totonoe LETTER #11 カレンダー
********************
少しずつ来年に向けて準備をする。
今年に悔いが残らないように。
適当に済ませてしまわないように。
毎日を大切に。
********************
11月になると、文具売り場に
カレンダーや年賀状がずらっと並び始めますね。
紙モノ大好きな私にとっては至福な光景。
カレンダー選びは来年1年間の
お部屋の相棒を決める一大事。
今までは自分の部屋のカレンダーは
自分の好きな物を選んできました。
今年は一緒に買い物に行った際に
リビング用のカレンダーを買うことに。
実用性重視 対 見た目重視
今まで、暮らしはじめてほとんど
意見が割れたことがなかった私たちですが、
まさかのカレンダーは全然決まらない(笑)
家具など大きな買い物では、自然とお部屋のテイストに合わせて
値段や機能も妥当なラインで、と考えていたので
特段もめることもなかったんですね。
逆にいえば、機能も値段も大差のないカレンダーって、
とても個性が出るのだなとも思いました。
携帯でスケジュール管理する私は
日付が確認できるポスターのような感覚で使っていました。
なので記入欄の多い物が良いという感覚がわからない。
むしろ文字を書いたカレンダーの生活感が、
苦手だったのだと気が付きました。
カレンダーって、
その人のことが良くわかる一品なのかもしれません。
思い返せば、普段から自分の買い物を全然しない母は
いつももらい物のカレンダーを使っていたし、
骨董品が好きな祖父母は、布製の掛け軸のようなカレンダーを使っていました。
誰かと物を選ぶ行為は
自分の価値観を知るきっかけになるのだと思います。
そして、1つ1つ積み重ねていくことで、相手の価値観も知っていける。
今の自分を知りながら、これからの自分に思いをはせる。
夜が長くなると、自然とそんな時間が増えていきます。
年末に向けて毎日使う物を整えながら
過ごしていきたいなと感じる今日この頃です。