「自分を大切にしてね」といわれるたび、常々、難しいなと思う。
たとえば美味しいものを食べること?自分を否定する言葉を使わないこと?どれも確かにそうなのだろうけれど、いざ実践しようとすると、そもそもそれ自体ができなかったり、無理にそうしたところで、たいした気分は変わらなかったりする。
そんなとき、好きなPodcast『ゲイで茶を沸かす』を聴いていたら、自分を大切にすることに「部屋をきれいにする」みたいなことがさらっと話されていた。
最近は疲れに任せて、部屋が荒れ果てている。水まわりと毎日使う場所だけはどうにか最低限のレベルを保っていたけれど、畳んだ洗濯物はしまわれることなく、部屋の一角に積み上がっていた。
Podcastの言葉に背中を押され、手始めに、その洗濯物を衣装ケースにしまう。床にモノがなくなった自室を見て、少しだけやる気が出る。
次に箒作家・吉田慎司さんのアトリエで購入した自慢の箒と、義父母から借りパク中のケルヒャーを取り出した。箒で砂や埃を掃き出し、玄関についた泥を水圧で落としていく。跳ね返った水を浴び、みるみる色が変わっていくタイルを眺めているうちに、ザワザワしていた心も少し静かになっていった。

きれいになった玄関! 心なしか気持ちもすっきり。
ご自愛という言葉は、もう少し特別で、優雅なものだと思っていた。けど、掃除に「ご自愛」のお墨付きがあれば、簡単に自分を大切にできるのでは。なんだかものすごいことに気がついてしまった!
と同時に、部屋をいつも綺麗に保っている友人の顔を思い出す。「あたりまえだよ」と言われるだろうと思い、ここ最近の自堕落をひとり反省。

でも、そう思うと、なんだか自分も丁寧に暮らせる気がしてきた。
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鈴木 栄弥 / Suzuki Emi
2級建築士、カラーコーディネーター、福祉住環境コーディネーター、ファイナンシャルプランナー
静岡県富士市出身、1990.7.27生まれ。
日本女子大学 家政学部 住居学科 卒業。…
小学生の頃から間取りやミニチュアが好きで、建築模型がつくりたい! と、建築士になることが夢に。
ビルや建物ではなく、人が住む家のことを中心に学びたいと思い、住居学科で学び、
「人が楽しく暮らす住まいをつくりたい」という思いで就職しました。
現在は、エントリエで設計営業 兼 マガジン編集長として所属。気軽に「エイミー」と呼んでください!
わたしの手掛けるお家は、どれも決まったテイストはありません。
住まい手の体温を感じられるテイストに仕上げることが得意です!
●全国ジェルコデザインリフォームコンテスト
2024年 玄関・ホール部門 全国最優秀賞 受賞
2023年 リビングダイニング部門 全国最優秀賞 受賞
2020年 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会会⾧賞 受賞
2020年 個室部門 全国優秀賞 受賞
2019年 リビングダイニング部門 全国優秀賞 受賞
●ジェルコ関東甲信越支部リフォームコンテスト
2022年 デザイン部門 キッチン賞 受賞
2021年 デザイン部門 優秀賞 受賞
2020年 デザイン部門 優秀賞 受賞
●RoomClip全国理想の住まいコンテスト
2022年 1000万円以上部門 全国最優秀賞 受賞
2021年 500万円以下部門 特別賞 受賞
2020年 500万円以下部門 全国優秀賞 受賞


