうしたら実際に行動に移せるのか……そんなことを考えながら、今回は「誰かのためにできること」について書いていきたいと思います!

その前に4月の占いをチェックしたい方はこちらをクリック

夫婦の10年日記と自分のノート

恥ずかしながら、最近「去年はどうしてたっけ?」みたいなことが増えてきました。去年のことならまだしも、先月のことも怪しいので、夫と一緒に10年日記を始めることに。お揃いの日記帳を買って、毎晩「今日書いた?」と声を掛け合って書いています。お互いに見せることはないのですが、いつか読み返した時に同じ出来事について、わたし目線と夫目線での表現や受け止め方の違いを楽しみたいです。

せっかくの日記を書く時間。欲張りなわたしはもうひとつ、自分用の日記に「今日のわたしへ伝えたいこと」を書くことにしました。

今日のわたしに伝えたいこと

3月のコラムのイラストに「自分のことを親友のように大切に思うこと」と書きました。

常々自分のことを大切にしたい、と思いつつも、実際には難しいものです。特に、わたしは子どものことになると「自分のせいかもしれない」と、冷静ならあり得ないような理由をこじつけてまで自分を責めてしまうことがあります。

そんな思考の癖を持つわたしに向けたメッセージ。「今日のわたしのために何を書こう?」と考える時には、大切な親友にだったらどんな言葉が良いだろうと想像します。

「大切な人たちには、心から安らいでいてほしい」。

その想いを自分に向けてみることが、自分を大切にする、ということに繋がるのではないかと思います。

どうしても言葉が浮かばない時には「今日、どうだった?」と自分に問いかけてみます。すると、「こんなことがあった」「こう思った」と気持ちが出てくる。そこに、「今日もお疲れさま」と一言添えるだけで、自分を労う時間になります。

わたしのためには誰かのために

「誰かのためになりたい」「役に立ちたい」と思う方も多いのではないでしょうか? わたしもこのコラムが、誰かの心を少しでも軽くし、毎月のお楽しみになったら嬉しいな、と思いながら書いています。

誰かの役に立てたと感じた時の喜びは格別です。この世に自分が存在する意義を感じるからかもしれませんね。でも「誰かのために」を叶えるためには、まず自分のことを大切にすることが大事。「わたしのため」は「誰かのため」に繋がるのです。

「わたしのために、何ができるだろう?」

そう考えた時に、まずは自分の心と体をいたわることをしたいな、と思いました。体に良いものを食べて、朝日を浴びて、1日の終わりに優しい言葉をかける。

そうやって癒されたわたしは、誰かのために癒しの言葉を綴ったり、癒しの時間を作り出せるのかもしれません。そうやって優しさの輪が広がって、世界が少しずつ良くなることを願っています。

全体運:4月、自分の声をちゃんと聴く!

3月の終わりごろ、目に見えない世界や潜在的な意識、神秘的なものを象徴する海王星が魚座から牡羊座のエリアに移動しました。この天体の動きにより、私たちを取り巻く意識が変わっていきます。

4月はまだ、その雰囲気をしっかり感じることは難しいかもしれません。しかし、少しずつ、あなた自身にも変化があることを実感していくでしょう。

そんな個々の意識の変化を後押しするかのように、逆行して魚座に戻っていた金星と水星も4月には巡行にもどります。これにより、過去の経験や思いを振り返りながら、それぞれのペースに合わせて、必要な改革が進んでいきます。

自分を信じて、心の声に耳を傾けましょう。

13日には、天秤座で満月を迎えます。この満月のテーマは「物事を感じ、洞察する力」。まずは事実を確認し、それに対してどんな感情を抱くのかを分析して、客観的に観察するようなイメージです。マインドフルな時間を意識して、「今、この瞬間に何を感じているか」を丁寧に味わってみましょう。変化を受け入れるためには、まず「今を感じる」ことが大切です。

28日は牡牛座での新月です。この新月のテーマは、「未来を見据えた準備」。たとえば、夏休みのプランを立てて予約を入れたり、次の冬に向けてブランケットを編む準備をしたりするような、楽しい計画を立てるのにぴったりなタイミングです。。「こんなことをしたら楽しいかも!」というアイデアをたくさん見つけてみてくださいね。

ちょっとしたことをメモしておくと、見逃しそうな自分の意識の変化を実感できそうです。

そこで今回は、12星座別におすすめの「日記のテーマ」を書いてみました。思いついた時にやってみてくださいね!

