大里 めぐみ
記事を書いた人
大里 めぐみ / Osato Megumi
幼稚園の時の担任の先生に憧れて、教師の道へ。都内私立幼稚園で担任や学年主任、 地域子育て支援を行う中で沢山の子ども達・保護者と関わり、家庭や暮らしに関心が深まっていきました。茨城県出身、大学入学とともに上京。日本女子大学人間社会学部教育学科卒業。「家族みんなが心地よく暮らすお手伝いがしたい」という思いでホームテック株式会社に就職。現在は、エントリエ事業部で営業、イベント・WEB担当として所属しています。「まあむ」と呼んでください!

totonoe LETTER #6 私だけの宝物

********************

シロツメクサの冠は
あの頃
どんな宝石で飾られた冠よりも素敵なモノだった

********************

物の価値って
いったいどうやって決まるのでしょうか。

私は小さい頃から工作が大好きで、
可愛い空き箱や包み紙、リボンを
たくさん集めて工作の材料にしていました。
他の人から見たら、いらないモノかもしれませんが
私には宝物でした。

出しっぱなしの廃材をみかねた母に
「この箱の中
あなたの好きにして良いよ。
ただし、箱に入る量までね」と
大きな段ボール箱を用意してもらい
せっせと詰め込んでいたのを覚えています。

自分にしかわからないモノの価値を
認めて尊重してもらえたこと、
管理を任せてもらえたことが嬉しかったのを
今でもよく覚えています。
(もしかしたら母は
訳の分からない基準でモノを集め、
捨てると怒る娘にお手上げだっただけかも(笑)

けれど、今振り返ると
置き場所は母が決めていました。

☆工作をする机があるリビング
☆すぐにしまえる扉のない棚
☆箱が大きいので取り出しやすい、いちばん下の段
☆そして、箱に入る量というルール

そして、自分で管理できる範囲で任せてくれたことで
モノを所有する感覚が身についた気がします。

もう段ボールではなくなりましたが、
今も私のお家には工作箱があります。

ものを片付けるときに分類したり、
種類ごとに箱に入れたくなるのは
このおかげなのかも。

お片付けも勉強やスポーツと同じで
何も教わらずに上達するのではなく
教えてもらいながら
身につくものなのかもしれないですね。

自分や家族のお片付けレベルは
どのくらいなんだろう。

そこから考えてみると、
暮らしやすさが整っていくのではないでしょうか。

また、お子さんにお片付けを任せるときは

ぜひ、お子さんの大切にしているものから
任せてみてはいかがでしょうか。

リノベーションについての
ご相談はこちら

住まいのこと、
お気軽にお話しください!
お話して理想の暮らしについて
一緒に考えてみましょう!