家は私たちの財産であり、家族と健康を守るもの! いつもこんなメッセージを伝えている、住間収納プランナーで1級建築士の小林めぐみです。小学2年生の男の子を育てる、働くママである私が“楽して片付くお家の作り方”をご紹介します。
お客さまとの出会いで、収納に困っている場面に出くわすことがたくさんありました。そのため、私は収納について勉強し、お客さまの生活や性格に合ったプランをご提案しています。
今回は、片付く家になる4つのポイントをお話しします。
SUMMERY
片付く家になる4つのポイント
- 整理収納を楽にするのは……
- 間取り
- 収納場所
- 物の整理
- 収納用品
整理収納が楽になる4つのポイント
1.間取り
1つ目は間取りです。間取りには正解はなく、人それぞれの生活に合うものがあります。例えば起床から就寝までの生活リズムから「帰宅→コートをかける→鍵を置く→中に入って手を洗う」というような細かい動線。ただ間取りって、家をつくり変えないかぎり難しいですよね。リノベーションや家の買い替えでは、「間取り」について考えてもらえるといいのではないでしょうか?
2.収納場所
2つ目は収納場所です。「使う場所にそのものをしまう収納がある」ことが大切。つまり、出したらしまうさできるスペースがちゃんとあるか。よく出しっぱなしになってしまうものは、掃除機・アイロン・調味料などが考えられます。みなさんのお家にはちゃんとしまう場所がありますか?
3.物の整理
3つ目は物の整理です。いる・いらないを区別する。例えば、2年以上着ていないお洋服、ずっとお家のクローゼットにありませんか? 紙袋も、押し入れの中に詰め込んでいませんか? 賞味期限切れの食品、ストックありませんか? 1度見直してみると、お家の中がスッキリします。
4.収納用品
4つ目は収納用品です。物に合わせた収納用品が必要です。これがないと、結局は収納の引き出しの中でものが散らかって、探しにくくなってしまいます。食品ストックの収納って、すごく難しいですよね。しっかりとした収納用品がないと、すぐに賞味期限切れのものが増えてしまいます(整理収納方法は。また、このコーナーでお部屋ごとに細かく紹介していきますね!)。
小林めぐみがこだわりが詰まった自宅を紹介!
今回ご紹介した4つのポイントを抑えた、実際に私の家族が生活する脱衣場兼洗面所をご紹介します。
1.生活動線
キッチンの隣に配置したランドリールームは、家事の動線がとっても楽になります! 例えば、朝食の支度をしながら、洗濯機を回しにいく。音が聞こえるので終わりの合図もバッチリ聞こえてきます。
また、洗濯に必要な物の収納場所にもこだわりました。物干しを取り出し、(洗濯物を)かけて、干して、乾かす。この一連の動作が同じ場所でできるのはとっても楽ですよ!
2.収納用品・収納場所
洗濯するときの洗剤が棚だけだと出しっぱなしになってしまいますが、収納してしまえばスッキリ! 私は、詰め替え用洗剤を詰め替えるのも面倒なので(笑)、そのまま使ってしまいます。
折りたたむと40cmほどある物干しには、高さと奥行きが有効でした。
もののサイズに合った収納って大切ですね。
以上、今回は「楽して片付くお家づくり」の工夫について、4つのポイントを紹介しました!ぜひ、皆さんのお家でも見直してみてくださいね。
小林 めぐみ / Kobayashi Megumi
1級建築士、住空間収納プランナー、木耐協耐震技術者
住宅・店舗の設計や施工管理などの経験をしながら1級建築士の資格取得。…
「やっぱり住宅に深く関わりたい!」と、
工務店で住宅リノベーションを中心に設計と施工を一貫で担当していました。
お客さまが収納に困る場面に何度も出くわしたことをきっかけに収納プランナーの資格も取得。
子育てをしながら働く中で、新しい事業の展開や女性の働き方に柔軟なホームテック株式会社に出会いました。
今までの経験を活かし、エントリエでお客さまをHAPPYにする住まいを届けます!
受賞歴
『2023年ジェルコ リフォームコンテスト 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞』受賞
『2020年リフォームコンテスト関東甲信越支部 優秀賞』受賞
『2019年RoomClip全国理想の住まいコンテスト1000万円以上の部 全国優秀賞』受賞
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