♈ おひつじ座

牡羊座のイラスト

気になっていたことをクリアにする機会がありそうです。過去のことだと諦めていたこともスッキリ。清々しい気持ちで新年度のスタートになるでしょう。仕事帰りに立ち寄りたい素敵な場所や、帰宅後に自分を労わる時間など、あなたに優しい時間と場所が見つかります。
●おすすめ日記テーマ:天気や気温

♉ おうし座

おうし座のイラスト

前半は停滞感を感じるかもしれませんが、後半からは行動力に溢れるでしょう。もっと実力をつけなければ踏み出せないと思っていることに対して、すでにあなたが持っている力でトライできることに気づきます。やるべきこともクリアになっていくので、迷いもなくなりそうです。
●おすすめ日記テーマ:優しさを感じたこと

♊ ふたご座

ふたご座のイラスト

「このままでいいのかな?」と漠然とした不安に揺さぶられることがあるかもしれませんが、ひとつずつ確認をしていくことで足元をしっかり固めて進んでいきます。後半は環境や周りの人たちのサポートが手伝って、心地よいスピード感で物事が進んでいくでしょう。
●おすすめ日記テーマ:SNSで見つけた新しいこと

♋ かに座

蟹座のイラスト

タスクが重なり、混乱していた方は落ち着きを取り戻してきます。内側であたためてきたことや頑張ってきたことを発揮する場面がありそうです。報酬や賞賛など、目に見える形での成果を手にする方も。後半は自分へのご褒美や癒しの時間を大切に過ごしましょう。
●おすすめ日記テーマ:ゲームのスコア

♌ しし座

しし座のイラスト

もう終わったことだからと、諦めていたことにもう一度チャレンジする機会が訪れそうです。後半はやる気や行動力がグングン湧いてきて、やりたいことに全力注入できます。水面下の動きも手伝い、思っている以上に物事の進展や成果も期待できるでしょう。

●おすすめ日記テーマ:素敵だと思ったこと

♍ おとめ座

おとめ座のイラスト

長い間モヤモヤしていた人間関係のザワつきがようやく落ち着いてくる時期です。心地よい信頼関係の糸口は自分自身を大切にすること。「よく頑張ってきたね。おつかれ!」と過去の自分に労いの言葉をかけてみましょう。絡まった思いが解けていきます。思いがけないところからの朗報もありそうです。
●おすすめ日記テーマ:懐かしさを感じたこと

♎ てんびん座

てんびん座のイラスト

ひとりで頑張ってきたことに共感してくれる仲間ができそうです。チームワークで目標に向かう面白さを味わうでしょう。また、より快適な日々になるようにプライベート面を改善する機会があります。以前は挫折して続かなかった健康的な習慣に再度トライしてみるのもいいかも。
●おすすめ日記テーマ:気になった音楽のこと

♏ さそり座

メイクやファッションなど、自分のスタイルを変えてみたいという気分になりそうです。「他人から見た自分」よりも「なりたい自分」を目指してみましょう。また、好奇心が膨らみ、探求心が広がります。ライフワークとして、やりがいや生きがいに繋げていくことになります。

●おすすめ日記テーマ:今日食べたもの

♐ いて座

いて座のイラスト

自由に過ごしていたつもりだったのに、意外なことから「何か」に縛られていることに気づきそうです。ただ、気づいた時から手放しは始まるので、後半にはスッキリします。「なんだそういうことか」と楽な気持ちで、いて座さんが本来持つ広い視野を取り戻すことができるでしょう。
●おすすめ日記テーマ:今日のファッション

♑ やぎ座

やぎ座のイラスト

あの人のことを考えるのはちょっと重いな、と思っていた人との関係がスッキリします。重く感じる原因はいろいろあるかもしれませんが、ちょうど良い距離感でサポートしあえる心地よい関係に落ち着いていくでしょう。そのことで、他の人との関係性も開けて、明るい道筋が見えそうです。
●おすすめ日記テーマ:気分と体調

