北島 一広
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北島 一広 / Kitajima Kazuhiro
設計営業・ジェネラルマネージャー
リノベーション歴25年。子ども時代は、布団屋さんを営んでいた両親の背中を見て育ち ました。今まで様々な設計を通してたどり着いたルール、それは、「ゼロベース」。固定概念や思い込み、売り込みや効率を一度無視して、お客様の言葉と自分の信念だけを考えて設計する事。そこに新しい発見や驚きがあります。それこそが、人を喜ばせるトキを創り出せると思います。

みなさん、こんにちは。エントリエのジェネラルマネージャー、北島です。リノベーションを始めて、もう20年。デザインリフォームが大得意で、コンテストでは賞をとったこともあります。

今日はそんな業界歴の長い僕が「新築と中古物件は、どちらが得なのか?」というお悩みを解決する考え方をお伝えします。お役に立てたらうれしいです。

SUMMERY
新築と中古物件、どちらがいいか? を考えるポイント

  1. 中古物件をリノベーションするメリットは「コスト」。
  2. 中古物件のデメリットは「住宅性能の低さ」。
  3. 必要な住宅性能に重点を置くことが大事。

新築と中古物件、どちらがいいか? 考えるポイントを解説

中古物件をリノベーションするメリットは「コスト」

中古物件を購入し、リノベーションをすると新築を購入するより安く済みます。ただ新築の半額でできるかといえば、そこまでではありません。

詳細に解説してみますね。

例えば、1軒の家があります。

すべて壊し、新しく家を建て直すと、解体費用と家の基礎からの建築で3000万程度かかるとした場合、同じ家をリノベーションしてきれいに住めるようにすると、おおよそ2000万程度になる。

そんなイメージです。

またリノベーションは「自分たちの好きなようにできること」もメリットです。いわゆるオーダーメイドが可能なんですね。

新築では間取りもお風呂もキッチンも決まったものしかありませんが、リノベーションでは自由にカスタマイズできるのも特徴です。

中古物件のデメリットは「住宅性能の低さ」

もちろんリノベーションもカスタマイズをしすぎると、新築物件との差がなくなってきてしまうのが中古物件をリノベーションする際のデメリットです。

こだわりすぎるとお金がかかりすぎるんですね。

また、中古物件は「住宅性能が低い」というデメリットもあります。

住宅性能は、耐震性、気密性、断熱性などの物差しがありますが、中古物件で住宅性能を新築レベルまで上げようとするとたくさんコストがかかったり、そもそも実現できないということもあります。

大事なのは「現在の住宅の性能レベルが、どのくらいなのか?」ということです。

  • ある程度のレベルに引き上げるために、300万かかる
  • 新築と住宅性能を同じにするために、800万かかる

どのレベルまで引き上げるかで、かかるコストが変わります。

また「工期」もリノベーションする場合と、一度すべて壊して新しく建て直す場合では、新しく建て直すほうが早いケースがあります。

同じ作業でも、リノベーションだと時間がかかると思ってもらうといいですね。

必要な住宅性能に重点を置くことが大事

新築と中古物件、どちらがいいか考えるには「自分たちに必要な住宅性能に重点を置く」と答えが見えてきます。

新築とすべて同じにしようとすると、中古物件をリノベーションするメリットがなくなってしまいます。

自分たちに必要な住宅性能を改めて考えながら、おうちづくりのパートナーを選んでいきましょう。

北島 一広
設計営業・ジェネラルマネージャー

北島 一広 / Kitajima Kazuhiro

たじぃー

2級建築士、インテリアコーディネーター、インテリアプランナー

リノベーション歴25年。
子ども時代は、布団屋さんを営んでいた両親の背中を見て育ちました。
今まで様々な設計を通してたどり着いたルール、それは、「ゼロベース」。
固定概念や思い込み、売り込みや効率を一度無視して、お客様の言葉と自分の信念だけを考えて設計する事。
そこに新しい発見や驚きがあります。それこそが、人を喜ばせるトキを創り出せると思います。

ジェルコデザインリフォームコンテストマンション部門 全国最優秀賞受賞

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