みなさん、こんにちは。2級建築士、インテリアコーディネーターの二見です。今日はご質問が寄せられた、今流行りの「ジャパンディスタイル」について、どんなスタイルなのか分かりやすく解説していきます。
SUMMERY
後悔しない、間取り変更の考え方
- 「ジャパンディ」はジャパンとスカンジナビア、日本と北欧のミックス
- ジャパンディスタイルのポイントは「アクセント」を入れること
- ひとつのテイストでも、好きなもので見た目が変わる
似たような空間を避けるために、アクセントを入れて空間にメリハリを
「ジャパンディ」はジャパンとスカンジナビア、日本と北欧のミックス
ジャパンディはジャパンとスカンジナビア、日本と北欧のミックスされたテイストの造語。
きれいすぎず、温かみのある素材感としてリネンや和紙、自然素材を使います。色味的にはアースカラー、グレージュなど淡い色味にすると洗練された空間。北欧のおうち時間を大事にする考え方と、日本の昔ながらの畳や障子を融合したようなイメージです。
同系色だけでなく、木のぬくもりやリネンなどの素材感を取り入れるのがジャパンディスタイルの特徴となっています。
ジャパンディスタイルは基本的に白やアースカラー、グレー、ベージュを基調とするので似通った色になりがちですが、そんな色の中でもアクセントを入れていくことで空間にメリハリが出てきます。
今回は、わたしが担当したお施主さまでジャパンディスタイルをご希望いただいたNさまご夫妻の写真を使ってお伝えしていこうと思います。
Nさまご夫妻の施工事例はこちら▶︎
《日本×北欧テイストが美しい。ジャパンディスタイルを取り入れたお家 | リノベーション事例》 家族とエントリエ LIFE STORY #47
ジャパンディスタイルのポイントは「アクセント」を入れること
白やアースカラー、グレー、ベージュなど、すべて淡い色だけで構成するとモダンな空間になってしまいます。
そこで、どこかに木目を入れてみましょう。
例えば白木っぽい木目を入れることで、ジャパンライクな和モダンの要素を入れることができます。
ほかにはダイニングの上に和紙のペンダントライトをアイコンとしてコーディネイトするのもいいですね。淡い色味や素材感があるため、全体の色のバランスを配置していくのがポイントになります。
壁紙や扉、床の色だけではなく家具やカーテン、ファブリックも含めて全体でコーディネートしながらバランスを見ていくのがおすすめです。
カジュアルに木目を入れ、温かみのあるナチュラルなインテリアテイストと、ミニマルでモダンなすっきりしたインテリアテイスト。
ジャパンディは、そのちょうど中間のようなテイストなのでどちらの雰囲気も好きな方にはフィットするテイストだと思います。
ひとつのテイストでも、好きなもので見た目が変わる
私も、北欧テイストがすごく好きです。
北欧テイストの中にもいろいろあり、カラフルに色を入れていくテイストもあれば、今回のようなきれいめな色のテイストなど、見た目の印象が変わることもあります。
好きなインテリアテイストがある方、まだない方、いろいろなテイストの施工事例をぜひチェックしてみてくださいね。
二見 奈々絵 / Futami Nanae
2級建築士、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター
神奈川出身 1989年生まれ
法政大学 デザイン工学部 建築学科卒業…
幼い頃からモノづくりが大好きで自分の生み出したものが長年残る仕事がしたい!と建築を志す。
建築を学ぶ中でより身近な住宅設計に興味を持ち、大学卒業後は大手リノベーション会社に就職。
お客様と直接関わりながら設計・施工を一貫で行う大規模なリノベーションを経験する。
型にハマった提案だけではなく、より自由でワクワクする住まいを設計したいと思っていた矢先、
エントリエと出会う。好きなものを詰め込んだ空間づくりが得意。
リノベーションで住まう人にとっての最高の住空間を提供することに幸せを感じている。
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