♒ みずがめ座

みずがめ座のイラスト

前半は忙しく、あれこれ考えることも多そうです。そんな中でも生活リズムや習慣の見直しが進みます。体調も整っていくでしょう。また、仕事面でもタスクの見直しや整理をするタイミングになりそうです。中旬以降は、頑張った成果として目にみえる形での報酬やご褒美が期待できます。

●おすすめ日記テーマ:本やドラマの感想

♓ うお座

うお座のイラスト

何かを作ってみたいとか、表現してみたいという情熱がクライマックスを迎えます。後半、今までは自分の中で満足していたけれど、誰かにみてほしい、他人のために役立てたいという気持ちが生まれてきそうです。今頑張っていることが、自分自身の大切なアイデンティティに繋がっていくでしょう。

●おすすめ日記テーマ:美味しかったもの

お楽しみいただけたでしょうか? 今月も皆さまが心地よい暮らしができますように。

またお会いしましょう!

灯りをきりとる

我が家のリビングの照明。なるべく点光源を減らして柔らかい光が広がるように、メインの灯りは間接照明を計画しました。

ダイニングで食事をしたり作業をする時はペンダントライトを照らして手元の照度を整えています。

他にも、ブラケットライト(壁付)やスポットライトを採用したので、気分でインテリアを照らしたりできるように工夫しています。

夜は壁を照らしたりしながら、少し暗めで落ち着いた空間にするのがお気に入りです。

ルームツアー

sevenのお部屋を紹介するルームツアーを行いました!

お部屋の全体を動画でご覧いただけます。

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《2025年4月20日(日)》『私らしさを作る、灯りと服展』〜Heartfelt Tea Time 〜 at entrie times ebisu

■ イベント概要

エントリエでは、暮らしを楽しむためのリノベーションだけでなく、日々を彩るアイテムとの出会いも大切にしています。今回、そんな「私らしさ」を形づくる二つのブランドとともに、灯りと服に焦点を当てたPOP UPイベントを開催します。

あたたかな灯りと、お気に入りの一着。それは、日々の何気ない時間を特別にしてくれるもの。

イベントでは、北欧ヴィンテージランプを扱う スーホルムランプ専門店 soon と、こだわりのワンピースを展開する bou.design のアイテムが並びます。ぜひ、特別なひとときを見つけにいらしてください。

■ イベントについて

日時:2025年4月20日(日) 10:30〜18:00

会場:entrie times ebisu(エントリエ)
東京都渋谷区恵比寿南1丁目11-12
The HONDA ARMS 101

アクセス
・JR山手線 恵比寿駅 徒歩3分
・東京メトロ日比谷線 恵比寿駅 徒歩2分
・東急東横線 代官山駅 徒歩8分

出店ブランド
・スーホルムランプ専門店 soon@soholm_lamp_soon
・パフスリーブのお店 bou.design@__bou.design

支払い方法
soon:現金・クレジットカード
bou.design:クレジットカード・PayPay

■ 出店ブランドについて

心を照らす、スーホルムランプ専門店 soon

デンマークの老舗陶器ブランド『soholm(スーホルム)』で生まれたランプは、滑らかな曲線と独特の三角鱗模様が特徴。その柔らかな光は、空間に温もりを加え、何気ない日常を少しだけ特別なものにしてくれます。

「soon」では、ヴィンテージランプの魅力を伝えながら、シェードの組み合わせや、ランプに合うインテリアコーディネートについても提案。新たな灯りを迎え入れることで、自分だけの落ち着く空間をつくる楽しみを、ぜひ体験してください。

Instagram スーホルムランプ専門店 soon @soholm_lamp_soon

纏うだけで気持ちが弾む、bou.designのワンピース

「私がワタシを作る服」をコンセプトに、店主の好きなパフスリーブが特徴のオリジナルワンピースを展開する「bou.design」。

イベント限定の新作ブロックプリントセットアップやワンピースが注目!
リネンワンピースの受注会は今季ラストイベントとなります。試着しながら、ぴったりの一着を見つけることができます!

