小学生のころから一緒に過ごした大切な家族の大型犬の「れい」。とてもお利口でかわいらしい彼女の存在は、その後のわたしの人生において、どうぶつへの深い愛情を育むきっかけとなりました。大学卒業後にはじめた「どうぶつブローチ作家のSHIKKA(シッカ)」としての活動では、樹脂粘土を使い、さまざまなどうぶつをモチーフとした作品づくりをしています。

自然と興味関心がどうぶつに向かったのも、彼女がくれた経験が影響しているからだと感じています。

SHIKKAのコンセプトは、丁寧につくること、そして、どうぶつたちのぬくもりや柔らかさを表現すること。自分自身がどうぶつたちから感じとった魅力を、SHIKKAらしく表現し、手に取った方に小さな幸せを届けられるようなものづくりを心がけています。

どうぶつたちがくれる、作品へのインスピレーション

“どうぶつたちの魅力”を感じるには、日々、愛猫と実家の愛犬とのコミュニケーションが欠かせません。普段から写真を撮ったり、触れ合ったりすることで、どうぶつたちのことをよく知ることができます。

もちろん、自分の家族だけではありません。

例えば、よく足を運ぶ円山動物園。顔周りの毛が長くモッフモフで、丸っこい体型が愛らしいヒマラヤグマのミナミちゃんとトモちゃん。クマのブローチのデザインは、ふたりをイメージして制作したものです。

写真や映像からは伝わりきらない魅力を、作品の表現に込めています。

SHIKKAらしいどうぶつの可愛らしさを追求して

作品づくりは、ライフワークです。

ときには思うように作品が仕上がらず、計画が上手く進まずに苦しいこともあります。それでも時間ができたときにはどうぶつのスケッチをしたり、次につくりたいものをイメージしたりしています。

また、お客さまとのやりとりも活動の励みとなっています。

特に、コロナ以降減ってしまった対面でのイベントですが、今年に入り、久しぶりのイベント出展が叶いました。SHIKKAの活動を待ち望んでくださっていたお客さまがたくさんいて、感激と喜びに溢れた場となったのです。ネット販売では「自分のペットに似ている」と大切にお使いくださっている声をいただくこともあります。

今後は、イベント出展のときのみの取り扱いである張子作品の制作も増やしていこうと考えています。ブローチは色ムラなく美しく仕上げるため、塗料による着色はせずに粘土の色と形だけで制作。一方で、張子は粘土でつくったベースに幾重にも和紙を重ねて、最後に絵の具で着色をして仕上げることになります。

それぞれへのこだわりと違った魅力があり、表現の幅が広がることを実感中です。これからも「SHIKKAらしいどうぶつの可愛らしさ」を追求していきます。

イベントのお知らせ:2023/9/1~29 @ 江別 蔦屋書店

江別 蔦屋書店(北海道江別市牧場町14−1)にて、2023年9月1日〜29日道内作家の作品を集めたフェアが開催され、SHIKKAのどうぶつブローチ作品も並びます。お近くの方はぜひ、足を運んでください!

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