家族とエントリエ - LIFE STORY - #98
理想を細部までかたちに。開放感とこだわりが息づく住まい | リノベーション事例 #98


海外での生活を経て、帰国後は「自分の理想の住まいをつくりたい」とリノベーションを決意されたTさま。インダストリアルなデザインを軸に、開放感のある間取り、こだわりの素材や照明計画など、「こうしたい」と丁寧に向き合い、一緒にカタチにしました。暮らしやすさと自分らしさが共存する住まいです。
物件について
| 所在地 | 東京都葛飾区 |
| 建物種別 | マンション |
| リノベ面積 | 72㎡ |
| 費用 | 1700万 |
| 時期 | 2025年 |
暮らす家族
Tさま
話し手
Tさま
担当スタッフ
北島 一広、中田 浩江
リノベーションのきっかけを教えてください。
Tさま:しばらく海外にいて、日本に帰る前から「帰国したらリノベーションをしたい」とずっと思っていました。きっかけというより、もともと長く願っていたことだったんです。新築マンションも検討しましたが、考えていたような間取りや設備がなかなか見つからなくて、「だったら私が作りたい」と。帰国後しばらくして物件を購入し、リノベーションを始めました。

エントリエを知ったきっかけは何でしたか?
Tさま:業者さん選びは一番難しいところですよね。私もWebでかなり調べて、資料請求をしたり、事例をたくさん見ているうちにエントリエを知りました。何社か実際に話を聞く中から 、最終的にエントリエに決めました。
エントリエで気になった事例はありましたか。
Tさま:靴をたくさん持っている方の事例が印象に残っています。もちろん、その家ごとの雰囲気はオーナーさんの意向によるものだと思うのですが、こういう「ちょっと奇抜な要望にも応えてくれる会社なんだな」という印象がありました。通り一遍ではなく、施主の意図を汲んでくれそうだなと感じたところも、エントリエにした理由のひとつです。
北島をご指名いただいたと伺いました。
Tさま:事例を見て、ご経験が豊富な方だと感じたのが大きいです。私の中で「こうしたい」がかなりあったので、それをしっかりと形にしてくれる人がいいなと思っていました。
お話ししたときの印象や、こちらの話を聞いて汲んでくださる感じがよかったです。いい事例があっても、やっぱり担当者の方と合わないといいものは作れないと思うので。最終的には図面案を3種類くらいいただいて、それも含めて総合的に考えて、エントリエさんにお願いしようと決めました。
before

after

どのようなご要望を伝えたのでしょうか。
Tさま:インダストリアルなテイストをベースに、グレーや黒を使いたいというイメージを伝えました。間取りや部屋数、照明の位置など、細かくお願いしていたと思います。
あとは、狭いのが苦手なのでLDKは広くしてもらいました。ダイニングとリビングは、友人が来たときに一人だけ孤立しないように、つながりを感じられる形にしたいと伝えました。

ワークスペースにもこだわりを感じます。
Tさま:在宅で仕事をしているので、ワークスペースはかなり重視して。机のサイズも最初から決めていて、その寸法に合わせてスペースを設計してもらいました。印象的なのは、L字につないだワークスペースの内窓です。リビングに入ったときに視界が抜けて、より広く見えるようにしたくて。そのために、窓同士をつなぐ部分に壁が入って分断して見えてしまうのが嫌で、窓枠と同じ色の柱を入れてL字でつないでほしいとお願いしました。


担当者とはどのようにコミュニケーションをとっていたのでしょうか。
Tさま:毎週土曜日に4時間くらい、休みなしで打ち合わせをしていました。終わる頃にはお互いぐったりして「今週も終わりましたね」という感じでしたが、大変でもあり、すごく楽しい時間でもありました。机上の打合せだけでなく、北島さんと一緒に担当してくれた中田 浩江さんと3人でショールームに行ったりもしました。
要望通りにいかない部分を一緒に考える時間も印象に残っています。たとえばワークスペースの窓は、本当は天井までにしたかったのですが、既製品では限界があって。費用との兼ね合いもある中で、どう納めるかを何パターンか出してもらって、一緒に悩みながら決めていきました。

印象に残った提案はありますか。
Tさま:こちらが「こうしたい」と言うと、それに対して「こういう方法があります」「こういう職人さんがいます」と、具体的に提案いただいたのが印象に残っています。
たとえば玄関の壁に絵を飾りたいけれど、穴は開けたくないと相談したときに、「マグネットシートを貼りましょう」と提案してくださいました。そういうふうに、デザインの希望をそのまま受け取るだけでなく、実現する方法に落とし込んで提案してくれたのがありがたかったです。

機能面では、暑さ対策として内窓を入れる提案もしていただきました。在宅で仕事をする時間も長いので、ワークスペースが快適なのも嬉しいですし、内窓や断熱材を入れたことで、夏もかなり過ごしやすくなりました。
うちは西日が強い部屋なので、結果的にこれがすごく効いていて、住んでから快適さを実感しています。冬は昼間エアコンをつけなくても暖かいくらいです。騒音もかなり軽減されていて、静かに過ごせています。
廊下の照明やトイレも特徴的です。
Tさま:ホテルみたいに壁際に寄せた照明がすごく雰囲気が出てるんですよね。海外生活をしていたときにホテルで見て、かっこいいなと思ったのがきっかけです。
トイレは赤と黒の色使いと照明で遊びました。壁紙はサンプル取り寄せたり、照明選びではショールームにも行きました。


住んでみて、暮らしにどんな変化がありましたか。
Tさま:やっぱりすごく落ち着きます。自分の好きなものだけに囲まれて暮らしているので、贅沢だなと思いますし、満足度が全然違います。新築の良さもありますが、リノベーションはいちから自分で決められたことがすごくよかったなと思っています。
広くしてもらったLDKで友人とご飯を食べたり、料理をしたりする時間も自然に生まれています。キッチンとリビングのつながりを大事にしたので、みんなで同じ空間にいながら過ごせるのがいいですね。全体として、好きな間取り、好きな材質、好きな色で暮らせることの心地よさを日々感じています。


北島 一広 / Kitajima Kazuhiro
2級建築士、インテリアコーディネーター、インテリアプランナー
リノベーション歴30年。
子ども時代は、布団屋さんを営んでいた両親の背中を見て育ちました。…
今まで様々な設計を通してたどり着いたルール、それは、「ゼロベース」。
固定概念や思い込み、売り込みや効率を一度無視して、お客様の言葉と自分の信念だけを考えて設計する事。
そこに新しい発見や驚きがあります。それこそが、人を喜ばせるトキを創り出せると思います。
ジェルコデザインリフォームコンテストマンション部門 全国最優秀賞受賞
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