「試着して選びたい」「お気に入りの一着を見つけたい」という方にとって、貴重な機会です。生地の風合いやシルエットを直接確かめながら、自分に合う一枚を探してください。

パフスリーブのお店 bou.design @__bou.design

ご来場の皆さまへ

・会場内では靴を脱ぎ、スリッパをご利用いただきます。
・新商品やイベント特典も用意しております。詳細は、各ブランドのInstagramをチェックしてください。

お気に入りの灯りと服に出会い、自分らしい暮らしを考えるひとときを。
皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。

掘りがいがありすぎる、大人のまち 横浜・野毛編 #41

SABOTENSのお散歩、今回は横浜・桜木町〜野毛です。商業施設が立ち並び、海の向こうに観覧車やランドマークタワーが見える桜木町駅前。昭和の風情漂う飲み屋がひしめく野毛の飲み屋街。少し歩くごとにガラリと雰囲気の変わる、大人文化のるつぼでした。

駅前にいきなり海と船!桜木町駅前

村田:まちのミカタ、今回は横浜です!JR桜木町の駅前からスタートです。

藤田:横浜、あんまり来る機会がないから、今日は楽しみ。

駅前から、まずはみなとみらい方面へ。駅前広場から海の向こうの商業施設をロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマエアキャビン)」が結んでいたり、観覧車や商業施設が見えたりと、テーマパーク感が漂います。
駅のすぐそばでは、大きな船が停泊していました。

村田:1930年に作られた「帆船日本丸」だって!

細野:あらためて見ると迫力があるな。

藤田:すごいね! 映画の『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウばりに、船の上に立ってみたい。

村田:あの音楽が脳内で流れてくる……

船のすぐそばでは、パイレーツ・オブ・カリビアンのBGM……ではなく、ダンス音楽を流してTikTokかなにかの撮影に興じる女の子たちがいました。

日本丸のほど近くに、機関車の車輪のような大きな機械が展示されていました。調べてみたところ、かつてこのあたりの造船所で使われた、アメリカ製のエアーコンプレッサーだとか。
このエリアの歴史を物語るものに次々と出会った後は、駅を挟んで、海とは反対側に進んでいくことにします。

村田:桜木町駅近くはキラキラデートスポットっていう感じだけど、歩いてすぐの場所に、野毛の飲み屋街。もう少し行ったところにある日ノ出町駅は、駅前に場外馬券場とかストリップ劇場があって。ちょっと歩くだけでガラッと雰囲気が変わるのが楽しいね。

藤田:いいね!野毛の飲み屋街、行ってみたいな。

村田:行こう行こう。

車道の上を覆うネットに、ふと目が留まるSABOTENS。

ネットの下には車が通っていました

藤田:見て、下の道路に人が落ちないようにカバーされてるのかな。

村田:人が落ちない代わりに、石とかペットボトルとか色んなもんが落ちてるね。

藤田:猫だったらこのネットの上を歩けるかも。でも超怖がるだろうけど。

村田:最初のうちはしばらくじーっとして、様子を見てるだろうね。

藤田:大きい音が苦手だから、車の音でびっくりしちゃいそう。想像するだけで、やっぱりかわいそう……。

※車道を覆うネットは、主に落石防護や動物の横断支援などの目的で設置されるそうです。落石から車道を守るためのものや、野生動物が安全に移動できるように設置されているのだとか。

村田:「おかげさまと生かされ ありがとうと生きる」。

藤田:大事なところに点が打ってあるね。

細野:ルビまで振ってある。

村田:生きていることに日々感謝ですな。

村田:あ、「グリフィン」だ。前に横浜を散歩していて思ったんだけど、横浜、「グリフィン」っていうマンションをいたるところで見かけるんだよね。書体がインパクト満点。

藤田:そういえばハリー・ポッターに「グリフィンドール」って出てきたよね。

細野:寮の名前だよね。

村田:前に亀有をお散歩した時、「グリフィンドール」って書かれたトレーナー買ったことあったな。あったかくて、毛玉ができるまでヘビロテしたよ。

https://entrie.net/wp-content/uploads/2020/03/pic25-1.jpg
買い物魂に火がついた、まちのミカタ #05 亀有編

藤田:見て、不思議な水道がある。

村田:何も植えられてない植木鉢もある。

藤田:RPGの「聖なる泉」みたいだ。

村田:ひねったら何が出てくるんだろう。

崖の上にある「野毛山不動尊」

しばらく歩いていくと、道の向こうに「成田山」と書かれた赤い旗が見えます。

藤田:あ、「成田山」だって!

村田:行こう、行こう!

藤田:行ってみよう!

細野:横浜って急に崖があるね。

村田:桜木町駅前の風景から想像つかないけど、意外とアップダウンがあるよね。まちのすぐそばに山があるなんて。

「成田山横浜別院延命院(神奈川県横浜市西区宮崎町30)」は千葉にある成田山の横浜別院で、「野毛山不動尊」という通称でも親しまれています。崖を利用した境内が特徴的。入口脇の階段をひたすら上り、高台にある境内を目指します。

階段の踊り場から、ひしめくビル街を見渡せます。眼下の家並みを見ながら、「三角形の空き地、どんな家が建つんだろう」「あのおうち、地上げされないか心配」など、勝手な妄想が膨らむSABOTENS。

さらに階段を登っていくと、お線香の香りが。ようやく境内にたどり着きました。お参りを済ませた後、おみくじを引きます。

藤田:うわっ!

細野:はっ!

藤田:がーん、「凶」……。

村田:今まで「凶」ってあまりなかったよね。

藤田:「このみくじにあう人は 能力ありながら時流に合わせず 自分の才智のみで世に処すれば却って禍いが生じる」だって。

村田:でも「神仏を信じ 慎み深ければ その才能が認められ 幸せの途も開ける」って!完全に悪くはないよ。

細野:才能はあるって言われてるし!

村田:私は……「半吉」。「正しくよい心を持ちながら 万事意に任せないが 神仏を信じ 身を慎み 時節を待てば 今を底としやがて幸せが与えられる」。なかなか手厳しいけど、よろしくお願いします!

村田:ゆきえちゃんは……お、いい文字がチラ見えした!

細野:大吉だ!

藤田村田:よかったね!

細野:でもアドバイスが、ざっくり……(笑)

村田:恋愛よし。縁談よし。売買よし。確かにざっくりしてる(笑)。「世の為 人の為 心して努めれば 幸せな一生となる」。これは嬉しい!

藤田:みんな色々あるけど、健康に気をつけて。無理せずに。心と体が元気だったらどうにかなるから。

細野:ほんとだよ。

お線香をお供えしたり、お地蔵様にお祈りしたりと、それぞれの平安と幸せを祈願しました。ちなみに野毛山不動尊では、境内のバリアフリー化のため、エレベーターの設置も進んでいるんだとか。

エレベーターホールの上の方に、まるで横浜のまちを見渡すように飾られているオレンジの物体は、不動明王像?

これは完成後に実物を見てみたいぞ。

ひしめく野毛の酒場に目移り

野毛山不動尊を後にした一行は、飲み屋が連なる野毛のまちへと繰り出します。

村田:野毛山不動尊、崖の上にある面白い場所だったな。

藤田:登ったり降りたりと、地形がすごかったね。

藤田:このへんのまちの雰囲気、いいね。福岡の中洲のあたりを思い出すな。あの看板のふぐ、かわいい!

村田:カネノナルキもたくさん。

藤田:「金」が増殖してるんだよ。

村田:金運パワーをいただこう。

野毛の飲み屋街の一角に、雰囲気のあるお菓子屋さんを発見しました。

御菓子司 もみぢ(横浜市中区野毛町2丁目64)

店頭には、ご近所の子どもたちが作ったのか、かわいい「せんでんポスター」が貼られていました。

藤田:かわいい!

村田:「ぼくたちはにしむらさんのねりきりがだいすきです」だって。

細野:ねりきりがあるんだ。

藤田:買っていこうかな。

野毛の老舗和菓子店「御菓子司もみぢ」さん。お団子やねりきり、おまんじゅうなどの和菓子を販売されています。吸い寄せられるように入店し、草餅を購入。もっちり歯ごたえがあり、優しい味のあんが美味しい!

細野:御菓子、美味しい!

村田:ほんと、美味しい!

藤田:「頑張ってね」ってご主人に言ってもらえたよ。優しい。

村田:優しい。建物の雰囲気も素敵だったね。

村田:飲み屋さんがどこまでもあるね。

藤田:美味しそうなお店ばっかり。

村田:おでんにジビエにおにぎりにラーメンに……毎日どこかに通っても回りきれなそうなくらい、店がある。

藤田:あ、演歌が流れてる。……え、店からじゃなくて、道のスピーカーから流れてるよ!野毛の公式放送なのかな(笑)

飲み屋街をしばらく進んでいくと、大岡川という川に沿うように建っている「都橋商店街ビル」が現れました。

「夕闇に包まれる頃、大岡川の水面に仄かな灯りを落とすこの建物」という趣あるフレーズとともに始まる看板によれば、1964年の東京オリンピックの開催に合わせ、露天商を収容するために道路を活用して建てられたビルだそう。

藤田:うわ、めちゃくちゃいいね!1階にも2階にもお店があるんだ。

村田:前にこの中の一軒のお店に入ったことあるけど、美味しかった!

村田:見て。ビルの向かいに、演歌歌手の方のポスターが貼られているよ。

藤田:いいねえ!

村田:「今宵、アンタと…」「雨のバル」。このまちの雰囲気にぴったりな曲名だ。

人情や情愛の詰まった演歌は、このまちで繰り広げられる様々な人間模様を歌い上げているのでしょうか。

横浜の出版社「星羊社」の直売所

路地という路地に酒場がひしめく野毛のまちの一角にあるのが、「星羊社 stockroom NOGE」。横浜を拠点に、地域の魅力が詰まった本やオリジナル雑貨を作るご家族二人の出版社「星羊社」さんは以前マガジン内でもインタビューをさせていただきました(記事はこちら)。ここ星羊社 stockroom NOGEは、倉庫兼直売所です。

店頭には、星羊社の刊行本やオリジナル雑貨を始め、星羊社のお二人が選んだ書籍や民芸品、手作り作品などが並びます。

一つ一つ時間をかけて、各地の職人さんと丁寧にやり取りしながら作った雑貨は、見た目だけでなく使い心地も抜群。筆者・村田も、グラスや入浴剤など日々の生活の中で愛用しております。
3人それぞれ、本や雑貨などを購入。閉店間際に関わらず快くご対応いただき、ありがとうございました!
お店を後にしようとしたところ、星羊社・成田さんから、「近所のお店の裏手に時々、あやこさんちの猫に似た猫がいますよ」という貴重なタレコミ情報。お散歩のラストに、猫に会いに行ってみることにしました。

藤田:素敵なお店だったね。

村田:星羊社さんとは、横浜で飲んだことがあるんだけど、いつも呑兵衛の心をくすぐるようないい酒場に連れて行っていただけて。楽しかったな。

細野:ありがたい猫情報もいただけたね。

村田:……あ、見て、教えていただいた場所に猫のものらしきお皿がある!

藤田:爪とぎグッズまである。

村田:お皿と爪とぎが、傘で守られてるね。猫のための場所だ。

細野:優しさを感じる。

藤田:今日は猫、いないみたいだね。寒いもんな。

村田:どこかであったまってるといいな。

細野:いつか会えるといいね〜。

日ノ出町駅前のストリップ劇場を前に、お散歩終了。桜木町駅前のきらびやかな感じから、崖の上の成田山、路地という路地に酒場がひしめく野毛の飲み屋街。見どころがぎゅっとつまりすぎた、大人な散歩でした。

村田:この辺で住むとしたら、どういうところがいい?

藤田:……オートロックがちゃんとしたマンションに住みたいな(笑)。

村田:確かに……酔っ払いがふらふらと入ってこないようにしないとね(笑)。成田山みたいな見晴らしいいところもいいかも。

細野:掘りがいのあるまちだったね。

本日の一コマ漫画

イラスト/藤田 泰実(落ちもん写真収集家)

こころに残る横浜・野毛の風景

村田のミカタ:かわいい!サボテンのディスプレイ
藤田のミカタ:上手い事言っているけど、一体何の店が全く分からない謎の店

香りも楽しめる灯り #77

こんにちは。

いきなり夏日になったり、冬日になったり忙しい日々ですが、皆様体調大丈夫でしょうか?

新居も足場が外れて、いよいよ内装の本格的な工事へと移行しております。

そんな今回は、私が新居に使う照明としてセレクトした商品の中でも、特別お気に入りにの照明をご紹介。

IPPAという“「木彫と寄り添う新たな暮らし」を創造するクリエイター”さんたちがつくるブランドの商品で、もう見た瞬間一目惚れでした。

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こちら壁に付けるブラケットライトなんですが、

1点1点職人さんによる手彫りで、完成まで2ヶ月ほど。

2枚分の分厚いクスの板に雲の彫刻が施され、雲の影が壁に映ります。

井波彫刻の代表的なモチーフである雲の傘が付いたブラケットです。

富山県の井波彫刻という文化を、私は知らなかったのですが、公式HPには以下のように解説がありました。

富山県南砺市井波地域は

国の伝統工芸品「井波彫刻」で知られる

日本一の木彫刻の産地です。

井波の中心、名刹・井波別院瑞泉寺の

火災・消失をきっかけに京都東本願寺より

御用彫刻師・前川三四郎を招聘、地元宮大工が

その技術を継承したことがはじまりです。

その後、社寺建築彫刻にとどまらず、住宅欄間を

はじめとする様々な建築彫刻を手がけてきました。

IPPA 〜井派〜 Philosophy より引用

伝統を今の形にフィットするように生み出されたプロダクトは、他にもペンダントランプやフック、手すりなどさまざま。

そして、何よりこのプロダクトの副産物?的なものが香り!

完成したランプを収納されている箱を開けた瞬間、クスの良い香りがフワーっと。

天然のアロマです。

電球を入れるソケット部分からも良い香りです。

この厚み!

完成までの長い時間と手間を想うと、本当に大切にしようという気持ちになります。

我が家は玄関に入ってすぐの壁に付ける予定ですので、日々、天然素材の香りや質感を楽しみたいと思います!

今回紹介した作家さん
IPPA
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☑ WEB

マメヅタカズラからやっと根が生えてきた – 鴨home 17羽目

昨年の11月、エントリエにお邪魔した際、お裾分けいただいたマメヅタカズラ。

入り口のドア右横に飾ってあるのが、マメヅタカズラ。

植物の茎や枝を水に挿して発根させる”水挿し”をしてから植え替えると、立派に育つらしい。茎の途中で切り、数本ありがたくいただいて変えることにした。

ところが家に迎え、冬の間じっと待っていたけれど、なかなか発根しない。もしかしたら育て方を間違えたのかもしれない! 水を変えるたびに「今日はどうだ…?」と目を凝らすも、何も変化がないことに落胆する日々。これはもう、見守るというより、監視に近い。

けれどそんな心配をよそに、マメヅタカズラは春に向けてしっかりと準備をしていたらしい。最近の暖かさで、ぐんぐんと根を伸ばし始めた。出てきた根は白くて細く、猫の髭のようでとてもかわいい🐈

この冬は家族のイベントが多く、なかなか自分の時間を持てずにいた。仕事や趣味の時間をセーブすると、まるで地球に自分が存在していないような気持ちに襲われる。そんなことはないとわかっていても、不安に駆られることもあった。

そもそも、ひとりの時間が好きだからなのか、家族のことをしていると、「人生、これで合ってる?」という妙な不安がつきまとう。私だけなのだろうか。私だけじゃないはずだ。そうすると、今世紀までよく人類は家族を作り、繁栄し続けたなと感心する。マメヅタカズラのように、じっくりと育まれているものがあると信じなければやっていけない。

もうすぐ4月。根を生やしたマメヅタカズラを見ると、人生には巻き戻しなんてないと励まされる。心の内にたまっていた不安が、少しずつほぐれていくような気がした。

最近の飼い猫おいどんの様子

いつも変な寝相です。


▷「家族が家族じゃなくなる家」を設計した人はこちら

余白が生み出す、豊かな暮らし——「引き算」のリノベーション – リノベをマナブ。 #103

エントリエでは、これまでたくさんのお客さまの「好き」を形にするリノベーションを手がけてきました。色や素材、ディテールにこだわり、自分らしさを詰め込んだ空間が生まれる一方で、余白を大切にすることで際立つ個性もあります。

たとえば、あえて飾りすぎず、シンプルに整えた空間。そこに置かれた家具や暮らしの工夫が、住む人の個性を自然と引き出してくれます。

今回は、そんな「引き算」 によって生まれる豊かさをテーマに、リノベーション事例を紹介します。

引き算でつくる心地よさ

白い壁、コンパクトなキッチン、すっきりとした収納。シンプルだからこそ、暮らしの中の本当に大切なものが引き立ちます。「足す」だけでなく、「引く」ことで見えてくる豊かさもあります。

例えば、エントリエ建築士 鈴木栄弥が担当した事例『イメージは白い箱。余白が生み出す「ひかり」と「ゆとり」がある住空間』のIさま邸。

「削ぎ落とすことで生まれる個性がありますよね。何かを付け足すのも一つの方法ですが、それにはコストや手入れの手間がかかるもの。だからこそ、不要なものを減らし、本当に大切なものだけを残すことで、その人らしさが際立つこともあります。

例えば、Iさま邸では、“普通はあるもの”を見直し、優先順位をつけながら取捨選択することで、空間に個性を生み出しました。具体的には、極力ドアをなくし、部屋の境界そのものを工夫することで、開放感とつながりを持たせています。 余白を活かすことで、住まいの表情がより豊かになりました(鈴木 栄弥)」

Iさま邸リビング。写真右のR壁奥には、Iさまご主人の書斎が。

この考えのもと、Iさまの住まいでは、他にも次のような選択がありました。

キッチンの飾り棚をやめる
洗面台下の収納をなくす
テレビを置かない

「キッチンの飾り棚をやめたり、洗面台下の収納をやめたり、テレビもやめたり。そうして無くしていくことで、逆に個性的になっていくんです。面白いですよね。普通はあるものをなくしてるから、ちょっと違和感が生まれる。それが自分たちらしさになっているかもしれないなって(奥さま)」

「色や素材はシンプルですが、Iさまらしさを感じます。」 と鈴木も語るように、削ぎ落とすことで、逆にその家族の個性が際立つ住まいとなりました。

自分らしさを大切に

リノベーションは、ただ間取りを変えるのではなく、自分らしい暮らし方を見つけるプロセスでもあります。

・何を大切にしたいかを明確にする
・「当たり前」にとらわれず、自分に合った選択をする
・まずはシンプルにして、あとから必要なものを足す

余白を生かすことで、暮らしの可能性が広がり、自分らしさが自然と形になっていきます。リノベーションは、新しい空間をつくるだけでなく、自分自身と向き合う機会でもあります。

家は、自分を映し出す場所。余白を大切にすることで、より豊かな暮らしへとつながります。

「シンプルだからこそ、心地よくなる」——そんな住まいづくりを、エントリエと一緒に考えてみませんか?

やさしいあなたへお手紙を #100 – mayamoonからの日々の芽便

 

オンラインコミュニティ「ノートと種まきして」

2020年2月から「ノートと種まき」というオンラインコミュニティを始めました! メンバーを募集しております。

時をきりとる

新居引越しのお祝いで友人から壁掛け時計をいただきました。素敵なプレゼント、ありがとう!

レムノスのkehaiという壁掛け時計です。

赤丸の秒針がゆっくり動いているのをぼーっと眺めて見ていられるようにベッドからも見える位置に飾りました。
ぼんやりとした文字盤。なんとなく緩やかに時が流れている気がします。

ルームツアー

sevenのお部屋を紹介するルームツアーを行いました!

お部屋の全体を動画でご覧いただけます。

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